JPH02196159A

JPH02196159A - 内燃機関のための燃料噴射ノズル

Info

Publication number: JPH02196159A
Application number: JP32158789A
Authority: JP
Inventors: Karl Hofmann; カール・ホフマン; Rolf-Juergen Giersch; ロルフ―ユールゲン・ギールシユ
Original assignee: Robert Bosch GmbH
Current assignee: Robert Bosch GmbH
Priority date: 1988-12-22
Filing date: 1989-12-13
Publication date: 1990-08-02
Also published as: GB2226362B; GB8926524D0; GB2226362A; DE3843235A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、請求項１の上位概念に記載の燃料噴射ノズル
に関する。

従来の技術この種の公知の噴射ノズルにあっては、噴射口の開口部
が弁本体の円錐形の弁座面の内方に位ｔし、その際バル
ブニードルのシールコーンは、その閉鎖位置で開口部を
完全に覆い、かつ噴射口と盲孔との間の連絡を遮断して
いる。盲孔容積部から噴射口を分離することにより、何
個の噴射舌部の完全な密閉が達成され、こｎによって有
害な残渣物の生成を防止することができる。他方この構
成にあっては、構成部材の不可避的な回転公差とバルブ
ニードルの案内遊びとが原因で、開放ス）ｃｒ−りの際
バルブニードルのシールコー／が、個々の噴射口の開口
領域に対し異なつ友距離を採るようになり、その結果、
噴射量が所定の値から機関の特性に悪影響を及ぼすよう
な量に偏るという事態が発生する。

前噴射用に設けられるニードルストローク制御装置を有
する噴射ノズルは、例えば２つの閉鎖ばね又は二次ぎス
トンの配置によって実現することができるが、該噴射ノ
ズルにあってに、噴出流束の形成が、ノズルの総ての噴
射口において、機能上前噴射に対応して、ｏ、０１ｍｍ
と０．０６ｍｍとの間にある前ストローク領域に影響を
及ぼしており、これが空走時と部分負荷時における機関
の挙動を強化セしめている。この前ストローク領域内で
仕上公差が都合悪く重なる場合には、バルブニードルが
噴射口の開口領域全種い、燃料の噴出が、この噴射口に
よって者しく阻害されるようになる。

発明が解決しようとする課題本発明の課題は上述の欠点ケ除去することにある。

課題を解決するための手段本発明では、請求項１に記載の特徴によって上記課題を
解決することかで＠た。

発明の効果本発明の利点は、バルブニードルの全ストローク領域で
、噴射ノズルの全唄射口に完全な噴射流束の形成が保障
されており、かつ前ストロク領域では所定の分配断面が
発生するということである。シールコーンからバルブニ
ードルの頂部への移行部における直径段部は、そｎに適
合して成形さｎたといし車を用いて形削することにより
、製品毎の偏差の少ない正確な食品に仕上げることがで
きる。

請求項２以下に記述の特徴により、請求項１の更に有利
な構成が可能である。

公差をより小さくするために、バルブニードル肩部の円
錐角と、シールコーン角度乃至は弁座面の当接角と金、
ノズル本体内で少くともほぼ一致せしめることが提案さ
れている。

噴射口と盲孔容積との間荀分離することの効果は、バル
ブニードルが閉鎖する際乃至は閉鎖状態にある場合、バ
ルブニードルの閉鎖位置で発生するリングギャップの幅
が、バルブニードルとノズル本体の円錐形の内壁領域と
の間で、Ｑ、［１ｉ　ａｍから０．０５朋までの間の範
囲内にあｎば、著しく損われることはない。

本発明の配置は、噴射ノズルが前噴射と主噴射とのため
にニードルストローク制御装置金偏えている場合に特に
有利である。その理由は、このような噴射ノズルにあっ
ては一既に述べたように一前ストローク領域内で総ての
噴射開口部の前方に、最小のギャップ全維持することが
特に重要であるからである。

