JPS5966171A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JPS5966171A JPS5966171A JP17612782A JP17612782A JPS5966171A JP S5966171 A JPS5966171 A JP S5966171A JP 17612782 A JP17612782 A JP 17612782A JP 17612782 A JP17612782 A JP 17612782A JP S5966171 A JPS5966171 A JP S5966171A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L29/00—Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/66—Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/68—Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
- H01L29/76—Unipolar devices, e.g. field effect transistors
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- H01L29/7881—Programmable transistors with only two possible levels of programmation
- H01L29/7883—Programmable transistors with only two possible levels of programmation charging by tunnelling of carriers, e.g. Fowler-Nordheim tunnelling
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、半導体装置に係り、特に高速プログラム可能
で高い信頼性を有する不揮発性メモリ素子に関する。
で高い信頼性を有する不揮発性メモリ素子に関する。
電気的にプロクラム可能な不揮発性メモリ素子として、
従来次の2つが代表的な素子として知られている。1つ
は、いわゆるMNOS (金属−s i、N4− s
;o、−半導体)構造をもつもので、Si3N、中のト
ラップ準位に電荷を蓄積する。他の1つは、70−ティ
ングゲート型と呼ばれるもので、絶縁膜中に埋め込まれ
た半導体又は金属中に電荷を蓄積する。
従来次の2つが代表的な素子として知られている。1つ
は、いわゆるMNOS (金属−s i、N4− s
;o、−半導体)構造をもつもので、Si3N、中のト
ラップ準位に電荷を蓄積する。他の1つは、70−ティ
ングゲート型と呼ばれるもので、絶縁膜中に埋め込まれ
た半導体又は金属中に電荷を蓄積する。
また1、70−ティングゲート型の素子において、フロ
ーティングゲートとしては高濃度の不純物を含む多結晶
S1が、絶縁膜としては酸化膜が一般に用いられている
。しかし、最近S I 3 N4膜を上たように、S’
3N4膜のバンドギャップが小でいため、フローティン
グゲートと半導体基板の間に513N4 膜を用いると
、513N4 膜のバリアを越えてフローティングゲー
ト中に入るためのエネルキーが、SiO2を用いた場合
よりも小さくてよいためである。他の1つの理由は、第
2図の工坏ルギーバ/ド図に示したように、5i3N4
膜の誘電率が太きいため、フローティングゲートと
コントロールゲート間にこの膜を用いると、ゲートに印
711]烙れたブロク′ラム電圧VPを有効にフローテ
ィングゲート−基板間に加えることができるためである
。すなわち、第2図において、Cs << Ctとなる
ので、フローティングゲートに印加される電圧Vfは、 となり、プログラム電圧VPがほぼその1まフローティ
ングゲートに印加される。
ーティングゲートとしては高濃度の不純物を含む多結晶
S1が、絶縁膜としては酸化膜が一般に用いられている
。しかし、最近S I 3 N4膜を上たように、S’
3N4膜のバンドギャップが小でいため、フローティン
グゲートと半導体基板の間に513N4 膜を用いると
、513N4 膜のバリアを越えてフローティングゲー
ト中に入るためのエネルキーが、SiO2を用いた場合
よりも小さくてよいためである。他の1つの理由は、第
2図の工坏ルギーバ/ド図に示したように、5i3N4
膜の誘電率が太きいため、フローティングゲートと
コントロールゲート間にこの膜を用いると、ゲートに印
