JPS5960726A - 磁気抵抗効果型磁気ヘツド - Google Patents
磁気抵抗効果型磁気ヘツドInfo
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- JPS5960726A JPS5960726A JP17123782A JP17123782A JPS5960726A JP S5960726 A JPS5960726 A JP S5960726A JP 17123782 A JP17123782 A JP 17123782A JP 17123782 A JP17123782 A JP 17123782A JP S5960726 A JPS5960726 A JP S5960726A
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- Japan
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- layer
- thickness
- magnetoresistive
- insulating layer
- magnetoresistive element
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- Pending
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/33—Structure or manufacture of flux-sensitive heads, i.e. for reproduction only; Combination of such heads with means for recording or erasing only
- G11B5/39—Structure or manufacture of flux-sensitive heads, i.e. for reproduction only; Combination of such heads with means for recording or erasing only using magneto-resistive devices or effects
- G11B5/3903—Structure or manufacture of flux-sensitive heads, i.e. for reproduction only; Combination of such heads with means for recording or erasing only using magneto-resistive devices or effects using magnetic thin film layers or their effects, the films being part of integrated structures
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(a)発明の技術分野
本発明は、磁気記録装置に係り、とくに磁気テープ装置
あるいは磁気ディスク装置におりる再生専用のけ気ヘッ
ドに関する。
あるいは磁気ディスク装置におりる再生専用のけ気ヘッ
ドに関する。
(b)技術の背景
磁気記録装置における高密度記録にともなって、薄膜型
の磁気ヘッドが用いられるようになりつつあるが、その
うちで磁気抵抗効果を利用した磁気へ・ノドはその構造
が比較的簡単であり、また比較的大きな出力信号が得ら
れることから、再生専用のヘット゛として実用化が期待
されている。
の磁気ヘッドが用いられるようになりつつあるが、その
うちで磁気抵抗効果を利用した磁気へ・ノドはその構造
が比較的簡単であり、また比較的大きな出力信号が得ら
れることから、再生専用のヘット゛として実用化が期待
されている。
(c)従来技術と問題点
磁気抵抗効果型磁気ヘッドは、一定方向に磁化容易軸を
揃えて形成された強磁性膜の抵抗値が、該強磁性膜に近
接して移動する磁気記録媒体上の磁気信号によって変化
