JPS5951300B2 - マツサ−ジ器 - Google Patents

マツサ−ジ器

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JPS5951300B2
JPS5951300B2 JP7700580A JP7700580A JPS5951300B2 JP S5951300 B2 JPS5951300 B2 JP S5951300B2 JP 7700580 A JP7700580 A JP 7700580A JP 7700580 A JP7700580 A JP 7700580A JP S5951300 B2 JPS5951300 B2 JP S5951300B2
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JP
Japan
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switch
main shaft
wheel body
pine
pine surge
Prior art date
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Application number
JP7700580A
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JPS573645A (en
Inventor
清輔 今井
昭次郎 川口
新平 大塚
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP7700580A priority Critical patent/JPS5951300B2/ja
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Publication of JPS5951300B2 publication Critical patent/JPS5951300B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は輪体の移動によってこの輪体に接触させる背骨
の両側を背骨に沿ってマツサージするいわゆるローリン
グマツサージを行うベッド型や椅子型のマツサージ器に
関するものであり、その目的とするところは動作中の輪
体が所定時間後にタイマー動作により動作が停止すると
ともにその停止位置が輪体の収納位置に停止させてマツ
サージによる施療のしすぎがないマツサージ器を提供す
るにある。
以下本発明を図示実施例に基き詳述する。
第1図は一実施例の外観を、第2図は使用状態を示すも
のであり、ベンチ状に構成したこのマツサージ器は両端
に脚部41を、両端上面にクッション部42を、両側に
側枠43を、そして上面にカバーシート6を配設したも
のであり、第3図に示すようにパイプで形成された一対
のフレーム4,4の両端部間を夫々横移44と底板45
とで連結して枠組したものに、上部がクッション部42
とされた一対の脚部41をボルト止めするとともにカバ
ーシート6及び側枠43を取付けている。
各フレーム4には夫々互いに開口が対向するレール7゜
7を固着してあり、レール7の上面に引掛突起46を突
設しである。
一方布製のカバーシー!−6の両端には芯枠47を装着
し、また両側には芯枠47を装着するとともに引掛孔4
8を設けてあり、このカバーシート6の取付けはスリッ
ト49の設けられた横移44内に両端の芯枠47を通し
、そしてレール7の引掛突起46を引掛孔48に通すと
ともに引掛突起46に両側の芯枠47を係止させて行な
う。
側枠43は芯材50の外面に発泡ウレタン樹脂51そし
て布52をまいたものであり、フレーム4にビス止めし
て固着する。
長手方向に沿ってラック8が夫々固着されている一対の
レール7.7にはマツサージを行う輪体2,2を備えた
機構部が架設されている。
この機構部はモータMを有してレール7に沿って自走す
るもので、輪体2,2が中央に装着されている主軸1の
一端にモータブロック9を、他端にギアボックス10を
配して構成しである。
主軸1の両端には夫々筒体16.16を遊転自在に装着
してあり、この各筒体16に取付けたガイドころ17が
レール7内を走行する。
またギアボックス10及びモータブロック9には第6図
及び第7図に示すように軸53を介してレール7内を走
行するガイドころ17を取付けてあり、これら4つのガ
イドころ17によって機構部がレール7.7間に架設さ
れているのである。
そして主軸1は第5図に示すように中空であって駆動軸
3が内部に装着されており、この駆動軸3の両端に前述
の筒体16を固着しである。
各筒体16にはレール7に付設したラック8と噛合する
ピニオン15を形成しであるので、駆動軸3を回転駆動
すれば機構部がレール7に沿って走行する。
モータブロック9における正逆転自在なモータMとこれ
ら主軸1及び駆動軸3との連結はギアボックス10内の
ギア群及び遊星部によってなされている。
ギアボックス10内に配された一対のウオーム軸11.
