JPH02102318A - ２サイクルエンジンの掃気通路 - Google Patents
２サイクルエンジンの掃気通路Info
- Publication number
- JPH02102318A JPH02102318A JP25292988A JP25292988A JPH02102318A JP H02102318 A JPH02102318 A JP H02102318A JP 25292988 A JP25292988 A JP 25292988A JP 25292988 A JP25292988 A JP 25292988A JP H02102318 A JPH02102318 A JP H02102318A
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- JP
- Japan
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- scavenging
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- 230000006835 compression Effects 0.000 claims abstract description 4
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims abstract description 4
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
Landscapes
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Supercharger (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はクランクケース圧縮式２サイクルガソリンエン
ジンの掃気通路に関する。
ジンの掃気通路に関する。
第８〜１２図に従来のシュニーレ掃気式２サイクルガソ
リンエンジンの概要構造を示す。第８図で１はシリンダ
、２はクランクケース、３はピストン、４は点火プラグ
、５は吸気孔、６は排気孔である。７は掃気孔で吸気孔
と排気孔を結ぶ中心線（第９図中の一点鎖線）に対し対
称に設けられている。８は掃気通路で、この入口はクラ
ンクケス２の外周部（外側）に設けられている。第９図
は、排気孔６、掃気孔７、掃気通路８の位置関係、形状
を上方視したものである。
リンエンジンの概要構造を示す。第８図で１はシリンダ
、２はクランクケース、３はピストン、４は点火プラグ
、５は吸気孔、６は排気孔である。７は掃気孔で吸気孔
と排気孔を結ぶ中心線（第９図中の一点鎖線）に対し対
称に設けられている。８は掃気通路で、この入口はクラ
ンクケス２の外周部（外側）に設けられている。第９図
は、排気孔６、掃気孔７、掃気通路８の位置関係、形状
を上方視したものである。
次に従来例の作用について説明する。
ピストン３の上昇時に新気（混合気）が吸気孔５よシフ
ランクケース２に吸い込まれる。次に、ピストン３が下
降すると下死点前で掃気孔７が開孔し新気が掃気通路８
を通ってシリンダ１内の燃焼室に流入する。この時既に
排気孔６は開孔している為、シリンダ１に流入した新気
の一部は燃焼に関与せずに排気孔６に吹き抜けてしまう
。この為、掃気孔７および掃気通路８の方向を、排気孔
６の反対側に向は新気の吹き抜けを減らしている。
ランクケース２に吸い込まれる。次に、ピストン３が下
降すると下死点前で掃気孔７が開孔し新気が掃気通路８
を通ってシリンダ１内の燃焼室に流入する。この時既に
排気孔６は開孔している為、シリンダ１に流入した新気
の一部は燃焼に関与せずに排気孔６に吹き抜けてしまう
。この為、掃気孔７および掃気通路８の方向を、排気孔
６の反対側に向は新気の吹き抜けを減らしている。
従来例は、混合気の吹き抜けを減らす為に掃気孔７の方
向を排気孔６の反対側に向いている。しかし、特に低負
荷ではクランクケース２からシリンダ１への掃気流量が
少々い為、掃気流の貫徹力が弱く、第１２図の概略図に
示す様に反排気孔側への強い方向性は持ちにくい。この
為、排気孔６への新気の吹き抜けが増え、シリンダ１内
への新気の充填量が減る。
向を排気孔６の反対側に向いている。しかし、特に低負
荷ではクランクケース２からシリンダ１への掃気流量が
少々い為、掃気流の貫徹力が弱く、第１２図の概略図に
示す様に反排気孔側への強い方向性は持ちにくい。この
為、排気孔６への新気の吹き抜けが増え、シリンダ１内
への新気の充填量が減る。
又、新気がシリンダに供給される間排気孔６が開孔して
おり、大気圧に近い状態で新気が流入し、排気孔閉時も
シリンダ内は大気圧に近い圧力になっている。排気孔閉
時、シリンダ内圧は低負荷も高負荷もほぼ同じであるに
かかわらず低負荷時は気化器の絞り弁開度が小さく新気
の流入量が減シ、新気の吹き抜けが多いことと相まって
シリンダ内新気充填量が減シ、残留ガスの割合が非常に
大きくなる。
おり、大気圧に近い状態で新気が流入し、排気孔閉時も
シリンダ内は大気圧に近い圧力になっている。排気孔閉
時、シリンダ内圧は低負荷も高負荷もほぼ同じであるに
かかわらず低負荷時は気化器の絞り弁開度が小さく新気
の流入量が減シ、新気の吹き抜けが多いことと相まって
シリンダ内新気充填量が減シ、残留ガスの割合が非常に
大きくなる。
この為、低負荷では失火の状態の多い異常燃焼がみられ
振動や騒音などの問題になっている。
振動や騒音などの問題になっている。
本発明の目的は前記従来装置の課題を解消し、低負荷時
