JP2676779B2 - 円筒ケーソン - Google Patents

円筒ケーソン

Info

Publication number
JP2676779B2
JP2676779B2 JP63098749A JP9874988A JP2676779B2 JP 2676779 B2 JP2676779 B2 JP 2676779B2 JP 63098749 A JP63098749 A JP 63098749A JP 9874988 A JP9874988 A JP 9874988A JP 2676779 B2 JP2676779 B2 JP 2676779B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
caisson
side wall
cylindrical
bottom plate
reinforced concrete
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63098749A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01271524A (ja
Inventor
種清 中山
卓也 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP63098749A priority Critical patent/JP2676779B2/ja
Publication of JPH01271524A publication Critical patent/JPH01271524A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2676779B2 publication Critical patent/JP2676779B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Revetment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は防波堤や護岸等に利用されるケーソンの構
造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、防波堤や護岸等の構築には鋼製セルや第10図に
示すような水平断面図が矩形の鉄筋コンクリート製ケー
ソン20が利用されることが多い。
従来の鋼製セルとしては、鋼板を円筒状に加工した鋼
板セル等があり、バイブロハンマー等を利用して水底地
盤に根入れしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の鋼板セルは鉄筋コンクリート製ケーソンに比べ
軽量であるという利点があるが、根入れ式であるため、
底のない筒形状であり、施工現場までの運搬には台船を
用いたり、大型クレーン船で吊ったりする必要があっ
た。さらに、施工現場においても、クレーン船やバイブ
ロハンマー等の設備が必要となる。
一方、鉄筋コンクリート製ケーソン20の場合、矩形断
面であることから、砂等の中詰材により、壁に曲げ応力
が発生し、側壁は厚く、変形抑止用の仕切り壁24も必要
となる。また、その製作には製作足場、型枠等が必要
で、製作期間も30日を越す長期に及び、コンクリート23
も何回にも分けて打たなければならない等の問題があ
る。特に近年、従来よりも大きな水深の所に防波堤や護
岸が建設されるケースが多くなり、ケーソンの形や重量
が大きく、運搬には例えば3000tクレーンといったかな
り大型の設備が必要となる。また、ヤード等から設置位
置まで運搬する場合、第10図に示すように浮かせた状態
で曳航することもできるが、ケーソン20自体の形や重量
が大きいため、水面下に没する部分が多く、大水深の水
路を必要とし、ケーソン作製の適地が得難い。
この発明は上述のような従来技術における問題点を解
決することを目的としたものである。
〔課題を解決するための手段〕
以下、この発明の概要を実施例に対応する図面を符号
を用いて説明する。
この発明の円筒ケーソン1は、ケーソン本体部分を構
成する鋼板製円筒状の側壁と所要厚の鉄筋コンクリート
製の底版とからなり、側壁の下端を底版内に埋め込んで
側壁下端の円筒形状を拘束しつつ側壁と底版を一体化し
たものである。
側壁2は従来の鋼板セルをそのまま利用することもで
き、鋼板セルと鉄筋コンクリート製の底版3を一体化し
た構造となる。
側壁2を円筒状とすることにより、運搬時や設置前の
外部からの水圧や、設置後の内部からの中詰土圧に対し
ては円周方向の応力が発生するだけで、側壁2に対し曲
げ力が作用しないため、座屈等に対し強い構造となる。
施工においては地上のヤードまたはドック等で製作さ
れた円筒ケーソン1を中空の状態で水面に浮かし、円筒
ケーソン設置位置まで曳航することができる。その場
合、側壁2が鋼板製で軽量であるため、鉄筋コンクリー
ト製のケーソン20等の場合(第10図参照)に比べ、第7
図に示すように水面下に没する部分が大幅に少なくな
