JPS5955891A - 改良触媒によるオルガノハロシランの製法 - Google Patents

改良触媒によるオルガノハロシランの製法

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JPS5955891A
JPS5955891A JP57166787A JP16678782A JPS5955891A JP S5955891 A JPS5955891 A JP S5955891A JP 57166787 A JP57166787 A JP 57166787A JP 16678782 A JP16678782 A JP 16678782A JP S5955891 A JPS5955891 A JP S5955891A
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silicon
reaction
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アラン・リツザ−
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は珪素化合物の製造方法、特にシリコーン生成物
を製造するための基本物質である,l− /レノfノシ
ラン類を製造する基本的プロセスに用いる触媒に関する
シリコーンを製造する基本的プロセスは、一般に触媒の
存在下で有機・・ロゲン化物(オルガノ・・ライド)を
金属珪素と反応させてオルガツノ・ロアランを製造する
ことから始まる。オルガツノ・ライドは、例えば塩化メ
チル、塩化フェニル、塩化ビニル、その他のオルガノハ
ライドとすることができる。金属珪素は、比較釣部純度
の珪素粒子、即ち珪素−(、−95%以上含甘すせ珪素
材打力粒子の形態テ存在させるの))−好捷しい。
大抵の方法に好適な触媒は、粉末形態の部分酸化銅金属
触媒である。この基本的方法は[(、ochowの米国
特許第2.3 g 0.9 9 3号に開示されている
.この方法によりオルガノハロシランの混合物が生成し
、塩化メチルからの場合生成物は、例えばMe2SiC
12、Me,Si 、 Mc3Sicl− MeSiC
13、SiCd, 、IISiCd3、MellSiC
4−ヘ4e21−ISiClとなる。これらの生成物は
殆んど何らかの用途があるが、もっとも好ましいのはジ
メチルジクロロシランMe2SiC12である。
通常,この方法ではオルガノハロシラン類が相当な収量
で碍られる。幸いにも、この収量の大部分はへ’Ie2
Si(:’d,,、即ちジメチルジクロロシラン(広義
にはジオルガノジクロロシラン) トMeSiCl,、
即ちメチルトリクロロシラン(広義にはオルガノトリク
ロロシラン)である。オルガノトリハロンランまたはメ
チルトリクロロシランにモ幾つかの用途はあるもσ)の
、なんといってもジメチルジクロロシランの収量を最大
にするのが有利である。
モノメチルトリクロロンランはシリコーンJl) lf
fjの製造および三官能性流体の製造への使用が限られ
ているが、ジオルガノジクロロシラン(二官能性シラン
)の方が、種々のシリコーン生成物の製造に使用できる
ので、はるかに好捷しい。例えば、シリコーン樹脂の製
造時に/成分として使用できる。しかし、特に利用され
ている用途は、広い粘度範囲の線状ジオルガノポリシロ
キザンボリマーを製造する際の中間体としての用途であ
る。即ち、、2,3℃で100〜/θooo,ooθセ
ンチポアズの粘度範囲のポリマーおよびiooo.00
θ〜30θ0θ0,000センチポアズの粘度範囲のポ
リマーを製造する中間体として用いられる。
これらの高粘度ポリマーは通常ガムと称され、熱加硫性
シリコーンゴム組成物の製造時に基材ポリマーとして使
用される。線状低粘度流体は、それが例えばトリオルガ
ノシロギシ終端の場合、種種の/リコーングリースおよ
び他の種々0タイプのシリコーン流体(油)の製造時に
基本流体として使用できる。上述の説明および以下の説
明において、場合Vこよって説明をメチルに関して行う
が、基本珪素反応のオルガノハロシラン生成物のオルガ
ノ基がメチル以外、例えばフェニル、ビニルなどである
場合についても同じ議論が成り立つことに留意すべきで
ある。
この上うなジオルガノジクロロシランを大量に使用する
1つの分野は、粘度が、25′Cで100〜ZOθ0,
0θ0さらにはio、ooo、oooセンチポアズ、好
ましくは100〜1ooo、oθ0センチポアズの範囲
にあるシラノール終端ジオルガノボリシロキサンボリマ
ーの製造である。このようなシラノール終端ポリマーは
、 Ijk分型および二成分型両方を含めて、種々のタ
イプの室温加硫性シリコーンゴム組成物の製造に使用さ
れる。熱加硫性シリコーンゴム組成物に適当な線状トリ
オルガノシロキシ終端ジオルガノポリシロキサンポリマ
ーの例が、例えばDezubaらの米国特許第3.’7
30,932号に開示されている。ジメチルジクロロシ
ランのようなジオルガノジハロシランをさらに加工する
ことにより製造されたシラノール終端ポリマーσ)例が
、例えばBeersの米国特許第t7ioo、i、tq
号およびi’ctersonの米国特許第り2夕θ、2
90号に開示されている。
これらの最後のaつの特許には、室温加硫性シリコーン
ゴム組成物を製造するのに用いる基本シラノール終端ポ
リマーの使用、ならびにそのような基本シラノールポリ
マーをジオルガノジノ10シランから製造する方法が開
示されている。米国特許第qioo、i、riq号は、
そのようプエシツノールボリマーから製造し得る室温加
硫性シリコーンゴム組成物の7タイプの例である。この
ような組成物には多数のタイプのものがある。
元来、こうして得られるポリマーは室温加硫型および熱
加硫型のいずれともし得る。ジオルガノジハロシランを
とり、これにアルカリ金属触媒ヲ加え、得られる混合物
を高温(即ち/左0°C以上の温度)に加熱すると、塔
