JPS596791B2 - 直立タンク - Google Patents

直立タンク

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JPS596791B2
JPS596791B2 JP50027568A JP2756875A JPS596791B2 JP S596791 B2 JPS596791 B2 JP S596791B2 JP 50027568 A JP50027568 A JP 50027568A JP 2756875 A JP2756875 A JP 2756875A JP S596791 B2 JPS596791 B2 JP S596791B2
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tank
cylindrical
flange portion
force
wall structure
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ジヨセフ ロツシツト ビンセント
ア−ル ベ−カ− ロバ−ト
ジヨセフ ジヤ−ビス ジエ−ムズ
ニコラス ドサ−リオ ジエ−ムズ
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Metal Cladding Inc
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    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はタンク構造の改良に係り、具体的には米国特許
第3,025,992号に記載されているごとき腐食性
液体を収容し且つ貯蔵するのに特に適するガラス繊維補
強プラスチツク製の、ケーブルで巻かれた頂部開放直立
タンクの改良に係る。
この形態のタンク構造は、分割して形成されかつ輸送さ
れて現場で組立てられることのできる円筒壁構造体を有
している。タノクの周りには鋼製ケーブルがら旋伏に巻
かれていて、タンクの底部近くにおけるケーブルの互い
に隣接する巻き部間の垂直方向間隔がタンク頂部に於け
るよりも狭いようになつている。この外側ケーブルはタ
ンクに収容されている液体によつて壁に作用せしめられ
るフープ応力に対し抵抗するから、分割壁構造体は経済
的な薄い半径方向厚さを有するように作ることができる
。然し、この壁構造体はタンクの直径及び高さに較べて
比較的薄いから、組立てられたタンクの壁構造体は比較
的可撓であり、特に開放上端の所で可撓であり、かつタ
ンクが空の時には壁面に対し直角な風圧を受けて変形す
る即ち撓むことがある。
更にまた、このようなタンク、及びその他の型式のタン
ク構造は同タジクに倒しモーメントを及ぼす地震力及び
風力に抵抗するように設計されなければならない。この
ような地震力を受けた場合、タンク内の液体により壁構
造体に流体動力学的衝撃が作用せしめられて同構造体の
或る部分に引張力が、また同構造体の他の部分に圧縮力
が生じせしめられる。本発明の目的は、タンクの或る部
分に引張力を、また他の部分に圧縮力を生じさせる倒し
モーメントに耐えることのできる改良されたタンタを提
供することである。
かかる本発明の目的は、タンクの下方部分に備えられて
いてそのタンクから半径方向外方に延在しているととも
に支持基礎体に対し下向きに押圧する関係に配置された
下面を有している環伏の下方フランジ部材と、タンクの
下方部分に備えられていてその下方フランジ部材に対し
垂直方向上方に離隔した関係でタンクから半径方向外方
へ延在する上方フランジ部材と、支持基礎体に固着せし
められているとともにその上方フランジ部材に摺動可能
に係合せしめられた固定装置とを有し、タンクに倒しモ
ーメントが作用せしめられてそのタンクの一方の部分に
引張力を、また他の部分に圧縮力を生ぜしめられる際そ
の引張力に抗する実質的に下向きの力がその固定部材に
より上方フランジ部材に生ぜしめられるとともにその圧
縮力に抗する上向きの力が支持基礎体により下方フラン
ジ部材に生ぜしめられる構成でもつて達成された。
以下本発明の好適実施例を添附図面を参照して説明する
。補剛部材(第1図乃至第10図) 第1図を参照すれば、全体が10で示されている空の頂
端開放直立タンクは、環伏リム12を同タンクの開放上
端に有する環伏側壁構造体11と、下方支持基礎体13
の上に載つている円形水平底部を有している。
側壁構造体11は円筒伏内面14と、その内面から同構
造体の厚さ(t)だけ半径方向に距てられた円筒状外面
15とを有する薄肉垂直円筒体である。底部のへり部分
16は側壁構造体の外面15を超えて半径方向に張出し
ている。円周方向に相距てられた複数のボルト18が基
礎体に適当に固着され、かつへり部分16の上面に作用
してタンクを基礎体に固定するように配置されている。
タンク10は同タンク内に貯蔵されることのある種々の
液体及び流動材料に対して優れた耐腐食性を提供するよ
うにガラス繊維強化プラスチツク(FRP)材料で形成
されている。
このようなFRP材料は横断面形伏において高強度の織
られたロービ. 、、− 1
