JPS5964555A - 無収縮性高流動高強度モルタル - Google Patents

無収縮性高流動高強度モルタル

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JPS5964555A
JPS5964555A JP16973082A JP16973082A JPS5964555A JP S5964555 A JPS5964555 A JP S5964555A JP 16973082 A JP16973082 A JP 16973082A JP 16973082 A JP16973082 A JP 16973082A JP S5964555 A JPS5964555 A JP S5964555A
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JP
Japan
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weight
parts
fluidity
strength mortar
shrinkage
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JP16973082A
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JPS6327300B2 (ja
Inventor
小林 和一
真次 岩田
茂生 岡林
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Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6327300B2 publication Critical patent/JPS6327300B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は夏期高温時に施工される無収縮性高流動高強度
モルタルに関するものである。
ブレ・・ブ建築物などの構造物の接合部に充填して構造
材相互を一体化するだめに、プレミックスタイプの無収
縮性高流動高強度モルタル(以下。
高強度モルタルと略称する)が使用されている。
夏期高温時に施工される場合、高強度モルタルの線上り
温度が30℃を超えると時間の経過に伴ない流動性が著
しく低下し、充填作業が困難となる。しかしながら、混
線水を多くしたり、混練後に加水することによって流動
性の低下を回復させることは42判の分離1強度低下お
よび収縮の増加を生じさぜることになり、好寸しい方法
ではない。
本発明は高強度モルタルの夏期高温時施工におけるこの
ような問題点を解決するためなされたものである。
本発明の高強度モルタルの配合組成は以下の通りである
(1)  ポルドラ7ドセメン1−  100屯量部(
2)石灰系特殊膨張材   5〜10 ″(3)高性能
減水剤    1.0〜2.0〃(4)  硅   砂
        90〜150  “ここに石灰系特殊
膨張材とは、遊離Ca、015〜60mt%、遊離Ca
F25−60重量% +  110a、0−7d、、o
、、 ・CaF2 30−80重i1%および他の成分
10重量%以下を含有するタリンカ粉砕物、tたは、遊
離Ca、015−60重量係、遊離CaF’25−30
重量%+  110aOH7At203 ・CaF2ろ
0〜80重量係、および他の成分10重量係以下を含有
するクリンカと石こうとの混合粉砕物からなり、その混
合粉砕物に含まれるCaSO4/IYt203の重量比
が1.0〜3.5の範囲にあるものである。
石灰系特殊膨張材は高強度モルタルに生じる収縮を防止
するために配合されるものであり、その配合量が上記(
2)に示しだ範囲より少ないときは収縮補償が不充分で
あり、多いときは高温時の流動性が損われる。
高性能減水剤は高強度モルタルの高流動性を確保するた
め、メラミンホルマリン樹脂スルフカ/酸塩系減水剤で
あり、ポルトランドセメントに対して1.0〜2.0%
重量割合で年月される。高温時はポルトランドセメント
の使用量(単位量に占める割合)を強度が確保される範
囲でできる限シ少なくするだめ、高性能減水剤の配合が
2%を超えると過剰添加のため凝結遅延となり硬化不良
の現象が生じる。1%より少ないときは高流動性が得ら
れない。
0.3mm以下の微粒分の多い珪砂は材料分離、過度の
フリージングを防止できる。高温時に加水によらず流動
性を高めるためには、ポルトランドセメントに対する砕
砂の配合割合を増すことが必要であり、その配合量が上
記(4)に示しだ範囲より少ないときは、高流動性を得
るだめの水量が多くなり、収縮の増加、材料の分離1強
度低下の原因となる。′!、た。(4)の範囲より多い
ときd、高強度が確保できない。
以下2本発明の具体的な実施例について説明する。
種々実験を重ねだ結果1本発明の製品である無収縮性高
流動高強度モルタルは、膨張拐、高性能減水剤および珪
砂の微粒分の重量部(配合)の割合を種々変えたモルタ
ル材と比較したところ、その物性において最も優れたも
のであることがわかった。
その比較結果を第1表に示す。
第1表において本発明の無収縮付高流動高強度モルタル
は、配合Nα13に示すものである。
(1)膨張材の添加量 配合N[11〜4はセメント、減水剤および珪砂の重量
部を一定にして膨張材の重量部を変化させた場合の物性
を示す。
■ 配合Nα1は膨張材をセメノドに対して4俤混入し
たものであるがこの配合U上フロー値(流動性)が60
4.、、mであって利を1分1411の何1向が多少認
められる。また、膨張率についてみると若干の収縮が認
められた。
■ 配合Nα4は膨張材をセメントに対して11%混入
したものであるが、この配合は多少膨張が大きく9強度
が低い。
■ 配合Nα2およびNαろは膨張材をセメ/l・に対
して5%および10係混入したものであるが。
この範囲の膨張材量では良好な物性を示しだ。
(2)高性能減水剤の添加量 配合Nα5〜8はセメント、膨張材および珪砂の重量部
を一定にして減水剤の重量部を変化させた場合の物性を
示したものである。
■ 配合Nα5は減水剤をセメントに対して0.5%混
入した場合であるが、この配合は流動性が悪い。
■ 配合Nα8は減水剤をセメントに対して2゜5%混
入したものであるが流動性が過剰となシ材料分離が生じ
だ。
■ 配合Nα6およびNα7は減水剤をセメントに対し
て1.0%および2.0%混入したものであるが、いず
