JPS5952355B2 - 熱風循環型乾燥炉 - Google Patents

熱風循環型乾燥炉

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Publication number
JPS5952355B2
JPS5952355B2 JP14476677A JP14476677A JPS5952355B2 JP S5952355 B2 JPS5952355 B2 JP S5952355B2 JP 14476677 A JP14476677 A JP 14476677A JP 14476677 A JP14476677 A JP 14476677A JP S5952355 B2 JPS5952355 B2 JP S5952355B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
furnace
gas passage
gas
hot air
drying oven
Prior art date
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Expired
Application number
JP14476677A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5477360A (en
Inventor
忠 鈴木
英「かず」 今尾
日出男 磯谷
高之 増山
清 高木
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPS5477360A publication Critical patent/JPS5477360A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車車体等の塗装を加熱乾燥させるための連
続炉型の熱風循環型乾燥炉に関する。
従来の乾燥炉は第1図に示すように燃焼バーナ1によっ
て燃料1a及び燃焼用空気1bを混合燃焼し、高温燃焼
ガスを生成させ、この燃焼ガスを送風機3でダクト2,
4を介し、左右方向に分岐したダク1−4a、4b、炉
内ダク)5,5’及び吹き出しダク)−6,6’を介し
て炉内に導入し、炉内を通る被乾燥物である自動車車体
7等を加熱乾燥した後、炉外に排気するか、または一部
を循環して再使用するようになっていた。
しかしながら、上記従来の自動車車体等の塗装の熱風乾
燥炉は大型、□かつ長尺(たとえば100〜150mの
炉長を有する)の連続炉型であるので、その炉壁面積も
膨大となり、この炉壁より放散される熱量は一般に全損
失量の約20%に達していた。
また、乾燥炉から大気へ放出される排出ガスは未だ相当
高温を保持しており、風量としても相当な量があり、大
量の熱量を無駄に排出していた。
このため、省エネルギー上の観点から、熱風炉壁面から
放散される熱量の実質的な抑制及び排出ガスの熱量を有
効に利用できる乾燥炉の開発が強く望まれていた。
本発明は上記要望を満たす乾燥炉を提供することを目的
とするもので、炉壁内面にわたって二重のガス通路を形
成し、炉内よりの排出ガスを直接大気に放出しないでこ
の二重のガス通路に再循環させて放出させることにより
、炉内ガス熱量の炉壁を貫通する逸散を抑止し、かつ二
重ガス通路の間に形成したガス通路に炉内に導入するガ
スを予め通して予熱するこ゛とにより排出ガスの熱量の
有効利用を図った熱風循環型乾燥炉を提供するものであ
る。
以下、本発明の熱風循環型乾燥炉の一実施例を図に従っ
て説明する。
燃焼バーナで燃料及び燃焼用空気を混合燃焼させて生成
した高温燃焼ガスは熱風としてダクト及び送風機を介し
て送風機の吐出側に連結するダクト10に導入される。
ダクト10は第2図に示すように左右方向に分岐されて
ダクl−10a、10bを形成している。
熱風が送り込まれる熱風循環型乾燥炉本体12は一方向
に長く延びており、その外面に断熱材層13を形成した
ものからなっている。
ダク)10a、10bは熱風循環型乾燥炉本体(以下、
単に炉と記述する)12の左右両側上方より類12内に
導入されており、炉内ダクト14.14’に接続されて
いる。
炉内ダクト14.14’は類12内壁に沿って長手方向
に連続して取付けられており、炉内ダクH4,14’下
部に円筒状の吹出しダクH5,15’を炉12の下部方
向に、かつ炉長手方向に等間隔に垂下させて設けること
により、ダクト10a、10bよりの熱風を平均的に類
12内に分散させるようになっている。
また、類12内の天井部には炉の長手方向全体にわたっ
て、たとえばパンチングメタル等からなる炉内排出ガス
を通す穴あき板16が設けられている。
穴あき板16の上方には類12内よりの排出ガスを類1
2内から炉12外に取り出すための開口部17が開口さ
れている。