する現象を利用するものである。
揃えて形成された強磁性膜の抵抗値が、該強磁性膜に近
接して移動する磁気記録媒体上の磁気信号によって変化
する現象を利用するものである。
上記磁気抵抗効果型磁気ヘッドは、一般に第1図に示す
ように、強磁性体から成る2つのシール]一層、すなわ
ち下部シール1;層1と」二部シールド層2、間に、例
えば11iFe等の強磁性体から成る俳気抵抗効果胎了
3と該磁気11℃抗効果素子3と接して設けられている
、例えばチタンのような、非磁性体から成るバイアス層
4を配置した構造をなしている。
ように、強磁性体から成る2つのシール]一層、すなわ
ち下部シール1;層1と」二部シールド層2、間に、例
えば11iFe等の強磁性体から成る俳気抵抗効果胎了
3と該磁気11℃抗効果素子3と接して設けられている
、例えばチタンのような、非磁性体から成るバイアス層
4を配置した構造をなしている。
同図において、5は、例えばガラス等の絶縁性基板、6
および7は、例えば5i02のような、絶縁層である。
および7は、例えば5i02のような、絶縁層である。
−に記のような磁気抵抗効果型磁気ヘッドに対し、第2
図に示すように磁気記録媒体上に記録されている磁気信
号(磁極NおよびSで表わされている孤立磁化反転)が
矢印Xの方向に走行すると、磁気抵抗々)J果素了3の
抵抗が変化し、この際に該磁気抵抗効果素子3を流れる
電流Jの変化が再生信屑として検出される。
図に示すように磁気記録媒体上に記録されている磁気信
号(磁極NおよびSで表わされている孤立磁化反転)が
矢印Xの方向に走行すると、磁気抵抗々)J果素了3の
抵抗が変化し、この際に該磁気抵抗効果素子3を流れる
電流Jの変化が再生信屑として検出される。
磁気抵抗効果素子3は、その磁化力向と前記電流、Iの
方向とのなす角が45度近傍においζ最も大きな抵抗変
化を示すのであるが、一般に製造上の容易さの点から硼
化容易軸が前記電流Jと同方向に向くよ゛)に成膜され
ている。そごで、11;J記電流、Jとバイアス層4に
流れる電流とによって生ずる磁界との相互作用を利用し
て、動作時におりる磁化力向を1−記のように45度近
傍に設定することが行われる。
方向とのなす角が45度近傍においζ最も大きな抵抗変
化を示すのであるが、一般に製造上の容易さの点から硼
化容易軸が前記電流Jと同方向に向くよ゛)に成膜され
ている。そごで、11;J記電流、Jとバイアス層4に
流れる電流とによって生ずる磁界との相互作用を利用し
て、動作時におりる磁化力向を1−記のように45度近
傍に設定することが行われる。
ところで、上記構成の磁気抵抗効果型磁気ヘソ1を高記
録密度領域で使用可能とするためには、前記2つのシー
ルド層間の距離gをできるだけ小さくすることが望まし
い。しかしながら、該距Aft gを小さくするために
、前記絶縁層6および7の層厚を小さくするとつぎのよ
うな支障を生ずる。
録密度領域で使用可能とするためには、前記2つのシー
ルド層間の距離gをできるだけ小さくすることが望まし
い。しかしながら、該距Aft gを小さくするために
、前記絶縁層6および7の層厚を小さくするとつぎのよ
うな支障を生ずる。
その第1は、前記シールド層と磁気抵抗効果素子3との
電気的短絡が生じ易くなり、磁気ヘットの検出能力が低
下し、場合によっては動作不能となること、その第2は
、前記上部シールド層2を成型するためのエツチングに
おいて、絶縁層7も同時にエツチングされ、パターン配
置上からちょうどこの部分に存在する磁気抵抗効果素子
3の端子部が露出し、該端子部(厚さ約500人)もエ
ツチングされ断線を生ずることである。
電気的短絡が生じ易くなり、磁気ヘットの検出能力が低
下し、場合によっては動作不能となること、その第2は
、前記上部シールド層2を成型するためのエツチングに
おいて、絶縁層7も同時にエツチングされ、パターン配
置上からちょうどこの部分に存在する磁気抵抗効果素子
3の端子部が露出し、該端子部(厚さ約500人)もエ
ツチングされ断線を生ずることである。
前者はピンポール等の存在に関係する問題であり、この
