JP2009051681A - 超高強度高流動性セメント組成物及び超高強度高流動性セメント硬化体 - Google Patents

超高強度高流動性セメント組成物及び超高強度高流動性セメント硬化体 Download PDF

Info

Publication number
JP2009051681A
JP2009051681A JP2007218299A JP2007218299A JP2009051681A JP 2009051681 A JP2009051681 A JP 2009051681A JP 2007218299 A JP2007218299 A JP 2007218299A JP 2007218299 A JP2007218299 A JP 2007218299A JP 2009051681 A JP2009051681 A JP 2009051681A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strength
fluidity
ultra
fine aggregate
cement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007218299A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4861930B2 (ja
Inventor
Takao Koide
貴夫 小出
Yasunori Suzuki
康範 鈴木
Seiichi Nagaoka
誠一 長岡
Koji Kawakami
浩司 河上
Hiroshi Matsuda
拓 松田
Yoshikatsu Nishimoto
好克 西本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Osaka Cement Co Ltd
Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Osaka Cement Co Ltd
Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Osaka Cement Co Ltd, Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd filed Critical Sumitomo Osaka Cement Co Ltd
Priority to JP2007218299A priority Critical patent/JP4861930B2/ja
Publication of JP2009051681A publication Critical patent/JP2009051681A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4861930B2 publication Critical patent/JP4861930B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • C04B28/02Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2201/00Mortars, concrete or artificial stone characterised by specific physical values
    • C04B2201/50Mortars, concrete or artificial stone characterised by specific physical values for the mechanical strength
    • C04B2201/52High compression strength concretes, i.e. with a compression strength higher than about 55 N/mm2, e.g. reactive powder concrete [RPC]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/91Use of waste materials as fillers for mortars or concrete

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Abstract

【課題】高い強度発現性及び高い流動性を備え、水結合材比が18.0%以下の超高強度領域においても200N/mmを超える圧縮強度を得ることが可能な超高強度高流動性セメント組成物及び超高強度高流動性セメント硬化体を提供する。
【解決手段】本発明の超高強度高流動性セメント組成物は、セメントの10重量%以上かつ30重量%以下をBET法による比表面積が1m/g以上かつ20m/g以下のシリカ質微粉末にて置換した水硬性結合材と、最大粒径が1.2mm以下、絶乾密度が2.90g/cm以上かつ吸水率が0.90%以下のフェロニッケルスラグ細骨材、銅スラグ細骨材、電気炉酸化スラグ細骨材の群から選択された1種または2種以上の人造高密度細骨材と、化学混和剤とを含有した。
【選択図】なし

