JPH115217A - 熱成形装置におけるスクラップシートの処理機 - Google Patents

熱成形装置におけるスクラップシートの処理機

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JPH115217A
JPH115217A JP17654697A JP17654697A JPH115217A JP H115217 A JPH115217 A JP H115217A JP 17654697 A JP17654697 A JP 17654697A JP 17654697 A JP17654697 A JP 17654697A JP H115217 A JPH115217 A JP H115217A
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cutters
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teeth
sheet
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JP17654697A
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Takaaki Nakamura
隆▲あき▼ 中村
Hiroaki Akita
裕章 秋田
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Asano Laboratories Co Ltd
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Asano Laboratories Co Ltd
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    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリプロピレンやポリエチレン樹脂等の伸び
やすくて薄いスクラップシートについても確実に細かく
截断することができる処理機を提供すること。 【解決手段】 箱枠内に設けた一対の回転軸に、多数枚
のカッターを一定間隔を置いて同心状に配置したカッタ
ー群を備え、一方のカッターと他方のカッターとを互い
違いに入り込むように設け、投入されるスクラップシー
トをそれらのカッター群によって細かく截断するように
構成した熱成形装置におけるスクラップシートの処理機
であって、カッターは円周方向に鋭角形の歯と円弧形の
平坦部とを順に配置し、歯の厚さ方向の先端面に凹溝を
設け、一方のカッターの歯と他方の対応するカッターの
平坦部、及び一方のカッターの平坦部と他方の対応する
カッターの歯とがそれぞれ合致するように回転軸を同期
回転するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱成形装置におい
て生ずるスクラップシートを細かく截断するための処理
機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な連続熱成形装置においては、ロ
ール状に巻かれて連続した合成樹脂シートを1ショット
分ずつ熱成形装置に送り込んで成形を行い、成形加工さ
れたシートをトリミング装置によってトリミング加工を
行う。しかして、トリミング加工後のスクラップシート
を資源の有効利用の観点から再生材料として利用する場
合には、そのシートを粉砕機により細かく截断加工する
ことが行われている。特開昭48−72752号公報に
は、かかる粉砕機の一例が開示されている。その粉砕機
に用いられているカッターは、円板の外周に鋭角状の歯
が連続的に形成されており、その歯で投入されたスクラ
ップシートを横方向に切込み、かつ、隣り合うカッター
の歯底部分により縦方向に細く裁断する構造とされてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の粉砕機
においては、ポリプロピレンやポリエチレン樹脂等の厚
さ0.15〜0.2mm程度の延びやすい性状のスクラッ
プシートを截断する際に、カッターの歯底部分に挟まれ
たシートの一部が、隣接する歯のわずかな間隙に入り込
んで引き伸ばされるため、うどんめん状に細長く連なっ
て細かく截断されないという不具合を生ずることがあ
る。このことから、そのようなシートについても確実に
細かく截断することができる処理機の開発が要望されて
いた。
【0004】この発明の目的は、ポリプロピレンやポリ
エチレン樹脂等の伸びやすくて薄いスクラップシートに
ついても確実に細かく截断することができる処理機を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に請求項1に記載した発明は、箱枠内に一対の回転軸を
平行に設け、各回転軸に多数枚の円板形状のカッターを
一定間隔を置いて同心状に配置したカッター群をそれぞ
れ備え、一方のカッター群のカッターと他方のカッター
群のカッターとを互い違いに入り込むように設け、投入
されるスクラップシートをそれらのカッター群によって
細かく截断するように構成した熱成形装置におけるスク
ラップシートの処理機であって、前記カッターは円周方
向に鋭角形の歯と円弧形の平坦部とを順に配置して、該
歯の厚さ方向の先端面に凹溝を設け、一方のカッター群
のカッターの歯と他方のカッター群の対応するカッター
の平坦部、及び一方のカッター群のカッターの平坦部と
他方のカッター群の対応するカッターの歯とがそれぞれ
合致するように前記回転軸を同期回転するように構成し
たことを特徴とする。
【0006】請求項1に記載した発明は、請求項1に記
載の熱成形装置におけるスクラップシートの処理機にお
いて、前記カッターの歯と平坦部とが1つ置きに等角度
で順に配置されていることを特徴とするものである。
【0007】
【発明の作用及び効果】双方のカッター群を構成する各
カッターは鋭角形の歯と円弧形の平坦部とが順に設けら
れているので、その鋭利な刃先が回転軸の回転作動によ
りスクラップシートの表面に食い込みつつ、同シートを
徐々に処理機の内方に引き入れるように作用する。つい
で、カッター群がさらに回転してその歯の歯底部分と隣
接するカッターの平坦部とが合致すると、スクラップシ
ートは殆ど引き伸ばされることなくそのまま縦方向に細
く裁断される。また、カッターの歯と平坦部とを1つ置
きに等角度で順に配置したカッター群を備えたスクラッ
プシートの処理機によれば、刃先のスクラップシートに
対する食い込みと截断作用が良好であって、截断加工が
より円滑迅速に行われる。
【0008】しかして、このスクラップシートの処理機