ング(ROving)と42.5グラム(1−オンス)
繊維質マツトが交互に重ねられた層及びCガラス(Cガ
ラスとは組織及び組成において比較的あらいフアイバー
グラス織り物である。
それは、たて糸と横糸で織つた通常の織り物と似ている
が、ただ、あらいフアイバーグラス材料で織つたことを
特徴とする織り物である)の如き表面はり付けマツトの
1つ以上の内層を有しているのが好ましく、このような
層はポリエステル、エポキシ、フエノール、フルフリル
アルコール、ビニルエステルまたはその他の適当なプラ
スチツクのごとき適当な樹脂によつて互いに接合せられ
ていてタンク内の流体に対し高度の耐腐食性を提供して
いる。タンク内に容れられる流体は典型的なものとして
はりん酸、塩酸、ぶどう酒、かんきつ類ジユーズ、塩溶
液等がある。然し、FRPの弾性係数は比較的低くて、
引張の際には、7.0×10−8キログラム毎平方セン
チメートル(1.0×10−6ポンド毎平方インチ)、
また圧縮の際には8.75×10−8キログラム毎平方
センチメートル(1.25×10−6ポンド毎平方イン
チ)の程度であるから、タンクの側壁構造体11はタン
クの内面14に作用する貯蔵された液体の高さによつて
生じせしめられるフープ応力に抵抗するように更に強化
されなければならない。この目的のために、典型的には
、1.47×108キログラム毎平方センチメートル(
21×106ポンド毎平方インチ)程度の大きい弾性係
数を有する鋼製ケーブルが側壁構造体のまわりに巻付け
られ、即ちそのケーブルの下端はタンク底部付近に適当
に固定され、そのケーブルの中間部分はタンクの外面1
5のまわりにら旋伏に巻かれていて、同ケーブルの互い
に隣接する巻き部19間の垂直方向間隔がタンク底部か
ら上方に向うにつれて増すようになつており、かつ同ケ
ーブルの上端(図示せず)はタンクの上端付近に適当に
固着されている。この既知形態のケーブル巻きFRP製
タンク構造の付帯特徴及び細部は米国特許第3,025
,992号に記載されており、参照されたい。大きい容
積の貯蔵タンクが本明細書に開示された趣旨に従つて既
に構築されており、6.1メートル(20フイート)の
内径及び8.2メートル(27フイート)の高さを有す
る円筒タンクの場合には側壁構造体の代表的な経済的厚
さは約12.7ミリメートル(1/2インチ)である。
ら旋伏に巻かれたケーブルはタンクの外面のまわりにゆ
るく巻かれており、かつ同ケーブルはタンク内の流体に
より壁構造体に作用せしめられるフープ応力にそのケー
ブル自体で抵抗するように設計されている。然し、この
ようなタンクが空の伏態で風圧を受けた時、このような
タンクはかなり変形することが知られており、特に上方
開放端付近で著るしい変形を受けることが知られている
。更にまた、側壁構造体11は風の方向が変るごとに繰
返される応力反転に耐えることができなければならない
。第1図に略図で示されているように、単位面積当りW
の力(Wポンド毎平方インチ)の大きさを有する仮想さ
れた単一方向分布風圧がタンクに加えられた時に、同タ
ンク周囲のこのような風圧の流れ勾配は側壁構造体11
を概ね第2図に示されているような形に撓ましめる即ち
変形せしめる。
タンクの底部はフランジ即ちへり部分16に作用する複
数のアンカーボルト18によつて支持基礎体に固定され
ているから、側壁構造体にあつてへり部分16に近い下
部の断面の形伏は円形に維持されることになる。然し、
壁構造体の上方リム12は支えられていずかつ拘束され
ていず、従つて同リムは実質的に円形な形状から第3図
に明示されているように風下の方向にとがつたハードの
形にひずむことがある。同リムの風上側の中心2Vには
静圧が加えられることになつて、同リムを鋭く内方へ屈
曲せしめる。このような風圧の力はリムの両側方部分2
0,21を風の方向に概して直角な方向に外方へ膨出せ
しめる。それと同時こ、リムの風下側に低圧域が発生せ
しめられ、それによりその風下側の中心部分22が外方
へ鋭く屈曲せしめられる。側壁構造体11の中間部は第
2図に最も明瞭に示されている如く、同構造体の底に近
い拘束された円形断面から上方リムに於けるハード形断
面まで概して滑らかに連続して遷移する。最大応力はリ
ムの風上及び風下両側それぞれの鋭い不連続屈曲点21
′,22に発生することになる。風圧を単一方向に均等
に分布されると想定する)のが便利であるけれども、実
際にはその方向及び大きさは絶えず変化している。
従つて、最大のゆがみを生じている上方リム12は、繰
返し応力反転を受け、その結果タンクの疲れ寿命が著る
しく縮められる。鋼またはコンクリート製の円筒タン;
クとは違つて、FRP製大容量タンタの壁構造体は同
構造体の半径方向厚さがタンクの直径及び高さに比して
小さいので比較的可撓である。FRP製タンクの上方リ
ムは通常遭遇する風圧を受けて震動して、タンクの疲れ
寿命を、特にリムにおける最大応力集中点の所で更に縮
めることが判明している。第4図には、第1図に示され
ているタンクに補剛部材が備えられていて同タンクの上
方開放端の撓み剛性を増し、風圧に耐えるようになつた
ダンプクが示されている。
第4図乃至第6図に最も明瞭に示されているように、補
剛部材23はタンクの上方開放端の所に位置せしめられ