頂にはシクロテトラシロキサンが優先的に蒸留され着収
される。これらのシクロテトラシロキサンは比較的純粋
な状態テ収集され、次にこれらを特定の型式の方法に従
っチドリオルガノシロキシ連鎖停止剤または水とアルカ
リ金属水酸化物触媒の存在下で高温で反応させ、線状ポ
リマーを生成する。しかし、既に代表的な特許を例示し
たように、このようなポリマーを製造する方法は当業界
でよく知られている。最初の反応、即ちジオルガノジノ
・ロシランの製造時の反応に戻ると、Rochow法に
は上記特許で例示されるように種々の改良が加えられて
きた。その改良(r) i ツ611)otson ノ
米国%許F 3./33,409号であり、ここではジ
ェットミルを用いて流動床反応器に用いる珪素粒子を微
粉砕し、かくして金属珪素からのオルガノ・・ロシラン
の収量を増加する・基本的ILochow法の収率ヲ」
=げる別の例に、例えばIL、3 hadeの米国時¥
[第乞2.gllヶ9号の方法があり、ここでは流動床
からσ)珪素粒子の一部を研摩して、プロセス全体の珪
素利用率を高める。さらに他の改良法ソ+1”Ri t
zenらの米国特許出願第、209.43左号に開示さ
れており、ここでは反応器の流動床から取出された粒、
子の一部を分級して再使用しており1反応器の流動床の
珪素粒子から得られる所望の生成物の収量が増加する利
点が得られる。従って、上に説明したように、これまで
行われてきた研究開発のうちこれらのものは5反応器に
供給した金属珪素について得られる総生成物の量を増や
そうというものである。
さらに、反応器は攪拌床または流動床反応器とすること
ができる。しかし−オルガジノhライドを気体状で捷だ
金属珪素および銅触媒を小粒子とl。
て用いる流動床反応器を使用することにより、」二重方
法の収率を最高にし得ることを確かめた04ftT>ほ
かに、反応からの望ましい生成物収率を最大にしようと
する別のアプローチとして、所定量の金属珪素および銅
触媒からジオルガノジノ・ロシランの収率を最大にする
手段が研究されている。
通常、T/I)比(Tはモノオルガノトリハロシランを
示し、Dはジオルガノジハロシランを示t)f:できる
だけ低くするのが望ましい。Rochow法または直接
法からのモノオルガノトリハロシランの収47ニズ1す
2,7」ルガノジハロシランf)収率ヲ高くしようとし
て、そσ)よつな収率を最大にする効率的/、C触媒σ
)開発が行われてきた。慣例では一銅触媒が月1いられ
、普通亜鉛のような促進剤で変性した銅触媒がイ、つど
も有効である。性能は銅の初期形態に、Lっで著しく変
化する。一般に銅触媒は、遊IMj銅−銅酸化物および
数種の不純物、例えば鉄、錫、アルミニウム、鉛などを
含有する銅セメント化法Vこより製造したセメント化銅
から形成されている。
1(ocl+owの直接法eこ用いるこのような銅触媒
を改良しようとする試み07例1+”s、Maasらの
米国特許第りLす3g7号に開示されている。この特許
では、セメント化銅プロセスなど種々の手段で生成した
銅を)−1−公的に酸化することによって、直接法に適
当な酸化銅触媒を製造している。この特許では、触媒の
形成時V(部分酸化のみが起るべきであり。
完全酸化が起−〕てはならないことが強調されており−
 そt))触媒(−またはその触媒σ)製造方法)の効
宋は酸化に部分的に酸素化された雰囲気を用いることに
帰せられている。即ち、空気の分圧より低い酸素分圧を
有するガスを用いかつ酸化ガスに還元性雰囲気を存在さ
せずに月1いて、Maasらの銅触媒を生成する・しか
し−この触媒は改良された触媒ではあったが、依然とし
て所望通りに有効とまではいかなかった。この触媒の製
造法は、銅触媒中に何らかの濃度で存在する金属銅およ
びある種の酸化物に加えて、銅触媒粒子の物理的特性に
十分な注意を払ってはいない。従って、従来の触媒は勿
論、Maasらの特許の触媒よりも改良されており、ジ
オルガノジハロシランの収率増を期待できる、直接法に
用いる銅触媒を得ることが強く望まれている。
本発明の目的は、金属珪素とオルガツノ・ライドからオ
ルガノハロシランを製造する基本方法に適当な改良銅触
媒を提供することにある。
本発明の他の目的は、金属珪素とオルガツノ・ライドか
らオルガノハロシランを製造する方法において、他の反
応生成物に比してジオルガノジノ・コンランの収率を高
める方法を提供することにある・本発明θ)さらVこ他
の目的は、金属珪素からオルガツバ[コンランを製造す
る基本方法において、ジオルガノジノ「コンランの収率
増を達成できるように表面積σ)大きな銅触媒を用いる
改良方法を提供するとど[ある・ 本発明σ)さらに別の目的は、オルガノハライドと金属
[1′素との反応によりオルガノハロシランを製造する
直接法において、モノオルガノトリハロ7ランに対する
ジオルガノジハロシランの収率全増加するとどのできる
、改良銅触媒を使用する改良方法を提供することにある
本発明のこれらの目的および他の目的は以下に詳述する
本発明によって達成される。
上記目的を達成するために、本発明のジオルガノジハロ
シランを効率よく製造する方法は、(1)表面積がブル
ナウ了−−エメノトーテーラー(13E′F)2メ素吸
着法−〇測定して3.5m”7g以上である部分的に酸
化された銅粒子よりなる触媒の存在下で金属珪素と接触
状態でオルガツノ・ライド合流し、次い−(゛反応領域
からオルガツノ・コンランの生成物aれを取出す。ここ
で、オルガノ基は一画の炭化水素基であり、ハロはハロ
ゲンである。オルガノハライドは任意の有機ハロゲン化
物とすること))−できるが、普通塩化メチル、塩化フ
ェニルまたは塩化ビニルで))る。粒子の表面積ととも
に、本発明の範囲内の好適触媒を使用するにあたっては
、粒子の粒度分布も重要であり、粒子Lf)/QQ%が
直径君ミクロンより小さく、直径07ミクロンより大き
い寸法となる粒度分布とすべきである。lZお、配湯μ
mはミクロンを表わす。
粒子の粒度分布に関してさらに、粒度分布の第50バー