13のうち、一方のウオーム軸11は第5図に示すよう
(ゴ一方の筒体16に固着されたウオームホイール12
と噛合い、他方のウオーム軸13は軸18に固着された
ウオームホイール14と噛合う。
軸18にはまた楕円歯車19を固着してあり、この楕円
歯車19が主軸1に固着した楕円歯車20と噛合ってい
る。
そしてこれらウオーム軸11.13間を遊星部を介して
接続しである。
この遊星部は第6図に示す実施例にあっては玉軸受によ
って構成しており、太陽歯車を内レース25、遊星ギア
をボール26、内歯歯車を外レース27、遊星キアリア
をリテーナ28で形成し、内レース25をウオーム軸1
1に遊転自在に装着したカラー29の外周に固着しであ
る。
このカラー29にはモータMの出力軸とベルト31で接
続されるプーリ30を設けている。
ウオーム軸11とこの遊星部との連結はボール26の動
作を規制するリテーナ28をウオーム軸11に結合する
ことで行ない、またウオーム軸13との連結はウオーム
軸13に固着したプーリ34とベルト33で連結される
プーリ32を外レース27に固着することで行なってい
る。
今、ウオーム軸11に制動を加えておいてモータMによ
りカラー29及び内レース25を回転させたなら、ウオ
ーム軸11に固定されたリテーナ28によってボール2
6は公転を妨げられてその場で泪転を行なう。
この自転が外レース27に伝えられて外レース27、プ
ーリ32、ベルト33、プーリ34を経てウオーム軸1
3を回転させる。
一方、ウオーム軸13に制動を加えた状態で内レース2
5を回転させたならば、ベルト33を通じて外レース2
7がロックされているのでボール26は自転及び公転を
行なってリテーナ28を介しウオーム軸11を回転させ
る。
遊星部としてはもちろん第13図及び゛第14図に示す
ように太陽歯車25a、遊星ギア26a、内歯歯車27
a及び遊星キャリア28aで構成される一般的な遊星歯
車機構を用いてもよいが、軸受を用いる方が音が静かで
ある点、構造が簡単で安価にできる点ですぐれている。
ただし、軸受を用いる場合は動力の伝達が内レース25
とボール26間、ボール26と外レース27間が共に摩
擦伝導であるためにこれらの間に予圧を加えておく必要
がある。
これは通常、内レース25に軸を圧入するとともに外レ
ース27をハウジングに圧入することで行なうのである
が、これでは寸法管理が容易ではないため、本実施例に
あっては、外レース27の固着されているプーリ32を
コイル状の予圧ばね35でスラスト方向に付勢し、もっ
て内レース25と外レース27との間にスラスト予圧力
を与えている。
従って、内レース25や外レース27の寸法精度や圧入
代の精度に高い精度を必要とせず、予圧ばね35のばね
力の調整で容易に所定の予圧を加えられるわけである。
尚、図中36はばね受、37はばね受用軸受である。
この両者に代えて第11図及び第12図に示すようにス
ラスト軸受38を用いて予圧ばね35のばね圧をスラス
ト軸受38を介して内レース25に加えてもよい。
他の型式の軸受を用いてもよいのはもちろんである。
また遊星部として用いる軸受にしても実施例にあげた深
溝型の玉軸受でなくとも、第12図に示すような円錐こ
ろ26bを用いた円錐ころ軸受、あるいはアンギュラ−
型玉軸受でも同様に構成できる。
特に円錐ころ軸受の場合はくさび効果が得られて少ない
予圧力ですむ特長をもつている。
尚、第11図及び第12図は軸受を用いた遊星機構の例
としてあげたもので、入出力は本実施例のマツサージ器
における動力伝達機構と対応していない。
前述のようにウオーム軸11を制動すればウオーム軸1
3に、そしてウオーム軸13を制動すれは゛ウオーム軸
11に夫々出力を取り出せるわけで゛あるが、この制動
は各ウオーム軸11.13の一端に設けたブレーキ装置
によって行なっている。
各ブレーキ装置は第10図に示すようにソレノイドSL
、、 SL2で形成されたもので、ギアボックス10に
取付けたヨーク54、ヨーク54と一体とされてウオー
ム軸11,13の端面と対向するコア55、励磁用のコ
イル56、そしてヨーク54とコア55とをウオーム軸
11,13の軸方向に付勢するばね57とから構成され