、かつ円筒側壁構造体11の上方部分24に固着される
かまたは同上部と一体に形成されている。第6図に最も
明瞭に示されているように、補剛部材23は内方フラン
ジ部分25、ウエブ部分26及び外方フランジ部分28
を有している。
内方フランジ部分25は円筒伏内面29、同内面から半
径方向にそのフランジ部分25の厚さ(t)だけ距てら
れた円筒伏外面30及び開放上端31を有する薄肉垂直
円筒体てある。好ましくは、内方フランジ部分25は側
壁構造体11と一体に形成されるか、又はその側壁構造
体の分割部分に一体に形成されていてその側壁構造体の
半径方向厚さ(t)の少くとも16倍の垂直方向高さを
有するその側壁構造体の上方連続部分を構成している。
ウエブ部分26は、内方フランジ部分25の上方へり部
分と一体に形成されかつ同フランジ部分の上端31に隣
接したそのフランジ部分のへり部分から半径方向外方へ
張出している環伏水平板であり、かつ側壁構造体の厚さ
(t)に等しい垂直方向厚さ及び水平な環伏上面27を
有している。
望ましくは、ウエブ部分の半径方向最大幅はタンクの内
側半径(Ri)の20分の1(0.05)である。外方
フランジ部分28は内方フランジ部分25から半径方向
に距てられ且つその内方フランジ部分と同心に配置され
た直径の大きな円筒体であり、その円筒体はウエブ部分
26の外方へり部分と一体に形成され且つそのへり部分
から垂下している。
外方フランジ部分28は垂直方向高さ(h)を有し、ま
た円筒伏内面33及びその内面から半径方向に外方フラ
ンジ部分28の厚さだけ、好ましくは環伏側壁構造の厚
さ(t)の2倍だけ距てられた円筒伏外面34を有して
いる。図示された構造においては、補剛部材23は円筒
伏側壁構造体11と一体に形成されていて内方フランジ
部分25が同構造体の一体上方連続部分を構成するよう
になつている。
しかしながら、ある用途では、補剛部材をタンクとは別
体に形成し、その側壁構造体の内側又は外側にその補剛
部材の内方フランジ部分を重ねるなどしてその補剛部材
を側壁構造体の上端に固着するのが望ましいことがある
。第7図には、やはり米国特許第3,025,992号
に記載されておりかつ大きい高さ及び(または)直径の
タンクに特に適する分割式の代替タンク構造が示され、
そのタンクは複数の環伏セグメントを組立てることによ
つて形成された環伏側壁構造体1Vを有し、その側壁構
造体のまわりはら旋状に巻付けられたケーブルの巻き部
19′で巻かれている。
この分割式環伏側壁構造体1Vは薄肉垂直円筒体であり
、かつ同構造体は円筒体を分割した18個のセグメント
で構成され、それら18個のうち6個の下方セグメント
35で底リング部を、6個の中間セグメント36で中間
リング部を及び6個の上方セグメント38で頂部リング
部を構成している。このようなセグメントの各々は60
成の円弧形にされている。各中間セグメント36は垂直
な左辺及び右辺39,40、水平な円弧伏頂部及び底部
41,42、及び各々600の対応角を占めかつ同セグ
メントの厚さ(t)だけ相距てられた円弧伏内面及び外
面43,44を有している。これらの中間セグメント3
6はそのほかに、同セグメントの頂部、底部及び両辺か
ら半径方向外方に張出している取付用周辺フランジ45
を備えている。そのフランジによつて隣接するセグメン
トはタンク10′の組立中一体に保持される。第7図及
ひ第8図に最も明瞭に示されているように、各上方セグ
メント38も同様に、垂直左辺及び右辺39′,40′
、水平な円弧伏の頂部4V及び底部42′並びにやはり
60なの対応角を占めかつ上方セグメントの半径方向厚
さ(t)だけ相距てられた円弧伏内面及び外面43′,
44′を有するように形成されている。
然し、各上方セグメント38はそのほかに、同セグメン
トの頂部4Vの所に補剛部材23′を備えている。第9
図において、各上方セグメントの補剛部材23′は内方
フランジ部分25′、ウエブ部分26′及び外方フラン
ジ部分28′を有し、その他の点では前述されたような
形伏及び寸法にされている。第7図に示されているタン
クの組立て完了後、隣接するセグメント間の継目を密封
して壁構造体を剛固にするとともに機能的な液体不透過
内面14′を提供することが必要である。
第7図に最も明瞭に示されているように、複数のFRP
材料製バツテン(Batten)即ち帯板46を、組立
てられた隣接セグメント間の水平及び垂直双方の継目を
覆つて位置せしめ、かつ適当な樹脂によつてタンクの内
面14′に接着して、必要な強度及び密封性を与えてい
る。これらのバツテンは隣接する上方セグメント38の
隣接する内方フランジ部分25′の隣接する内面29′
を結合するのにも適用されている。更に、板伏バツテン
48,49がウエブ部分26′及び外方フランジ部分2
8′の上面及び外面2V,34′に夫々樹脂接着されて
いて隣接する補剛部材23′のこれらの部分を、第10
図に最も明瞭に示されているように円形リング伏補剛部
材に結合している。上に説明された何れの型式のタンク
構造に於いても、タンクは意図した流体を収容するよう
にかつ所要の高さ、内径、外径、及び半径方向厚さを有
するように最初に設計される。
その後に、ケーブルの長さ、及びタンク底部から上へ種
