JPS5949813B2 - マツサ−ジ器 - Google Patents

マツサ−ジ器

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JPS5949813B2
JPS5949813B2 JP6490080A JP6490080A JPS5949813B2 JP S5949813 B2 JPS5949813 B2 JP S5949813B2 JP 6490080 A JP6490080 A JP 6490080A JP 6490080 A JP6490080 A JP 6490080A JP S5949813 B2 JPS5949813 B2 JP S5949813B2
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JP
Japan
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output
motor
switch
gate
main shaft
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JP6490080A
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JPS56161049A (en
Inventor
新平 大塚
昭次郎 川口
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、制動機能を有するマツサージ器に関するもの
であって、一対の輪体2,2が軸方向に所定間隔で且つ
偏心装着された主軸1と、主軸1の軸方向と直交する方
向に主軸1を移動させる駆動軸3と、モータMからの出
力を主軸1若しくは駆動軸3へ切替える出力切替機構A
と、前記モータMを正逆転せしめるモータ駆動回路Bと
、主軸1若しくは駆動軸3を出力切替機構Aを介して選
択的に作動せしめるスイッチSWと、駆動軸3による移
動方向において配設された位置検出スイッチSからの信
号にてモータ駆動回路Bを制御する制御回路Cと、上記
スイッチSWや駆動軸3の位置を検出する位置検出スイ
ッチSの信号によってモータMを停止せしめた際に前記
出力切替機構Aの両出力にある時間制動をかける遅延回
路りとを具備して成るマツサージ器に係るものである。
本発明は、駆動軸の移動を停止せしめる際に、モータの
オフと同時に駆動軸に出力している出力切替機構に制動
をかけて駆動軸を瞬時に止めることができるマツサージ
器を目的として提供したものである。
以下本発明を図示実施例に基き詳述する。
第1図は一実施例の外観を、第2図は使用状態を示すも
のであり、ベンチ状に構成したこのマツサージ器は両端
に脚部41を、両端上面にクッション部42を、両側に
側枠43を、そして上面にカバーシート6を配設したも
のであり、第3図に示すようにパイプで形成された一対
のフレーム4,4の両端部間を夫々横桟44と底板45
とで連結して枠組したものに、上部がクッション部42
とされた一対の脚部41をボルト止めするとともにカバ
ーシート6及び側枠43を取付けている。
各フレーム4には夫々互いに開口が対向するレール7゜
7を固着してあり、レール7の」一面に引掛突起46を
突設しである。
一方布製のカバーシート6の両端には芯枠47を装着し
、また両側には芯枠47を装着するとともに引掛孔48
を設けてあり、このカバーシート6の取付けはスリット
49の設けられた横桟44内に両端の芯枠47を通し、
そしてレール7の引掛突起46を引掛孔48に通すとと
もに引掛突起46に両側の芯枠47を係止させて行なう
側枠43は芯材50の外面に発泡ウレタン樹脂51そし
て布52をまいたものであり、フレーム4にビス止めし
て固着する。
長手方向に沿ってラック8が夫々固着されている一対の
レール7.7にはマツサージを行う輪体2,2を備えた
機構部が架設されている。
この機構部はモータMを有してレール7に沿って自走す
るもので、輪体2,2艇中央に装着されている主軸1の
一端にモータブロック9を、他端にギアボックス10を
配して構成しである。
主軸1の両端には夫々筒体16.16を遊転自在に装着
してあり、この各筒体16に取付けたガイドころ17が
レール7内を走行する。
またギアボックス10及びモータブロック9には第6図
及び第7図に示すように軸53を介してレール7内を走
行するガイドころ17を取付けてあり、これら4つのガ
イドころ17によって機構部がレール7.7間に架設さ
れているのである。
そして主軸1は第5図に示すように中空であって駆動軸
3が内部に装着されており、この駆動軸3の両端に前述
の筒体16を固着しである。
各筒体16にはレール7に付設したラック8と噛合する
ピニオン15を形成しであるので、駆動軸3を回転駆動
すれば機構部がレール7に沿って走行する。
モータブロック9における正逆転自在なモータMとこれ
ら主軸1及び駆動軸3との連結はギアボックス10内の
ギア群及び遊星部によってなされている。
ギアボックス10内に配された一対のウオーム軸11.