の異常燃焼が大幅に改善され、有害な振動や騒音が減少
し、機関性能が向上する、２サイクルエンジンの掃気通
路を提供するにある。
の異常燃焼が大幅に改善され、有害な振動や騒音が減少
し、機関性能が向上する、２サイクルエンジンの掃気通
路を提供するにある。
本発明のシュニーレ掃気式クランクケース圧縮２サイク
ルエンノンにおいては、対称位置に設置された掃気通路
の一方に低負荷時気化器の絞り弁と連動して前記掃気通
路を塞ぐ弁を設けたことを特徴としている。
ルエンノンにおいては、対称位置に設置された掃気通路
の一方に低負荷時気化器の絞り弁と連動して前記掃気通
路を塞ぐ弁を設けたことを特徴としている。
上記のように構成されているので、高負荷時の出力低下
をきたさず、又低負荷時の燃焼を改善して２サイクルガ
ソリンエンジン特有の低負荷時の異常燃焼を防止するこ
とができる。
をきたさず、又低負荷時の燃焼を改善して２サイクルガ
ソリンエンジン特有の低負荷時の異常燃焼を防止するこ
とができる。
以下第１〜７図を参照し本発明の一実施例について説明
する。
する。
第１〜２図において９は掃気通路路８を横方向から塞ぐ
スライド弁であシ、対称位置に２個設けられた掃気通路
８の一方に設けられている。該スライド弁９は弁スライ
ド機構を介して気化器１１の内にある絞り弁（スロット
ル弁）１２と連動してスライドされる。
スライド弁であシ、対称位置に２個設けられた掃気通路
８の一方に設けられている。該スライド弁９は弁スライ
ド機構を介して気化器１１の内にある絞り弁（スロット
ル弁）１２と連動してスライドされる。
弁駆動機構１０はスロットル弁の開度に応じて排気孔６
側から掃気通路８を塞ぐようにスライド弁９の移動量が
調整されてい為。但し掃気通路８を塞ぐ方向は図の例と
逆でもよい。
側から掃気通路８を塞ぐようにスライド弁９の移動量が
調整されてい為。但し掃気通路８を塞ぐ方向は図の例と
逆でもよい。
次に実施例の作用を説明する。
第３〜４図は高負荷時のスライド弁９の位置を示してい
る。高負荷時で絞り弁が全開に近いところでは、スライ
ド弁９は通路を殆んど塞がない位置にセットされる。こ
の時は掃気流量が多く流速が速いため、掃気は掃気孔７
の形状に沿って反排気孔側への方向性をもって対称にシ
リンダ１内に流入する、又高負荷時は掃気量を多する必
要があるが、本実施例においてスライド弁は掃気通路８
を殆ど塞がないように、適当な通路面積が確保されてい
る。
る。高負荷時で絞り弁が全開に近いところでは、スライ
ド弁９は通路を殆んど塞がない位置にセットされる。こ
の時は掃気流量が多く流速が速いため、掃気は掃気孔７
の形状に沿って反排気孔側への方向性をもって対称にシ
リンダ１内に流入する、又高負荷時は掃気量を多する必
要があるが、本実施例においてスライド弁は掃気通路８
を殆ど塞がないように、適当な通路面積が確保されてい
る。
第５〜６図は低負荷時のスライド弁位置を示している。
本実施例では絞り弁開度が小さい時には片側の掃気通路
をスライド弁で塞いでゆくように構成されているので、
２つの掃気孔７からの掃気流の強、さに差を生じ、図の
例では掃気流がシリンダ内で時計方向の旋回を生じる。
をスライド弁で塞いでゆくように構成されているので、
２つの掃気孔７からの掃気流の強、さに差を生じ、図の
例では掃気流がシリンダ内で時計方向の旋回を生じる。
この旋回による掃気スワールは掃気孔７が閉鎖後も残シ
、これにより機関の燃焼はかなシ促進されるため、低負
荷時の異常燃焼を改善することができる。
、これにより機関の燃焼はかなシ促進されるため、低負
荷時の異常燃焼を改善することができる。
第７図は本実施例と従来例の性能比較線図を示し、従来
型で−は対称な掃気流れのためスワールが生じないが、
本発明では低負荷時（絞り弁開度Ｊりほど掃気流の強さ
のバランスがかわり、強いスワルが発生する。このスワ
ールによ）燃焼改善によシ、従来低負荷時はど太きかっ
た燃焼変動を減少させることができる。なお第７図中Ｎ
８はスワール回転数、Ｎ８はエンジン回転数、燃焼変動
σは各サイクル毎の燃焼変動で、例えば最大圧力変動率
などを表している。
型で−は対称な掃気流れのためスワールが生じないが、
本発明では低負荷時（絞り弁開度Ｊりほど掃気流の強さ
のバランスがかわり、強いスワルが発生する。このスワ
ールによ）燃焼改善によシ、従来低負荷時はど太きかっ
た燃焼変動を減少させることができる。なお第７図中Ｎ
８はスワール回転数、Ｎ８はエンジン回転数、燃焼変動
σは各サイクル毎の燃焼変動で、例えば最大圧力変動率
などを表している。
本発明は前記のとおシ構成したので、低負荷時の異常燃
焼が大幅に改善され、有害な振動や騒音が低下し、機関
性能全向上させることができる。
焼が大幅に改善され、有害な振動や騒音が低下し、機関
性能全向上させることができる。
第１〜２図は本発明に係わるもので、第１図は実施例の
縦断面図、第２図は要部横断面図、第３〜６図は掃気通
路可変機構の作用説明図で、第３〜４図は高負荷時、第
５〜６図は低負荷時を示す。 第７図は従来例と本実施例の性能比較線図、第８〜１２
図は従来例で、第８図は第１図応当図、第９図、第１０
図はそれぞれ掃気流れを示す説明図、第１１〜１２図は
それぞれ高負荷時及び低置荷時掃気流の流れを示す説明
図である。 １・・・シリンダ、２・・・クランクケース、３・・・
ピストン、５・・・吸気孔、６・・・排気孔、７・・・
掃気孔、８・・・掃気通路、９・・・掃気通路を塞ぐ弁
（スライド弁）、１０・・・スライド弁駆動機構、１１
・・・気化器、１２・・・絞り弁。 高負荷時（絞り弁全開） 第 図 第４ 図 低負荷時（絞り弁開度小） 第５ 図 第 図 第７ 図
