JPS5957273A - マトリクス表示装置 - Google Patents

マトリクス表示装置

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JPS5957273A
JPS5957273A JP57167945A JP16794582A JPS5957273A JP S5957273 A JPS5957273 A JP S5957273A JP 57167945 A JP57167945 A JP 57167945A JP 16794582 A JP16794582 A JP 16794582A JP S5957273 A JPS5957273 A JP S5957273A
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JP
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thin film
matrix display
semiconductor layer
rectifying element
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JP57167945A
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清吾 富樫
金孝 関口
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Citizen Watch Co Ltd
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Citizen Holdings Co Ltd
Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は安定で制御性がよく高分割迄可能な非勝形素子
を用いた表示装置に関する。
液晶、E 5% E CXP D P %螢光表示等各
種平面表示はいずれも実用化段階に達し、現在の目標は
高密度のマトリクス型表示にあると言える。マトリクス
駆動性に問題のある表示方式では能動付加素子を用いた
所謂「アクティブ・マトリクス」法が有効である。アク
ティブ・マトリクスは例えば’B−J−Lechner
等による論文(参照文献1. Praceedings
 of the IKIEE、 Vol、 59.AI
 ’1. p 1566〜1579)で公知であり、能
動素子としては3端子素子(トランジスタ)及び2端子
素子(非線形抵抗)を用い−た方法が提案されている。
後者の非線形(抵抗)素子としては、セラミックバリス
タを用いた例(参照文献2. D−E @Ca5fle
berry、 IEEE。
F、D−26,1979,p1123〜1128)及び
、MIM型素子を用いて例(参照文献3.D・R−Ba
raf’f等、IEIEE、 F D −28,198
1、p736〜739)等が公知である。しかし公知例
にはいくつかの欠点があシ実用化には程遠いのが現状で
ある。
従来例の欠点としては ■素子特性の一様性がない。
■素子の閾値電圧vthが高い。
■オン電流工oNがとれない。
■オフ電流工  が大きすぎる。
FF ■駆動電圧が高い。
■正負電圧に対する特性がそろわない。
■クロストークが多い。
等が挙げられる。本発明は以上の欠点の多くを改善可能
な方法を提供する。
初めに非線形抵抗素子を用いたアクティブ・マトリクス
を簡単に説明する。第1図はアクティブ素子を用いない
()9ツシプ)マトリクス型表示装置の説明図であり、
Sは複数の行電極、Dは複数の列電極で、各交点に対応
して表示要素Cが配置されている。第2図は非線形(抵
抗)素子NLを用いたマトリクス型表示装置の説明図で
あシ、行列電極の各交点にはマトリクス要素Mとして非
線形素子NLと表示要素Cが直列に配置されている。
非線形素子の特性は理想的には第3図で表され、閾値電
圧vthの前後で異なる抵抗(RXR)OFF    
 ON を有する。
第4図に参照文献3に示された従来用いられた素子の特
性を示す。MIM素子は図の如<l0CVexp (B
v/V )の特性を、バリスタはl cyc V” (
y≧50)の特性を示し、いずれも第3図の理想と比べ
ると閾値特性が明確でない。その結果閾値付近の工。F
F  が大きく流れてしまい安定な電位の保持が難しい
。又他の行のデータ信号の影響を受けやすく、所謂クロ
ストークを生じ、精密な階調制御を必要とするアナロジ
表示は不可能である。
第5図は参照文献2に示されたvthの分布である。バ
リスタのvth制御は難しく、又MIM素子も薄い絶縁
膜を通じてのトンネル電流を使っている性格上、絶縁膜
質、膜厚の影響を受けやす〈Vth 、 I、N、  
Io、、の制御が難しい。
バリスタやMIM素子より制御性と閾値特性の良い非線
形素子としてはダイオードの順方向閾値特性を用い、ダ
イオードをリング的に接続したものが参照文献1に於い
て提案されている。参照文献1では40個程の素子を直
列に接続した素子群を互いに逆方向に接続している。こ
の様なダイオードリングの問題点としては、まず−マト
リクス要素当り40X2=80コの素子を500行50
0列のマトリクスに用いると2×10個もの素子が必要
であり、通常の方法ではパネル上に分離搭載不可能であ
る。又通常の構造ではダイオードの接合部のリーク電流
工。FFを約10個も安定に小さく抑える事は難しい。
更に多段の接合部が直列になる為■。Nを確保する事が
難しく、Vth、駆動電圧共に高くなる。
本発明は以上の様な従来例の欠点を改善するものである
。以下図面に基づき説明する。
第6図は本発明のマトリクス表示装置の一実施例のブロ
ック図である。151は表示)?ネル、152は第7.