ような障害を防くためには、通常、絶縁層7の厚さは約
0.51’m程度あればよいのに対して、後者はエツチ
ング技術に関係する問題であって、絶1ltF47とし
ては通電1μm程度の厚さが必要とされる。
ような障害を防くためには、通常、絶縁層7の厚さは約
0.51’m程度あればよいのに対して、後者はエツチ
ング技術に関係する問題であって、絶1ltF47とし
ては通電1μm程度の厚さが必要とされる。
1足来は絶縁JFt7の厚さを前記磁気抵わ°しすJ果
素子3の信号検出部と端子部とで同一とじていたために
、絶縁層7のj7さは1μm以」ことなり、結局、前記
距九if gは1.5IJm以下にJ−ることができ一
4゛、これが磁気ヘッドの周波数特性の向上を阻害し、
再生可能な記録密度の限界を決めてしまう要因となって
いた。
素子3の信号検出部と端子部とで同一とじていたために
、絶縁層7のj7さは1μm以」ことなり、結局、前記
距九if gは1.5IJm以下にJ−ることができ一
4゛、これが磁気ヘッドの周波数特性の向上を阻害し、
再生可能な記録密度の限界を決めてしまう要因となって
いた。
(d)発明の目的
本発明は、上記従来の問題を闘犬し、高密度記録情報の
再生に適した磁気抵抗効果型磁気ヘッドを提供すること
を目的とする。
再生に適した磁気抵抗効果型磁気ヘッドを提供すること
を目的とする。
(e)発明の構成
本発明は、シールド層間ス
ヘッドにおいて、磁気抵抗効果素子と」二部シールド層
との間に存在する絶縁層の厚さが該磁気抵抗効果素子の
信号検出部と端子部とで異なるようにして形成されたこ
とを特徴とし、その具体的実施方法として、磁気抵抗効
果素子と上部シールドNとの間に設りる絶縁層の厚さを
該磁気抵抗効果素子の(B号検出部においては選択的に
薄くすること、および磁気抵抗効果素子と」二部シール
ド層との間に設りる絶縁層の厚さを該磁気抵抗リノ果素
子の端子部においては選択的に厚く形成することのいず
れによっても製造可能な磁気ヘッドを開示するものであ
る。
との間に存在する絶縁層の厚さが該磁気抵抗効果素子の
信号検出部と端子部とで異なるようにして形成されたこ
とを特徴とし、その具体的実施方法として、磁気抵抗効
果素子と上部シールドNとの間に設りる絶縁層の厚さを
該磁気抵抗効果素子の(B号検出部においては選択的に
薄くすること、および磁気抵抗効果素子と」二部シール
ド層との間に設りる絶縁層の厚さを該磁気抵抗リノ果素
子の端子部においては選択的に厚く形成することのいず
れによっても製造可能な磁気ヘッドを開示するものであ
る。
(f)発明の実施例
以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
以下の図面において既掲の図におりると同じものには同
一符号を付しである。
一符号を付しである。
第3図は本発明による磁気抵抗効果型磁気ヘソ1−の断
面図であり、磁気抵抗効果素子3と」二部シールド層2
との間の絶縁層7の厚さは信号検出部31と端子部32
とでは異っており、端子部32における厚さが図示の双
方向矢印αの分だけ大きい。
面図であり、磁気抵抗効果素子3と」二部シールド層2
との間の絶縁層7の厚さは信号検出部31と端子部32
とでは異っており、端子部32における厚さが図示の双
方向矢印αの分だけ大きい。
このような構造とすることによって、前記距Mlt g
は1μmないし、絶縁層6および7の絶縁性が保証され
る限り、これより小さくすることができ、これによって
、端子部32におりる絶縁M7の厚さに制約されること
なく磁気ヘッドの周波数特性の改善を試みることができ
るのである。
は1μmないし、絶縁層6および7の絶縁性が保証され
る限り、これより小さくすることができ、これによって
、端子部32におりる絶縁M7の厚さに制約されること
なく磁気ヘッドの周波数特性の改善を試みることができ
るのである。
なお、第3図において10は、絶縁層を貫通するスルー
ボールを通して前記端子r+++32に接続される端子
取出層、9は保護用絶縁層である。
ボールを通して前記端子r+++32に接続される端子
取出層、9は保護用絶縁層である。