センタイルが粒度17〜7ミクロンの範囲にあり一粒子
の面積平均直径が30〜3.5 ミクロンの範囲にある
ことが重要である。本発明の方法VC使用する銅触媒の
もっとも重要な基準は、触媒の特性を判別するという範
囲では、その表面積である。本発明の方法の好適な触媒
を使用する結果、この方法から得られる反応生成物は、
オルガノトリハロンラン対ジオルガノジハロ7ランの重
量比が0.2以下、特に好ましくはθノ以下である。以
下に、本発明σ)方法をさらに詳細に説明する。
本発明の方法に好適触媒として使用される触媒のタイプ
についての考察に入る前に、方法全般について説明する
必要がある。前述したように、本方法は固定床反応器、
攪拌法反応器(iたは連続タンク形反応器)、才たは流
動床反応器で行うことができる。固定床反応器は珪素粒
子を充填したカラムで、ここに塩化メチルガスを通す。
攪拌床は固定床と似ているが、何らかの機機的攪拌を行
って床を定常運動状態に保つ。他方、流動床反応器は流
動化されている珪素粒子と銅触媒粒子の床である。つ捷
つ、反応器を通るガスに珪素粒子を懸濁する・反応器を
通るガスはオルガノ・・ライドで、ここでハライドはほ
とんどの場合に塩素であり、オルガノ基はフルオロアル
キル基ヲ含めて任意θ)−価の炭化水素基である。好寸
しくはオルガノハライドは次式: で表わされる。ここでItsま一価の炭化水素基である
。さらに詳しくは、l(は炭素原子数/〜gのアルキル
基、例えばメチル、エチル、プロピルなど、単核71J
−ル基、例えばフェニル、メチルフェニル、エチルフェ
ニルなど、アルケニル基、例1fビニルなど、シクロア
ルキル基、例工ばシクロヘキシル、シクロヘプチルなど
の中から選択することができる。周知の一価炭化水素基
のうち任意のものを使用できる。Rが示す有機基は好ま
しくは炭素原子数/〜gのアルキル基またはフェニル、
特に好ましくはメチルである。
流動床に通され直接法に供される有機塩化物はその沸点
以上の温度に加熱してこれをガスに転換した後、ガス形
態で十分な流量でカラムに流1−で、カラム内の珪素粒
子と触媒粒子の床を流動化する。
流動床は実質的に珪素粒子と触媒粒子とから構成される
。珪素粒子は、寸法が10〜700ミクロンの範囲にあ
り、平均寸法が、20ミクロンより太きく300ミクロ
ンより小さい粒子の形態で存在する金属珪素よりなる。
珪素粒子の平均直径が/θθ〜isoミクロンの範囲に
あるのが好捷しい。普通金属珪素は珪素純度9g重量係
にて得られ、これを次に流動床反応器に用いるために上
述した粒度範囲の金属珪素の粒子に微粉砕する。適正粒
度に粉砕した後、金属珪素を所望の珪素流動床反応器に
供給する。本発明σ)方法は固定床、攪拌床および流動
床反応器θ)ような型式の反応器で実施することができ
る。流動床反応器を月1いるのが特に好ましい。流動床
反応器でジオルガノジノ・ロシランの選択性、従って収
批が最大になるからである・本発明σ)方法は1.2に
θ〜350°Gの範囲の温度、特に好捷しく&」1.2
gO〜330°Cの範囲の温度で行う。この温度条件下
で、金属珪素で・のオルガノハライドの転換率が最大に
なるとともに、ジオルガノジノ・ロシランの形成に関す
る選択性が最大になる。本方法を加圧下で行うことも推
奨できる。加圧によりジオルガノジハロシラン力収率、
即ちオルガノハライドのジオルガノジハロシランへの転
換率が最大に16るからである。本方法をゲージ圧/〜
10気圧の圧力で、特に/〜S気圧の圧力で、即ち大気
圧以上の圧力で行うのが一般に望ましい。このような条
件下で、所望量の金属珪素および所望量の銅触媒を必要
に応じて反応器に供給する。オルガノハライドガスを連
続的に反応器に流して珪素粒子および銅触媒粒子を流動
化し、反応器の出]1からオルガノハロシラン生成物ガ
スおよび未反応反応器から取出し、7個または複数のサ
イクロンに通し、生成物ガス流から大きな粒子を分離す
る。
これらの粒子を反応器に戻して反応にtM利111シ、
こうして金属珪素からの所望生成物の収率を最大にする
ことができる。小さな粒子は生成物流と共にサイクロン
を通過する。次に生成物流を凝縮させる。未反応オルガ
ノハライドを蒸留により分離する。精製オルガノハライ
ドを加熱してガスに転ラン生成物流を蒸留カラムに通し
、上記反応により生成したクロロシランの種々の留分を
純粋な状態で蒸留する。ジオルガノジハロシランおよび
他のクロロシランヲ蒸留精製し、これらを前述したノl
nすθ゛/リニI゛−ン材第21t7″1製造方法に使
用てきるよつVζする必枝ノ1″−ある。以上が、本発
明の好適な触i1!ll、4用いてλルガノハロシラン
化合物を製造するプ[」セスの全般てル)る。
こび)方法は、先に説明したように、色々と変更するこ
と7’l−できる。例えば、 1)otsonの米国特
許第、7. / 3.7. /θq弓に指摘されている
ように、ジェットミルを流動床反応器の底に設けるか流
動床反応器に連結して、金属珪素および銅触媒の比較的
大きな粒子をとり出し、これらを微粉砕して金属珪素お
、Lび銅触媒θ)比較的細い粒子を生成し、これを再び
反1、i>器で反応に供して所望のオルガツノ・ロンラ
ン4−生成することができる。反応器において金属珪素
をさらに効率よく利用できる別の好適方法では、金属珪
素σ)小さな粒子、つ捷り反応器でもっどイ、I=<利
I11された金属珪素の粒子をとり出し、こJ10朴ン
7′−を研摩工程に送り、ここで粒子表面を’l+’I
n” Vこ−するか珪素粒子[清浄表面を形成し、珪素
粒子ゾ〕1本発明の方法に′tdいてさらに反応できる
よr) ticする・大きな珪素粒子および銅触媒粒子
のみならず小さな珪素粒子も処理するこの特別操作また
は処理は、S hadeの米国特許第11.2g1lt
iq号に開示されている。一般に、上述した特許′Iに
開示されているような改良法では、小さな珪素粒子およ
び銅触媒合金をとり出[−1それらにさらに研摩作用を
加え、かくして粒子の被覆のすべてまたは一部を除去し