8図φ*の様な走査信号を表示・やネルの行電極S!〜
SNに印加する行電極ドライバ、154は第7.8図ψ
*の様なデータ信号を列電極D1〜D に印加する列電
極ドライノ4、■ 153は表示情報155、タイミング信号158.15
9、電源156.157等を各ドライノfに供給するコ
ントローラである。第7図は、駆動波形の一例である。
この様な駆動波形を用いると非線形素子のvthは0.
5〜IVで十分であり、従来例の如くダイオードを40
段も継ぐ必要はなく1段で十分である。第8図は駆動波
形の他の一例である。
この様な駆動波形を用いた場合もvthは0.5〜3V
でよく、1〜3段程度で十分である。
第9図は本発明の一実施例の表示パネル部の断面図、第
、10.11図は平面図である。50.51は基板、5
2、γ1.72は行電極、53.54は表面保護層及び
配向層、54は液晶等の表示要素、56.80〜83け
整流性素子77と表示要素54を接続する為の表示電極
、64.76.17は整流性素子であり例えばP型半導
体60、不純物添加量の少ないI型半導体59、及びN
型半導体58等の半導体部14、γ5よシなる。一方の
整流性素子17の他の一方の電極は列電極13であり、
もう一方の整流性素子76は電極62.79を通して表
示電極81と、及び電極57.7Bを通して列電極61
.73に接続されている。第11図は第10図と異な9
2組の整流性素子8γ、88を画素の異なるコーナーに
形成している。
本発明の1特徴の一つは以上の実施例よシ明らかな如く
整流性素子を薄膜で形成している点にある。
更に整流性素子の電流経路を基板に垂直に設定している
点も特徴である。この様にすると電流経路の断面積を大
きくとれ、従来の素子の欠点の一つであった■。Hの不
足を補う事ができる。更にこの様な構成とすると工 の
不足を光で補う事も可能N である。
一般にアクティブ・マトリクスの欠点の−つとのけ難し
いが応用するのは易いが、本発明では整流性素子の一方
の電極、例えば第9図57をIr2ch’Snや5n0
2、ZnO等の透明電極で形成し、整流性素子に外光6
6が入射する構造を採用している。
第14図入射光量工に対するR  −Rであシ、OFF
      0N a−8tダイオード等では最も問題となるR は光N 入射によシかなり改善される。一方Rは低下すFF るがまだ許容値以内であシ問題でない。本発明の如く光
を利用する構造とする事によ、9RVi、ON 1000ルクスの光程度でも2〜5倍改良され、マトリ
クスの限界分解線数も2〜5倍向上する。
第15図に先の実施例に用いた整流性素子の構造(、)
とアクセゾタ濃度NAとドナー濃度NDの分布(b)を
示す。第16図に1層の厚さtiと工。N1工。Fアの
関係を示す。目の増加に従って工fFは急激に低下する
が、■。Nも減少する。a−8tPINダイオードを表
示パネルに応用する際特に重要なのはI が十分とれる
事である。”ONが十分なら素子N 面積を小さくてき工 も大きくとれ、素子構造のFF リーク対策も少なくして済む。一方1層r/i市圧をし
て光敏感性が挙げられる。ダイオードを用いた場合も同
様で、ダイオードは一種の太陽電池であるので光起電力
が生じ誤動“作が生じ得る。しかし本発明では2組の整
流性素子を光1.熱等の外部要因に対し対称に形成する
事によりほぼ打ち消し合う様にしている。例えば第10
.11図の整流性素子76と77、或いは87と88は
ほとんど同一形状に位置的にも近づけて形成してあシ、
半導体部が外光にさらされる面積もほとんど同一に形し
である。例としてプラズマCVD法により形成したa−
8LPINダイオードを用いると、その結果個々のダイ
オードは第12図101.102のグラフの様に太陽電
池特性を示゛tが、互いに並列、逆方向に接続された構
造全体の特性は103となり、それぞれの素子の光電流
104.105け内部で消費され外に取り出し得ない。
実際vthも第13図に示す様に太陽光強度AM1;1
00m’W/crlの10分の1程度迄はかなり安定で
ある。
本発明では更にこの光効果を積極的に利用している。表
示素子は原理的に光を使うので光を防ぐささえるだけで
なくドープ膜よりも制御性がよく、素子全体の歩留りを
上げるのに役立っている。事実P N構造よりもPIN
構造の方がI。FF及びvthのバラツキが少なく、t
i≧3 nm @度から有効である。以上の点から五層
厚tiは3〜500 nm程度が最適である。
PIN構造の順方向電流工 を制限しているのON は主にPI接合部のホール電流である。そこでi層に若
