JPS644455B2 - - Google Patents

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JPS644455B2
JPS644455B2 JP57176231A JP17623182A JPS644455B2 JP S644455 B2 JPS644455 B2 JP S644455B2 JP 57176231 A JP57176231 A JP 57176231A JP 17623182 A JP17623182 A JP 17623182A JP S644455 B2 JPS644455 B2 JP S644455B2
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JP
Japan
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blood collection
collection tube
gas
sealed
permeability coefficient
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JP57176231A
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JPS5967934A (ja
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Masaaki Kasai
Yoshimitsu Asada
Kenji Ishikawa
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Terumo Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 技術分野 本発明は、減圧採血管に関するものである。詳
しく述べると、減圧度の長期維持が可能な減圧採
血管に関するものである。 先行技術 減圧採血方式は溶血や凝血が小さく、また汚染
や水分蒸散が少ない検体が得られ、また効率面で
は採血準備や器具の管理が単純化できるので広く
使用されている。しかして、このような減圧採血
方式において使用される減圧採血管は、管状容器
と穿刺可能な密封用ゴム栓とからなり、その密封
容器内は減圧されており、採血針の一端を血管に
穿刺後、他端を前記ゴム栓に穿刺して密封容器内
部と連通させることにより該容器内の負圧により
血液が流入して採血されものである。このような
減圧採血管としては、従来、管状容器としてガス
透過性がなくかつ透明性の良好なものとしてガラ
ス製管状容器、また止栓としてガス透過性が低く
かつ穿刺可能なものとしてブチルゴム製栓よりな
るものが使用されてきた。 しかしながら、ガラス製管状容器は、保存また
は運搬中、もしくは使用中に破損しやすく、また
重いという欠点があつた。このため、軽量で透明
な合成樹脂製管状容器の使用について検討を行な
つたが、合成樹脂は大なり小なりガス透過性があ
るので、長期間の保存中に周囲の雰囲気ガス、例
えば空気が密封された減圧採血管内に透過してし
まい、この結果、採血管内の圧力が上昇して所定
の減圧採血ができないことが判明した。このた
め、合成樹脂製減圧採血管を使用しようとすれ
ば、減圧包装容器内に保存する必要があつた。し
かるに、減圧包装容器による保存は、包装容器が
減圧容器であるために、極めて高価であるうえ
に、密封および開缶に著しく手間がかかるのでコ
スト高となるという欠点があつた。 また、ブチルゴム製栓体のベースとなるポリマ
ーはそれ自身では製品として必要な物性を有して
いないため、硫黄、加硫促進剤等の助剤を添加す
る等複雑な工程を経なければならないとともに、
製造時に再生利用のできないバリ部分が多く、生
産ロスも大きくなる等の欠点があつた。よつて熱
可塑性エラストマーを含み再生が可能な材質とす
ることができるが、この材質は栓体としてブチル
ゴム製のものよりもガス透過性が大きいという欠
点があつた。 発明の目的 したがつて、本発明の目的は、新規な減圧採血
管を提供することにある。本発明の他の目的は、
減圧度の長期維持が可能な減圧採血管を提供する
ことにある。 これらの諸目的は、一端が閉塞しかつ他端が開
口した管状部材と、該開口端を密閉した穿刺可能
な栓部材とよりなる採血管と、該採血管を収納し
