JPS596650Y2 - 耕耘機のptoの出力制御装置 - Google Patents
耕耘機のptoの出力制御装置Info
- Publication number
- JPS596650Y2 JPS596650Y2 JP10564377U JP10564377U JPS596650Y2 JP S596650 Y2 JPS596650 Y2 JP S596650Y2 JP 10564377 U JP10564377 U JP 10564377U JP 10564377 U JP10564377 U JP 10564377U JP S596650 Y2 JPS596650 Y2 JP S596650Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pendulum
- rotary
- rod
- handle
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
- Agricultural Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車軸を介して走行車輪を装設するミッションケ
ース前方にエンジンを、またミッションケース後方にハ
ンドルを夫々連設させると共に、前記ミッションケース
後側にロータリ作業機を連結させ、前記車軸を中心とす
るハンドル及びロータリ作業機の昇降を検出する傾動感
知振子を備え、該振子の変位によってPTO出力クラッ
チを断続させる歩行型の耕耘機に関する。
ース前方にエンジンを、またミッションケース後方にハ
ンドルを夫々連設させると共に、前記ミッションケース
後側にロータリ作業機を連結させ、前記車軸を中心とす
るハンドル及びロータリ作業機の昇降を検出する傾動感
知振子を備え、該振子の変位によってPTO出力クラッ
チを断続させる歩行型の耕耘機に関する。
従来、後進変速操作と連動してPTO出力クラッチを切
断する技術(例えば実開昭50−45206号公報)、
並びに機体の傾動を検出してPTO出力クラッチを断続
させる技術(例えば特開昭51−96407号公報)が
あった。
断する技術(例えば実開昭50−45206号公報)、
並びに機体の傾動を検出してPTO出力クラッチを断続
させる技術(例えば特開昭51−96407号公報)が
あった。
しかし乍ら機体の傾動に伴うロータリ作業機の昇降動作
を検出する傾動感知振子の取付け位置が不確定であった
ので、前記振子を歩行型の耕耘機に設ける場合、エンジ
ンまたは作業機の振動衝撃によって前記振子が誤作動す
る恐れがあり、また変速部と前記振子とPTO出力クラ
ッチの連動構造を煩雑にし、前記振子等に泥水を付着さ
せる懸念もあった。
を検出する傾動感知振子の取付け位置が不確定であった
ので、前記振子を歩行型の耕耘機に設ける場合、エンジ
ンまたは作業機の振動衝撃によって前記振子が誤作動す
る恐れがあり、また変速部と前記振子とPTO出力クラ
ッチの連動構造を煩雑にし、前記振子等に泥水を付着さ
せる懸念もあった。
特に従来技術では、PTO出力クラッチと後進変速部を
連結するこの連動構造をミッションケース外側に取付け
ていたので、ミッションケース外側に付着する泥土によ
ってその連動構造が誤作動する危険性が充分に存してい
た。
連結するこの連動構造をミッションケース外側に取付け
ていたので、ミッションケース外側に付着する泥土によ
ってその連動構造が誤作動する危険性が充分に存してい
た。
また箱体に振子を密閉した場合、ロータリ作業機と振子
の傾斜角を容易に一致させ難い構造となり、目視による
振子の検出傾斜角調節を簡便に行い難いものであった。
の傾斜角を容易に一致させ難い構造となり、目視による
振子の検出傾斜角調節を簡便に行い難いものであった。
本考案は上記の従来欠点を解消するものであり、ミッシ
ョンケース後方に延設するハンドル基端枠部に傾動感知
振子を機体前後にだけ揺動自在に垂下させ、車軸を中心
とする略同一円周上に前記振子並びにロータリ作業構の
ロータリを夫々配設させると共に、前記ハンドルに略平
行に延設する変速ロツド中間に突棒を固定させ、該ロツ
ドの後進作動によってその突棒を当接させて機体前方に
