JPS5952180B2 - 溶融状態で染色されたポリエステル樹脂 - Google Patents

溶融状態で染色されたポリエステル樹脂

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JPS5952180B2
JPS5952180B2 JP51040811A JP4081176A JPS5952180B2 JP S5952180 B2 JPS5952180 B2 JP S5952180B2 JP 51040811 A JP51040811 A JP 51040811A JP 4081176 A JP4081176 A JP 4081176A JP S5952180 B2 JPS5952180 B2 JP S5952180B2
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polyester resin
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ヨスト・ホン・デル・クローネ
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Ciba Geigy AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/16Nitrogen-containing compounds
    • C08K5/34Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring
    • C08K5/3412Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring having one nitrogen atom in the ring
    • C08K5/3415Five-membered rings
    • C08K5/3417Five-membered rings condensed with carbocyclic rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/16Nitrogen-containing compounds
    • C08K5/34Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring
    • C08K5/3442Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring having two nitrogen atoms in the ring
    • C08K5/3445Five-membered rings
    • C08K5/3447Five-membered rings condensed with carbocyclic rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B57/00Other synthetic dyes of known constitution
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は溶融状態で次式で表わされる染料で染色された
ポリエステル樹脂に関するものである。
〔式中、X1ないしX4は水素原子もしくはハロゲン原
子を表わすか、またはX,ないしX4の1つもしくは2
つの基がアルキル、アルコキシ、フエニルもしくはフエ
ノキシ基を表わし、そして残りの基が水素原子を表わし
、そしてR1及びR2はメチレン活性化合物または次式
:= N − A(基中、Aは脂肪族、環状脂肪族、ア
ルアリフアテイツク、芳香族もしくは複素環アミンもし
くはヒドラジンを表わす。
)で表わされる基を表わし、そしてその際、R1及びR
2が次式:= N − Aで表わされる基である場合、
1つのAは場合によつてはoもしくはS原子をも一緒に
有するN原子を含有する複素壊基を表わす。
〕好ましい染料は、次式: 〔式中、 R3及びR4はシアノ、アシル、アルコキシカルボニル
、カルボモールもしくはスルフアモイル基、または、次