711]烙れたブロク′ラム電圧VPを有効にフローテ
ィングゲート−基板間に加えることができるためである
。すなわち、第2図において、Cs << Ctとなる
ので、フローティングゲートに印加される電圧Vfは、 となり、プログラム電圧VPがほぼその1まフローティ
ングゲートに印加される。
上記のフローティングゲート型素子は、いずれも電荷(
主として電子)に工坏ルギーを与え、絶縁膜のバリアを
糾えさせようというものである。
主として電子)に工坏ルギーを与え、絶縁膜のバリアを
糾えさせようというものである。
最近フローティングゲート型の素子でも、フローティン
グゲートを基板(あるい(d基板と逆導電形の領域)の
間に存在する絶縁膜をトンネル現象により通過させる型
の素子が強く注目されるようになった。ただ、この場合
のトンネルは、第3図の工不ルキーバンド図に示しまた
ように、絶縁膜中の伝導帯へのトンネルであり、いわゆ
るF−Nl−ン坏ル(Fowler −Nordhei
+* tunnel )と呼ばれるものである。基本
的にはこの特性が、はとんとフローティングゲート型の
素子の特性をきめていると言ってもよい(実際には、フ
ローティングゲートからコントロールゲートへ(又はこ
の逆方向−)流れる電流にも影響を受ける。)。
グゲートを基板(あるい(d基板と逆導電形の領域)の
間に存在する絶縁膜をトンネル現象により通過させる型
の素子が強く注目されるようになった。ただ、この場合
のトンネルは、第3図の工不ルキーバンド図に示しまた
ように、絶縁膜中の伝導帯へのトンネルであり、いわゆ
るF−Nl−ン坏ル(Fowler −Nordhei
+* tunnel )と呼ばれるものである。基本
的にはこの特性が、はとんとフローティングゲート型の
素子の特性をきめていると言ってもよい(実際には、フ
ローティングゲートからコントロールゲートへ(又はこ
の逆方向−)流れる電流にも影響を受ける。)。
F−Nl−ンネルであるため、直接トンネルに比べると
、同一電界で流れる電流は小さく、例えば直接トンネル
現象を利用したMNO8素子に比べ、向−スイッチング
速度を得る場合の絶縁膜に印加される貢1界は大きなも
のとなる。
、同一電界で流れる電流は小さく、例えば直接トンネル
現象を利用したMNO8素子に比べ、向−スイッチング
速度を得る場合の絶縁膜に印加される貢1界は大きなも
のとなる。
第4図は、面接トンネル電流とF−Nトンネル電流の電
界依存性の一例を示した図である。同図中、(イ)が直
接トンネルで、(口〕がF−N)ンネルである。電界が
大きいことは、例えば素子特性の劣化を生じる原因とな
るなど、好ましくないことが多い。
界依存性の一例を示した図である。同図中、(イ)が直
接トンネルで、(口〕がF−N)ンネルである。電界が
大きいことは、例えば素子特性の劣化を生じる原因とな
るなど、好ましくないことが多い。
一方、絶縁膜を薄くして、フローティングゲート型の素
子で直接トンネルを生じさせることが考えられるが、い
わゆる記憶保持特性などで十分な特性が得られないため
、実用上問題が多い。
子で直接トンネルを生じさせることが考えられるが、い
わゆる記憶保持特性などで十分な特性が得られないため
、実用上問題が多い。
本発明の目的は、以上のような従来素子の欠点を改善し
、低電界でプログラム可能なフローティングゲート型半
導体装置(不揮発性メモリ素子)を提供することにある
。
、低電界でプログラム可能なフローティングゲート型半
導体装置(不揮発性メモリ素子)を提供することにある
。
本発明は、第1に、従来型フローティングゲート素子が
、絶縁膜を電荷がF−Nトンイ、ルにより通過すること
を利用したものであるため、高い電界を絶縁膜に印加す
る必要があったこと、第2に、MNO8型素子において
は、SiO2を電荷が通過する機構は直接トンネルであ
ること、第3に、MNOSのs;、N、 金薄くする
と、813N4 中に捕獲される電荷が減少し、5IO
2をトンイ・ルしてきた電荷はSi、N4 膜を通過
すること、第4に、Si、N4 中の伝導度は5in
2中より犬なることなどに着目し、第5図のエネルキー
バンド図に示したように、フローティングゲート−基板
(又は、基板中の基板と逆導伝型領域)間の電荷を注入
するだめの絶縁膜を、直接トンネル可能な第1の絶縁膜
(11)と、これよりバンドギャップが小さい第2の絶
縁膜(■2)の少なくとも2層の絶縁膜で形成すること
を特徴としたものである。
、絶縁膜を電荷がF−Nトンイ、ルにより通過すること
を利用したものであるため、高い電界を絶縁膜に印加す
る必要があったこと、第2に、MNO8型素子において
は、SiO2を電荷が通過する機構は直接トンネルであ