振子を移動させるピンを前記振子の支杆に固設したもの
で、ロータリ作業機の略真上となるハンドル基部の前記
振子に泥土が付着する恐れが殆んどなく、エンジン及び
ロータリから離れた位置で安定良く前記振子を支持し得
、前記振子用の特別のケース部材を不要にしてハンドル
を握る作業者からその振子を目視し易く、前記振子の作
動状況を作業中でも簡単に確認し得、またロータリ11
の昇降量とハンドルの振子取付位置の変位量とを略一致
させることによって従来よりも振子の検出傾斜角を簡便
にして適正に設定し得、しかも変速ロツドに前記振子を
近接させて簡単な連動構造で振子を強制変位させ得、特
にその連動構造を突棒及びピンで形戊することによって
改良加工を極めて少なくして従来機種に組込み得、従来
に比べて簡潔な構或にして機能的に取扱えるようにした
耕耘機のPTO出力制御装置を提供しようとするもので
ある。
ョンケース後方に延設するハンドル基端枠部に傾動感知
振子を機体前後にだけ揺動自在に垂下させ、車軸を中心
とする略同一円周上に前記振子並びにロータリ作業構の
ロータリを夫々配設させると共に、前記ハンドルに略平
行に延設する変速ロツド中間に突棒を固定させ、該ロツ
ドの後進作動によってその突棒を当接させて機体前方に
振子を移動させるピンを前記振子の支杆に固設したもの
で、ロータリ作業機の略真上となるハンドル基部の前記
振子に泥土が付着する恐れが殆んどなく、エンジン及び
ロータリから離れた位置で安定良く前記振子を支持し得
、前記振子用の特別のケース部材を不要にしてハンドル
を握る作業者からその振子を目視し易く、前記振子の作
動状況を作業中でも簡単に確認し得、またロータリ11
の昇降量とハンドルの振子取付位置の変位量とを略一致
させることによって従来よりも振子の検出傾斜角を簡便
にして適正に設定し得、しかも変速ロツドに前記振子を
近接させて簡単な連動構造で振子を強制変位させ得、特
にその連動構造を突棒及びピンで形戊することによって
改良加工を極めて少なくして従来機種に組込み得、従来
に比べて簡潔な構或にして機能的に取扱えるようにした
耕耘機のPTO出力制御装置を提供しようとするもので
ある。
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図は耕耘機の概略側面図であり、図中1はエンジン
、2はクラッチケース、3はミッションケース、4は流
体変速(HST)装置、5は車軸、6は走行車輪、7は
ハンドル、8は走行変速レバー、9はそのレバー8と前
記装置4を連結する変速ロツド、10はロータリ作業機
、11はロータリ、12はPTO伝動軸、13は前記作
業機10を連結するヒツチであり、前記エンジン1によ
って走行車輪6及びロータリ11を適宜駆動すると共に
、ハンドル7を昇降させることにより、車軸5を中心に
ロータリ作業機10を上下変移するように構或する。
、2はクラッチケース、3はミッションケース、4は流
体変速(HST)装置、5は車軸、6は走行車輪、7は
ハンドル、8は走行変速レバー、9はそのレバー8と前
記装置4を連結する変速ロツド、10はロータリ作業機
、11はロータリ、12はPTO伝動軸、13は前記作
業機10を連結するヒツチであり、前記エンジン1によ
って走行車輪6及びロータリ11を適宜駆動すると共に
、ハンドル7を昇降させることにより、車軸5を中心に
ロータリ作業機10を上下変移するように構或する。
第2図乃至第4図に示す如く、上記PTO伝動軸12に
PTO軸14を連結するPOT出力クラッチ15を設け
る。
PTO軸14を連結するPOT出力クラッチ15を設け
る。
前記クラッチ15は、伝動軸12にボルト16で涸定す
る一方のクラッチ片17と、PTO軸14にスプライン
嵌合させる他方のクラッチ片18と、そのクラッチ片1
8の輪溝19に係入させるシフトフォーク20とを含み
、該シフトフォーク20を固定するフォークシャフト2
1をミッションケース3に摺動自在に組込むと共に、前
記シャフト21にラツク22を一体連設させ、そのラツ
ク22に噛合せるピニオン23を電動モータ24の出力
軸25に軸支し、また前記シャフト21の摺動変移を感