、コイル56に電流を流して励磁すれば、ウオーム軸1
1,13の一端に固着された可動ブロック58にコア5
5が接するようにコア55及びヨーク54がは゛ね57
に抗して吸引駆動される。
ウオーム軸11,13が回転していたならば、コア55
と可動ブロック58との接合で回転を停止させるわけで
ある。
主軸1に装着される輪体2は第5図から明らかなように
、主軸1に固着さi%る偏心軸部21と、この偏心軸部
21の外周に遊転自在に配された外輪22とから構成さ
れ、外輪22と偏心軸部21との間には鋼球24とリテ
ーナ23を配しである。
所定間隔をおいて主軸1に取付けられたこの一対の輪体
2,2は主軸1とともに主軸1の軸方向と直交する面内
で回転するわけであるが、両輪体2,2は共に同方向へ
同量だけ偏心しており、このために主軸1の回転で、輪
体2のカバーシート6側への突出量が変化する。
第5図に破線で示すようにサイドローラ5に比べ低く設
定した最小突出量の状態から同図に想像線で示すように
サイドローラ5に比べ高く設定した最大突出量の状態ま
で変化するのである。
そしてギアボックス10側の輪体2の偏心軸部21側面
には永久磁石40を取付けてあり、ギアボックス10の
側面に配した一対のリードスイッチLS1.LS2を感
応させるようにしである。
ここで一方のリードスイッチLS、は輪体2のカバーシ
ー1−6側への突出量が小さい時に永久磁石40に感応
し、他方のリードスイッチLS2(第5図には図示せず
)は輪体2のカバーシート6側への突出量が大きい時に
感応するようにしである。
またギアボックス10にはリミットスイッチMSを取付
けである。
これは2つの常閉接点S1.S2を有するものでアクチ
ュエータ39が一方に倒されると一方の常閉接点S1が
開き、他方に倒されると他方の常閉接点S2が開くよう
にされており、レール7に沿って機構部が走行する時、
機構部がレール7の端末に至った時アクチュエータ39
がレール7の両端に付設した突起(図示せず)で駆動さ
れるようにしである。
ギアボックス10の上面及びモータブロック9の上面に
は夫々主軸1と平行に配設した軸59によってサイドカ
ーラ5を設けである。
遊転自在とされているこのサイドローラ5は、モータブ
ロック9上に2個、ギアボックス10上に2個の総計4
個を設置してあって、これらは一対の輪体2゜2の両側
に位置し、カバーシー1−6側への突出量が小さい時の
輪体2よりやや高い高さで配置しであるみ 以上のように構成したマツサージ器によるマツサージは
、第2図に示すようにカバーシート6に上半身を寝かせ
て両端のクッション部42.42に頭と臀部とをのせる
そして主軸1を回転させずに駆動軸3のみを回転させれ
ば、駆動軸3両端のピニオン15とラック8との噛合に
よって機構部がカバーシーl−6の下方でフレーム4及
びレール7に沿って走行する。
この時、輪体2はその外輪22が遊転しつつカバーシー
ト6を介して背骨の両側を背骨に沿って押圧していくも
のであり、ローリングマツサージを行うわけである。
駆動軸3を回転させずに主軸1のみを回転させれば、輪
体2が一定場所で回転する。
主軸1に対して輪体2は偏心しているために回転につれ
てカバーシー1−6側への突出量を変える。
すなわち第8図と第9図とに示す状態が交互に生ずる。
このため輪体2によって指圧動作を得ることができるも
のである。
また第8図及び゛第9図から明らかなように前述のロー
リングマツサージに際しても、輪体2の回転位置が変わ
れば輪体2による背中の押圧力が変わるので強弱の調整
を行うことができる。
ここにおいて、サイドローラ5はこの強弱の調整を、そ
して指圧時の施療をより効果的に行なえるようにしてい
るものであり、第8図に示すように輪体2の突出量か゛
大きい時にはサイドローラ5から身体が浮いてしまうが
、輪体2の突出量が小さい時には第9図に示すようにサ
イドローラ5か′身体に接する。
このサイドローラ5は輪体2と共に移動するのであるか
ら、ローリングマツサージを行なう際にあっては輪体2
だはでなくサイドローラ5も身体に接して移動すること
でより幅広い部位を施療できると共にソフトな感じの施
療を行なえるわけである。
しかも輪体2の突出量をサイドローラ5に比べ低い位置
