JPS5952036B2 - 加工用レ−ザ誤照射防止装置 - Google Patents

加工用レ−ザ誤照射防止装置

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JPS5952036B2
JPS5952036B2 JP55083668A JP8366880A JPS5952036B2 JP S5952036 B2 JPS5952036 B2 JP S5952036B2 JP 55083668 A JP55083668 A JP 55083668A JP 8366880 A JP8366880 A JP 8366880A JP S5952036 B2 JPS5952036 B2 JP S5952036B2
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JP
Japan
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laser
irradiation
distance
processing
laser irradiation
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JP55083668A
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卓 山本
正男 斉藤
一郎 福本
■用 朴
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は対象物とレーザ照射端との距離信号を利用し
てフィードバック制御することで、加工用レーザの光照
射を自動的にON−OFF制御し、人的ミスや事故によ
つて生じるレーザの誤照射を防止し得る加工用レーザ誤
照射防止装置に関するものである。
従来、レーザメスとして第1図に示すものがあつた。
図において1は加工用レーザの発振管、2は導光路、3
はメス操作部、4はこのメス操作部3の先端部に設けら
れた集光部、5は加工用レーザ光をON−OFFするシ
ャッター、6はON一OFF用フットスイッチ、7はシ
ャッター駆動回路、8は照準光用可視光レーザ発振部、
9はレーザ発振用高圧電源、冷却装置および制御装置を
収納する本体である。次に動作について説明する。
まず、照準光用可視光レーザ8によつて加工用レーザの
照射部を指示した後、フットスイッチ6のON操作によ
つてシャッター駆動回路7が動作すると、シャッター5
が図示点線位置から図示実線位置に駆動されることにな
り、レーザ発振管1によつて照射された加工用レーザは
導光路2を通り、メス操作部3から集光部4を介して対
象物である生体に照射されるものである。
従来のレーザメスはこのように構成されているので、レ
ーザ照射方向の延長線上にある対象物すべてに加工用レ
ーザが照射される。
このため、不注意や事故によりレーザ照射端が手術部位
以外の方向に向いたときでも患者や医療従事者に高エネ
ルギーのレーザが照射されることになり、非常に.危険
であつた。この発明は上記のような実情に着目してなさ
れたもので、レーザ照射端と対象物との距離信号を検知
し、その距離信号を利用して加工用レーザの照射を0N
−0FF制御することによつてレーザ誤ノ照射を防止で
きる加工用レーザ誤照射防止装置を提供しようとするも
のである。
以下、本発明の実用性を検討するために照準光用可視光
レーザの対象物からの反射光を利用した距離計測方法に
関して実1験した結果について説明する。
なお、第2図はその実1験配置図を示す。ここでは、光
検出器13″と照準光用可視光レーザ12″のなす角θ
を一定にして距離(d)のみを変化させた場合のレーザ
照射端14″と反射面すなわち対象物15″との距離と
検出器出力の関係を調べ、これを第8図に示した。なお
、反射面としては鳥皮を用いている。本実験により次の
ことが明らかとなつた。
(1)この特性の線形部分を利用することにより、生体
の非接触微小変位計測が可能である。
(2)特性のピークを生じる距離dはD。
とθで決まり、予想された様にDpeak=DO/Ta
nθで与えられる。(3)単にある閾値以上の出力での
みレーザを照射させるといつた非常に簡単な制御方法に
より、ピーク距離を中心としたある範囲内に照射領域を
設定することが出来る。
次に、第3図に示すように誤照射防止装置全体を構成し
、簡単な動作実験結果について述べる。
この実験装置においては対象物として手15″を用い、
シヤツタ一機構としてはリレー18にミラー19を取り
付け、その傾きを変化させる方式を用いた。本装置の動
作時間としては、対象物を取り去つたときにレーザ発振
部8″からのレーザ光がフオトトランジスタPT]から
PT2まで移動する時間をカウンター20を使つて測定
した。なお、13″は光検出器、21,22はアンプ、
23は上記リレー18にアンプ22を介して接続された
コンパレータである。本実験の結果においてはレーザ照
射端と対象物との距離変化および対象物を急に取り去つ
た場合に本装置が確実に動作することを確認すると共に
、制御システム全体の動作時間は数Msecと十分速い
応答が得られることがわかつた。
次に、第9図において反射面の傾きαが0゜の場合を中
心に±15゜変化したときの距離一出力特性を第10図
に示した。
この第10図の特性図かられかるように反射面の±15
゜の傾きにより設定した照射領域に1〜2mm程度の誤
差が生じるが、+15゜の場合の特性と−15゜の場合
の特性の平均化によりほぼ補正が可能となつている。
そこで、補正可能なαの範囲を検討するためにαを15
゜、30゜、45゜に変化させた場合の補正値を求め、
α=0゜の場合の特性と比較した。
