JPS5961975A - ジヨセフソン素子とその製造方法 - Google Patents
ジヨセフソン素子とその製造方法Info
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- JPS5961975A JPS5961975A JP57171056A JP17105682A JPS5961975A JP S5961975 A JPS5961975 A JP S5961975A JP 57171056 A JP57171056 A JP 57171056A JP 17105682 A JP17105682 A JP 17105682A JP S5961975 A JPS5961975 A JP S5961975A
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- Japan
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- film
- forming
- lift
- fluoride
- lower electrode
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Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N—ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N60/00—Superconducting devices
- H10N60/10—Junction-based devices
- H10N60/12—Josephson-effect devices
Landscapes
- Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、円)系捷たはNl)系ジョセフソン素子とそ
の製造方法に関するものである。
の製造方法に関するものである。
従来の/ヨセフノン素子では、その接合用スルーホール
の作製方法に問題があり、設割寸法通りのスルーホール
形成が困難で、各接合間の電流密度が大幅にばらつき、
動作マージンの低下の原因になっていた。
の作製方法に問題があり、設割寸法通りのスルーホール
形成が困難で、各接合間の電流密度が大幅にばらつき、
動作マージンの低下の原因になっていた。
丑ず、図面を用いて従来の作製]−程とその問題点を説
明する。
明する。
第1図(a)、 (’))は従来のジョセフノン素子
における接合用スルーホールの作製下8説明図である。
における接合用スルーホールの作製下8説明図である。
図において、11は基板(Si又は円)合金)12はA
Z系レジスト(シブレイ社製品)で形成さレオーハハン
ク部ヲ有するステンシルマスク(以下、リフトオフマス
クと言う。)、13 ハSi O膜である。
Z系レジスト(シブレイ社製品)で形成さレオーハハン
ク部ヲ有するステンシルマスク(以下、リフトオフマス
クと言う。)、13 ハSi O膜である。
第1図(・1)に示すように、リフトオフマスク12を
用いて絶縁材料であるSiO膜16を蒸着し、リフトオ
フ処理をしてパターン形成を行なっていた。しかし、S
iOは蒸着粒子の散乱が激しくリフトオフマスク12の
オーバハングの底部および側壁捷で回り込んで付着し、
この後のリフトオフ処理においては第1図(b)に・示
すようにパリ(点線丸印で示した部分)等が残存し、設
計寸法通りのスルーホールが形成できなかった。このた
め、前述したように接合間の電流密度のばらつき、動作
マージンの低下を生じていた。
用いて絶縁材料であるSiO膜16を蒸着し、リフトオ
フ処理をしてパターン形成を行なっていた。しかし、S
iOは蒸着粒子の散乱が激しくリフトオフマスク12の
オーバハングの底部および側壁捷で回り込んで付着し、
この後のリフトオフ処理においては第1図(b)に・示
すようにパリ(点線丸印で示した部分)等が残存し、設
計寸法通りのスルーホールが形成できなかった。このた
め、前述したように接合間の電流密度のばらつき、動作
マージンの低下を生じていた。
本発明の目的は、パリ等のない設割寸法通りのジョセフ
ソン接合用スルーホールパターンヲ備工た素子およびそ
の製造方法を提供するものである本発明ては、これを実
現するために絶縁材料を種々変えて検討を行った。この
結果、フッ化物、すなわちIVIg F2 、 Ca