ること、第3に、MNOSのs;、N、 金薄くする
と、813N4 中に捕獲される電荷が減少し、5IO
2をトンイ・ルしてきた電荷はSi、N4 膜を通過
すること、第4に、Si、N4 中の伝導度は5in
2中より犬なることなどに着目し、第5図のエネルキー
バンド図に示したように、フローティングゲート−基板
(又は、基板中の基板と逆導伝型領域)間の電荷を注入
するだめの絶縁膜を、直接トンネル可能な第1の絶縁膜
(11)と、これよりバンドギャップが小さい第2の絶
縁膜(■2)の少なくとも2層の絶縁膜で形成すること
を特徴としたものである。
第5図から分るように、バンドギャップの小さい絶縁膜
を直接用いるよりも、このように多層にした方が効率よ
く、電荷を注入することができる。
を直接用いるよりも、このように多層にした方が効率よ
く、電荷を注入することができる。
また望オしくけ第1の絶縁膜を通過してきた電荷全フロ
ーティングゲートに効率よく注入するためには上記第2
の絶縁膜はトラップが少・ないものがよい。
ーティングゲートに効率よく注入するためには上記第2
の絶縁膜はトラップが少・ないものがよい。
また、一度フローテインク゛ゲートに蓄えられた電荷の
保持特性は、第2の絶縁膜の性質(理想的には障壁高さ
)に依存するが、この高さを適当に選択することによっ
て、例えば125C,10年程度の保持特性を保障する
ことができ、単に一層の絶縁膜を薄くして、直接トンネ
ル頭載で用いる場合よりは、はるかによい記憶保持特性
が実現可能である。
保持特性は、第2の絶縁膜の性質(理想的には障壁高さ
)に依存するが、この高さを適当に選択することによっ
て、例えば125C,10年程度の保持特性を保障する
ことができ、単に一層の絶縁膜を薄くして、直接トンネ
ル頭載で用いる場合よりは、はるかによい記憶保持特性
が実現可能である。
第6図はフローティングゲートに電荷が蓄わえられた状
態のバンド図を示しており、第2の絶縁膜工!の存在に
より、フローティングゲートM2からのトンイ・ル現象
が容易におこらないのかわかる。
態のバンド図を示しており、第2の絶縁膜工!の存在に
より、フローティングゲートM2からのトンイ・ル現象
が容易におこらないのかわかる。
実施例1
第7図は本発明の第1の実施例を示す半導体装置の断面
図である。説明を簡明にするため、半導体基板?各部の
材質、導電形9寸法等を規定して説明するが、本発明は
これに限定されるものではない。
図である。説明を簡明にするため、半導体基板?各部の
材質、導電形9寸法等を規定して説明するが、本発明は
これに限定されるものではない。
例えば抵抗率10〜15Ω・筋、p形(100)シリコ
ン基板1表面に分離用酸化膜2を形成した後、所定の部
分に、リンイオン(P+)又はヒ素イオン(As”)又
(はアンチモンイオ/(Sb+)すどのn形不純物を例
えば1015/cm2打込んで高不純物1度層3を形成
し、その後ゲート酸化膜4を例えば約50 n rnの
厚さに形成した。次に、高不純物濃度層3上のゲート酸
化膜4の一部に、例えは約2μm四方の孔をあけ、直接
トンネルが可能な膜厚、例えば1.5 n mの810
2膜5、および例えば5nmの5L3N4膜5′を形成
した。この後、約300nmの第1層多結晶Si膜6を
堆積し、所定の形状に加工した後、リンイオン(Pl)
又はヒ素イオン(As” )又はアンチモンイオン(S
b”)などのn形不純物を例えば10′6/Crn2打
込んでソース、ドレイン領域7.7′を形成すると同時
に、上記第1層多結晶3+膜6中にも上記不純物を導入
した。この後、上記第1層多結晶3+膜6中に例えば約
5 Q n mのSiO2膜(ゲート間絶縁層)8を熱
酸化によ多形成した後、該熱酸化膜(Sin2膜8)の
一部をエツチング除去し上記第1層多結晶S1膜6表面
の一部を露出させた。該露出面上に、直接トンネルが可
能な例えば約1.5nm厚のSro□膜9、および例え
ば6nm厚の5L3N4膜9′を形成した。この後、例
えば約300 nm厚でn形不純物を高濃度に含む第2
層多結晶S1膜10を堆積し、所定の形状に加工した後
、リンカラス膜11を堆積し、熱処理等の後Par定の
部分にコンタクト用の孔をあけ、At等の金属配線12
を行なった。
ン基板1表面に分離用酸化膜2を形成した後、所定の部
分に、リンイオン(P+)又はヒ素イオン(As”)又
(はアンチモンイオ/(Sb+)すどのn形不純物を例
えば1015/cm2打込んで高不純物1度層3を形成
し、その後ゲート酸化膜4を例えば約50 n rnの
厚さに形成した。次に、高不純物濃度層3上のゲート酸
化膜4の一部に、例えは約2μm四方の孔をあけ、直接
トンネルが可能な膜厚、例えば1.5 n mの810