その実験結果を第1]図に示す。図から明らかな様に、
15゜までの傾きに対してはほんど完全に補正が可能で
あり、30゜の傾きに対しては補正により2mm程度の
誤差にとどめている。
また45゜の傾きに対しては、補正後も誤差が大きく、
もはや補正しきれなくなつている。全体の傾向として、
反射面の傾きが増加するのに伴い補正した出力は減少し
てゆくが、これらの特性変化は照射領域を減少させる方
向すなわちフエールセーフの方向にあり、安全性の点か
らは問題はないと考えられる。以下、以上のような実験
結果に基づいて構成したこの発明の一実施例を第4図〜
第7図に従つて説明する。
第4図において、10は対象物とレーザ照射端との距離
を計測する距離測定装置、11はこの測定装置]0で測
定した距離があらかじめ設定された範囲内にあるときに
のみ加工用レーザを照射する様にシヤツタ一駆動回路7
を制御する照射領域設定回路である。なお照射領域設定
回路の照射領域は対象物表面の傾きによつて補正される
。第5図は上記距離測定装置10の概略図を示したもの
で、12は照準光用の可視光レーザビーム、13はこの
レーザビームに対しある角度θの傾きで設置された指向
性をもつた光検出器である。
14はレーザ照射端、15は対象物である。
第6図は上記光検出器]3の構成を示したもので、16
は指向性をもたせるための円筒パイプ、17は光検出素
子である。なお、第7図は距離測定装置10の代表的特
性を示したものである。
次に上記一実施例の動作について説明する。
すなわち、照射光用可視光レーザ8の対象物15からの
反射光を距離測定装置10により検知するとレーザ照射
端14と対象物15との距離によつて、第7図に示すよ
うな出力が得られる。したがつて、照射領域設定回路1
1で指定した閾値以上の出力でのみレーザ光が照射され
る様に.シヤツター駆動回路7に制御信号が送られてシ
ヤツタ一5が図示実線状態に位置することになり、あら
かじめ設定した照射領域内に対象物が存在するときに限
り加工用レーザが照射されるものである。なお、上記一
実施例では指向性をもつた光検出器として円筒パイプと
光検出素子を組み合せたものを用いているが、円筒パイ
プのかわりに光フアイバ一を用いても同じ効果が得られ
る。
また、上記一実施例ではレーザメスにおける誤照射防止
装置について説明したがレーザ加工機等にも応用できる
ことは言うまでもない。以上のようにこの発明によれば
レーザの対象物からの反射光を計測によつて検知される
レーザ照射端と対象物との距離信号を利用してフイード
バツク制御することによつてレーザ照射を自動的に0N
−0FFするように構成したので、人的なミスや事故に
よつて生じる加工用レーザの誤照射を防止できる効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のレーザメスを示す構成図、第2図は照準
光用可視光レーザを用いた距離計測方法を示す概略図、
第3図は誤照射防止装置を示す概略図、第4図はこの発
明の一実施例による誤照射防止装置を備えたレーザメス
を示す構成図、第5図は距離測定装置を示す概略図、第
6図は光検出器を示す構成図、第7図は距離測定装置に
おける代表的な距離−出力特性図、第8図は上記距離計
測方法によつて得られた特性を示す距離−出力特性図、
第9図は反射面の傾きを変化させる状態を示す実験説明
図、第10図及び第11図はそれぞれその距離−出力特
性図である。 図において、1はレーザ発振管、10は距離測定装置、
11は照射領域設定回路、12は照準光用可視光レーザ
、13は光検出器、14はレーザ照射端、15は対象物
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 レーザの対象物表面からの反射光を計測することに
    よつてレーザ照射端と対象物表面との距離を計測する距
    離測定手段と、上記距離測定手段によつて計測された距
    離があらかじめ設定した照射領域内のときに制御信号を
    出力する照射領域設定回路と、上記対象物表面の傾きに
    よつて上記照射領域を補正する手段と、上記照射領域設
    定回路からの制御信号によつて加工用レーザの照射をO
    N−OFF制御する制御手段とを備えてなる加工用レー
    ザ誤照射防止装置。
JP55083668A 1980-06-20 1980-06-20 加工用レ−ザ誤照射防止装置 Expired JPS5952036B2 (ja)

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JPS579592A JPS579592A (en) 1982-01-19
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58162649A (ja) * 1982-03-24 1983-09-27 Sumitomo Bakelite Co Ltd 塩化ビニル樹脂組成物
JPS5933345A (ja) * 1982-08-19 1984-02-23 Sekisui Chem Co Ltd 熱可塑性樹脂組成物
JPS6088050A (ja) * 1983-10-20 1985-05-17 Hitachi Cable Ltd 重合体組成物
JPS61103695A (ja) * 1984-10-29 1986-05-22 Mitsubishi Electric Corp 三次元レ−ザ加工機
JP2506689B2 (ja) * 1986-10-13 1996-06-12 三菱化学株式会社 マ−キングフイルム及びその製造方法

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