JPS5962130A - 射出成形機の型締装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ｑ］出成形機における型締装置とじて金型の
開閉と型締を各別のシリンダで行なうと共に、型締反力
を受けるタイロッドをスライドのガイドとして並用する
２シリンダ方式のものにおいて、スライドとタイロッド
間の関係措造を改善したものに関する。

既知のように、移動金型を支持したスライドプラテン（
以下単にスライドと相称する）を、固定金型を支持した
成形機ベース（以下単にベースと相称する）に向かい、
前記ベースに設けた一般的には４木のタイロッド並びに
型開閉シリンダを介し進退させることにより、両金型の
開閉を行ない、これら両全型の閉鎖状態において型締を
行なう２シリンダ方式の射出成形機の型締装置において
、型締シリンダの必要ストロークを可及的短かくし、シ
リンダの小型化や満油弁をなくして横這の簡単化を図る
ため、タイロッド外周面に溝状歯面等の保合部を設け、
同伴合部と係脱１自在の開閉割型状のロック部材をタイ
ロッド上に軸方向スライド自在に装設し、同ロック部材
と前記保合部の保合ロックによってタイロッドを型締反
力の受は前月として働かせ、前記ロック前月とスライド
との間に型締シリンダを設ける方式は、先に本出願人が
提案した処でもあり、また同様の目的を達成するための
型締装置も存在する。かかる方式の型締装置において、
スライドと同スライドが摺動するタイロッドとの嵌挿４
７ａ造において、従来はスライドが移動してそのタイロ
ッド外周面に形成した溝状歯面やネジ溝等の保合部を通
過する時、ノッキングを防止するため、スライドにおけ
るタイロッド摺動孔内面にＶま長大なガイドブツシュ横
這を付加している。このためブツシュ措造の複雑化、大
型化を招来するとともに、タイロッドインサイド寸法を
狭隘化する等の問題点が生じ、寸だブツシュの場合、摩
オ千に対する修正も面倒である０本発明はこのようなス
ライドとタイロッド間における構造の改善を企図したも
のであり、従ってその１１を徴とする処は、移動金型を
支持したスライドを固定金型を支持するベースに向い、
前記ベースに設けた複数本のタイロッド並びに型開閉シ
リンダを介し進退させて金型を開閉し、かつ金型閉鎖状
態において型締シリンダを介し型締すると共に、前記タ
イロッドに摺動自在かつタイロッド外周面に設けた係合
部と係脱自在に設けられたロック部材と前記スライドと
の間に前記型締シリンダを介設し、前記タイロッドの外
周面における軸方向の対称２面にガイド面を形成すると
ともに、前記スライドにおけるタイロッド摺動孔に前記
ガイド面と対応しかつその少なくとも一方がテーノく形
状とされたガイドシューが設けられた点にある。

以下、図示の実施例について本発明を詳述すると、第３
図はスライドとタイロッドとの摺動第１１１；造関係に
おいて、長°大なブツシュ１７Ｙ造を用いた従来例の１
例を示したものであり、今これについて全体構造を含め
て説示すると、図例ｔｉ縦型の射出成形機であるが、ベ
ース（り上に固定金型（２１が投信され、ベースｆｌ＋
には前記金型（２１を囲んで金型中心を通る対角方向に
前後左右４本のタイロッド（３）（図示でＦｉ２木のみ
を示している）が各平行に立設され、タイロッド（３）
の各上端にはサポートプレート（４）が敷設され、これ
らタイロッド（３）に亘ってスライド（５）が列、降自
在に架装され、同スライド（５）に移動金型（６）が固
定金型（２）と対応状に設置され、ベース（１）側に装
設した型開閉シリンダ（７）のピストンロッド（７ａ）
が前記スライド（５）に連結されることによって、スラ
イド（５）のベースｆｉ１に向っての列降進退従って固
定金型（２１に対する移動金型（０）の開閉が行なわれ
、オだスライド（５）には射出盤（８）が駆動シリンダ
（り）、ガイドロッド（ｌｆｌｌを介して装設され、こ
れらは何れも射出成形機として既知の構造に屈する。