知してクラッチ15のオンオフを検出するクラッチ動作
スイッチ26 .27を設けてなる。
る一方のクラッチ片17と、PTO軸14にスプライン
嵌合させる他方のクラッチ片18と、そのクラッチ片1
8の輪溝19に係入させるシフトフォーク20とを含み
、該シフトフォーク20を固定するフォークシャフト2
1をミッションケース3に摺動自在に組込むと共に、前
記シャフト21にラツク22を一体連設させ、そのラツ
ク22に噛合せるピニオン23を電動モータ24の出力
軸25に軸支し、また前記シャフト21の摺動変移を感
知してクラッチ15のオンオフを検出するクラッチ動作
スイッチ26 .27を設けてなる。
更に、上記作業機10を車軸5を中心に降下時にその着
地前にPTO出力クラッチ15をオンにして作業機10
を定常駆動させる第1スイッチ28と、前記作業機10
を車軸5を中心に上昇時にこの脱地直後にPTO出力ク
ラッチ15をオフにして作業機10を停止させる第2ス
イッチ29とを設ける。
地前にPTO出力クラッチ15をオンにして作業機10
を定常駆動させる第1スイッチ28と、前記作業機10
を車軸5を中心に上昇時にこの脱地直後にPTO出力ク
ラッチ15をオフにして作業機10を停止させる第2ス
イッチ29とを設ける。
上記ハンドル7の基端部に取付金具30を介して前後方
向に揺動自在に傾倒センサである傾動感知振子31を組
込み、該振子31の支杆32に当接するように第1及び
第2スイッチ28.29を取付金具30に固定する。
向に揺動自在に傾倒センサである傾動感知振子31を組
込み、該振子31の支杆32に当接するように第1及び
第2スイッチ28.29を取付金具30に固定する。
また、流体変速装置4の無段変速アーム33及び多段変
速アーム34に先端を連結させた走行用変速ロツド9中
間に連結部材である突棒35を取付けると共に、その突
棒35を当接させる連結部材であるピン36を支杆32
に設け、変速ロツド9を後進変速作動したとき、突棒3
5がピン36に当接し、振子31を前方に揺動させて、
第2スイッチ29を作動させ、ロータリ作業機10を停
止するように形威してなる。
速アーム34に先端を連結させた走行用変速ロツド9中
間に連結部材である突棒35を取付けると共に、その突
棒35を当接させる連結部材であるピン36を支杆32
に設け、変速ロツド9を後進変速作動したとき、突棒3
5がピン36に当接し、振子31を前方に揺動させて、
第2スイッチ29を作動させ、ロータリ作業機10を停
止するように形威してなる。
次いで、上記電動モータ24は正逆転可能にこの電源3
7に電気接続するもので、ロータリ作業機10を持上げ
て第2スイッチ29がオンになっているときに励磁作動
するリレー38を備え、自己保持接点39及ひプッシュ
スイッチ40と前記第2スイッチ29を介して電源37
に前記リレー38を接続する。
7に電気接続するもので、ロータリ作業機10を持上げ
て第2スイッチ29がオンになっているときに励磁作動
するリレー38を備え、自己保持接点39及ひプッシュ
スイッチ40と前記第2スイッチ29を介して電源37
に前記リレー38を接続する。
そして上記クラッチ15がオフの時にフォークシャフト
21によって切換えたスイッチ27と前記各スイッチ3
8 .40を介してリレー38に電源37を印加すると
共に、作業機10の降下によって第1スイッチ28がオ
ンになった時にクラッチ15をオンにする方向にラツク
22を駆動すべくモータ24を回転させる電源切換リレ
ー接点41.42を設け、そして前記各スイッチ27,
29.40を介してリレー38を作動させたときにリレ
ー接点41.42を切換え、第1スイッチ28のオンに
よってモータ24を回転させてクラッチ15をオンにす
るもので、ロータリ11が位置から中位置に降下したと
きに振子31の後方揺動によって第1スイッチ28がオ
ンになったとき、予めプッシュスイッチ40操作で励磁
しているリレー38の各接点41.42及び各スイッチ
26 .28を介してモータ24を回動させ、ラツク2
2の駆動によってクラッチ15をオンにし、ロータリ1
1を設定回転で駆動している状態でロータリ11を着地
させて耕耘作業を行うように形或する。