開口部17には炉12外に導かれた排出ガスを再び類1
2内に再循環させるための再循環ダクト18が取り付け
られており、再循環ダクト18は排出ガスを炉12の左
右両側に循環させるために左右18a、18bに分岐さ
れている。
炉12の左右の内壁には、壁内面の全面またははパ全面
に、長手方向全長にわたって炉壁も兼ねる3重のガス通
路が形成されている。
この3重のガス通は、内壁に沿った第1のガス通路19
,19′と、前記第1のガス通路19.19’の内側に
間隔をもたせて形成され、かつ第1のガス通路19.1
9’を連通する第2のガス通路20,20′と、第1の
ガス通路19.19’間に形成された第3のガス通路2
1.21’とから形成されており、第1のガス通路19
.19’及び第2のガス通路20.20’には炉排出ガ
スが再循環され、第3のガス通路21.21’には炉内
への導入ガスが通るようになっている。
第1のガス通路19.19’は類12内壁と類12内壁
の左右両側に平行にまたははパ平行に設けた板19a、
19a’によって形成されている。
板19a、19a’の内側には板19a、19a’と平
行にかつそれぞれの間に間隔をもたせて左右両側にそれ
ぞれ2枚の板20a、20b、20a’。
20b′が設けてあり、板20a、20bの間及び板2
0a’、 2 ob’ノ間に第2のガス通路20,2
0′が形成されている。
第1のガス通路19,19′と第2のガス通路20.2
0’は炉の下流において連通しており、第2のガス通路
20.20’を通って再循環ガスが下方に流れ、そのガ
スが再び第1のガス通路19.19’を通って上方に流
れるようになっている。
第2のガス通路20,20′の上端はダク)18a、1
8bにそれぞれ接続されており、また、第1のガス通路
19,19′の上端はそれぞれ炉12の外方に延びた排
出ダク1−23. 23’に接続されており、その通路
19.19’を通った排出ガスを大気に放出するように
なっている。
排出ダク)23. 23’の上端には雨滴等の侵入防止
用カバー24. 24’が取り付けられている。
第3のガス通路21.21’は外気を導入するためのも
ので、間隔をもたせて設けた第1のガス通路19,19
’と第2のガス通路20.20’を形成する板19a、
19a’と板20a、20a’との間に形成されている
第3のガス通路21,21′の下部は外方に通ずる外気
導入用のダクト25.25’に接続しており、その端部
は炉12壁の外面に開口する外気導入口12a、12a
’に接続されている。
外気導入口12a、12a’は外気を第3のガス通路2
1.21’内に導入させるもので、その外気導入口12
a、12a’には防塵用フィルタ26.26’が取り付
けられており、外気中に含有する塵埃等を除去できるよ
うになっている。
第3のガス通路21.21’の上方は炉12の開口部2
2.22’を貫通し、ダクト27゜27′に接続されて
いる。
ダクト27,27’は第3のガス通路21.21’を通
ることによって加熱された外気を炉内導入ガスの送風機
へと導くためのものである。
なお、上記ダク)−27,27’によって導かれる加温
外気は送風機(図示せず)の吸引側あるいは燃焼バーナ
の燃焼用空気の取り入れ口に接続させる。
また、前記ダク)10,10a、10b、18,18a
、18b、23,23′、及び27,27’の周辺には
断熱材(図示せず)が巻かれており、内部よりの放熱を
防止するようになっている。
28は上面に断熱材層13を形成したコンクリート等の
床部で、この床部28は炉12を設置するものである。
床部28上にはレール29が炉12の長手方向に敷設さ
れており、そのレール29上を被乾燥物としての自動車
車体30を載置する台車31が走行するようになってい
る。
つぎに、本発明の熱風循環型乾燥炉の作用を説明する。
燃焼バーナよりの高温の熱風としての燃焼ガスはダクト
10から送り込まれ、ダクト10a、10bを経て炉内
14.14’へ送られる。
炉内ダク1−14.14’に救った燃焼ガスは吹出しダ
ク)−15,15’の先端より自動車車体30の周辺に
吹出され、自動車車体30の塗装面を加熱乾燥させた後
、炉内排出ガスを通す穴あき板16を経て排気ダクト1
8へ排出ガスとして排出する。
この場合、ガス流の均一化は穴あき板16の穴の分布に
よって調整できる。
排気ダクト18よりの排出ガスは高温状態でダクH8a
、18bに分流されて炉12内の第2のガス通路20.
20’に再循環される。
この場合第2のガス通路20.20’のガス温と炉内の
ガス温とははパ等しい状態にあるので炉内ガスの炉壁の
厚み方向の熱貫流は抑止され従来放出していた排出ガス
を炉内壁面に再循環させるだけで炉内から炉外への熱の
貫流逸散を防ぐことができる。
また、第2のガス通路20.20’を通過する高温の排
出ガスは第3のガス通路21.21’より導入する外気
を加熱させながら第1のガス通路19,19’に流入す
