JPS595780B2 - 2 サイクルエンジンノ アツシユクヒチヨウセツソウチ - Google Patents
2 サイクルエンジンノ アツシユクヒチヨウセツソウチInfo
- Publication number
- JPS595780B2 JPS595780B2 JP12967375A JP12967375A JPS595780B2 JP S595780 B2 JPS595780 B2 JP S595780B2 JP 12967375 A JP12967375 A JP 12967375A JP 12967375 A JP12967375 A JP 12967375A JP S595780 B2 JPS595780 B2 JP S595780B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- hollow chamber
- passage
- cycle engine
- low
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はニサイクルエンジンにおいて、二次圧縮比をエ
ンジン回転数、スロットル開度毎に自動的に調節する装
置に関するものである。
ンジン回転数、スロットル開度毎に自動的に調節する装
置に関するものである。
二サイクルエンジンでは通常低開度の吸気比の低いとこ
ろの異常燃焼の防止又はアイドリング回転の安定化のた
めに空気に対する燃料の割合を大きくしてい九従つて燃
焼後、その排ガ又対策上問題となつていた。
ろの異常燃焼の防止又はアイドリング回転の安定化のた
めに空気に対する燃料の割合を大きくしてい九従つて燃
焼後、その排ガ又対策上問題となつていた。
ここでその改善のため、二次圧縮比を単に低くしたのみ
ではエンジンの最高出力に影響をうけることとなり、十
分な解決策がなかつた。本発明は、ピストン行程の途中
のシリンダ内に適当な容積の中空室を連設し、その開口
部の穴の径及び位置を選定することにより低開度、低回
転時における二次圧縮比を低くし、高開度、高回転時の
出力低下の防止ができるようにしたことを特徴とするも
のである。
ではエンジンの最高出力に影響をうけることとなり、十
分な解決策がなかつた。本発明は、ピストン行程の途中
のシリンダ内に適当な容積の中空室を連設し、その開口
部の穴の径及び位置を選定することにより低開度、低回
転時における二次圧縮比を低くし、高開度、高回転時の
出力低下の防止ができるようにしたことを特徴とするも
のである。
以下本発明の実施例を図面によつて説明する。図面にお
いて、ニサイクルエンジンのシリンダブロックに中空室
2を設け、通路3によつてこれをピストンの行程の途中
のシリンダ1に開口させる。
いて、ニサイクルエンジンのシリンダブロックに中空室
2を設け、通路3によつてこれをピストンの行程の途中
のシリンダ1に開口させる。
この中空室2の容積VCC、通路3のシリンダ内壁から
開口位置H、通路3の口径dφは適宜選定するが、この
うちの口径dφは、ピストンの移動速度が早いときには
実質的に閉塞状態となる程度の口径(小径)に選定する
。図中4は吸気口、5は排気口、6は掃気通路である。
いま、ピストンが通路3の正面を通過する場合に、その
前後で中空室2の容積が作用して圧縮比が変化する。す
なわち、混合気が中空室2に出入わするので、シリンダ
1の容積は、実質的にこの中空室2の容積だけ大きくな
わ、この結果、二次圧縮比が低下するのである。しかし
ビストンの移動速度が早いときにはピストンが通路3の
前部を高速で往復動し、混合気がこの通路3を通つて中
空室2へ出入クするのを妨げ、実質的に閉塞状態にする
ので、中空室2及び通路3の容積分の影響が減少する。
従つてV、d、Hの選定によりスロットルの低開度の吸
気比で、低速回転時には二次圧縮比を下げて不整燃焼を
防ぐことができ、高開度、高速回転時には中空室2の影
響を殆んどうけず、エンジン出力の低下を防止できるも
のである。なお、必要により、シリンダー1と中空室2
とを連絡する通路の入口又は出口にリリーフバルブを設
けてもよい。本発明は以上のように構成したのでニサイ
クルエンジンの排ガス対策において、異常燃焼域を非常
に小さくすることができ、低速回転の範囲においても燃
焼率を向上することができる。又アイドリング時の回転
が安定し、低い回転数とすることができ、更に低負荷時
に発生するバッキング現象を防止することができる。本
発明は構造が簡単で低コストであジ、保守が容易などそ
の効果は大きい。
開口位置H、通路3の口径dφは適宜選定するが、この
うちの口径dφは、ピストンの移動速度が早いときには
実質的に閉塞状態となる程度の口径(小径)に選定する
