JPS5962047A - 歯科補綴物の製造装置 - Google Patents

歯科補綴物の製造装置

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JPS5962047A
JPS5962047A JP17266282A JP17266282A JPS5962047A JP S5962047 A JPS5962047 A JP S5962047A JP 17266282 A JP17266282 A JP 17266282A JP 17266282 A JP17266282 A JP 17266282A JP S5962047 A JPS5962047 A JP S5962047A
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flask
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water
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住友 昭之
重夫 山本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、フラスコ内で歯科補綴物を成形する場合に
用いられる歯科補綴物の製造装置に関するものである。
歯科補綴物の1種である有床義歯の製造に際しては、患
者の口腔内にうまく適合する蝋義歯を先ず製作し、この
蝋義歯の蝋でつくられた義歯床を強度的にすぐれたアク
リルレジンなどの合成樹脂(レジン)で置き換えて製品
とすることが一般的に行なわれている。
蝋義歯の義歯床をレジン床に置き換えるために従来採用
されてきた方法の概要は次の通りである。
先ず、上下に分解可能なフラスコ(金属製容器)中で蝋
義歯を石膏に埋没し、石膏を硬化させたのち義歯床を形
成する蝋を除去(法螺と呼ぶ)する。
この法螺は、フラスコを熱湯中lこ2〜3分間浸漬し蝋
を軟化させてから、フラスコを上下に分解し、ヘラなど
を利用して人手で蝋を取り除く方法により行なわれる。
蝋を取り除いた後の凹部は熱湯で洗滌するのが普通であ
る。これによりフラスコ内に義歯の陰型か形成される。
法螺した後に形成される空洞状の陰型の内面(石膏面)
にレジ′ノ分離剤(離型剤)を薄く塗布し、上記陰型の
部分にモチ状のレジンを充填して上Fフラスコを重ね合
わせプレスなどで加圧しつつレジンを加熱重合させる。
これによりレジン床か形成されるのである。
シカシナ力ら上記従来の方法では次ニあケルような種々
の欠点があった。
(1)途中でフラスコを分解(分割)し再度重ね合わせ
るので陰型の横方向のズレが生じゃすい。
(2)・ レジ゛/を充填しフラスコを重ね合わせたと
き重ね合わせ部分からレジンがはみ出し、パリを生ずる
ため」二下方向の位置のズレが生しやすい。
(3)法螺時に人工歯相互の位置関係のズレが生じやす
い。
(4)  −J二記バリか発生するため仕上げ研磨に手
間かかかる。
義歯は患者の1−1腔内にうまく適合するよう精密に製
作される必要かあり、少しの狂いがあっても充分な機能
か発揮されず、使用時に違和感を生じるので、」二記し
ジ゛ノ床の形成時における位置関係のズレは大きな問題
となっていた。
本発明者は、ズレのないレジソ床を形成する方法を前に
提案した(特開昭55−141230)が、今回の発明
は上記ズレのないレジソ床の形成に直接使用される装置
を提供するものであり、これについて以下に説明する。
本発明にかかる歯科補綴物の製造装置は、該補綴物成形
用のフラスコを保持する保持手段と蒸気発生装置、およ
び蒸気′発生装置から発生する蒸気をフラスコの注入口
に導き、該注入口からフラスコ内に適宜注入する蒸気供
給手段をそなえてなる。
以下、図面にあられされた実施例について説明すれば、
第1図(a) 、 (b)は本発明にかかる歯科補綴物
の製造装置(以下、単に製造装置と呼ぶ)の1例をあら
れす側面図および正面図であり、この製造装置1はケー
ス2の上部にフラスコ保持手段であるホルダー3をそな
え、ケース内部には加熱釜4、水タンク5、ボ゛/プロ
が設けられている。
ホルダー3は、アーチ形の屋根10、側壁11゜11′
および背面板12からなるカバー13と、バイス14を
そなえている。バイス14は、ケース2の前板2aにビ
ス15で固着したねし穴16付きの支持具17と、該支
持具17に螺着されたスクリューロッド19からなり、
該スクリューロッド19の先端部には当で金20が、ま
た後端部にはツマミ21がそれぞれ設けられている。
第2図は、製造装置1の構造を模式的にあらゎすもので
、キャップ23a利きの給水管2°、3を通して水タ゛
ツク5内に注入された水24は、押しボタ゛ノ・スイッ
チ25によって寸動させられるポ゛ノブ6によって吸い
」二げられ、加熱釜4内に適宜供給される。加熱釜4は
鋳物でつくられた密閉容器4aの外周部にヒーター26
を巻回してなり、使用中は容器4a内部が常に100℃
以上の高温状態に保たれる。このため、ポ゛ノブ6によ
り注水管27を通して容器4a内に注入された水は、直
ちに気化して高圧の水蒸気となり、蒸気通路29を通っ
てノズル30から吐出されるのである。この場合、水蒸
気はノズル3oから吐出されたときに急膨張するため、
ある程度温度が低下する。このため、水蒸気による火傷
事故は起こり番こくくなる。図中31はヒーター26用
の電源スィッチ、32.32’はパイロットランプであ
る。
第3図は歯科補綴物成形用のフラスコの外観図であり、
第4図は内部の状態をあられす平面図である。このフラ