21によって切換えたスイッチ27と前記各スイッチ3
8 .40を介してリレー38に電源37を印加すると
共に、作業機10の降下によって第1スイッチ28がオ
ンになった時にクラッチ15をオンにする方向にラツク
22を駆動すべくモータ24を回転させる電源切換リレ
ー接点41.42を設け、そして前記各スイッチ27,
29.40を介してリレー38を作動させたときにリレ
ー接点41.42を切換え、第1スイッチ28のオンに
よってモータ24を回転させてクラッチ15をオンにす
るもので、ロータリ11が位置から中位置に降下したと
きに振子31の後方揺動によって第1スイッチ28がオ
ンになったとき、予めプッシュスイッチ40操作で励磁
しているリレー38の各接点41.42及び各スイッチ
26 .28を介してモータ24を回動させ、ラツク2
2の駆動によってクラッチ15をオンにし、ロータリ1
1を設定回転で駆動している状態でロータリ11を着地
させて耕耘作業を行うように形或する。
また、上記クラッチ15がオンの時にフォークシャフト
21によって切換えたスイッチ26並びに復帰状態の各
接点41.42及び各スイッチ27.29を介して上述
と逆方向に回転させるようにモータ24を電源37に切
換接続させる。
21によって切換えたスイッチ26並びに復帰状態の各
接点41.42及び各スイッチ27.29を介して上述
と逆方向に回転させるようにモータ24を電源37に切
換接続させる。
そして、作業機10の上昇によって第2スイッチ29が
オンになると、クラッチ15をオフにする方向にラツク
22を駆動すべく各スイッチ26,27.29及び接点
41.42を介してモータ24を回転させるもので゛、
ロータリ11が下位置から中位置に上昇したとき、振子
31の前方揺動によって第2スイッチ29がオンになり
、各スイッチ26 ,27 .29及び各接点41.4
2を介してモータ24を回転させ、ラツク22の駆動に
よってロータリ11の脱地初期にクラッチ15をオフに
し、ロータリ作業機10を停止させた状態で沖位置から
上位置に持上げるように形威したものである。
オンになると、クラッチ15をオフにする方向にラツク
22を駆動すべく各スイッチ26,27.29及び接点
41.42を介してモータ24を回転させるもので゛、
ロータリ11が下位置から中位置に上昇したとき、振子
31の前方揺動によって第2スイッチ29がオンになり
、各スイッチ26 ,27 .29及び各接点41.4
2を介してモータ24を回転させ、ラツク22の駆動に
よってロータリ11の脱地初期にクラッチ15をオフに
し、ロータリ作業機10を停止させた状態で沖位置から
上位置に持上げるように形威したものである。
本考案は上記の如く構或しており、第1図に示す状態、
即ち中位置(略水平)にロータリ作業機10を支持して
いるとき、振子31によって第1スイッチ28がオンに
なっており、このときにプッシュスイッチ40を押すと
、各スイッチ27,29.40を介してリレー38が励
磁し、リレー38の各接点41.42が切換り、各スイ
ッチ26及び接点41.42を介してモータ24を回動
させ、ラツク22及びフォークシャフト21を変移させ
、第3図のようにクラッチ15をオンにしてロータ1川
1を駆動すると共に、その後でラツク22によってスイ
ッチ26を切換え、モータ24を停止させる。
即ち中位置(略水平)にロータリ作業機10を支持して
いるとき、振子31によって第1スイッチ28がオンに
なっており、このときにプッシュスイッチ40を押すと
、各スイッチ27,29.40を介してリレー38が励
磁し、リレー38の各接点41.42が切換り、各スイ
ッチ26及び接点41.42を介してモータ24を回動
させ、ラツク22及びフォークシャフト21を変移させ
、第3図のようにクラッチ15をオンにしてロータ1川
1を駆動すると共に、その後でラツク22によってスイ
ッチ26を切換え、モータ24を停止させる。
そして、ハンドル7を押下げることによってロータリ1
1を着地させ耕耘作業を行う。
1を着地させ耕耘作業を行う。
一方、前述のように着地しているロータリ11をハンド
ル7によって持上げると、ロータリ11の脱地直後に第