Description

本発明は、超高強度高流動性セメント組成物及び超高強度高流動性セメント硬化体に関し、更に詳しくは、従来のセメント組成物と比べて高い強度発現性及び高い流動性を兼ね備え、特に、水結合材比が18.0%以下の超高強度領域においては200N/mmを超える圧縮強度を得ることが可能な超高強度高流動性セメント組成物、及び、この超高強度高流動性セメント組成物を水と混練し養生した超高強度高流動性セメント硬化体に関するものである。
一般に、モルタル製品やコンクリート構造体等の圧縮強度は、それに含まれる骨材の品質、特に細骨材の品質に大きく左右される。通常、細骨材としては、天然産の川砂、山砂(陸砂)、海砂、砕砂等が使用されているが、産地、母岩種、ロット等により品質が大きくばらつくという問題が避けられない。特に、圧縮強度が200N/mmを超えるような極めて強度の高い領域では、供試体や構造物等に品質の悪い細骨材が混入すると、外部から応力が加わった場合に品質の悪い細骨材を含む部分に応力が集中し、本来発揮(期待)されるはずの強度より低い強度で破壊してしまう、つまり、品質の悪い細骨材が構造上の欠陥となってしまうこととなる。
また同様に、細骨材の密度、粒子の形状、最大粒径、粒度分布、吸水率等の物性により、モルタルや生コンクリート等に含まれるセメント組成物の流動性も大きく左右され、特に、天然産の細骨材を使用した場合、セメント組成物の流動性は用いられた細骨材の品質に大きく左右される。
そこで、圧壊強度(硬度)や耐摩耗性が高くかつ品質の安定している細骨材として、高炉スラグ細骨材、フェロクロムスラグ細骨材、フェロニッケルスラグ細骨材、銅スラグ細骨材、電気炉酸化スラグ等のスラグ細骨材を用いた様々な技術が提案されている。
例えば、水硬性物質(セメント)、シリカダスト(シリカヒューム)やシリカ質ダスト等の超微粉、高性能減水剤、粒径5mm程度以下に粉砕したフェロクロムスラグ粉砕品及び水を主成分とした超高強度セメント組成物(特許文献1)、セメント及び水等と混練することによりコンクリートあるいはモルタルの構成材料として用いられる細骨材の一部または全部をスラグ球あるいはスラグ亜球により構成した細骨材(特許文献2)、直径5mm以下に風砕して球状化したフェロクロムスラグ、フェロニッケルスラグ、シリコンマンガンスラグ、フェロマンガンスラグ等のフェロアロイスラグを、砂と混合してコンクリート用骨材とするフェロアロイスラグの利用方法(特許文献3)、風砕製法によるフェロニッケルスラグを粒径2.5mm以下、かつ、その細骨材中の混入率を30%以上に調合した高流動コンクリート用細骨材(特許文献4)、天然鉱物質微粉末または人工鉱物質微粉末からなる鉱物質微粉末、及び、粒径0.3〜5mmのフェロニッケルスラグ細骨材等の微粒分の欠如した細骨材を用いた流動性と強度発現に優れたモルタル及びコンクリート組成物(特許文献5)、セメント、粒状セメントクリンカー、減水剤、比重が2.7以上の骨材、超微粉等から構成される高強度モルタル組成物(特許文献6)等が提案されている。
これらの技術によれば、強度や流動性に優れたモルタルあるいはコンクリートが得られ、また、これまで用途が限られていたフェロクロムスラグ、フェロニッケルスラグ、シリコンマンガンスラグ、フェロマンガンスラグ等のフェロアロイスラグを細骨材として有効利用することができるという効果がある。
特許第2653402号公報 特開平5−32439号公報 特開平5−262542号公報 特開平8−325047号公報 特開平9−52744号公報 特開2005−119885号公報
ところで、従来の公知技術においては、いずれの細骨材も、その最大粒径が2.5〜5mmであったり、あるいは特殊な球状化処理を施しているために、これらの細骨材を用いたセメント組成物を水結合材比18.0%以下の超高強度領域にて養生・硬化させた硬化体では、圧縮強度が頭打ちとなり、200N/mmを超える圧縮強度を得るには不十分であるという問題点があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、従来のセメント組成物と比べて高い強度発現性及び高い流動性を兼ね備え、しかも、水結合材比が18.0%以下の超高強度領域においても200N/mmを超える圧縮強度を得ることが可能な超高強度高流動性セメント組成物及び超高強度高流動性セメント硬化体を提供することを目的とする。
本発明者等は、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、セメントの10重量%以上かつ30重量%以下をBET法による比表面積が1m/g以上かつ20m/g以下のシリカ質微粉末にて置換した水硬性結合材と、最大粒径が1.2mm以下、絶乾密度が2.90g/cm以上かつ吸水率が0.90%以下の人造高密度細骨材と、化学混和剤とを含有したセメント組成物を、水結合材比18.0%以下にて水と混練し養生させれば、圧縮強度が200N/mm以上の超高強度高流動性セメント硬化体を容易に得ることができることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の超高強度高流動性セメント組成物は、セメントの10重量%以上かつ30重量%以下をBET法による比表面積が1m/g以上かつ20m/g以下のシリカ質微粉末にて置換した水硬性結合材と、最大粒径が1.2mm以下、絶乾密度が2.90g/cm以上かつ吸水率が0.90%以下の人造高密度細骨材と、化学混和剤とを含有してなることを特徴とする。
前記人造高密度細骨材は、フェロニッケルスラグ細骨材、銅スラグ細骨材、電気炉酸化スラグ細骨材の群から選択された1種または2種以上であることが好ましい。
前記人造高密度細骨材の単位容積は180L/m以上かつ350L/m以下であることが好ましい。
前記水硬性結合材の単位容積は400L/m以上かつ600L/m以下であることが好ましい。
本発明の超高強度高流動性セメント硬化体は、本発明の超高強度高流動性セメント組成物を水結合材比18.0%以下にて水と混練し養生してなる超高強度高流動性セメント硬化体であって、この超高強度高流動性セメント硬化体の圧縮強度は、20℃にて91日間、50℃以上かつ80℃以下にて7日間、のいずれかの条件にて養生した場合、200N/mm以上であることを特徴とする。
本発明の超高強度高流動性セメント組成物によれば、セメントの10重量%以上かつ30重量%以下をBET法による比表面積が1m/g以上かつ20m/g以下のシリカ質微粉末にて置換した水硬性結合材と、最大粒径が1.2mm以下、絶乾密度が2.90g/cm以上かつ吸水率が0.90%以下の人造高密度細骨材と、化学混和剤とを含有したので、従来のセメント組成物と比べて強度発現性及び流動性に優れたものとなっている。