た密封容器とよりなり、該採血管を構成する部材
の少なくとも一方の材質に対する透過係数が該採
血管外雰囲気よりも高いガスを該採血管内に封入
しかつ減圧状態に保つてなる減圧採血管により達
成される。 また、これらの諸目的は、一端が閉塞しかつ他
端が開口した管状部材と該開口端を密閉した穿刺
可能な栓部材とよりなる採血管と、脱酸素剤と、
該採血管および該脱酸素剤を収納した密閉容器と
よりなり、該採血管を構成する部材の少なくとも
一方に対する透過係数が該採血管外雰囲気よりも
高いガスを該採血管内に封入しかつ減圧状態に保
つてなる減圧採血管によつても達成される。 また、本発明は、該採血管を構成する部材の少
くとも一方の材質に対するガス透過係数が採血管
内封入ガスの透過係数をAおよび採血管外雰囲気
ガスの透過係数をBとしたときに20B>A>
1.0B、好ましくは10B>A>4Bである減圧採血
管である。さらに、本発明は、採血管内封入ガス
がヘリウム、アルゴン、ネオン、酸素、炭酸ガ
ス、一酸化炭素、エタンおよびプロパンよりなる
群から選ばれた少なくとも1種のガスである減圧
採血管である。また、本発明は、採血管内封入ガ
スがアルゴンまたは炭酸ガスである減圧採血管で
ある。本発明は、管状部材が合成樹脂製である減
圧採血管である。また、本発明は、合成樹脂がメ
チルメタクリレート樹脂である減圧採血管であ
る。さらに、本発明は、栓部材が熱可塑性エラス
トマーと、ポリイソブチレンと、部分架橋ブチル
ゴムとの配合物よりなるものである減圧採血管で
ある。 発明の具体的説明 つぎに、図面を参照しながら本発明を詳細に説
明する。すなわち、第1図に示すように、本発明
による減圧採血管1は、一端が閉塞しかつ他端が
開口した管状部材2と、該管状部材2の開口端3
を密閉した穿刺可能な栓部材とよりなるもので、
該減圧採血管1は、第2図に示すように、必要に
より使用される脱酸素剤11とともに密封容器1
2内に収納されている。しかして、前記減圧採血
管1の内部空間5には、該減圧採血管1の採血管
を構成する部材の少なくとも一方の材質、すなわ
ち管状部材若しくは栓部材あるいはその両方に対
する透過係数が前記密封容器内雰囲気ガスのそれ
よりも高いガスが封入されかつ減圧状態に保たれ
ている。 この管状部材2を構成する部材としてはガラス
以外に合成樹脂として、できるだけガス透過性の
低いもの、好ましくは窒素のガス透過性が1×
10-10cm3(STP)cm/cm2・sec・cmHg以下、特に
好ましくは0.1×10-10cm3(STP)cm/cm2・sec・
cmHg以下のもので、かつ透明性に優れ、保形性
ないし機械的強度の充分なものがよい。その代表
的なものとしては、一例を挙げると、例えばポリ
メチルメタクリレート、ポリ塩化ビニリデン、ポ
リ塩化ビニル、エチレン−ビニルアルコール共重
合体、ポリエチレンテレフタレート、6,6−ナ
イロン、6−ナイロン等があり、好ましくはポリ
メチルメタクリレート、エチレン−ビニルアルコ
ール共重合体等であり、最も好ましくはポリメチ
ルメタクリレートである。栓部材4を構成する材
料としては、ブチルゴム以外に後述するように使
用時に採血針の穿刺が可能でかつ該採血針の穿刺
により採血針と栓部材との間が緩まないだけの充
分な弾性を有し、さらに再生利用が可能でありし
かも前記管状部材を構成する合成樹脂と同様にガ
ス透過性の低いものが望ましい。この代表的なも
のとしては、例えば熱可塑性エラストマーとポリ
イソブチレンと部分架橋ブチルゴムとの配合物等
があり、好ましくは熱可塑性エラストマーとポリ
イソブチレンと部分架橋ブチルゴムとの配合物で
ある。 該配合物における各成分の組成は、熱可塑性エ
ラストマー100重量部当りポリイソブチレン100〜
200重量部、好ましくは120〜150重量部であり、
部分架橋ブチルゴム100〜200重量部、好ましくは
120〜150重量部である。 熱可塑性エラストマーとしては、エチレン−プ
ロピレンゴム系、ポリエステルエラストマー、ナ
イロンエラストマー系、スチレン−イソプレンブ
ロツク共重合体、スチレン−ブタジエンブロツク
共重合体、ポリブタジエン、熱可塑性ポリウレタ
ン、水素添加スチレン−ブタジエンブロツク共重
合体等がある。ポリイソブチレンは、分子量
15000〜200000、好ましくは80000〜150000のもの
である。部分架橋ブチルゴムは、イソブチレンと
少量(例えば0.3〜3.0モル%)のイソプレンとを