は、ポリプロピレンやポリエチレン樹脂等の伸びやすく
て薄いスクラップシートを含めて、種々の合成樹脂製の
スクラップシートを確実に細かく截断することができる
という利点を有する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態例を
図面に基づいて説明する。図1は処理機の断面図、図2
は一部を省略したカッター群の断面図、図3はカッター
の説明図、図4はカッターの要部を示す正面図、図5は
図4のA−A線断面図である。
【0010】図1に示すようにスクラップシートの処理
機Cは、主として合成樹脂製のスクラップシートsを投
入する開口2を形成した箱枠1内に一対の回転軸3、4
を上下方向に平行に設け、各回転軸3、4に多数枚の円
板形状のカッター10を一定間隔を置いて同心状に配置
した一対のカッター群x、yをそれぞれ備えている。5
は前記開口2の下側の案内板2aと同一面となるよう
に、箱枠1の前側板1aに取り付けられたテーブルであ
る。
【0011】カッター10は外径145mm、厚さ4m
m程度の大きさの円板形状の本体11の中心に取付用穴
12を穿設し、該穴12の内方に突出する一対の係止片
13が形成されている(図3)。その本体11の円周方
向には、鋭角形の歯14と円弧形の平坦部16とを歯底
部15を介して等角度で1つ置きに順に配置するように
形成する(図3、4)。図5に示すように前記歯14の
厚さ方向の先端面には、両側の端部14bを少し残して
V又はU字形の凹溝14aを設ける。
【0012】図2に示すように、箱枠1の左右の側板1
bに軸受20で支持される回転軸3には、多数枚の上記
カッター10をスペーサー21を介して1つ置きに挿入
し、該回転軸3に固嵌されたリング22に外側から螺合
したナット23を締め付け、それらのカッター10を軸
方向に押圧して固定する。なお、処理機Cの稼働による
ナット23の緩みを防止するために、皿バネなどのバネ
部材を用いてカッター10を与圧する締付け構造とする
こともできる。各カッター10は、回転軸3に形成され
た螺旋状のキー溝3aに係止片13を嵌めることにより
回転方向に移動しないように設ける。24はカッター1
0を軸方向に移動しないように規制するために回転軸3
の溝に装着した止め輪、25は回転軸3の軸端部3bに
固定したギアである。また、26はカッター10に付着
するスクラップシートsの残り屑を除去するための邪魔
板であって、各カッター10の間に挟まれて横軸27、
28と回転軸3により緩く支承されている。以上によ
り、一方のカッター群xが構成される。
【0013】他方のカッター群yは、上記カッター群x
と同様に構成する。即ち、軸受30で支持される回転軸
4には、多数枚のカッター10を螺旋状のキー溝4aに
係止片13を嵌めてスペーサー31を介して1つ置きに
挿入し、該回転軸4に固嵌されたリング32に外側から
螺合したナット33を締め付け、それらのカッター10
を軸方向に押圧して固定する。34は前記同様の止め
輪、35は図示しないモータ装置により直接又は間接的
に駆動される回転軸4の軸端部4bに固定した駆動ギア
である。36は各カッター10の間に挟まれて横軸3
7、38と回転軸4により緩く支承された邪魔板であ
る。
【0014】図2に示すように、一方のカッター群xの
カッター10と他方のカッター群yのカッター10とを
互い違いに入り込むように配置し、前記ギア25と駆動
ギア35とを噛み合わせる。しかして、回転軸3、4が
同期回転したとき、一方のカッター10の歯14と他方
の対応するカッター10の平坦部16、及び一方のカッ
ター10の平坦部16と他方の対応するカッター10の
歯14とがそれぞれ合致するように設ける。
【0015】つぎに、かかる構成になる熱成形装置にお
けるスクラップシートの処理機Cの作動について簡単に
述べる。この処理機Cの開口2にスクラップシートsが
投入されると、一対のカッター群x、yの各カッター1
0の鋭利な歯14がスクラップシートsの表面に食い込
みつつ、同シートsを徐々に内方に引き入れるように作
用する。ついで、カッター群x、yがさらに回転してそ
の歯14の歯底部15と隣接するカッター10の平坦部
16とが合致すると、スクラップシートsは殆ど引き伸
ばされることなくそのまま縦方向に細く裁断される。な
お、前述したように各カッター10は螺旋状のキー溝に
それぞれ係止されて径方向に少しずつ位相をずらしてそ
れぞれ固定されており、各歯14がスクラップシートs
に同時に接触しないのでモータ装置には大きな負荷を生
じない。
【0016】このスクラップシートの処理機によれば、
従来の粉砕機では不十分な粉砕しかできなかったポリプ
ロピレンやポリエチレン樹脂等の伸びやすくて薄いスク
ラップシートを含めて、種々の合成樹脂製のスクラップ
シートを確実に円滑に截断することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】処理機の断面図
【図2】一部を省略したカッター群の断面図
【図3】カッターの説明図
【図4】カッターの要部を示す正面図
【図5】図4のA−A線断面図
【符号の説明】
C→スクラップシートの処理機 x→一方のカッター群 y→他方のカッター群 s→スクラップシート 1→箱枠 3、4→回転軸 10→カッター 14→歯
14a→凹溝 15→歯底部 16→平坦部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱枠内に一対の回転軸を平行に設け、各
    回転軸に多数枚の円板形状のカッターを一定間隔を置い
    て同心状に配置したカッター群をそれぞれ備え、一方の
    カッター群のカッターと他方のカッター群のカッターと
    を互い違いに入り込むように設け、投入されるスクラッ
    プシートをそれらのカッター群によって細かく截断する
    ように構成した熱成形装置におけるスクラップシートの
    処理機であって、前記カッターは円周方向に鋭角形の歯
    と円弧形の平坦部とを順に配置して、該歯の厚さ方向の
    先端面に凹溝を設け、一方のカッター群のカッターの歯
    と他方のカッター群の対応するカッターの平坦部、及び
    一方のカッター群のカッターの平坦部と他方のカッター
    群の対応するカッターの歯とがそれぞれ合致するように
    前記回転軸を同期回転するように構成したことを特徴と
    する熱成形装置におけるスクラップシートの処理機。
  2. 【請求項2】 前記カッターの歯と平坦部とが1つ置き
    に等角度で順に配置されていることを特徴とする請求項
    1に記載の熱成形装置におけるスクラップシートの処理
    機。
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