F2.及びhlF3のいずれかを用いれは良いことか
わかった。特にIVgF2が低温でも容易に蒸着でき、
しかも回り込みがほとんとなく設計寸法通りのスルーホ
ールパターンが形成てきることが判明した。
ソン接合用スルーホールパターンヲ備工た素子およびそ
の製造方法を提供するものである本発明ては、これを実
現するために絶縁材料を種々変えて検討を行った。この
結果、フッ化物、すなわちIVIg F2 、 Ca
F2.及びhlF3のいずれかを用いれは良いことか
わかった。特にIVgF2が低温でも容易に蒸着でき、
しかも回り込みがほとんとなく設計寸法通りのスルーホ
ールパターンが形成てきることが判明した。
第2図(a) 、 (b)は本発明による接合用スル
ーホールの説明図で、(a)は従来と同様基板21上ニ
オ一ハハ/グ部を有するリフトオフマスク22を形成し
、フッ化物膜(MgF2膜)23を蒸着した断面形状を
示したものである。また、(1))はリフトオフ後のス
ルーホールパターンの断面形状を示しだものである。図
から明らかなように、パリA9に1全く生じず、設計寸
法通りのパターンが形成されている。
ーホールの説明図で、(a)は従来と同様基板21上ニ
オ一ハハ/グ部を有するリフトオフマスク22を形成し
、フッ化物膜(MgF2膜)23を蒸着した断面形状を
示したものである。また、(1))はリフトオフ後のス
ルーホールパターンの断面形状を示しだものである。図
から明らかなように、パリA9に1全く生じず、設計寸
法通りのパターンが形成されている。
なお、ジョセフノン素子の製造工程においてはリノクラ
フイによるパターン形成とリフトオフ工程が、スルーホ
ールの形成のみならず種々の工程で繰返し行なわれるが
、各工程で形成されるリフトオフマスクはいずれもオー
バハング部を有するものであることが望ましく、本発明
のジョセフノン素子の製造方法においても、種々の工程
でそれを用いている。
フイによるパターン形成とリフトオフ工程が、スルーホ
ールの形成のみならず種々の工程で繰返し行なわれるが
、各工程で形成されるリフトオフマスクはいずれもオー
バハング部を有するものであることが望ましく、本発明
のジョセフノン素子の製造方法においても、種々の工程
でそれを用いている。
オーバハング部を有するリフトオフマスク(第1図、第
2図参照)の形成方法は公知の技術であり、通常、ポジ
型AZ 1350 Jレジスト(ンプレ゛イ社製品)を
用い、パターン露光後、クロロベンゼン浸漬処理を行な
ってレジスト表面に変質層を形成し、現像処理時に露光
された部分の表面が現像液に対して特に溶けにくくする
ことにより、アンダーカットを起こさせてオーバ・・ン
グ部を形成している。
2図参照)の形成方法は公知の技術であり、通常、ポジ
型AZ 1350 Jレジスト(ンプレ゛イ社製品)を
用い、パターン露光後、クロロベンゼン浸漬処理を行な
ってレジスト表面に変質層を形成し、現像処理時に露光
された部分の表面が現像液に対して特に溶けにくくする
ことにより、アンダーカットを起こさせてオーバ・・ン
グ部を形成している。
以下、本発明を実施例によって詳細に説明する第6図(
a)〜(蔦)は本発明の一実施例を示す製造工程説明図
で、同図(i)が完成したジョセフノン素子の主要部の
断面図である。図面の順番(d)〜(1)に対応させて
主要工程を説明する。
a)〜(蔦)は本発明の一実施例を示す製造工程説明図
で、同図(i)が完成したジョセフノン素子の主要部の
断面図である。図面の順番(d)〜(1)に対応させて
主要工程を説明する。
(d)、基板には、5Qmmφ、厚さ35Q7zm。
(100>の81基板31を用い、その上に6QQnm
O熱酸化膜32を施こす。熱酸化膜ろ2」二に下部電極
形成用のレジストステンシルマスク(リフトオフマスク
)ろろを設ける。リフトオフマスク66はポジ型AZ1
350Jレジスト(/プレイ社製品)を厚さ80011
111塗布後、70℃、ろ0分のプリベーク処理を行な
った後、パターン露光を行ないクロロベンゼン処理を1
0分間行ない、アルカリ系現像液により現像して形成す
る。
O熱酸化膜32を施こす。熱酸化膜ろ2」二に下部電極
形成用のレジストステンシルマスク(リフトオフマスク
)ろろを設ける。リフトオフマスク66はポジ型AZ1
350Jレジスト(/プレイ社製品)を厚さ80011
111塗布後、70℃、ろ0分のプリベーク処理を行な
った後、パターン露光を行ないクロロベンゼン処理を1
0分間行ない、アルカリ系現像液により現像して形成す
