JPS5953712A - 紡糸口金 - Google Patents

紡糸口金

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Publication number
JPS5953712A
JPS5953712A JP16443082A JP16443082A JPS5953712A JP S5953712 A JPS5953712 A JP S5953712A JP 16443082 A JP16443082 A JP 16443082A JP 16443082 A JP16443082 A JP 16443082A JP S5953712 A JPS5953712 A JP S5953712A
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JP
Japan
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spinneret
dope
stock solution
spinning
lane
Prior art date
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Application number
JP16443082A
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English (en)
Other versions
JPH02450B2 (ja
Inventor
Akio Sakihara
先原 明男
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Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
Original Assignee
Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
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Publication date
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  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 木発明は、紡糸口金に係り、特に多数の微細な紡糸孔を
有する湿式紡糸孔用の口金の改良に関する。
多数の機軸な紡糸孔が密集して設けられている湿式紡糸
用の口金は、原液が紡糸孔から紡出されると、紡糸面の
中央部付近と外周部付近の凝固液に温度、a度の差が止
し、その結果紡出糸の凝固速度にむらが生じ、糸の太さ
にばらつきが生じるものである。
このような現象は紡糸孔の密集度が高くなる程、また紡
糸口金が大型化する程顕著となり、生産性の向上とは裏
腹に紡出糸の品質の低下を来たすものである。
この為、特に大型或いは超密集の紡糸孔を有する紡糸口
金を製作する際には、第1図に示す如(紡糸孔1を部分
的に設けない所謂レーン部2を設けて、このレーン部2
を紡糸孔1から原液を紡出した際、紡糸面の中央部付近
と外周付近の凝固液の温度、a度を均一に保ち通路とな
している。
然し乍ら、斯かる構造の紡糸口金の製造過程に於いては
次のような問題点がある。
即ち、第2図に示す如く紡糸孔1の穿設時、パンチェ具
3にて紡糸口金板4に原液導入孔5を穿設していく際、
紡糸口金4の下面(紡糸面)に出る凸部6を基台7に設
けられている凹溝8に拘束させながら順次孔明は加工し
ていくわけであるが、孔明は加工が進むにつれ′C紡糸
口金板4に伸びが発生し、この伸びは凸部6が無く凹溝
8に拘束されていないレーン部2付近に集中する為、第
3図に示す如くレーン部2の周縁の材料はこの伸びによ
り上方に弯曲する。その結果、紡糸孔1の軸芯はレーン
部2側に傾き、またレーン部2の周縁が上方に弯曲する
ことからパンチェ具3は他の部分よりも深く入ることに
なり、紡糸孔Iに於ける原液吐出孔9の長さが短くなる
かくしてこのような紡糸口金から原液を紡糸すると、レ
ーン部2付近の紡糸孔1から紡糸された糸同志がくっつ
いたり、原液吐出孔量に差が生じて糸の太さにむらが生
じたりして、品質良好な糸を紡糸することができなかっ
た。
本発明は斯かる問題を解決すべくなされたものであり、
大型で超密集の紡糸孔を有していても紡糸孔の軸芯に全
く傾きが無く、また紡糸孔の原液吐出孔の長さが全て均
一な紡糸口金を提供せんとするものである。
本発明の紡糸【」金は、第4図に示す如く原液導入孔5
及びそれに連なる原液吐出孔9から成る微細な紡糸孔1
群が、レーン部2′にて複数に分割され且つレーン部2
′が多数の原液導入孔5又は原液導入孔5とそれに連な
る原液吐出孔9を充填材lOで塞いで盲状になされた部
分で構成されていることを特徴とするものである。
斯かる構造の本発明の紡糸口金は、その製作時紡糸口金
機4の全面に第5図に示す如く原液導入孔5を穿設する
ことになるので、その際紡糸口金板4の下面(紡糸面)
に出る凸部6を基台7に設けられている凹溝8に拘束さ
せながら順次孔明は加工され、その孔明は加工による紡
糸口金板4の伸びは部分的に集中することなく全体に分
散し、紡糸口金板4が部分的に上方に弯曲することが無
い。従って、紡糸孔lの軸芯は従来のようにレーン部2
側に頷くことがな(垂直となり、しかも紡糸口金4が部
分的に上方に弯曲することが無いことからパンヂ工具3
部分的に深く入るようなことが無く、紡糸孔lに於ける