また、水結合材比が18.0%以下の超高強度領域においては、200N/mmを超える圧縮強度を得ることができ、従来のセメント組成物と比べて圧縮強度に優れたものとなっている。
本発明の超高強度高流動性セメント硬化体によれば、20℃にて91日間、50℃以上かつ80℃以下にて7日間、のいずれかの条件にて養生した場合の超高強度高流動性セメント硬化体の圧縮強度を200N/mm以上としたので、水結合材比が18.0%以下の超高強度領域においても200N/mmを超える圧縮強度を容易に得ることができる。しかも、この圧縮強度は、長期に亘って保持することが可能であるから、長期信頼性に優れたものとなる。
したがって、従来のセメント硬化体と比べて圧縮強度に優れ、かつ長期信頼性に優れた超高強度高流動性セメント硬化体を提供することができる。
本発明の超高強度高流動性セメント組成物及び超高強度高流動性セメント硬化体の最良の形態について、図面に基づき説明する。
なお、本実施形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。
本実施形態の超高強度高流動性セメント組成物は、セメントの10重量%以上かつ30重量%以下をBET法による比表面積が1m/g以上かつ20m/g以下のシリカ質微粉末にて置換した水硬性結合材と、最大粒径が1.2mm以下、絶乾密度が2.90g/cm以上かつ吸水率が0.90%以下の人造高密度細骨材と、化学混和剤とを含有してなるセメント組成物である。
ここで、本実施形態の超高強度高流動性セメント組成物について、詳細に説明する。
セメントとしては、普通、中庸熱、低熱、早強、超早強、耐硫酸塩等の各種ポルトランドセメント、高炉セメント、フライアッシュセメント、シリカセメント等の混合セメント、アルミナセメント、ジェットセメント等の超速硬セメント、アーウィン系セメント等が挙げられる。
そして、これら種々のセメントから、モルタル、生コンクリート等のセメント組成物に要求される仕様や価格を考慮した上で、1種を選択し、または2種以上を選択・混合して使用することができる。
本実施形態の超高強度高流動性セメント組成物を得るためには、ビーライト(CS:2CaO・SiO/珪酸二カルシウム)を多く含有する低熱ポルトランドセメント(日本工業規格ではビーライトの含有量は40%以上)や中庸熱ポルトランドセメントが特に好ましい。
シリカ質微粉末は、上記のセメント全体量のうち10重量%以上かつ30重量%以下のセメントを置換するためのもので、BET法による比表面積が1m/g以上かつ20m/g以下のシリカ質微粉末、例えば、電融ジルコニアを製造する際に副生成物として生成されるジルコニア起源シリカ質微粉末、ケイ素またはフェロシリコンを製造する際に副生成物として生成されるシリカフューム、シリカガラスを製造する際に副生成物として生成されるシリカ質微粉末、ケイ素または二酸化ケイ素から合成される非晶質シリカ質微粉末、粒径10μm以下に分級または微粉砕されポゾラン活性を高めたフライアッシュ等が挙げられる。
これら種々のシリカ質微粉末から、超高強度高流動性セメント組成物に要求される仕様や価格を考慮した上で、1種を選択し、または2種以上を選択・混合して使用することができる。
特に、本実施形態の超高強度高流動性セメント組成物に好適なシリカ質微粉末としては、SiO含有量が85%以上かつBET法による比表面積が1m/g以上かつ20m/g以下のジルコニア起源シリカ質微粉末、シリコン起源シリカフュームが特に挙げられる。
このシリカ質微粉末のセメントに対する置換率は、セメント全体量のうち10重量%以上かつ30重量%以下が好ましく、10重量%以上かつ20重量%以下がより好ましい。
シリカ質微粉末のセメントに対する置換率が上記の範囲を外れた場合、セメント硬化体とした場合にその圧縮強度が低下して200N/mm以上に保持することが困難になるからであり、また、場合によっては練混ぜが困難になり、実用性が大幅に低下してしまうからである。
水硬性結合材は、上記のセメント及びシリカ質微粉末を合わせたものであり、本実施形態のセメント組成物に占める水硬性結合材の単位容積は、400L/m以上かつ600L/m以下が好ましく、より好ましくは500L/m以上かつ550L/m以下である。
水硬性結合材の単位容積が上記の範囲を外れた場合、セメント硬化体とした場合にその圧縮強度が低下して200N/mm以上に保持することが困難になるからであり、また、場合によっては練混ぜが困難になり、実用性が大幅に低下してしまうからである。
人造高密度細骨材は、超高強度発現性及び高流動性を付与するための細骨材であり、硬度が高く耐摩耗性に優れ、最大粒径が1.2mm以下、絶乾密度が2.90g/cm以上、かつ吸水率が0.90%以下、好ましくは0.70%以下の人造高密度細骨材が好適に用いられる。
ここで、この人造高密度細骨材の最大粒径、絶乾密度及び吸水率のうちいずれか1つが上記の範囲を外れると、この人造高密度細骨材を含むセメント組成物をセメント硬化体とした場合に圧縮強度または流動性が大きく低下してしまうので好ましくない。
この人造高密度細骨材のセメント組成物における単位容積は180L/m以上かつ350L/m以下が好ましく、より好ましくは200L/m以上かつ250L/m以下である。
この人造高密度細骨材の単位容積が上記の範囲を外れると、セメント硬化体とした場合にその圧縮強度が低下して200N/mm以上に保持することが困難になるからであり、また、場合によっては練混ぜが困難になり、実用性が大幅に低下してしまうからである。
この人造高密度細骨材としては、例えば、フェロニッケルスラグ細骨材(日本工業規格JIS A 5011−2のFNS1.2適合品)、銅スラグ細骨材(日本工業規格JIS A 5011−3のCUS1.2適合品)、電気炉酸化スラグ細骨材(日本工業規格JIS A 5011−4のEFS1.2のNまたはH適合品)の群から選択される1種または2種以上を混合して使用することができる。
化学混和剤としては、減水率の高い一般的なポリカルボン酸系高性能AE減水剤等が好適に用いられ、必要に応じてポリオキシアルキレンアルキルエーテル系等の消泡剤を併用することが好ましい。
このポリカルボン酸系高性能AE減水剤の添加量は、セメント組成物の目標とする流動性に合わせて適宜調整するが、一般的な添加量としては、セメント及びシリカ質微粉末からなる水硬性結合材の全体量に対して0.5重量%以上かつ4.0重量%以下の範囲で添加することが好ましい。