干のボロンの添加を行い、第17図の如く+ PPN構造としてみると工 、■  ともに改善さON
     OFF れる。第18図はB2稀/5cH4混合比とI  、I
ON     OFF の関係であるB 2 H6の混合比が余り大きくなけれ
ば特性は改善される。
更にa−、!;jijニブ、F、I”マCVD法、光C
VD法、CVD法、スパッタ法等によって割膜時に膜厚
方向のドーピングプロファイルを自由に匍]御出来る事
を利用すると第19図の如くゆるやかにプロファイルが
変化する接合を形成可能である。この傾斜接合は表示パ
ネル用素子としては大変好都合である。まずP工、IN
接合のホール、電子の拡散電流よりも大きな電流が流せ
る事により工 がかON せげる。しかし中間領域は低ドープ領域が存在する為両
側のドープ層によるフェルミ準位の固定は制限よ(Vt
hはパランかず、接合リークにより不良も起りにくい。
第20図及び第21図は本発明に於ける他の実施例の表
示パネル部の断面図及び平面図である。
201.203は行或いは列電極、52.206.20
7は列或いは行電極、203.212は第1の接続電極
、202.211は第2の接続電極、204.210は
半導体部である。51.50は基板、53.55け保護
膜或いは配向層、56は表示電極、54は液晶層である
。整流性素子214.215はそれぞれ半導体部とそれ
に接続された両側の電極よりなり、2つの整流性素子が
リング的に接続されて全体で相方向性非線形素子を構成
している。205.20B、209はそれぞれ別の表示
電極である。
本実施例の特徴の一つは各画素の等何回路が第28図で
表わされる点にある。即ち、ある行(列)電極1221
とある列(行)電極1222の交点に対応する画素には
表示要素1227,122B、1229と整流性素子リ
ング122t、1225.1226がそれぞれ直列に互
いに並列に配列されている。この様に各画素の表示電極
および非線形素子リングが複数組形成されている事によ
シ次の様な効果がある。
第1に上下基板の合せ精度をそう高くしなくても済む。
即ち一画素−表示要素の際には一方の基板上の列(又は
行)電極と表示要素に接続された表示電極の位置が合っ
ていないと多ロツストークが生ずる。しかし本実施例の
如く画素当りの表示要素が複数になるとクロストークの
効果は小さくなり実用的には無視できる。又若干のクロ
スト−りは画素間のコントラスト差による見難くさを低
減し、なめらかな画像を得るのに役立つ。以上の様に、
本実施例の如く一画素多表示要素構成は製法上、品質上
利点が多い。以上の効果を生かすには第21図の如く表
示電極205.20B、209、・・・を列(又は行)
電極206.20γ、・・・と平行に細長く形成すると
良い。
第2に歩留りが向上する。即ち一画素−表示要素の場合
は表示要素に接続された一つの整流性素子が不良でも一
画素が死んでしまい目立ち易い画1象欠陥となる。しか
し−画素多表示要素の場合は一つの整流性素子が不良で
も画素としての動作はそう低下せず、欠陥はそう目立た
ない。
以上の様に本実施例の構成は装置全体の歩留りや品質、
価格の上で非常に有利である。
第20.21図の整流性素子の部分の具体的な構造を第
22.23.25図に示す。第22図221は下部電極
222は半導体部、226Vi上部電極である。半導体
部222はそれぞれ不純物の種類或いは濃度の異なる複
数の層からなっている。第22図ではP(又けN)型の
層223と低不純物濃度の層224とN(又はP)型の
層225の3層よりPINダイオード構造を形成[7て
いる。
この構造の欠点は227の部分でP(又はN)型の層2
23が上部電極226と接している事により電流経路が
PINだけでなく横方向にも生じてしまう点にある。こ
の欠点は下部電極の端229と上部電極のとシ出し端2
28の距離を大きく、巾を小さくする事によシ低減可能
である。この構造の長所をよ、下部電極層、半導体層、
上部電極層の3層のみで構成されており、層形成、・ク
タン化の工程も各3回で済み、製造工程としては短かく
難易度が低い点にある。その結果製造価格は大巾に低減
できる。
第23図は第22と比べると半導体部232の中の最初
に形成されるP(又ViN)型導電層231の一部23
3が異なる。即ち第22図の実施例でけ227の上部電
極取り出し部に第1の不純物ドープ層である223の層
が残っているのに対し、本実施例ではこの部分はとシ除
かれている。この結果、前実施例の欠点であった横方向
リークが本実施例では大幅に低減されている。この構造