る。
流入して再度循環する排出ガスは未だ高温状態にあり、
前記同様に第3のガス通路21,21’を通る外気を加
熱させなからダク)23. 23’を介して大気に放出
される。
また、このとき第3のガス通路21,21′を通って加
熱された外気はダク)27.27′を介して送風機の吐
出側に接続したダクト10より再度炉12内に循環させ
る。
なお、ダクト23.23’より大気に放出される排出ガ
スを再度送風機の吸引側あるいは燃焼バーナに戻すよう
にしてもよい。
本発明の熱風循環型乾燥炉によるときは、炉内からの排
出ガスを炉内の壁面に再循環させると共に再循環させた
高温の排出ガスの熱で炉内尋人外気を予熱させることに
より、熱効率をよくし、さらには乾燥炉々壁からの放散
熱ロスを大巾に低減することを可能とすることができ、
もって熱経済を図ることができる。
したがって、燃料消費量を大幅に低減でき省エネルギー
効果が大である。
また、炉の断熱材を薄くできるという効果もあるため、
構造の簡単さと相俟って設備コストも安価とすることが
できる。
また、炉壁側近辺の温度上昇(高温化)も防止でき、作
業環境の悪化を防止できる。
また、炉内温度の分布も均一化されるので被乾燥物をむ
らなく加熱乾燥できる。
また、大気公害としては大気放出する排出ガスの温度が
低くなるので、工場公害としての熱害の問題も低減でき
る。
一方、排熱を利用して加熱される外気は防塵用フィルタ
ーを介して加熱されるので極めてクリーンな状態にある
ので、そのまま炉内への再循環の他、工場内の暖房用等
としても利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の熱風乾燥炉の概略断面図、第2図は木登
の熱風循環型乾燥炉の一実施例の概略断面図である。 12・・・・・・炉、19,19’・・・・・・第1の
ガス通路、20,20’・・・・・・第2のガス通路、
21,21′・・・・・・第3のガス通路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 熱風を炉中に導入して前記炉中の被乾燥物を加熱乾
    燥させる連続炉型の乾燥炉において、炉の左右両壁の全
    面にわたって第1のガス通路を形成し、第1のガス通路
    の内面に間隔をもたせて炉の下方位で該第1のガス通路
    と連通する第′2のガス通路を形成し、第1のガス通路
    と第2めガス通路の間の間隔に該第1のガス通路と該第
    2のガス通路と遮断した第3のガス通路を形成し、前記
    第1のガス通路はその一端を炉外上方に延在せしめると
    共に前記第2のガス通路は炉頂の排出ガス通路に連通せ
    しめ、前記第3のガス通路は一端を炉壁下部に設けた外
    気導入口に連通せしめると共にその他端を炉頂側の熱風
    供給部に連通せしめたことを特徴とする熱風循環型乾燥
    炉。
JP14476677A 1977-12-02 1977-12-02 熱風循環型乾燥炉 Expired JPS5952355B2 (ja)

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JP14476677A JPS5952355B2 (ja) 1977-12-02 1977-12-02 熱風循環型乾燥炉

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14476677A JPS5952355B2 (ja) 1977-12-02 1977-12-02 熱風循環型乾燥炉

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Publication Number Publication Date
JPS5477360A JPS5477360A (en) 1979-06-20
JPS5952355B2 true JPS5952355B2 (ja) 1984-12-19

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JP14476677A Expired JPS5952355B2 (ja) 1977-12-02 1977-12-02 熱風循環型乾燥炉

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CN103380830A (zh) * 2013-07-04 2013-11-06 南宁市创宇茶叶机械有限公司 烟道内置式节能环保热风炉

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JPS5477360A (en) 1979-06-20

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