JPS5952528A - 酸素吸収剤 - Google Patents
酸素吸収剤Info
- Publication number
- JPS5952528A JPS5952528A JP16285082A JP16285082A JPS5952528A JP S5952528 A JPS5952528 A JP S5952528A JP 16285082 A JP16285082 A JP 16285082A JP 16285082 A JP16285082 A JP 16285082A JP S5952528 A JPS5952528 A JP S5952528A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mixture
- iron powder
- activated
- oxygen absorbent
- portland cement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、酸素吸収剤に関するものである。
従来、a4吸収剤としての活性化鉄粉を酸化させる場合
、多量の結晶水を含んだ無機物、例えば硫酸ソーダを活
性化鉄粉に接触させ、この結晶水によって活性化鉄粉を
酸化させているが、硫酸ソーダは高価であるとともに製
造方法が複雑で副生ずる物質の処理、が面倒である。
、多量の結晶水を含んだ無機物、例えば硫酸ソーダを活
性化鉄粉に接触させ、この結晶水によって活性化鉄粉を
酸化させているが、硫酸ソーダは高価であるとともに製
造方法が複雑で副生ずる物質の処理、が面倒である。
本発明では、活性化鉄粉に活性炭素と塩化カルシ、ラム
粉末を加えて均一に混合した混合物中に、砂糖を含むボ
ルト、ランドセメントと水の混練物を凝固後粉末状に粉
砕したものを加えて、活性化鉄粉の酸化を開始させ、次
いで空気中の酸素を吸収させるようにし、た酸素吸収剤
を提供するもので、安価なポルトランドセメントを使用
してコストの安い酸素吸収剤が提供できるものである。
粉末を加えて均一に混合した混合物中に、砂糖を含むボ
ルト、ランドセメントと水の混練物を凝固後粉末状に粉
砕したものを加えて、活性化鉄粉の酸化を開始させ、次
いで空気中の酸素を吸収させるようにし、た酸素吸収剤
を提供するもので、安価なポルトランドセメントを使用
してコストの安い酸素吸収剤が提供できるものである。
本発明において用いる活性化鉄粉とは未酸化鉄粉を意味
し、その大きさは200Me程度のもの力;好ましい。
し、その大きさは200Me程度のもの力;好ましい。
この活性化鉄粉は酸化し易すいため、その酸化を遅くす
る必要があること、及び比重の大きな鉄粉を他の粉状物
と混合する際、鉄粉のみが下部に溜る傾向にあり、不均
一な混合を避ける必要があること等の理由から比重の小
さい活性炭素粉末を混合するが、そのままでは上記理由
により活性化鉄粉と活性炭素粉末とは均一に混合しない
。そこで、活性化鉄粉と活性炭素粉末とを多少湿潤状態
にすることによって結合させ、活性化鉄粉を活性炭素粉
末によって包み込ませるために、塩化カルシウムを混入
すると塩化カルシツムは空気中の水分を吸収して上記作
用を果たす。なお、他の吸湿剤を混合することも有効で
ある。上記した活性化鉄粉、活性炭素粉末、塩化カルシ
ウムから成る混合物を混合物Aとする。なお、混合物A
の配合割合は活性化鉄粉1重量部をこ対して活性炭素粉
末0.15〜0.3重量部、塩化カルシウム0.8〜0
.6重量部である。
る必要があること、及び比重の大きな鉄粉を他の粉状物
と混合する際、鉄粉のみが下部に溜る傾向にあり、不均
一な混合を避ける必要があること等の理由から比重の小
さい活性炭素粉末を混合するが、そのままでは上記理由
により活性化鉄粉と活性炭素粉末とは均一に混合しない
。そこで、活性化鉄粉と活性炭素粉末とを多少湿潤状態
にすることによって結合させ、活性化鉄粉を活性炭素粉
末によって包み込ませるために、塩化カルシウムを混入
すると塩化カルシツムは空気中の水分を吸収して上記作
用を果たす。なお、他の吸湿剤を混合することも有効で
ある。上記した活性化鉄粉、活性炭素粉末、塩化カルシ
ウムから成る混合物を混合物Aとする。なお、混合物A
の配合割合は活性化鉄粉1重量部をこ対して活性炭素粉
末0.15〜0.3重量部、塩化カルシウム0.8〜0
.6重量部である。
次に、ポルトランドセメントに砂糖を加えて水で混練し
た後、水分が逃げないよう密封し、24時間以上放置し
て凝固させる。この凝固物を粉砕して混合物Bを得る。
た後、水分が逃げないよう密封し、24時間以上放置し
て凝固させる。この凝固物を粉砕して混合物Bを得る。
なお、ここで砂糖を加えたのは、ポルトランドセメント
が強力な水硬化セメントであるためその硬化防止剤とし
て混入したものである。また、ポルトランドセメント、
水、砂糖の配合割合はポルトランドセメン)40mft
部に対して水8〜11重量部、砂糖0.8〜0.6重量
部である。
が強力な水硬化セメントであるためその硬化防止剤とし
て混入したものである。また、ポルトランドセメント、
水、砂糖の配合割合はポルトランドセメン)40mft
部に対して水8〜11重量部、砂糖0.8〜0.6重量
部である。
そして、混合物Aと混合物Bとを所要比率で配合して酸
素吸収剤を得るが、その配合割合は混合物A1.7重量
部に対して混“合物Bを2.5〜3.5重量部である。
素吸収剤を得るが、その配合割合は混合物A1.7重量
部に対して混“合物Bを2.5〜3.5重量部である。
そこで、混合物Aと混合物Bとを混合すると混合直後よ
り発熱して活性化鉄粉の酸化作用が始まり、混合物の周
囲の空気中から酸素を吸収する。
り発熱して活性化鉄粉の酸化作用が始まり、混合物の周
囲の空気中から酸素を吸収する。
この反応を更に詳しく説明すると、活性化鉄粉が空気中
の酸素と結合するためには、まず水分によって水酸化鉄
となり、この水酸化鉄が空気中の酸素と結合して酸化鉄
となるのである。本発明ではこの水分をポルトランドセ
メントと結合した水分を使用するもので、この点を特長
とするものである。
の酸素と結合するためには、まず水分によって水酸化鉄
となり、この水酸化鉄が空気中の酸素と結合して酸化鉄
となるのである。本発明ではこの水分をポルトランドセ