13のうち、一方のウオーム軸11は第5図に示すよう
に一方の筒体16に固着されたウオームホイール12と
噛合い、他方のウオーム軸13は軸18に固着されたウ
オームホイール14と噛合う。
軸18にはまた楕円歯車19を固着してあり、この楕円
歯車19が主軸1に固着した楕円歯車20と噛合ってい
る。
そしてこれらウオーム軸11,13間を遊星部を介して
接続しである。
この遊星部は第6図に示す実施例にあっては玉軸受によ
って構成しており、太陽歯車を内レース25、遊星ギア
をボール26、内歯歯車を外レース27、遊星キャリア
をリテーナ28で形成し、内レース25をウオーム軸1
1に遊転自在に装着したカラー29の外周に固着しであ
る。
このカラー29にはモータMの出力軸とベルト31で接
続されるプーリ30を設けている。
ウオーム軸11とこの遊星部との連結はボール26の動
作を規制するリテーナ28をウオーム軸11に結合する
ことで行ない、またウオーム軸13との連結はウオーム
軸13に固着したプーリ34とベルト33で連結される
プーリ32を外レース27に固着することで行なってい
る。
今、ウオーム軸11に制動ノを加えておいてモータMに
よりカラー29及び゛内レース25を回転させたなら、
ウオーム軸11に固定されたリテーナ28によってボー
ル26は公転を妨げられてその場で1転を行なう。
この自転が外レース27に伝えられて外レース27、ブ
ー”す32、ベルト33、プーリ34を経てウオーム軸
13を回転させる。
一方、ウオーム軸13に制動を加えた状態で内レース2
5を回転させたならば、ベルト33を通じて外レース2
7がロックされているのでボール26は自転及び公転を
行なってリテーナ28を介しウオーム軸11を回転させ
る。
遊星部としてはもちろん第13図及び第14図に示すよ
うに太陽歯車25a、遊星ギア26a、内歯歯車27a
及び遊星キャリア28aで構成される一般的な遊星歯車
機構を用いてもよいが、軸受を用いる方が音が静かであ
る点、構造が簡単で安価にできる点ですぐれている。
ただし、軸受を用いる場合は動力の伝達が内レース25
とボール26間、ボール26と外レース27間が共に摩
擦伝導であるためにこれらの間に予圧を加えておく必要
がある。
これは通常、内レース25に軸を圧入するとともに外レ
ース27をハウジングに圧入することで行なうのである
が、これでは寸法管理が容易ではないため、本実施例に
あっては、外レース27の固着されているプーリ32を
コイル状の予圧ばね35でスラスト方向に付勢し、もっ
て内レース25と外レース27との間にスラスト予圧力
を与えている。
従って、内レース25や外レース27の寸法精度や圧入
代の精度に高い精度を必要とせず、予圧ばね35のばね
力の調整で容易に所定の予圧を加えられるわけである。
尚、図中36はばね受、37はばね受用軸受である。
この両者に代えて第11図及び第12図に示すようにス
ラスト軸受38を用いて予圧ばね35のばね圧をスラス
ト軸受38を介して内レース25に加えてもよい。
他の型式の軸受を用いてもよいのはもちろんである。
また遊星部として用いる軸受にしても実施例にあげた深
溝型の玉軸受でなくとも、第12図に示すような円錐こ
ろ26bを用いた円錐ころ軸受、あるいはアンギュラ−
型玉軸受でも同様に構成できる。
特に円錐ころ軸受の場合はくさび効果が得られて少ない
予圧力ですむ特長をもっている。
尚、第11図及び第12図は軸受を用いた遊星機構の例
としてあげたもので、入出力は本実施例のマツサージ器
における動力伝達機構と対応していない。
前述のようにウオーム軸11を制動すればウオーム軸1
3に、そしてウオーム軸13を制動すれは゛ウオーム軸
11に夫々出力を取り出せるわけで゛あるが、この制動
は各ウオーム軸11,13の一端に設けたブレーキ装置
によって行なっている。
各ブレーキ装置は第10図に示すようにソレノイドSL
1.SL2で形成されたもので、ギアボックス10に取
付けたヨーク54、ヨーク54と一体と′されてウオー
ム軸11,13の端面と対向するコア55、励磁用のコ
イル56、そしてヨーク54とコア55とをウオーム軸
11.13の軸方向に付勢するばね57とから構成され
、コイル56に電流を流して励磁すれば、ウオーム軸1
