JPS5954002B2 - 原木外周駆動型ベニヤレ−ス - Google Patents
原木外周駆動型ベニヤレ−スInfo
- Publication number
- JPS5954002B2 JPS5954002B2 JP15661681A JP15661681A JPS5954002B2 JP S5954002 B2 JPS5954002 B2 JP S5954002B2 JP 15661681 A JP15661681 A JP 15661681A JP 15661681 A JP15661681 A JP 15661681A JP S5954002 B2 JPS5954002 B2 JP S5954002B2
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- JP
- Japan
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- veneer
- spindle
- cutting
- piercing body
- log
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Manufacture Of Wood Veneers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はベニヤレースの改良に関するものである。
従来のベニャレー又は、中心部の柔らかい原木及び割れ
又は腐れ等を有した原木の切削に不適当であり、チャッ
クが空回りして動力供給が不能化したり、原木が破壊し
て切削が不能化する等の欠点を有していた。
又は腐れ等を有した原木の切削に不適当であり、チャッ
クが空回りして動力供給が不能化したり、原木が破壊し
て切削が不能化する等の欠点を有していた。
また割れ又は腐れ等を有した原木の切削時に、要語りの
発生が多く、装置の稼動率及び製品の品質等を低下させ
、また要語りによる異状荷重の発生で原木を破壊させる
等の多くの欠点を有していた。
発生が多く、装置の稼動率及び製品の品質等を低下させ
、また要語りによる異状荷重の発生で原木を破壊させる
等の多くの欠点を有していた。
本発明は上記従来の諸欠点の解決を目的とし、更に例え
ば合板不適材等の低質原木を含む、広範囲品質の原本の
円滑な切削を可能化した原木外周駆動型ベニヤレースの
提供を目的とするものであり、その詳細は次の通りであ
る。
ば合板不適材等の低質原木を含む、広範囲品質の原本の
円滑な切削を可能化した原木外周駆動型ベニヤレースの
提供を目的とするものであり、その詳細は次の通りであ
る。
本発明ベニヤレースは、例えば゛第1図、第2図及び第
7図に例示したように、外周に多数の突刺体7を有した
駆動部材8を軸方向に適当な間隔をおいて複数個配設し
た形の原木駆動用突刺体ロール5を、切削用刃物2の刃
先線(刃先尖端)と略々平行に、前記切削用刃物2の刃
先に近いプレッシャーバー側(ベニヤレースにおけるプ
レッシャーバーの位置近辺)の位置に備え、更に前記突
刺体ロール5の各駆動部材8の間の適宜複数の空間に、
例えば第1図例示のような固定バー又は第5図例示のよ
うなローラバー等のプレッシャーバー3を、例えば前記
突刺体ロール5の略々上手の位置に備えたプレッシャ一
台6から、例えば前記切削用刃物2の刃先付近へ向けて
垂下させた形で配置した構造から成るベニヤレースであ
って、更に例えば第4図に例示したように、前記突刺体
ロール5の電動機23等を含む駆動機構39中に、例え
ば斗ルクリミタ−40を設ける等により、スリップ機能
を有した前記突刺体ロール5の駆動機構を備えると共に
、例えば第6図及び第8図を通じて後述するように、ス
ピンドル26による原木周速に比べて前記突刺体ロール
5の周速を幾分大にし、前記スピンドル26と突刺体ロ
ール5の双方から動力を供給して原木1を切削する如く
した原木外周駆動型ベニヤレースである。
7図に例示したように、外周に多数の突刺体7を有した
駆動部材8を軸方向に適当な間隔をおいて複数個配設し
た形の原木駆動用突刺体ロール5を、切削用刃物2の刃
先線(刃先尖端)と略々平行に、前記切削用刃物2の刃
先に近いプレッシャーバー側(ベニヤレースにおけるプ
レッシャーバーの位置近辺)の位置に備え、更に前記突