スコ40は上容器40aと下容器401)および底板4
0Cからなり、底板40Cの中央部に蒸気注入用の蒸気
注入口41が穿設されている。また、下容器40bと上
容器40aとの接合部には、フラスコ内部に通じる排出
口42゜42、・が設けられている。このフラスコ40
の内部には、蝋義歯43が石膏44によって埋没保持さ
れ、該蝋義歯43と上記排出l」42および蒸気注入口
41とかパラフイ′/ワックスの連絡路45で接続され
る。
蝋義歯43の埋没されたフラスコ40は、第1図に示す
ようにホルダー3によって保持される。
すなわち、フラスコ40の底板40Cに設けられている
蒸気注入口41にノズル30の尖端部を挿入し、前方か
らバイス14て押し付けることによって、フラスコ40
かノズル30とバイス14の当て金20との間で強固に
保持されるのである。
図かられかるように、フラスコの着脱はきわめて簡単で
ある。なお、ホルダー3の屋根10には排気筒35が設
けられており、吸塵装置36の吸引r−137をこれに
接続してフラスコ4oの排出口42からJ=Il出され
る蒸気、パラフィンワックスの粉塵等を吸引することか
できるように構成されている。
つぎに、この製造装置1の使用法について説明すれ・ば
、先ず夕/り5の内部に給水管23を通して充分な量の
水を供給するとともに、ヒーター用電源スィッチ31を
ONにして加熱釜4を加熱する。
し2かるのち、熱湯に浸漬する等の手段でワックスをあ
る程度軟化させた蝋義歯埋没フラスコ4oをホルダー3
に取り利け、押ボタンスイッチ25を押せば、タック5
内の水24はポ゛/プロによって吸い」二けられ、高温
に加熱されている加熱釜4内に供給される。加熱釜4内
に供給された水滴は前述の如く瞬時に高圧の水蒸気とな
り、ノズル3゜からフラスコ40内に吹き込まれるので
ある。ポンプロは押ボタンスイッチ25によって寸動さ
せられるので、押ボタンスイッチ25を断続的に抑圧操
作することにより、水蒸気をフラスコ4o内へ間欠的に
供給することができる。
フラスコ40内に吹き込まれた水蒸気は、連絡路45お
よび蝋義歯のパラフィンワックスを軟化させ、排出口4
2からフラスコ外へ押し出す働きをなす。これによって
フラスコ40の内部には空洞状の陰型が形成される。上
記水蒸気によるパラフィンワックスの除去は、熱湯で洗
滌する場合に較べてはるかに迅速に行なわれ、かつ熱湯
で洗滌する場合よりもパラフィンワックスの除去が完全
に行なわれる。水蒸気の吹込みは間欠的に行なうのが効
果的であるので、本実施例のようにポンプ6を押ボタン
スイッチ25によって寸動させ、水を適宜加熱釜4内に
供給することができるようにしておくのが好ましい。
パラフィンワックスの除去が終ったら、水容性の離型剤
をフラスコ40の蒸気注入1」41に滴下し、再度蒸気
を吹き込む。これにより、離型剤か蒸気によって運はれ
、陰型内の隅々にまで塗布される。この離型剤塗布操作
は2回以上繰り返して行なうのかよい。離型剤は、フラ
スコ内に流し込むことによって塗布してもよいが、上述
の如く水蒸気とともイこ吹き込んで塗布する方が隅々に
まで行きわたり、かっ離型剤の使用量も少なくてすむの
で有利である。
離型剤の塗布か終ったらひきっ\゛きフラスコを分割し
ない状態でレジン床用のレジンをフラスコの開13部か
ら4ユ入する。レジンとしては一般に、7 り’) ル
レシンなど加熱重合用のレジンが用いられることが多い
。通常、液状の硬化剤と粉末状の横桁とをレジン混和器
で8’A和し、室温で放置しである程度反応を進行させ
てから注入することが行なわれる。
加熱重合用レシノ注人後は従来法と同様に加熱重合を行
ない、しかるのち脱型して第5図に示すような歯科補綴
物49を得る。
第6図は、」二記と異なる実施例をあらゎすものて、ス
プレーガン式の蒸気供給手段を用いる例をあられず。本
例では、水蒸気発生装置が加熱タンク50と、該加熱夕
゛/り5oの外周部および底部に設けられたヒーター5
1、および吸引管52で  4構成される。ガン53に
は1図示しないコンプレノズル56から吐出されるか、
ガン内部の圧縮空気通路には前記吸引管52か接続され
ているので、圧縮空気吐出時に加熱′タ゛ツク50内の
熱湯57が水蒸気発生装置および蒸気供給手段は、フラ
スコ40内にパラフィンワックスの軟化温度よりも高温
の水蒸気を吹き込むことができるものならとのようなも
のでもよい。
以上jこ説明したように、本発明にかかる歯科補綴物の
製造装置は、歯科補綴物成形用のフラスコを保持し、フ
ラスコ内部に適宜高温の水蒸気を吹き込むことかできる
ように構成したものであるから、歯科補綴物の成形に際
してフラスコを分解することなくパラフィンワックスを
除去し、ズレのない歯科補綴物を製造することか可能と
なった。
【図面の簡単な説明】
第1図(a) 、 (b)は本発明にかかる歯科補綴物
の製造装置の1例をあられす側面図および正面図、第2
図はその構造の模式図、第3図(a) 、 (b) 、
(c)はフラスコの外観図、第4図は内部状態をあられ
す平面図、第5図は歯科補綴物の外観図1.第6図゛は
異なる実施例をあられす側面図である。 1・・・製造装置、2・・・ケース、3−・・ホルダー
、4・・加熱釜、5・・・水タンク、6・・ポンプ、1
0・・屋根、13・・カバー、14  バイス、25・
・・押ボタ゛/スイッチ、26・ ヒーター、30・・
ノズル、40フラスコ、41・・・蒸気注入口、42・
・・排出口、43 ・蝋義歯、45 連絡路、50・加
熱タック、51・・ヒーター、52・・・吸引管、53
・ガン。 特 許 出 願 人  柱 友 昭 之(ほか1名)代
理人 弁理士  菅 原 弘 志