実施例本発明の実施例を図面に示し、次にこｎｋ詳しく説明す
る。

噴射ノズルはノズル本体１０ｋＮし、該本体１０はスペ
ーサディスク１２と共に、キャップナツト１４によりノ
ズル保持体１６に不動に固定されている。ノズル本体１
０内には、バルブニードル１８がスライド可能に支承さ
扛ており、該バルブニードル１８は、ノズル本体１０内
で内方の方に回いている弁座面１９と協働している。該
弁座面１９は、複数の噴射開口部の前方に位置している
。バルブニードル１８の案内孔は、従来のものと同様に
、圧力室２１に向う位置で拡幅さｎており、バルブニー
ドル１８はその領域内で受圧段部２２ゲ有し、該受圧段
部２２は、燃料送油導管の接続用に、通路２３ケ介して
ノズル保持体１６の導管接続部２４に連結さ扛ている。

受圧段部２２に作用する燃料は、次に説明する閉鎖ばね
装置の段階状の力の伝達に抗して、バルブニードル１８
全上方に向ってスライドセしめ、その際前噴射用及び主
噴躬相にある燃料が、噴射開口′ＦＡ２０に通って噴出
せしめられる。

ノズル保持体１６には、第１の閉鎖ばね２８ゲ受容する
ための第１室１６が形成さ才１、ており、該ばね２８は
、ディスク３０全介して室２６の底部に支持され、かつ
押圧部材３２と押圧ビン３４と全弁してバルブニードル
１８に常に作用ケ及ぼしている。室２６は、ケーシング
段部３６で第２室３８に移行し、核室３８内には第２の
閉鎖ばね４０が配置されており、該閉鎖ばね４０は押圧
ピン３４會取り囲んでいる。閉鎖ばね４０は、ディスク
４２．４４′に介してケシング段部３６に支持されてお
り、又押圧部材４６を介してスペーサディスク１２の上
方端面側に支持さ扛ている。

抑圧部材４６は、所要の運動遊びケ有して室３８の壁部
にスライド可能に案内されている。

バルブニードル１８に向い合う押圧ビン３４の端部４８
は、平滑に形成さ扛ていて、抑圧部材４６内？スライド
可能に案内さ１、ている。バルブニードル１８には、ス
ペーサディスク１２内に突入する端面ビン５０が設けら
扛ており、該ビン５０には、抑圧部材３４が直接作用ケ
及ぼしている。端面ビン５０の犬ささは、該ビン５０が
バルブニードル１８の閉鎖位置で、前ストローク搦ｈｖ
だけ、スペーサディスク１２の上方端面側の下方に位置
するよ５な犬ささになって−・る。端面ビン５０は、前
ストローク１１ｖだけ進んだ後に抑圧部材４６ケ突いて
動かし、その後、両閉鎖ばね２Ｂ、４０が閉鎖方向でバ
ルブニードル１８に作用ケ及ぼ丁。バルブニドル１８の
全ス）ｏ−りｈｇは、公知のように、移行部で端面ピン
５０に形成されたバルブニドル１８のリング段部５２と
、スペーサディスク１２の下方端面側部とによって制限
されている。

弁座１９は、圧力室２１金制限するノズル本５８の壁部
に移行している。バルブニードル１８Ｕシールコーン６
０　ｋ　有Ｌ　、該シールコーン６０は、段縁部６２の
下流で盲孔５８内に突入する頂部６４に移行している。

噴射口２０は、シールコーン６０と協働する弁座面１９
の真ぐ下で、ノズル本体１０から開口している。バルブ
ニードル１８の閉鎖位置では、平らになったバルブニー
ドル１８のｍ尖端部６６と盲孔底部６８との間の距離が
、盲孔底部６８と噴射口２０との間の距離よりも小さく
なっている。

シールコーン６０と段縁部６２で接続しているバルブニ
ードル１８の頂部６４は、同様に円錐形に形成されてい
る。頂部６４の円錐角は、内壁領域５６乃至はノズル本
体１０の弁座面１９の円錐角に一致しており、その結果
、バルブニードル１８の閉鎖位置では、盲孔残留容積７
０と噴射口２０との間に、極めて均一な幅のリングギャ
ップ７２が発生する。該ギャップ幅は０．０１１と０．
０５ｍｍｆｆとの間であり、この値は、バルブニードル
の形削によって正確に維持し得る値である。

