JPS5957862A - コア線巻取ボビンの巻不良防止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高速連続コア押出機から押し出されたコア線を
巻き取る巻取ボビンの巻不良防止装置に係る。

〔発明の技術的背景〕

高速連続コア押出様から押し出されたコア線は、冷却水
槽を通過し．引き取りキャプスタンによって引き取ら牡
、ダンサによって一定の張力が保持さ゛扛，トラバース
を介して巻取ボビンに巻き取らｎる◇ この場合，　　ｌ−ラバースは巻取ボビンの回転速度に
同期した速度で巻取ボビンの幅万同両端間ヲ社壌運動１
〜るが．その手段として一般に巻取ボビンの幅方向両端
、１−なわち巻取ボビンの両端フランジ部の直上にトラ
バースターン用すミノトスイッチを設け、このスイッチ
のオン、オフによってトラハースケ往復運動させている
。

〔背景技術の問題点〕

しかるに、第１図ないし第３図に示すように巻取ボビン
Ｉの両端７ラ／ジ部２、２のぽ」二に設けたトラバ−ス
ターン用リミソトスイノチ３．４の距離１」、を一定に
した場合，巻取ボビンｌに巻力・れるコア線の条長が長
くなるにしｌｔかい、巻取ボビンの両端フランジ部２．
２間の長さはｂ，＜ｔ２＜ｔ，。

と拡がってくるために初期の状態では第４ｌズの拡太（
沼に示すようにコア線はフランジ部２の端まで均−Ｅ　
％　取床゛ヒ゛ン１に巻回さ扛るが、巻取条長が長くな
るにしたがい第５図、第６図の拡大図に示すように次第
に端がくぼんでくる。

このような両端フランジ部２．２の近傍でのコア線のく
ぼみを防止するためにトラバースターン用のリミットス
゛イソチ３．４を外側に移動させ。

両者間の距離ｋ　Ｌ＋　＜　”２にすることにより一時
的に巻き状態を修正することが可能であるが、これらは
作業者の目分散でしかも手動によって行わ扛るので、正
確な修正が不可能である。

特に外側へり移動量が多丁ぎた場合ＶＣは、第７図およ
び第８図に示′１−ように両端フランジ部２゜２の近傍
で凸部５が生じてくる。この場合には、トラバースター
ン用リミットスイッチ３．４に再び内（ｌ′１ｌＩＶｃ
、目分限で移動させ修正ケ行う。上記のｊ：うに従来で
は、作業者が巻取ボビンへのコア線の巻取状態ケたえず
確認し１巻取状態に異状ケ来たした」場合には、トラバ
ースターン用すミ・ノドスイッチを手作業で移動させな
げ扛はならず、しかもその移動距離を目分駄で行うため
に正確な巻取状態の修正ができず、次工程での断線、巻
取０ス等の要因となっていた。

〔発明の目的〕

本発明は、」二記の事情に基づきなさｎたもので巻取ド
ラムの両端フランジ部近傍で巻取状態に異状を生じた場
合にこｆＬケ直ちに検知し、自動制御機構によって巻取
状態全修正し、端部まで均一に巻回さｉするようしたコ
ア線巻取ボビンの巻不良防止装置を提供することを目的
と１−る・〔発明の概要〕 丁ｌわち５本発明は巻取ボビンの前段に配置さｆ′Ｌ几
グンサが巻取異状状態によって上昇′＝！たは下降する
ためにこれを検出し、その値を電気信号に変換してトラ
バースのトラノく−ス速度の電気信号に加え、この信号
をサーボアンプを介してサーフ］ｆモータに入力し、ト
ラバースターン１−る時間を設定する時間計の時間設定
ボリュームを駆動し、巻取ドラムの巻取状態に応じてト
ラノく−スターンする時間を自動制御するようにしたこ
とケ特徴とするコア線巻取ボビンの巻不良防止装置であ
る。

〔発明の実施例〕

以下に１本発明の一実施例につき１図面を参照して説明
する。第９図および第１０図は２巻取ボビンの巻取状態
とその前段に設置さｎるダンサとの関係を示す。

１−なわち１巻取ボビン１へのコア線６の巻取状態が安
定していて均一に巻取らｎている場合には。

張力が一定しているためダンサ７は中央位置にあるが第
９図に示すように巻取ボビン１の両端フランジ都２．２
近傍でくほみができた場合に、トラバース８が移動中１
巻取ボビン１の安定な位置から前記のくぼみの位置にコ
ア線６が巻回さ′ｎ代時。

ダンサ７はくぼみの深さだけ上昇する。一方、第１０図
に示すように巻取ボビンｌの両端７ランジ部２．２の近
傍で凸部５が形成さノｔ、この凸Ｈａｓ　５にトラバー
ス８でガイドさｎ、たコアＭ６が巻回さｎた時にはダン
サ７ば、その凸部５の大きさ分だけ下降する。

