JPS6330864Y2 - - Google Patents

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JPS6330864Y2
JPS6330864Y2 JP4391981U JP4391981U JPS6330864Y2 JP S6330864 Y2 JPS6330864 Y2 JP S6330864Y2 JP 4391981 U JP4391981 U JP 4391981U JP 4391981 U JP4391981 U JP 4391981U JP S6330864 Y2 JPS6330864 Y2 JP S6330864Y2
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JP
Japan
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valve
constant flow
intake port
water intake
port
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JP4391981U
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【考案の詳細な説明】 本考案は、瞬間湯沸器(または給湯器)の水取
入口側に接続して、瞬間湯沸器に供給される水の
流量を、設定した一定の流量に保持せしめるよう
に用いる瞬間湯沸器における流量調整弁について
の改良に関する。
瞬間湯沸器から取出される湯の温度は、給湯口
の開度を一定にしておいても、瞬間湯沸器に供給
される水道水の圧力変化で流量が変動することに
より、高・低に変動する。これには、供給する水
道水の圧力が変動しても流量を一定に保持する流
量調整弁を、瞬間湯沸器の水取入口側に接続すれ
ば良いわけであるが、このようにしても、供給さ
れる水道水の温度が、夏季における25度C位から
冬季における2度C位にまでの間を大きく変動す
ることから、水温の高い夏季においては取り出す
湯が熱くなり、また、水温の低い冬季においては
ぬるい湯が取出されるようになつて、所定の温度
の湯を安定して取出せるようにはならない。
本考案は、瞬間湯沸器に生じている上述の問題
に鑑みてなされたものであつて、瞬間湯沸器に供
給する水道水を、定流量弁により所望に設定され
る流量に制御せしめるとともに、その設定される
流量が、供給されてくる水道水の温度の上昇に応
じて増大する側に動くようにして、四季を通じ所
定の温度の湯が安定して取出せるようにする手段
を提起することを目的とする。
そして、本考案においては、この目的のため
に、水取入口と水取出口とを具備する弁箱内に、
水取入口に通ずる1次側と水取出口に通ずる2次
側とを連通せしめる流路を設け、その流路には、
1次側と2次側との差圧により弁口の口径が拡縮
して流量を一定に保持する定流量弁を設けるとと
もに、その定流量弁と水取入口との間の1次側
に、センサ部の感温作動により作動ピストンが出
入するサーモスタツトを配設し、前記定流量弁の
弁口内には、円錐状の弁体のテーパー面とした周
面を臨ませ、その円錐状の弁体を、前記サーモス
タツトに、それのセンサ部の昇温により作動ピス
トンが押出される作動で、該弁体の拡径側が前記
弁口から離れる方向に動くよう装着支持せしめて
なる瞬間湯沸器における流量調整弁を提起するも
のである。
次に実施例を図面に基づき詳述する。
第3図において、1は流量調整弁Aの弁箱で、
上下方向に長い筒状に形成してあり、一側(第1
図で左側)に水道の止水栓2と接続する水取入口
3が設けられ、下端側には瞬間湯沸器4の水取入
口40と接続する水取出口5が設けてある。該弁
箱1の前記水取入口3及び水取出口5の内面には
第3図に示している如く接続用のねじ30,50
が設けてある。そして該弁箱1内には、前記水取
入口3と通ずる1次側と水取出口5に通ずる2次
側とを連通する流路10が形成され、その流路1
0の水取出口5側に寄る途中には、弾性材により
円盤状に形成したボデイ62の軸心部位に円孔状
の弁口60を形設して、1次側と2次側との差圧
によりボデイ62が撓曲することで弁口60の口
径が拡縮して流量を一定にするようにした定流量
弁6が、保持筒61を介して装設してあり、これ
により、水取入口3から流入して該定流量弁6の
弁口60を経て水取出口5から流出していく水道
水の流量を、該定流量弁6の弁口60の口径及び
ボデイ62の硬度により設定される一定の流量に
制御せしめている。
7は前記定流量弁6の弁口60に対し進退する
ように流路10内に設けた円錐状の弁体で、縮径
する側が、水取入口3に通ずる1次側に向う姿勢
で、定流量弁6の弁口60内に突入する状態とし
て、流路10内に配位されている。
8は前記円錐状の弁体7を支持するとともに、
前述の状態において定流量弁6の弁口60に対し
進退させるよう流路10内に装設せるサーモスタ
ツトで、水取入口3から流路10内に流入してく
る水道水の水温を感知するセンサ部80とそのセ
ンサ部80が昇温することで第1図で矢印イの如
く押出されてくる作動ピストン81とよりなる公
知のワツクスサーモスタツトであり、センサ部8
0が前述の定流量弁6に対面し作動ピストン81
が弁箱1の上方に向う姿勢として、流路10内の
前記定流量弁6よりも水取入口3側の部位に配設
してある。そして、作動ピストン81を出入自在
に支持するガイド筒部の先端側を、弁箱1の頂部
に設けた調整ねじ部83の下端側に装設してある
嵌合穴部84内に上下の摺動自在に嵌挿し、セン
サ部80と前述の保持筒61との間に張設したバ
ネ82により上方に押上げるよう支承すること
で、上昇側に付勢した状態で上下方向に移動自在
に弁箱1に支持せしめてある。そしてまた、該サ
ーモスタツト8の出入する作動ピストン81の頭
部には、四周に拡がる鍔部81aが設けてあつ
て、その鍔部81aを前記調整ねじ部83の嵌合
穴部84の底面に衝合させることで、センサ部8
0が昇温して作動ピストン81を押出すと、セン
サ部80が前記バネ82の付勢に抗して定流量弁
6に向け下方に動き、また、センサ部80が温度
降下して作動ピストン81が引込まれるようにな
ると、前記バネ82の付勢によりセンサ部80が
定流量弁6から離れるよう上方に動くようにして
ある。