々の高さに於けるケーブルの隣接する巻き部間の間隔が
計算される。補剛部材23は次いで、壁構造体の半径方
向厚さ(t)及び内側半径(R1)を知つて寸法が定め
られる。
内方フランジ部分25は半径方向厚さ(t)及びこの厚
さの16倍の垂直方向高さを有するタンク壁構造体の一
体上方連続部であるように形成されるのが好ましい。ウ
エブ部分26は(t)の垂直方向厚さ及び内方フランジ
部分25の内面29から外方フランジ部分28の外面3
4までタンクの内側半径(Ri)の20分の1(0.0
5)の半径方向最大幅を有する寸法にされる。外方フラ
ンジ部分28は壁構造体の厚さ(t)の2倍に等しい厚
い半径方向厚さを有するように選択される。従つて、外
方フランジ部分の垂直方向高さ(h)しか未知のままで
ない。補剛部材に対する垂直方向最小慣性モーメントは
次式に従つて計算されることができる。式中 1.=補
剛部材の部分の最小の垂直ゝ Ymin l.の値を知れば、外方フランジ部分28ymin の垂直方向高さは、補剛部材が内向き及び外向き双方の
撓みに同様に抵抗できることになるように、垂直方向慣
・曲モーメントの中立軸線(N.A.)を内面29と外
面34との間のほぼ中間に位置せしめるように計算され
ることができる。
明確に理解されるべきは、補剛部材の既述の好適寸法は
変数の数を減らして、当業者が外方フランジ部分の垂直
方向高さ(h)を単に変えることによつて垂直方向慣性
モーメントの中立軸線を一層容易に位置決めせしめるこ
とができるように意図されているに過ぎず、限定的なも
のではない。
ゞセグメンビなる用語は回転表面の個々に分割された部
分かまたは想像上の細分部分かの何れかを意味している
) 液体または流動材料を収容するようになつている円筒形
直立タンクは、既知の設計標準に従えば、タンクに倒し
地震モーメント(M5)を作用せしめる水平方向最小地
震力F8に耐えるように設計されなければならないこと
がある。
これらの標準は全地震力(F8)が、タンクの重量によ
り生じせしめられる自重に係りかつタンク底部よりも上
方の質量中心(ZT)に作用する第1の水平力(F8T
)と、タンク底部の急速な水平移動中にタンクの壁に加
えられる液体の動衝撃によつて生じせしめられる動荷重
に係りかつ液体の有効重量の質量中心ZLに作用する第
2の水平力(F8L)との合計であるとしている。明細
には、(F8)の予想される大きさはタンクの全重量(
WT)、収容されている液体の重量(WL)、液体の動
的賞量と同液体の全質量の比(Klll)及びタンクの
地理的位置に於ける地震伏態の特性定数(0の関数とし
て次の一般式に従つて計算されることができる。地震倒
しモーメント(M8)はタンクに帰因してタンク底部よ
りも上方で同タンクの質量中心(ZT)に於いて作用す
る地震力(F5T)によつて生じさせられるモーメント
(Y8T)と、液体に帰因してタンク底部よりも上方で
同液体の有効質量中心(ZL)に於いて作用する地震力
(F8L)によつて生じさせられるモーメント(M8L
)との合計として計算されるこ)−六−<て盛A汗つτ
当業者には風圧が同様な倒しモーメントをタンクに作用
せしめることがあることは理解されよう。
第11図には、第1図に示されているタンク10が液体
を収容しかつ台形分布荷重をまさに受けさせられようと
しているとして示されており、このような荷重が地震中
にタンクに加えられる総合横方向地震力(Fs)として
略図にして示されている。第12図に最も明瞭に示され
ているように、加えられる全地震力(Fs)はタンクの
自重に帰因しかつ底部よりも上方で同タンクの質量中心
(ZT)に於いて作用する合成力(F5T)を有する均
等に分布された部分と、液体の動荷重に帰因して概して
台形の断面を有し、かつタンク底部よりも上方で同液体
の有効質量中心(ZL)に於いて作用する合成力(F5
L)を有する第2部分とを有している。更に詳しく解説
する目的で、3048ミリメートル(120インチ)の
内側半径及び3061ミリメートル(120.5インチ
)の外側半径R。を有し、1.70の比重を有する液体
を充てんされ、かつ地理的にはC=0.10の地域に位
置せしめられたケーブルの巻かれたFRP製タンクは次
の大きさの地震力及びモーメントを加えられても耐える
ように設計されなければならないことがある。もしも、
全水平方向地震力(F,)が作用せしめられた伏態で支
持基礎体13が水平方向に急速に動くならば、液体は靜
止伏態を維持しようとして側壁構造体11の後尾部分即
ち左方部分50に動衝撃を与え、同構造体を強いて第1
2図の誇張された表現に明瞭に見られるように撓ましめ
る。従つて液体はこのような地震運動を受けて動的に作
用して第13図の概略斜視図に見られるように壁構造体
11の先導部分即ち右方部分51に上向き引張力を、か
つ同構造体の反対側後尾部分即ち左方部分50に下向き
圧縮力を生じさせる。これらの引張及び圧縮双方の力は
相反する方向に作用し、かつタンクの直径によつて相距
てられる(第12及び13図)から、第14図に略図で
示されているように、上方及び内方に丸めるねじりモー
メント(MT)が壁構造体の張力を受けている部分に加
えられ、かつ下方及び内方に丸めるねじりモーメント(