共重合させて得られるブチルゴムを部分架橋して
なるものである。 前記減圧採血管1内の内部空間5に封入される
ガスとしては、採血管の管状部材若しくは栓部材
に対する透過係数が該採血管1外で密封容器12
内の雰囲気ガスのそれよりも高いものであること
が必要で、特に採血管内封入ガスの透過係数をA
および密封容器内雰囲気ガスの透過係数をBとし
たときに20B>A>1.0B、好ましくは10B>A>
4Bの範囲にあるものが望ましい。 前記のごとき封入ガスとしては、例えばヘリウ
ム、アルゴン、ネオン、酸素、炭酸ガス、一酸化
炭素、エタン、プロパン、エチルン、プロピレ
ン、ブタン等があり、好ましくはヘリウム、アル
ゴン、酸素、炭酸ガス等であり、最も好ましくは
アルゴンまたは炭酸ガスである。 本発明で使用される密封容器12は、ガス遮断
性のものでさえあれば特にその形状を限定される
ものではないが、一例を挙げると、例えば第2図
に示すように周縁部にフランジ部13を有する皿
状容器本体14の前記フランジ部13にホツトメ
ルト接着剤を介してピールオープン可能にシート
状蓋体15をヒートシールしてなるものがある。
また、この他にブリスター包装容器でもよいこと
はもちろんである。 このようなガス遮断性の高い材料としては、ガ
ス透過性が0.1×10-10cm3(STP)cm/cm2・sec・
cmHg以下、好ましくは0.001×10-10cm3(STP)
cm/cm2・sec・cmHg以下のものであつて、例えば
二軸延伸ポリプロピレンとエチレン−ビニルアル
コール共重合体と二軸延伸ポリプロピレンとのラ
ミネート、エチレン−ビニルアルコール共重合体
とポリエチレンとのラミネート、ポリ塩化ビニリ
デンとポリエチレンとのラミネート、ポリプロピ
レンとエチレン−ビニルアルコール共重合体とポ
リプロピレンとのラミネート等がある。これらの
ラミネートの総合厚みは50〜1500μm、好ましく
は100〜1000μmである。 脱酸素剤としては種々のものがあるが、一例を
挙げると、例えば炭化鉄、鉄カルボニル、酸化第
一鉄、水酸化第一鉄およびケイ素鉄からなる群か
ら選ばれる少なくとも1種の化合物とハロゲン化
金属(必要により水を含む)とよりなる酸素吸収
剤(特開昭54−37088号)、金属粉をハロゲン化金
属で被覆してなる酸素吸収剤(特開昭54−35189
号)等がある。 このような採血管1を包装容器12に収納する
には、必要により使用される脱酸素剤とともに採
血管1を皿状容器本体14に収納し、ついでホツ
トメルト接着剤層を介して蓋体15をフランジ部
13に当接し、ヒートシールすることにより密封
する。 本発明において前記のごときガスを採血管内に
封入する理由は、つぎのとおりである。例えば封
入ガスがアルゴンである場合、減圧採血管を密封
容器内に保存すると、脱酸素剤がともに収納され
ていれば該密封容器内は実質的に窒素だけとな
る。この場合、採血管内は窒素の分圧は実質的に
ゼロであるので、密封容器内の窒素は採血管を透
過して該採血管内の分圧は増大するが、一方、採
血管内のアルゴンについていえば密封容器内のア
ルゴンの分圧はゼロに近いので、採血管内のアル
ゴンは管外へ透過して密封容器内へ拡散してい
く。しかも、管外より管内へ透過する速度より
も、アルゴンが管内より管外へ透過する速度の方
が大きいので採血管内の全圧は増大せずに、この
ために必要な減圧度が保たれるのである。しかし
ながら、封入ガスの透過係数があまりにも大きす
ぎると、封入ガスが抜けすぎるので、採血管内は
必要以上の減圧度になる恐れがあり、そのため必
要量以上の血液が採取されることになる。したが
つて、前記関係式の範囲内であることが望まし
い。 しかして、本発明による減圧採血管内の減圧度
は、所定の血液が管内に流入するに必要にしてか
つ充分な負圧となるだけのものであればよい。例
えば内容積12mlの採血管の場合、血液を10ml採取
しようとする場合には76×(2/12)cmHgのガス
圧となるように減圧すればよい。なお、前記減圧
採血管内には、必要により予め抗凝血剤を収納し
ておいてもよいことはもちろんである。 具体的作用 以上のごとき構成を有する減圧採血管は、つぎ
のようにして使用される。すなわち、第2図に示
す密封包装容器12から蓋体15を剥離して所定
のガスを封入して所定の減圧度に減圧した減圧採
血管1を取出し、第3図に示すように一端が閉塞
しかつ他端が開口し、該閉塞端部6のねじ穴7に