2膜5、および例えば5nmの5L3N4膜5′を形成
した。この後、約300nmの第1層多結晶Si膜6を
堆積し、所定の形状に加工した後、リンイオン(Pl)
又はヒ素イオン(As” )又はアンチモンイオン(S
b”)などのn形不純物を例えば10′6/Crn2打
込んでソース、ドレイン領域7.7′を形成すると同時
に、上記第1層多結晶3+膜6中にも上記不純物を導入
した。この後、上記第1層多結晶3+膜6中に例えば約
5 Q n mのSiO2膜(ゲート間絶縁層)8を熱
酸化によ多形成した後、該熱酸化膜(Sin2膜8)の
一部をエツチング除去し上記第1層多結晶S1膜6表面
の一部を露出させた。該露出面上に、直接トンネルが可
能な例えば約1.5nm厚のSro□膜9、および例え
ば6nm厚の5L3N4膜9′を形成した。この後、例
えば約300 nm厚でn形不純物を高濃度に含む第2
層多結晶S1膜10を堆積し、所定の形状に加工した後
、リンカラス膜11を堆積し、熱処理等の後Par定の
部分にコンタクト用の孔をあけ、At等の金属配線12
を行なった。
以上のようなプロセスで形成された不揮発性メモリ素子
において、フローティングゲート(第1層多結晶Si膜
6)に電子を注入する(しきい電圧を正にする)ために
は、フローティングゲート−基板(高不純物濃度層3)
間に高電圧が印加されるようにし、フローティングゲー
トから電子を取り除くため(しきい1に圧を負にする)
には、コントロールゲート(第1層多結晶S1膜60)
−70−ティングゲート間に高電圧を印加することによ
り、この不揮発性メモリは、電気的にメモリの内容全書
換えることができる。
において、フローティングゲート(第1層多結晶Si膜
6)に電子を注入する(しきい電圧を正にする)ために
は、フローティングゲート−基板(高不純物濃度層3)
間に高電圧が印加されるようにし、フローティングゲー
トから電子を取り除くため(しきい1に圧を負にする)
には、コントロールゲート(第1層多結晶S1膜60)
−70−ティングゲート間に高電圧を印加することによ
り、この不揮発性メモリは、電気的にメモリの内容全書
換えることができる。
実施例2
第8図は本発明の第2の実施例を示す半導体装置の断面
図である。
図である。
例えば、措抗率10〜15Ω”ffi、p形(100)
シリコン基板1表面に分離用酸化膜2を形成した後、ゲ
ート酸化膜24を例えは約5Qnmの厚さに形成した。
シリコン基板1表面に分離用酸化膜2を形成した後、ゲ
ート酸化膜24を例えは約5Qnmの厚さに形成した。
7:スーにチャネルが形成されるべき領域上のゲート酸
化膜4の一部に、例えば約2μm四方の孔をあけ、直接
トン坏ルが可能な膜厚、例えばl、5nmのsio□膜
5、および例えば6nmのSi、N4 膜5′を形成し
た。この後、約300nmの第1層多結晶Si膜6を堆
積し、所定の形状に加工した後、リンイオン(P+)又
はヒ素イオン(AS+)又はアンチモンイオン(Sb”
)などのn形不純物を例えば10 ” /cm’打込ん
でソース、ドレイン頭載7,7′を形成すると同時に上
記第1層多結晶Si膜6中にも上記不純物を導入した。
化膜4の一部に、例えば約2μm四方の孔をあけ、直接
トン坏ルが可能な膜厚、例えばl、5nmのsio□膜
5、および例えば6nmのSi、N4 膜5′を形成し
た。この後、約300nmの第1層多結晶Si膜6を堆
積し、所定の形状に加工した後、リンイオン(P+)又
はヒ素イオン(AS+)又はアンチモンイオン(Sb”
)などのn形不純物を例えば10 ” /cm’打込ん
でソース、ドレイン頭載7,7′を形成すると同時に上
記第1層多結晶Si膜6中にも上記不純物を導入した。
この後、上記第1層多結晶5iUW6上に例えば約5Q
nmの5Io2膜8を熱酸化により形成した後、例えば
約300nm厚でn形不純物を高濃度に含む第2層多結
晶Si膜10を堆積、パクーニングした後、リンガラス
膜11を堆積し、熱処理等の後、所定の部分にコンタク
ト用の孔をあけ、At等の金属配線12を行なった。
nmの5Io2膜8を熱酸化により形成した後、例えば
約300nm厚でn形不純物を高濃度に含む第2層多結
晶Si膜10を堆積、パクーニングした後、リンガラス
膜11を堆積し、熱処理等の後、所定の部分にコンタク
ト用の孔をあけ、At等の金属配線12を行なった。
上記のプロセスで形成された不揮発性メモリ素子におい
て、フローティングゲート(第1層多結晶Si膜6)に
電子を注入するためしきい電圧を正にするにはコントロ
ールゲート(第2層多結晶Si膜10)が基板、ドレー
ン(又はソース)に対して実効的に正となるように高電
圧を印加し、フローティングゲートに正孔を注入するた
