JPS6348676B2 - - Google Patents

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JPS6348676B2
JPS6348676B2 JP59117515A JP11751584A JPS6348676B2 JP S6348676 B2 JPS6348676 B2 JP S6348676B2 JP 59117515 A JP59117515 A JP 59117515A JP 11751584 A JP11751584 A JP 11751584A JP S6348676 B2 JPS6348676 B2 JP S6348676B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
food
slicing
cutter
shredding device
Prior art date
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Expired
Application number
JP59117515A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60263695A (ja
Inventor
Minoru Inaba
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DAIKI ENJINIARINGU KK
Original Assignee
DAIKI ENJINIARINGU KK
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Publication date
Application filed by DAIKI ENJINIARINGU KK filed Critical DAIKI ENJINIARINGU KK
Priority to JP11751584A priority Critical patent/JPS60263695A/ja
Publication of JPS60263695A publication Critical patent/JPS60263695A/ja
Publication of JPS6348676B2 publication Critical patent/JPS6348676B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は魚肉や野菜その他の食品を千切りのよ
うに細切する食品細切装置に関するものである。
(従来の技術) 例えば塊状の食品から細切りして角柱状のもの
を得るには、従来一枚刃で2回切りをしなければ
ならない。つまり一旦食品を同一幅で切つてスラ
イス状としこれを改めて別の刃で細片状に切らな
ければならないから2工程作業となり、そのため
作業能率が良くない、装置が或程度大型にならざ
るを得ない、構造も複雑である、スライス後食品
がずれたりすると不揃いになり奇麗に切れないと
いう問題があつた。実公昭40―9336号の考案はそ
のスライス的作業だけを行なうものである。これ
に対し実公昭49―29271号の考案は、スリツト刃
と平刃の2つの刃により千切りされ、かつスリツ
ト刃の種類も選択可能であるが、しかし野菜の送
り速度と、平刃による切断厚が一定に管理できな
いため厚みが不揃いとなる問題をもつている。ま
た特公昭40―863号ではスライス刃と縦刃を突き
合せ配置した構成、特開昭56―33296号ではスラ
イス刃の後に垂直刃を前後配置した例を開示して
いるが、これも別々の刃で別々の作業を異なる時
点で行なうため基本的には同じ問題が未解決であ
る。
(技術的課題) 本発明は上述の問題を解決するもので、その目
的は一工程で細切りが可能で、作業効率の著しい
向上が望めると同時に、切断厚みの良く揃つた細
切りが達成できる食品細切装置を提供することに
ある。
(技術的手段) 前記目的を達する本発明は、装置本体1に、食
品Fを抑えながら搬送する対向した移動ベルト
2,3を設置し、その前方の食品送り出し部4
に、食品Fを細切する回転カツター7を設置した
食品細切装置であつて、前記回転カツター7は食
品Fをスライスする略半径方向のスライス刃5並
びにスライス刃5に沿つて定間隙で多数設けた略
回転方向の細切刃6を有するカツターブレード1
0aと、前記スライス刃5との間でスライス厚d
に相当する間隙を形成する凹部14,14′を有
しかつ細切刃6に接するように回転方向前位に配
置されたブレードとによつて構成されたことを特
徴とする食品細切装置である。
(実施例) 以下詳細に説明すると、図示の実施例に於いて
1は装置本体、2,3は食品Fを抑えながら搬送
する移動ベルトであり、図示のものは本体1上に
概ね水平に架設された食品載置用の搬送ベルト2
と、その上方に配置された食品抑え用の抑えベル
ト3とから成り、いずれのベルト2,3も偏心ロ
ール2a,3aを有することにより上下調節が可
能に本体1に設置されている。この調節は食品F
の厚さに対応させるためである。2b,3bは各
ベルト2,3の駆動ロール、2c,3cは同じく
従動ロール、4は移動ベルト2,3の先端の食品
送り出し部を示しており、送り出し部4の駆動ロ
ール2b,3b間にはカツター機構cの回転カツ
ター7と送り出し部4を連絡する食品送り口8が
設けられている(第3図参照)。この送り口8は
食品Fに応じ交換可能である。
而して前記の回転カツター7は、駆動軸7aに
固定したホイールハブ9と、該ハブ9に基端部を
固定した2枚一組となるカツターブレード10a
及び送り込みブレード10bと、両ブレード10
a,10bの外端部を固定した外周リング11と
を備えており、各ブレード10a,10bは両端
がホイールハブ9の外向段部9aと外周リング1
1の内向段部11aに当接し、ハブ9及びリング
11に植設されているボルト9b及び11bにナ
ツト9c,11cにより緊締してカツターアセン
ブリとして組立てられている(第5図)。
2枚一組のブレードの内実際に細切を行なうの
は、前記食品送り口8に対して僅か突出するよう
に傾斜した半径方向のスライス刃5と、スライス
しながら細切りするため傾斜面に半径方向と直角
に定間隙で設けた細切刃6を一体に有するブレー
ド10aであり、これにスライス刃5のスライス
厚dを決める凹部14を有する送り込みブレード
10bが組合せられている(第6図、第7図参
照)。実施例では多数組が放射状に配列して前述
のカツターアセンブリになつている。送り込みブ
レード10bはその凹部14の深さを変えること
によりスライス厚みが変えられる。
さらに第6図鎖線図示の如く送り込みブレード
10bを廃してカツターブレード10aの後端に
同様の凹部14を設け送り込みブレードの作用を
行なわせることも可能であり、ブレード密度が増
すので効率は更に向上する。この凹部14′はブ
レード10bの後端の凹部14と同様にスライス