採血針8を螺着した採血管ホルダー9内に前記開
口部から嵌挿する。この採血針8は、例えば血管
刺通部8aと栓穿刺部8bとよりなり、該栓穿刺
部8bには合成樹脂製のルアーアダプター10で
包装されている。ついで、採血針8の血管刺通部
8bを血管、例えば静脈に刺通し、さらに減圧採
血管1を採血管ホルダー9の閉塞端部6へ押圧挿
入すると、採血管8の栓穿刺部8aがルアーアダ
プター10および栓部材4を穿刺してその先端部
が採血管1の内部空間5に達するので、血管と該
内部空間5とが連通し、該内部空間5内の負圧に
より血管内の血液は減圧度に相当するだけ採血管
1の内部空間5内に流入する。ついで、採血針8
の血管刺通部8aを血管より外すことにより採血
が終了する。 つぎに、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明する。 実施例 1 第1図に示すように、一端が閉塞しかつ他端が
開口した肉厚1mmの管状容器2をポリメチルムメ
クリレートで作つた。一方、熱可塑性エラストマ
ー(1,2−ポリブタジエン)25重量部、ポリイ
ソブチレン(分子量100.000)35重量部および部
分架橋ブチルゴム25重量部、流動パラフイン15重
量部よりなる配合物で栓部材を作り、前記管状容
器2の開口端3に密栓し、該管状容器2内にアル
ゴンを封入し、減圧後(管内圧)150mmHgに保つ
た。このようにして得られた減圧採血管1を、第
2図に示すように包装容器12に収納したのち、
蓋体15をホツトメルト接着剤を介してフランジ
部13においてヒートシールした。このときのポ
リメチルメタクリレートに対するアルゴンの透過
係数は0.5×10-10cm3(STP)cm/cm2・sec・cmHg
であり、また空気の透過係数は0.2×10-10cm3
(STP)cm/cm2・sec・cmHgであつた。このよう
にして作成された減圧採血管1について大気中に
放置後の採血量の経時変化を試験したところ、第
1表の結果が得られた。 実施例 2〜5 実施例1の方法において、アルゴンの代りに酸
素、炭酸ガス、ヘリウムおよび一酸化炭素を封入
した以外は同様な方法を行なつたところ、第1表
の結果が得られた。 比較例 1 実施例1の方法において、アルゴンの代りに空
気2を封入した以外は同様な方法を行なつたとこ
ろ、第1表の結果が得られた。
【表】
【表】 試料 封入ガス 時 後 後 後

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一端が閉塞しかつ他端が開口した管状部材
    と、該開口端を密閉した穿刺可能な栓部材とより
    なる採血管と、該採血管を収納した密封容器とよ
    りなり、該採血管を構成する部材の少なくとも一
    方の材質に対する透過係数が該採血管外雰囲気よ
    りも高いガスを該採血管内に封入しかつ減圧状態
    に保つてなる減圧採血管。 2 該採血管を構成する部材の少なくとも一方の
    材質に対するガス透過係数が採血管内封入ガスの
    透過係数をAおよび密封容器内雰囲気ガスの透過
    係数をBとしたときに20B>A>Bである特許請
    求の範囲第1項に記載の減圧採血管。 3 該採血管を構成する部材の少なくとも一方の
    材質に対するガス透過係数が、採血管内封入ガス
    の透過係数をAおよび密封容器内雰囲気ガスの透
    過係数をBとしたときに10B>A>4Bである特
    許請求の範囲第1項に記載減圧採血管。 4 採血管内封入ガスが、ヘリウム、アルゴン、
    酸素、炭酸ガス、一酸化炭素、エタンおよびプロ
    パンよりなる群から選ばれた少なくとも1種のガ
    スである特許請求の範囲第2項に記載の減圧採血
    管。 5 採血管内封入ガスがアルゴン又は炭酸ガスで
    ある特許請求の範囲第4項に記載の減圧採血管。 6 管状部材が合成樹脂製である特許請求の範囲
    第1項ないし第5項のいずれか一つに記載の減圧
    採血管。 7 管状部材を構成する合成樹脂がメチルメタク
    リレート樹脂である特許請求の範囲第6項に記載
    の減圧採血管。 8 栓部材が熱可塑性エラストマーと、ポリイソ
    ブチレンと、部分加橋ブチルゴムとの配合物より
    なるものである特許請求の範囲第1項ないし第7
    項のいずれか一つに記載の減圧採血管。 9 一端が閉塞しかつ他端が開口した管状部材と