また、消泡剤の添加量は、セメント組成物の目標とする空気量に合わせて適宜調整するが、一般的な添加量としては、セメント及びシリカ質微粉末からなる水硬性結合材の全体量に対して0.01重量%以上かつ0.1重量%以下の範囲で添加することが好ましい。
また、この化学混和剤としては、粉体状、液体状のいずれをも使用することができる。特に、粉体状のものは、予めセメント等とプレミックスして使用することができるので好ましい。
なお、本実施形態のセメント組成物に種々の性能を付加するために、膨張材、収縮低減剤、合成樹脂粉末、合成樹脂繊維、金属繊維、炭素繊維、ガラス繊維、ポリマー、モノマー、オリゴマー、石灰石微粉末、流動化剤、凝結促進剤、凝結遅延剤の群から選択される1種または2種以上を添加しても良い。
次に、本実施形態の超高強度高流動性セメント硬化体について説明する。
本実施形態の超高強度高流動性セメント硬化体は、本実施形態の超高強度高流動性セメント組成物を水結合材比18.0%以下にて水と混練し養生してなる超高強度高流動性セメント硬化体であり、この超高強度高流動性セメント硬化体の圧縮強度が、20℃±1℃にて91日間、50℃以上かつ80℃以下にて7日間、のいずれかの条件にて養生した場合に200N/mm以上となる硬化体である。
上記の水結合材比、すなわち、セメント及びシリカ質微粉末からなる水硬性結合材と練混ぜ水(化学混和剤は水とみなす)の重量比は、18.0以下が好ましい。
ここで、この超高強度高流動性セメント組成物の水結合材比を18.0%以下とした理由は、水結合材比が18.0%を超えると、この超高強度高流動性セメント組成物を水と混練し養生することにより得られた超高強度高流動性セメント硬化体の圧縮強度が200N/mmを下回ってしまうからである。
この超高強度高流動性セメント組成物を水結合材比18.0%以下にて水と混練し、得られたモルタルまたは生コンクリートを、20℃にて91日間、50℃以上かつ80℃以下にて7日間、のいずれかの条件にて養生し、超高強度高流動性セメント硬化体とする。
このようにして得られた超高強度高流動性セメント硬化体の圧縮強度は、常に200N/mm以上を保持している。
以下、実施例及び比較例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例によって限定されるものではない。
実施例及び比較例に用いるセメント、シリカ質微粉末、人造高密度細骨材、化学混和剤、消泡剤及び水として、下記のものを用いた。
「セメント」
低熱ポルトランドセメント(CS含有量56%、絶乾密度3.24g/cm、ブレーン比表面積3300cm/g、住友大阪セメント(株)製)(以下LCと略記)
「シリカ質微粉末A」
ジルコニア起源シリカ質微粉末:SF−SILICAFUME(SiO含有量94.7%、絶乾密度2.26g/cm、BET比表面積9.1m/g、巴工業(株)社製)(以下、ZSFと略記)
「シリカ質微粉末B」
シリコン起源シリカフューム:マイクロシリカ940−U(SiO含有量94.4%、絶乾密度2.20g/cm、BET比表面積17.6m/g、エルケムジャパン(株)社製)(以下、SFと略記)
「人造高密度細骨材A」
1.2mmフェロニッケルスラグ細骨材(JIS A 5011−2のFNS1.2適合品、最大粒径1.2mm以下、絶乾密度3.01g/cm、吸水率0.7%、FM:2.21)(以下、FNS1.2と略記)
「人造高密度細骨材B」
5mmフェロニッケルスラグ細骨材(JIS A 5011−2のFNS5適合品、最大粒径5mm以下、絶乾密度2.97g/cm、吸水率0.9%、FM:2.47)(以下、FNS5と略記)
「人造高密度細骨材C」
1.2mm銅スラグ細骨材(JIS A 5011−3のCUS1.2適合品、最大粒径1.2mm以下、絶乾密度3.35g/cm、吸水率0.9%、FM:2.24)(以下、CUS1.2と略記)
「人造高密度細骨材D」
5mm銅スラグ細骨材(JIS A 5011−3のCUS5適合品、最大粒径5mm以下、絶乾密度3.30g/cm、吸水率1.2%、FM:2.64)(以下、CUS5と略記)
「人造高密度細骨材E」
1.2mm電気炉酸化スラグ細骨材(JIS A 5011−4のEFS1.2N適合品、最大粒径1.2mm以下、絶乾密度3.52g/cm、吸水率1.0%、FM:2.89)(以下、EFS1.2と略記)
「人造高密度細骨材F」
5mm電気炉酸化スラグ細骨材(JIS A 5011−4のEFS5N適合品、最大粒径5mm以下、絶乾密度3.49g/cm、吸水率1.7%、FM:3.10)(以下、EFS5と略記)
「天然細骨材G」
愛知県産乾燥珪砂4号及び7号の混合砂(最大粒径1.2mm以下、絶乾密度2.66g/cm、吸水率0.7%、FM:2.46)(以下、SS1.2と略記)
「天然細骨材H」
千葉県産山砂(最大粒径1.2mm以下、絶乾密度2.56g/cm、吸水率2.28%、FM:2.18)(以下、HS1.2と略記)
「化学混和剤」
ポリカルボン酸系高性能AE減水剤:シーカメント1200N(日本シーカ(株)社製)(以下、SPと略記)
「消泡剤」
シーカアンチフォームW(日本シーカ(株)社製)
「水」
上水道水
上記のセメント、シリカ質微粉末、人造高密度細骨材、化学混和剤、消泡剤及び水を用いて、実施例及び比較例の超高強度高流動性モルタルを作製した。
表1及び表2に、実施例及び比較例各々の超高強度高流動性モルタルの組成を示す。
これらの超高強度高流動性モルタルにおいては、全ての組成において単位水量を220kg/mの一定値とし、目標空気量を2%の一定値とし、細骨材の単位容積を下記のとおりとした。
実施例1〜3及び比較例1〜5では、シリカ質微粉末(ZSF)の置換率を20%、細骨材の単位容積を221L/mとした。
比較例6では、シリカ質微粉末(ZSF)の置換率を5%、細骨材の単位容積を254L/mとした。
比較例7では、シリカ質微粉末(ZSF)の置換率を35%、細骨材の単位容積を201L/mとした。
実施例4では、シリカ質微粉末(ZSF)の置換率を20%、細骨材の単位容積を340L/mとした。
比較例8では、シリカ質微粉末(ZSF)の置換率を20%、細骨材の単位容積を392L/mとした。
実施例5〜7及び比較例9〜13では、シリカ質微粉末(SF)の置換率を10%、細骨材の単位容積を241L/mとした。
比較例14では、シリカ質微粉末(SF)の置換率を5%、細骨材の単位容積を253L/mとした。