る。
(b):リフトオフマスク66が形成されたSi基板6
1を真空槽内に挿入し、熱酸化膜32の表面に吸着した
水分やよごれを取り除くためにArでスパッタクリーニ
ングを行なう。この時の灸件は、高周波電力5 W 、
Ar圧力3 X 10 Torr 、 )t、バッ
タ時間5分である。次に真空槽の真空度を5×10−7
′r()目°に減圧した後、抵抗加熱ヒータにより A
u 。
1を真空槽内に挿入し、熱酸化膜32の表面に吸着した
水分やよごれを取り除くためにArでスパッタクリーニ
ングを行なう。この時の灸件は、高周波電力5 W 、
Ar圧力3 X 10 Torr 、 )t、バッ
タ時間5分である。次に真空槽の真空度を5×10−7
′r()目°に減圧した後、抵抗加熱ヒータにより A
u 。
Pl)、■!1の順に積層蒸着を行ない、下部電極34
となる層を形成する。−例として、膜厚はそれぞれ4旧
n、160旧11,36旧1]である。
となる層を形成する。−例として、膜厚はそれぞれ4旧
n、160旧11,36旧1]である。
(C):アセトン中でリフトオフな行ない下部電極64
を得る。
を得る。
(d):次に接合用スルーホール形成マスク(リフトオ
フマスク)65を前記下部電極34の形成時と同様の工
程で形成する。使用するホトレジストの利質、膜厚等も
前記と同じでよい。
フマスク)65を前記下部電極34の形成時と同様の工
程で形成する。使用するホトレジストの利質、膜厚等も
前記と同じでよい。
(e):再び真空槽においてA rスパッククリーニン
グを行なった後、抵抗加熱法によりMgF2を厚さ27
[]nm蒸着して層間絶縁膜(MgF2膜)66を形成
する。
グを行なった後、抵抗加熱法によりMgF2を厚さ27
[]nm蒸着して層間絶縁膜(MgF2膜)66を形成
する。
(「)ニア七トン中でリフトオフを行ない、接合用スル
ーホールを有する層間絶縁膜66を残す。
ーホールを有する層間絶縁膜66を残す。
(g):次に上部電極形成用のり71オフマスク37を
前記下部電極34の形成時と同様の工程(条件も同じ)
で形成し、真空槽・内においてスルーホール中で露出し
ている下部電極34の表面をArのスパッタクリーニン
グを行なう。この時の条件も前と同じでよい。次に、真
空槽内に02ガスを導入し、圧力を2 X 10 ’
i’or+にしてから高周波電力5W、加速電圧360
■で15分間プラズマ酸化を行ない、下部電極の酸化膜
(PbO+ 111205 )からなるl・/ネルバリ
ア層38を形成する。
前記下部電極34の形成時と同様の工程(条件も同じ)
で形成し、真空槽・内においてスルーホール中で露出し
ている下部電極34の表面をArのスパッタクリーニン
グを行なう。この時の条件も前と同じでよい。次に、真
空槽内に02ガスを導入し、圧力を2 X 10 ’
i’or+にしてから高周波電力5W、加速電圧360
■で15分間プラズマ酸化を行ない、下部電極の酸化膜
(PbO+ 111205 )からなるl・/ネルバリ
ア層38を形成する。
(1]) 次に真空槽の真空度を5x10T引′1゛
に減圧した後、抵抗加熱ヒータによりIハ)−Hi(2
9wt%)の膜(上部電極と々る)39を膜厚4501
1m蒸着する。この上に連続して保護膜40としてMg
F2を膜厚1QQnm蒸着する。
に減圧した後、抵抗加熱ヒータによりIハ)−Hi(2
9wt%)の膜(上部電極と々る)39を膜厚4501
1m蒸着する。この上に連続して保護膜40としてMg
F2を膜厚1QQnm蒸着する。
(i) リフトオフマスク37を前記下部電極34の
形成時と同様の方法でリフトオンし、上部電極(Pb
−Hi膜)39と保護膜(MgF2膜)40を形成する
。次に保護膜形成用のレジストマスク(図示せず)を下
部電極形成用マスクと同様な方法で形成した。但し、レ
ジストマスクの膜厚は、後で被覆する保護膜41の厚さ
く例えば1μm11)が厚く力るので、リフトオフが容
易に行なえるように1.5μmに設定し形成した。真空
槽内に挿入し、Arスパッタクリーニングを行なった後
、MgF2を膜厚1μm蒸着した。リフトオフは前述の
下部電極形成と同様な方法で行ない、保護膜41を形成
した。
形成時と同様の方法でリフトオンし、上部電極(Pb
−Hi膜)39と保護膜(MgF2膜)40を形成する
。次に保護膜形成用のレジストマスク(図示せず)を下
部電極形成用マスクと同様な方法で形成した。但し、レ
ジストマスクの膜厚は、後で被覆する保護膜41の厚さ