刺体ロール5の各駆動部材8の間の適宜複数の空間に、
例えば第1図例示のような固定バー又は第5図例示のよ
うなローラバー等のプレッシャーバー3を、例えば前記
突刺体ロール5の略々上手の位置に備えたプレッシャ一
台6から、例えば前記切削用刃物2の刃先付近へ向けて
垂下させた形で配置した構造から成るベニヤレースであ
って、更に例えば第4図に例示したように、前記突刺体
ロール5の電動機23等を含む駆動機構39中に、例え
ば斗ルクリミタ−40を設ける等により、スリップ機能
を有した前記突刺体ロール5の駆動機構を備えると共に
、例えば第6図及び第8図を通じて後述するように、ス
ピンドル26による原木周速に比べて前記突刺体ロール
5の周速を幾分大にし、前記スピンドル26と突刺体ロ
ール5の双方から動力を供給して原木1を切削する如く
した原木外周駆動型ベニヤレースである。
前記駆動部材8は、例えば第1図及び第7図に例示のよ
うに、原木外周に対して実利可能な略々半径方向に鋭利
に伸びた形の多数の突刺体7を外周に有し、またその回
転軸と略々平行な適当長の刃先を有した刃物状の突刺体
7を多数有した形にすることにより、突刺体7の刃先部
分が原木の繊維に略々平行な形ぜ実利が行われ、また突
刺体7の実利容積が比較的少ないのでベニヤ単板11に
おける実利傷の残存が小さく、而も原木繊維の切断又は
破壊が少ないので低位の実利力で高位の原木駆動能力が
得られる等の効果を有するが、これに限らず原木外周に
実利可能な突刺体が実利可能な形で設けてあれば、其相
応の価値で実用することも可能である。
うに、原木外周に対して実利可能な略々半径方向に鋭利
に伸びた形の多数の突刺体7を外周に有し、またその回
転軸と略々平行な適当長の刃先を有した刃物状の突刺体
7を多数有した形にすることにより、突刺体7の刃先部
分が原木の繊維に略々平行な形ぜ実利が行われ、また突
刺体7の実利容積が比較的少ないのでベニヤ単板11に
おける実利傷の残存が小さく、而も原木繊維の切断又は
破壊が少ないので低位の実利力で高位の原木駆動能力が
得られる等の効果を有するが、これに限らず原木外周に
実利可能な突刺体が実利可能な形で設けてあれば、其相
応の価値で実用することも可能である。
前記突刺体ロール5は、駆動部材とシャフトの部分を単
一材料から加工した一体構造、又は適当に分解し、例え
ば駆動部材8とシャラフl−9とに分けて加工し、これ
を組合せた構造等から成る。
一材料から加工した一体構造、又は適当に分解し、例え
ば駆動部材8とシャラフl−9とに分けて加工し、これ
を組合せた構造等から成る。
また例えば第3図例示のように、シャフト9に対してリ
ング状の駆動部材8とスペーサリング25を交互状に而
も交換可能に装嵌した構造にすることにより、消耗の早
い駆動部材8のみの交換が容易であり、また前記リング
25により駆動部材8の軸方向における位置決めが可能
である。
ング状の駆動部材8とスペーサリング25を交互状に而
も交換可能に装嵌した構造にすることにより、消耗の早
い駆動部材8のみの交換が容易であり、また前記リング
25により駆動部材8の軸方向における位置決めが可能
である。
尚、前記駆動部材8はシャフト9のキー溝24の利用に
よりキー係止が可能である。
よりキー係止が可能である。
次に前記突刺体ロール5は、例えば第5図例示のように
、外周の突刺体7か゛切削用刃物2の刃先より原木回転
方向上手の実質的に原木1の外周部のみを実利可能な位
置に備える場合と、例えば第1図例示のように、突刺体
7が前記原木1の外周部と切削直後のベニヤ単板11と
の両方を共に実利可能な位置に備える場合とがあり、基
本的にはこのm通りの構成が提供できる。
、外周の突刺体7か゛切削用刃物2の刃先より原木回転
方向上手の実質的に原木1の外周部のみを実利可能な位
置に備える場合と、例えば第1図例示のように、突刺体
7が前記原木1の外周部と切削直後のベニヤ単板11と
の両方を共に実利可能な位置に備える場合とがあり、基
本的にはこのm通りの構成が提供できる。
特に後者の構成の場合は、突刺体ロール5によるテンダ
ー効果が高く、幾らか寸法の増した、カールの少ないベ
ニヤ単板11を製造できる可能性を有し、また前記ロー
ル5による原木外周駆動の有効性が高く、また切削に伴
う突刺体7の原木に対する実利深さの変化が少なく、従