式(基中、 Vは0−もしくはS−原子またはイミノ基、または炭素
原子817よいし4のアルキルイミノ基を表わし、Y,
及びY2は水素原子もしくはハロゲン原子または炭素原
子数1ないし4を有するアルキルもしくはアルコキシ基
を表わす。
)で表わされる基を表わす。
〕で表わされる:そして特に好ましい染料は、次式: (式中、 Y1及びY2は前記すでに表わした意味を有し、Y3は
水素原子もしくはハロゲン原子、場合によつては炭素原
子数1ないし4のアルコキシ基またはフエノキシもしく
はフエニル基によつて置換されているアルキル又はアル
コキシ基、炭素原子数1ないし4のアルカノイルアミノ
もしくはアルキルスルホニル基、炭素原子数2ないし6
のアルコキシカルボニル基、ニトロ、トリフルオロメチ
ルもしくはシアノ基、または場合によつてはハロゲン原
子または炭素原子数1ないし4のアルキルもしくはアル
コキシ基で置換されてもよいフエノキシ基を表わし、Y
4及びY,は水素原子もしくはハロゲン原子、または炭
素原子数1ないし4のアルキルもしくはアルコキシ基を
表わす。
)で表わされる。
同様に好ましい染料は、次式: エ、−Iι (式中、 R3は前記ですでに表わした意味を有し、そしてR5は
芳香族もしくは複素環基を表わす。
)で表わされる;そして特に好ましくは、次式:〔式中
、Y1及びY2は前記すでに表わした意味を有し、そし
てR6は次式: (式中、Y1ないしY5は上記ですでに表わした意味を
有する。
)で表わされる基を表わす。
〕で表わされる化合物である。また好ましくは次式: (式中、R3,V,Y,ないしY5は前記ですでに表わ
した意味を有し、そしてZは酸素原子もしくはイオウ原
子またはNH基を表わす。
)で表わされる染料である。
R3は好ましくは、次式: (式中、Y,ないしY5は前記ですでに表わされた意味
を有する。
)で表わされる基を表わす。上記の染料は大部分が英国
特許第1,187,667号明細書中に記載された方法
によつて得られる公知の化合物であり、例えば以下の反
応式に従つて、1,3−ジイミノイソインドリンで出発
する:(上記式1ないしl中、X1ないしX4、RlR
2は上記ですでに表わした意味を有する。)出発物質と
して用いられる1,3−ジイミノイソインドリンはアミ
ノ−イミノ−イソインドレニンとして互変異性形であつ
てもよくもしくは反応してもよい。次にジイミノイソイ
ンドリンの例を以下に挙げる:13−ジイミノ−イソイ
ンドリン、 13−ジイミノ−5−メチル−イソインドリン、13−
ジイミノ−5−メトキシ−イソインドリン、13−ジイ
ミノ−6−メトキシ−イソインドリン、13−ジイミノ
−5−フエノキシーイソインドリン、13−ジイミノ−
5−フエニルーイソインドリン、13−ジイミノ−6−
フエニルーイソインドリン、13−ジイミノ−4−クロ
ロ−イソインドリン、13−ジイミノ−5−クロロ−イ
ソインドリン、13−ジイミノ−6−クロロ−イソイン
ドリン、13−ジイミノーJメ[クロローイソインドリン
、13−ジイミノ−5,6−ジフエニルーイソインドリ
ン、13−ジイミノ−4,5−ジクロロ−イソインドリ
ン、適当な出発物質は、次式:(式中、X1ないしX4
は上記ですでに表わした慧味を有する。
)で表わされる1,3,3,一トリクロローイソインド
ール誘導体、例えば1,3,3−トリクロロ−イソイン
ドレニンもしくは1,3,3,4,5,6,7−ヘプト
クロロ−イソインドレニンでもよい。
トリクロロ−イソインドレニンから、アンモニアもしく
はアミンまたはアルカリアルコラードと反応させて、出
発物質として適当な同様のアミノ一もしくはアルコキシ
−イソインドリンを得る。
1,3−ジイミノイソインドリンもしくはトリクロロイ
ソインドレニンと連続して反応させる次式:RlH2及
びR2H2で表わされる化合物としては、以下に挙げる
ものがある:a)マロン酸−ジアルキルエステル 例えばマロン酸−ジメチルエステルもしくはマロン酸−
ジエチルエステル、またはマロン酸ジニトリルb)シア
ノ酢酸アルキルエステル 以下に挙ける広範囲の様々な種類のアルコールから誘導
され得るアルキル基;例えばメタノール、エタノール、
n −, i−及び第三−ブタノール及びアミルアルコ