第4図から第8図までは、第3図に示すような構造の磁
気抵抗効果型磁気ヘットを青るための1実施例を示し、
この場合には、磁気抵抗効果素子の信号検出部におりる
絶縁層は、エツチングにより選択的に薄くされる。
気抵抗効果型磁気ヘットを青るための1実施例を示し、
この場合には、磁気抵抗効果素子の信号検出部におりる
絶縁層は、エツチングにより選択的に薄くされる。
これらの図において、(A)は平面図、(B)は(八)
」二の一点鎖線における断面図である。
」二の一点鎖線における断面図である。
まず、第4図に示すように、絶縁性基板5上の全面に下
部シールドN1、下部絶縁層6、バイアス層4、磁気抵
抗効果素子層3および上部絶縁層7を、蒸着あるいはス
パッタリングのいずれか、あるいはこれらの双方を用い
て順次成膜する。この場合、各層の成膜−に稈間におい
て試ネlを空気中に取り出すことなく連続して成膜を行
うことも可能である。
部シールドN1、下部絶縁層6、バイアス層4、磁気抵
抗効果素子層3および上部絶縁層7を、蒸着あるいはス
パッタリングのいずれか、あるいはこれらの双方を用い
て順次成膜する。この場合、各層の成膜−に稈間におい
て試ネlを空気中に取り出すことなく連続して成膜を行
うことも可能である。
−・般に、下部シー刃用・層1および磁気抵抗効果素子
Its 3としてはパーマロイ股をそれぞれ3μmおよ
U’ (1,0577m程度の厚さに、またバイアス層
4としてはチタン膜を約0.31zmの厚さに、さらに
絶縁層6および7としては5i02、StO、Si3N
4のいずれかを0.5μm程度の厚さに成膜する。
Its 3としてはパーマロイ股をそれぞれ3μmおよ
U’ (1,0577m程度の厚さに、またバイアス層
4としてはチタン膜を約0.31zmの厚さに、さらに
絶縁層6および7としては5i02、StO、Si3N
4のいずれかを0.5μm程度の厚さに成膜する。
このようにして得られた膜について、後の工程において
磁気抵抗効果素子の信号検出部が形成される位置に該当
する部分の磁気抵fj’cすJ果素子層3を露出させる
ために、同図に示すように、この領賎よりもやや大きめ
に上部絶縁M7が除去される。この際の除去方法として
は、化学的エツチングあるいはプラズマエツチング(被
エツチング物質と反応性を有するガスを用いる乾式エツ
チング方法)等の選択的エツチング方法を用いて行う。
磁気抵抗効果素子の信号検出部が形成される位置に該当
する部分の磁気抵fj’cすJ果素子層3を露出させる
ために、同図に示すように、この領賎よりもやや大きめ
に上部絶縁M7が除去される。この際の除去方法として
は、化学的エツチングあるいはプラズマエツチング(被
エツチング物質と反応性を有するガスを用いる乾式エツ
チング方法)等の選択的エツチング方法を用いて行う。
つぎに、第5図に示すように、磁気抵抗効果素子層3お
よびバイアス層4をコの字形に残して除去する。この場
合の除去方法としては、イオンエツチング(アルゴン等
の不活性ガス中を放電させ、生成したガスイオンに電界
を与えて被エツチング物質に衝突させ、これを飛散させ
る乾式エツチング方法)を用いる。この際のエツチング
は、前記のようにして形成されている約0.5μmの上
部絶縁層7および磁気抵抗効果素子層3 (厚さ約0.
05μm)およびバイアスJFi4(厚さ約0.3μm
)を除去するのに必要充分な程度に行われるために、エ
ッヂフグ後の状態は第4図において」一部絶縁屓7が既
に除去されている部分(ftT ’T 3 )について
は、下部シールド層1がぢに−)と露出され、その他の
部分(符号7)については、r: tI++絶縁屓絶縁
bようど露出されるごとになる。
よびバイアス層4をコの字形に残して除去する。この場
合の除去方法としては、イオンエツチング(アルゴン等
の不活性ガス中を放電させ、生成したガスイオンに電界
を与えて被エツチング物質に衝突させ、これを飛散させ
る乾式エツチング方法)を用いる。この際のエツチング
は、前記のようにして形成されている約0.5μmの上
部絶縁層7および磁気抵抗効果素子層3 (厚さ約0.
