JPS6139906Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6139906Y2 JPS6139906Y2 JP7637881U JP7637881U JPS6139906Y2 JP S6139906 Y2 JPS6139906 Y2 JP S6139906Y2 JP 7637881 U JP7637881 U JP 7637881U JP 7637881 U JP7637881 U JP 7637881U JP S6139906 Y2 JPS6139906 Y2 JP S6139906Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- diaphragm
- heater
- center
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 13
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 5
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 4
- 230000004044 response Effects 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Temperature-Responsive Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はヒータ加熱による熱膨張を利用して通
路を開閉するバルブに関するものである。
路を開閉するバルブに関するものである。
(従来技術および問題点)
従来例えば実開昭55−138314号公報に示される
ように流通路の水温を感知して伸縮するベローズ
により弁口を調節して出湯湯温の調整を行なうよ
うにしたものはある。
ように流通路の水温を感知して伸縮するベローズ
により弁口を調節して出湯湯温の調整を行なうよ
うにしたものはある。
しかしながらこの種従来のものにおいては、ベ
ローズ内に封入したワークスに水温・湯温が伝達
するのに時間がかかりすぎるため、湯温の調整速
度が遅いという難点を有していた。
ローズ内に封入したワークスに水温・湯温が伝達
するのに時間がかかりすぎるため、湯温の調整速
度が遅いという難点を有していた。
(本考案の目的)
そこで本考案はケース内にヒータ、弁杆等を巧
みに配し、弁の応答性を良好にして出湯湯温の調
整を迅速に行なえるバルブを提供せんとするもの
である。
みに配し、弁の応答性を良好にして出湯湯温の調
整を迅速に行なえるバルブを提供せんとするもの
である。
(実施例)
以下これを図例に基づいて具体的に説明する。
1は給水口2、出水口3、弁座4を有するバルブ
ケース、5は両端にフランジ面を設けた素子ケー
ス6、これに内接するヒータ7、中央部に円筒形
の深い窪みを形成し素子ケース6内部に挿入され
た伸縮自在なゴムで作られたダイヤフラム8、こ
れを押える中央に穴を開設した内フランジ9、内
部に封入されたワツクス10を密封するパツキン
11およびこれを押える中央に穴を開設した外フ
ランジ12とからなるバルブ素子である。13は
先端にバルブ本体14を取付け、中間にEリング
15を嵌め、後端をダイヤフラム8に挿入した弁
杆である。16はバネ受座、17はバネである。
1は給水口2、出水口3、弁座4を有するバルブ
ケース、5は両端にフランジ面を設けた素子ケー
ス6、これに内接するヒータ7、中央部に円筒形
の深い窪みを形成し素子ケース6内部に挿入され
た伸縮自在なゴムで作られたダイヤフラム8、こ
れを押える中央に穴を開設した内フランジ9、内
部に封入されたワツクス10を密封するパツキン
11およびこれを押える中央に穴を開設した外フ
ランジ12とからなるバルブ素子である。13は
先端にバルブ本体14を取付け、中間にEリング
15を嵌め、後端をダイヤフラム8に挿入した弁
杆である。16はバネ受座、17はバネである。
本考案は以上のような構成からなり、瞬間湯沸
器の出湯管に接続したバルブ内を通過する流体の
温度によつてバルブ本体を開閉しようとするもの
である。
器の出湯管に接続したバルブ内を通過する流体の
温度によつてバルブ本体を開閉しようとするもの
である。
今、流体温度が設定温度以下になると、サーモ
スタツト(図示せず)が温度を感知し、ヒータ7
に通電してヒータ7は加熱され、これに接するワ
ツクス10が加温されて膨張する。而して素子ケ
ース6内に深く挿入されたダイヤフラム8は図中
右方向に押し出される。よつてダイヤフラム8の
窪みに嵌入された弁杆13も同時に右方向に押さ
れ、バルブ本体14と弁座4の間隔が狭くなり、
流体の流量が絞られて、温度は次第に上昇してく
る。
スタツト(図示せず)が温度を感知し、ヒータ7
に通電してヒータ7は加熱され、これに接するワ
ツクス10が加温されて膨張する。而して素子ケ
ース6内に深く挿入されたダイヤフラム8は図中
右方向に押し出される。よつてダイヤフラム8の
窪みに嵌入された弁杆13も同時に右方向に押さ
れ、バルブ本体14と弁座4の間隔が狭くなり、
流体の流量が絞られて、温度は次第に上昇してく
る。
次に、流体温度が設定温度以上になると、ヒー
タ7への通電が切れてワツクス10の温度が低下
して、体積が収縮する。而してバネ17の力によ
り弁杆13及びバルブ本体14は図中左方向に押
し戻され、バルブ本体14と弁座4との間隔が拡