、金属珪素の小粒子上の清浄表面を流動床反応器でのさ
らなる反応に供する。このことは、小さな粒子を流動床
反応器から取出し1粒子を研摩して被覆を除去し、次い
で粒子を流動床反応器に戻すことによって行うのが有利
である。別の改良法がl’1itzerの米国特許出願
第20ワ乙3タ号に開示さ、れており、ここではこび)
)(itzerの発明の完成時点に於いて可能な限り最
大量の金属珪素をオルガツバl−1ソラ7の転換に利用
で知る。この改良法は、サイクロンを用いて反応器から
金属珪素および銅触媒の細かい−または小さい粒子を選
択的に分離し。
その粒度を分級し、次いでこれら粒子の一部全反応器に
戻し、オルガノハロシラン製造方法にさらに利用するこ
とよりなる。Ritzerらのこの方法は、I)ots
on ノ米国4”、1’ a’F 第3./J U 1
09 号ノ先行技術トハ異ノよることVこ注意すべきで
ル)る。DOtSOnl17)方法では、金属珪素の大
きな粒子をとり出し、これらを微粉砕L、粒子を砕いて
オルガノ・・ロシラン製造方法でさらに反応し得る小さ
な粒子とする・従って、I)otsonの方法は反応器
内で直接実施することがで−きるが、S hadcオ6
よびItlzerらの方法は反応器の外で行うのが有利
である。言うまで<)なく、と1llLら3方法はいず
れも主反応物質たる金属珪素をよりよく利用する点で、
基本方法の改良である。
こ;h C−)の3方法はすべて、それらの主機能が主
反応物質どして使用する金属珪素からσ)オルガツノ・
ロシツノの収率増をはかることにあるので、本発明の方
法に利用できる。しかし本発明の方法では。
金属珪素からの収率は同じであり、それにもか5わらず
認められる本発明方法の利点とは、選択性σ)向、−1
−1即ちモノオルガノトリハロンランに比してジ]ルガ
ノノハロンランσ)収率増が達成すれることてル)る。
ひとたび銅触媒および金属珪素粒子を流動床反応器に入
れたら、その後銅触媒カー金属珪素に融着する現象が起
ることも認識しておかなければl、【らない。こσ)結
果銅−珪素合金の粒子が生じるが、その特性は今のとこ
ろよくわかっていない・このような銅−珪素合金の組成
および挙動に関する研究は現在も進行中であり、完了し
ていない。しかし、この研究は本発明自体を構成するわ
けではなく、銅−珪素合金の特性を調べるために行われ
た研究は、本発明が対象とするところではない。
本発明は、直接法に好適な銅触媒を使用し、これにより
選択率、即ちT/D比を通常誘導期間後0.2以下、好
ましくは初期活性化期間後0./以下とするものである
。銅触媒はセメント化銅触媒とするのが好ましい。か\
る触媒を形成するには、銅化合物の溶液をとり、この溶
液を屑鉄にかけると、溶液に鉄の一部が溶け、屑鉄に銅
が微細沈積物の形態で堆積する。この沈積物をとり、乾
式冶金処理を施こすと、七メント化銅が部分的に酸化さ
れる。本発明の方法に用いる好適な銅触媒は普通どちら
かともえばかなり広い規格値をもち、が\る規格値は遵
守すべきではあるが、すべての場合に厳密に固守する必
要はない。
このようなわけで、触媒中の銅の総量は77〜g7爪鼠
係の範囲とすべきであり、好ましくは、!i’ 3.0
 東団係以」二とする。触媒の総還元能は70〜り0の
範囲とすべきであり、好ましくは7j〜gO,特に好ま
しくは7乙、jである。ここで還元能(T RP = 
total reducing pOWer )とは、
フエワイン指示薬を用いて標準硫酸鉄溶液で鋭敏な終点
まで滴定して測定した場合の還元能である。触媒の総金
属銅含量は一般に70〜20屯に係、好ましくは/!;
−20重1%の範囲にある。
触媒が銅の30−30重ケ係を酸化第一銅として同じく
30〜jo重計係を酸化第二銅として、好ましくは39
〜jO重鼠係の酸化第一銅および33−4t3市量係の
酸化第二銅を含有するのが好ましい。一般に、塩化物含
量をθ〜0.2重[し好ましくは0〜07重1%の範囲
とし、硫酸塩合計をO〜/j重喰%、好ましくはo −
o、 g重量係の範囲とすべきである。一般に、銅触媒
の鉄台[社を0〜/、j重量係の範囲、好ましくはθ〜
7.0重量係の範囲とし、鉛、含量を0−0.1重階係
の範囲、好ましくはO〜0.7重重量係の範囲とするこ
とができる。同様に、触媒の錫含量なO−O,S重置チ
の範囲、好ましくは最大0.≠重量係とし、また水含量
をθ〜0.75重量係の範囲、好ましくは最大0、夕重
量係とすることができる。
上記測定値は銅触媒がそれを満たすのが望ましい範囲で
はあるが、これらは本発明の好適な銅触媒にもっとも重
要な測定値ではないことに注意すべきである。上記測定
値はあくまでも望ましい好適値である。触聾が上記測定
値の一つ二つを満足しなくても、〜そ2り触媒を本発明
に使用することができる。しかし、−に記測定値の大部
分がはずれていると、その触媒は本発明に使用できない
。本発明の触媒の他の望ましい測定値として、見掛密度
を/、2〜/、 4’ Q / t・居、好ましくは/
24t〜/、 3 、!9 / r、Aとすべきであり
、またフィッシャー数を/、 g −,2,’I lt
m、好ましく/、り〜2. Ottm  どすべきであ
る。ノイノシャー数は粉末の空気透過性の測定値である
。この測定値は半経験的方法により等価比表面積または
粒度に換算することができる。
これは、例えばAIcbE Equipment Te
sting Pro−cedure : Partic
le 5ize C1assifiers (7910
)で説明されている。見掛密度およびフィノンヤー数も
やはり本発明の銅触媒に望ましい規格値である。全体と
し7て」二連した他の測定値のほとんどが満足されてい
るなら、その触媒は本発明の方法に使用でき、有利な結
果が得られる。もしも好適触媒が見掛密度およびフィノ
ンヤー数の規格値をわずかに、即ち士70係程度はずれ
ていても、銅触媒の残りの測定値が先に説明した規格値
範囲内に入るならば、その触媒は使用可能である。