しかして、上記サーモスタツト8のセンサ部8
0の下面には、周面をテーパー面70とした前記
円錐状の弁体7の縮径側の端部から上方に延出す
る弁杆71の上端が一体に連結してあり、これに
より前記弁体7を、センサ部80が昇温して作動
ピストン81を押出したときに、定流量弁6の弁
口60から抜き出されていくように装着支持せし
めている。なお、72は、前記弁体7の下面側に
下方に向けて突出するよう連結したガイド杆で、
それの突出端側は、弁箱1内の流路10の底部に
装設せる案内板12に設けたガイド孔13に遊嵌
せしめてある。また、9は弁箱1の上方開放口に
螺合せる蓋で、それの中央部位に前記調整ねじ部
83が螺装してあり、その調整ねじ部83により
サーモスタツト8の作動が調整される。
上述の如く構成せる本考案の実施例装置は次の
ように作用する。
水取入口3から取入れられる水道水は、流路1
0内に流入したところで、サーモスタツト8のセ
ンサ部80の周面に接して定流量弁6の弁口60
に向い、その弁口60を経て水取出口5から流出
する。
このため、サーモスタツト8に支持された円錐
状の弁体7は、流路10内に流入してくる水道水
の水温が2度位にまで降下してくる冬季にあつて
は、サーモスタツト8のセンサ部80の温度降下
により作動ピストン81が引込まれて、センサ部
80が定流量弁6から離れるよう上昇することに
より、縮径側が弁口60内に嵌入していくように
定流量弁6に向けて変位し、第2図に示している
如く、定流量弁6の弁口60を狭めた状態位置に
安定する。
そして、定流量弁6は、かく円錐形の弁体7に
より狭められた弁口60の開度をもつて、その弁
口60を通過する水道水の流量を一定に制御する
よう作用する。即ち、第2図に示す状態におい
て、1次側である定流量弁6より水取入口3側と
2次側である定流量弁6より水取出口5との間に
差圧が生ずると、定流量弁6のボデイ62が弾性
により撓曲して弁口60の開度を変更させて流量
を一定にするよう作用する。
次に、水取入口3から流入してくる水道水の水
温が高くなる夏季においては、サーモスタツト8
のセンサ部80の昇温で作動ピストン81が押出
されてセンサ部80が下方(第1図で矢印ロ方
向)に動くことにより、円錐状の弁体7が定流量
弁6の弁口60から抜き出される方向に動き、第
1図に示す如く定流量弁6の弁口60の開度を大
きく拡き、以後一定の高い水温の水が供給される
ことで、その位置に安定する。そして、定流量弁
6は、かく、弁口60の開度が拡げられた状態
で、1次側と2次側との間に生ずる差圧で作動
し、流量を一定にするよう作用する。
以上説明したように、本考案による瞬間湯沸器
における流量調整弁は、弁箱内に設けた定流量弁
に設定される流量が、サーモスタツトの作動によ
り変位する円錐状の弁体のテーパー面とした周面
と、該定流量弁の弁口60の内周面との関係位置
によつて設定されるようになり、その設定流量が
供給されてくる水道水の水温が高くなるに従い増
大するようになるので、瞬間湯沸器の水取入口側
に接続しておくことで、瞬間湯沸器に供給する水
道水の流量を、所望に設定される一定の流量に制
御して給湯口から取出される湯の温度を安定させ
るとともに、供給される水道水の水温が変化して
も取出す湯の温度を安定させて、四季を通じて所
定の温度の湯を安定して取出せるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した流量調整弁の切断側
面図、第2図は同上流量調整弁の作用の説明図、
第3図は同上の瞬間湯沸器に接続した状態の概要
説明図である。 図面符号の説明、A……流量調整弁、1……弁
箱、2……水道の止水栓、3……水取入口、4…
…瞬間湯沸器、5……水取出口、40……水取入
口、6……定流量弁、7……弁体、8……サーモ
スタツト、9……蓋、10……流路、12……案
内板、13……ガイド孔、60……弁口、61…
…保持筒、62……ボデイ、70……テーパー
面、71……弁杆、72……ガイド杆、80……
センサ部、81……作動ピストン、81a……鍔
部、82……バネ、83……調整ねじ部、84…
…嵌合穴部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水取入口3と水取出口5とを具備する弁箱1内
    に、水取入口3に通ずる1次側と水取出口5に通
    ずる2次側とを連通せしめる流路10を設け、そ
    の流路10には、1次側と2次側との差圧により
    弁口60の口径が拡縮して流量を一定に保持する
    定流量弁6を設けるとともに、その定流量弁6と
    水取入口3との間の1次側に、センサ部80の感
    温作動により作動ピストン81が出入するサーモ
    スタツト8を配設し、前記定流量弁6の弁口60
    内には、円錐状の弁体7のテーパー面とした周面
    を臨ませ、その円錐状の弁体7を、前記サーモス
    タツト8に、それのセンサ部80の昇温により作
    動ピストン81が押出される作動で、該弁体7の
    拡径側が前記弁口60から離れる方向に動くよう
    装着支持せしめてなる瞬間湯沸器における流量調
    整弁。
JP4391981U 1981-03-28 1981-03-28 Expired JPS6330864Y2 (ja)

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JPS57156675U JPS57156675U (ja) 1982-10-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60176118A (ja) * 1984-02-22 1985-09-10 N T C Kogyo Kk 給湯施設における自動流量調整弁
AT396623B (de) * 1987-10-08 1993-10-25 Ideal Standard Verbrühschutzeinrichtung bei sanitären anlagen, insbesondere duschen

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JPS57156675U (ja) 1982-10-01

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