く例えば1μm11)が厚く力るので、リフトオフが容
易に行なえるように1.5μmに設定し形成した。真空
槽内に挿入し、Arスパッタクリーニングを行なった後
、MgF2を膜厚1μm蒸着した。リフトオフは前述の
下部電極形成と同様な方法で行ない、保護膜41を形成
した。
以上の工程によって、本発明のジョセフソン素子が完成
する。
する。
本発明によるジョセフソン素子は、実施例で述べたよう
に絶縁材料IVgF2を用いた結果、接合寸法は設計寸
法に対して極めて忠実であることがSEM観察像により
明らかとなり、特性の揃ったものが得られることが確認
された。まだ、MgF2は、素子特性等に対してもスト
レス等のダメージはなく、極めて安定な絶縁膜を形成し
ているととが明らかとなった。さらに、Mg F2は、
アルカリ現像液および水洗に対しても溶解することなく
、極めて安定であることが明らかとなった。
に絶縁材料IVgF2を用いた結果、接合寸法は設計寸
法に対して極めて忠実であることがSEM観察像により
明らかとなり、特性の揃ったものが得られることが確認
された。まだ、MgF2は、素子特性等に対してもスト
レス等のダメージはなく、極めて安定な絶縁膜を形成し
ているととが明らかとなった。さらに、Mg F2は、
アルカリ現像液および水洗に対しても溶解することなく
、極めて安定であることが明らかとなった。
なお、実施例では絶縁材料としてMgF2を用いた場合
を述べたが、本発明はMgF2に限定されるものではな
く、CaF2.AlFシを用いても同等の素子形成が可
能であり、上述したような効果も同様に得られる。
を述べたが、本発明はMgF2に限定されるものではな
く、CaF2.AlFシを用いても同等の素子形成が可
能であり、上述したような効果も同様に得られる。
以上説明したように、本発明においては、絶縁材料とし
て従来用いられていだSiOをフッ化物に置き換えたが
、フッ化物は、従来のSiOと同様な方法、例えば抵抗
加熱ヒータを用いて蒸着による膜形成ができ、製作工程
において特に困難な事は発生しない。そして、本発明に
よれば、従来微細パターンの形成、特に接合用スルーホ
ール形成で問題となっていたパリは完全に無くなり、設
計寸法通りのパターンを作ることができるようになり、
特性の揃った素子が容易に得られ、その効果は太きい。
て従来用いられていだSiOをフッ化物に置き換えたが
、フッ化物は、従来のSiOと同様な方法、例えば抵抗
加熱ヒータを用いて蒸着による膜形成ができ、製作工程
において特に困難な事は発生しない。そして、本発明に
よれば、従来微細パターンの形成、特に接合用スルーホ
ール形成で問題となっていたパリは完全に無くなり、設
計寸法通りのパターンを作ることができるようになり、
特性の揃った素子が容易に得られ、その効果は太きい。
なお、本発明は、ジョセフソン素子以外にもリフトオフ
工程を有する素子(例えばバルブメモリ ゛素子,Ga
AsFET等)の製造に応用することができ、大きな効
果を発揮するものであることは言う才でもない。
工程を有する素子(例えばバルブメモリ ゛素子,Ga
AsFET等)の製造に応用することができ、大きな効
果を発揮するものであることは言う才でもない。
第1図(a)、 (b)は従来のジョセフソン素子に
おける接合用スルーホールの作製工程説明図、第2図(
・l)、 (Ill)にL本発明による接合用スルー
ホールの説明図、第6図(・1)−(1)は本発明の一
実施例を示す製造工程説明図で、同図(1)は完成し7
た/・1十ノノノ素−rの主要部を模式的に示しだ断面
図である。 11.21. ろ1・・一基板 12、.22・・ステンンルマス/ (IJ)l−オフ
マスク) 13・・SiO膜 26 フッ化物膜(MgJパ2膜) 32・熱酸化膜 66、ろ5.ろ7 ・リフトオフマスク64・・・下部
電極 66 層間絶縁膜(へ4gF2膜) 38 トンネル・・リア層 69・十γ<t+電枠(円)−13i膜)40.41・
保護膜 代理人弁理士 中村純之助 特開口H59−61975(4) 才1図 t2自 矛3図 17′3図
おける接合用スルーホールの作製工程説明図、第2図(
・l)、 (Ill)にL本発明による接合用スルー
ホールの説明図、第6図(・1)−(1)は本発明の一
実施例を示す製造工程説明図で、同図(1)は完成し7
た/・1十ノノノ素−rの主要部を模式的に示しだ断面
図である。 11.21. ろ1・・一基板 12、.22・・ステンンルマス/ (IJ)l−オフ
