JPS5954522A - 射出延伸吹込成形法におけるパリソン温調方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は射出成形した不城のハリノンを温調後に中空
成形品に延伸吹込成形する場合におけるパリソンの温調
方法に関するものである。

射出成形したハリノンを射出型から取出し、直しに所定
温度に調整し、たのち、中空成形品に延伸吹込成形する
方法は、〕＜リンンの成形から中空成形品の成形を連続
して行える利点をイｊする。し′７））しながら射出型
から取出したばかりの７（Ｉノン／ζ・」、温度分布が
不均一なため、温調に技術を要−する。

ハリノンの各部における温度か不均一＝となる用１由は
主として、 Ａ、射出装置は押出機と異なって、溶融ｉｖ　ｉ−」の
身］出を断Ｍ的に１−Ｊうため、加熱筒内の（Ａ月温度
力玉均−でない。

Ｂ、ノズル、ホットランナ−１金型ゲ−１・を材料がｊ
ｌ過する間に流に乱れが生じ、そｉｑ、　＆てよりｌ篇
度がイ・均一となる。

Ｃ１射出Ｊｊｊｉｌ、Ｉのギャビテイに溶融）ｌＡ料か
注入さＪ圭る順序にこより温１川の高低差が生ずる。

■〕、キャビティが線心、鳥肉しであることにより、ハ
リノンの肉厚分布が不揃とな（′）、そ、？１（て伴っ
て熱分イｂも変る。

なとによる。

バリノンの温度分布が不均一なｔｉ　Ｏｇ　（１ｉ＋　
＋次ｉへ１氏形を行うと、低温の部分に比較して、島１
’ｆｉＡφ）８１分力・よ〈伸び、ぞの伸ひの差によっ
て成形品の肉厚分布が不均一となる。ま／こ場合によっ
ては高温部分の伸びが著しく大きくなって破裂゛するこ
ともある。

肉厚分布が不均一な成形品は良品とは云えず、−また外
観上それほど目立たない鳥肉であっても、中空成形品の
物理的強度は七（〜く減少し、内容物によっては使用で
きない場合がある。

したがって射出延伸吹込成形を連続１−”　”７：行う
ときの温調は、パリノン温度を延伸吹込成形温度に調整
すると同Ｉ植に、パリソン温度を均一化するために行わ
れるのである。この温調（は一般（て加熱により行うが
、この場合（・′こは輻射熱をもってパリソンを間接的
に温調する関係−に、伝熱効率が悪く、部分的に温度を
変えてバリンン温ｊ変の均一化するのにも経験をυする
。

捷だ冷却によＩ）パリノン温度を調整−ノ゛ることも一
部で試みられており、この場合には高温で射出型から取
出し／、−パリノンに内圧を加え、温調部材にパリノン
外表面を密着させている。この密脇（（よる温調は間接
的に行うときよりも伝熱効率が良く、短時間でパリノン
温度を延伸吹込成形温度に調整できイ）が、温度の異な
る熱媒を温調部（Ａに伺力し７て、電熱による加熱の場
合のように部分的に温度を変えることは技術上困難であ
り、）パリノンの温調は全て同一温度によｐ行わＪＬる
ことになる。

この場合、パリノン温度がいかに高温であっても、パリ
ソンの温度むらは射出成形時により生ずるのであるから
１バリノン温度の不均一性は解消されず、また回一温度
で冷却される結果、温調によっても温度を均一・にする
ことができず、温調時間（・」、短縮されても、肉厚分
布が均等な成形品を得る捷でには至っていない。

この発明の１」的は、射出成形さ）’Ｌ　、ｌ”ｃ　／
＜　ｌ）ノンの温度を、冷却によ、！ｌｌｌ延伸吹込温
度に調整すると同時に均一化することができるノ＜リソ
ンの温調部〃、を提供することにある。

１〜かじで木発明者は、従来法による場合よりも更に均
一なパリノンの温度分布をＩＪるために、温調について
オリ１々の研究を重ねた結果、７回の（ｍ調によって、
延伸吹込成形温度とその温度の均一化をなすには、パリ
ノンの冷却による温調の直前に、パリノンを温度が均一
になり易い状態に変化させなりれげならないことを見出
したのである。

周知のように温度分布が不Ｌターなパリノンでは、それ
がわずかな温度差によるものであつＣも、熱容量の高い
部分の方が低い部分のところよりも伸び易い。また伸ひ
によってその部分（は薄肉化するとともに表面積が増大
する。この伸ひにより薄肉化じ、また表面積が増大した
部分は、伸ひが小さく表面積の増大もあまりない部分に
比・＼て冷却され易い。

この発明は上１３１２現象をオリ用して、温調前のパリ
ノン温度の均一化を因ったものであり、丑／こ延伸吹込
温度に調整さ７′ｌたバリンン温１及を史に均一化しよ
うとするものである。