しかし、触媒がどうしても満足し1.Cければならない
測定値が7つある。それは表面積で、BET測定法即ち
ブルナウアー・エメノト・テーラ−の窒素吸着による表
面積試験法で測定して、触媒の表面積が3.!; 17
/ / fI以上なければl柔らない。特許請求の範囲
を含めて本明細用で表面積に言及する場合、それはプル
ナウアー・エメソI・・テーラ−試験法で測定した表面
積である1、この方法で測定した表面積が/ 2 nl
 / (lを越えてはならず、好ましくは3.7〜♂I
Iメ/gの範囲に入るのが好ましい。
表面積が/ 2 II/ / 9を越えてはならないの
は、その表面積重」二では表面形態が著しく変わるから
である。銅触媒が前述した有益な選択率をもつべきなら
上記表面積が望ましい。表面積が十分大きければ、この
ような粒子により本発明の方法において反応速度が速く
なるとともに、選択率が高くなる、即ち0.7以下の低
いT/D比が得られることを確かめた。T / D @
 量比として現われるこの有利な選択率を得るには、粒
子の表面積が3. !; nl /y以−にであること
が望ましいだけでなく、粒子が適正な粒度分布を有する
ことも望ましい。粒子形態の測定は本発明においては、
銅触媒粒子の粒度分布だけでなく、表面積も包含する。
銅触媒の粒子の100%が3!ミクロンより小さくかつ
0.7ミクロンより人きくなるような適正な粒度分布を
確へγする必要がある。また、粒子の粒度分布において
、粒子の第30バー七ンタイルが粒度4L〜7ミクロン
であること、好ましくは≠〜jミクロンであることも必
要である。粒子の面積平均直径が3〜jjミクロン、好
ましくは3〜≠ミクロンの寸法範囲にあることも望まし
い。面積平均直径は次式てg1算するのが好ましい。
dmeaI、−(Σ芭)−1 1 ここで、Wlは粒度分布のi番目の分位の重量分率、d
iはi番目の分位の粒子の算術平均直径である。
粒度分布のこれらの測定値のうち、本発明に関する限り
でもつとも重要A【のは、極限粒度分布である。即ち、
粒子の700係が3!ミクロンよす小さくかつ0.7ミ
クロンより大きく、又第30バー七ンタイルまたは中央
粒度基準が満だされていることがもっとも重要である。
従って、銅触媒が−に述した表面積基準ならびにやはり
上述した極限粒度分布を満足しているならば、その銅触
媒を本発明に用いることができ、たとえ銅触媒の他の特
性、即ち粒度分布または元素分析が完全には満たされて
いなくても、有利な結果が得られる。即ち、これらの測
定値の大部分が満たされ、銅触媒がBET法で測定した
所定の表面積を有し、粒子が上記極限範囲内にありさえ
すれば、その銅触媒を本発明に使用でき、有利な結果が
得られる。
従って、そのような触媒を、好ましくは上述した規格値
のすべてを満足する触媒を用いることにより、初期誘導
期間後に0.2以下、好ましくは0.06〜0.7!、
特に好ましくは0. /以下のT/D重量比を得ること
ができる。このような銅触媒は、G11dden Ca
talyst Metals Division  O
f  SCMCorporation (米国オノ・イ
オ州クリープランド所在)またはAmerican C
hemet Corporation (米国イリノイ
州ダイアフィールド所在)から入手できる。このような
触媒は銅セメントに乾式冶金処理を施こすことにより製
造できる。流動床反応器中の代表的触媒の性能を第1図
に示しである。即ち第1図は、T/D比および標準化反
応速度(バッチ金属珪素消費量に対して)を珪素利用率
(係)に対してプロットしたグラフである。グラフから
明らかなように、反応の開始時には珪素利用率が低い値
にあり、T/D比が非常に高いが、珪素の70%が利用
されるあたりでT/D比が所望のレベルに低下し、その
後はソそのレベルに留まり、次いで金属珪素の約≠j%
が利用されるまで僅かに高くなっていく。他方、反応速
度は珪素利用率と共に非常に低いレベルからスタートし
、珪素利用率約lj飴で最大値まで上昇し、次いで減少
し、約3j%の金属珪素が利用されたところで安定値に
達する。T、/D比は反応器内での反応時間に関して逆
鉤鐘形ツノープを描く。即ち、T/D比は高い/ 値でスタートし、反応時間約7フー 10時間で低い値
に低下し、次いで高レベルに」二昇し始めるが、この変
動は使用した銅触媒に依存する。
本発明においては、反応が≠乙O分乃至520分の誘導
期間を過ぎた後、07以下のT/D比をに8ることか可
能である。なお、第1図は本発明の好適な触媒を代表す
るものでは1よく、珪素利用率に対する一般的なTZD
IIII線および反応速度曲線を概略表示したグラフで
ある。本発明の方法は大背この曲線を追って進行するが
、T/D比はもつと低く、上記に特定した範囲内にある
。本発明の方法では、約夕00分の誘導期間後のT/D
比がO/より低いオルガノ−ハロシラン生成物流を生成
することができる。反応の全期間ではT/D比は必ずし
も0.7以下ではないけれども、プロセスの主要部分で
はT / D’比が0. /以下であるのが好ましく、
この結果、他の触媒を用いる他の方法と比較して、ジオ
ルガノジハロシランの製造時の選択率を最大にできる。
ジ側ルガノジハロ/ラン、好ましくはジメチルジクロロ
/う/が製造さ′i1.れば、多種の樹脂およびポリマ
ーを製、1告することができる。つまり、シノーブール
/り口rJ/ラノツノ三官能性シロキシ単位および二官
能性7rjギア単位よりなるシリコーン樹脂の製造に/
成分として使用できる。ジメチルジク日【」シランは水
中で反応させ、即ち加水分解して、ンラノール終端して
いる低分子喰線秋ジメJ−ルボリ/口ギ−リーンポリマ
ーを得ることもできる。
次にこのポリマーを取り出し、これに所望量のアルカリ
金属水酸化物触媒、例えば水酸化すトリウノ・を加え、
/夕0°C以上の温度に加熱してオクタメゾルンクロテ
トう/ロキザンを優先的に収集する。
こノICつのテトランロキナンをはヌ純粋な状態でとり