原液吐出孔9の長さは均一となる。また紡糸孔1の穿設
後複数の紡糸孔1群に分割するレーン部2′の原液導入
孔5又は原液導入孔5及びそれに連なる原液吐出孔9を
充填材10で塞いで盲状になるので、湿式紡糸時^い紡
糸圧力がかかってもレーン部2′が変形せず、補強橘の
役割を果たすことになる。
かくしてこのような紡糸口金から原液を紡糸すると、従
来のようにレーン部2′付近の紡糸孔1から紡糸された
糸同志がくっつくという現象は無くなり、また原液吐出
量に差が生じて糸の太さにむらが生じるようなことが無
く、品質良好な糸を得ることができる。
次に本発明による紡糸口金の効果を明瞭にする為にその
具体的な実施例と従来例について説明する。
〔実施例〕
第4図に示す如く直径120in、厚さ0.51■のタ
ンタル材より成る紡糸口金板4に、開l」径400μr
n、深さ450μmの逆円錐状の原液導入孔5及びこれ
に連なる直径50μmの原液吐孔9より成る2万個の紡
糸孔1が形成され、この2万ll&Iの紡糸孔1が放射
状のレーン部2′で8 ?Wの紡糸孔群に分割され、レ
ーン部2′は400個の原液導入孔5とそれに連なる原
液吐出孔9をタンタル材の充填材10で基いて平坦な盲
状になされCいる紡糸LI金。
〔従来例〕
第1図及び第3図に示す如く直径120+am、厚さ0
.5鰭のタンタル材より成る紡糸口金板4に、開口径4
00μm深さ450μmの逆円錐状の原液導入孔5及び
これに連なる直径50μmの原液吐出孔9より成る2万
個の紡糸孔1が放射状の紡糸孔を全(有しないレーン部
2で811Mの紡糸孔群に分割されている結局口金。
然してこれら実施例及び従来例の紡糸口金にて原液を湿
式紡糸した処、従来例の紡糸口金ではレーン部2付近の
紡糸孔1から紡糸された糸同志がくっついたり、原液吐
出量に差が生じて糸の太さにむらに生じるものが多数あ
ったのに対し、実施例の紡糸口金ではそのような糸は皆
無でった。これはひとえに本発明の紡糸l口金の軸芯が
垂直で、部分的に上方に弯曲している+lI所が無く、
紡糸孔1に於ける原液吐出孔9の長さが均一であるから
である。
尚、」二記実施例ではレーン部2′が放射状であるが、
原液が紡糸孔1から紡出された際、紡糸面の中央部付近
と外周部(;J近の凝固液の温度、濃度に差が生しない
ように均一に保つことができればどのような形状のレー
ン部であっても良いものである。
以上の説明で判るように本発明の紡糸口金は、大型で超
密集の紡糸孔を有していても、紡糸孔の軸芯に傾きが無
く、また紡糸孔の原液吐出孔の長さが全て均一であるの
で、原液を湿式紡糸した際、糸同志がくっつくことが無
く、原液吐出量に差が律して糸の太さにむらが生しるよ
うなことも無く、品質良IJfな糸を得ることができる
という優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
弟1図は従来のNJj糸口糸口−+’ii Iu断面図
、第2図はその紡糸口金の紡糸孔に於ける原液導入孔の
孔明り加工の状態を示す要部縦断斜視面図、第3図は第
2図に示される原液導入孔の底に原液吐出孔を穿設した
状態を示す縦断面図、u44図は不発明による紡糸口金
の一例を示す一部縦断斜視面閲、第5図はその紡糸口金
の紡糸孔に於ける原液導入孔の孔明は加工の状態を示す
要部縦断斜視面図である。 1−−−−紡糸孔、2 ′−−−−・・レーン部、3−
−−−パンチェ具、4−・−紡糸口金板、5−一−−原
液導入孔、6−−−一凸部、7−−−−一基台、8−・
−凹溝、9−−−−−原液吐出孔、10−・−・−・充
填材。 出願人  田中貴金属工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 原液導入孔及びそれに連なる原液吐出孔から成る微細な
    紡糸孔を多数有する紡糸口金に於いて、紡糸孔群がレー
    ン部にて複数に分割され且つレーン部が多数の原液導入
    孔又は原液導入孔とそれに連なる原液吐出孔を充填材で
    塞いで盲状になされた部分で構成されていることを特徴
    とする紡糸口金。
JP16443082A 1982-09-21 1982-09-21 紡糸口金 Granted JPS5953712A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16443082A JPS5953712A (ja) 1982-09-21 1982-09-21 紡糸口金

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JP16443082A JPS5953712A (ja) 1982-09-21 1982-09-21 紡糸口金

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Publication Number Publication Date
JPS5953712A true JPS5953712A (ja) 1984-03-28
JPH02450B2 JPH02450B2 (ja) 1990-01-08

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ID=15793001

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JPH02450B2 (ja) 1990-01-08

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