め(しきい電圧を負にする)には、基板に対してコント
ロールゲートが実効的に負となるように高電圧を印加す
ればよい。用いる電圧値は、素子の形状にも強く依存す
るが、ここでは、例えばプログラム電圧VP7Vf杓1
μsの篩速プログラムが可能であった。
て、フローティングゲート(第1層多結晶Si膜6)に
電子を注入するためしきい電圧を正にするにはコントロ
ールゲート(第2層多結晶Si膜10)が基板、ドレー
ン(又はソース)に対して実効的に正となるように高電
圧を印加し、フローティングゲートに正孔を注入するた
め(しきい電圧を負にする)には、基板に対してコント
ロールゲートが実効的に負となるように高電圧を印加す
ればよい。用いる電圧値は、素子の形状にも強く依存す
るが、ここでは、例えばプログラム電圧VP7Vf杓1
μsの篩速プログラムが可能であった。
以上の実施例(第7図、第8図)は、代表的な構成を示
したものであり、この他に各種の構成法が考えられるこ
とはもちろんである。
したものであり、この他に各種の構成法が考えられるこ
とはもちろんである。
例えば、材料に対しては、基本となるゲート絶縁膜およ
び層間絶縁膜として5I02を示したが、Si3N4
など他の絶縁膜でもよいことは轟然である。またゲート
電極材料に、金属あるいは金属のシリナイドな′どを用
いることも可能である。
び層間絶縁膜として5I02を示したが、Si3N4
など他の絶縁膜でもよいことは轟然である。またゲート
電極材料に、金属あるいは金属のシリナイドな′どを用
いることも可能である。
次に素子偽造の他の例を第9図(a)、 (b、lに断
面構造<Va略図)で示した。ここで101は半導体基
板、102は基板と逆伝導型の高濃度拡散層、103は
電荷が直接トンネル可能な第1の絶縁膜〜104は第1
の絶縁膜に比べて障壁が低い第2の絶縁膜、105はフ
ローティングゲート、106はコントロールゲート、1
07は絶縁膜、108はゲート絶縁膜である。この他に
も、本発明を適用できる構造が数多くあることは当然で
ある。いずれにせよ本発明の重要な点は、絶縁膜を通し
て電荷の授受を行なう素子において、その絶縁膜を2層
以上の多層構造としたことにある。さらに本発明を有効
に応用する方法は、多層絶縁膜のうち、電荷が注入され
てくる側の第1の絶縁膜のその電荷に対する絶縁障壁を
他の第2の絶縁膜よりも太きくシ、膜厚を薄くすること
によって得られる。
面構造<Va略図)で示した。ここで101は半導体基
板、102は基板と逆伝導型の高濃度拡散層、103は
電荷が直接トンネル可能な第1の絶縁膜〜104は第1
の絶縁膜に比べて障壁が低い第2の絶縁膜、105はフ
ローティングゲート、106はコントロールゲート、1
07は絶縁膜、108はゲート絶縁膜である。この他に
も、本発明を適用できる構造が数多くあることは当然で
ある。いずれにせよ本発明の重要な点は、絶縁膜を通し
て電荷の授受を行なう素子において、その絶縁膜を2層
以上の多層構造としたことにある。さらに本発明を有効
に応用する方法は、多層絶縁膜のうち、電荷が注入され
てくる側の第1の絶縁膜のその電荷に対する絶縁障壁を
他の第2の絶縁膜よりも太きくシ、膜厚を薄くすること
によって得られる。
さらに望ましくは、第2の絶縁膜の誘電率を大きくする
ことであるが、逆に小さくとも、本発明を防げるもので
はない。
ことであるが、逆に小さくとも、本発明を防げるもので
はない。
以上説明したように、本発明によれは、電荷を注入する
電極又は基板側にある第1の絶縁膜は、障壁は高いが膜
厚が薄いので電荷は容易にトンネルにより通過でき、ま
た第2の絶縁膜は、障壁が低いので上記トンネル現象の
防げにならない。よって電荷の注入効率の良いデバイス
が得られる。
電極又は基板側にある第1の絶縁膜は、障壁は高いが膜
厚が薄いので電荷は容易にトンネルにより通過でき、ま
た第2の絶縁膜は、障壁が低いので上記トンネル現象の
防げにならない。よって電荷の注入効率の良いデバイス
が得られる。
また、望ましくは第2の絶縁膜の誘電率は第1の絶縁膜
よシ大きい方が良いが、必ずしも誘電率は大きくなくと
も本発明の妨げにならない。
よシ大きい方が良いが、必ずしも誘電率は大きくなくと
も本発明の妨げにならない。
上記第2の絶縁膜の存在はフローティングゲートに充電
された電荷を逃げに〈<シ、情報を長時間保持するのに
役立つ。
された電荷を逃げに〈<シ、情報を長時間保持するのに
役立つ。
第1図はエネルギーバンド図で、電子に対する障壁高さ
の違いを示している。第2図は同じくエイ・ルギーバン
ド図で、フローティングゲートとコントロールゲートの
間に81.N4膜を用いた場合を示している。第3図は