ール;公知の合成によつて一般的に得られうる炭素原子
数6ないし8のアルコールの混合物;ラウリルアルコー
ルもしくはオクタデカノールのような脂肪族系のアルコ
ール;シクロヘキサノールもしくはメントールのような
壊状脂肪族アルコール;グリコール−モノアルキルエー
テル、エチレン−クロロヒドリン、β−シアノエタノー
ル、β−フエノキシもしくはβ−フエニルメルカプトエ
タノール、β−フエニルエチルアルコール、γ−フニニ
ループロバノール、γ−フエニルーアリルアルコールの
ような他の置換基を含む脂肪族アルコール;4−メチル
−、2−及び4−クロロ−、3,4−ジクロロもしくは
2,4,6−トリクロロベンジルアルコールのようなベ
ンジルアルコール及びその置換生成物;またはテトラヒ
ドロフルフラールアルコールのような複素環から誘導さ
れるアルコールc)シアノアセトアミド 例えばアンモニア及び以下に挙げる広い範囲の第一もし
くは第二アミンから誘導されるアミド;メチル一、エチ
ル−もしくはブチルアミン、3−メトキシプロピルアミ
ン、アニリン(例えば2 −,3 −もしくは4−クロ
ロアニリン、2,4−、3,4−もしくは2,5−ジク
ロロアニリン、2 −,3 −もしくは4−メチルアニ
リン、2,4−、3,4−もしくは2,5−ジメチルア
ニリン、2 −,3 −もしくは4−メトキシ−または
一エトキシアニリン、3−トリフルオロメチルアニリン
、4−ニトロアニリン、2,3−もしくは4−メトキシ
カルボニルアニリンまたは4−フエノキシアニリン)1
)β−シアノケトン 例えば、シアノアセトン及びシアノアセトフエノンニ)
ベンジルシアニド並びにその誘導体 例えば、2 −,3 −及び/または4−位をフツ素、
塩素もしくは臭素で置換したもの、及び3−及び4−ニ
トロベンジルーシアニドf)複素環式置換基を有するア
セトニトリル例えばピラゾニル一(3)−アセトニトリ
ル、イミダゾリル一(4)−アセトニトリル、2−シア
ノメチルーベンズイミダゾール、2−シアノメチル−6
−メトキシーベンズイミダゾール、2−シアノメチル−
5,6−ジメチルーベンズイミダゾール、2−シアノメ
チル− 5,7−ジメチルーベンズイミダゾール、2−
シアノメチル−6−クロロベンズイミダゾール、2−シ
アノメチル−5,6−ジクロロベンズイミダゾール、2
−シアノメチル−6−フエノキシーベンズイミダゾール
、2−シアノメチル−6−メチル−ベンズイミダゾール
、1−メチル−2−シアノメチルーベンズイミダゾール
、1−β−ヒドロキシエチル−2−シアノーメチルーベ
ンズイミダゾール、1−β−シアノエチル−2−シアノ
メチルーベンズイミダゾール、2−シアノメチル−IH
−ナフト〔2,3−d〕−イミダゾール、1−メチル−
1,2,3−トリアゾリル−(4)−アセトニトリル、
2−フエニル一1,2,3−トリアゾリル−(4)−ア
セトニトリル、5−フエニル一1,2,3−トリアゾリ
ル−(4)−アセトニトリル、テトラヒドロペンソー1
,2,3−トリアゾリル−(ハーアセトニトリル、4−
フエニル一1,2,4−トリアゾリル−(3升アセトニ
トリル、イソキサゾリル一(3)−アセトニトリル、2
−シアノメチルーベンゾキサゾール、チアゾリル一(4
)−アセトニトリル、2−メチルーチアゾリル一(4)
−アセトニトリル、2−シア/メチルーベンゾチアゾー
ル、ピリジル一(2)−アセトニトリル、ピリジル一(
3)−アセトニトリル、ビリジル一(4)−アセトニト
リル、キノリル一(2)−アセトニトリル、キナゾリル
一(2)−アセトニトリル、キノキサリル一(2)−ア
セトニトリルg)5−もしくは6員環、または以下に挙
げるケトメチレン化合物のように反応することのできる
ヒドロキシ化合物を有するイソ一もしくは複素環式ケト
メチレン化合物:例えば3−メチル−ピラゾロン−(5
)、 1−フエニル一3−メチル−ピラゾロン−(5)1,2
−ジフエニル一3,5−ジオキソーピラゾリジン、イン
ドキシル、N−メチル−インドキシル、オキシインドー
ル、N−メチル−及びN−エチル−オキシインドール、
バルビツール酸、3−ヒドロキシーチオナフテン、2,
4−ジオキソ一1,2,3,4−テトラヒドロキノリン
、N−メチル−2,4−ジオキソ一1,2,3,4−テ
トラヒドロキノリン、レゾルシン、ジヒドロ−レゾルシ
