JPS595892Y2 - 電源装置 - Google Patents
電源装置Info
- Publication number
- JPS595892Y2 JPS595892Y2 JP12220377U JP12220377U JPS595892Y2 JP S595892 Y2 JPS595892 Y2 JP S595892Y2 JP 12220377 U JP12220377 U JP 12220377U JP 12220377 U JP12220377 U JP 12220377U JP S595892 Y2 JPS595892 Y2 JP S595892Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- display tube
- fluorescent display
- filament
- secondary winding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は蛍光表示管を備えた各種電気機器の電源装置に
関するものであり、その目的とするところは負荷の変動
によって蛍光表示管の明るさが変化しないようにするこ
とにある。
関するものであり、その目的とするところは負荷の変動
によって蛍光表示管の明るさが変化しないようにするこ
とにある。
近年電子卓上計算機いわゆる電卓やステレオ用増幅装置
の信号レベル表示計等に、蛍光表示管が用いられるよう
になってきた。
の信号レベル表示計等に、蛍光表示管が用いられるよう
になってきた。
この蛍光表示管は通常、真空のガラス容器内に、フィラ
メント及びアノードの2つの電極を間隔をあけて配置し
たものであり、交流電圧をかけて点灯させたフィラメン
トに対しアノードに正の直流電圧をがけておき、交流電
圧により熱せられたフィラメントがら発生する熱電子を
アノードに集め、アノードに塗布されている蛍光物質を
フィラメントから放射された電子により励起発光させて
表示を行なう。
メント及びアノードの2つの電極を間隔をあけて配置し
たものであり、交流電圧をかけて点灯させたフィラメン
トに対しアノードに正の直流電圧をがけておき、交流電
圧により熱せられたフィラメントがら発生する熱電子を
アノードに集め、アノードに塗布されている蛍光物質を
フィラメントから放射された電子により励起発光させて
表示を行なう。
蛍光物質を数字の形に塗布すると数字の表示を行なうこ
とができ多数のアノードを一列に並べて信号レベルに応
じてそのレベルに対応するアノードだけに直流電圧を印
加すればレベル表示を行なうことができる。
とができ多数のアノードを一列に並べて信号レベルに応
じてそのレベルに対応するアノードだけに直流電圧を印
加すればレベル表示を行なうことができる。
この蛍光表示管の明るさはフィラメントとアノード間の
電位差によって一義的に決定され、この電位差が変動す
ると蛍光表示管の明るさも変化するため、この明るさを
一定に保つためには上記フィラメントとアノード間の電
位差を一定に保つ必要がある。
電位差によって一義的に決定され、この電位差が変動す
ると蛍光表示管の明るさも変化するため、この明るさを
一定に保つためには上記フィラメントとアノード間の電
位差を一定に保つ必要がある。
そこで従来においては、蛍光表示管のフィラメントに交
流電圧を供給するため電源トランスに専用の巻線を設け
て、他の巻線と分離し、かつその専用巻線の中点を直接
接地するか又はその巻線の一端を直接接地してフィラメ
ントに印加される交流電圧の変動を防止していた。
流電圧を供給するため電源トランスに専用の巻線を設け
て、他の巻線と分離し、かつその専用巻線の中点を直接
接地するか又はその巻線の一端を直接接地してフィラメ
ントに印加される交流電圧の変動を防止していた。
しかしながら上記フィラメント用の巻線を他の電子回路
の電源供給用巻線として共用し、かつ上記巻線に整流効
率の良いブリッジ整流回路を接続して上記電子回路へ直
流電源を供給するように構戊した場合、負荷である電子
回路に流れる電流が大きく変動すると上記巻線の交流電
圧も変動し、蛍光表示管のフィラメントの対地電位、ア
ノードに対する電位が変動して蛍光表示管の明るさが変
化してしまうという欠点があった。
の電源供給用巻線として共用し、かつ上記巻線に整流効
率の良いブリッジ整流回路を接続して上記電子回路へ直
流電源を供給するように構戊した場合、負荷である電子
回路に流れる電流が大きく変動すると上記巻線の交流電
圧も変動し、蛍光表示管のフィラメントの対地電位、ア
ノードに対する電位が変動して蛍光表示管の明るさが変
化してしまうという欠点があった。
ブリッジ整流回路を用いた場合、電源トランスの二次巻
線を直接接地することはできないため上記欠点の解消が
なかなか難しいものであった。
線を直接接地することはできないため上記欠点の解消が
なかなか難しいものであった。
そこで本考案は斯る従来の欠点を簡単にして解消しよう
とするものであり、以下に、その一実施例について図面
と共に説明する。
とするものであり、以下に、その一実施例について図面
と共に説明する。
図において、1は電源トランス、1aはその一次巻線、
1bはその二次巻線で、一次巻線1aに印加された商用
100■の交流電圧を適当な交流電圧に変換して二次巻
線1bに生じさせる。
1bはその二次巻線で、一次巻線1aに印加された商用
100■の交流電圧を適当な交流電圧に変換して二次巻
線1bに生じさせる。
上記二次巻線1bに現われた交流電圧は抵抗2で適当な
電圧に降圧されて蛍光表示管3のフィラメント4に供給
される。
電圧に降圧されて蛍光表示管3のフィラメント4に供給
される。
一方、上記二次巻線1bの交流電圧はダイオード5,
6, 7. 8でブリッジ整流し、コンテ゛ンサ
9で平滑して直流電圧に変換し、さらに電圧安定化回路
10で安定化した後、蛍光表示管のアノード11と他の
電子回路12に供給される。
6, 7. 8でブリッジ整流し、コンテ゛ンサ
9で平滑して直流電圧に変換し、さらに電圧安定化回路
10で安定化した後、蛍光表示管のアノード11と他の
電子回路12に供給される。
さらに上記二次巻線1bの両端にはそれぞれ抵抗13.