比較例15では、シリカ質微粉末(SF)の置換率を35%、細骨材の単位容積を194L/mとした。
比較例16では、シリカ質微粉末(SF)の置換率を10%、細骨材の単位容積を404L/mとした。
なお、高性能AE減水剤及び消泡剤については、練混ぜ水とみなして水量を補正した。
Figure 2009051681
Figure 2009051681
次に、実施例1〜7及び比較例1〜16各々の超高強度高流動性モルタルの練混ぜ試験を行った。
実施例1〜4及び比較例1〜8については、20℃の恒温室内にて、表1に示す組成となるようにセメント、シリカ質微粉末(ZSF)及び細骨材を容量10Lのモルタルミキサに投入して空練りを15秒間行い、次いで、表1に示す組成となるように練混ぜ水、高性能AE減水剤及び消泡剤を投入して120秒間練混ぜ後、かき落としを行い、さらに120秒間本練りを行った。
また、実施例5〜7及び比較例9〜16については、組成を表2に示すものとし、本練りを300秒とした他は、実施例1〜4及び比較例1〜8と同様とした。
なお、実施例1〜7及び比較例1〜16においては、1バッチの練混ぜ量を5.5L(一定)とした。
練上がり後、直ちにモルタルフローとして、日本工業規格JIS R 5201「セメントの物理試験方法」に準拠し、フローコーン引き上げ後に15回の落下運動を与えない0打フローを測定し、モルタルの流動性を評価した。
また、実施例1〜7及び比較例1〜16各々の超高強度高流動性モルタルを一定条件下で養生硬化させ、各々の圧縮強度を測定した。
測定用の供試体として、直径50mm×高さ100mmの円柱供試体を24本ずつ作製した。作製した供試体は水の蒸発を防ぐため、脱型する直前まで供試体頭部をビニールフィルム及び輪ゴムで密封し、20℃の恒温室内にて材齢2日まで封緘養生した。
作製した供試体のうち18本は材齢2日で脱型し、所定の材齢まで20℃水中で標準養生した。残り6本は材齢2日目から供試体頭部を密封したまま型枠ごと70℃温水中に浸漬して加熱養生し、材齢7日で温水から取り出し、空気中で室温になるまで放冷した後、脱型した。
モルタルの圧縮強度は、日本工業規格JIS A 1108「コンクリートの圧縮試験方法」に準じて測定した。ここでは、1材齢の供試体数を6本とし、測定した供試体数6本の圧縮強度データから変動係数を算出した。また、圧縮強度の測定材齢は、標準養生の場合は7、28、91日の3種類とし、70℃にて加熱養生した場合は材齢7日とした。なお、全ての供試体について、圧縮試験を行う直前に両端面の研磨を行った。
実施例1〜4及び比較例1〜8各々の0打フロー及び圧縮強度の測定結果を表3に、実施例5〜7及び比較例9〜16各々の0打フロー及び圧縮強度の測定結果を表4に、それぞれ示す。
Figure 2009051681
Figure 2009051681
これらの測定結果によれば、実施例1〜3では、得られたモルタルの流動性は極めて良好であり、圧縮強度も20℃標準養生の材齢91日では223〜232N/mm、70℃加熱養生の材齢7日では229〜247N/mmと非常に良好であった。特にFNS1.2を使用した実施例1の圧縮強度が最も高かった。
一方、比較例1〜3では、モルタルの流動性は実施例1〜3と同等あるいはやや劣る程度であったが、圧縮強度は実施例1〜3より低かった。また、比較例4は珪砂を、比較例5は山砂をそれぞれ使用したために、モルタルの流動性及び圧縮強度のいずれもが実施例1〜3より著しく低かった。
比較例6では、シリカ質微粉末(ZSF)の置換率を5重量%としたために、今回の試験条件ではモルタルを練り上げることができなかった。
比較例7では、シリカ質微粉末(ZSF)の置換率を35重量%としたために、モルタルの流動性は実施例1と同等であったが、圧縮強度は実施例1より低かった。
実施例4は、水結合材比18.0%、シリカ質微粉末(ZSF)の置換率を20重量%としたものであるが、モルタルの流動性は実施例1〜3と同等、圧縮強度は実施例1〜3より低かったが、20℃における標準養生の材齢91日及び70℃における加熱養生の材齢7日では、200N/mmを超えており、養生後の圧縮強度に優れていた。
一方、比較例8は、水結合材比20.0%、シリカ質微粉末(ZSF)の置換率を20重量%としたもので、モルタルの流動性は実施例1と同等であったものの、圧縮強度は実施例1より著しく低く、20℃における標準養生の材齢91日及び70℃における加熱養生の材齢7日のいずれにおいても、200N/mmを下回っていた。
また、シリカ質微粉末(SF)を用いて置換した場合、実施例5〜7では、得られたモルタルの流動性は良好であり、圧縮強度も20℃における標準養生の材齢91日では201〜208N/mm、70℃における加熱養生の材齢7日では206〜218N/mmと良好であった。特にFNS1.2を使用した実施例5の圧縮強度が最も高かった。
一方、比較例9〜11では、得られたモルタルの流動性は実施例5〜7と同等またはやや劣る程度であったが、圧縮強度は実施例5〜7より低かった。
また、比較例12は珪砂を、比較例13は山砂をそれぞれ使用したために、モルタルの流動性及び圧縮強度のいずれもが実施例5〜7より低かった。
比較例14では、シリカ質微粉末(SF)の置換率を5重量%とし、比較例15では、シリカ質微粉末(SF)の置換率を35重量%としたために、今回の試験条件ではモルタルを練り上げることができなかった。
比較例16は、水結合材比20.0%、シリカ質微粉末(SF)の置換率を10重量%としたもので、モルタルの流動性は実施例5と同等であったものの、圧縮強度は実施例5より著しく低く、特に、20℃における標準養生の材齢91日及び70℃における加熱養生の材齢7日のいずれにおいても200N/mmを下回っていた。
以上説明したように、最大粒径1.2mmの人造高密度細骨材(フェロニッケルスラグ細骨材、銅スラグ細骨材、電気炉酸化スラグ細骨材)を使用したモルタルは、最大粒径5mmの人造高密度細骨材または最大粒径1.2mmの天然細骨材(珪砂、山砂)を使用したモルタルより優れた流動性と圧縮強度が得られ、さらに圧縮強度の変動係数が大幅に小さいことが分かった。
また、シリカ質微粉末(ZSF、SF)のセメントに対する置換率が10重量%未満あるいは30重量%を超える場合は、セメント組成物の圧縮強度の低下が大きいか、あるいは練混ぜが困難になって実用性が大幅に低下することが分かった。
さらに、20℃における標準養生の材齢91日及び70℃における加熱養生の材齢7日のいずれにおいても圧縮強度が200N/mmを上回るためには、水結合材比は18.0%以下が必須要件であることが分かった。

