JP3223247B2 - スライス玉葱の製造方法及び製造装置 - Google Patents

スライス玉葱の製造方法及び製造装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工業的規模で大量
に高品質のスライス玉葱を製造する方法及びその製造装
置に関するものであり、更に詳しくは、玉葱を連続的に
裁断装置に送り、縦切りした玉葱をスライサーで均一に
スライスしてスライス片の大きさが均一かつ均質の高品
質のスライス玉葱を連続的に製造する方法及び当該方法
に使用する装置であって、玉葱のスライス工程の省力
化、無人化等を実現することを可能とする新規なスライ
ス玉葱の製造方法及びその製造装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、加工食品のベース原料として、
玉葱は不可欠のものであり、特に、工業的規模の食品製
造業の中にあって、とりわけ、レトルト食品等の各種加
工食品の原料として、スライスした玉葱が大量かつ頻繁
に用いられている。従来、工業的に玉葱をスライスする
場合、剥皮した玉葱をスライサーに投入して一定幅にス
ライスする方法を採用していたが、この方法によると、
例えば、方向性を無視して玉葱をスライサーに投入する
と、玉葱を均一にスライスできないという問題があっ
た。
【0003】即ち、工業的に玉葱をスライスする場合、
スライス工程において、例えば、コンベアーを介して、
玉葱がその芯方向に沿ってスライサーに投入されると、
その一部又は大部分が上記芯方向と直交してスライスカ
ッターによりカットされる状態となるため、この場合
は、玉葱の鱗葉が輪切りにされてその裁断片が比較的大
きなものになる。一方、上記以外の方向で投入された場
合は、玉葱は比較的細片状にスライスされやすいものと
なる。したがって、上記の方向性を無視して玉葱をスラ
イサーに投入した場合は、玉葱が均一にスライスされ
ず、不揃いとなるので、このようなスライス玉葱は、加
工食品の原料として使用するのには不適当であった。こ
のため、スライス玉葱の生産ラインの中で、特に、スラ
イス工程において、スライサーの前に人を配置して、人
手で玉葱の投入方向を調整する必要があり、そのため、
当該スライス工程が、生産ラインの省力化、無人化を実
現する上で一つのネックとなっている状態にあった。そ
の他、スライス玉葱の製法に関係するものとして、例え
ば、玉葱等の野菜を回転カッターによりスライスする方
式に代えて、固定した櫛歯状切削刃とスライス加工用の
切削刃を組合わせた食品切削機による方法(特公昭59
−46759号)が報告されているが、この方法は、被
加工物の縦割り及びスライス加工を固定ドラム内で連続
的に行うことを特徴とするものであり、上記問題を全て
解決するものではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような状況の中
で、本発明者らは、各種加工食品の連続生産ラインの省
力化、無人化について種々研究を重ねる過程において、
上記玉葱のスライス工程に着目し、格別の人的操作を付
加することなしに、簡便な機械的操作で、均一かつ均質
なスライス玉葱を量産する方法を開発することを目標と
して種々検討した結果、玉葱の投入方向を調整するだけ
ではなく、玉葱を連続的に裁断装置に送り、予め玉葱を
その芯を通して垂直方向にカッターを入れて裁断し連続
的に縦切りにすること、次いで、当該玉葱をその状態で
スライサーにより一定幅にスライスすること、を組み合
わせることにより、所期の目的を達成し得ることを見出
し、本発明を完成するに至った。本発明は、工業的に均
一かつ均質の高品質のスライス玉葱を連続的に製造する
方法及びその装置を提供することを目的とする。また、
本発明は、格別の人的操作を要することなく、上記高品
質のスライス玉葱を連続的に量産することが可能な方法
及び装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るための本発明は、スライス玉葱の製造方法であって、
