JPS595871A - 燃料インジエクシヨンノズル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は圧縮点火エンジンの燃焼室へ燃料を供給する
燃料インジェクションノズルＫ［［−る。

この種の燃料インジェクションノズルは、弁孔と、この
弁孔内に形成された弁座と、出力口から燃料を流出させ
るためのこの弁座と協働する形状をなし、また、この弁
孔へ供給されル燃料の圧力作用でこの弁座から離間可能
でこの弁孔内に形成された弁体部材とからなる。

燃焼室内での燃料の燃焼行程を改良するために燃焼室へ
ノズルから十分大６きな貫通力を有する燃料噴射を向け
ることが低いエンジン・ロード及びエンジン速度では、
燃料噴射に代えてノズルによって形成される燃料のＩｇ
Ａ、ｍ形状が密集状態であることが望まれていることが
知られている。

この発明の目的は、簡素且つ好適な燃料インジェクショ
ンノズルを提供することにある。

この発明によれば、弁座からノズルの外部へ伸びるガイ
ド孔と、このガイド孔の中で摺動可能にパルプ部材内に
設けられた伸長体と、この伸長体内に規定され、また、
ノズルの外部への用カロを規定する一端を有するこの渦
流室と、この渦流室内にある位置で開口し、パルプ部材
がその弁座からリフトされた際に燃料流が渦流室内へ一
方向に渦巻き、それによって燃料が密集状態で出力口か
ら送り出される第一の流路と、前記パルプ部材が前記弁
座から離間するにつれて次第に開口するように配置され
、これを通る燃料が前記第一の流路により生じる渦巻を
キャンセルし、それによって出力口から送り出される燃
料を噴射状にする第２の流路とから燃料インジェクショ
ンノズルを提供することにある。

以下、添付図面を参照しながら、この発明の一実施例に
係る燃料インジェクションノズルを説明する。

第１図を参照すると、燃料インジェクションノズルは、
ノズルホルダ１２上にノズルを保持する袋ねじ１１に咬
合できる段状周辺面を持つノズル本体１０かうなる。こ
のノズルホルダ１２は、作用時燃料インジェクションポ
ンプへ連結するための燃料入口を規定している。

ノズル本体１０内には孔１３が形成され、この孔１３の
一端は、ノズルホルダ１２上に規定された室へ開口され
、また、この孔１３の他端は、戴頭円錐形状の弁座１４
を形成している。

この孔１３より小さい直径のカイト孔１５は、この弁座
１４かもノズル外部まで伸びている＠この孔１３の両端
中間部に燃料量１６が設けられ、この燃料量１６へは圧
力が加えられた燃料が燃料通路２θを経由して１７述の
燃料入口から供給される。

パルプ部材１７は、孔１３内で摺動可能に設けられ、ホ
ルダＩ２内に形成された室と燃料量１６との間の孔１３
のその部分によってガイドされる。このパルプ部材１７
は、燃料量Ｉ６と弁座Ｉ４との間の孔１３の部分に間隙
をもって伸びており、また、パルプ部材１７の一端で弁
座１４と協働する形状を有する。さらにこのパルプ部材
１７は、ノズルホルダ１２の内の室内に閉じこめられ、
圧縮バネ受台１９によりパルプ部材Ｉ７に作用するコイ
ル状圧縮）くネ１８によって弁座Ｊ４に当接させられて
いる。

好都合なことには、前述の燃料量１６は、燃料通路２０
を経由して燃料入口と連通し、この燃料通路２０は、パ
ルプ部材１７内に形成された孔内で摺動可能で中央に固
定されたステム２１内に形成される。この孔の端面は、
弁体部材１４内に形成された複数のポート２２を経由し
て燃料量１６と連通している。燃料入口は、この技術分
野でよく知られているようにノズル本体Ｉｏ内に形成さ
れる通路を経由して燃料量１７は、円筒状の伸長体２３
を形成する。この伸長体２３は導入孔Ｉ５内に摺動可能
に位置される。この伸長体２３内には、開口した端を有
する円筒状の渦流室２４が形成され、この渦流室２４の
開口した端は、燃料の出力口２６を規定している。第１
図及び第２図中の右側に示されるように、伸長体２３は
、ノズルの製造費用を減じるためにわずかなたわみの変
化を許すようにパルプ部拐Ｉ７の主要部分で支保された
分離部分上に形成される。バルブ部材１７は、燃料留１
６によって規定される室内の加圧燃料の作用により弁座
１４かも持ち上けられる。