Mc)が壁構造体の圧縮力を受けている部分に加えられ
ることになる。与えられた図示実例では、全地震モーメ
ント(M8)力功眺られることにより、側壁構造体の底
部に次式に従つて計算可能な付加的地震撓み応力(F8
)が生じせしめられることになる。
第15及び16図を参照すれば、第11及び12図に示
されているタンクと大体に於いて同様な改良されたタン
ク52が示され、そのタンク52は環伏側壁構造体53
、底部54(第16図)及び同タンクに倒しモーメント
が加えられることによつて前記側壁構潰体に生じさせら
れる付加的撓み応力に抵抗するためにタンクの下部に配
置されて全体を55に示されている抵抗装置を有してい
る。
第16図及び第17図には、このような抵抗装置55が
広い意味で環伏の上方及び下方フランジ部材56,58
及び固定装置59を有している。環伏側壁構造体53は
薄肉の直立円筒体で、円筒伏上方部分60を含み、この
円筒伏上方部分60は円筒伏内面62、その内面から前
記上方部分の半径方向厚さ(t)だけ距てられた同心の
円筒伏外面63、及びその上方部分の下端65から半径
方向外方へ張出している第1の環伏フランジ部分64を
有している。
第1のフランジ部分64は水平な上面及び下面66,6
8を有し、かつ好ましくは円筒伏上方部分60と一体に
形成されている。円筒伏下方部分61も同様に円筒状内
面69、及びその内面から下方部分61の半径方向厚さ
(t)だけ距てられた同心の円筒状外面70を有し、か
つ更に、同下方部分の上端72から半径方向外方へ張出
している一体の第2の環伏フランジ部分71、及び同下
方部分の下端74から半径方向外方に張出している一体
の第3の環伏フランジ部分73をも有している。第2の
フランジ部分71は環伏七面及び下面75,76を有し
ている。同様に第3のフランジ部分73は環伏上面及び
下面78,79を有している。好ましくは、円筒伏下方
部分61の垂直方向高さはその下方部分の半径方向厚さ
(t)の16倍と18倍との間にあることができる。第
17図に最も明瞭に示されているように、円筒伏上方部
分60の下端65は円筒伏下方部分61の上端72と係
合するように配置され即ち整合せられていて円筒状タン
ク壁構造体53を形成している。
このようにして、第2のフランジ部分71の上面75は
第1のフランジ部分64の下面68と係合即ち接触する
ことになる。上方フランジ部材56は第1及び第2のフ
ランジ部分64,71及び上方部分60の下端65を有
している。タンク底部54は円形板伏部材で構成され、
その板伏部材は支持基礎体13に対して下へ押す関係に
配置された水平下面80、水平上面81、円筒伏下方部
分61の外面70を越えかつ第3のフランジ部分73を
越えてそのフランジ部分の下を半径方向外方に張出して
いる一体環伏へり部分82、及び一体に形成された円筒
伏垂直部分83を有している。その垂直部分83はへり
部分82の最外方部分から直立して円筒伏下方部分61
と同心をなして配置されているとともに円筒伏内面及び
外面84,85を有している。円筒伏下方部分61の下
端74は底部の一部分ど係合していて第3のフランジ部
分73の下面79が底部上面81の環伏部分と係合即ち
接触するようになつている。図示説明された実施例では
、下方フランジ部材58は第3のフランジ部分73と、
その下を半径方向に張出している環伏ヘリ部分82と、
該環状へり部分82の最外部分から直立して該円筒伏下
方部分61と同心をなして配置されている円筒伏垂直部
分83とを有している。
固定装置59は広い意味で、円周方向に相距てられた複
数のL字形アングル部分即ち接触部材86と、支持基礎
体13に固定されかつ上方フランジ部材56の上面66
に作用するように配置された同数のボルト装置88とを
有している。
各接触部材86は水平接触板89を有し、その接触板は
ボルト装置のうちの一つによつて作用されるように配置
された上面90、及び第1のフランジ部分64の上面6
6と接触即ち係合している下面91を有し、その下面9
1はボルト装置88によつて加えられる下向きの力を、
その下面91と第1のフランジ部分の上面66との間の
接触面積全体に亘り分布せしめる。また、接触板89は
一体の垂直脚部92を有し、その脚部はその接触板89
の最外方部分から垂下しているとともに支持基礎体13
の一部に係合即ち接触するようにされた下端93を有し
ている。各ボルト装置88はアンカーボルト94を有し
、そのアンカーボルトの下方フツク端部95は支持基礎
体13に適当に埋込まれて固定され、またアンカーボル
トのねじ付き垂直端部96は板89に設けられた孔98
を上方へ貫通している。
そのねじ付き垂直端部96にはナツト99が係合され、
そのナツトは回転可能にされていて接触板の上面90に
係合即ち作用するようになつている。各ナツト99は、
接触板の下面91に直接作用するよう締付けられて第1
のフランジ部分の上面66に対し下向きの力を生ぜしめ
、その力は接触板89の下面91と第1のフランジ部分
64の上面66との間の接触面全体にわたり分布せしめ
られ、またその力は第19図に最も明瞭に描かれている
ように円周方向に分割されて下向きに作用する合成力F