、こ71に5 = 301)l]TlのK OI−I 
を加え、得られZl iJl;合物な連鎖停止1−4剤
、例えばヘキザメチルジシ)Jギリン、ジビニルテトラ
メチルジンロキザンなとの(I゛在1゛で、Ho℃以上
の温度にf−2≠時間加熱すると、高分子用線状ポリマ
ーが得られる。
連鎖イ):を正則の針が少なければ少ない程、ポリマー
の分子量が高くなり、また連鎖停止剤の晴が多ければ多
い程、ポリマーの分子量が低くなることに留意する必要
がある。
酸性触媒、例えば酸処理クレー(Filtrol Co
−rporation 、 米国カリフォルニア州ロス
アンゼルス所在から販売されている酸処理クレー)まだ
は酸処理ノノーボンブツノクを用いることにより得られ
る流体は、23’Cで/、000〜/ 、000.00
θセンチポアズの範囲の粘度を有するトリメデルシロキ
シ連鎖停止線状ジメチルボリシロキザン流体であり、こ
れらの流体を用い1でグリース、チャンネル流体、潤滑
油などを生成することができる。これらの月別はシリコ
ーンの利点、即ち制水性、1酬候性などすべてを有する
アルカリ金属水酸化物触媒を用いた場合には、少量の連
鎖停止剤を用い、かくして得られる高分子量ガムはツタ
′Cで/ 、000.000〜300.000.000
センチポアズの粘度を有するポリマーである。かNるポ
リマーをとり、それに充填剤(増量型および補強型充填
剤両方)、難燃剤および他の種々の型式の碓JJII 
i’illへ・vj’7人し、得られる組成物を過酸化
物触媒て100°(シ以りの高温で硬化させてシリコー
7 IIIラストマーるでつくることができる。
ビニル終☆::、’+ ’f’ (!′L’aテ有する
ポリマーをどり、白金触媒の存(IIて水素ボリンロキ
ザンと反応させて/リコーンエラストマーをつくること
もできる。
・L/こデトシシロギザンをとり、アルカリ金属水酸化
物触媒のイs: (+g Fで水と反応させるか水と平
衡さぜ、ンラノール終端ポリマーを粘度が23℃で70
0〜/ 、 000 、000センチポアズま/ζはそ
れ以上の範囲にあるジメヂルボリシロギザンボリマーと
して生成する。か\るシラノールポリマーに珪酸アルキ
ルまたはその部分的加水分解生成物および触媒としてカ
ルボン酸の金属塩、好ましくはノノルボン酸の錫塩を導
入することに」:す、二成分型室61.1加(11f 
t’l /IJ ′:r−ンゴム組成物が形成される。
即I)、す−\ての成分を混合すると、組成物は室温で
(11J!jヒし、てシリコー/エラストマーになる。
例えば、か\る組成物がLampeらの米国4=、lj
許第3JJIJ/3弓υ(−(l!、出せるはずである
同様に一成分型室温j]++硫性シリコーノコム組成物
もつくられ、この場合にはシラノール終端ジメチルボリ
シロキザンボリマーをとり、これに架橋剤、例えばアル
コキシ官能性架橋剤またはアルコキシ官能性架橋剤を導
入し、これら成分にカルボン酸の錫塩を加える。得られ
る組成IItlを!ヤーパノケージにはソ無水状態で充
填する。パッケージのシールを破り、組成物に何等かの
所望の形状を与え、大気中の湿気にさらすと、組成物は
室温で7リコーンエラストマーに硬化する。−成分型R
TV系がアルコキシ官能性架橋剤を含有する場合には、
触媒をチタンエステルとするのが好ましい。
架贋剤がア・/ルオキシ官能性シランまだは他のタイプ
の官能性シランである場合には、触媒を錫セッケンとす
るのが好ましい。か\る組成物の例がBeersの米国
特許第≠、/θ0./2り号に見出される。
」二重特許に記載されているように、か\る一成分型R
TV系に種々の成分、例えば粘着性添加剤、難燃剤、顔
オ;1などを加えることができる。
また注意すべきことに、オルガノハロンランを生成する
−に連した好適方法において、金属珪素100部当り銅
触媒015〜10部、特に金属珪素700部当り銅触媒
7〜3部を用いるのが好ましい。
しかし、この範囲は両側にかなり広い限度まで変えるこ
とができる。その理由は、反応をバッチ法で行うのでは
なく、流動床を使用する連続法で行うからである。従っ
て、銅触媒および金属珪素の−に記濃度は、厳密にこだ
わらなければならない範囲ではなく、一般に従うべき範
囲である。さらに反応において塩化メチルガスを大過剰
に用いる。
その理110ま、流動床にはオルガノハライドまたは塩
化メチレンガスの流れが金属珪素粒子および銅触媒粒子
間を常に通過し、これら粒子を流動化しているからであ
る。金属珪素および銅触媒粒子を反応器に導入するとと
もに、AiT述したように使用済み銅触媒お」:び金属
珪素を反応器から取り出し、流動床にいつもはヌ一定容
計の金属珪素および銅触媒粒子が合金形態で存在し、か
くして所望のオルガノハロ/ランを生成できるようにす
る。
本発明を具体的に説明するために実施例を以下に示すが
、これらは本発明の境界を定めるだめのものではない。
実施例中の部はすべて@[貴基準である。
実施例/ 実験室内に下記仕様の実験用攪拌法反応器を設置し、こ
れを以下のすべての実施例に用いた。
反応器は内径/インチ、長さ約7gインチのステンレス
鋼管で構成した。これに三領域加熱用電気ヒータを設け
、反応領域(約/インチ×6インチ長)を所望の等温状
態に維持した。さらに、反応器内部にステンレス鋼製螺
旋スターラを設けて所望の固体攪拌を維持した。アルキ
ル・・ロゲン化物−反応物質の質量流れを針鼠する適当
な流量泪を設けるとともに、得られるオルガツノ・ロシ
ランを定量的に回収する生成物回収装置を設けた。得ら
れたオルガノハロ/ランそれぞれをその後ガスクロマト
グラフィにより組成分析した。
上記反応器を用いて、種々の銅触媒を試験した。
これらの供試銅触媒をA、B、C,D、E、F。
G 、 H、I 、 Jと定める。これらの触媒の表面
積を第1表に、誘導期間、定常状態に達するまでの時間
および誘導期間後の平均T/D比とともに示す。いずれ
の場合にも、反応器を(lL拌床状態で300℃で操作