14(本実施例では共に100Ωの抵抗)が接続され、
これらの抵抗13. 14は共通接続された後、ブリッ
ジ整流回路を構或するダイオード5,7の接続点を介し
て接地されている。
14(本実施例では共に100Ωの抵抗)が接続され、
これらの抵抗13. 14は共通接続された後、ブリッ
ジ整流回路を構或するダイオード5,7の接続点を介し
て接地されている。
ところで上記抵抗13.14を設けていない場合のこと
を考えてみることにし、この場合の二次巻線1bのいず
れか一方の端部の接地に対する電位を第3図を用いて説
明すると、巻線1bの両端間に現われる交流電圧(第3
図のAに示す)に対応して巻線1bの一方の端部とアー
ス間に現われる電圧は第3図のBのような変化を示す。
を考えてみることにし、この場合の二次巻線1bのいず
れか一方の端部の接地に対する電位を第3図を用いて説
明すると、巻線1bの両端間に現われる交流電圧(第3
図のAに示す)に対応して巻線1bの一方の端部とアー
ス間に現われる電圧は第3図のBのような変化を示す。
ここでVfはダイオード5,7の順方向降下電圧である
。
。
この第3図にBで示す電圧は直流電圧に変換すると第3
図にCで示す電位を生じこのCの電位は交流電圧Aが変
動するに従って変動する。
図にCで示す電位を生じこのCの電位は交流電圧Aが変
動するに従って変動する。
すなわち、たとえば他の電子回路12の消費電流に変動
がおきたとき電源トランス1のレギュレーション特性に
より二次巻線1bの交流電圧が変動し、それによって上
記巻線1bの接地に対する相対的電位が変動し、接地に
対して安定化されているアノード11の電位に対するフ
ィラメントの電位が変動することになり明るさが変化す
る。
がおきたとき電源トランス1のレギュレーション特性に
より二次巻線1bの交流電圧が変動し、それによって上
記巻線1bの接地に対する相対的電位が変動し、接地に
対して安定化されているアノード11の電位に対するフ
ィラメントの電位が変動することになり明るさが変化す
る。
しかるに本実施例では上述の如く抵抗13.14を追加
しているので巻線1bに現われる交流電圧の直流変換電
位(第3図のC)は零となり、たとえ他の電子回路12
の電流変化で巻線1bの交流電圧が変化しても、接地に
対しては常に同電位を保ち、蛍光表示管の明るさが変わ
ることはない。
しているので巻線1bに現われる交流電圧の直流変換電
位(第3図のC)は零となり、たとえ他の電子回路12
の電流変化で巻線1bの交流電圧が変化しても、接地に
対しては常に同電位を保ち、蛍光表示管の明るさが変わ
ることはない。
第2図に本考案の他の実施例を示す。
1〜14までの各構或部分は前記第一実施例における同
一番号のものと同じで゛ある。
一番号のものと同じで゛ある。
1b1は電源トランスの第1の二次巻線で蛍光表示示管
3のフィラメント4と他の電子回路12の電源供給用と
して使用され、1b2は第2の二次巻線で蛍光表示管3
のアノード11の電源供給用として用いられる。
3のフィラメント4と他の電子回路12の電源供給用と
して使用され、1b2は第2の二次巻線で蛍光表示管3
のアノード11の電源供給用として用いられる。
この第2図に示す装置の場合はアノード11が電源トラ
ンス1の第2の二次巻線1b2の交流電圧をダイオード
5a〜7aよりなるブリッジ整流回路で整流し、コンテ
゛ンサ9aで平滑して直流に変換し使用している点が第
1図の装置の場合と異なってるだけで、動作はまったく
同じものである。
ンス1の第2の二次巻線1b2の交流電圧をダイオード
5a〜7aよりなるブリッジ整流回路で整流し、コンテ
゛ンサ9aで平滑して直流に変換し使用している点が第
1図の装置の場合と異なってるだけで、動作はまったく
同じものである。
すなわち、抵抗13. 14によって第一の二次巻線1
b1が接地電位と同電位である為、他の電子回路12の
電流変化で第一の二次巻線lb,の交流電圧が変化して
も、アノード11に対するフィラメント4の電位は変化
せず蛍光表示管3の明るさが変わることはない。
b1が接地電位と同電位である為、他の電子回路12の
電流変化で第一の二次巻線lb,の交流電圧が変化して
も、アノード11に対するフィラメント4の電位は変化
せず蛍光表示管3の明るさが変わることはない。