従来のF−Nトンネルを利用したフローティングゲート
型素子で電子のトンネルの様子を示すエネルギーバンド
図、第4図は直接トンネルとF−Nトンネルを比較した
一例を示す特性図、第5図及び第6図は本発明の内容を
示ずエネルギーバンド図、第7図、第8図及び第9図(
a) 、 (b)は本発明の実施例の素子構造を示す断
面図である。 1・・・基板、2・・・分離用酸化膜、3・・・高不純
物濃度層、4・・・ゲート酸化膜、5・・・5io2膜
、5′・・・S’3N4膜、6・・・第1層多結晶Si
膜(70−テインク°ゲート)、7.7’・・・ソース
、ドレイン領域、8・・・5102膜、9・・・5in
2膜、9′・・・S I 3 N4膜、10・・・第2
層多結晶Si膜(コントロールゲート)、11・・・リ
ンガラス膜、12・・・金属配線、101・・・半得体
基板、102・・・高濃度拡散層、103・・・第1の
絶縁膜、104・・・第2の絶縁膜、105・・フロー
ティングゲート、106・・・コントロールゲート、1
07・・・絶縁膜、108・・・ゲート′fIl ’
Q 革27 31−堕δlΣI3絢 り−W+日 Ct ” C21’ y 3 図 開 4 (2) % 5 121
% 乙 区子 72
の違いを示している。第2図は同じくエイ・ルギーバン
ド図で、フローティングゲートとコントロールゲートの
間に81.N4膜を用いた場合を示している。第3図は
従来のF−Nトンネルを利用したフローティングゲート
型素子で電子のトンネルの様子を示すエネルギーバンド
図、第4図は直接トンネルとF−Nトンネルを比較した
一例を示す特性図、第5図及び第6図は本発明の内容を
示ずエネルギーバンド図、第7図、第8図及び第9図(
a) 、 (b)は本発明の実施例の素子構造を示す断
面図である。 1・・・基板、2・・・分離用酸化膜、3・・・高不純
物濃度層、4・・・ゲート酸化膜、5・・・5io2膜
、5′・・・S’3N4膜、6・・・第1層多結晶Si
膜(70−テインク°ゲート)、7.7’・・・ソース
、ドレイン領域、8・・・5102膜、9・・・5in
2膜、9′・・・S I 3 N4膜、10・・・第2
層多結晶Si膜(コントロールゲート)、11・・・リ
ンガラス膜、12・・・金属配線、101・・・半得体
基板、102・・・高濃度拡散層、103・・・第1の
絶縁膜、104・・・第2の絶縁膜、105・・フロー
ティングゲート、106・・・コントロールゲート、1
07・・・絶縁膜、108・・・ゲート′fIl ’
Q 革27 31−堕δlΣI3絢 り−W+日 Ct ” C21’ y 3 図 開 4 (2) % 5 121
% 乙 区子 72
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、半導体基板表面捷たけ半導体基板表面に設けられた
基板と逆導電形の領域上に、絶縁膜を介してフローティ
ングゲートが存在し、かつ該70−ティングゲート上に
ゲート間絶縁層を介してコントロールゲートが存在する
フローティグゲート型不揮発性メモリにおいて、上記絶
縁膜あるいはその一部が異なる少なくとも2種の膜によ
り形成されて成ることを特徴とする半導体装置。 2、 上記少なくとも2種の膜によシ形成された絶縁膜
は、基板側に位置する絶縁膜よpもフローティングゲー
ト側に位置する絶縁膜の方がバンドギャップが小さいも
のである特許請求の範囲第1項記載の半導体装置。 3、上記少なくとも2種の膜によシ形成された絶縁膜は
、そのうちの最も基板よりに位置する絶縁膜の少なくと
も一部の膜厚が、電荷がトンネル現象により通過可能な
膜厚である特許請求の範囲第1項捷たは第2項記載の半
導体装置。 4、上記ゲート間絶縁層は、少なくともその一部がトン
ネル可能な膜厚の絶縁膜と他の種の絶縁膜の複数層から
成るものである特許請求の範囲第1項乃至第3項のいず
れかに記載の半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17612782A JPS5966171A (ja) | 1982-10-08 | 1982-10-08 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17612782A JPS5966171A (ja) | 1982-10-08 | 1982-10-08 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5966171A true JPS5966171A (ja) | 1984-04-14 |
Family