。図中4は吸気口、5は排気口、6は掃気通路である。
いま、ピストンが通路3の正面を通過する場合に、その
前後で中空室2の容積が作用して圧縮比が変化する。す
なわち、混合気が中空室2に出入わするので、シリンダ
1の容積は、実質的にこの中空室2の容積だけ大きくな
わ、この結果、二次圧縮比が低下するのである。しかし
ビストンの移動速度が早いときにはピストンが通路3の
前部を高速で往復動し、混合気がこの通路3を通つて中
空室2へ出入クするのを妨げ、実質的に閉塞状態にする
ので、中空室2及び通路3の容積分の影響が減少する。
従つてV、d、Hの選定によりスロットルの低開度の吸
気比で、低速回転時には二次圧縮比を下げて不整燃焼を
防ぐことができ、高開度、高速回転時には中空室2の影
響を殆んどうけず、エンジン出力の低下を防止できるも
のである。なお、必要により、シリンダー1と中空室2
とを連絡する通路の入口又は出口にリリーフバルブを設
けてもよい。本発明は以上のように構成したのでニサイ
クルエンジンの排ガス対策において、異常燃焼域を非常
に小さくすることができ、低速回転の範囲においても燃
焼率を向上することができる。又アイドリング時の回転
が安定し、低い回転数とすることができ、更に低負荷時
に発生するバッキング現象を防止することができる。本
発明は構造が簡単で低コストであジ、保守が容易などそ
の効果は大きい。
図面は本発明装置の一実施例を示す略示図である。
1・・・シリンダ、2・・・中空室、3・・・通路。
Claims (1)
- 1 シリンダ内のピストン行程の途中に、ピストンの往
復動によつて開閉し、かつ、該ピストンの移動速度が早
いときには実質的に閉塞状態となる程度の口径の通路を
介して、一定容量の中空室を連通させたことを特徴とす
る二サイクルエンジンの圧縮比調節装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12967375A JPS595780B2 (ja) | 1975-10-28 | 1975-10-28 | 2 サイクルエンジンノ アツシユクヒチヨウセツソウチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12967375A JPS595780B2 (ja) | 1975-10-28 | 1975-10-28 | 2 サイクルエンジンノ アツシユクヒチヨウセツソウチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5253126A JPS5253126A (en) | 1977-04-28 |
JPS595780B2 true JPS595780B2 (ja) | 1984-02-07 |
Family
ID=15015319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12967375A Expired JPS595780B2 (ja) | 1975-10-28 | 1975-10-28 | 2 サイクルエンジンノ アツシユクヒチヨウセツソウチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS595780B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5648526A (en) * | 1979-09-28 | 1981-05-01 | Shisaka Kenkyusho:Kk | Contact-type surface thermometer |
JPS581744U (ja) * | 1981-06-27 | 1983-01-07 | 富士重工業株式会社 | ガソリンエンジンの起動時減圧装置 |
JPS581745U (ja) * | 1981-06-27 | 1983-01-07 | 富士重工業株式会社 | ガソリンエンジンの起動時減圧装置 |
JPS5928039A (ja) * | 1982-08-05 | 1984-02-14 | Toshimitsu Kondo | 内燃機関 |
JPS5990044U (ja) * | 1982-12-09 | 1984-06-18 | 本田技研工業株式会社 | 圧縮比可変機構を備えた内燃機関 |
-
1975
- 1975-10-28 JP JP12967375A patent/JPS595780B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5253126A (en) | 1977-04-28 |
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