以上説明したように本考案の電源装置によれば電源トラ
ンスの二次巻線側の交流電圧が変動しても、蛍光表示管
のアノード・フィラメント間の電位差は全く変動せず、
蛍光表示管は常に同じ明るさで表示を行なう。
ンスの二次巻線側の交流電圧が変動しても、蛍光表示管
のアノード・フィラメント間の電位差は全く変動せず、
蛍光表示管は常に同じ明るさで表示を行なう。
そこでたとえば本考案の装置をテープレコーダの表示用
電源回路に使用した場合を考えてみると、テープ走行メ
カニズムに使用するプランジャ回路で、プランジャの吸
引、解除に伴い大きな電流変化が生じそれが電源トラン
スの二次巻線の交流電圧変化を生じさせるが、蛍光表示
管のフィラメント電位が接地電位に固定されている為蛍
光表示管の明るさは全く変化せず、使用者に疑問や不信
感を持たせることが全くないものである。
電源回路に使用した場合を考えてみると、テープ走行メ
カニズムに使用するプランジャ回路で、プランジャの吸
引、解除に伴い大きな電流変化が生じそれが電源トラン
スの二次巻線の交流電圧変化を生じさせるが、蛍光表示
管のフィラメント電位が接地電位に固定されている為蛍
光表示管の明るさは全く変化せず、使用者に疑問や不信
感を持たせることが全くないものである。
第1図は本考案の一実施例における電源装置の回路図、
第2図は他の実施例の回路図、第3図は動作説明用の波
形図である。 1・・・・・・電源トランス、1b,1b1,1b2・
・・・・・二次巻線、3・・・・・・蛍光表示管、4・
・・・・・フィラメント、5〜8,5a〜8a・・・・
・・ブリッジ、11・・・・・・アノード、12・・・
・・・電子回路。
第2図は他の実施例の回路図、第3図は動作説明用の波
形図である。 1・・・・・・電源トランス、1b,1b1,1b2・
・・・・・二次巻線、3・・・・・・蛍光表示管、4・
・・・・・フィラメント、5〜8,5a〜8a・・・・
・・ブリッジ、11・・・・・・アノード、12・・・
・・・電子回路。
Claims (1)
- 交流電源電圧を変圧する電源トランスと、この電源トラ
ンスの二次巻線側に接続されたブリッジ整流回路と、こ
のブリッジ整流回路の出力電圧がアノードに印加される
蛍光表示管とを備え、この蛍光表示管のフィラメントに
電源トランスの二次巻線側に現れる交流電圧を印加する
ように構或し、かつ上記蛍光表示管のフィラメントに交
流電圧を印加するための電源トランスの二次巻線の両端
をそれぞれ抵抗を介して接地したことを特徴とする電源
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12220377U JPS595892Y2 (ja) | 1977-09-09 | 1977-09-09 | 電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12220377U JPS595892Y2 (ja) | 1977-09-09 | 1977-09-09 | 電源装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5448518U JPS5448518U (ja) | 1979-04-04 |
JPS595892Y2 true JPS595892Y2 (ja) | 1984-02-22 |
Family
ID=29080090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12220377U Expired JPS595892Y2 (ja) | 1977-09-09 | 1977-09-09 | 電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS595892Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-09-09 JP JP12220377U patent/JPS595892Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5448518U (ja) | 1979-04-04 |
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