2スイッチ29がオンになり、各接点41.42及ひ゛
スイッチ26 , 27 .29を介してモータ24を
逆転させ、クラッチ15をオフにしてロータリ11を停
止させると共に、その後でラツク22によってスイッチ
27を切換え、モータ24を停止するものである。
ル7によって持上げると、ロータリ11の脱地直後に第
2スイッチ29がオンになり、各接点41.42及ひ゛
スイッチ26 , 27 .29を介してモータ24を
逆転させ、クラッチ15をオフにしてロータリ11を停
止させると共に、その後でラツク22によってスイッチ
27を切換え、モータ24を停止するものである。
また、前記ラツク22によってスイッチ26を切換えて
前記同様にハンドル7を押下げてロータリ11を駆動し
ているとき、走行変速レバー8の後進操作によって変速
ロツド9を後進作動させると、前記ロツド9の突棒35
と支杆32のピン36が係合当接し、前記ロツド9と連
動して振子31を前方に強制的に揺動させ、ロータリ1
1を着地保持した状態で第2スイッチ29をオンにし、
各スイッチ26,27.29及び接点41.42を介し
てモータ24を駆動し、クラッチ15をオフにしてロー
タノ11を停止させ、作業機10を後進移動させるもの
で、この後進時、ハンドル7を持上げてロータリ11を
上昇させても、ロータリ11が停止しているので、この
後方の作業者に泥土が飛散するのを未然に防げるもので
ある。
前記同様にハンドル7を押下げてロータリ11を駆動し
ているとき、走行変速レバー8の後進操作によって変速
ロツド9を後進作動させると、前記ロツド9の突棒35
と支杆32のピン36が係合当接し、前記ロツド9と連
動して振子31を前方に強制的に揺動させ、ロータリ1
1を着地保持した状態で第2スイッチ29をオンにし、
各スイッチ26,27.29及び接点41.42を介し
てモータ24を駆動し、クラッチ15をオフにしてロー
タノ11を停止させ、作業機10を後進移動させるもの
で、この後進時、ハンドル7を持上げてロータリ11を
上昇させても、ロータリ11が停止しているので、この
後方の作業者に泥土が飛散するのを未然に防げるもので
ある。
更に第5図及び第6図は第3図の変形例を示すもので、
上記フォークシャフト21にピストン43を一体連設し
、スプリング44復帰型油圧シリンダ45を形或する。
上記フォークシャフト21にピストン43を一体連設し
、スプリング44復帰型油圧シリンダ45を形或する。
また、ソレノイド46 .47で切換える3ポート2位
置油圧切換弁48を設け、該弁48を介して前記シリン
ダ45を油圧ポンプ49に連通させる。
置油圧切換弁48を設け、該弁48を介して前記シリン
ダ45を油圧ポンプ49に連通させる。
そして第1スイッチ28′、スイッチ26′、プッシュ
スイッチ40′、ソレノイド46を電源37に直列接続
すると共に、第2スイッチ29′、スイッチ27′、ソ
レノイド47を電源37に直列接続してなる。
スイッチ40′、ソレノイド46を電源37に直列接続
すると共に、第2スイッチ29′、スイッチ27′、ソ
レノイド47を電源37に直列接続してなる。
而して、ロータリ作業機10を持上げた状態でプッシュ
スイッチ40′を押し、その作業機10を降すと、第l
スイッチ28′がオンになってソレノイド47を作動さ
せ、第6図の如く切換弁48を切換えてシリンダ45を
スプリング44によって復動させ、第5図の如くクラッ
チ15をオンにする。
スイッチ40′を押し、その作業機10を降すと、第l
スイッチ28′がオンになってソレノイド47を作動さ
せ、第6図の如く切換弁48を切換えてシリンダ45を
スプリング44によって復動させ、第5図の如くクラッ
チ15をオンにする。
一方、その時、ハンドル7によってロータリ作動機10
を持上げると、第2スイッチ29′がオンになり、ソレ
ノイド46を作動させて切換弁48を切換え、シリンダ
45のピストン43を油圧力で変移してクラッチ15を
オフにする。
を持上げると、第2スイッチ29′がオンになり、ソレ
ノイド46を作動させて切換弁48を切換え、シリンダ
45のピストン43を油圧力で変移してクラッチ15を
オフにする。