に設定しているので身体の湾曲形状に沿って輪体2とサ
イドローラ5が当たるので背骨のもろくなっている老人
に対しても背骨に損傷を与えることなく快適に行なえる
のである。
また指圧マツサージを行なう際にも、輪体2だけである
と常に身体を2個の輪体2,2で支えることになるため
身体が常に緊張状態となって治療を阻害するが、輪体2
の突出量が小さくなった時サイドローラ5によっても身
体を受けるので、サイドローラ5でも身体が支えられて
いる間は緊張がほぐれる。
つまり緊張状態と緊張がほぐれた状態とがくり返される
ためにより有効な施療がなされるものである。
以上の説明から明らかなように、このマツサージ器は、
モータMの動力伝達を主軸1と駆動軸3とに切換えるこ
とで、背筋伸ばしのローリングマツサージと、定位置で
の指圧マツサージを行なっている。
従って切換えのためにクラッチを必要とするわけである
が、前述のように本実施例にあっては遊星機構と、この
遊星機構から取り出すことのできる2つの出力に夫々制
動を加える電磁ブレーキ装置として構成したソレノイド
SL1.SL2とによってクラッチを構成している。
ところで、単一の動力からクラッチを介して2つの出力
を切換えて取り出す場合、一方の出力から他方の出力に
切換えた時それよで接続されていた出力に対して負荷側
から制動を加えなければこのマツサージ器にあっては支
障が生じる。
つまり、ローリングマツサージを行う際には主軸1に対
して制動を加えておかなければ、輪体2の偏心を利用し
た強弱の調整を行なえないし、ローリングマツサージか
ら指圧マツサージに切換える時に、駆動軸の回転に制動
を加えて止めなければ望む位置に輪体2を停止させるこ
とができなくなる。
また通常のクラッチでは切換えの際に動力と離れる瞬間
があってこの瞬間に負荷側からの力で動作が不安定とな
りがちである。
これに対して本実施例で示した遊星機構と電磁ブレーキ
を用いたクラッチにおいては、切換えはそれまで接続さ
れていた出力に制動を加えることで他方の出力を動力に
接続するのであるから実質的な可動部分は電磁ブレーキ
である一対のソレノイドSL、、 SL2だけであり、
クラッチを接続する動作や切離す動作を必要としないも
のであって、シンプルな構造にできるとともに接続する
出力の切換え時にクラッチとして動く遊星機構において
は機械的に切離される部分がなく、切換え時に負荷側か
ら力が加えられても動作が安定しているものである。
以上、マツサージにおける動作を構造的に述べたが以下
回路図に基いて動作を更に詳しく説明する。
第15図aは概略回路構成を、同図すは操作部を示すも
のであり、側枠43に固定されたメーンスイッチSW1
と3つの操作用のスイッチSW2.SW3.SW4とに
よって制御回路部60を介してモータMと、電磁ブレー
キであるソレノイドSL1.SL2とを制御する。
メーンスイッチSW1は商用電源Eに対するオン、オフ
を行なう。
スイッチSW2.SW3は共に3位置切換え型、スイッ
チSW4は2位置切換え型で夫々独立に切換えを行なう
ことができるようにされており、スイッチSW2は同図
すに示すように中点が「オフ」、一方が「上がる」、他
方が「下がる」としたものであり、スイッチSW3は一
端を「指圧」、中点を「弱」、他端を「強」としたもの
であり、スイッチSW4は一端を「動作」、他端を「収
納」としたものである。
ここで「動作」はスイッチSW2及びスイッチSW3の
動作を任意に選択可能にするためのものであり、「収納
」は輪体2を「弱」突出量にすると共に機構部を一定位
置即ち移動方向の端部に停止させるためのものである。
更に「指圧」は指圧マツサージを、「弱」及び「強」は
ローリングマツサージを行なわせる。
そしてスイッチSW4が「動作」にありスイッチSW3
が「指圧」のところにある時に、スイッチSW2が「オ
フ」であれば指圧を、「上がる」乃至「下がる」にセッ
トされ!・Lば指圧を行なうことなく指圧位置の変更の
ために機構部が移動する。
尚、「上がる」は機構部が頭の方へ移動することを、
「下がる」は腰の方へ移動することを示すものである。
そしてスイッチSW4が「動作」にありスイッチSW3