がつて流体流量が増加し、出湯温度は次第に低下
してくる。
タ7への通電が切れてワツクス10の温度が低下
して、体積が収縮する。而してバネ17の力によ
り弁杆13及びバルブ本体14は図中左方向に押
し戻され、バルブ本体14と弁座4との間隔が拡
がつて流体流量が増加し、出湯温度は次第に低下
してくる。
バルブ素子5の構造において、弁杆13を挿入
したダイヤフラム8の外側をヒータ7に接しない
程度に素子ケース6の内壁に近づけているので、
ワツクス10の温度上昇及び降下が早くなり、熱
応答性が早くなる。
したダイヤフラム8の外側をヒータ7に接しない
程度に素子ケース6の内壁に近づけているので、
ワツクス10の温度上昇及び降下が早くなり、熱
応答性が早くなる。
更にヒータ7を素子ケース6の内壁に密着させ
てあるので、冷却時におけるヒータ7自体の冷却
も促進され、冷却時の応答性が早い。
てあるので、冷却時におけるヒータ7自体の冷却
も促進され、冷却時の応答性が早い。
(考案の効果)
このように本考案は、給水口、出水口、弁座を
有するバルブケースと、内周面にヒータを接する
ように設けた素子ケースと、中央部に円筒形の深
い窪みを形成した素子ケース内部に挿入された伸
縮自在なゴムで作られたダイヤフラムと、中央に
穴を開設しダイヤフラムを押える内フランジと、
素子ケースとダイヤフラムとの間に封入したワツ
クスを密封するパツキンと、パツキンを押え中央
に穴を開設した外フランジと、先端にバルブ本体
を取付け後端を内フランジの穴を貫通して前記ダ
イヤフラムの窪み部に挿入した弁杆とを設けたの
で、加熱及び冷却時の熱の応答性を早くする効果
を奏する。
有するバルブケースと、内周面にヒータを接する
ように設けた素子ケースと、中央部に円筒形の深
い窪みを形成した素子ケース内部に挿入された伸
縮自在なゴムで作られたダイヤフラムと、中央に
穴を開設しダイヤフラムを押える内フランジと、
素子ケースとダイヤフラムとの間に封入したワツ
クスを密封するパツキンと、パツキンを押え中央
に穴を開設した外フランジと、先端にバルブ本体
を取付け後端を内フランジの穴を貫通して前記ダ
イヤフラムの窪み部に挿入した弁杆とを設けたの
で、加熱及び冷却時の熱の応答性を早くする効果
を奏する。
図面は本考案の実施例を示す全体断面図であ
る。 6……素子ケース、7……ヒータ、8……ダイ
ヤフラム、10……ワツクス、13……弁杆。
る。 6……素子ケース、7……ヒータ、8……ダイ
ヤフラム、10……ワツクス、13……弁杆。
Claims (1)
- 給水口、出水口、弁座を有するバルブケース
と、内周面にヒータを接するように設けた素子ケ
ースと、中央部に円筒形の深い窪みを形成し素子
ケース内部に挿入された伸縮自在なゴムで、作ら
れたダイヤフラムと、中央に穴を開設しダイヤフ
ラムを押える内フランジと、素子ケースとダイヤ
フラムとの間に封入したワツクスを密封するパツ
キンと、パツキンを押え中央に穴を開設した外フ
ランジと、先端にバルブ本体を取付け後端を内フ
ランジの穴を貫通して前記ダイヤフラムの窪み部
に挿入した弁杆とからなることを特徴とするバル
ブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7637881U JPS6139906Y2 (ja) | 1981-05-25 | 1981-05-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7637881U JPS6139906Y2 (ja) | 1981-05-25 | 1981-05-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57187975U JPS57187975U (ja) | 1982-11-29 |
JPS6139906Y2 true JPS6139906Y2 (ja) | 1986-11-14 |
Family
ID=29872070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7637881U Expired JPS6139906Y2 (ja) | 1981-05-25 | 1981-05-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6139906Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19844711A1 (de) * | 1998-09-29 | 2000-03-30 | Bayerische Motoren Werke Ag | Im Kühlkreislauf einer Brennkraftmaschine angeordnetes Thermostatventil |
KR101395292B1 (ko) * | 2012-04-24 | 2014-05-16 | 한국생산기술연구원 | 온도감지유닛 및 이를 이용한 동파방지밸브 |
-
1981
- 1981-05-25 JP JP7637881U patent/JPS6139906Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57187975U (ja) | 1982-11-29 |
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