以下の工程; (a)茎部及び根部を除去し剥皮した玉葱を移送装置に
より連続的に裁断装置に送り、 (b)裁断装置において、玉葱をその芯部の軸方向が鉛
直方向になるようにして支持した状態で、下端が刃先で
ある2枚以上の複数枚の刃が鉛直な軸から延び、水平方
向の断面が放射状となっているカッターを、その前記軸
移送中の玉葱の芯部の軸の上方延長線と略一致するよ
うに当接し、連続的に玉葱をその芯部の軸方向に裁断し
て複数個とし、 (c)縦切りにされた玉葱を投入装置により連続的にス
ライサーに送り、 (d)スライサーにおいて、玉葱を等速で回転あるいは
昇降するスライスカッターを当接させて連続的にスライ
する、を有してなることを特徴とするスライス玉葱の
製造方法、である。
【0006】また、本発明は、玉葱を揺動型コンベア及
びフレキシブルベルトによりその芯部の軸方向が鉛直方
向になるようにして支持して連続的に裁断装置に送るこ
とを特徴とする前記のスライス玉葱の製造方法、を望ま
しい実施の態様とするものである。
【0007】更に、本発明は、工業的規模で大量に高品
質のスライス玉葱を製造するための製造装置であって、
以下の装置; (a)茎部及び根部を除去し剥皮した玉葱を連続的に裁
断装置に送るための移送装置、 (b)下端が刃先である2枚以上の複数枚の刃が鉛直な
軸から延び、水平方向の断面が放射状となっているカッ
ターを、その前記軸が玉葱の芯部の軸の上方延長線と略
一致するように当接し、連続的に玉葱をその芯部の軸方
向(長手方向)に裁断して複数個とするための裁断装
置、 (c)上記裁断装置のカッターの当接位置において玉葱
その芯部の軸方向が鉛直方向になるようにして支持す
るための支持装置、 (d)裁断装置で縦切りにされた玉葱をスライサーに連
続的に送り込むための投入装置、及び、 (e)等速で回転あるいは昇降するスライスカッターを
当接させて連続的に玉葱を細断するためのスライサー、
を備えてなることを特徴とするスライス玉葱の製造装
置、である。また、本発明は、裁断装置のカッターが、
前記の刃を3枚以上備え、玉葱を3個以上に分割し得る
形状のものである前記のスライス玉葱の製造装置、更
に、投入装置が、揺動型コンベアである前記のスライス
玉葱の製造装置、を望ましい実施の態様とするものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】続いて、本発明について更に詳細
に説明する。本発明のスライス玉葱の製造方法は、ま
ず、玉葱を天地方向に支持した状態で、水平方向の断面
が放射状のカッターをその中心を玉葱の略芯部に一致さ
せて当接し、連続的に玉葱を縦切りにすること、つま
り、予め輪切りにされる可能性のある部分で隣葉を分断
しておくこと、そして、この状態で連続的にスライサー
にかければ、ほぼ全てのスライス片の大きさが均一とな
り、均一かつ均質のスライス玉葱が大量に生産できると
いう知見に基づいて完成されたものである。即ち、本発
明の方法によれば、予め玉葱を芯を通して垂直方向にカ
ッターを入れて裁断することにより、その後、カットさ
れた玉葱を方向性を無視してスライサーに投入しても均
一かつ均質なスライス片を得ることができる。したがっ
て、この方法によると、比較的簡単な操作、設備によ
り、品質が安定した、加工食品の原料として好適なスラ
イス玉葱を大量に得ることができ、工業的に極めて有効
である。
【0009】玉葱は、適宜の手段で茎部及び根部を除去
し剥皮したものを使用するが、この場合、水平面で茎部
及び根部を除去切り落とし、玉葱の天地に水平面をつく
る。次に、玉葱を天地方向に整え支持して裁断装置に送
るが、この場合、例えば、移送装置として揺動型コンベ
ア1を用い、これにより玉葱を天地方向に整えて裁断装
置側に送る。更に、この場合、好適な手段として、両サ
イドに設けた、対峙して幅方向に中心に対して伸縮する
フレキシブルベルトを使用して、両サイドのベルトのフ
レキシブル性により、大きさの異なる玉葱を天地方向に