か゛「弱」乃至「強」である時にスイッチSW2が「オ
フ」であればローリングマツサージを行なうとともに機
構部がレール7の端末において自動反転する。
またスイッチSW4が「動作」にありスイッチSW2が
「上がる」乃至「下がる」にセットされていると、ロー
リングマツサージを「上がる」乃至「下がる」で定めら
れた一方向へのみ行ない、レール7の端末において停止
する。
更にスイッチSW4を「収納」に倒せば「弱」ローリン
グで「上がる」の方向に機構部が移動して上端でモータ
Mの動作が停止する。
ここまでの説明から明らかなように、スイッチSW3は
指圧かローリングマツサージかを選択するためのもので
あり、スイッチSW2は指圧中においては輪体2の所定
位置への移動を行ない、ローリングマツサージ中におい
ては自動反転とするか手動反転とするかの選択スイッチ
として機能するものであり、さらにスイッチSW4は「
動作」とすることによりスイッチSW2やスイッチSW
3の動作選択を可能にする状態にセットされ、「収納」
とすることにより輪体2の突出量を「弱」にし機構部を
移動の上端で停止させるのである。
第16図は具体回路の一例を示すものであって、モータ
Mは一対のスイッチング素子T1.T2のいずれかの導
通によって右回転乃至左回転を行なう。
そして両スイッチング素子T1.T2は一対のリレーR
y1.Ry2ノ接点ry1.ry2ノオンニよって導通
する。
これらのリレーRV1. RV2と、電磁ブレーキであ
る一対のソレノイドSL1.SL2とは、夫々l・ラン
ジスタQ1.Q2.Q3.Q4によって制御され、そし
て各トランジスタQ1〜Q4は論理回路部の出力で作動
する。
先ず、スイッチSW4を「動作」状態即ち接点をオンの
状態にするとタイマー素子TICの出力(端子6)がL
レベルとなり、1ヘランジスタQ5がオフ、トランジス
タQ6がオンとなるためリレーR’l’3の接点ry3
がオンし、スイッチSW2及びスイッチSW3による論
理回路の制御が可能なようにセラ1〜できる。
ここでタイマー素子TICはコンデンサC2と抵抗R2
との時定数による充放電をカラン1へし、一定カウント
数になるとその出力(端子6)がLレベルからHレベル
に変わり、タイマ一時間はコンデンサC2と抵抗R2ど
の時定数により任意に選択できる素子である。
上記タイマー素子TICやトランジスタQ5゜Q6やリ
レーRV3等でタイマー回路Aが構成される。
さらに、今スイッチSW4が「動作」状態にあり、スイ
ッチSW2か゛オフ位置にあり、スイッチSW3が指圧
の位置にある時、そして機構部がレール7の端末に位置
しておらない時、つまりリミットスイッチMSの両常閉
接点S1.S2が共にオン状態にある時にはインバータ
■1.■2とオアゲート01,02とによって一対のノ
アゲー1−NR,。
NR2で組まれたフリップフロップFの面入力は共にL
レベルにあり、両川力はHレベルとLレベルとにある。
この両川力とスイッチSW3の出力とがアンドゲートA
1、ノアゲー1− NR3、インバータ■3及び゛オア
ゲ’−1−03を経てアントゲ−1−A2゜A3に入力
される。
この時アンドゲートA2の面入力は共にHレベルにあり
、トランジスタQ1をオンさせてリレーRy+とスイッ
チング素子T1とを介してモータMを右回転させる。
またノアゲートNR4のH出力、ナントゲートND3の
L出力、アンドゲートA4のL出力で゛オアデー1−0
4はLレベルの出力、インバータ■5はHレベルの出力
を出しており、トランジスタQ3のオンでソレノイドS
L、を励磁する。
このソレノイドSL1はウオーム軸11に対する電磁ブ
レーキとして動作するものであり、このためにモータM
の出力は遊星機構及びウオーム軸13を経て主軸1を回
転させる。
従って輪体2が定位置において回転し、指圧動作を行な
うのである。
トランジスタQ4はインバータ■5の存在によってトラ
ンジスタQ3がオンの時にオンすることはない。
この指圧動作は機構部がレール7の端末にあって、常閉
接点S1.S2のいずれが開いていても、フリップフロ
ップ ず、あるいはフリップフロップ てもアントゲ゛−)−A1及び゛オアゲー)・03の出
力か′変わらないので、全く同じ動作を行なう。