前記第1及び第2スイッチ28’,29’は上述のスイ
ッチ28 .29と略同に作業をし、着地前にロータリ
11を駆動した後、耕耘姿勢にすると共に、ロータリ1
1を脱地直後にクラッチ15をオフにし、ロータリ11
を速やかに停止してロータリ作業機10を持上げるもの
である。
ッチ28 .29と略同に作業をし、着地前にロータリ
11を駆動した後、耕耘姿勢にすると共に、ロータリ1
1を脱地直後にクラッチ15をオフにし、ロータリ11
を速やかに停止してロータリ作業機10を持上げるもの
である。
以上実施例から明らかなように本考案は、車軸5を介し
て走行車輪6を装設するミッションケース3前方にエン
ジン1を、またミッションケース3後方にハンドル7を
夫々連設させると共に、前記ミッションケース3後側に
ロータリ作業機10を連結させ、前記車軸5を中心とす
るハンドル7及びロータリ作業機10の昇降を検出する
傾動感知振子31を備え、該振子31の変位によってP
TO出力クラッチ15を継続させる歩行型の耕耘機にお
いて、前記ハンドル7基端枠部に傾動感知振子31を機
体前後にだけ揺動自在に垂下させ、車軸5を中心とする
略同一円周上に前記振子31並びにロータリ作業機10
のロータリ11を夫々配設させると共に、前記ハンドル
7に略平行に延設する変速ロツド9中間に突棒35を固
定させ、該ロッド9の後進作動によってその突棒35を
当接させて機体前方に振子31を移動させるピン36を
前記振子31の支杆32に固設したもので、ロータリ作
業機10の略真上となるハンドル7基部の前記振子31
に泥土が付着する恐れが殆んどなく、エンジン1及びロ
ータリ11から離れた位置で安定良く前記振子31を支
持でき、前記振子31用の特別のケース部材を不要にし
てハンドル7を握る作業者がらその振子31を目視し易
く、前記振子31の作動状況を作業中でも簡単に確認で
き、またロータ1月1の昇降量とハンドル7の振子31
取付位置の変位量とを略一致させることによって従来よ
りも振子31の検出傾斜角を簡便にして適正に設定でき
、しかも変速ロツド9に前記振子31を近接させて簡単
な連動構造で振子31を強制変位させることができ、特
にその連動構造を突棒35及びピン36で形戊すること
によって改良加工を極めて少なくして従来機種に組込む
ことができ、従来に比べて簡潔な構或にして機能的に取
扱うことができる等の実用的な効果を奏するものである
。
て走行車輪6を装設するミッションケース3前方にエン
ジン1を、またミッションケース3後方にハンドル7を
夫々連設させると共に、前記ミッションケース3後側に
ロータリ作業機10を連結させ、前記車軸5を中心とす
るハンドル7及びロータリ作業機10の昇降を検出する
傾動感知振子31を備え、該振子31の変位によってP
TO出力クラッチ15を継続させる歩行型の耕耘機にお
いて、前記ハンドル7基端枠部に傾動感知振子31を機
体前後にだけ揺動自在に垂下させ、車軸5を中心とする
略同一円周上に前記振子31並びにロータリ作業機10
のロータリ11を夫々配設させると共に、前記ハンドル
7に略平行に延設する変速ロツド9中間に突棒35を固
定させ、該ロッド9の後進作動によってその突棒35を
当接させて機体前方に振子31を移動させるピン36を
前記振子31の支杆32に固設したもので、ロータリ作
業機10の略真上となるハンドル7基部の前記振子31
に泥土が付着する恐れが殆んどなく、エンジン1及びロ
ータリ11から離れた位置で安定良く前記振子31を支
持でき、前記振子31用の特別のケース部材を不要にし
てハンドル7を握る作業者がらその振子31を目視し易
く、前記振子31の作動状況を作業中でも簡単に確認で
き、またロータ1月1の昇降量とハンドル7の振子31
取付位置の変位量とを略一致させることによって従来よ
りも振子31の検出傾斜角を簡便にして適正に設定でき
、しかも変速ロツド9に前記振子31を近接させて簡単
な連動構造で振子31を強制変位させることができ、特
にその連動構造を突棒35及びピン36で形戊すること
によって改良加工を極めて少なくして従来機種に組込む
ことができ、従来に比べて簡潔な構或にして機能的に取
扱うことができる等の実用的な効果を奏するものである