り、水深が浅い所でも曳航することができる。円筒ケー
ソン設置位置では円筒ケーソン1の内部に水を注入する
ことにより、円筒ケーソン1を徐々に沈めて行き、水底
面上に設置することができる。
円筒ケーソン1の側壁2下端は鉄筋コンクリート製の
底版3で拘束されることにより円筒形状が保持される
が、円筒ケーソン1の内部と外部の水位差が小さいた
め、側壁2上部の変形が起きにくい。なお、側壁2の高
さや直径が大きくなった場合には、側壁2の中間に若干
の補剛材を取り付ける。なお、曳航にあたり、側壁2の
上端に架設材14等を取り付けてもよい。
水底面では底版3の重量により安定し、砂等の中詰材
9の投入後、上部コンクリート6が打設される。このよ
うなケーソン構造物を複数並べて設けることにより防波
堤、護岸その他の港湾構造物、海岸構造物を構築するこ
とができる。
〔実施例〕
次に、図示した実施例について説明する。
第1図〜第5図はこの発明の円筒ケーソンを1沖合の
防波堤として利用した場合の一実施例を示したものであ
る。
設置位置の水底地盤4上にはあらかじめ捨石マウンド
5等を施工しておき、曳航してきた円筒ケーソン1内に
水を注水するなどして捨石マウンド5上に円筒ケーソン
1の底版3を着地させる。
設置後、円筒ケーソン1の内部には砂等の中詰材9が
投入され、その上に蓋を兼ねた上部コンクリート6が打
設される。第3図に示すように、安定のため、円筒ケー
ソン1の底版3の前後には、コンクリートブロック8を
設置し、捨石マウンド5の上面は根固め石7で固める。
第1図、第4図および第5図は複数の円筒ケーソン1を
並べ、防波堤を形成した様子を示し、第2図は円筒ケー
ソン1の単体を示したものである。
上記実施例における円筒ケーソン1は第6図および第
7図に示すように、鋼板を円筒状に加工してなる側壁2
の下部に長方形の鉄筋コンクリート製の底版3を設けた
もので、寸法の一例としては高さ15〜20m、直径15〜20
m、鋼板の厚さが約1cm、底版3の厚みが60cm程度とな
る。もちろん、寸法については個々の現場、構造物の種
類等に応じ、種々の設計変更が可能である。
第8図および第9図は円筒ケーソン1の製作方法およ
び側壁2と底版3の一体化の構造を示したものである。
ただし、図では理解を容易にするため、円周上に設置さ
れる鋼製ボックス10を同一平面で示してある。
円筒ケーソン1の製作においては、まず底版コンクリ
ート13の型枠となる台(図示せず)上に、角形短筒状の
鋼製ボックス10を、側壁2位置に合わせ、円周上に複数
設置し(第6図参照)、その上に鋼板製の側壁2下端を
載せる。鋼製ボックス10と側壁2下端は溶接してもよ
い。鋼製ボックス10の内外には縦横の鉄筋11を配置し、
側方の型枠を組んでコンクリート13を打設し、側壁2下
端が所要長さ底版3中に埋まるようにして、側壁2下端
の円筒形状を拘束する。なお、図に示すように、側壁2
の内面または内外面にあらかじめ複数のジベル12を溶接
しておくことにより、側壁2と底版3の一体性を高める
ことができる。
〔発明の効果〕
鉄筋コンクリート製の底版と鋼板製の側壁とを一体化
した構造であるため、従来の鉄筋コンクリート製ケーソ
ンに比べ、重量を大幅に低減させることができ、製作も
短期間で容易である。
また、底版があることにより、水面上に浮かせること
ができ、かつ軽量であることから、水面下に没する部分
も少なく、水深が浅い所でも曳航や仮置きすることがで
きる。さらに、クレーン船で吊り上げて運搬する場合で
も、従来の鉄筋コンクリート製ケーソンに比べ、クレー
ン船は小型になる。
円筒状であることから、曲げがかからず、応力的に有
利であり、変形抑制用の仕切り壁等を必要としない。
水底地盤上への設置作業が容易であり、底版が重りと
なって安定するので、根入れ式鋼板セルのように多くの
機械設備を必要とすることもない。
円筒ケーソンの側壁下端は鉄筋コンクリート製の底版
で拘束されることにより、円筒形状が保持され、側壁内
外から作用する水圧や土圧に対する耐力が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の円筒ケーソンを防波堤に利用した場
合の一実施例を示す斜視図、第2図は円筒ケーソンの単
体の形状を示す斜視図、第3図は第1図に対応する鉛直
断面図、第4図は平面図、第5図は正面図、第6図はこ
の発明の円筒ケーソンの構造の概要を示す平面図、第7
図はその正面図、第8図は底版部分の詳細を示す断面図
(側壁に沿って示したもの)、第9図は第8図と直交す
る方向の断面図(同じく側壁に沿って示したもの)、第
10図は従来の鉄筋コンクリート製ケーソンを示す鉛直断
面図である。 1……円筒ケーソン、2……側壁、3……底版、4……
水底地盤、5……捨石マウンド、6……上部コンクリー
ト、7……根固め石、8……コンクリートブロック、9
……中詰材、10……鋼製ボックス、11……鉄筋、12……
ジベル、13……コンクリート、14……仮設材、20……ケ
ーソン、21……鋼板、22……鉄筋、23……コンクリー
ト、24……仕切り壁