    該開口端を密閉した穿刺可能な栓部材とよりなる
    採血管と、脱酸素剤と、該採血管および該脱酸素
    剤を収納した密封容器とよりなり、該採血管を構
    成する部材の少なくとも一方の材質に対する透過
    係数が該採血管外雰囲気よりも高いガスを該採血
    管内に封入しかつ減圧状態に保つてなる減圧採血
    管。 10 該採血管を構成する部材の少なくとも一方
    の材質に対するガス透過係数が、採血管内封入ガ
    スの透過係数をAおよび密封容器内雰囲気ガスの
    透過係数をBとしたときに20B>A>Bである特
    許請求の範囲第9項に記載の減圧採血管。 11 該採血管を構成する部材の少なくとも一方
    の材質に対するガス透過係数が、採血管内封入ガ
    スの透過係数をAおよび密封容器内雰囲気ガスの
    透過係数をBとしたときに10B>A>4Bである
    特許請求の範囲第9項に記載の減圧採血管。 12 採血管内封入ガスがヘリウム、アルゴン、
    ネオン、酸素、炭酸ガス、一酸化炭素、エタンお
    よびプロパンよりなる群から選ばれた少なくとも
    1種のガスである特許請求の範囲第10項に記載
    の減圧採血管。 13 採血管内封入ガスがアルゴンまたは炭酸ガ
    スである特許請求の範囲第12項に記載の減圧採
    血管。 14 管状部材が合成樹脂製である特許請求の範
    囲第9項ないし第13項のいずれか一つに記載の
    減圧採血管。 15 管状部材を構成する合成樹脂がメチルメタ
    クリレート樹脂である特許請求の範囲第14項に
    記載の減圧採血管。 16 栓部材が熱可塑性エラストマーと、ポリイ
    ソブチレンと、部分架橋ブチルゴムとの配合物よ
    りなるものである特許請求の範囲第9項ないし第
    15項のいずれか一つに記載の減圧採血管。 17 密封容器がガス遮断性を有する合成樹脂シ
    ート製である特許請求の範囲第9項ないし第16
    項のいずれか一つに記載の減圧採血管。
JP57176231A 1982-10-08 1982-10-08 減圧採血管 Granted JPS5967934A (ja)

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EP83110048A EP0106290B1 (en) 1982-10-08 1983-10-07 Evacuated blood collecting device
AU19960/83A AU546483B2 (en) 1982-10-08 1983-10-07 Evacuated blood collecting device
DE8383110048T DE3376194D1 (en) 1982-10-08 1983-10-07 Evacuated blood collecting device
US07/283,024 US4936314A (en) 1982-10-08 1988-12-09 Method of evacuating and preserving a blood collecting device

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JPS5967934A JPS5967934A (ja) 1984-04-17
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JPS61176327A (ja) * 1985-01-29 1986-08-08 積水化学工業株式会社 真空採血管
JPS61163607U (ja) * 1985-03-29 1986-10-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1564009A (en) * 1975-08-28 1980-04-02 Svensson J A Apparatus for collecting fluid samples in containers sealed by a resilient stopper
JPS5967933A (ja) * 1982-10-08 1984-04-17 テルモ株式会社 減圧採血管

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