そしてこのスイッチSW3が「指圧」のところにある時
、スイッチSW2を「上がる」にセットすれは゛、アン
トゲ゛ ) A2のHレベルの出力、アンドゲートA3
のLレベル出力は変わらずにモータMが右回転を続ける
ものの、ナンドゲ−1−ND,及びND3、アントゲ−
1・A4によってオアゲート04の出力がC,R1の時
定数をもってHレベルとなり、インバータ■5によって
トランジスタQ3がオフすると共にトランジスタQ4が
オンし、ソレノイドSL。
は復帰、ソレノイドSL2が励磁されてウオーム軸13
に制動が加えられる。
このためモータMの右回転出力はウオーム軸11をへて
駆動軸3に伝えられ、ピニオン15とラック8との噛合
いで機構部が肩の方へと移動する。
所望位置まで輪体2が移動した時スイッチSW2をオフ
に戻せば、その位置で輪体2の回転が始まり、指圧動作
がなされる。
スイッチSW2を「下がる」にセットすれは゛、アント
ゲ゛ ) A2出力か゛し、アントゲ゛ ) A3出力
がHとなり、トランジスタQ2、リレーR’l’2、ス
イッチング素子T2によってモータMは左回転を始め、
またオアゲ゛−1−04出力かHとなることで゛ソレノ
イドSL2か゛オンし、モータMの左回転出力が駆動軸
3に伝えられて機構部を腰の方へと移動させる。
スイッチSW2を「オフ」に戻せばモータMは右回転、
ソレノイドSL1が励磁されて再度指圧動作を始める。
尚、オアゲート04の入力側に抵抗R1とコンデンサC
1との時定数回路を設けているのは次のような理由によ
る。
すなわち、スイッチSW3を「」二がる」に投入した際
は上述のようにモータMの回転方向とオンすべきソレノ
イドSL1.SL2の両者が切替わるが、その切替はR
1C1の時定数回路を設けない時は同時に切替わり、切
替前のモータMの回転(右回転)の慣性をソレノイドS
L2が受は取ることになり、一旦下方向へ可動した後」
二方向へ移動することになる。
また、マツサージ器が下限ストッパーをオフさせて下限
にある場合も同様なことが発生し、マツサージ器のオー
バーランにつながる。
上記抵抗R1とコンデンサC1との時定数回路はこれを
防ぐ目的で付加しである。
ローリングマツサージはスイッチSW4を「動作」にし
たままスイッチSW3を「弱」乃至「強」にセラ1〜す
ることで行なう。
スイッチSW2が「オフ」位置にあれは上動反転動作を
得られるのであるが、この動作の初期においてスイッチ
SW3が「弱」にセットされている時にはリードスイッ
チLS1が、また「強」にセットされている時にはリー
ドスイッチLS2がオフであるなら、モータMはフリッ
プフロップFの状態によっていずれかの方向への回転を
始め、またオアゲート04の両人力が共にLレベルであ
ることからインバータ■5によりソレノイドSL1が励
磁されて主軸1がモータMに接続されて輪体2を回転さ
せる。
この回転の最大1回転中に輪体2に付設した永久磁石4
0がリードスイッチLS、、 LS2をオンにさせるか
らオアゲー1−04の一方の入力がHレベルとなるため
にこの出力はHレベルとなり、ソレノイドSL2が励磁
される。
モータMの回転出力は駆動軸3へと切換えられるわけで
ある。
こうしてスイッチSW3を「弱」にセツトシた時にはリ
ードスイッチLS、によって輪体2の突出量が小さくさ
れた状態でローリングマツサージが行なわれ、またスイ
ッチSW3を「強」にセツトシた時にはリードスイッチ
LS2によって輪体2の突出量が大きい状態でローリン
グマツサージが行なわれる。
そしてモータMが右回転中で機構部が肩の方へ移動して
いる時にこの移動がレール7の端末に達すると常閉接点
S1か′開く。
このためにそれまで同出力かHLで゛あったフリップフ
ロップ と反転し、アントゲ−1−A2出力がし、アントゲ゛ー
トA3出力がHとなり、ソレノイドSL2を励磁した状
態のままモータMが右回転から左回転へと転する。
機構部は自動反転して腰の方へと下がり出すわけである
この移動で常閉接点S1が閉じてフリップフロップFの
一方の入力が変わるが自己保持タイプのため同出力は変
わらない。
常閉接点S2が開かれれば逆にモータMは左回転から右
回転へと転じてローリングマツサージを続行する。