支持して裁断装置に送る方法が例示される。
【0010】次に、玉葱の裁断工程において、玉葱を裁
断・支持する方法としては、玉葱を1個ずつ裁断ポジシ
ョンに送り、裁断・支持することができる方法であれば
適宜のものが使用されるが、例えば、図1に示したよう
な間欠回転式のホルダーで玉葱をホールドしている間に
裁断装置のカッターを玉葱の略中心部に一致させて当接
し、玉葱を縦切りにする方法が例示される。カッターと
しては、水平方向の断面が放射状のカッターであれば、
適宜のものが使用できる。この場合、ホルダー及びカッ
ターの作動を同期させて連続操作する。
【0011】次に、縦切りにされた玉葱を細断スライサ
ーへ送るが、この場合、裁断した玉葱を連続的に(途絶
えさせずに)スライサーへ送り、スライサーで均一にス
ライスさせやすくする。例えば、スライサーの上流側の
揺動型コンベア2のコンベア速度を調整すること、コン
ベア1を高速/多列とすること、等によって、コンベア
2上に裁断した玉葱を詰めた状態で送る方法が例示され
る。次に、スライサーによる細断は、玉葱を等速又は略
等速で回転あるいは昇降するスライスカッターを当接さ
せて連続的に細断する。細断時に細断した玉葱を踊らせ
ないでスライスする。これにより、玉葱本来の品質を保
つことができる。その方法として、例えば、図2に示し
たようにコンベア2上でスライスカッターを昇降させる
方法が好適なものとして例示される。上記方法に必要な
装置は、上記のものに限らず、それと同効のものであれ
ば、適宜、使用することができる。
【0012】
【実施例】次に、本発明を図示実施例に基づいて具体的
に説明するが、本発明は当該実施例によって何ら限定さ
れるものではない。 (1)製造装置 図1において、揺動型コンベア1は、茎部及び根部を除
去し剥皮した玉葱8を、連続的に裁断装置3へ順次移
送、投入するためのコンベアであり、裁断装置3は、水
平方向の断面が放射状(例えば、十字状)のカッターを
備え、該カッターは、間欠的に昇降される昇降装置(図
示せず)によりカッターの中心を玉葱の略芯部に一致さ
せて当接し、連続的に玉葱を縦切りにするための装置で
ある。つまり、カッターは図示しないが、上記放射状の
中心を図1のカット位置10に合わせて、昇降される。
昇降装置は、シリンダー機構等の適宜の昇降駆動部を備
える。フレキシブルベルト5は、コンベア1の上面部に
左右一対で裁断装置3の直前にまで設けられたベルトで
あり、コンベア1上で玉葱8を天地方向に支持して挟持
しながらコンベア1と等速で自走する。天地方向は玉葱
8の天地方向、つまり玉葱8の芯方向を指す。
【0013】スライサー6は、裁断装置3で裁断した後
の玉葱8をスライスするためのもので、等速又は略等速
で回転あるいは昇降し、間欠的に玉葱8に当接されるス
ライスカッター(図示せず)を備える。回転式のカッタ
ーは、複数の切削刃を回転軸に支持し、駆動装置により
回転軸を回転させて動かされるが、これに限らず、例え
ば、図2に示した昇降式のカッター等を使用することが
できる。揺動型コンベア2は、裁断した玉葱を連続的に
(途絶えさせずに)スライサー6へ送るコンベアであ
る。スライサー6の上流側に位置する揺動型コンベア2
のコンベア速度を調整する(例えば、揺動型コンベア1
を高速/多列とする)等によって、揺動型コンベア2上
に裁断玉葱を詰めた状態で送るようにする。その他、ス
ライスした玉葱の散逸と危険を防ぐためのフード、裁断
した玉葱をフード内に導入するための導入口、スライス
した玉葱を排出するための排出口等の付属設備を、適
宜、設置することができる。
【0014】(2)裁断処理 本処理を行うのに先立ち、必要により、玉葱の茎部及び
根部を除去し剥皮しておく。この場合、水平面で茎部及
び根部を除去、切り落とし、玉葱の天地に水平面をつく
るようにする。この操作は、任意の手段、及び装置を用
いて行うことができ、その操作、手段、及び装置は特に
限定されるものではない。茎部、及び根部を除去し剥皮