Claims (5)

  1. セメントの10重量%以上かつ30重量%以下をBET法による比表面積が1m/g以上かつ20m/g以下のシリカ質微粉末にて置換した水硬性結合材と、最大粒径が1.2mm以下、絶乾密度が2.90g/cm以上かつ吸水率が0.90%以下の人造高密度細骨材と、化学混和剤とを含有してなることを特徴とする超高強度高流動性セメント組成物。
  2. 前記人造高密度細骨材は、フェロニッケルスラグ細骨材、銅スラグ細骨材、電気炉酸化スラグ細骨材の群から選択された1種または2種以上であることを特徴とする請求項1記載の超高強度高流動性セメント組成物。
  3. 前記人造高密度細骨材の単位容積は180L/m以上かつ350L/m以下であることを特徴とする請求項1または2記載の超高強度高流動性セメント組成物。
  4. 前記水硬性結合材の単位容積は400L/m以上かつ600L/m以下であることを特徴とする請求項1、2または3記載の超高強度高流動性セメント組成物。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項記載の超高強度高流動性セメント組成物を水結合材比18.0%以下にて水と混練し養生してなる超高強度高流動性セメント硬化体であって、
    この超高強度高流動性セメント硬化体の圧縮強度は、20℃にて91日間、50℃以上かつ80℃以下にて7日間、のいずれかの条件にて養生した場合、200N/mm以上であることを特徴とする超高強度高流動性セメント硬化体。
JP2007218299A 2007-08-24 2007-08-24 超高強度高流動性セメント組成物及び超高強度高流動性セメント硬化体 Active JP4861930B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007218299A JP4861930B2 (ja) 2007-08-24 2007-08-24 超高強度高流動性セメント組成物及び超高強度高流動性セメント硬化体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007218299A JP4861930B2 (ja) 2007-08-24 2007-08-24 超高強度高流動性セメント組成物及び超高強度高流動性セメント硬化体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009051681A true JP2009051681A (ja) 2009-03-12
JP4861930B2 JP4861930B2 (ja) 2012-01-25