05μm)およびバイアスJFi4(厚さ約0.3μm
)を除去するのに必要充分な程度に行われるために、エ
ッヂフグ後の状態は第4図において」一部絶縁屓7が既
に除去されている部分(ftT ’T 3 )について
は、下部シールド層1がぢに−)と露出され、その他の
部分(符号7)については、r: tI++絶縁屓絶縁
bようど露出されるごとになる。
」−1記の」−稈後、全面に追加絶縁層8 (第3図に
おりるα部分に該当する絶縁@)および」−6部シール
(SrFi2を成膜する。追加絶縁層8としては5i0
2.5iO1Si3N4等のいずれを用いCもよ(、こ
れを0.5ないし−1tlmの厚さに、また上部シール
IJF72としてはIz部シールI一層重と同様、通電
パーマ1コイ膜を約3ItmO))¥さに成膜する。こ
れらの成膜方法としては、前記と同様に蒸着あるいはス
パッタリングのいずれでもよく、また同様に工程を連続
して行うことも可能である。
おりるα部分に該当する絶縁@)および」−6部シール
(SrFi2を成膜する。追加絶縁層8としては5i0
2.5iO1Si3N4等のいずれを用いCもよ(、こ
れを0.5ないし−1tlmの厚さに、また上部シール
IJF72としてはIz部シールI一層重と同様、通電
パーマ1コイ膜を約3ItmO))¥さに成膜する。こ
れらの成膜方法としては、前記と同様に蒸着あるいはス
パッタリングのいずれでもよく、また同様に工程を連続
して行うことも可能である。
つぎに、第7図に示すように、コの字形に成型されてい
る磁気抵抗効果素子層3のfil;)子111♂32の
上にある上Fe1tシール1屓2を除去する。この場合
の除去は、イオンエツチングによって行われる。本発明
の構成においては、この部分の絶縁層の厚さは、」二部
絶縁層7および追加絶縁層8の合計、すなわち1ないし
1.5μm程度に形成されているために、3μIl’l
の厚さを有する上部シールド層2のイオンエツチング」
二部において、前記端子部32が露出してしまうような
オーハーエソチングが防止され、その結果、端子部32
の断線の発生、あるいはイオンエツチングによりスパッ
ターされたパーマロイが絶縁層の端部壁面に再付着して
生ずる磁気抵抗効果素子層3と上部シールド層2との絶
縁不良の発生等がなくなる。
る磁気抵抗効果素子層3のfil;)子111♂32の
上にある上Fe1tシール1屓2を除去する。この場合
の除去は、イオンエツチングによって行われる。本発明
の構成においては、この部分の絶縁層の厚さは、」二部
絶縁層7および追加絶縁層8の合計、すなわち1ないし
1.5μm程度に形成されているために、3μIl’l
の厚さを有する上部シールド層2のイオンエツチング」
二部において、前記端子部32が露出してしまうような
オーハーエソチングが防止され、その結果、端子部32
の断線の発生、あるいはイオンエツチングによりスパッ
ターされたパーマロイが絶縁層の端部壁面に再付着して
生ずる磁気抵抗効果素子層3と上部シールド層2との絶
縁不良の発生等がなくなる。
つぎに、第8図に示すように、前記各絶縁層についてと
同様の方法により、全面に保護絶縁層9を成膜した後、
化学エツチングあるいはプラズマエツチングにより前記
端子部32にスルーボール11を形成し、端子部32に
、例えばアルミニウムからなる端子取出層10を接続す
る。
同様の方法により、全面に保護絶縁層9を成膜した後、
化学エツチングあるいはプラズマエツチングにより前記
端子部32にスルーボール11を形成し、端子部32に
、例えばアルミニウムからなる端子取出層10を接続す
る。
最終工程として、磁気抵抗効果素子層3の信号検出部3
1を、所定素子幅になるように第8図」二のX−X断面
に沿って切断し、研摩仕上げを行って磁気抵抗効果型磁
気ヘッドが完成される。
1を、所定素子幅になるように第8図」二のX−X断面
に沿って切断し、研摩仕上げを行って磁気抵抗効果型磁
気ヘッドが完成される。
第9図から第11図までは、第3図に示すような構造の
磁気抵抗効果型磁気ヘッドを1qるための他の実施例を
示し、この場合には、磁気抵抗効果素子の端子部に49
ける上部絶縁1補7は選択的に厚く形成される。
磁気抵抗効果型磁気ヘッドを1qるための他の実施例を
示し、この場合には、磁気抵抗効果素子の端子部に49
ける上部絶縁1補7は選択的に厚く形成される。
まず、第9図において、前記と同様に絶縁性基板5上全
面に下部シールド層1、下部絶縁層6、バイアス層4、
磁気抵抗効果素子層3を成膜する。これらの成膜方法お
よび厚さは前記各図における同符号のものと同様である
。さらに同図に示ずよに、磁気抵抗効果素子層343よ
びバイアス層4をコの字形部分を残すようUこして、イ
オンエツチングにより除去する。この場合、両層の厚さ