かかる成形機において、その型締装置として、タイロッ
ド（３）の固定金型（２）より上方の外周面に、ロック
用の係合部（１１）を形成するのであシ、その係合部イ
、冑造としては、詐状歯面の連続形成あるいはネジ等で
あり、同保合部（！１）は図示のように軸方向に亘り所
定の長さの間に止オるものとされる。この保合部（１１
）に対し同タイロッド（３）上にロック前月（１２１が
軸方向スライド自在かつ保合部（１１）に対して係脱自
在に設りられる。同ロック部ｉＪ”　（１２１は図示の
ようにタイロッド（３）の外周を包囲し、かつタイロッ
ド（３）が通過可訃とされたケーシングｆ１２ａ）内に
、タイロッド（３）の各半周を囲みかつタイロッド（３
１における溝状歯面による保合部（１１）と係脱自在な
同様の溝状歯面による半円状保合面（ｌｔａ）を対称状
に形成した一対の分割ロック片Ｑ３１Ｑ４から成シ、か
つこれら分割ロック片θ３）Ｑ４１は、例えば駆動シリ
ンダ０５）、同ピストンロッド（１５ａ）等の進退機構
を介して、互いにタイロッド中心に向って同期進退自在
とされることにより、その溝状歯面相互の保合離脱を介
しタイロッド（３）とロック可能とされたものであり、
勿論この係合部（１１）とロック前月０２）の構造は、
両者が係脱自在にロック可能である１例を示したに止ま
る。このロック部材Ｑ２＋と前記スライド（５）との間
にタイロッド（３１０貫挿された型締シリンダ０輪が介
設されるもので、とのさい前記シリンダ０６）の本体側
はスライド（５）の上面に固定され、またそのピストン
ロッド（］ｅａ）の上端がロック部ＳＵのケーシング（
１２ａ）に固定されるのである。従ってとの型締装置に
よれば、図示のように型開閉シリンダ（７）によってス
ライド（５）をタイロッド（３）に沿って下降させ移動
金型（６）を固定金型（２）に密着閉合させ、同スライ
ド（６）と同行して下降するロック部材θ２）の一対の
分割ロック片θ（至）θ４）を、駆動シリンダ（＋５）
、そのピストンロッドＱ５ｎ）を介しタイロッド（３）
における保合部（Ｕ）に向って進め、分割ロック片（１
３１（＋４１における各半円状保合面（ｌｌａ）（ｌｌ
ａ）を係合部（■ｌに係合ロックさせてタイロッド（３
）とロック部材０りとを一体化させ、しかる後、型締シ
リンダＱｒｔｌ内に型締用圧油を供給することにより、
ピストンロッド（１６８）の上昇押」二げによる型締反
力がロック部材（１２１を介してタイロッド（３）側に
受けられ、スライド（５）を介し１強大な型締力が金型
（Ｇ＋　＋２１に働いて型締され、所要の射出成形が円
滑に行なわれることになる。射出成形完了後は、型締シ
リンダ０６）を減圧すると共にロック部材（１２）の分
割ロック片（＋３１９４１を稜退させて保合部（１１）
とのロックを解き、型開閉シリンダ（７）によってスラ
イド（５）型締シリンダθＧ）およびロック部［’（＋
２１を一体に同行上性させて、金型開放が得られるので
あるが、このさいスライド（５）は前＆、のようなタイ
ロッド（３）に沿う十下迎ｍ１１を行なうに肖り、前記
タイロッド（３）の保合部（１１）を通過する時、スラ
イドＦｆ動孔（５Ｒ）と保合部（ＩＩ）との間にノッキ
ングを生じないように、摺動孔（５ａ）の内面からその
直下に亘、ってブツシュホルダＯηとこれに保持される
フッシュ（＋８）トによる長大なブツシゴガイド構造が
必須とされるのであり、このことは図示におけるタイロ
ッドインサイド寸法りを狭少化し、かつまたそのガイド
ブツシュ構造の複雑化、更にはこれらブツシュ卸が摩耗
した時の芯調整の困難を生じ、機械精度の低下を招来す
ることになる。

これに対し本発明では、第１図体）および第１図ＣＢ）
に例示するように、タイロッド（３）とスライド（５）
との間において、タイロッド（３）の外周面における軸
方向の対称２面にフラットな直線面による一対のガイド
面（３ａ）（３ａ）を凹入状に形成し、これらガイド面
（３ａ）（３Ｒ）と対応するスライド（５）における摺
！Ｉｉ！＋　７Ｌ（５８）の相対する一部に、一対のガ
イドシュー〇７１（＋８１を配設するのである。このさ
いこれらガイドシュー０７１θ８１の各内面は前記ガイ
ド面（３ａ）（３ａ）と摺動自在に接合するフラットな
直線面とされ、一方のガイドシュー〇η（第１図（（転
）において図向って左方に点線で示しだもの）の外面Ｕ
摺動孔（５ａ）の内面と適合する曲面、あるいはフラッ
トな内面と平行する直線面とされ、他方の〃イドシュー
■（第１図（Ａ）において図向って右方に点線で図示し
たもの）の外面は、摺動孔（５Ａ）の内面に形成したデ
ーパ面（５ｂ）と対応するデーパ面（１８ａ）とされた
テーパ形状のものであり、これら各ガイドシュー９７１
（＋８）Ｆｉ、何れもその下端をフランジ状としてスラ
イド（５１側にホルト等で着脱可６１至に止着されるの
である。