Family

ID=40503103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007218299A Active JP4861930B2 (ja) 2007-08-24 2007-08-24 超高強度高流動性セメント組成物及び超高強度高流動性セメント硬化体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4861930B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101230256B1 (ko) * 2010-12-02 2013-02-07 한국건설기술연구원 초고성능 섬유보강 시멘트 복합체 및 이의 제조방법
WO2013065940A1 (ko) * 2011-10-31 2013-05-10 주식회사 에코마이스터 고속가스를 이용한 급냉 친환경 니켈슬래그볼, 그 제조방법 및 제조장치
KR101365664B1 (ko) 2013-12-12 2014-02-20 (주)영광엔지니어링건축사사무소 초고강도 콘크리트
JP2014169213A (ja) * 2013-03-05 2014-09-18 Sumitomo Osaka Cement Co Ltd 超高強度高流動コンクリートおよびセメント組成物
JP2015006977A (ja) * 2013-05-30 2015-01-15 株式会社ビービーエム 繊維補強流動性高強度コンクリート
JP2015024948A (ja) * 2013-06-17 2015-02-05 宇部興産株式会社 高強度セメントモルタル組成物及び高強度セメントモルタル硬化体の製造方法
JP2015209362A (ja) * 2014-04-28 2015-11-24 株式会社ホクコン 高強度繊維補強モルタル及び高強度繊維補強モルタル硬化体並びに高強度繊維補強モルタル硬化体の製造方法
JP2016098141A (ja) * 2014-11-21 2016-05-30 宇部興産株式会社 高強度コンクリート組成物及び高強度コンクリート硬化体の製造方法
JP2018158889A (ja) * 2018-07-24 2018-10-11 株式会社ホクコン 高強度繊維補強モルタルの製造方法
EP3738940A4 (en) * 2018-01-10 2021-10-13 Sumitomo Mitsui Construction Co., Ltd. MORTAR AND METHOD FOR MANUFACTURING THEREOF
CN115057672A (zh) * 2022-04-15 2022-09-16 重庆大学溧阳智慧城市研究院 基于纳米石墨-纳米SiO2-铜炉渣的3D打印导电混凝土

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004043234A (ja) * 2002-07-11 2004-02-12 Ps Mitsubishi Construction Co Ltd 超高強度モルタル
JP2004203733A (ja) * 2002-12-11 2004-07-22 Ohbayashi Corp モルタル・コンクリートの製造方法、及びモルタル・コンクリートの製造に用いられるセメント

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004043234A (ja) * 2002-07-11 2004-02-12 Ps Mitsubishi Construction Co Ltd 超高強度モルタル
JP2004203733A (ja) * 2002-12-11 2004-07-22 Ohbayashi Corp モルタル・コンクリートの製造方法、及びモルタル・コンクリートの製造に用いられるセメント