1,13の一端に固着された可動ブロック58にコア5
5が接するようにコア55及びヨーク54がばね57に
抗して吸引駆動される。
ウオーム軸11,13が回転していたならば、コア55
と可動ブロック58との接合で回転を停止させるわけで
ある。
このようにしてブレーキ装置と遊星部とで出力切替機構
Aが構成されている。
主軸1に装着される輪体2は第5図から明らかなように
、主軸1に固着される偏心軸部21と、この偏心軸部2
1の外周に遊転自在に配された外輪22とから構成され
、外輪22と偏心軸部21との間には鋼球24とリテー
ナ23を配しである。
所定間隔をおいて主軸1に取付けられたこの一対の輪体
2,2は主軸1とともに主軸1の軸方向と直交する面内
で回転するわけであるが、両輪体2,2は共に同方向へ
同量だけ偏心しており、このために主軸1の回転で、輪
体2のカバーシート6側への突出量が変化する。
第5図に実線で示す最小突出量の状態から同図に想像線
で示す最大突出量の状態まで変化するのである。
そしてギアボックス10側の輪体2の偏心軸部21側面
には永久磁石40を取付けてあり、ギアボックス10の
側面に配した一対のリードスイッチLS1.LS2を感
応させるようにしである。
ここで一方のリードスイッチLS1は輪体2のカバーシ
ート6側への突出量が小さい時に永久磁石40に感応し
、他方のリードスイッチLS2(第5図には図示せず)
は輪体2のカバーシート6側への突出量が大きい時1に
感応するようにしである。
またギアボックス10には位置検出スイッチSを取付け
である。
これは2つの常閉接点S□、S2を有するものでアクチ
ュエータ39が一方に倒されると一方の常閉接点S1が
開き、他方に倒されると他方の常閉接点S2が開くよう
にされており、レール7に沿って機構部が走行する時、
機構部がレール7の端末に至った時にアクチュエータ3
9がレール7の両端に付設した突起(図示せず)で駆動
されるようにしである。
ギアボックス10の上面及びモータブロック9の上面に
は夫々主軸1と平行に配設した軸59によってサイドロ
ーラ5を設けである。
遊転自在とされているこのサイドローラ5は、モータブ
ロック9上に2個、ギアボックス10上に2個の総計4
個を設置してあって、これらは一対の輪体2゜2の両側
に位置し、カバーシート6側への突出量が小さい時の輪
体2よりやや低い高さで配置しである。
以上のように構成したマツサージ器によるマツサージは
、第2図に示すようにカバーシー1−6に上半身を寝か
せて両端のクッション部42,42に頭と臀部とをのせ
る。
そして主軸1を回転させずに駆動軸3のみを回転させれ
ば、駆動軸3両端のピニオン15とラック8との噛合に
よって機構部かカバーシート6の下方でフレーム4及び
レール7に沿って走行する。
この時、輪体2はその外輪22が遊転しつつカバーシー
ト6を介して背骨の両側を背骨に沿って押圧していくも
のであり、ローリングマツサージを行なうわけである。
駆動軸3を回転させずに主軸1のみを回転させれば、輪
体2が一定場所で回転する。
主軸1に対して輪体2は偏心しているために回転につれ
てカバーシート6側への突出量を変える。
すなわち第8図と第9図とに示す状態が交互に生ずる。
このため輪体2によって指圧動作を得ることができるも
のである。
また第8図及び゛第9図から明らかなように前述のロー
リングマツサージに際しても、輪体2の回転位置が変わ
れば輪体2による背中の押圧力が変わるので強弱の調整
を行なうことができる。
ここにおいて、サイドローラ5はこの強弱の調整を、そ
して指圧時の施療をより効果的に行なえるようにしてい
るものであり、第8図に示すように輪体2の突出量が大
きい時にはサイドローラ5から身体が浮いてしまうが、
輪体2の突出量が小さい時には第9図に示すようにサイ
ドローラ5が身体に接する。
このサイドローラ5は輪体2と共に移動するのであるか
ら、ローリングマツサージを行なう際にあっては輪体2
だけでなくサイドローラ5も身体に接して移動すること
でより幅広い部位を施療できると共にソフトな感じの施
療を行なえるわけである。
また指圧マツサージを行なう際にも、輪体2だけである
と常に身体を2個の輪体2.2で支えることになるため