ン、フロログルシン、1,3−ジケトヒドロインデン、
クマリンh)複素壌式第一アミン;例えば 1−フエニル一3−メチル−5−アミノ−ピラゾール、
2−アミノーベンズイミダゾール、 1−メチル−2−アミノーベンズイミダゾール、2−ア
ミノーベンゾキサゾール、2−アミノ−5−ニトローベ
ンゾキサゾール、2−アミノ−4−フエニルーチアゾー
ル、2−アミノ−4−メチル−5−カルベトキシーチア
ゾール、2−アミノーベンゾチアゾール、 2−アミノ−6−メトキシ−、−6−エトキシ−及び−
6−ジメチルアミノーベンゾチアゾール、 3−アミノ−1,2,4−トリアゾール、3−アミノ−
5−カルベトキシ一1,2,4−トリアゾール、2−ア
ミノ−1,3,4−オキシジアゾール、2−アミノ−5
−シクロヘキシル− −5−ベンジル一及び5−γ−ピ
リジル−1,3,4−オキシジアゾール、 2−アミノ−5−フエニル一1,3,4−オキシジアゾ
ール5−アミノ−3−フエニル一1,2,4−チアジア
ゾール2−アミノ−5−フエニル一1,3,4−チアジ
アゾール3−アミノ−スルホラン 2−アミノ−ピリジン 中間生成物(例えば式)と反応することのできる次式:
R2H2で表わされる適当な化合物の例を以下に挙げる
:1)脂肪族もしくは芳香族系の第一アミン例えば、メ
チル一及びエチルアミン、2−ヒドロキシ−エチル−ア
ミン、エチレンジアミン及びγ−ジメチルアミノ−プロ
ピルアミン、ベンジルアミン、アニリン、o−,m一及
びpートルイジン、キシリジン、メシジン、2−、3一
及び4−クロロ−もしくはアルコキシ−アニリン、3−
ニトロアニリン、3一及び4−アミノ−アセトアニリド
もしくは−ベンズアニリド、N−モノフタリル一p−フ
エニレンジアミン、3一及び4−アミノ安息香酸エステ
ル、3一及び4−シアノアニリン、3−アミノーベンズ
アミドもしくはーベンズアニリド、3−アミノ−ベンゼ
ンスルホンアミド及び2−フエニル一5−アミノーベン
ゾトリアゾール(1,2,3);k)遊離NH2基を有
するヒドラジン類例えば、ヒドラジン、1,1−ジメチ
ル−ヒドラジン、フエニルヒドラジン、ハロゲン化一及
びニトローフエニルヒドラジン、N−アミノ−ピペリジ
ン、N−アミノーモルフオリン、N丁アミノ−2−メチ
ル−2,3−ジヒドロ−インドール及びN−アミノ−1
,2,3,4−テトラヒドロキノリン本発明に従つて使
用される染料は、染色工程中で個々の生成品としても用
いられ得るが、また混合物として用いてもよい。
上記染料で染色され得るポリエステル樹脂は、特に線状
ポリエステルである。
相当する紡糸繊維でも好ましい。線状ポリエステルとし
ては、特に次のような方法、例えばテレフタル酸もしく
はそのエステルを、次式:HO−(CH2)n{)H(
式中、nは2ないし10の整数を表わす。
)で表わされるグリコールもしくは1,4−ジ(ヒドロ
キシメチル)−シクロヘキサンと重縮合させるか、また
はヒドロキシ安息香酸、例えばp−(β−ヒドロキシエ
トキシ)一安息香酸のグリコールエーテルを重縮合させ
ることによつて得られるものが特に良い。「線状ポリエ
ステル」の語句は、テレフタル酸を、他のジカルボン酸
で部分的に置換する方法、及び/またはグリコールを他
のジオールで部分的に置換する方法で得られるコーポリ
エステルをも含むものである。しかしながら特に興味深
いのは、ポリエチレンテレフタレートである。
染色されるべき線状ポリエステルは、粉末、チツプもし
くは顆粒の形状で染料とともに緻密に混合されるのが有
利である。
これは、例えばポリエステル粒子に微細に分割した乾燥
染色粉末をふりかけるとか、もしくはポリエステル粒子
を、有機溶媒中に染料を溶解させた溶液もしくは懸濁液
で処理し、続いて溶媒を除去することによつて行われる
。結局染色されるべき物質を直接溶融したポリエステル
へ加えてもよく、またはポリエチレンテレフタレートの
重縮合前もしくはその最中に加えてもよい。
所望の色合いの深味によつて、染料とポリエステルの比
は広い範囲で変え得る。
−般にはポリエステル100部に対して染料0.01な
いし3部の使用が望ましい。この方法で処理されたポリ
エステル粒子を、押出機中で公知の方法により溶融し、
そして製品、特にフイルムもしくは繊維の形に成形する