tを有している。円筒伏外面70及び内面84と第3の
フランジ部分の上面78との間の環伏とい部には樹脂一
砂混合体100が充てんされ、同混合体中には鋼製ケー
ブルの下端が埋められかつ固定されている。
同ケーブルの中間部分は円筒側壁構造体の外面のまわり
にら旋伏に巻かれていて、ケーブルの隣接する巻き部1
01間の垂直方向間隔がタンク底部から上の高さと共に
増すようになつている。第17図には、積層された隅バ
ツテン102がタンクの円筒状内面及び底部に装着され
ていて円筒伏上方及び下方部分60,61の円筒伏内面
62,69を夫々結合せしめているとともに密封せしめ
、且つ環伏側壁構造体を底部に結合しかつ密封せしめて
いる。好適実施例では、プラスチツク製逆U字形補剛部
材103が各接触部材86の下に位置せられていて第3
のフランジ部分の上面78及び第2のフランジ部分の下
面76と係合し、もつて上方フランジ部材56に下向き
の力を加えるべくナツト99が締付けられる時の同フラ
ンジ部材の局部座屈を防ぐようになつている。
側壁構造体は円筒伏の上方及び下方部分を有するとして
以上に説明されたけれども、本発明の抵抗装置を組入れ
た改良タンクが一体のまたは分割式の壁構造体を備えて
いても構わないことは当業者には自明であろう。
タンク52が所要の容量を有するようにかつ意図した流
体を収容するように最初に設計され終つてから、抵抗装
置55が設計されかつ適当に寸法を決められても構わな
い。
地震力(Fs)または風力力頌嗣なる方向からもタンク
に加えられるということを予想して、この抵抗装置は壁
構造体の先導部分51が引張伏態に置かれることになる
こと及び後尾部分50が圧縮伏態に置かれることになる
ことを考慮して、また最大圧縮点(第18図)に於いて
または最大引張点(第19図)に於いてその抵抗装置に
加えられる回転即ちねじりモーメントに起因した大きい
付加的撓み応力に耐えるように寸法決めすることによつ
て設計される。第18図を参照すれば、地震撓み応力(
F8)は側壁構造体の左方部分50の薄い半径方向厚さ
(t)を横切つて均一に分布せしめられると考えられ、
それにより側壁構造体の中心に作用する次式に従つて計
算されることのできる最大下向き単位圧縮力(FO)を
生じさせる。
その後、圧縮側に加えられる最大の回転即ちねじりモー
メントCMc)は、側壁構造体に於ける正昧の最大下向
き圧縮力(FO)が底部下面80の内面69と外面85
との間の部分に対し基礎体によつて加えられる等しく分
布せられた上向きの力によつて対抗せしめられるという
ことを考慮して計算することができ、この対抵する力両
面69及び85間のほぼ中間に於いて底部下面80に加
えられる上向きの合成力(Fc)を有している。
圧縮側に於ける最大の回転即ちねじりモーメント(Mc
)は、上向き合成力FOの作用点から腕距離(Xc)の
所で下向きの圧縮力(FO)が作用して抵抗装置に時計
廻り方向モーメント(りを加えるということを考慮する
ことによつて計算されることができる。従つて、MO=
(FO)・(XO) フ その後、上方及び下方両フランジ部材56,58は、こ
れらの上方及び下方両フランジ部材及びそれらの間の壁
構造体の極慣性モーメント(1,)の中心軌跡(Zをこ
れらの部材の最遠繊維、即ち上方フランジ部材上の点A
及びB並びに下方フランジ部材上の点C及びDの各々か
ら近似的に等距離に位置せしめるのに、適当に相距てら
れかつ寸法を決められることができる。
点A,B,C及びDの各々の所で圧縮側(Mc)に作用
する最大撓み応力は次式に従つて計算されることができ
る。
] ノ 上式にあつて、R,は中心軌跡までの半径であり、また
Cは中心軌跡から上方及び下方フランジ部材の最遠点(
点A,B,CまたはD)までの距離である。
第19図を参照すれば、地震撓み応力(Fs)は同様に
、壁構造体の先導部分51の半径方向厚さ(t)を横切
つて均一に分布せられると考えられ、それにより壁構造
体の中心に上向きに作用する次式に従つて計算されるこ
とのできる最大単位引張力(Ft)を生じさせる。
引張側では、先導部分51に於ける最大の上向き引張力
(Ft)は、上面66と接触板89の下面91との間の
接触面積を横切つて作用する固定装置によつて加えられ
る反対向きの力によつて抵抗されることになり、このよ
うな下向きの力は上向き引張力(Ft)から腕距離(X
t)だけ距てられて前記接触面積の中心に作用する下向
き合成力(Ft)を有するとして表わされている。
従つて、引張側に作用する回転モーメント(Mt)の大
きさは次式に従つて計算されることができる。最遠点A
,B,C及びDの各々の所で引張側に作用する最大撓み
応力Stもまた次式に従つMaxて計算されることがで
きる。
P 第18図及び第19図の概略図に於いて、引張側に作用
する有効モーメント腕(X1)は圧縮側に作用する対応
モーメント腕(Xc)よりも大である。
従は圧縮側に作用する最大ねじりモーメント(MO)よ
りも大きいことになる。従つて、点A,B,C及びDの
所で引張側に作用する最大撓み応力3t)Maxは圧縮
側に作用するもの(Sc)よりも大きいことMaxにな
り、かつこの大きい値は固定装置の設計に採用される。
次いでアンカーボルト円形列の半径(R,)が選択され