身体が常に緊張状態となって治療を阻害するが、輪体2
の突出量が小さくなった時サイドローラ5によっても身
体を受けるので、サイドローラ5でも身体が支えられて
いる間は緊張がほぐれる。
つまり緊張状態と緊張がほぐれた状態とがくり返される
ためにより有効な施療がなされるものである。
以上の説明から明らかなように、このマツサージ器は、
モータMの動力伝達を出力切替機構Aにて主軸1と駆動
軸3とに切換えることで、背筋伸は七のローリングマツ
サージと、定位置での指圧マツサージを行なっている。
従って切換えのためにクラッチを必要とするわけである
が、前述のように本実施例にあっては遊星機構と、この
遊星機構から取り出すことのできる2つの出力に夫々制
動を加える電磁ブレーキ装置として構成したソレノイド
SL1.SL2とによってクラッチを構成している。
ところで、単一の動力からクラッチを介して2つの出力
を切換えて取り出す場合、一方の出力から他方の出力に
切換えた時それまで接続されていた出力に対して負荷側
から制動を加えなければこのマツサージ器にあっては支
障が生じる。
つまり、ローリングマツサージを行なう際には主軸1に
対して制動を加えておかなければ、輪体2の偏心を利用
した強弱の調整を行なえないし、ローリングマツサージ
から指圧マツサージに切換える時に、駆動軸3の回転に
制動を加えて止めなければ望む位置に輪体2を停止させ
ることができなくなる。
また通常のクラッチでは切換えの際に動力と離れる瞬間
か゛あってこの瞬間に負荷側からの力で動作が不安定と
なりがちである。
これに対して本実施例で示した遊星機構と電磁ブレーキ
を用いたクラッチにおいては、切換えはそれまで接続さ
れていた出力に制動を加えることで他方の出力を動力に
接続するのであるから実質的な可動部分は電磁ブレーキ
である一対のソレノイドSL1.SL2だけであり、ク
ラッチを接続する動作や切離す動作を必要としないもの
であって、シンプルな構造にできるとともに接続する出
力の切換え時にクラッチとして働く遊星機構においては
機械的に切離される部分がなく、切換え時に負荷側から
力が加えられても動作が安定しているものである。
以下回路図に基いて動作を更に詳しく説明する。
第15図aは概略回路構成を、同図すは操作部を示すも
のであり、メーンスイッチSW1と2つの操作用のスイ
ッチSW2.SW3とによって構成されるスイッチSW
を有する制御回路部60を介してモータMと、電磁ブレ
ーキであるソレノイドSL、、 SL2とを制御する。
メーンスイッチSW1は商用電源Eに対するオン、オフ
を行なう。
スイッチSW2.SW3は共に3位置切換え型で夫々独
立に切換えを行なうことができるようにされており、ス
イッチSW2は同図すに示すように中点か′「オフ」、
一方が「上がる」、他方が「下がる」としたものであり
、スイッチSW3は一端を「指圧」、中点を「弱」、他
端を「強」としたものである。
ここで「指圧」は指圧マツサージを、「弱」及び「強」
はローリングマツサージを行なわせる。
そしてスイッチSW3が「指圧」のところにある時に、
スイッチSW2が「オフ」であれば指圧を、「上がる」
乃至「下がる」にセットされれば指圧を行なうことなく
指圧位置の変更のために機構部が移動する。
尚、「上がる」は機構部が頭の方へ移動することを、「
下がる」は腰の方へ移動することを示すものである。
そしてスイッチSW3が「弱」乃至「強」である時にス
イッチSW2が「オフ」であればローリングマツサージ
を行なうとともに機構部がレール7の端末において自動
反転する。
またスイッチSW2が「」−がる」乃至「下がる」にセ
ットされていると、ローリングマツサージを「上がる」
乃至「下がる」で定められた一方向へのみ行ない、レー
ル7の端末において停止する。
ここまでの説明から明らかなように、スイッチSW3は
指圧かローリングマツサージかを選択するためのもので
あり、スイッチSW2は指圧中においては輪体2の所定
位置への移動を行ない、ローリングマツサージ中におい
ては自動反転とするか手動反転とするかの選択スイッチ
として機能するものである。
つまりは、スイッチSW2に複数の機能を持たせてスイ
ッチ数の削減と操作性の向上を図っている。