した玉葱8を、揺動型コンベア1及びフレキシブルベル
ト5で天地方向に支持した状態で裁断装置3に送り、間
欠回転式のホルダーで玉葱をホールドしている間に、水
平方向の断面が放射状(例えば、断面十字状)のカッタ
ーを、その中心を玉葱の略芯部に一致させて降下、当接
させることにより、ほぼ均等に4つ(十字状の場合)に
分割裁断する。この場合、ホルダー及びカッターの作動
を同期させ、連続的に処理する。
【0015】上記のものでは、断面十字状のカッターで
4つに均等分割する例を示したが、これに限らず、要
は、ほぼ玉葱8の芯を通して垂直方向にカッターを入れ
て裁断するようにすればよい。上記断面十字状のカッタ
ーに代えて、平板状あるいは断面が均等に3分割、5分
割し得る形状等のカッターを用いてもよいが、例えば、
4つに均等分割する態様によれば、裁断の際の抵抗が少
なく、玉葱の含有成分の水化流失、変色等を極力回避で
きる上、その後のスライス処理によりスライス片の大き
さが十分均一なものとなるので、断面十字状のものが最
も好ましい。尚、以上の裁断操作を人手で行うことも適
宜可能である。
【0016】(3)スライス処理 前記の裁断装置で裁断した玉葱8を、次に、スライス工
程において、一定幅にスライスする。図示の装置では、
裁断した玉葱8を、揺動コンベア2により等速でスライ
サー6に送り込み、回転あるいは昇降するスライスカッ
ター7に当接させることによりスライスを行う。裁断し
た玉葱8のスライス幅は、5〜20mm程度が好まし
く、8〜12mm程度が更に好ましい。スライス幅が5
mmに満たないと、スライス処理の際玉葱の含有成分の
水化流失、変色及び歩留りの低下が起こりやすく、一方
20mmを越えると、前記本発明の裁断処理を施した場
合でも、スライス片の大きさが不均一となりやすい。し
かして、スライス幅を前記範囲とすることにより、大き
さが均一でかつ均質の品質に優れたスライス片を効率的
に得ることができ、特にカレー、シチュー等の加工食品
の原料として工業的に用いる場合に最適な形態の、スラ
イス玉葱を得ることができる。尚、図示の装置でスライ
ス幅を調整するには、コンベア2の送り速度とスライス
カッター7の回転速度との関係で行えばよい。
【0017】更に、本処理に用いるスライサー6として
は、回転あるいは昇降するカッターを使用されるが、例
示の昇降式のスライスカッター7が最も好ましい。即
ち、本来、上記スライサーは構造がシンプルであり、昇
降するカッターを当接するだけで処理物をスライスする
ことができるものであって、スライス処理時の処理物へ
のダメージが少なく、玉葱の場合についても、スライス
処理の際の含有成分の水化流失、変色、及び歩留り低下
等を極力回避できる。また、細断時に細断した玉葱を踊
らせないでスライスすることが可能であり、これによ
り、玉葱の香りの揮散を防止することができる。ところ
が、前記の通り、従来のように、単に剥皮した玉葱をこ
の種のスライサーにかけた場合は、スライス片の大きさ
が不均一となる問題、更に玉葱の含有成分が水化して流
失するという問題がある。かくして、本発明により、事
前の前記裁断処理を施すことによって、この種のスライ
サーの特性を十分に生かして、スライス片の大きさの均
一化の点に止まらず、品質、生産効率等の点においても
優れたスライス玉葱の製造を可能とすることができる。
【0018】
【発明の効果】本発明の方法によれば、裁断装置により
裁断した玉葱を方向性を無視してスライサーにかけても
均一かつ均質なスライス片を得ることができ、玉葱スラ
イス工程の省力化、無人化を実現することができる。ま
た、本発明の装置によれば、簡単な構造にて、均一な大
きさでかつ均質な高品質のスライス玉葱を効率良く製造
することができる。また、裁断機におけるカッターの形
状、及びスライサーにおけるスライスカッターの間欠作
動の速度を調整し、これらを組み合わせることによっ
て、種々の大きさ、形状の、均一にスライスされたスラ
イス玉葱を工業的規模で大量に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスライス玉葱の製造方法に使用する製