厚を決める。尚、各図中、12はカツター機構C
のケーシング、13はその防護板、15は移動ベ
ルト2,3の駆動源であるモータ、16は回転カ
ツター7の回転動力源であるモータ、17は制御
盤を示す。
(発明の作用) 以上の構成に於いて、制御盤17のスイツチ操
作により装置を作動させ食品Fを移動ベルト2,
3にセツトすると抑えベルト3により抑えられて
食品Fは搬送ベルト2により食品送り口8に達
し、回転カツター7に遮ぎられて多数のカツター
ブレード10aのスライス刃5によるスライス切
りと細切刃6による細切りが同時になされる。そ
の際回転カツター7はスライス刃5と細切り刃6
がハーモニカの吹口の如く並んでいるのでスライ
ス切断とその厚み方向への切断が同時に進行し、
食品Fは前位の送り込みブレード10b又は前位
のカツターブレード10aの後部の案内によつて
正しく送られ、また細切刃6と接する回転方向前
位のブレード10a又は送り込みブレード10b
に夫々設けられた凹部14,14′と、スライス
刃5とにより規定される間隙によつて一定のスラ
イス厚dに管理され、スライス刃5、細切り刃6
から逃げたりせず従つて弾力性のある材料でも確
実に細い角柱状に切ることができる。例えば魚肉
の練り製品の如く軟かく弾力に富むものは従来の
装置では効率良く細切りすることができなかつた
のであるが本考案によれば前述の回転カツター7
の構成作用により極めて高効率に切断が行なえ
る。
例えばカツターブレード10aを12組列設した
回転カツター7によれば毎分1500回転程度の回転
速度が可能として、一分間に一万八千個以上の細
切り片を製造できることとなる。
(発明の効果) 従つて本発明によれば、移動ベルト2,3によ
り送り出される食品Fに対し、スライス刃5とス
ライスしながら細切りする細切刃6が一体になつ
た回転カツター7により連続切断が行なわれるの
で、効率が著しく良いだけでなく、一工程分の送
り或いは切断機構が必要なだけであるから装置も
小型で済みしかも細切りが一回の切断で得られ、
特にスライス刃5を設けたカツターブレード10
aとその回転方向前位のブレードとの間隙を形成
する凹部14,14′により一定のスライス厚d
が得られると同時に、細切刃6に前位ブレードが
接するので細切幅も一定になり、良く揃つたもの
となる等、顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明に係る食品細切装置の一実施例を示
すもので、第1図は側面図、第2図は平面図、第
3図はカツター機構の平面断面図、第4図は一部
省略部分正面図、第5図は回転カツターの分解斜
視図、第6図は切断部の作用説明用の断面図、第
7図はブレードの並列態様を示す斜視図である。 d…スライス厚、1…装置本体、2,3…移動
ベルト、4…食品Fの送り出し部、5…スライス
刃、6…細切刃、7…回転カツター、10a…カ
ツターブレード、10b…送り込みブレード、1
4,14′…凹部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 装置本体1に、食品Fを抑えながら搬送する
    対向した移動ベルト2,3を設置し、その前方の
    食品送り出し部4に、食品Fを細切する回転カツ
    ター7を設置した食品細切装置であつて、前記回
    転カツター7は食品Fをスライスする略半径方向
    のスライス刃5並びにスライス刃5に沿つて定間
    隔で多数設けた略回転方向の細切刃6を有するカ
    ツターブレード10aと、前記スライス刃5との
    間でスライス厚dに相当する間隙を形成する凹部
    14,14′を有しかつ細切刃6に接するように
    回転方向前位に配置されたブレードとによつて構
    成されたことを特徴とする食品細切装置。 2 一定のスライス厚dに相当する間隙は、カツ
    ターブレード10aのスライス刃5と、カツター
    ブレード10aの前位に位置する送り込みブレー
    ド10bの後端に形成された一定の深さの凹部1
    4により規定される特許請求の範囲第1項記載の
    食品細切装置。 3 一定のスライス厚dに相当する間隙は、カツ
    ターブレード10aのスライス刃5と、前位のカ
    ツターブレード10aの後端に形成された一定の
    深さの凹部14′により規定される特許請求の範
    囲第1項又は第2項記載の食品細切装置。
JP11751584A 1984-06-08 1984-06-08 食品細切装置 Granted JPS60263695A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11751584A JPS60263695A (ja) 1984-06-08 1984-06-08 食品細切装置

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JP11751584A JPS60263695A (ja) 1984-06-08 1984-06-08 食品細切装置

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Publication Number Publication Date
JPS60263695A JPS60263695A (ja) 1985-12-27
JPS6348676B2 true JPS6348676B2 (ja) 1988-09-30

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ID=14713670

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JP11751584A Granted JPS60263695A (ja) 1984-06-08 1984-06-08 食品細切装置

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0242873U (ja) * 1988-09-19 1990-03-23

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US8714068B2 (en) * 2012-09-28 2014-05-06 Frito-Lay North America, Inc. Tailored slicing
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JPS4929271U (ja) * 1972-06-06 1974-03-13
JPS5633296A (en) * 1979-08-21 1981-04-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd Cooker

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