第16図は具体回路例を示すものであって、モータMは
一対のスイッチング素子T1.T2のいずれかの導通に
よって右回転乃至左回転を行なう。
そして両スイッチング素子T1.T2は一対のリレR’
ll、 Ry2 (7)接点ry1.ry2ノオンによ
って導通する。
これらのリレーRy1.Ry2と、電磁ブレーキである
一対のソレノイドSL1.SL2とは、夫々トランジス
タQ1.Q2.Q3.Q4によって制御され、これらス
イッチング素子T1.T2、リレーRy1.Ry2、リ
レーRy1.Ry2を駆動するトランジスタQ1.Q2
と、ソレノイドSL1.SL2を駆動するトランジスタ
Q3.Q4とでモータ駆動回路Bが構成される。
Cは上記モータ駆動回路BのトランジスタQ1.Q2を
制御する、即ちモータMの正逆回転を行なわしめる制御
回路で、この制御回路Cは、3個のインバータ11〜I
3.3個のオアゲート01〜03.3個のアンドゲート
A1〜A3.2個のノアゲートNR1,NR2からなる
フリップフロップF及びノアゲートNR3から構成され
る。
DはモータMが停止する時に両ソレノイドSL1.SL
2を同時に励磁させることでモータMに制動を加えるよ
うにモータ駆動回路Bに出力する遅延回路であり、もち
ろんスイッチSW1.SW2や位置検出スイッチSの常
閉接点S1.S2からの信号により出力切換機構Aのソ
レノイドSL1.SL2の制御切換機能をも有するもの
である。
この遅延回路りは、モータMの制御のためのオアゲート
03の出力がナントゲートND5及びノアゲートNR4
を介してソレノイドSL1の制御出力を出すノアゲート
NR5とソレノイドSL2の制御出力を出すオアゲート
07との入力に加えられ、また位置検出スイッチSの常
閉接点S1.S2の創出力がナントゲートND1.ND
2゜ND3.ND4、インバータI6、アンドゲートA
5を介してオアゲート07及びノアゲートNR5に加え
られている。
そしてアンドゲートA5とオアゲート0□との間に抵抗
R1とコンデンサC1とよりなる時定数回路D1を挿入
しである。
今、スイッチSW2がオフ位置にあり、スイッチSW3
が指圧の位置にある時、そして機構部がレール7の端末
に位置しておらない時、つまり位置検出スイッチSの両
常閉接点S1.S2が共にオン状態にある時にはインバ
ータ■1.■2とオアゲートノ01,0□とによって一
対のノアゲートNR1,NR2で組まれたフリップフロ
ップFの面入力は共にLレベルにあり、創出力はHレベ
ルとLレベルとにある。
この創出力とスイッチSW3の出力とがアンドゲートA
1、ノアゲートNR3、インバータI3及1びオアゲー
ト03を経てアントゲ−)A2. A3に入力される。
この時アントゲ−) A2の面入力は共にHレベルにあ
り、トランジスタQ1をオンさせてリレーRy1とスイ
ッチング素子T1とを介してモータMを右回転させる。
このときインバータI3のIL出力、アントゲ) A3
のL出力で゛トランジスタQ2をオフせしめている。
またオアゲート03のH出力とナントゲートND5のL
入力とによりノアゲートNR4のL出力と、ナントゲー
トND3のL出力、アンドゲートA5のL出力とにより
ノアゲートNR5のH出力のレベルを出しており、トラ
ンジスタQ3をオンし、一方このときオアゲート07の
L出力で゛トランジスタQ4はオフで゛あって、ソレノ
イドSL2は非励磁としている。
トランジスタQ3のオンでソレノイドSL1を励磁する
このソレノイドSL1はウオーム軸11に対する電磁ブ
レーキとして動作するものであり、このためにモータM
の出力は遊星機構及びウオーム軸13を経て主軸1を回
転させる。
従って輪体2が定位置において回転し、指圧動作を行な
うのである。
この指圧動作は機構部がレール7の端末にあって、常閉
接点S1.S2のいずれが開いていても、フリップフロ
ップFの出力が変わらず、あるいはフリップフロップの
出力が変わってもアントゲ’−)A1及び゛オアゲート
03の出力が変わらないので゛、全く同じ動作を行なう
そしてこのスイッチSW3が「指圧」のところにある時
、スイッチSW2を「上がる」にセットすれば、アント
ゲ−) A2のHレベルの出力、アントゲ−) A3の
Lレベル出力は変わらずにモータMが右回転を続けるも