スイッチSW3が「弱」乃至「強」にセラI・され、て
いる時にスイッチSW2を「上がる」にセットすれば、
モータMは右回転、ソレノイドSL2が励磁で腰から眉
の方へと向けてのローリングマツサージを行なう。
スイッチSW2を「上がる」にセラ1〜したまま上限に
達して常閉接点S1が開けば、フリップフロップ 出力がLどなるためアントゲ−1□ A2, A3出力
は共にLどなってモータMは停止すると共にオアゲート
04の出力もLレベルとなりソレノイドSL2がオフす
ると同時にソレノイドSL,か゛オンする。
同様に「下がる」にセットすれば肩から腰の方へとロー
リングマツサージを行ない、下限に達すればモータMが
停止すると共にソレノイドSL2がオフし同時にソレノ
イドSL1がオンする。
スイッチSW2を「オフ」位置にしておけば、自動反転
がなされ、「上がる」と「下がる」とのセット位置によ
って、任意範囲内での手動反転を行なえるわけである。
以上はスイッチSW4を「動作」にした場合即ち接点r
y3がオンしている場合についてのスイッチSW2.S
W3の選択時について述べてきたのであるが次にタイマ
ー動作について説明する。
今、スイッチSW4を「動作」にした後スイッチSW2
.SW3により任意のマツサージを行なっている時に一
定時間(C2R2の時定数とタイマー素子TIC独自の
カウント数との積)が経過するとカウント数比較器であ
る電子式タイマーのタイマー素子TICの出力がHレベ
ルとなり、トランジスタQ5がオン、I・ランジスタQ
6がオフしてリレーRy3の接点ry3がオフとなる。
すると輪体停止用の制御回路BのインバータI6の入力
がLレベルとなり出力はHレベルとなるためスイッチS
W2を「上がる」でスイッチSW3を「弱」にオンした
状態となりその動作を開始し、移動の上端に達し常閉接
点S1がオフするとモータMは回転を停止すると共にソ
レノイドSL2オフ、ソレノイドSL、オンとなり、ソ
フト上の動作は停止をする。
再度続けてマツサージを行ないたい場合にはスイッチS
W4を−たん「収納」にもどした後、再度「動作」にオ
ンすれは゛タイマー素子TICの出力がLレベルにもど
るため瞬時に再マツサージができる。
ここでは患者が行なうスイッチSW4の1往復動作を最
低5Qmsecとしその時間で、リセット可能なように
C3R3の放電時定数を選択してあり、また1回の使用
時間はマツサージ効果から見て5〜60分に設定するこ
とが望ましくタイマ一時間はその値に選択しである。
このタイマー動作により、効果的なマツサージ時間経過
後は人手をわずられせることなくタイマーにより自動停
止させ、マツサージ途中に気持よいあまり寝てしまって
も安全であるようにすると共に、最高のマツサージ効果
を引きだすようにしている。
反面、使用時間がものたりない患者又は複数患者の連続
使用のために続けて使用できるよう瞬時リセットスイッ
チを装備している。
またスイッチSW4は高圧低容量用のスタンダードスイ
ッチを使用し接触信頼性及び寿命より最も安価なスイッ
チを使用しコストを安くしている。
またタイマー回路Aに電子式のタイマーを用いているか
ら、ぜんまい式やモータ式のタイマーと比してタイマー
を外部に設ける必要がなく機器内に収納できるためスペ
ース的にも小さく且つタイマーセットの忘れがなく施療
のしすぎがなくなる。
尚上述のように輪体の移動の「動作」や「収納」のスイ
ッチSW4でタイマー回路Aのオンオフを兼ねているか
ら部品を少なくして組立工数やコストの削減を図ってい
る。
次に「収納」動作について説明する。
好みのマツサージの途中でスイッチSW4を「収納」に
なおせば、即ちスイッチSW4の接点をオフすればトラ
ンジスタQ6のオフによりリレーRy3の接点ry3が
オフし、インバータI6の入力がLレベルとなることに
より、スイッチSW3「弱」でスイッチSW2「上がる
」にオンしたと同一状態になりその移動が上限に達する
と常閉接点S1がオフし、モータMの回転が停止しソレ
ノイドSL2がオフ、ソレノイドSL1がオンをし、ソ
フト上の動作が、機構部の移動の上限位置で停止する。
このように使用後席に上端位置で且つ輪体を低位置に停
止させる収納機能を装備することにより、不意にマツサ