か、またはシートの形に流延する。
その結果、平均して、しかも十分に染色された、耐光性
の良好な製品が得られる。
上記方法によつて得られうる染色された繊維は、一般に
優れた堅ロウ性、例えば湿式処理、ドライ−クリーニン
グ及び熱に対する堅ロウ性を有する布地であることによ
つて特徴づけられる。該染料は溶融体に適用しても昇華
する傾向が少なく、その結果として特にブリードに対し
て優れた耐性及びマイグレーシヨンに対するわずかな感
受性並びにサーモフイキシング( ThermOfix
ing)後の優れた耐摩擦性の作用を有する。本発明に
よる染料を使用することで特に有利な点は、該染料がポ
リエステル融成物に溶解し、そして驚くべきことに分解
することなく300℃までの高温にも耐えられ、そのた
め不溶性顔料を用いた時よりもさらに鮮明な染色が得ら
れることである。
以下実施例に従つて更に詳しく本発明を説明するが、特
記ない限りは、「部」は重量部を表わし;バーセントは
重量パーセントを表わし、そして温度は摂氏度で表わさ
れる。
実施例 1 繊維を製造するのに適した非艶消ポリエチレンテレフタ
レート顆粒を、次式:で表わされる染料1%とともに振
とう器中の密閉可能な容器へ入れ15分間振とうする。
均一に染色された顆粒を溶融紡糸機械中(285℃±3
℃、紡糸機中の滞留時間約5分間)で紡いでフイラメン
トを形成し、そして延伸と撚糸の装置で延伸させ、そし
て巻き取る。ポリエチレンテレフタレート中の上記染料
の溶解性が良好であるという長所によつて、顕著な耐光
性及び洗濯、ドライクリーニング及び昇華に対する優れ
た堅ロウ性、ならびに亜塩素酸塩による脱色に対する優
れた抵抗性によつて特徴づけられる。以下に挙げる第1
表中に、1,3−ジイミノ−イソインドリンを段階的に
第欄及び第1欄で示される次式:RlH2及びR2H2
で表わされる化合物と縮合させることによつて得られる
、次式:nlで表わさィ’Lる染料を示す。
実施例 57 2−シアノメチルーベンズイミダゾール4g及びメタノ
ール257!110)溶液を、メタノール50d中に1
,3,3−トリモルフオリノ一4,5、6,7−テトラ
クロロイソインドレニン12.759が溶解している懸
濁液へ滴加する。
攪拌を室温にて1時間行ない、該温度を引き続いて反応
混合物の還流温度まで上昇させると、そこから縮合生物
が赤褐色の物質として沈澱し、さらにメタノール50m
1で希釈する。熱時涙過を行いそして残渣をメタノール
及び水で洗い、乾燥後、次式:で表わされる染料9.0
9を得る。
実施例 58−61 ポリエチレンテレフタレート顆粒1000部、二酸化チ
タン10部及び以下に挙げる第表で記載の染料1部を、
回転装置上の密閉容器で2時間一緒に混合する。
染色された顆粒は、約2600にて直径21!lのスト
ランドの形状に押出され、そして該物質は再び粗砕され
る。得られた顆粒を、270〜280びにてアンカー射
出一押出自動機中で成形品に射出成形する。良好な耐光
性を有する艶消の濃く染色された成形材を得る。以下に
示す第2表中に、次式: で表わされる染料を挙げるが、 ′―?9t1 該染料は次式: (式中、R1は下記第2表第欄中で与えられたメチレン
活性化合物から誘導されたものである。
)で表わされる実施例57に従つて製造された染料を、
同表第1欄中で示されるR2H2で表わされる化合物と
、氷酢酸中で反応させることによつて得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、 X_1ないしX_4は水素原子もしくはハロゲン原子を
    表わすか、またはX_1ないしX_4の1つもしくは2
    つがアルキル、アルコキシ、ツエニルもしくはフエノキ
    シ基を表わし、そして残りの基が水素原子を表わし、そ
    してR^1及びR^2はメチレン活性化合物、もしくは
    次式:=N−A(基中、Aは脂肪族、環状脂肪族、アル
    アリフアテイツク、芳香族もしくは複素環アミンもしく
    はヒドラジンを表わす。 )で表わされる基を表わし、その際R^1及びR^2が
    上記式:=N−Aで表わされる基を表わすとき、1つの
    Aは場合によつては酸素もしくはイオウ原子をも一緒に