−って突刺体ロール5の位置関係を切削用刃物2に対し
て固定化できる可能性をも有している。
ー効果が高く、幾らか寸法の増した、カールの少ないベ
ニヤ単板11を製造できる可能性を有し、また前記ロー
ル5による原木外周駆動の有効性が高く、また切削に伴
う突刺体7の原木に対する実利深さの変化が少なく、従
−って突刺体ロール5の位置関係を切削用刃物2に対し
て固定化できる可能性をも有している。
尚前者の構成の場合は、前記ロール5の位置関係の調整
機構を必要とする傾向となるが、原木の効果的な駆動は
充分に可能であり、突刺体の実利深さはむしろ大きく出
来る傾向となる。
機構を必要とする傾向となるが、原木の効果的な駆動は
充分に可能であり、突刺体の実利深さはむしろ大きく出
来る傾向となる。
いずれの構成の場合も前記ロール5は、その軸受箱19
を例えば刃物台4上に設けることにより、一体的に移動
する構成にすることが出来、構成上操作上の簡素化を図
り得る。
を例えば刃物台4上に設けることにより、一体的に移動
する構成にすることが出来、構成上操作上の簡素化を図
り得る。
また前記ロール5の軸受けは、両端の地中間にも置くこ
とが出来、また駆動はチェーン13等を介して軸の一端
又は両端、更に中間からの駆動もできる。
とが出来、また駆動はチェーン13等を介して軸の一端
又は両端、更に中間からの駆動もできる。
次にプレッシャーバー3は、従来のレースの場合と同様
の目的で、原木部とベニヤ単板部の境界付近を圧縮する
為のものであり、例えば第1図例示の固定バー形式、又
は第5図例示のローラバー形式のもの等を使用すること
が出来、いずれの場合も、剛体的に設は得ることは勿論
、原木圧縮方向に幾らかの弾性変形が生ずるように、弾
性的に設けることも可能である。
の目的で、原木部とベニヤ単板部の境界付近を圧縮する
為のものであり、例えば第1図例示の固定バー形式、又
は第5図例示のローラバー形式のもの等を使用すること
が出来、いずれの場合も、剛体的に設は得ることは勿論
、原木圧縮方向に幾らかの弾性変形が生ずるように、弾
性的に設けることも可能である。
更に前記バー3は、前記ロール5の各駆動部材8の間に
分割的に配置する為に、例えば任意間隔をおいて複数の
溝を設けた形にし、例えば適数個の櫛状バー又は第2図
例示の如く複数個の小片バー等の形で配置する。
分割的に配置する為に、例えば任意間隔をおいて複数の
溝を設けた形にし、例えば適数個の櫛状バー又は第2図
例示の如く複数個の小片バー等の形で配置する。
尚、第2図及び第7図実施例のバー3によれば、原木1
は形状的には部分的に圧縮される形になるが、前記バー
3の原木圧縮端における空隙の大きさ又は割合が一定以
下であれば、ベニヤ単板の品質に対する悪影響は極めて
少ない。
は形状的には部分的に圧縮される形になるが、前記バー
3の原木圧縮端における空隙の大きさ又は割合が一定以
下であれば、ベニヤ単板の品質に対する悪影響は極めて
少ない。
むしろ従来の場合はチャックの空回り、原木破壊等の発
生を恐れて、ノーズバーを効かさすに切削が行われる傾
向があったが、本発明ではバーを充分に効かした切削が
可能で゛あり、むしろベニヤ単板の品質は実質的に向上
する可能性を有している。
生を恐れて、ノーズバーを効かさすに切削が行われる傾
向があったが、本発明ではバーを充分に効かした切削が
可能で゛あり、むしろベニヤ単板の品質は実質的に向上
する可能性を有している。
処で第1図及び第7図の14は、単板ガイド部材であり
、前記ガイド部材14より前記駆動部材8の回転方向下
手の位置に設けている単板曲げ部材17とに依って、前
記駆動部材8とガイド部材14に依る単板吐出路の末端
付近において、ベニヤ単板110表側が外側となる曲が
った吐出路を形成させる為のものであり、ベニヤ単板1
1に割れを成長させ、極めてカールの少ない状態で吐出
させる為の装置である。
、前記ガイド部材14より前記駆動部材8の回転方向下
手の位置に設けている単板曲げ部材17とに依って、前
記駆動部材8とガイド部材14に依る単板吐出路の末端
付近において、ベニヤ単板110表側が外側となる曲が
った吐出路を形成させる為のものであり、ベニヤ単板1
1に割れを成長させ、極めてカールの少ない状態で吐出
させる為の装置である。
尚15は前記駆動部材8の単板搬送力を高める為のガイ
