JPS5953406B2 - 船体ケ−ソンまたは鋼製ケ−ソンの底部コンクリ−ト被覆工法 - Google Patents
船体ケ−ソンまたは鋼製ケ−ソンの底部コンクリ−ト被覆工法Info
- Publication number
- JPS5953406B2 JPS5953406B2 JP12009179A JP12009179A JPS5953406B2 JP S5953406 B2 JPS5953406 B2 JP S5953406B2 JP 12009179 A JP12009179 A JP 12009179A JP 12009179 A JP12009179 A JP 12009179A JP S5953406 B2 JPS5953406 B2 JP S5953406B2
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- JP
- Japan
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- hull
- caisson
- concrete
- steel
- caissons
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
従来の中古船を利用した船体ケーソンまたは鋼製ケーソ
ンは、鋼製であるためにマウンド上に据付ける際、その
摩擦係数は最大で０．４であって、コンクリートケーソ
ンの場合の摩擦係数０．６に比して５割も少なく、その
ため同一性能とするためには船体ケーソン、鋼製ケーソ
ンの重量は５割も重くなり、大型化することによって不
利であるとされていた。
ンは、鋼製であるためにマウンド上に据付ける際、その
摩擦係数は最大で０．４であって、コンクリートケーソ
ンの場合の摩擦係数０．６に比して５割も少なく、その
ため同一性能とするためには船体ケーソン、鋼製ケーソ
ンの重量は５割も重くなり、大型化することによって不
利であるとされていた。
本発明はこのような実情に鑑みて提案されたものであっ
て、乾ドックまたは浮ドツクの梁底面上に剥離材シート
を展張し、同シート上に所要の配筋を施すとともに底部
裏面にアンカーピースの取付けられた船体若しくは鋼製
ケーソンを間隔を存して支承し、同船体若しくは鋼製ケ
ーソンと前記剥離シートとの間隙にコンクリートを充填
することを特徴とする船体ケーソンまたは鋼製ケーソン
ノの底部コンクリート被覆工法に係り、その目的とする
処は、船体ケーソンまたは鋼製ケーソンの底部に簡便且
つ確実にしかも経済的にコンクリ−１〜を被覆して、前
記船体ケーソンまたは鋼製ケーソンの摩擦係数をコンク
リートケーソンのそれと同１等にし、その形状や重量を
小さくして経済的にする点にある。
て、乾ドックまたは浮ドツクの梁底面上に剥離材シート
を展張し、同シート上に所要の配筋を施すとともに底部
裏面にアンカーピースの取付けられた船体若しくは鋼製
ケーソンを間隔を存して支承し、同船体若しくは鋼製ケ
ーソンと前記剥離シートとの間隙にコンクリートを充填
することを特徴とする船体ケーソンまたは鋼製ケーソン
ノの底部コンクリート被覆工法に係り、その目的とする
処は、船体ケーソンまたは鋼製ケーソンの底部に簡便且
つ確実にしかも経済的にコンクリ−１〜を被覆して、前
記船体ケーソンまたは鋼製ケーソンの摩擦係数をコンク
リートケーソンのそれと同１等にし、その形状や重量を
小さくして経済的にする点にある。
本発明においては前記したように造船所の乾ドックまた
は浮ドツクの梁底をコンクリート型枠の代りに使用し、
同梁底面上に剥離シートを展張）し、同シート上に所要
の配筋をするとともに底部裏面にアンカーピースの取付
けられた船体ケーソンまたは鋼製ケーソンを前記剥離シ
ート上に間隔を存して支持し、しかるのち同剥離シート
と前記船体ケーソンまたは鋼製ケーソンとの間隙にコン
クリートを充填するようにしたので、同コンクリートは
前記アンカーピースを介して船体ケーソンまたは鋼製ケ
ーソンの底部裏面に一体に被覆されるものであり、同被
覆コンクリート部は前記剥離シートの存在によって、コ
ンクリ−１へ硬化後、梁底面より容易に剥離しうるちの
であって、前記船体ケーソンまたは鋼製ケーソンは底部
にコンクリート被覆されたのち、県中に注水することに
よって支障なく浮上出渠しうるちのである。
は浮ドツクの梁底をコンクリート型枠の代りに使用し、
同梁底面上に剥離シートを展張）し、同シート上に所要