上記の場合に巻取状態ケ修正するには、トラバースのト
ラバースターンする位＠をそ１ｔぞ、Ｉｔ現在位置より
も外側あるいは内側に移動しなければならない。

本発明では、これとの位置移動を下記の構成により自動
制御せんと１−るものである。

すなわち、第１０図は本発明に係るコア線巻取ボビンの
巻不良防止装置のブロック図を示し、先ずシンクロ発信
器９によりダンサ７の移動量ケミ気量ｖ７−変換し、角
＃変換器１０を介してダンサ７の可動／−ブの回転角度
量を直流電圧変換１−る。

この直流電圧変換さ扛たイぎ号ケ上昇値検出器［Ｉまた
は下降値検出器１２Ｖ？−よって検出１−る。

丁なわち、上昇値検出器１０”’Ｃば、ダンサ７が中央
位置（０）より上昇した場合、そのプラス（＋）電圧の
最大値を検出し、リセットパルス１３が人力さ′ｉする
まで保持さ才ｔている。

また、下降値検出器１２ではターンザ７か中央位置（０
）より下降した場合、そのマイナス（−）電圧の最大値
を検出し、リセットパルスＩ４が入力されるまで保持さ
ｎている。

電圧変換器１５では、巻取ボビン１の巻取速度と同期１
−るトラバー　ス８のトラバース速度の変化を直流電圧
信号に逆変換する。

丁なわち、巻取ボビン１０回転速度は、巻取ボビンｌに
巻回さＩＩるコア線６の条長が長くなるに伴ない、減速
し、トラバースのトラバース速度も同期して減速さねト
ラバースターン１−る時間は反対に長くなってくる。上
記のトラバース速度の人から小に変化１−る直流電圧信
号を逆に小から犬の電圧に変換するものである。

に記のトラバース速度の変化ケミ圧変換器１５を介して
出力した直流電圧信号と上引値検出器１１寸たは下降値
検出器１２によって検出した直流電圧信号とｔそ扛ぞ扛
加算器１６および１７て加算し、この出力ケザーボアン
プ１８を介してサーボモータ１０に入力−づ−る。

サーボモータ１９の出力軸は、トラバースターン時間を
設定する時間計２０のボリューム２１に連結さ１１、入
力信号に応じてサーボモータ】９が駆動さｆ＋−るど、
そノｔに伴ないボリューム２１が所定角度だけ回転さ２
”Ｌ、トラバースターン時間を設定１−る。この時間割
２０は、リレー２２に結合され、設定時間になると、前
記リレー２２がオンとなる。

リレー２２は図示を省略したトラバースの駆動回路に設
けられ、トラバースを逆方向にターンさせる。

〔発明の効果〕

本発明は、上記のように巻取ボビンの巻取状態をダンサ
の上昇あるいに下降変位によって検出し、こ扛を電気信
号［変換して、トラパーザ速層二１７）電気信号ととも
に加算器に入力して演壇し、こり出力音サボアンプを介
してサボモータに加え、このサーボモータに連結した時
間割２０にＪｕｌラバースターン時間を自動的に設足し
得るようにしたので、従来ｌｌ／）ように手作業で行う
ものに比し、作業者の労力を＠減し作業時間の短縮化を
図９得るとともに自動制御機構により巻取ボビンへの巻
取状態に応じたトラバースターン時間の正確な修正が可
能となり、常に安定した巻取状態を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第８図は巻取ボビンへのコア線の巻取状態
を示１−図、第９図および第１０図に、巻取ボビンへの
コア線の巻取状態とその前段に設置さノ１．るダンサの
」−外寸たは下降変化を説明するため０図、第１図は１
本発明に係るコア線巻取ボビイの巻不良防市装置のブロ
ック図である。 】・・巻取ボビン、６・・コア線、７・・・ダンサ、８
・・・トラバース、９・・・シンクロ発信器、ＩＯ・・
角層変換器、１１・」二昇値検出器、１２・・・下降値
検出器、１３゜１４・・・リセソＩ・パルス、　１６　
、１７・・・加Ｔｈ器、　］８・・”Ｉ−−−ボアンブ
、１９・・・ツルボモータ、２０・・・時間計、２１・
・・ボリューム、２２・・・リレー。 出願代理人　弁理士　菊　池　五　部 間　　　　　山　　１）　明　　信

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 巻取ボビンへの巻取状態の変化によって前記ボビンの前
   段に設置されるダンサの上昇せたは下降変位全検出する
   手段と、この手段によって検出した値と、ｎ１ｔｉ己ボ
   ビン」二に設置さ肛たトラバースの現在のトラバース速
   度を検出して得た値とケミ気信号に変換して合算する手
   段と、この手段にＪ二って得た出カケ人力として前記ｌ
   ・ラバースのトラバースターン時間設定正して自動的に
   最適なトラバースターン時間設定する手段とケ有１−る
   ことｒ特徴とするコア線巻取ボビンの巻不良防止装置。