この発明では、パリソンを冷却して温調を行う。

゛ま／こ所要温度に絹持された温調部イ］内にて冷却さ
れる前に、温調部材外にて予め定めた・士法だけ軸方向
（でパリソンを延伸しで、室温によシー次的に冷却を杓
う。したがって、）ζリノン温度は加熱温調によりパリ
ノンを延伸吹込成形温度範囲に整えるときよりも高温で
あることが必要である。

上記ハｌ）ノンの延伸は、成る程度加熱された温調部材
内に”Ｃ、パリソンを延伸吹込成形に適し／こ温度まで
冷却する場合に最も適合１〜だ前処理と云える。なぜな
らば、延伸ｅこよつで熱容量の高いパリソンのある部分
は、熱容量の低い部分に比べてよく伸ひ、それにより表
面積が増大するとともに、肉厚が減少シ２、室温による
冷却を受（づ易くなるからであり、引続いて行われる温
調部材内での冷却前に、バリン／における温度差を小さ
く１゛ることかできるからである。（７／ζがって、延
伸はそれほど大きぐする必要（ｌよなく、パリソンの１
０．、ｌｏ＠の範囲でよい、。

」−記のようにして室温により一次的に冷却された延伸
バリノンは、延伸に用いた伸長ロンドと共に、温調部材
内に挿入され、更に温調部材内にて空気圧により半径方
向に膨張される。この膨張によｐパリソン外表面は１温
調部（Ａの内表面と蜜漬し、そこに熱交換が生じて、膨
張したバリソ／＆−ｊ外表面側から冷却される。

この場合のパリノンの膨張は、パリノンの町薄肉化と表
面積の増大及び冷却によるパリソン外表面の収縮を内圧
により防止することを［］的とし、それらによって冷却
効率を高め、捷だパリノン温度を均一化することにある
から、温調部材の内表面積は、パリノン外表面積よりも
大きく形成されなげねはならない、３　しかしながらあ
まりその差が大きいと、温調によってパリノンの長さと
径が増し、延伸吹込成形１情におけイ）延伸倍率と膨張
倍率が減少して、充分に二軸配ｔｉ＝ｊさせることがで
きなくなる。

したがって、この発明での温調部材内−Ｃの膨張には制
限かあり、表面積としてはパリノン外表面積の７．３〜
３０倍の範囲がよい。

１だ冷却に要する時間は、パリソンが延伸吹込成形温度
に達し、！！た空気圧を除去したときに、パリノンが自
己収縮を起す時間内がよい。この自己収縮はパリノンに
良い影響を与える。なぜならば、パリノンの肉厚（は収
縮により全体的に増し、その変動の過＋゛５にて熱の均
等化が行われると共に、肉厚も均一となり、更には射出
成形時の残留応力も除かれるからである１、゛まだ冷却
の停止にはパリノンの自己収縮により生ずる。これに１
空気圧を除去した際のパリソンは収縮により温調部材の
白衣１ｎ］から＃　１するからである。

次に図面（／ｒＣ，］：９この発明の丁ｈ（を順に説明
する。

１ずネック型／と射出コアー！及び射出型３とを用いて
有）戊のパリソングを射出成形する。なおパリソンの成
形４４木１は判定の樹脂に限定されない。

そのパリノンｌを所１３ｊ、　Ｒ間キュアリノグし／こ
のち、射出コア、２を抜き取り、射出型３から取出Ｉ〜
／ζ中空状態のバリソングを、ネック型／に保持して温
調位置に送り、温調部イ′Ａｊのに方にて停止させる。

次にネック型／を貫通してバリソングの内に伸長ロンド
乙を挿入し、その伸長し１ツｌ−’　、４をもってパリ
ソンｔを予め定めた寸法だけ軸力向に延伸する。この延
伸によりパリノン≠の肉厚は、全体的に延伸率に比例し
て薄くなり、また部分的には熱容量の大きな部分が熱容
量の小さな部分より伸ひて薄肉化（〜易い。

コノ延伸ハリノン４ｔａは、延伸前のバリソングに片へ
て、外表面が増加し１また反対に肉厚は全体的に減少す
ることから、延伸前よりも冷却され易くなる。しかも熱
容量の大きかった部分の方が、薄肉化（−１１だ表面積
を増すために、熱容量の小さい部分よりも冷却か進むの
で、射出成形時に生じたパリノン内の熱容量差は、温調
部・ド４ｊにより冷却される前に、室温による一次的冷
却によって均されることになる。

上記延伸か完了したならば、直ちに延伸パリノン４／、
ｄを伸長ロンド乙と共に一対の分割型“からなる士、記
温調部利オの中央に挿入する。この挿入は、開放状態に
ある温調部材ｊを、上記ネック型／の部分まで上昇し１
分割型を閉にることにより行ゎＩ′Ｌ７ｚ。そ（〜て、
１Ｊｊｌ閉に後に、直ちに延伸ロンド乙の根元、即ち？
ｆｆｉ伸バリソングノン首−トの部分がら空気を吹込み
、延伸ハＩ）ノン４’　ａを内表面積がパリソン外表面
積より太きく形成したキャビティ一杯に膨張する。