の配筋をするとともに底部裏面にアンカーピースの取付
けられた船体ケーソンまたは鋼製ケーソンを前記剥離シ
ート上に間隔を存して支持し、しかるのち同剥離シート
と前記船体ケーソンまたは鋼製ケーソンとの間隙にコン
クリートを充填するようにしたので、同コンクリートは
前記アンカーピースを介して船体ケーソンまたは鋼製ケ
ーソンの底部裏面に一体に被覆されるものであり、同被
覆コンクリート部は前記剥離シートの存在によって、コ
ンクリ−１へ硬化後、梁底面より容易に剥離しうるちの
であって、前記船体ケーソンまたは鋼製ケーソンは底部
にコンクリート被覆されたのち、県中に注水することに
よって支障なく浮上出渠しうるちのである。
本発明においては前記したように船体ケーソン、または
鋼製ケーソンの底部裏面にコンクリートを被覆するのに
際して、造船所の現有設備である乾ドックまたは浮ドツ
クの梁底の広大な平面を底面型枠として利用して、同梁
底面上に展張した剥離シート上に所要の配筋を行なうと
ともに船体ケーソンまたは鋼製ケーソンを間隔を存して
支持し、両者の間隙にコンクリートを充填するようにし
たので、型枠としては船体ケーソンまたは鋼製ケーソン
周囲の型枠だけで済み、大量の型枠を使用しないで済み
、前記コンクリート被覆作業が簡単且つ確実に行なわれ
、工期が短縮され、工費が節減されるものである。
鋼製ケーソンの底部裏面にコンクリートを被覆するのに
際して、造船所の現有設備である乾ドックまたは浮ドツ
クの梁底の広大な平面を底面型枠として利用して、同梁
底面上に展張した剥離シート上に所要の配筋を行なうと
ともに船体ケーソンまたは鋼製ケーソンを間隔を存して
支持し、両者の間隙にコンクリートを充填するようにし
たので、型枠としては船体ケーソンまたは鋼製ケーソン
周囲の型枠だけで済み、大量の型枠を使用しないで済み
、前記コンクリート被覆作業が簡単且つ確実に行なわれ
、工期が短縮され、工費が節減されるものである。
また本発明によれば前記したように、船体ケーソンまた
は鋼製ケーソンはその底部にコンクリートが被覆される
ので、マウンドに据付ける際に摩擦係数が０．４より０
．６に増大され、従ってケーソンを小型化し、または中
詰土量を節減し、或いは中詰土として比重の軽い安価な
低質中詰土を使用しうるちのであり、コストを大幅に節
減しうるちのである。
は鋼製ケーソンはその底部にコンクリートが被覆される
ので、マウンドに据付ける際に摩擦係数が０．４より０
．６に増大され、従ってケーソンを小型化し、または中
詰土量を節減し、或いは中詰土として比重の軽い安価な
低質中詰土を使用しうるちのであり、コストを大幅に節
減しうるちのである。
以下本発明を中古船を利用した船体ケーソンに適用した
図示の実施例について説明する。
図示の実施例について説明する。
船体１を乾ドック２または浮ドツクの盤木３に架乗せし
め、船底部４に裏面にアンカーピース５を取付ける。
め、船底部４に裏面にアンカーピース５を取付ける。
（第１図参照）次いで船体１を出渠させ、盤木３を撤
去して渠底面上にビニールシート等より構成された剥離
シート６を展張し、鉄筋用スペーサコンクリ−ドブ１０
ツク７と、これより丈の高い船体用スペーサコンクリー
トブロック８とを配置し、鉄筋用スペーサコンクリート
ブロック７上に格子状に配設された鉄筋９を載架する。
去して渠底面上にビニールシート等より構成された剥離
シート６を展張し、鉄筋用スペーサコンクリ−ドブ１０
ツク７と、これより丈の高い船体用スペーサコンクリー
トブロック８とを配置し、鉄筋用スペーサコンクリート
ブロック７上に格子状に配設された鉄筋９を載架する。
（第２図及び第３図参照）次いで前記船体１を再度入
渠させて船体用スペーサコンクリートブロック８上に架
乗させ、渠底面上における船体１の周囲に仮枠１０を配
設し、ポンプ車１１によって片側の仮枠１０の注入孔ま
たは船底注入孔１２より船体１と剥離シート６と仮枠１
０の間に形成された空間にコンクリートを注入する。
渠させて船体用スペーサコンクリートブロック８上に架
乗させ、渠底面上における船体１の周囲に仮枠１０を配
設し、ポンプ車１１によって片側の仮枠１０の注入孔ま
たは船底注入孔１２より船体１と剥離シート６と仮枠１
０の間に形成された空間にコンクリートを注入する。
（第４図参照）なお前記仮枠または船底部には空気抜
き孔、注入点検孔が設けられるも１のである。
き孔、注入点検孔が設けられるも１のである。