ド面、16は吐出路を開放する逃げ面、18は前記曲げ
部材17のガイド面、10は前記部材17の支持台であ
る。
ド面、16は吐出路を開放する逃げ面、18は前記曲げ
部材17のガイド面、10は前記部材17の支持台であ
る。
尚、前記曲げ部材17は、ベニヤ単板11を前記駆動部
材8の突刺体7から円滑に離脱させ、又は前記突刺体7
の周辺を清掃する、はがし部材の機能を兼用させること
が出来、更に、はがし部材として単独で設けることも出
来る。
材8の突刺体7から円滑に離脱させ、又は前記突刺体7
の周辺を清掃する、はがし部材の機能を兼用させること
が出来、更に、はがし部材として単独で設けることも出
来る。
尚、第1図及び第2図の12は刃物押え、第2図の20
及び21は鎖車、22はけびき用刃物である。
及び21は鎖車、22はけびき用刃物である。
籾で、本発明における前記突刺体ロール5の駆動機構3
9は、例えば第4図に例示したように、その適当位置に
例えばトルクリミタ−類40を設けることにより、その
出力トルクは制限され、而もスリップ可能な機能を有し
ている。
9は、例えば第4図に例示したように、その適当位置に
例えばトルクリミタ−類40を設けることにより、その
出力トルクは制限され、而もスリップ可能な機能を有し
ている。
更に前記駆動機構39は、直流電動機等の定l・ルク型
モータを動力源とする駆動機構等に置換えることも出来
、詰りスリップ可能な機能を有し、スリップ状態で連続
運転が出来れば充分である。
モータを動力源とする駆動機構等に置換えることも出来
、詰りスリップ可能な機能を有し、スリップ状態で連続
運転が出来れば充分である。
また例えば第8図に例示のように、スピンドル駆動機構
を、切削用刃物2及び刃物台4等の移動に関連して制御
される可変抵抗器32等の回転数設定器を含むスピンド
ル回転数制御機構を有したスピンドル駆動機構27とす
ることにより、前記スピンドル26による原木周速を決
定づけることが出来、また前記スピンドル26による原
木周速と前記ロール5の周速との関係を決定づけること
が出来、双方の同調を図ることが出来る。
を、切削用刃物2及び刃物台4等の移動に関連して制御
される可変抵抗器32等の回転数設定器を含むスピンド
ル回転数制御機構を有したスピンドル駆動機構27とす
ることにより、前記スピンドル26による原木周速を決
定づけることが出来、また前記スピンドル26による原
木周速と前記ロール5の周速との関係を決定づけること
が出来、双方の同調を図ることが出来る。
尚、前記抵抗器32とその軸に設けた歯車33と咬合っ
ている歯車34の回転軸は本体のフレーム(図示せず)
に固定されており、前記刃物2の移動により、前記刃物
吻合4に固定のアーム36と接触している板カム35が
転回し、歯車34゜33を介して前記抵抗器32を駆動
する仕組みになっており、前記抵抗器32が把握した前
記切削用刃物2の位置又は前記刃物2とスピンドル26
の間の距離し、ひいては原木1の径に関する情報を例え
ば可変電動機28に伝達し、スピンドル26の回転を制
御する仕組みになっている。
ている歯車34の回転軸は本体のフレーム(図示せず)
に固定されており、前記刃物2の移動により、前記刃物
吻合4に固定のアーム36と接触している板カム35が
転回し、歯車34゜33を介して前記抵抗器32を駆動
する仕組みになっており、前記抵抗器32が把握した前
記切削用刃物2の位置又は前記刃物2とスピンドル26
の間の距離し、ひいては原木1の径に関する情報を例え
ば可変電動機28に伝達し、スピンドル26の回転を制
御する仕組みになっている。
更に、前記制御機構により、前記距離りに反比例した回
転数を前記スピンドル26に出力させる如くした場合は
、自動的な定速切削が可能となり、後工程との接続が容
易化する。
転数を前記スピンドル26に出力させる如くした場合は
、自動的な定速切削が可能となり、後工程との接続が容
易化する。
第6図は、前記ロール5を定速回転させると共に、上記
のように前記距離りに反比例した回転数を前記スピンド
ル26に出力させ、定速切削させる如くした場合の、原
木径り又は前記距離りと、前記ロール5及びスピンドル
26による原木回転数Nとの関係を例示したグラフであ
り、この実施例の場合は、曲線37で示したスピンドル