のの、ナンドゲートND1のL出力、ナントゲートND
3のH出力、アンドゲートA5のH出力により、オアゲ
ート07のH出力で訃うンジスタQ4をオンせしめてソ
レノイドSL2を励磁し、またノアゲートNR5のL出
力で゛トランジスタQ3をオフせしめてソレノイドSL
1を非励磁とする。
このようにしてトランジスタQ4がオンし、ソレノイド
SL1は復帰、ソレノイドSL2が励磁されてウオーム
軸13に制動が加えられる。
このためモータMの右回転出力はウオーム軸11をへて
駆動軸3に伝えられ、ピニオン15とラック8との噛合
いで機構部が肩の方へと移動する。
所望位置まで輪体2が移動した時スイッチSW2をオフ
に戻せば、その位置で輪体2の回転が始まり、指圧動作
がなされる。
そしてスイッチSW2をオフに戻し機構部の移動を停止
した時、慣性による機構部の動きを止めるために両ソレ
ノイドSL1. SL、、に制動を加わえるのであるが
、どちらか一方のソレノイドにある時間だけ制動を加わ
えている。
即ち、スイッチSW2を「上がる」から「オフ」にした
とき、ナントゲートND1の一方の入力端がLレベルと
なり出力はHレベルとなる。
更にアンドゲートA5のL出力、ノアゲートNR5のH
出力によりトランジスタQ3をオンせしめる。
このとき今までアンドゲートA5のH出力のために時定
数回路D1のコンデンサCには電荷が蓄えられていて、
この電荷がアンドゲートA5のH出力からL出力になっ
た時に抵抗RとコンデンサCとの時定数により放電され
、オアゲート07の出力はHレベルから徐々にLレベル
となり、トランジスタQ4のスレッシュホールドの値以
下になるまでトランジスタQ4はオンとなり、この時定
数の時間だけ両トランジスタQ3.Q4は同時にオンと
なる。
トランジスタQ3.Q4がオンしている時、ソレノイド
SL1.SL2は励磁されて、両ウオーム軸11,13
に夫々制動が加えられて、駆動軸3に強制的にブレーキ
がかけられる。
時定数の時間が経つとオアゲート07がL出力となりト
ランジスタQ4をオフせしめてソレノイドSL2を復帰
させる。
そしてソレノイドSL1が励磁されて主軸1が回転して
指圧動作を行なうものである。
しかして、スイッチSW3が「指圧」、スイッチSW2
が「オフ」の時にはモータMは右回転、ノアゲートNR
5出力がHレベルで゛ソレノイドSL1が励磁されて定
位置で輪体2が回転し、指圧マツサージを行なう。
この時にスイッチSW2を1上がる」にセットすればモ
ータMは右回転、ソレノイドSL1に代わってソレノイ
ドSL2が励磁されて輪体2が移動を開始する。
上限に達して常閉接点S1が開けは゛、オアゲート03
出力がLレベルとなってアンドゲートA2.A3出力は
共にLレベルとなり、モータMは停止する。
一方、ナントゲートND1.ND3、そしてアンドゲー
トA5によってノアゲートNR5出力がHレベルとなり
、ソレノイドSL1が励磁される。
そしてオアゲート07の両人力が共にLレベルとなって
ソレノイドSL2が非励磁となるわけであるが、この時
、アンドゲートA5出力がHレベルからLレベルとなっ
ても時定数回1路りによってオアゲート07の一方の入
力はスレッシュホールド電圧まで降下するまでHレベル
にあり、従ってわずかな時間ながらも両ソレノイドSL
1.SL2が共に励磁された状態にある。
このためにモータMには機械的なロックがなされてモー
)夕Mの慣性による回転が防止されるものである。
次いで、スイッチSW3を「指圧」、スイッチSW2を
「下がる」にセットすれば、アントゲ−) A2出力が
し、アンドゲートA3出力がHとなり、トランジスタQ
2、リレーRy2、スイッチング素子T2によってモー
タMは左回転を始め、アントゲ−) AsがH出力、オ
アゲート07のH出力によりソレノイドSL2がオンし
、モータMの左回転出力が駆動軸3に伝えられて機構部
を腰の方へと移動させる。
スイッチSW2を「オフ」に戻せばモータMは右回転、
ソレノイドSL1が励磁されて再度指圧動作を始める。
このとき前述のように時定数回路D1のコンデンサC1
の働きによりスイッチSW2を「オフ」に戻した時に、
オアゲート07の出力はHレベルからLレベルに移行す