バルブニードル１８が図示の閉鎖位置にある場合、リン
グギャップ７２により盲孔容積７０と噴射口２０との間
で所定の分離効果が維持さｎｌそｎによって有害残渣の
生成紮防止することができる。開放型のバルブニードル
１８にあっては、場合によっては発生する中心充填物が
あっても、リングギャップ７は、バルブニードル１８が
噴射口２０′に覆うことがないようにしている。その結
果、特に前ストローク領域においても、総ての噴射口２
０から噴射が保障されるようになる。

第６図の変化態様は、ノズル本体１０ａの円錐形の内壁
領域が、リング縁部７４の近傍で円筒形の盲孔５８ａに
移行している点だけが、前述の実施例と異なっている。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は２つの閉
鎖ばねによるニードルストローク制御装置を備えた噴射
ノズルの縦断面図、第２図は第１図の噴射ノズルの燃焼
室側端部の拡大断面図、第６図は第１図と第２図とに基
く噴射ノズルの変化態様紮示す、第２図同様の断面図で
ある。１０．１０ａ・・・ノズル本体、１２・・・スペーサデ
ィスク、１４・・・キャップナツト、１６・・・ノズル
保持体、１８・・・バルブニードル、１９・・・ｆｆ、
ｆｆ１面、２０・・・噴射口、２１・・・圧力室、２２
・・・受圧段部、２３・・・通路、２４・・・接続導管
部、２６・・・第１室、２８・・・閉鎖ばね、３０・・
・ディスク、３２・・・抑圧部材、３４・・・押圧ビン
、３６・・・ケーシング段部、３８・・・第２室、４０
・・・閉鎖ばね、４２．４４・・・ディスク、４６・・
・押圧部材、４８・・・終＠部、５０・・・端面ピン、
５２・・・リング段部、５６・・・内壁領域、５Ｂ、５
８ａ・・・盲孔、６０・・・シールフーン、６２・・・
段線部、６４・・・頂部、６６・・・１尖端部、６８・
・・盲孔底部、７０・・・盲孔残留容積、７２・・・リ
ングギャップ、７４・・・リング縁部

Claims

【特許請求の範囲】１．内燃機関のための燃料噴射ノズルであつて、ノズル
本体を備え、該ノズル本体内には、シールコーンと、こ
れに接続する頂部を備えた弁ニードルとがスライド可能
に支承され、かつバルブニードルを取り囲む燃料圧力室
が形成されており、該燃料圧力室には、下流側で盲孔の
壁部に移行するノズル本体の円錐形の内壁領域が接続し
、該内壁領域には、バルブニードルのシールコーンと協
働する弁座面が形成されており、その際噴射口が閉鎖状
態に在る時、少くとも１つの噴射口が、盲孔底部から、
バルブニードルの頂尖端部よりもより離れた位置に開口
している形式のものにおいて、噴射口（２０）が、弁座
面（１９）の下流でノズル本体（１０）の円錐形の内壁
領域（５６）に開口しており、バルブニードル（１８）のシールコーン（６０）に接続するバルブニー
ドル頂部（６４）は、直径段部（６２）がシールコーン（６０）に接続していて、円錐
乃至は円錐台として構成されていることを特徴とする、
内燃機関のための燃料噴射ノズル。２．バルブニードル頂部（６４）の円錐角が、バルブニ
ードル（１８）のシールコーン角乃至はノズル本体（１
０）の弁座面（１９）の当接角に、少くともほぼ一致し
ていることを特徴とする、請求項１記載の噴射ノズル。３．バルブニードル（１８）が閉鎖位置にある時に、バ
ルブニードル頂部（６４）とノズル本体（１０）の円錐
形内壁領域（５６）との間に発生するリングギヤツプ（
７２）の幅が、０．０１ｍｍから０．０５ｍｍまでの範
囲内に在ることを特徴とする、請求項１又は２記載の噴
射ノズル。４．ニードルストロークを制御するための手段が、開放
ストロークの際、異なつた長さ乃至は異なつた時間、弁
ニードル（１８）に作用を及ぼす２つのばね（２８，４
０）であることを特徴とする、請求項１から３までのい
づれか１項記載の噴射ノズル。