縦断面図、第２図は要部横断面図、第３〜６図は掃気通
路可変機構の作用説明図で、第３〜４図は高負荷時、第
５〜６図は低負荷時を示す。 第７図は従来例と本実施例の性能比較線図、第８〜１２
図は従来例で、第８図は第１図応当図、第９図、第１０
図はそれぞれ掃気流れを示す説明図、第１１〜１２図は
それぞれ高負荷時及び低置荷時掃気流の流れを示す説明
図である。 １・・・シリンダ、２・・・クランクケース、３・・・
ピストン、５・・・吸気孔、６・・・排気孔、７・・・
掃気孔、８・・・掃気通路、９・・・掃気通路を塞ぐ弁
（スライド弁）、１０・・・スライド弁駆動機構、１１
・・・気化器、１２・・・絞り弁。 高負荷時（絞り弁全開） 第 図 第４ 図 低負荷時（絞り弁開度小） 第５ 図 第 図 第７ 図
Claims (1)
- シュニーレ掃気式クランクケース圧縮２サイクルエンジ
ンにおいて、対称位置に設置された掃気通路（８）の一
方に低負荷時気化器の絞り弁（１２）と連動して前記掃
気通路を塞ぐ弁（９）を設けたことを特徴とする２サイ
クルエンジンの掃気通路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25292988A JPH02102318A (ja) | 1988-10-08 | 1988-10-08 | ２サイクルエンジンの掃気通路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25292988A JPH02102318A (ja) | 1988-10-08 | 1988-10-08 | ２サイクルエンジンの掃気通路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02102318A true JPH02102318A (ja) | 1990-04-13 |
Family
ID=17244133
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25292988A Pending JPH02102318A (ja) | 1988-10-08 | 1988-10-08 | ２サイクルエンジンの掃気通路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02102318A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5490483A (en) * | 1994-02-23 | 1996-02-13 | Daihatsu Motor Co., Ltd. | Two-cycle internal combustion engine |
| JP2008050036A (ja) * | 2006-08-25 | 2008-03-06 | Hokkai Can Co Ltd | 内容物充填ボトルの製造方法 |
| JP2011027019A (ja) * | 2009-07-24 | 2011-02-10 | Yamabiko Corp | ２サイクルエンジン |
| JP2014508876A (ja) * | 2011-02-03 | 2014-04-10 | ハスクバーナ・ゼノア株式会社 | 層状掃気２ストロークエンジン |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4893815A (ja) * | 1972-03-17 | 1973-12-04 | ||
| JPS5853631A (ja) * | 1981-09-24 | 1983-03-30 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | クランク室圧縮式２サイクルエンジンの掃気装置 |
-
1988
- 1988-10-08 JP JP25292988A patent/JPH02102318A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4893815A (ja) * | 1972-03-17 | 1973-12-04 | ||
| JPS5853631A (ja) * | 1981-09-24 | 1983-03-30 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | クランク室圧縮式２サイクルエンジンの掃気装置 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5490483A (en) * | 1994-02-23 | 1996-02-13 | Daihatsu Motor Co., Ltd. | Two-cycle internal combustion engine |
| JP2008050036A (ja) * | 2006-08-25 | 2008-03-06 | Hokkai Can Co Ltd | 内容物充填ボトルの製造方法 |
| JP2011027019A (ja) * | 2009-07-24 | 2011-02-10 | Yamabiko Corp | ２サイクルエンジン |
| JP2014508876A (ja) * | 2011-02-03 | 2014-04-10 | ハスクバーナ・ゼノア株式会社 | 層状掃気２ストロークエンジン |
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