る際にある時間を持ち、その時間だけソレノイドSL2
が励磁しているために、ソレノイドSL1の励磁ととも
に両ソレノイドSL1.SL2が同時に励磁されて、主
軸1及び駆動軸3に制動をかける。
また、機構部が移動して常閉接点S2が開成して機構部
が停止する時の動作も上述と同様である。
ローリングマツサージはスイッチSW3を「弱」乃至「
強」にセットすることで行なう。
スイッチSW2が「オフ」位置にあれば自動反転動作を
得られるのであるが、この動作の初期においてスイッチ
SW3か゛「弱」にセットされている時にはリードスイ
ッチLS1が、また「強」にセットされている時にはリ
ードスイッチLS2がオフであるなら、モータMはフリ
ップフロップFの状態によっていずれかの方向への回転
を始め、またノアゲートNR5の面入力が共にLレベル
であることからソレノイドSL1が励磁されて主軸1が
モータMに接続されて輪体2を回転させる。
この回転の最大1回転中に輪体2に付設した永久磁石4
0がリードスイッチLS1.LS2をオンさせるからノ
アゲートNR4の一方の入力がHレベルとなるためにこ
の出力はLレベルとなり、ソレノイドSL2が励磁され
る。
モータMの回転出力は駆動軸3へと切換えられるわけで
ある。
こうしたスイッチSW3を「弱」にセットした時にはリ
ードスイッチLSIによって輪体2の突出量が小さくさ
れた状態でローリングマツサージが行なわれ、またスイ
ッチSW3を「強」にセットした時にはリードスイッチ
LS2によって輪体2の突出量が大きい状態でローリン
グマツサージが行なわれる。
そしてモータMが右回転中で機構部が肩の方へ移動して
いる時にこの移動がレール7の端末に達すると常閉接点
S1が開く。
このためにそれまで゛同出力がHLで゛あったフリップ
フロップは同出力がLHと反転し、アンドゲートA2出
力がし、アントゲ−) Aa比出力Hとなり、ソレノイ
ドSL2を励磁した状態のままモータMが右回転から左
回転へと転する。
機構部は自動反転して腰の方へと下がり出すわけである
この移動で常閉接点S1が閉じてフリップフロップFの
一方の入力が変わるが同出力は変わらない。
常閉接点S2が開かれれば逆にモータMは左回転から右
回転へと転じてローリングマツサージを続行する。
スイッチSW3が「弱」乃至「強」にセットされている
時にスイッチSW2を「上がる」にセットすれば、モー
タMは右回転、ソレノイドSL2が励磁で腰から肩の方
へと向けてのローリングマツサージを行なう。
上限に達して常閉接点S1が開けば、フリップフロップ
Fの同出力がし、オアゲート03の出力がLとなるため
アントゲ)A2. A3出力は共にLとなってモータM
は停止する。
「下がる」にセットすれば眉から腰の方へとローリング
マツサージを行ない、下限に達すればモータMが停止す
る。
スイッチSW2を「オフ」位置にしておけば、自動反転
がなされ、「上がる」と「下がる」とのセット位置によ
って、任意範囲内での手動反転を行なえるわけである。
尚、上述したようにフリップフロップFの同出力がLL
となる場合の、フリップフロップFに対する面入力はH
Hであるが、この場合にフリップフロップFの面入力を
同時にLLとすればフリップフロップFの動作が不確実
となるが、本実施例においては、接点SまたはS2が開
いてもスイッチl SW2を操作した場合、スイッチS
W2を操作してから駆動軸が移行しその後接点S1また
はS2がオンとなるため、つまり、機械的な動作のため
接点S1.S2、スイッチSW2が同時に入力されるこ
とがないため、フリップフロップFの面入力が同時にL
Lとはならず、従って、フリップフロップFの動作が不
確実になるということはないものである。
そして、スイッチSW3を「弱」乃至「強」にセットし
、スイッチSW2を「オフ」位置とすれば自動反転での
ローリングマツサージがなされるが、スイッチSW2を
「上がる」乃至「下がる」にセットし、手動による反転
でのローリングマツサージを行なっている時に上限乃至
下限に達した時にもフリップフロップFの同出力が共に
LレベルとなってアンドゲートA2.A3出力がLレベ
ルとなり、またアンドゲートA5出力がLレベル、ノア
ゲートNR4出力がLレベルとなることからノアゲート