この膨張により延伸パリノンｔ７ａは再度凋肉化され、
温調部材ｊの内表面に加圧管Ａしで、そこに熱交換が生
ずる。このとき、パリソン外表面は冷却により収縮（〜
ようとするが、空気１１−１により押圧されているため
に密着が保／これ、冷却（は肉厚内部へと進行する。こ
の冷却においても薄肉化されまた表面積が増大された高
熱容量部分の力が、肉厚と熱伝導面積の差から低熱′６
瞳部分の方よりも進行する結果、冷却速度の差から延伸
吹込成形温度に達する寸でにパリノン温度は更に均一化
されることになる。

ハｌ）ノン温度が延伸吹込成形温度に達し／こならば、
空気を排出して内圧を除く、これにより延伸ハリノン’
Ｉ　＋ｉ　（ｔ；Ｊ、生前方向に自己収縮を起して温調
部材ｊの内表面から離ｉ−ｔ　、冷却は自動的に停止す
る。更に型開後に延伸ロット窩を抜き出すと軸方向に自
己収縮が生じる。この自己収縮時にパリノン全体の肉ｊ
すは、収縮月；［に等１〜い分たけ肉Ｊ９を増し、１だ
肉）ｌＪ＋変動に伴って熱移動も生ずるため、バリンン
温１現ｌＪ、更に均一化され、しかイ）射出数１し時に
生じた残留応力も除かれる。し７たがっで冷占ｊは、パ
リソンが自己収縮を起し易い時間が好ましい。

一十二記のごとくし７て温調し、たパリノン／ｌ−ｂは
、直ちに吹込型７に移送し、通常の手段をもつ）で中空
成形品ｇに延伸吹込成形する。、 実施例 塩化ビニル樹脂を射出して外径３ｇ、、ｆｍｍ、内Ｊ早
、２ｇオ朋、長さくネック部を除（）／、２２ｍｍのパ
リノンを射出成形する。２０秒ギュアリノグして／　３
０　”Ｃ，となったパリソンを冷却温調する。

温調部＋１（・↓内径４７３繭、内部高さ／３ｇ北の分
割形で、湯水（・でより乙ｚ℃の温度にしである。

−Ｉ−読バリノンを、温調部材外にて軸方向に延伸し７
、的ちに温調部−ＩＡ内に入れてｐＫ／Ｋ２Ｏ２気を吹
込み膨張さぜた。その膨張により温調部オ」の内表面に
パリソン外表面を密着させ、冷却時間２秒を経過１〜だ
後、パリソン内の空気を排出すると、パリソンζ・ま半
径方向に自己収縮して内表面から離れ自動的に冷却が停
止した。更に温調部材を開いでから伸長ロッドを抜く六
、バリン７　（ｒ：ｊ：軸力向（ζ自己収縮し／？：、
、、この結果、バリン、７　ｉｔ外径η０，３朋、肉ｊ
す吃６１１１１１１．’、［更さ／２７ηｉ１１とな−
）／こ。

上１ｊシ［バリン／を吹込型内にで通常の］一段により
延伸吹込成形して外ｔｙどＯｍｍ、長さ、２グ０朋の丸
瓶をｐ＋た、。

この丸瓶の延伸吹込成形され／こ部分の肉厚は１全体的
に従来θくによる場合よりも均一化さｔ［均質なもので
あり、丑だパリソンの温Ｊｔａ　＋情間か茗しく短縮さ
れた。

【図面の簡単な説明】

図面（ｚＪ、この発明のパリノン温調方法を示すもので
、第１図から第５図はパリソンの射出成形から温調を順
に説明する断面図、第６図は中空成形品の延伸吹込成形
を／ド１゛断面１図である。 ／　−ネック型　　　　認・・射出ユＩア３・・射出型
　　　　ｔ・・／′：リソンノン（１・延伸パリソン　
　タ・・温調ｒ’ｒｌｓ　Ａ−を乙・・延伸１Ｊツド　
　　７・・・吹込型と・・中空成形品 第１５図 第Ｇ図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 射出成形し２だ高温のハリノンを、中空状態でネック型
   に保持した１１延伸膨張して、内表面積がハリノン外表
   面積より大きく形成しｙこ温調部材によ！ハハｌ）リン
   温度を延伸吹込成形温度に冷却するにあたり、上記パリ
   ソンの延伸を温調部刊外にて行い、（２かるのち延伸パ
   リソンを温調型内にて平径方向（ｌこ膨張１２、パリノ
   ン外表面と温調部拐の内表面とを密肪さぜることを！時
   機とする射出延伸吹ム成１し法に、１．・げるパリソン
   温調方法。