は第24図(a)、(b)で示されるセルファライン工
程にょシマスフ数を増す事なく実現できる。まず(a)
で示される様に下部電極層221及び第1の導電型を有
する半導体層241が形成され同時に(1枚のマスクで
)ツクタン化される。続いて残シの半導体部242、即
ち本実施例では低不純物層224及び第2の導電型を有
する半導体層225ノを連続して形成し同時に・ぐタン
化する。このバタン化工程の際に同じマスクで第1の導
電型を有する半導体層241’もエツチングし231の
如くバタン化する。以上の工程を用いると第1の導電型
を有する半導体層231Vi下部電極バタンと残りの半
導体部242の・ぐタンの重複した部分に自己整合的に
ノぐタン化される。
第25図は本発明の他の実施例に於ける整流性素子の部
分の断面図である。251は下部電極、252は半導体
部、255は上部電極である。下部電極251と半導体
部252はショットキー障壁型の接合を、上部電極25
5と半導体部252はオーミックな接合をしている。例
えば下部電極251はスパッタ法で形成したpt膜であ
り、半導体部252けプラズマCVD法で形成したアモ
ーファスSt膜、上部電極255はイオンブレーティン
グ法で形成した酸化インジウムが酸化すず等の透明導電
膜であシ、半導体部252の下部253はショットキー
接合となる様に不純物濃度の低い層からなシ、上部25
4はオーミックとなる様に不純物、例えばボロンやリン
を添加した層よりなる。本実施例の如くショットキー障
壁型の接合を用いると次の様なオリ点がある。
第1に大きな順方向電流がとれる点である。マトリクス
表示装置に用いる非線形抵抗素子は、第7.8図の駆動
波形からも解る様に時分割されたタイミングでは十分表
示要素に電流を供給できねばならない。その為には十分
な順方向電流が必要である。一方、前の実施例に示した
PINダイオードやPNダイオードは順方向電流が小さ
く、その為素子面積を犬きくしなくてはならない。一方
シヨツトキー障壁を有する整流性素子はPINやPNダ
イオードの様に少数キャリアの拡散電流ではなく多数キ
ャリアによる電流が順方向電流を担う為、十分大きな電
流がとれる。
第2にショットキー障壁を有する整流性素子を用いたマ
トリクス表示装置は、PN接合やPIN接合等を用いた
場合に比べ電荷の蓄積が少なく、それによるクロストー
クも小さい。PN+PINNiは少数キャリア伝導の為
、順方向から逆方向に電圧を切り換えた場合も少数キャ
リアが蓄積されたまますぐ除去されず、電流は電圧には
すぐ追随できない。この現象は表示上はクロストークと
なって分解能を低下させる。しかし、゛本実施例の如く
ショットキー障壁を用いる事により少数キャリアによる
電荷蓄積は無視できクロストークを低減可能となる。
以上の利点によりショットキー障壁を有する整流性素子
を用いると、短いタイミングでも応答可能となり、50
0〜1000本以上の走査線を有する高密度表示も十分
可能である。
更に第3の利点として製造が容易であや点が上げられる
。ショットキー障壁を用いる場合は第22図の如き横方
向リークは生じず、よって第24図の如き工夫がいらな
い。即ち第25図の如く下部電極層と半導体層の接合部
にショットキー障壁を形成すれば3回の膜生成、ツクタ
ン化工程で横方向リークのない素子を作る事が可能とな
る。
材料としては、ショットキー金属ではpt以外にもIr
、AuXRh、Pd、Ni、、Cr−1Al 等でよく
、半導体部には多結晶や微結晶の&、或いはTe XS
e 。
CdSe XCdTe 、 CdS % InP XG
aAs  等でもよく、オーメック金属としてはAl、
  Cr、Ni等でもよい。又、実施例とは逆に下部電
極と半導体部の接合をショットキー型に、上部電極と半
導体部の接合をオーミック型にしてもよい。又ショット
キー接合部に薄い絶縁層を挿入したMIS型接合として
もよい。
第26図はMIS型整流性素子の断面図である。
261は下部電極、262は薄い絶縁膜、263は半導
体部、266は上部電極であり、半導体部263はMI
S特性を保つ為に絶縁膜側では低不純物濃度の層264
、上部電極側ではオーム性接触となる様に高不純物濃度
の層265と2つの層よりなる。下部電極は例えばPt
 % Cr等を用い、絶縁膜としてはTa 203 、
T ioz、半導体にはa −3c、上部電極としては
ITO等を用いる。
MIS型整流性素子を表示装置に用いた場合の特長は閾
値電圧vthを大きくとれる点にある。例えば、下部電
極がCrの場合、絶縁膜がないとvth 1l−jo、