NR5出力がHレベルとなってソレノイドSL1が励磁
され、また時定数回路D1によってオアゲート07を介
してソレノイドSL2がしばし励磁状態を保った後、非
励磁となる。
両ソレノイドSL1.SL2の同時励磁によってモータ
Mの慣性に制動が加えられてモータMは瞬時停止をする
のである。
つまりは、スイッチSW2が「上がる」乃至「下がる」
にセットされている時にはアントゲ)’ Asの出力が
HレベルにあってコンデンサCが充電されているもので
あり、上下限に機構部が達した時には両ソレノイドSL
1.SL2の同時励磁によるモータMの制動で瞬時停止
がなされるものである。
これはクラッチとして遊星機構を用いるとともに電磁ブ
レーキで切換えを行なうものにおける欠点、すなわちモ
ータMのオフ後もモータMの慣性で接続されている出力
側に動作がでてしまうという欠点を解消するものであり
、またたとえモータMと同時に両ソレノイドSL1.S
L2を非励磁とすることがあっても次に復帰させた時に
は確実に前の動作を維持するものである。
以上のように本発明にあっては一対の輪体を移動させる
ことによって輪体の外輪の転接するによる背筋伸ばしと
いうローリングマツサージを得られるものであり、また
主軸に設けられた一対の輪体によって指圧動作を行なわ
せることができ、しかもモータと出力切替機構とモータ
駆動回路とスイッチと位置検出スイッチと制御回路と遅
延回路とを上述のように構成したので、機構部の移動を
任意の位置や端末の位置において停止せしめても、駆動
軸に出力している出力切替機構に遅延回路によりある時
間機械的に制動をかけて駆動軸を瞬時に止めることがで
きて、そのため機構部のオーバーランがなくなり機器の
損傷を防止することができる効果を奏し、またローリン
グマツサージの手動反転動作においても上述と同様に位
置検出スイッチからの信号により出力切替機構に遅延回
路によりある時間機械的に制動をかけて駆動軸を瞬時に
止めることができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の外観の斜視図、第2図は同上
の使用状態を示す側面図、第3図は同上の分解斜視図、
第4図は脚部の背面図、第5図は縦断面図、第6図は機
構部の破断底面図、第7図は同上の側面図、第8図及び
第9図は輪体の動作を示す断面図、第10図は電磁ブレ
ーキであるツルノイドの断面図、第11図及び第12図
は夫々軸受を用いた遊星機構の他側を示す縦断面図、第
13図は遊星ギアを用いた一例の縦断面図、第14図は
同上の水平断面図、第15図aは概略回路図、同図すは
操作部の正面図、第16図は具体回1路図であって、1
は主軸、2は輪体、3は駆動軸、Aは出力切替機構、B
はモータ駆動回路、Cは制御回路、Dは遅延回路、SW
はスイッチ、Sは位置検出スイッチ、Mはモータを示す

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一対の輪体が軸方向に所定間隔で且つ偏心装着され
    た主軸と、主軸の軸方向と直交する方向に主軸を移動さ
    せる駆動軸と、モータからの出力を主軸若しくは駆動軸
    へ出力を切替える出力切換機構と、前記モータを正逆転
    せしめるモータ駆動回路と、主軸若しくは駆動軸を出力
    切換機構を介して選択的に作動せしめる操作用のスイッ
    チと、上記操作用のスイッチからの信号にて出力切換機
    構とモータ駆動回路とを制御する機能及び駆動軸による
    移動方向において配設された位置検出スイッチからの信
    号にてモータ駆動回路を制御する機能を有する制御回路
    と、上記操作用のスイッチからの信号や駆動軸の位置を
    検出する位置検出スイッチからの信号によって出力切換
    機構を切換制御するとともに、モータを停止せしめた際
    に前記出力切換機構の両出力にある時間制動をかける遅
    延回路とを具備して成るマツサージ器。
JP6490080A 1980-05-15 1980-05-15 マツサ−ジ器 Expired JPS5949813B2 (ja)

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