26による原木回転数に比べて、曲線38で示した前記
ロール5による原木回転数の方が全範囲にわたって幾分
高くなっており、詰りスピンドル26による原木周速に
比べて前記ロール5の周速の方が幾分高くなっており、
双方の駆動機構による原本周速の違いは、前記ロール5
の方が高く、而もその駆動機構がスリップ機能を有して
いることにより、前記ロール5の方がスリップする形と
なって現われ、原本の回転は概ねスピンドル26の回転
に従う形となる。
のように前記距離りに反比例した回転数を前記スピンド
ル26に出力させ、定速切削させる如くした場合の、原
木径り又は前記距離りと、前記ロール5及びスピンドル
26による原木回転数Nとの関係を例示したグラフであ
り、この実施例の場合は、曲線37で示したスピンドル
26による原木回転数に比べて、曲線38で示した前記
ロール5による原木回転数の方が全範囲にわたって幾分
高くなっており、詰りスピンドル26による原木周速に
比べて前記ロール5の周速の方が幾分高くなっており、
双方の駆動機構による原本周速の違いは、前記ロール5
の方が高く、而もその駆動機構がスリップ機能を有して
いることにより、前記ロール5の方がスリップする形と
なって現われ、原本の回転は概ねスピンドル26の回転
に従う形となる。
尚、第8図における29は、刃物台4等を移動させる為
の送りねじであり、30はギヤボックス31等を含むそ
の駆動機構を例示している。
の送りねじであり、30はギヤボックス31等を含むそ
の駆動機構を例示している。
本発明は以上のように、スピンドルからの動力供給を援
助する形で、前記突刺体ロールによる、而もプレッシャ
ーバーを用いた状態で切削用刃物の刃先に近い原木外周
への動力供給を可能化したものであり、切削用刃物の刃
先に近い原木外周へ切削等に必要な動力の適当な割合を
供給することによって、チャックの空回り及び原木の破
壊等を少なくすることが出来、また刃口の屑詰り及び屑
詰りによって起こる諸支障を著しく少なくすることが可
能である。
助する形で、前記突刺体ロールによる、而もプレッシャ
ーバーを用いた状態で切削用刃物の刃先に近い原木外周
への動力供給を可能化したものであり、切削用刃物の刃
先に近い原木外周へ切削等に必要な動力の適当な割合を
供給することによって、チャックの空回り及び原木の破
壊等を少なくすることが出来、また刃口の屑詰り及び屑
詰りによって起こる諸支障を著しく少なくすることが可
能である。
本発明は以上のように、従来の諸欠点を解決すると共に
、低品質原木の円滑切削を可能化したものであり、その
価値は多大なものである。
、低品質原木の円滑切削を可能化したものであり、その
価値は多大なものである。
図面は本発明の実施の一例及び実施の態様を例示したも
のであり、第1図及び第5図は側面図(断面図)、第2
図は正面図、第3図は分解図、第4図及び第8図は駆動
機構の説明図、第6図はグラフ、第7図は部分拡大図で
ある。 1・・・・・・原木、2・・・・・・切削用刃物、3・
・・・・・プレッシャーバー、5・・・・・・突刺体ロ
ール、7・・・・・・突刺体、8・・・・・・駆動部材
、11・・・・・・ベニヤ単板、26・・・“・・・ス
ピンドル、27・・・・・・スピンドル駆動機構、32
・・・・・・可変抵抗器、40・・・・・・トルクリミ
タ−類。
のであり、第1図及び第5図は側面図(断面図)、第2
図は正面図、第3図は分解図、第4図及び第8図は駆動
機構の説明図、第6図はグラフ、第7図は部分拡大図で
ある。 1・・・・・・原木、2・・・・・・切削用刃物、3・
・・・・・プレッシャーバー、5・・・・・・突刺体ロ
ール、7・・・・・・突刺体、8・・・・・・駆動部材
、11・・・・・・ベニヤ単板、26・・・“・・・ス
ピンドル、27・・・・・・スピンドル駆動機構、32
・・・・・・可変抵抗器、40・・・・・・トルクリミ
タ−類。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 外周に多数の突刺体を有した駆動部材を軸方向に適
当な間隔をおいて複数個配設した形の原木駆動用突刺体
ロールを、切削用刃物の刃先に近いプレッシャーバー側
の位置に備え、更に前記突刺体ロールの各駆動部材の間
の適宜複数の空間に、固定バー又はローラバー等のプレ
ッシャーバーを配置した構造から成るベニヤレールであ