渦流室２４には、第一〇流路２６が開口され、この第一
〇流路２６は、渦流室２４に対し接線上に配置される。

さらに、この第一〇流路２６の開口は、ガイド孔１５に
より密閉されないので、バルブ本体１７に作用する燃料
の圧力により、弁体本体１７が弁座１４から持ち上がる
と同時に、燃料は、第一〇流路２６を通じて流れ、その
燃料流は、渦流室２４内でその燃料に渦流を起こさせる
。この渦流作用は、開口２５から送出させる燃料を低い
貫通力を有する噴霧形状に形成する−こととなる。この
噴霧形状は、第４図に概略的に示される。

また、この渦流室２４へは、第二〇流路が開口し、この
第二〇流路は、パルプ部材１７が圧縮バネＩ８の作用に
抗して所定範囲移動するまでガイド孔１５の側壁により
その開口が密閉されるように配置されている。このよう
なパルプ部材の移動が生じるにつれ℃、第二の流路２７
は、次第に開口される。第二の流路２７は、渦流室２４
に対し接線上に配置され、しかも第一の流路２６に向き
あった方向に配置されているので、燃料が第二のＯＩＬ
路２７を通じて流れ始めるとき、第二の流％２７は、第
一〇流路２６の作用による渦流室２４内の燃料の渦流に
逆らうように作用する。第二〇流路２７は、パルプ部材
１７が最大に開口されたとき、渦流は全く中和されるよ
うに配置され、また、燃料は、十分大きな貫通力を有す
る噴射流として出力口２５から送出される。従って、そ
の噴射形状は、第二流路２７が開口されるにつれて次第
に、第４図で示される噴霧形状から第５図で示される噴
射流へと変化する。第３図に示されるように一対の第一
流路２６を設け、また、同数の第二流路を設けることが
できる。

第一流路のみ渦流室へ燃料供給しているときの噴射係数
は、一般的に低いが、第二流路ｉＸ作用したときの噴射
係数は、２倍から３倍になると思われる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明に係る燃料インジェクション・ノズ
ルの一部の側断面図であり、第２図は、第一図に示され
たノズルを示す拡大音す分断面図であり、第３図は、第
２図中Ｉ）Ａ　−Ａ間に泪う断面図であり、及び第４図
と第５図とをまｔこのノズルから生じる唄！形状を示す
概略図であるＯ ＩＯ・・・ノズル本体、Ｉ！・・・袋ねじ、１２・・・
ノズルホルダ、１３・・・孔、１４・・・弁座、１５・
・・ガイド孔％１６・・・燃料留、１７・・・ノくルフ
゛部材、１８・・・圧縮バネ、Ｚ９・・・圧縮ノ（ネ受
台、２０・・・燃料通路、２１・・・ステム、２２・・
ボート、２３・・伸長体、２４・・・渦流室、２５・・
・出力口、２６・・・第一の流路、２７・・・第二の通
路。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　弁孔と、この弁孔内に規冗された弁座と、出
   力口から燃料を流出させるためのこの弁座と協働する形
   状をなし、また、この弁孔へ供給される燃料の圧力作用
   でこの弁座から離間可能でこの弁孔内に形成されたバル
   ブ部材と、前記弁座から生カロの外部まで伸びたガイド
   孔と、このガイド孔の中で摺動可能で前記パルプ部材内
   に設けられた伸長体と、この伸長体内に規定され、また
   、ノズルの外部への出力口を規定する開口端を有する渦
   流室と、前記バルブ部材が前記弁座かも持ち上げられた
   とき、燃料流がこの渦流室内へ一方向に渦巻き、それに
   よって密集状態で出力口から送出される燃料が噴霧状と
   なるようなある位置で、前記渦流室内に開口する第一の
   流路と、前記バルブ部材が前記弁座かも離間するにつれ
   て次第に開口するように配置されて、また、その結果、
   燃料流が前記第１０流路により生じた渦巻に反作用をな
   し、それによって燃料を噴射状態で出力口から送り出す
   ように配置されている第二の流路とからなることを特徴
   とする圧縮点火エンジンの燃焼室へ燃料を供給する燃料
   インジェクションノズル。
2. （２）前記の第一〇流路と前記の第二の流路とが接線方
   向に配置されたことを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載の燃料インジェクションノズル。
3. （３）前記伸長体が前記バルブ部材と一体となって形成
   されたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の燃
   料インジェクションノズル（４）前記伸長体が前記メバ
   ルブ部材により支持された一部上に形成されたことを特
   徴とする特許請求の範囲第一項記載の燃料インジェクシ
   ョンノズル。