ージ器に腰掛けた場合に輪体に人体がぶつかるのを防止
するためにより安全性が向上するものである。
上述のように本発明は、輪体を駆動させるスイッチのオ
ンにて予め設定された所定時間後に輪体を主軸移動方向
の端部の位置で停止せしめるタイマー回路を設けたので
、マツサージの所定時間経過後は常に輪体を上端の位置
に収納させることができて、マツサージ後わざわざ輪体
を収納させる必要がなく、しかも人手をわずられせるこ
となくタイマー動作によって自動停止させるから、マツ
サージ途中に気持よいあまり寝てしまっても人体に損傷
を与えることがなくて安全であり、また所定時間以上の
施療を行うことがなく、施療のしすぎによる過度のマツ
サージを防止できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の外観の斜視図、第2図は同上
の使用状態を示す側面図、第3図は同上の分解斜視図、
第4図は脚部の背面図、第5図は縦断面図、第6図は機
構部の破断底面図、第7図は同上の側面図、第8図及び
第9図は輪体の動作を示す断面図、第10図は電磁ブレ
ーキであるソレノイドの断面図、第11図及び第12図
は夫々軸受を用いた遊星機構の他側を示す縦断面図、第
13図は遊星ギアを用いた一例の縦断面図、第14図は
同上の水平断面図、第15図aは概略回路図、同図すは
操作部の正面図、第16図は同上の具体回路図であって
、1は主軸、2は輪体、3は駆動軸、22は外輪、Aは
タイマー回路、Bは制御回路、SW4はスイッチを示す

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一対の輪体が軸方向に所定間隔で装着された主軸と
    、主軸の軸方向と直交する方向に主軸を移動させる駆動
    軸とを備え、主軸に対して偏・Q−して装着された各輪
    体はその外周部である外輪が遊転自在とされ、主軸は少
    なくとも軸まわりに半回転の間で回転位置調整か1在で
    あるマツサージ器において、輪体を移動させるスイッチ
    のオンにて予め設定された所定時間後に輪体を主軸移動
    方向の端部の位置で停止せしめるタイマー回路を設けて
    成ることを特徴とするマツサージ器。 2 タイマー回路にカウント数比較器の電子式タイマー
    を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    マツサージ器。 3 前記スイッチをオフせしめることによりタイマー回
    路の動作を停止せしめるとともに輪体を主軸移動方向の
    端部の位置で停止せしめる輪体停止用の制御回路を設け
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のマツサ
    ージ器。
JP7700580A 1980-06-06 1980-06-06 マツサ−ジ器 Expired JPS5951300B2 (ja)

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JP7700580A JPS5951300B2 (ja) 1980-06-06 1980-06-06 マツサ−ジ器

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JPS573645A JPS573645A (en) 1982-01-09
JPS5951300B2 true JPS5951300B2 (ja) 1984-12-13

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5963300U (ja) * 1982-10-22 1984-04-25 ユタカ産業株式会社 小型加熱二段圧力調整器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5963300U (ja) * 1982-10-22 1984-04-25 ユタカ産業株式会社 小型加熱二段圧力調整器

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