メントと結合した水分を使用するもので、この点を特長
とするものである。
ただ、この結合水分が活性化鉄粉と直接に接触すれば、
活性化鉄粉は発熱して水酸1ヒ鉄、酸化鉄と急速に反応
が進んでいく。これでは製品の製造段階で酸化鉄へと安
定してしまうことになり、酸素吸収剤としては使用でき
なくなる。そこで、前記酸素吸収剤1重量部に対して希
釈剤として炭酸マグネシウムまたは/及び酸化マグネシ
ウムを0.25〜3.0重量部配合することにより活性
化鉄粉と酸素との反応速度を制御遅延させるものである
。
活性化鉄粉は発熱して水酸1ヒ鉄、酸化鉄と急速に反応
が進んでいく。これでは製品の製造段階で酸化鉄へと安
定してしまうことになり、酸素吸収剤としては使用でき
なくなる。そこで、前記酸素吸収剤1重量部に対して希
釈剤として炭酸マグネシウムまたは/及び酸化マグネシ
ウムを0.25〜3.0重量部配合することにより活性
化鉄粉と酸素との反応速度を制御遅延させるものである
。
以上説明したように、本発明は、活性化鉄粉を主剤とし
て活性炭素、塩化力!レシウムを混合した混合物と、ポ
ルトランドセメントに砂糖と水とを混合した混合物とを
混合させたものであるため、安価で酸素吸収量の多い優
れた酸素吸収剤が提供できるものである。
て活性炭素、塩化力!レシウムを混合した混合物と、ポ
ルトランドセメントに砂糖と水とを混合した混合物とを
混合させたものであるため、安価で酸素吸収量の多い優
れた酸素吸収剤が提供できるものである。
次に、実施例によって本発明を更に詳細に説明する。
実施例1゜
そして、混合物A 1.7部に対して混合物Bを3部配
合し、均一に混合して酸素吸収剤を得た。この酸素吸収
剤を紙袋につめ、650CCのガラスビン中に入れたと
ころ、8時間でビン中の酸素残量5%、12時間でビン
中の酸素は0%であった。
合し、均一に混合して酸素吸収剤を得た。この酸素吸収
剤を紙袋につめ、650CCのガラスビン中に入れたと
ころ、8時間でビン中の酸素残量5%、12時間でビン
中の酸素は0%であった。
実施例2゜
実施例1で得た混合物03部に炭酸マグネシウム1部を
加えたものに、実施例1で得た混合物Aを1.7部配合
して均一に混合し、酸素吸収剤を得た。この酸素吸収剤
を実施例1と同一の条件でビン中に入れたところ、酸素
残量5%になるまでに略20時間、酸素@量1%になる
までに略60時間を要し、酸化反応の遅延が認められた
。
加えたものに、実施例1で得た混合物Aを1.7部配合
して均一に混合し、酸素吸収剤を得た。この酸素吸収剤
を実施例1と同一の条件でビン中に入れたところ、酸素
残量5%になるまでに略20時間、酸素@量1%になる
までに略60時間を要し、酸化反応の遅延が認められた
。
特許出願人 株式会社 筑後物産
豊 島 主 税
代理人 弁理士 梶 原 克 彦
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 活性化鉄粉を主剤として活性炭素、塩化カルシウ
ムを混合して成る混合物Aと、ポルトランドセメントに
砂糖と水とを混合して成る混合物Bとを所要比率にて混
合して成る酸素吸収剤。 2゜ 活性化鉄粉を主剤として、活性炭素、塩化カルシ
ウムを混合して成る混合物Aと、ポルトランドセメント
に砂糖と水とを混合して成る混合物Bと、この混合物B
に対して過員混合した炭酸マグネシウム、または/およ
び酸化マグネシウムとをそれぞれ所要比率にて混合して
成る酸素吸収剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16285082A JPS5952528A (ja) | 1982-09-18 | 1982-09-18 | 酸素吸収剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16285082A JPS5952528A (ja) | 1982-09-18 | 1982-09-18 | 酸素吸収剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5952528A true JPS5952528A (ja) | 1984-03-27 |
Family
ID=15762424
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16285082A Pending JPS5952528A (ja) | 1982-09-18 | 1982-09-18 | 酸素吸収剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5952528A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5028578A (en) * | 1988-08-23 | 1991-07-02 | Ernst R | Oxygen absorbent and use thereof |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52104489A (en) * | 1976-03-01 | 1977-09-01 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | Oxygen absorbent |
-
1982
- 1982-09-18 JP JP16285082A patent/JPS5952528A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52104489A (en) * | 1976-03-01 | 1977-09-01 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | Oxygen absorbent |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5028578A (en) * | 1988-08-23 | 1991-07-02 | Ernst R | Oxygen absorbent and use thereof |
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