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーソン本体部分を構成する鋼板製円筒状
    の側壁と所要厚の鉄筋コンクリート製の底版とからな
    り、前記側壁の下端を前記底版内に埋め込んで側壁下端
    の円筒形状を拘束しつつ側壁と底版を一体化してなるこ
    とを特徴とする円筒ケーソン。
JP63098749A 1988-04-21 1988-04-21 円筒ケーソン Expired - Lifetime JP2676779B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63098749A JP2676779B2 (ja) 1988-04-21 1988-04-21 円筒ケーソン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63098749A JP2676779B2 (ja) 1988-04-21 1988-04-21 円筒ケーソン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01271524A JPH01271524A (ja) 1989-10-30
JP2676779B2 true JP2676779B2 (ja) 1997-11-17

Family

ID=14228111

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63098749A Expired - Lifetime JP2676779B2 (ja) 1988-04-21 1988-04-21 円筒ケーソン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2676779B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0673739A (ja) * 1992-08-28 1994-03-15 Sumitomo Metal Ind Ltd セル及びセル構造物
ES2566047B2 (es) * 2015-12-04 2016-10-05 Carbures Europe, S.A. Cajón modular para diques verticales y procedimiento de montaje del mismo

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5252412A (en) * 1975-10-24 1977-04-27 Obayashi Gumi Kk Method of inverting large caisson
JPS5543145Y2 (ja) * 1975-10-28 1980-10-09
JPS59109609A (ja) * 1982-12-13 1984-06-25 Nippon Kokan Kk <Nkk> 鋼製海洋構造物とその建設方法
JPS6027126U (ja) * 1983-07-27 1985-02-23 大成建設株式会社 海洋構造物

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01271524A (ja) 1989-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1043581A (en) Quay structure
JPH042734B2 (ja)
JP2011179247A (ja) 大水深岸壁構造
JP2676779B2 (ja) 円筒ケーソン
US3945212A (en) Arrangement in or relating to caissons or the like
GB1560703A (en) Marine walls
CN201883413U (zh) 组合混凝土矩形沉井港池
CN208472649U (zh) 一种在地基基础中设抗滑桩的重力式沉箱码头结构
JPS59150810A (ja) ケ−ソンによる海岸構造物およびその施工方法
JPH059576B2 (ja)
JPS6237172B2 (ja)
JPH04228714A (ja) 水底地盤打込み部材を用いた水域構造物
JPS6313482B2 (ja)
JPH06264424A (ja) 柱状または柱列状水域構造物およびその施工方法
JP4801283B2 (ja) 海洋空間に建造するハイブリッド方式人工地盤とその建造方法
JPH0323689B2 (ja)
JP2556380B2 (ja) 護岸構造物の施工法
JPS62148706A (ja) 廃船を利用した岸壁の築造方法
JP3808552B2 (ja) 水中ケーソン構築用型枠、水中ケーソン及びその構築方法
JPH0588326B2 (ja)
JPS631411B2 (ja)
JPH076175B2 (ja) 防波堤構造
JPS6261724B2 (ja)
JPH0762626A (ja) 群筒ケーソンによる防波堤施工法
JP2519299B2 (ja) 水中土木構築物及びその構築方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070725

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080725

Year of fee payment: 11

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S631 Written request for registration of reclamation of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313632

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080725

Year of fee payment: 11

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080725

Year of fee payment: 11