は薄く、かつエソヂング速度が比較的速いために、下部
絶縁層6がエツチングされるおそれはない。
面に下部シールド層1、下部絶縁層6、バイアス層4、
磁気抵抗効果素子層3を成膜する。これらの成膜方法お
よび厚さは前記各図における同符号のものと同様である
。さらに同図に示ずよに、磁気抵抗効果素子層343よ
びバイアス層4をコの字形部分を残すようUこして、イ
オンエツチングにより除去する。この場合、両層の厚さ
は薄く、かつエソヂング速度が比較的速いために、下部
絶縁層6がエツチングされるおそれはない。
つぎに、第10図に示すように、全面に上部絶縁層7を
成膜し、引続き磁気抵抗効果素子層3の信号検出部31
をマスクした状態で追加絶縁層8を成膜する。
成膜し、引続き磁気抵抗効果素子層3の信号検出部31
をマスクした状態で追加絶縁層8を成膜する。
この場合の成膜方法および各層の厚さは、前記各図にお
ける同符号のものと同様である。また、マスクの位置は
、前記信号検出部31が充分覆われていればよく、その
精度は比較釣線やかでよい。したがって、この両層の成
膜も連続して行うことは容易である。
ける同符号のものと同様である。また、マスクの位置は
、前記信号検出部31が充分覆われていればよく、その
精度は比較釣線やかでよい。したがって、この両層の成
膜も連続して行うことは容易である。
つぎに、第11図に示′」−ように、−上部シールド層
2を成膜した後、端子部32」ニの部分を、イオンエツ
チングにより除去する。この場合の成膜方法および厚さ
についても、前記と各図におりる同符号のものと同様で
ある。
2を成膜した後、端子部32」ニの部分を、イオンエツ
チングにより除去する。この場合の成膜方法および厚さ
についても、前記と各図におりる同符号のものと同様で
ある。
第11図においても、前記端子部32上の絶縁層の厚さ
は1ないし1.5μmに形成されており、上部シールド
層2のイオンエツチング時における前記端子部32の断
線不良等の発生を防止することができる。
は1ないし1.5μmに形成されており、上部シールド
層2のイオンエツチング時における前記端子部32の断
線不良等の発生を防止することができる。
以後、前記第8図等の説明と同様にして、保護絶縁層お
よび端子取出層が形成され、かつ信号検出部の切断およ
び研摩が行われ、磁気抵抗効果型磁気ヘノ1−が完成さ
れる。
よび端子取出層が形成され、かつ信号検出部の切断およ
び研摩が行われ、磁気抵抗効果型磁気ヘノ1−が完成さ
れる。
(g)発明の効果
本発明によれば、シールド層が設りられている磁気抵抗
効果型磁気ヘッドにおいて、2つのンールド屓間の距離
を小さくすることが可能となり、高密度記録情報の再生
に適した周波数特性を有し、かつ信頼性のすぐれノコ磁
気抵抗効果型磁気へノI:を提供できる効果がある。
効果型磁気ヘッドにおいて、2つのンールド屓間の距離
を小さくすることが可能となり、高密度記録情報の再生
に適した周波数特性を有し、かつ信頼性のすぐれノコ磁
気抵抗効果型磁気へノI:を提供できる効果がある。
第1図は磁気抵抗効果型磁気ヘノ1:の−・般的構造を
示す模式図、第2図は磁気抵抗効果型磁気ヘノlsの動
作を説明するための図、第3図は本発明の磁気抵抗効果
型磁気−・ソl:の構造を示す模式図、第4し1から第
11図までは本発明に係る磁気抵抗効果型磁気ヘノl’
(7) ’JJ 造上41の概要を説明するだめの図
である。 図に13いて、■は下部シールI一層、2は」二部シー
ル1層、3は磁気抵抗効果素子層、4はバイアス層、5
は絶縁性基板、6は下部絶縁層、7ば下部絶縁層、8は
追加絶縁層、9は保護絶縁層、1oは端子取出層、11
はスルーボールである。 −135− 第9図 (A) とβp
示す模式図、第2図は磁気抵抗効果型磁気ヘノlsの動
作を説明するための図、第3図は本発明の磁気抵抗効果
型磁気−・ソl:の構造を示す模式図、第4し1から第
11図までは本発明に係る磁気抵抗効果型磁気ヘノl’
(7) ’JJ 造上41の概要を説明するだめの図
である。 図に13いて、■は下部シールI一層、2は」二部シー
ル1層、3は磁気抵抗効果素子層、4はバイアス層、5
は絶縁性基板、6は下部絶縁層、7ば下部絶縁層、8は
追加絶縁層、9は保護絶縁層、1oは端子取出層、11
はスルーボールである。 −135− 第9図 (A) とβp
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)シールド層を設りた磁気抵抗効果型磁気へ71に
おいて、磁気抵抗効果素子と上部シールド層との間に存
在する絶縁層の厚さが該磁気抵抗効果素子の信号検出部
と端子部とで異なるようにして形成されたことを特徴と