造装置の一実施例を示す説明図である。
【図2】本発明のスライス玉葱の製造方法に使用する製
造装置の一実施例を示す説明図である。
【符号の説明】 1 揺動型コンベア 2 揺動型コンベア 3 裁断装置 4 ホルダー 5 フレキシブルベルト 6 スライサー 7 スライスカッター 8 玉葱 10 カット位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI A23N 15/08 A23N 15/08 B (56)参考文献 特開 平8−141984(JP,A) 特開 昭51−7148(JP,A) 特公 昭59−46759(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23L 1/212 B26D 3/26 605 B26D 3/28 610 A23N 15/08

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続生産ラインで加工食品用のスライス
    玉葱を連続的に製造する方法であって、以下の工程; (a)茎部及び根部を除去し剥皮した玉葱を移送装置に
    より連続的に裁断装置に送り、 (b)裁断装置において、玉葱をその芯部の軸方向が鉛
    直方向になるようにして支持した状態で、下端が刃先で
    ある2枚以上の複数枚の刃が鉛直な軸から延び、水平方
    向の断面が放射状となっているカッターを、その前記軸
    が移送中の玉葱の芯部の軸の上方延長線と略一致するよ
    うに当接し、連続的に玉葱をその芯部の軸方向に裁断し
    て複数個とし、 (c)縦切りにされた玉葱を投入装置により連続的にス
    ライサーに送り、 (d)スライサーにおいて、等速で回転あるいは昇降す
    るスライスカッターを当接させて連続的に上記裁断玉葱
    を5〜20mmの一定の厚みにスライスする、 を有してなることを特徴とするスライス玉葱の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 玉葱を揺動型コンベア及びフレキシブル
    ベルトによりその芯部の軸方向が鉛直方向になるように
    して支持して連続的に裁断装置に送ることを特徴とする
    請求項記載のスライス玉葱の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の製造方法に使用
    るための製造装置であって、以下の装置; (a)茎部及び根部を除去し剥皮した玉葱を連続的に裁
    断装置に送るための移送装置、 (b)下端が刃先である2枚以上の複数枚の刃が鉛直な
    軸から延び、水平方向の断面が放射状となっているカッ
    ターを、その前記軸が玉葱の芯部の軸の上方延長線と略
    一致するように当接し、連続的に玉葱をその芯部の軸方
    向(長手方向)に裁断して複数個とするための裁断装
    置、 (c)上記裁断装置のカッターの当接位置において玉葱
    をその芯部の軸方向が鉛直方向になるようにして支持す
    るための支持装置、 (d)裁断装置で縦切りにされた玉葱をスライサーに連
    続的に送り込むための投入装置、及び、 (e)等速で回転あるいは昇降するスライスカッターを
    当接させて連続的に上記裁断玉葱を5〜20mmの一定
    の厚みにスライスするためのスライサー、 を備えてなることを特徴とするスライス玉葱の製造装
    置。
  4. 【請求項4】 裁断装置のカッターが、前記の刃を3枚
    以上備え、玉葱を3個以上に分割し得る形状のものであ
    る請求項3記載のスライス玉葱の製造装置。
  5. 【請求項5】 投入装置が、揺動型コンベアである請求
    項3又は4記載のスライス玉葱の製造装置。
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