。
第1図は本考案の一実施例を示す耕耘機の概略側面図、
第2図はその要部拡大図、第3図は同要部拡大断面図、
第4図は同要部電気回路図、第5図は変形例を示す要部
拡大断面図、第6図は同作動系統図である。 1・・・・・・エンジン、3・・・・・・ミッションケ
ース、5・・・・・・車軸、6・・・・・・走行車輪、
7・・・・・・ハンドル、9・・・・・・走行用変速ロ
ツド、10・・・・・・ロータリ作業機、11・・・・
・・ロータノ、15・・・・・・PTO出力クラッチ、
31・・・・・・傾動感知振子、32・・・・・・支杆
、35・・・・・・突棒、36・・・・・・ピン。
第2図はその要部拡大図、第3図は同要部拡大断面図、
第4図は同要部電気回路図、第5図は変形例を示す要部
拡大断面図、第6図は同作動系統図である。 1・・・・・・エンジン、3・・・・・・ミッションケ
ース、5・・・・・・車軸、6・・・・・・走行車輪、
7・・・・・・ハンドル、9・・・・・・走行用変速ロ
ツド、10・・・・・・ロータリ作業機、11・・・・
・・ロータノ、15・・・・・・PTO出力クラッチ、
31・・・・・・傾動感知振子、32・・・・・・支杆
、35・・・・・・突棒、36・・・・・・ピン。
Claims (1)
- 車軸5を介して走行車輪6を装設するミッションケース
3前方にエンジン1を、またミッションケース3後方に
ハンドル7を夫々連設させると共に、前記ミッションケ
ース3後側にロータリ作業機10を連結させ、前記車軸
5を中心とするハンドル7及びロータリ作業機10の昇
降を検出する傾動感知振子31を備え、該振子31の変
位によってPTO出力クラッチ15を断続させる歩行型
の耕耘機において、前記ハンドル7基端枠部に傾動感知
振子31を機体前後にだけ揺動自在に垂下させ、車軸5
を中心とする略同一円周上に前記振子31並びにロータ
リ作業機10のロータリ11を夫々配設させると共に、
前記ハンドル7に略平行に延設する変速ロツド9中間に
突棒35を固定させ、該ロツド9の後進作動によってそ
の突棒35を当接させて機体前方に振子31を移動させ
るピン36を前記振子31の支杆32に固設したことを
特徴とする耕耘機のPTO出力制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10564377U JPS596650Y2 (ja) | 1977-08-05 | 1977-08-05 | 耕耘機のptoの出力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10564377U JPS596650Y2 (ja) | 1977-08-05 | 1977-08-05 | 耕耘機のptoの出力制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5432205U JPS5432205U (ja) | 1979-03-02 |
JPS596650Y2 true JPS596650Y2 (ja) | 1984-03-01 |
Family
ID=29048090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10564377U Expired JPS596650Y2 (ja) | 1977-08-05 | 1977-08-05 | 耕耘機のptoの出力制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS596650Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57109882U (ja) * | 1980-12-27 | 1982-07-07 |
-
1977
- 1977-08-05 JP JP10564377U patent/JPS596650Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5432205U (ja) | 1979-03-02 |
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