かつ同円形列にかかる単位荷重(Fa)が次式に従つて
計算されることができる。
接触板89の下面91は下向きの力(F1)を上方フラ
ンジ部材に生じせしめることになるから、等大である反
対向きの力(Ft′)が同一点に於いて同板にかけられ
ることになる。
脚部92の中心から距離(L)の所で作用するこの上向
きの力(Ftりは、脚部92の中心から距離(a)の所
で上面90に作用するボル斗装置によつて加えられる下
向きの力(Fb)によつて抵抗されることになる。従つ
て、ボルトにか力ゝ6最大上向き引張力(Fb)は脚部
92の中心の回りのモーメントを考えることによつて計
算されることができる。従つて、その後にボルト装置の
最大数、寸法及び間隔が計算されることができる。
前掲特許請求の範囲に対する制限と解されるべきではな
いが、本技術分野に精通せる人々の便宜上、第1、第2
及び第3のフランジ部分64,71及び82の垂直方向
厚さ、底部へり部分82の垂直方向厚さ、及び円筒伏部
分83の半径方向厚さは各々側壁構造体の半径方向厚さ
(t)に等くされても構わない。
この形態は随意であるけれども、上方及び下方両フラン
ジ部材の断面の中心軌跡(Z)を最遠点A,B,C及び
Dから等距離に位置せしめるのに上方及び下方両フラン
ジ部材を相距てかつそれらの寸法を決める際の変数の数
を減らすのに役立つ。本発明の好適実施例が以上に図示
説明されたけれども、本技術分野に普通の智識を有する
人によつて明瞭に理解されるべきは、本発明の前掲特許
請求の範囲によつて定義される範囲を逸脱することなし
に様々な改変が可能なことである。
【図面の簡単な説明】
第1図は均等に分布された単一方向風圧がまさに加えら
れようとしている空にされたガラス繊維強化プラスチツ
ク製頂端開放薄肉円筒形直立タンクの斜視図、第2図は
風圧を加えられた後の第1図のタンクの側壁構造体の変
形の性質を特に示し、かつ変形させられたタンクの上方
リム周囲の流れ勾配の概要をも示す斜視図、第3図は第
2図に示されている変形させられたリムのみを示すもの
で、仮想線で示されている変形させられていない最初の
円形から変形した程度を示している頂部平面図、第4図
は第1図に示されているタンクと概して同様であるが更
に補剛部材をも設けられている空にされたガラス繊維強
化プラスチツク製頂端開放薄肉円筒形改良タンクの斜視
図、第5図は第4図の線5−5から見た改良タンクの拡
大頂部平面図で、特に補剛部材の環伏部分を示し、第6
図は第4図の線6−6で取つた拡大断面図でタンクの円
筒壁構造体の上部を示し、即ち補剛部材を断面にして示
し、第7図は側壁構造体が複数の円筒セグメントを組立
てることによつて形成されていて、大容量タンクに特に
適する代替型式のタンク構造を、各上方セグメントが補
剛部材を有している状態で示す斜視図、第8図は第7図
に示されている上方円筒セグメントのうちの1個のセグ
メントの外側を同図よりも拡大して、同セグメントの形
態及び同セグメントと一体に形成された補剛部材を特に
示し、かつ同セグメントの仮想線で示されている同様な
構造の隣接セグメントに対する関係をも示す部分斜視図
。 第9図は第8図の線9−9にて取られた拡大断面図で、
上方セグメントの上部を、即ち補剛部材の断面を示し、
第10図は相隣接する2個の上方セグメント間の継手を
拡大して、隣接両補剛部材上に於けるバツテンの配置を
示す部分斜視図、第11図は第1図に示されているタン
クが液体を収容しかつ同タンクに水平に分布された台形
の地震荷重がまさに加えられようとしている伏態を示す
斜視図、第12図は第11図に示されている地震荷重を
加えられた後のタンクの伏態を誇張して示す一部切除概
略側面図で、収容されている液体が壁構造体に動衝撃を
作用せしめ、その動衝撃(こより壁構造体の先導部分即
ち右側部分を引張伏態にしかつ同構造体の後尾部分即ち
左側部分を圧縮伏態にする伏態を示し、第13図は第1
2図に示されている構造体の下部を略図にして、先導部
分即ち右側部分に於ける最大引張力及び後尾部分即ち左
側部分に於ける最大距縮力を示す斜視図、第14図は第
13図に示されている引張及び圧縮両刃に起因して壁構
造体に生ずる回転モーメントを略図で示す斜視図、第1
5図は第11図に示されているタンクと概して同様であ
るが本発明の抵抗装置を設けられた改良タンクを示す斜
視図、第16図は第15図に示されている抵抗装置の一
部を同図よりも拡大して、上下両方のフラノジ部材及び
固定着装置を特に示す部分斜視図、第17図はタンクの
下部を第16図の線17−17に於てい切断して、抵抗
装置を断面で示す部分垂直断面図、第18図は抵抗装置
の最大圧縮点に於いて同装置に作用する力を略図で示す
部分垂直断面図、そして第19図は抵抗装置の最大引張
点に於いて同装置に作用する力を略図で示す部分垂直断
面図である。10,10′・・・・・・タンク、11,
1V・・・・・・側壁構造体、12・・・・・・環伏リ
ム、13・・・・・・支持基礎体、14,14ζ・・・
・・円筒伏内面、15・・・・・・円筒伏外面、16・
・・・・・ヘリ部分、18・・・・・・ボルト、19,
19′・・・・・・ケーブルの巻き部、20,21・・
・・・・側方部分、21′・・・・・・風上側の中心、