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  歯科補綴物成形用のフラスコを保持するフラ
    スコ・保持装置、水蒸気発生装置、および上記水蒸気発
    生装置によって発生する水蒸気をフラスコ保持装置lこ
    保持されているフラスコの蒸気注入口に適宜供給する蒸
    気供給手段をそなえてなる歯科補綴物の製造装置。
  2. (2)  フラスコ保持装置lこ、フラスコの排出口か
    ら排出される排出物を吸引する吸塵装置が設けられてい
    る特許請求の範囲第1項記載の歯科補綴物の製造装置。
JP17266282A 1982-09-30 1982-09-30 歯科補綴物の製造装置 Expired JPS6045534B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17266282A JPS6045534B2 (ja) 1982-09-30 1982-09-30 歯科補綴物の製造装置

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JP17266282A JPS6045534B2 (ja) 1982-09-30 1982-09-30 歯科補綴物の製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5962047A true JPS5962047A (ja) 1984-04-09
JPS6045534B2 JPS6045534B2 (ja) 1985-10-09

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ID=15946043

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JP17266282A Expired JPS6045534B2 (ja) 1982-09-30 1982-09-30 歯科補綴物の製造装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62281521A (ja) * 1986-05-29 1987-12-07 Yamaha Corp D/a変換回路
JPS63151222A (ja) * 1986-12-16 1988-06-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd D/a変換器
JPH01112824A (ja) * 1987-10-26 1989-05-01 Nec Corp D/a変換器

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JPS6045534B2 (ja) 1985-10-09

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