し、塩化メチルを金属珪素と第1表に示す銅触媒の7つ
である銅触媒との床に通した。
すべての場合に、0. + +重l係の亜鉛粉末を促進
剤として加えた。いずれの場合にも、反応器を/気用の
[]E力で操作し、粒度約37〜711ミクロンの金属
珪素を使用し、−に記触媒を金属珪素100部当り3〜
70部の範囲で使用した。結果を第1表に示す。
第1表 第1表に列挙した触媒について得られた特性データは第
1II表に示しである。
実施例 本発明の好適触媒および望ましくない触媒を用いて反応
操作を行った。これらの反応操作を工業的反応器で行っ
て、異なる触媒の性能特性を調べた。
第1表に多数の例を示す。好ましい物理的および化学的
特性の触媒を用いると、優れた生成物組成の産出が増大
した。即ちT/D比が下った。
反応器は流動床型で、塩化メチルガスを反応物質の1つ
兼流動化ガスとして連続的に供給した。
他の反応物質、即ち粒度10〜700ミクロンの範囲の
珪素粉末も連続供給した(または実質的に連続供給とな
るような頻度で断続供給した)。触媒を珪素供給′r4
1の/〜j重量重量側合で周期的に添加した。
反応器の操作条件ははヌ温度2gO〜303′G、■力
2g〜3 g psig であった。
第  ■  表 (1)反応速度は標準化反応速度として表現(第1表の
実験室データで示したものと同様): (2)他の特性を第1n表に示す。
実施例/および2に記載した本発明の範囲内の触媒はす
べて、Micro−Meritics Sedigra
ph (Micro−Meritics社、米国ジョー
シア州ノークロス所([)で測定して、粒子の100係
が粒度3jミクロンより小さくかつ0.7ミクロンより
大きい粒度のもσ)であった。さらに第1表および第1
1表の結束は、所望の表面積を有する触媒ではT / 
I)比が低くフ工り、小さい表面積を有する触媒ではT
/D比が高くなることを示している。第1表は実施例2
のすべての実験について適正な平均T/Dを示している
が、第2図および第3図に幾つかの工業的実験の詳しい
データをプロットしである。第2によび3収は本発明の
範囲内の触媒でのプロット図である。触媒の1つは第■
および■表の触媒Oに類似した規格特性を有する触媒で
あるが、これらの触I媒は同じではない。これらのプロ
ットを、本発明の範囲内の触媒である触媒N(その物理
的特性および操作上の特性は第■および11表に示す)
での実験と比較しである。実験を触媒Oに類似した触媒
で開始し、次に触媒Nを反応器内にしばらく入れ、次に
触媒Oに類似した触媒を反応器に入れ、これを繰返した
。各操作は連続させた。第2および3図は工業的操業時
の本発明の触媒のT/D推移を比較して示すだめのもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は代表的な銅触媒を用いた実験室バッチ試験にお
けるT/D比および反応速度を珪素利用率に対してプロ
ットしたグラフ。 第2図および第3図は実施例ノの実験でT/D比を時間
に対してプロットしたグラフである。 j、’ij’r 、ll’Q1.’< liJ、 i 
ルー t t−りlす7 り・カンハニ4代理人  (
’1830’)  生 沼 徳 ニ=V隠工4−1−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 /(1)オルカッハライド(オルガノ基は一価の炭化水
    −+−基′C−ル、る)を触媒の存在下に金属珪素と接
    触吠態て流し、こσ)七ぎ該触媒をo r; ’r法で
    測定して3トm7g以上の表面積および粒子の100係
    7’l−33Itm−1:り小さくかつθりItmより
    大ぎい粒度分布を有する部分酸化銅粒子から構成し、 (2)反応領域からオルガノハロシラン生成物/111
    .をとり出す ことを特徴とするオルガノトリハロンランVこ比較して
    多:1トのジオルノjノジハロシランを製造する方法1
    ゜ ユ −1−記触媒θ)金銅含量が77〜g7重量係で(
    ’Dlる4!J、!’l晶求σ)範囲第1項記載の方法
    。 3 上記触媒が70〜20重量係の金属CLI、30−
    3011c iii係v’+ (づt+20 オjび3
    0−!;0重量%nCLIOをa有する特6′1請求カ
    範囲第a項記載の方法。 グ 上記触媒がθ〜02重量係重量剤し物、θ〜73重
    量係重量酸塩、θ〜/S重量係の鉄、θ〜θ氾重量係の
    鉛、θ〜0.5重量係の錫およびθ〜0.75重量係の
    水を含有する特許請求の範囲第3項記載の方法。 S 上記触媒の総還元能が70〜qOである特許請求の
    範囲第9項記載σ)方法。 乙 上記触媒σ)見掛密度が/2〜l ’l g/cr
    dの範囲にあり、サイズ数がフィノンヤー法で測定して
    l g −2,7μmの範囲にある特許請求の範囲第S
    項記載の方法。 7 上記触媒の一粒度分布が、その第30バー七ンタイ
    ルの粒子がll−7μmの範囲にあり、粒子の面積平均
    、直径が30〜&、 5μmの範囲にある粒度分布であ
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。 g 上記オルガノハライドのノ・ロゲンが塩素である特
    許請求の範囲第7項記載の方法。 9 上記オルガノハライドが次式: (式中のrtは炭素原子数/〜gのアルキル基、アリー
    ル基および炭素原子数氾〜gのアルケニル基、Lリフz
     6 /:’fから選択される)で表わされる特許請求
    の範囲第に項記載σ)方法。 70 土;ieオルガツノ・ライドが塩化メチルでガス
    状態で存在する特許請求の範囲第9項記載の方法。 // 上記金属珪素が10〜’70(htmの範囲の粒
    度をイIする粒子の形態で存在する特許請求の範囲第7
    0項記載σ)方法。 /l 上記金属珪素粒子が20〜300μmの平均粒度