    有する窒素原子を含有する複素環基を表わす。〕で表わ
    される染料を含有することを特徴とする溶融状態で染色
    されたポリエステル樹脂。2 次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、 R^3及びR^4はシアノ、アシル、アルコキシカルボ
    ニル、カルバモイルもしくはスルファモイル基、又は次
    式:▲数式、化学式、表等があります▼ (基中、 Vは酸素もしくはイオウ原子またはイミノ基または炭素
    原子数1ないし4のアルキルイミノ基を表わし、Y_1
    及びY_2は水素原子もしくはハロゲン原子、または炭
    素原子数1ないし4のアルキルもしくはアルコキシ基を
    表わす。 )で表わされる基を表わす。〕で表わされる染料を含有
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の溶融
    状態で染色されたポリエステル樹脂。 3 次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、 Y_1及びY_2は、特許請求の範囲第2項ですでに表
    わした意味を有し、Y_3は水素原子もしくはハロゲン
    原子、場合によつては炭素原子数1ないし4を有するア
    ルコキシ基又はフェノキシもしくはフェニル基によつて
    置換されているアルキル又はアルコキシ基、炭素原子数
    1ないし4を有するアルカノイルアミルもしくはアルキ
    ルスルホニル基、炭素原子数2ないし6のアルコキシカ
    ルボニル基、ニトロ、トリフルオロメチルもしくはシア
    ノ基、または場合によつてはハロゲン原子もしくは炭素
    原子数1ないし4のアルキルもしくはアルコキシ基で置
    換されてもよいフエノキシ基を表わし、Y_4及びY_
    5は水素原子もしくはハロゲン原子、または炭素原子数
    1ないし4のアルキルもしくはアルコキシ基を表わす。 )で表わされる染料を含有することを特徴とする特許請
    求の範囲第2項記載のポリエステル樹脂。 4 次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、 R^3は特許請求の範囲第2項記載の意味を表わし、そ
    してR^5は芳香族もしくは複素環基を表わす。 )で表わされる染料を含有することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のポリエステル樹脂。5 次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、 Y_1及びY_2は特許請求の範囲第2項記載の意味を
    有し、そしてR^6は次式: ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学
    式、表等があります▼(式中、Y_1ないしY_5は特
    許請求の範囲第2及び第3項記載の意味を有する。 )で表わされる基を表わす。〕で表わされる染料を含有
    することを特徴とする特許請求の範囲第4項記載のポリ
    エステル樹脂。 6 次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる染料を含有することを特徴とする特許請求
    の範囲第5項記載のポリエステル樹脂。 7 次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる染料を含有することを特徴とする特許請求
    の範囲第5項記載のポリエステル樹脂。 8 染色されたポリエステル樹脂が紡糸繊維であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のポリエステル
    樹脂。 9 染色されたポリエステル樹脂が線状ポリエステルで
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のポリ
    エステル樹脂。
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