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101230256B1 (ko) * 2010-12-02 2013-02-07 한국건설기술연구원 초고성능 섬유보강 시멘트 복합체 및 이의 제조방법
WO2013065940A1 (ko) * 2011-10-31 2013-05-10 주식회사 에코마이스터 고속가스를 이용한 급냉 친환경 니켈슬래그볼, 그 제조방법 및 제조장치
KR101275148B1 (ko) * 2011-10-31 2013-06-17 주식회사 에코마이스터 고속가스를 이용한 급냉 친환경 니켈슬래그볼, 그 제조방법 및 제조장치
JP2014169213A (ja) * 2013-03-05 2014-09-18 Sumitomo Osaka Cement Co Ltd 超高強度高流動コンクリートおよびセメント組成物
JP2015006977A (ja) * 2013-05-30 2015-01-15 株式会社ビービーエム 繊維補強流動性高強度コンクリート
JP2018162213A (ja) * 2013-06-17 2018-10-18 宇部興産株式会社 高強度セメントモルタル組成物及び高強度セメントモルタル硬化体の製造方法
JP2015024948A (ja) * 2013-06-17 2015-02-05 宇部興産株式会社 高強度セメントモルタル組成物及び高強度セメントモルタル硬化体の製造方法
KR101365664B1 (ko) 2013-12-12 2014-02-20 (주)영광엔지니어링건축사사무소 초고강도 콘크리트
JP2015209362A (ja) * 2014-04-28 2015-11-24 株式会社ホクコン 高強度繊維補強モルタル及び高強度繊維補強モルタル硬化体並びに高強度繊維補強モルタル硬化体の製造方法
JP2016098141A (ja) * 2014-11-21 2016-05-30 宇部興産株式会社 高強度コンクリート組成物及び高強度コンクリート硬化体の製造方法
EP3738940A4 (en) * 2018-01-10 2021-10-13 Sumitomo Mitsui Construction Co., Ltd. MORTAR AND METHOD FOR MANUFACTURING THEREOF
US11220457B2 (en) 2018-01-10 2022-01-11 Sumitomo Mitsui Construction Co., Ltd. Mortar and method for producing the same
JP2018158889A (ja) * 2018-07-24 2018-10-11 株式会社ホクコン 高強度繊維補強モルタルの製造方法
CN115057672A (zh) * 2022-04-15 2022-09-16 重庆大学溧阳智慧城市研究院 基于纳米石墨-纳米SiO2-铜炉渣的3D打印导电混凝土
CN115057672B (zh) * 2022-04-15 2023-08-15 重庆大学溧阳智慧城市研究院 基于纳米石墨-纳米SiO2-铜炉渣的3D打印导电混凝土

Also Published As

Publication number Publication date
JP4861930B2 (ja) 2012-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4861930B2 (ja) 超高強度高流動性セメント組成物及び超高強度高流動性セメント硬化体
JP4861931B2 (ja) 超高強度高流動コンクリート及び超高強度高流動フレッシュコンクリート
JP4862001B2 (ja) 超高強度高耐久性セルフレベリング材及び超高強度高耐久性セルフレベリング材硬化体
JP6086760B2 (ja) 超高強度高流動コンクリート、超高強度高流動コンクリートの製造方法およびセメント組成物
JP4747181B2 (ja) 超高強度無収縮グラウト材及び超高強度無収縮グラウト材硬化体
JP4834574B2 (ja) 高流動性コンクリート用セメント組成物および高流動性コンクリート組成物
TWI409240B (zh) Reinforcing Bar for Reinforcement and Construction Method for Reinforcing Bar with Reinforcement
JP3385884B2 (ja) 高流動性セメント組成物
JP5588613B2 (ja) セメントモルタル
JP6295085B2 (ja) セメント組成物
WO2019142775A1 (ja) 高強度グラウト材組成物及びそれを用いた高強度グラウトモルタル
JP6234739B2 (ja) セメント硬化体の製造方法およびセメント硬化体
JP2009149475A (ja) セメントプレミックス組成物の製造方法
JPH0231026B2 (ja)
JP5160762B2 (ja) グラウト用セメントモルタル組成物
JP2014040347A (ja) セメント組成物
JP2002037653A (ja) セメントスラリー
JP2011068546A (ja) 高強度セメント組成物及び高強度セメント質硬化体
JPH1017355A (ja) ハイスランプコンクリート及びその製法
JP2001220201A (ja) 繊維補強コンクリート
JP6120613B2 (ja) セメント含有粉体組成物および水硬性組成物
JP2006137630A (ja) コンクリート
JP4994080B2 (ja) セメント組成物及びその製造方法
JP2014172762A (ja) セメント含有粉体組成物および水硬性組成物
JP2016011246A (ja) 水硬性組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110608

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110614

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110728

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111011

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4861930

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141111

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250