れも良好な物性を示しだ。
(3)珪砂の混入量 配合N(19〜12はセメント、膨張材および減水剤の
重量部を一定にして珪砂の重量部を変化させた場合の物
性を示したものである。
■ 配合N[L 9は珪砂をセメントに対して80重量
部混入したものであるが、流動性が悪い。
■ 配合Nα12は珪砂をセメントに対して160重量
部混入し2だものであるが、この配合は流動性がやや悪
く強度がやや低い。
■ 配合Nα10およびN(Lllは珪砂をセメントに
対して90重量部および150重量部混入したものであ
るが、いずれも良好な物性を示1〜た。
以上の結果から、夏期高温時に最適な高強度モルタルの
配合は前記したように第1表の配合Nα1ろすなわち、
ポルトランドセメント100重量部に対して1石灰系特
殊膨張制5〜10重量部、高性能減水剤1.il〜2.
0重量部、硅砂90〜1130重量部であると考えられ
る。
なお、上記第1表において、セメントは宇部普通ポルト
ランドセメント、膨張拐は石灰系特殊膨張材(クリンカ
組成:遊離石灰 43係、遊離0aF21乙%+ 11
CiaO・7At203 ・0aF2’40 %+石こ
う添加量:膨張材中の0aSO4/ A/:203の重
量比3.3)、高性能減水剤は昭和電工株式会社製メル
メント Flo、珪砂は01口胴以下の微粒分を25.
8%含んだものを使用した。
なお、その配合は、セメント100重量部に対し膨張材
6.25重量部、高性能減水剤1.5重量部。
硅砂145重量部の割合である。
本発明の製品は第1表に示すように、流動性を示すフロ
ー値が大きく、かつ膨張率が小さく、圧縮強度が極めて
大きいので、付着性能が高く、流し込みによる充填性が
優れており、現場における作業性に優れ、充填部もコン
クリートおよび鉄筋とよくなじむことができる。
つぎに2本発明の製品と市販の製品とを比較した結果を
第2表に示す。
第2表:本発明品と市販品の比較(30℃養生によるも
の)i  #、、B i 267 ’ 225 i+0
.04 ′11621第2表から明らかなように本発明
の製品は、流動性を示すフロー値が混練直後においても
・壕だ60分経過後においても、従来品(市販の製品)
よりも極めて大きく、従来品よりも優れた流動性を示す
ことがわかる。
まだ、材令7日における膨張率を比較してみてもやや小
さく、無収縮性を確保することができる。
さらに、材令28日における圧縮強度を比較してみても
s b s [(y /aAと極めて高く、充填部にお
けるコンクリートおよび鉄筋との付着強度が大きい高強
度モルタルであることがわかる。
以上の説明から明らかなように本発明によれば。
ポルトランドセメントに石灰系特殊膨張材と高性能減水
剤および微粒子を多く含んだ珪砂を混入することにより
高強度で高流動性を保ち、無収縮性の高強度モルタルを
得ることができる。
特許出願人  宇部興産株式会社 手続補正書く方式) 昭和58年3月ノア0 特許庁長官 殿 1、事イ′1の表示 特願昭57−1 (’39730月 2、発明の名称 無収縮性高流動高強度モルタル 3、補正をする名 事ヂ1との関係 特許出願人 郵便番号 755 山口県宇部市西本町1丁1112番32号連絡先: 郵便番号 100 東京都千代Ef1区霞が関3丁目7番2号宇部興産株式
会社 特許部 4、補正命令のE1イ1 昭和58年2月22日(発送日) 5、補正の対象 明細l(の1−発明の詳細な説明」の欄。
6、補正の内容 明細10の第5ページおよび第9ページは別紙のとJ3
す。
明細μiの浄円く内容に変更なし) 以    上 し込みによる充填性が優れており、現場における作業性
に優れ、充填部もコンクリートおよび鉄筋とよくなじむ
ことができる。
つぎに1本発明の製品と市販の製品とを比較した結果を
第2表に示す。
第2表:本発明品と市販品の比較(30℃養生によるも
の)第2表から明らかなように本発明の製品は、流動性
を示すフロー値が混練直後においても、また60分経過
後においても、従来品(市販の製品)よりも極めて大き
く、従来品よりも優れた流動性を示すことがわかる。
また、材令7日における膨張率を比較してみてもやや小
さく、無収縮性を確保することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ポルトランドセメント100重量部に対し1石灰系特殊
    膨張材を5〜10重量部、高性能減水剤を1.0〜2.
    0重量部1 0.3M以下の微粒分を20〜30チ含有
    する珪砂を90〜150 重量部はど混入して練合せた
    ことを特徴とする無収縮性高流動高強度モルタル。
JP16973082A 1982-09-30 1982-09-30 無収縮性高流動高強度モルタル Granted JPS5964555A (ja)

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JPS5964555A true JPS5964555A (ja) 1984-04-12
JPS6327300B2 JPS6327300B2 (ja) 1988-06-02

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61214930A (ja) * 1985-03-15 1986-09-24 Denki Kagaku Kogyo Kk 工作機械用構造要素
CN107572982A (zh) * 2017-10-18 2018-01-12 北京建工路桥工程建设有限责任公司 一种超长混凝土拌合物及其浇筑墙体的施工方法
CN110498632A (zh) * 2019-08-23 2019-11-26 广西筑盟建材有限公司 五膨胀源超高性能混凝土膨胀剂

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS5684358A (en) * 1979-12-14 1981-07-09 Onoda Cement Co Ltd Cementitious self leveling floor material
JPS5727861A (en) * 1980-07-28 1982-02-15 Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd Automatic dividing tape insertion method and device

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