する磁気抵抗効果型磁気−・ノド(2)磁気抵抗効果素
子と上部シールド層との間に設ける絶縁層の厚さを、該
磁気抵抗効果素子の信号検出部においては選択的に薄く
したごとを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の磁気
抵抗効果型磁気ヘット。 (3)磁気抵抗効果素子と上部シール1°゛層との間に
設りる絶縁層の厚さを、該磁気抵抗効果素子の端子部に
おいては選択的に厚く形成することを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の磁気抵抗効果型磁気ヘソIS
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17123782A JPS5960726A (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | 磁気抵抗効果型磁気ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17123782A JPS5960726A (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | 磁気抵抗効果型磁気ヘツド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5960726A true JPS5960726A (ja) | 1984-04-06 |
Family
ID=15919582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17123782A Pending JPS5960726A (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | 磁気抵抗効果型磁気ヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5960726A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61115216A (ja) * | 1984-11-09 | 1986-06-02 | Fujitsu Ltd | 磁気抵抗効果型再生ヘツド |
JPS61248211A (ja) * | 1985-04-25 | 1986-11-05 | Fujitsu Ltd | 磁気抵抗効果型ヘツド |
JPS61248212A (ja) * | 1985-04-25 | 1986-11-05 | Fujitsu Ltd | 磁気抵抗効果型ヘツド |
US5701221A (en) * | 1994-04-06 | 1997-12-23 | Hitachi, Ltd. | Magnetoresistive thin-film magnetic head and method of fabrication thereof |
US6734671B2 (en) | 2001-03-07 | 2004-05-11 | Denso Corporation | Magnetic sensor and manufacturing method therefor |
-
1982
- 1982-09-30 JP JP17123782A patent/JPS5960726A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61115216A (ja) * | 1984-11-09 | 1986-06-02 | Fujitsu Ltd | 磁気抵抗効果型再生ヘツド |
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US5897969A (en) * | 1994-04-06 | 1999-04-27 | Hitachi, Ltd. | Method of fabricating a magnetoresistive thin-film magnetic head |
US6734671B2 (en) | 2001-03-07 | 2004-05-11 | Denso Corporation | Magnetic sensor and manufacturing method therefor |
US7078238B2 (en) | 2001-03-07 | 2006-07-18 | Denso Corporation | Method for manufacturing magnetic sensor |
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