ID=16008138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17612782A Pending JPS5966171A (ja) | 1982-10-08 | 1982-10-08 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5966171A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61147576A (ja) * | 1984-12-21 | 1986-07-05 | Toshiba Corp | Mis型半導体装置 |
EP0415775A2 (en) * | 1989-08-31 | 1991-03-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method of manufacturing a semiconductor memory device |
US5739569A (en) * | 1991-05-15 | 1998-04-14 | Texas Instruments Incorporated | Non-volatile memory cell with oxide and nitride tunneling layers |
US5818111A (en) * | 1997-03-21 | 1998-10-06 | Texas Instruments Incorporated | Low capacitance interconnect structures in integrated circuits using a stack of low dielectric materials |
US6054769A (en) * | 1997-01-17 | 2000-04-25 | Texas Instruments Incorporated | Low capacitance interconnect structures in integrated circuits having an adhesion and protective overlayer for low dielectric materials |
-
1982
- 1982-10-08 JP JP17612782A patent/JPS5966171A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61147576A (ja) * | 1984-12-21 | 1986-07-05 | Toshiba Corp | Mis型半導体装置 |
EP0415775A2 (en) * | 1989-08-31 | 1991-03-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method of manufacturing a semiconductor memory device |
US5541129A (en) * | 1989-08-31 | 1996-07-30 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method of making non-volatile memory device |
US5739569A (en) * | 1991-05-15 | 1998-04-14 | Texas Instruments Incorporated | Non-volatile memory cell with oxide and nitride tunneling layers |
US6054769A (en) * | 1997-01-17 | 2000-04-25 | Texas Instruments Incorporated | Low capacitance interconnect structures in integrated circuits having an adhesion and protective overlayer for low dielectric materials |
US5818111A (en) * | 1997-03-21 | 1998-10-06 | Texas Instruments Incorporated | Low capacitance interconnect structures in integrated circuits using a stack of low dielectric materials |
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