22・・・・・・風下側の中心、23,23ζ・・・・
・補剛部材、24・・・・・・上方部分、25,25ζ
・・・・・内方フランジ部分、26,26ζ・・・・・
ウエブ部分、27,27ζ・・・・・環伏上面、28,
28t・・・・・外方フランジ部分、29,29′−・
・・・・円筒伏内面、30・・・・・・円筒伏外面、3
1・・・・・・開放上端、33・・・・・・円筒伏内面
、34,34′・・・・・・円筒伏外面、35・・・・
・・下方セグメント、36・・・・・・中間セグメント
、38・・・・・・上方セグメント、39,39ζ゜゜
゛゜垂直左辺、40,40t・・・・・垂直右辺、41
,41′.・.・..水平円弧伏頂部、42,42ζ・
・・・・水平円弧伏底部、43,43ζ・・・・・円弧
伏内面、44,44t・・・・・円弧伏外面、45・・
・・・・取付用周辺フランジ、46,48,49・・・
・・・バツテン、50・・・・・・左方部分、51・・
・・・・右方部分、52・・・・・・タンク、53・・
・・・・側壁構造体、54・・・・・・底部、55・・
・・・・抵抗装置、56・・・・・・上方フランジ部材
、58・・・・・・下方フランジ部材、59・・・・・
・固定装置、60・・・・・・円筒伏上方部分、61・
・・・・・円筒伏下方部分、62・・・・・・円筒伏内
面、63・・・・・・円筒伏外面、64・・・・・・第
1のフランジ部分、65・・・・・・下端、66・・・
・・・上面、68・・・・・・下面、69・・・・・・
円筒伏内面、70・・・・・・円筒伏外面、71・・・
・・・第2のフランジ部分、72・・・・・・上端、7
3・・・・・・第3のフランジ部分、74・・・・・・
下端、75・・・・・・上面、76・・・・・・下面、
78・・・・・・上面、79・・・・・・下面、80・
・・・・・下面、81・・・・・・上面、82・・・・
・・ヘリ部分、83・・・・・・円筒伏垂直部分、84
・・・・・・円筒伏内面、85・・・・・・円筒伏外面
、86・・・・・・接触部材、88・・・・・・ボルト
装置、89・・・・・・接触板、90・・・・・・上面
、91・・・・・・下面、92・・・・・・脚部、93
・・・・・・下端、94・・・・・・アンカーボノレト
、95・・・・・・フツク端、96・・・・・・ねじ付
き端部、98・・・・・・孔、99・・・・・・ナツト
、100・・・・・・樹脂一砂混合体、101・・・・
・・ケーブル巻き部、102・・・・・・バツデン、1
03・・・・・・補剛部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 円筒状上方部分60と円筒状下方部分61とを有す
    る円筒状側壁構造体53と、該円筒状側壁構造体53の
    下端を閉じるとともに支持基礎体13上に載置せられた
    底部54とを有し、流体を大気圧にさらされた状態で収
    容し且つ貯蔵するようにされたガラス繊維補強プラスチ
    ック製直立タンクにして、前記円筒状上方部分60の下
    端65から半径方向外力へ張出している第1の環状フラ
    ンジ部分64と、前記円筒状下方部分61の上端72か
    ら半径方向外方へ張出して該第1の環状フランジ部分6
    4の下面68とその上面を接触する第2の環状フランジ
    部分71と、前記円筒状下方部分61の下端74から半
    径方向外方に張出している第3の環状フランジ部分73
    とを有し、前記底部54は、該支持基礎体13と係合す
    る下面80を有し且つ前記第3の環状フランジ部分73
    の下面79にその上面が接触して該第3のフランジ部分
    73の下を半径方向外方に張出している環状ヘリ部分8
    2と、該環状ヘリ部分82の最外方部分から直立して該
    円筒状下方部分61と同心をなして配置されている円筒
    状垂直部分83とを有し、また、前記第1の環状フラン
    ジ部分64の上面66に摺動可能に係合せしめられた水
    平接触板89と、該水平接触板89の最外方部分から垂
    下しているとともに該支持基礎体13の一部に係合する
    ようにされた下端93を有する垂直脚部92とを備えた
    接触部材86、及び該水平接触板89を該第1の環状フ
    ランジ部分64の上面66に且つ該垂直脚部92の下端
    93を該支持基礎体13の一部に強固に当接させる締付
    装置88、95、99を備え、前記タンクに倒しモーメ
    ントが作用せしめられて該タンクの或る部分に引張力が
    、また他の部分に圧縮力が生じせしめられる際その引張
    力に抗する実質的に下向きの力が前記水平接触板89に
    より前記第1の環状フランジ部分64の上面66に作用
    せしめられるとともにその圧縮力に抗する上向きの力が
    前記支持基礎体13により前記環状ヘリ部分82の下面
    80に作用せしめられるよう構成されていることを特徴
    とする直立タンク。
JP50027568A 1974-03-06 1975-03-06 直立タンク Expired JPS596791B2 (ja)

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