前記打設コンクリートが硬化後、県中に注水し、船体１
の浮力によってこれを浮上させ、かくして船底コンクリ
ート１３の被覆された船体１を所要水域まで曳航してマ
ウンド１４上に沈設して：堤体を構築するものである。
の浮力によってこれを浮上させ、かくして船底コンクリ
ート１３の被覆された船体１を所要水域まで曳航してマ
ウンド１４上に沈設して：堤体を構築するものである。
（第５図参照）以上本発明を実施例について説明した
が、本発明は勿論このような実施例にだけ局限されるも
のではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲内で種々の
設計の改変を施しうるちのである。
が、本発明は勿論このような実施例にだけ局限されるも
のではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲内で種々の
設計の改変を施しうるちのである。
第１図乃至第４図は本発明の方法の一実施例の工程を示
し、第１図及び第３図並に第４図はその縦断面図、第２
図はその斜面図、第５図は本発明の方法によって構成さ
れた船体ケーソンを沈設した状態を示す縦断面図である
。 １・・・船体、２・・・乾ドック、５・・・アンカーピ
ース、６・・・剥離シート、１３・・・船底コンクリー
ト。
し、第１図及び第３図並に第４図はその縦断面図、第２
図はその斜面図、第５図は本発明の方法によって構成さ
れた船体ケーソンを沈設した状態を示す縦断面図である
。 １・・・船体、２・・・乾ドック、５・・・アンカーピ
ース、６・・・剥離シート、１３・・・船底コンクリー
ト。
Claims (1)
- １ 乾ドックまたは浮ドツクの梁底面上に剥離材シート
を展張し、同シート上に所要の配筋を施すとともに底部
裏面にアンカーピースの取付けられた船体若しは鋼製ケ
ーソンを間隔を存して支承し、同船体若しくは鋼製ケー
ソンと前記剥離シートとの間隙にコンクリートを充填す
ることを特徴とする船体ケーソンまたは鋼製ケーソンの
底部コンクリート被覆工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12009179A JPS5953406B2 (ja) | 1979-09-20 | 1979-09-20 | 船体ケ−ソンまたは鋼製ケ−ソンの底部コンクリ−ト被覆工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12009179A JPS5953406B2 (ja) | 1979-09-20 | 1979-09-20 | 船体ケ−ソンまたは鋼製ケ−ソンの底部コンクリ−ト被覆工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5646030A JPS5646030A (en) | 1981-04-27 |
| JPS5953406B2 true JPS5953406B2 (ja) | 1984-12-25 |
Family
ID=14777676
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12009179A Expired JPS5953406B2 (ja) | 1979-09-20 | 1979-09-20 | 船体ケ−ソンまたは鋼製ケ−ソンの底部コンクリ−ト被覆工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5953406B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102864790B (zh) * | 2012-10-26 | 2014-10-01 | 中船第九设计研究院工程有限公司 | 一种沉箱式水泵房施工方法 |
| CN114435556A (zh) * | 2022-02-14 | 2022-05-06 | 中交第三航务工程局有限公司 | 一种船坞施工中对于船坞注水的施工方法 |
-
1979
- 1979-09-20 JP JP12009179A patent/JPS5953406B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5646030A (en) | 1981-04-27 |
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