JPS595261Y2 - サ−モバルブ - Google Patents

サ−モバルブ

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Publication number
JPS595261Y2
JPS595261Y2 JP18234481U JP18234481U JPS595261Y2 JP S595261 Y2 JPS595261 Y2 JP S595261Y2 JP 18234481 U JP18234481 U JP 18234481U JP 18234481 U JP18234481 U JP 18234481U JP S595261 Y2 JPS595261 Y2 JP S595261Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
outlet
inlet
plate
temperature
Prior art date
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Expired
Application number
JP18234481U
Other languages
English (en)
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JPS57117468U (ja
Inventor
真人 安部
Original Assignee
エヌオーケー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エヌオーケー株式会社 filed Critical エヌオーケー株式会社
Priority to JP18234481U priority Critical patent/JPS595261Y2/ja
Publication of JPS57117468U publication Critical patent/JPS57117468U/ja
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Publication of JPS595261Y2 publication Critical patent/JPS595261Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はバルブ内を流れる流体の温度により弁を開閉す
るように威した温水器等のサーモバルブに係る。
本考案に係るサーモバルブは流体の流入口と流出口とに
連通空所を備えると共に当該連通空所側に流入口又は流
出口を囲んでいる弁座を設けた弁本体、及び連通空所内
の弁本体に外縁が挟持されて、流入口と流出口とに連通
ずる空間を設は仕切られた板状部材と当該部材に保持さ
れて弁座と協働して流入口又は流出口を開閉する弁とを
備えた開閉手段を有するサーモバルブに関するものであ
る。
本考案に係る従来技術として第1図に示すもの(特公昭
38−21137号公報)が存在する。
このサーモバルブは流体の流入口24と流出口25とに
連通する連通空所29を囲んでいる弁座を設け、該弁座
と協働して、流入口24及び流出口25を開閉する弁体
27.2Bが二枚の皿状バイメタル3G、 31の略中
夫に支持され、該二枚のバイメタル30、31の外周縁
が弁本体22側に保持される態様となっている。
そして、通常は連通空所29内を通る流体の流れを妨げ
ないが、高温流体が流れる異常時にはバイメタル30.
31が図示するごとくに変形して流入口24及び流出口
25を閉塞するように作動する、 バイメタル30.31は温度に対する応答性が悪いため
、例えば温水器等で要請されている設定温度に対応した
鋭敏な弁開閉が行えないという欠点がある。
本考案の技術的課題は環境温度が特定の値に達した時に
素早く流通路を開閉することである。
本考案はこの技術的課題を解決する技術的手段として、
開閉手段に形状記憶合金材製の板上部材を採用した。
本考案の手段は板状部材を形状記憶合金製にしたもので
ある。
板状部材は形状記憶合金材より構成され第3図に示すよ
うな温度に対する変形特性の熱変形型マルテンサイト変
態を有し、温度の変化に応じて可逆的に形状記憶型の変
形を行う。
即ち、第3図に於けるマルテンサイト変態開始点Msに
於て、温度が低下すると板状部材の変形が開始し、マル
テンサイト変態終了点Mfに達して、この変形が中止す
る。
反対に、この温度より上昇する逆変態開始点Asに於て
形状の復元を開始し、更に逆変態終了点Afに達して原
形に復する。
従って、素早く流量を調整できる。
開閉手段の板状部材が形状記憶合金材であるから、板状
部材に開弁時の開度を形状記憶させることにより、常に
目標とする開度に開弁することができるので、種々の目
的の流量を流すことができる。
以下、本考案の実施例の図面により詳細に説明する。
第2図は本考案の一実施例を示すものである。
弁本体4は上部材9と下部材10とがねじ11゜11に
より一体的に結合して形成されている。
上部材9には流体の流入する流入口1を備え、流入口1
の反対側は空所に形成されている。
更に、空所を形成する内周面にはねじ11が設けられて
いる。
又、流入口1を形成する円筒状部の外周面にはねじ12
が設けられている。
次に下部材10は流体が流出する流出口2を備えると共
に、この流出口2の反対側は空所に形成されている。
又、下部材10の空所側には流出口2を囲んで弁座5が