    分布を有する特許請求の範囲第1/項記載の方法。 /3 反応を、2に0〜330°Cの温度で行う特許請
    求の範囲第7.2項記載の方法。 /11  反応を/〜10気圧の圧力で行う特許請求の
    範囲第13項記載の方法。 /k 上記触媒粒子および金属珪素粒子を反応器内に流
    動床としてイf在させ、オルガツノ・ライドガスをそこ
    に送入し、流動床から未反応オルガツノ・ライM 、t
    、;よびオルガノハロシランの生成物流を取り出す!ト
    コ「許請求力範囲第1グ項記載の方法。 /乙 上記オルガノハロシラン反応生成物流に、t6い
    て、主成分がオルガノトリハロンランおよびジオルガノ
    ジハロシランであり、オルガノトリハロンラン対ジオル
    ガノジハロシランの重量比がθλより小さい(但しオル
    ガノ基は前記定義の通り)特許請求の範囲第13項記載
    の方法。 /7 上記生成物流中のオルガノトリハロンラン対ジオ
    ルガノジハロシランの重量比が0/より小さい特許請求
    の範囲第1乙項記載の方法。 7g 上記オルガノハロシランの生成物流を粒子捕集装
    置に通して珪素および触媒粒子を除去し、大きな粒子を
    反応領域に戻し、さらに生成物流を凝縮および蒸留して
    オルガノハロシランの異なる留分を分離し精製する特許
    請求の範囲第17項記載の方法。 /9 上記粒子捕集装置がサイクロン粒子分離器である
    特許請求の範囲第17項記載の方法。 I オルガノハライド(オルガノ基は一価の炭化水素基
    である)を粒子状の部分酸化銅触媒σ)存在下で金属珪
    素と接触させ、反応領域がらオルガノ・・口/ツノθ)
    生成物流をとり出すことによりジオルガノジハロ/ラン
    を製造するにあたり、上記粒子状銅触媒が13 E ’
    l’法で測定して3.りm/g以上σ)表面積を有する
    ことを特徴とするジオルガノジハロ/ランの効率よい製
    造方法。 、2/  上記触媒の全銅含量が77〜gり重量係で糸
    、る特1;′日)’f求の範囲第、20項記載の方法。 、2.2  上記触媒ノ]″’−/ 0〜20重量係の
    金属Cu−30−s o jIr−量係のCu、、Oお
    よび30−30重量%のCuOを含有する特許請求の範
    囲第27項記載の方法。 、23  上記触媒が0〜02重量%の塩化物、θ〜1
    5 a量係の硫酸塩、0〜15重量%の鉄、0〜02屯
    i’ij %の鉛、0〜05重量%の錫および0〜0.
    7 k ik量係の水を含有する特許請求の範囲第、2
    22項記載あの方法。 、24/−上記触媒の総還元能が70〜9oである特t
    i’+晶求σ)範囲量、23項記載0)方法。 2!>」−N’Q 触媒” 見掛密度力l 、、2−1
     ’i’g/Ca (7’) 範囲にk)す、サイズ数
    ノ)−フィノンヤー法で測定してig−,211μH1
    の範囲にある特許請求の範囲第aグ項記載の方法。 λ乙 上記触媒粒子が、粒子の700係ソ)” 331
    Lm J:り小さくかつ0711mより大きい粒度分布
    を有する特許請求の範囲第20項記載び)方法。 27  上記触媒の粒度分布が−その第N0バーセンタ
    イルの粒子が9〜78mの範囲にあり、粒子の面積平均
    直径が3.0〜SSμmの範囲にある粒度分布である特
    許請求の範囲第、2乙項記載の方法。 2g  上記オルガノハライドのハロゲンが塩素である
    特許請求の範囲第」り項記載の方法。 、29  上記オルガノハライドが次式:(−K 中(
    71ftは炭素原子数/〜gのアルキル基、フェニル基
    および炭素原子数d〜gのアルケニル基よりなる群から
    選択される)で表わされる特許請求の範囲第、2g項記
    載の方法。 30  上記オルガノハライドが塩化メチルでガス状態
    で存在する特許請求の範囲第、29項記載σ)方法0 3/ 上記金属珪素が10〜り0077mの範囲の粒度
    を有する粒子σ)形態で存在する特許請求の範囲第30
    3Ji記載の方法。 3.2. −1=記金金属珪素子が20〜300/1m
    の平均粒度分布を有する特g/「請求の範囲第3/項記
    載の方法。 33  反応を2Sθ〜330°Cの温度で行う特許請
    求の範囲第32項記載の方法。 311  反応を/〜10気圧の圧力で行う特許請求の
    範囲第33 JJ”、l記載の方法。 3S  上記触媒わt+および金属珪素粒子を反応器内
    に流動床として存在させ、オルカノノ・ライトガヌをそ
    こに送入し、流動床から未反応オルガツノ・ライドおよ
    びオルガツノ・ロアランの生成物流を取り出す特11’
    晶求の範囲第311−項記載の方法・3乙 」二重オル
    ガツノ・ロアラン反応生成物流において、主成分がオル
    ガノトリノ・ロアランおよびジオルガノシバロンランで
    あり、オルガノトリフ10シラン対ジ剃ルガノジノ・ロ
    シラ/の重量比が02より小さい(但しオルガノ基は前
    記定義の通り)特許請求の範囲第3S項記載の方法・ 37  上記生成物流中のオルガツト 対ジオルガノジノ10シランの重量比i+−〇. /よ
    り小さい特許請求の範囲第3乙項記載σ)方法。 3g  上記オルガツノ・ロアランの生成物流を粒子捕
    集装置に通して珪素および触媒粒子を除去し−この粒子
    を反応領域に戻し、さらに生成物流を凝縮および蒸留し
    て反応により生成1−たオノトガノ・・ロアランの異な
    る留分を精製−する特許請求の範囲第37項記載の方法
    。 39、  j:妃わ゛1子抽集装置がザイクロン粒子分
    離器である特許請求の範囲第3g項記載の方法。
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