本発明の前記両ガイドシュー０η（１８）によって、タ
イロッド（３）におけるガイド面（３ａ）（３ａ）との
接合を介しスライド（５）をタイロッド（３）上に移動
させれば、第１図体）において実紳で図示したようなガ
イド面（３ａ）（ａａ）と両ガイドシューθ７１ＱＲ＋
の案内により、スライド（５）はタイロッド（３）の係
合部（１１）上を通過する時もノッキングを４（；じる
ことなく、円滑かつ確実な移１１ｉ１１が容易に１１）
られるのである。しかもこのガイドシュー０７１ＱＦ１
１は摺動孔（５ａ）の長さに見合う頬かいもので足りる
とともに、一方のガイドシュー（１８）をテーパ形状と
することによって、ガイドシュー（１７１卸の摩耗時に
、ガイドシュー（１８）の摺動孔（５ａ）内における移
動によって、その芯調整が容易に可能となるものである
。これによってタイロッド（３）のベース（１）上に露
出する下部も、従来のようなブツシュやブツシュホルダ
ーの設着かないため、タイロッド（３）の裸径のみの大
きさに止まり、そのタイロッドインサイド寸法りを拡大
でき、工具、製品の出し入れその他の取扱い操作を容易
に行なえる事にもなる。第２図（Ａ）および第２図（Ｂ
）はロック部材（１２）設置部分におけるタイロッド（
３）とスライド（６）との横持関係を図示したものであ
シ、またロック部材’　（＋２１における分割ロック片
（＋３１（＋４１とタイロッド（３）における保合部（
１１）の関係構造を示したものである。

第１図に示した本発明の型締装置においては、第３図に
おいて示したものと同一符号は同−前月を示しており、
第３図のものと相違するＡ　ＩｒＪ：、、各タイロッド
（３）における各ロック部材θ２）の全てを、タイロッ
ド（３）に亘って摺動自在に嵌装した共通のロックプレ
ートθ９）の上面に設置し、このロックプレートθ９）
の下面に型締シリンダθ６）におけるビストンロツド（
１６ａ）を連結支持させたものである。これによれば各
ロック部材０２）を個々に独立作動することなく、前記
共通のロックプレー）　Ｑｐ）の位置決めによってその
各ロック部＃（＋２１のタイロッド（３）に対するロッ
ク位置を正しく制御することが可能である。即ちザボー
トプレート（４）を利用し、同プレート（４）上に駆動
モータシ（））、同モータ（２０）によって正逆回動さ
れる駆動軸（２１）、同軸（２１）に軸の正逆回動を介
し昇降自在に設けられた位置決めストッパ（２ｚによる
付着決め装Ｈ（２：１１を設け、予じめ所定位置にセッ
トしたストッパ（２２１によりロックプレートθ９）を
停止さぜ、これにより各ロック部材（１２）を駆動し両
全型［２１（６１の密着閉合前にロック部ｔｔ０２＋と
タイロッド（３）の係合ロックを自動的に行なえるよう
にしたものである。

本発明の型締装置によれば、タイロッド（３）と係脱自
在なロック部材（１２１と、同ロック部材（１２）とス
ライド（５）との間に型締シリンダＱ６＋ｆ介設するこ
とにより、型締に当って強大な型締力がタイロッドを利
用して確実容易に和られるとともに、従来必須とされた
スライド（５）における長大なガイドブツシュ機構を不
要とし、少なくとも一方をテーパ形状とした一対のガイ
ドシュー０η卸を用いることにより、そのスライド（５
）におけるスライド構造を著しく簡単化でき、かつ芯調
整を可能とした府において、従来の型締装置の持つ欠点
を解消したものとして優れたものである。

【図面の簡単な説明】

第１図（Ａ）は本発明装置実施例の要部縦断正面図、第
１図（ト））は第１図（蜀におけるＡ矢視平面図、第２
図（Ａ）（よ同ロック要部の横断平面図、第２図（Ｂ）
は同側面図、第３図は゛従来例の説明図である。 ＋＋）・・・ペース、（２１・・・固定金型、（３）・
・・タイロッド、（５）・・・スライド、（６）・・・
移動金型、（７）・・・型開閉シリンダ、（１１）・・
・保合部、（１２）・・・ロック部材、θφ・・・型締
シリンダ、（３ａ）・・ガイド面、（５Ｂ）−・・スラ
イド摺動孔、θ′７１・・・ガイドシュー、（＋８）・
・・テーパガイドシュー。 ／ｌ’４？　　訂　出　願　人　　株式会社神戸製鋼所
代　理　人　弁理士　　安　１）敏　ｓｆ＋ｊｊＪ、Ｉ
ｊｊ、；、ｉ’（＞。 −２／ 第１図（Ｂ〕

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、　移動金型を支持したスライドを固定金型を支持す
   るベースに向い、前記ベースに設けた′ＦＪ数本のタイ
   ロッド並びに型開閉シリンダを介し進退させて金型を開
   閉し、かつ金型閉鎖状態において型締シリンダを介し型
   締するとともに、前記タイロッドに摺動自在かつタイロ
   ッド外周面に設けた係合部と係脱自在に設けられたロッ
   ク前月と前記スライドとの間に前記型締シリンダを介設
   し、前記タイロッドの外周面における軸方向の対称２面
   にガイド面を形成するとともに前記スライドにおけるタ
   イロッド摺π１１孔に前記ガイド面と対応しかつその少
   なくとも一方がデーパ形状とされたガイドシューが設け
   られたことを／１．５’徴とする射出成形枠の型締装置
   。