設けられていると共に、空所側の外周面にはねじ11と
O−リング溝が設けられている。
そして、上部材9と下部材10とをO−リング16を介
して一体に結合することにより、両部材に有する空所が
連通空所°3を形成する。
この連通空所3側の内周面に円板状を威す板状部材8が
外周縁を弁本体4に挟持されて配設されている。
板状部材8には流入口1と流出口2とに連通ずる連通路
14が設けられている。
又、板状部材8の中央部には弁6が設けられている。
この弁6は弁座5と接合する部分が円錐状に形成されて
いる。
そして、板状部材8と弁6により開閉手段7が構成され
る。
板状部材8は形状記憶合金材より構成され第3図に示す
ような温度に対する変形特性の熱変形型マルテンサイト
変態を有し、温度の変化に応じて可逆的に形状記憶型の
変形を行なう。
即ち、第3図に於けるマルテンサイト変態開始点Msに
於て、温度が低下すると板状部材8′の変形が開始し、
マルテンサイト変態終了点Mfに達して、この変形が中
止する。
反対に、この温度より上昇すると逆変態開始点Asに於
て形状の復元を開始し、更に逆変態終了点Afに達して
原形に復する。
この実施例では、凍結防止弁として用いるため、0℃近
辺の狭い温度範囲でマルテンサイト変態、逆変態を開始
、終了するように威されている。
このため、板上部材8としては、Cu−Zn−Al。
Au−Cd、 Cu−Au−Zn、 Cu−Zn、 I
n−T1合金を用いていることが望ましい。
この他に、合金の双晶変形による熱弾性型マルテンサイ
ト変態を生ずる組成、熱処理条件などを探すことによっ
て、新たな形状記憶性材料を用いることも可能である。
上述のように構成することによって、本考案は次のよう
な作用を威す。
流入口1から流入した流体は板状部材8に当り、流体の
温度を板状部材8に伝達する。
板状部材8は設定された温度に達すると、流出口2側に
変形する。
そして弁6を弁座5に接合させて開弁状態に至る。
又反対に、板状部材8は始めの設定された温度に戻ると
原形の形に復元すので、弁5が弁座6から離れて開弁状
態に至る。
そして流入口1から流出口2側に流体を流出させる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のサーモバルブの断面図、第2図は本考案
のサーモバルブの断面図、第3図は形状記憶合金の温度
による変形の特性を示す線図である。 1・・・・・・流入口、2・・・・・・流出口、3・・
・・・・連通空所、4・・・・・・弁本体、5・・・・
・・弁座、6・・・・・・弁、7・・・・・・開閉手段
、8・・・・・・板状部材、9・・・・・・上部材、1
0・・・・・・下部材、11.11’・・・・・・ねじ
、12・・・・・・ねじ、13・・・・・・ねじ、14
・・・・・・連通路、16・・・・・・O−リング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流入口1と流出口2とに連通ずる連通空所3を備えて、
    前記連通空所3側に前記流入口1又は前記流出口2を囲
    んでいる弁座5を設けた弁本体4、及び前記連通空所3
    内の弁本体4に外縁が挟持されて前記流入口1と前記流
    出口2とに連通ずる空間を設けて仕切られた板状部材8
    と当該板状部材に保持されて前記弁座5と接離して前記
    流入口1又は流出口2を開閉する弁6とを備えた開閉手
    段7を有したサーモバルブにおいて、前記板状部材8が
    形状記憶合金製であるサーモバルブ。
JP18234481U 1981-12-07 1981-12-07 サ−モバルブ Expired JPS595261Y2 (ja)

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JP18234481U JPS595261Y2 (ja) 1981-12-07 1981-12-07 サ−モバルブ

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JP18234481U JPS595261Y2 (ja) 1981-12-07 1981-12-07 サ−モバルブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57117468U JPS57117468U (ja) 1982-07-21
JPS595261Y2 true JPS595261Y2 (ja) 1984-02-16

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ID=29980629

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JP18234481U Expired JPS595261Y2 (ja) 1981-12-07 1981-12-07 サ−モバルブ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5936816A (ja) * 1982-08-24 1984-02-29 Sumitomo Electric Ind Ltd 遠隔操作装置

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JPS57117468U (ja) 1982-07-21

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