 2 V程度であるが30A程度のTic)x 膜を入
れてMIS構造とすると0.55V程度迄増加する。
第27図はへテロ接合型整流性素子の断面図である。2
71は下部電極、212は半導体部、275は上部電極
である。本実施例では下部電極が導電性半導体であり、
半導体部との間でヘテロ接合している。例えば下部電極
はIn2O3: Sn 、半導体部けa−8t:Hであ
り、半導体部の下部電極側は低不純物濃度層2γ3とす
ると良好な接合が得られる。274は上部電極275と
非整流性接触する為の高不純物濃度層である。
ヘテロ接合型整流性素子を表示装置に用いた場合の長所
は、まず工程が簡単で特性゛が安定な点にある。例えば
、第25図に類似の構造を用いれば3回の膜形成とバタ
ン化工程で済む。
第29.30図は本発明の他の実施例の表示A’ネル部
の断面図及び平面図である。本実施例の特徴は半導体部
292を挾む下部電極291及び上部電極293が共に
不透明導電層で形成されている点にある。第29図は第
30図303の断面図である。この様な構造では半導体
部に光が侵入せず光敏感な素子でも特性変化が生じない
。父上電極の取シ出しが絶縁膜63に設けられたコンタ
クトホールを通じて行なわれ半導体部の側面に接しない
為第20図の如き横方向のリークは生じない。
以上の如く、本発明は薄膜形成技術により形成した薄膜
整流性素子を用いる為、光や熱効果が出難く、光利用や
構造の最適化が容易で打法的にも大きな順方向電流■ 
が得られる。更に詳しく述N べれば、素子位置の集中及び構造を同一化する事によシ
光(熱)電流を外に取り出せなくしである。
更に光利用構造と不純物プロファイルの最適化を行なっ
て工 、■  を改善している。
ON    OFF 尚、以上の実施例では整流性素子材料としてaScを用
いている。a−84,け薄膜にもかかわらず価電子制御
の可能な表示装置用としては格好の材料である。必要に
応じてB、PXH,F、NXO。
C、XGe XSn % Gu X〃、Ll −、As
等を添加するとよい。
a  S4の欠点はややI が取り難い事であるが、N その場合は微結晶S4.(μc−S4.)やpolys
jも利用可能である。又、S4以外にも、&とO,N、
C等の混合物や、Ge 、 Te % Se 、 Cd
S ’I CdSe XCdTe z InP %Ga
As 、In”03、S n02、ZnO等の材料も利
用可能である。又整流性素子もショットキー障壁型、M
Isン TN、GH,ECB、DS、DTN等いずれで
もより、又エレクトロクロミズム(EC)やエレクトロ
ルミネツゼノス(EI、 )等信の表示要素でも可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はパッシブマトリクス表示装置の説明図、第2図
は非線形抵抗素子を用いたアクティブ・マトリクス表示
装置の説明図、第3図は理想的な非線形抵抗素子のI−
V特性、第4.5図は従来素子の閾値特性及び素子バラ
ツキ、第6図は本発明のマトリクス表示装置のブロック
図、第7.8図はその駆動波形、第9図は本発明の一実
施例の表示パネル部の断面図、第10,11図は平面図
、第12図は本発明による光電流のキャンセル効果を示
すIV特性、第13図1riその時のvt’hの変化を
示すvth対光強光強度特性14図は光利用によるR6
Nの改善とその時のR6Fアの変化を示すグラフ、第1
5.17.19図は本発明による整流性素子構造、第1
6.19図はそれぞれi層厚及びB2H6/ 5LH4
を変化した時の特性を示すグラフ、第20゜21図は本
発明の一実施例の第29.30図は他の実施例の表示パ
ネル部の断面図及び平面図、第22.23.25.26
.27図はその整流性素子部の断面図、第24図は工程
説明図、第28図は第20.21図の実施例の各画素の
等価回路である。 51Sl−8n−8N  行電極(走査電極)D −、
D l−D m−D M列電極(f −夕屯極)NLl
NLN M 非線形抵抗素子 CXCN M   表示要素 第3図 第4図 第5図 V+h (V) 第6図 −559− 第11図 第12図    第13図 ■(mW/cVn2) ■(r−Wル〕 第15図 第16図 品 第19−図 図面のi’j’;f(内′aに変更なし)第20図 第21図 251 第29図 −2151 手続補正書(方式) %式% 、事件の表示 昭和57年特許願第167945号 、発明の名称 マトリクス表示装置 、補正をする者 事件との関係 特許出願人 電話(東京)342−1231 昭和58年2月22日(発送日) 5、補正の対象 明細書及び図面 6、補正の内容 明細書及び図面を別紙の通り浄書する(内容に変更なし