って、更にスリップ機能を有した、前記突刺体ロールの
駆動機構を備えると共に、スピンドルによる原木周速に
比べて前記突刺体ロールの周速を幾分大にし、前記スピ
ンドルと突刺体ロールの双方から動力を供給して原木を
切削する如くしたことを特徴とする原木外周駆動型ベニ
ヤレース。 2 前記駆動部材は、原木外周に対して実利可能な、略
々半径方向に鋭利に伸びた形の多数の突刺体を有して成
る特許請求の範囲第1項に記載のベニヤレース。 3 前記駆動部材は、その回転軸と略々平行な適当長の
刃先を有した刃物状の突刺体を多数有して成る特許請求
の範囲第1項又は第2項に記載のベニヤレース。 4 前記突刺体ロールは、外周に多数の突刺体を有した
駆動部材とスペーサリングをシャフトに対して交互状に
而も交換可能に装嵌した構造から成る特許請求の範囲第
1項乃至第3項のいずれかに記載のベニヤレース。 5 前記突刺体ロールは、その外周の突刺体が切削用刃
物の刃先より原木回転方向上手の実質的に原本外周部の
みを実利可能な位置に備えて成る特許請求の範囲第1項
乃至第4項のいずれかに記載のベニヤレース。 6 前記突刺体ロールは、その外周の突刺体が切削用刃
物の刃先より原木回転方向上手の原木外周部と切削直後
のベニヤ単板との両方を共に実利可能な位置に備えて成
る特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに記載の
ベニヤレース。 7 前記プレッシャーバーは、複数個の小片バー又は適
数個の櫛状バーを以て配置して成る特許請求の範囲第1
項乃至第6項のいずれかに記載のベニヤレース。 8 切削用刃物の移動に関連して制御される可変抵抗器
等の回転数設定器を含むスピンドル回転数制御機構を有
したスピンドル駆動機構から成る特許請求の範囲第1項
乃至第7項のいずれかに記載のベニヤレース。 9 スピンドルと切削用刃物の間の距離に反比例した回
転数を前記スピンドルに出力させることにより定速切削
させる如くしたスピンドル駆動機構から成る特許請求の
範囲第1項乃至第8項のいずれかに記載のベニヤレース
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15661681A JPS5954002B2 (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | 原木外周駆動型ベニヤレ−ス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15661681A JPS5954002B2 (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | 原木外周駆動型ベニヤレ−ス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57150509A JPS57150509A (en) | 1982-09-17 |
JPS5954002B2 true JPS5954002B2 (ja) | 1984-12-27 |
Family
ID=15631615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15661681A Expired JPS5954002B2 (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | 原木外周駆動型ベニヤレ−ス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5954002B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6397508U (ja) * | 1986-12-16 | 1988-06-24 |
-
1981
- 1981-09-30 JP JP15661681A patent/JPS5954002B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57150509A (en) | 1982-09-17 |
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