マスク) 13・・SiO膜 26 フッ化物膜(MgJパ2膜) 32・熱酸化膜 66、ろ5.ろ7 ・リフトオフマスク64・・・下部
電極 66 層間絶縁膜(へ4gF2膜) 38 トンネル・・リア層 69・十γ<t+電枠(円)−13i膜)40.41・
保護膜 代理人弁理士 中村純之助 特開口H59−61975(4) 才1図 t2自 矛3図 17′3図
Claims (2)
- (1)超′7b:導層よりなる下部電極と、接合用スル
ーポールなイ〕する層間絶縁膜と、上記接合用スルーポ
ール中のト一部電極表面に形成したトンネル・くリア層
と、該l・ンネル・・リア層を介して積層され上記下部
電極との間でジョセフノン接合部分を形成する超’Fi
i、 j71+層よりなる上部電極を備えてなるジ−1
セフノ/素了において、少なくとも上記層間絶縁膜のA
’Aオー1がフッ化物であることを特徴とするジーiセ
フノ/71子。 - (2) j二記フッ化物に、フッ化マグネシウム(M
g I” 2)、フッ化ツノルンウム((−a +”
2 ) 、又はフッ化アルミニウム(A e ”” 3
)のいずれかである71寺言′[言古求の範囲第1か
i記載の7ヨセフノン素子。 (乙)超電導層よりなる下部電極を形成する工程と、接
合用スルーポールを有する層間絶縁膜を形成する工程と
、上記接合用スルーホール中に露出したF都電極表面に
トンネルバリア層を形成する工程と、該トンネルバリア
層を介して積層し上記下部電極との間でジョセフノン接
合部分を形成する超電導層よりなる」二部電極を形成す
る工程を有するジョセフソン素子の製造方法において、
少くとも上記接合用スルーホールを有する層間絶縁膜は
、次の各工程を包含して形成することを特徴とするンヨ
セフノン素子の製造方法。 ■ 所定の工程を経た基体」二にオーバハング部を有す
るリフトオフマスクを形成する工程、0 リフトオフマ
スクの形成された基体表面にフッ化物膜を形成する工程
、 ■ リフトオフマスクを溶媒によりリフトオンしフッ化
物膜によるパターンを形成する工程。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57171056A JPS5961975A (ja) | 1982-10-01 | 1982-10-01 | ジヨセフソン素子とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57171056A JPS5961975A (ja) | 1982-10-01 | 1982-10-01 | ジヨセフソン素子とその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5961975A true JPS5961975A (ja) | 1984-04-09 |
Family
ID=15916249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57171056A Pending JPS5961975A (ja) | 1982-10-01 | 1982-10-01 | ジヨセフソン素子とその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5961975A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6380581A (ja) * | 1986-09-25 | 1988-04-11 | Agency Of Ind Science & Technol | ジヨセフソン素子の製法 |
JPH01106482A (ja) * | 1987-10-20 | 1989-04-24 | Fujitsu Ltd | 超伝導材料構造 |
-
1982
- 1982-10-01 JP JP57171056A patent/JPS5961975A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6380581A (ja) * | 1986-09-25 | 1988-04-11 | Agency Of Ind Science & Technol | ジヨセフソン素子の製法 |
JPH01106482A (ja) * | 1987-10-20 | 1989-04-24 | Fujitsu Ltd | 超伝導材料構造 |
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