)。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の行電極及び列電極と、両電極間に配置され
    た複数の表示要素と、該表示要素と行電極あるいは列電
    極間に並列に互いに逆方向に接続された2組の薄膜整流
    性素子群と、該行電極及び列電極に駆動信号を印加する
    手段を有するマトリクス表示装置。
  2. (2)薄膜整流性素子は縦方向に積層された構造を有す
    る特許請求の範囲第1項記載のマトリクス表示装置。
  3. (3)2組の薄膜整流性素子群はほぼ対称な構造と形状
    を有し、光や熱により生成されたキャリアによ蔦電流を
    打ち消し合う構造を有する事を特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のマトリクス表示装置。
  4. (4)薄膜整流性素子群と表示要素を接続する電極は透
    明電極であシ、各薄膜整流゛他素子の一方の面の少なく
    とも一部は透明電極で被覆され、各薄膜整流素子には該
    透明電極を通じて外部光が入射し得る構造を有する事を
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のマトリクス表示
    装置。
  5. (5)薄膜整流素子はP型半導体層とN型半導体層を有
    する事を特徴とする特許請求の範囲第′1項記載のマト
    リクス表示装置。
  6. (6)P型半導体層とN型半導体層の間には低不純物濃
    度の工型半導体層が形成されている事を特徴とする特許
    請求の範囲第5項記載のマ) IJクス表示装置。
  7. (7)低不純物濃度の半導体層の厚さは3〜500nm
    である事を特徴とする特許請求の範囲第6項記載のマト
    リクス表示装置。
  8. (8)P型半導体層とN型半導体層の間には弱いP型半
    導体層が形成されている事を特徴とする特許請求の範囲
    第5項記載のマトリクス表示装置。
  9. (9)P型土゛導体層からN型半導体層迄のN型不純物
    濃度とP型不純物濃度の分布はゆるやかに変化している
    事を特徴とする特許請求の範囲第5項記載のマトリクス
    表示装置。
  10. (10)薄膜整流素子の半導体層はアモーファス・シリ
    コンよシなる事を特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のマトリクス表示装置。
  11. (11)薄膜整流素子はオラズマCVD法により形成さ
    れる事を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のマトリ
    クス表示装置。
  12. (12)薄膜整流素子は光CVD法により形成される事
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のマトリクス表
    示装置。
  13. (13)薄膜整流素子はスフ4ツタ法によ多形成される
    事を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のマトリクス
    表示装置。
  14. (14)薄膜整流性素子の一方の電極は金属であり、該
    電極方向からの光を阻止する構造を有する事を特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のマトリクス表示装置。
  15. (15)薄膜整流性素子は微結晶シリコンよりなる事を
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のマトリクス表示
    装置。
  16. (16)薄膜整流性素子は微結晶シリコンよりなる事を
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のマトリクス表示
    装置。 (17’)  2組の薄膜1整流性素子群のそれぞれの
    組の整流性素子の数は1〜3である事を特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のマトリクス表示装置。
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