JPS5950557B2 - 危急停船を補助する方法 - Google Patents
危急停船を補助する方法Info
- Publication number
- JPS5950557B2 JPS5950557B2 JP52048690A JP4869077A JPS5950557B2 JP S5950557 B2 JPS5950557 B2 JP S5950557B2 JP 52048690 A JP52048690 A JP 52048690A JP 4869077 A JP4869077 A JP 4869077A JP S5950557 B2 JPS5950557 B2 JP S5950557B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- propeller
- air
- main engine
- emergency
- emergency stop
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は推進器に固定ピッチプロペラを用いた船舶の
危急停船を補助する方法に関するものである。
危急停船を補助する方法に関するものである。
船舶の推進器として固定ピッチプロペラを採用している
場合には、航行中の危急停船に際して、主機を逆転しよ
うとしても、プロペラに流れ込む水流によつてプロペラ
の回転運動が持続されるため、プロペラの遊転トルクが
主機の逆転起動トルクを上回り、主機の早期逆転起動が
困難である。
場合には、航行中の危急停船に際して、主機を逆転しよ
うとしても、プロペラに流れ込む水流によつてプロペラ
の回転運動が持続されるため、プロペラの遊転トルクが
主機の逆転起動トルクを上回り、主機の早期逆転起動が
困難である。
この発明は上記問題を解消して、簡単な手段ずなわちプ
ロペラヘの空気噴射により、主機の早期逆転起動を可能
にすることを目的とする。以下、この発明の一実施例を
図面にもとずいで説明する。
ロペラヘの空気噴射により、主機の早期逆転起動を可能
にすることを目的とする。以下、この発明の一実施例を
図面にもとずいで説明する。
1は船体、2は主機、3はプロペラ軸、4は固定ピッチ
プロペラ、5は舵である。
プロペラ、5は舵である。
上記プロペラ4の前部には同プロペラ4に対向する空気
噴射口6が複数設けられている。空気噴射口6には船内
に設置された空気タンク7が減圧弁8および開閉弁9を
介して接続されている。危急停船に際して、主機2に逆
転指令が出されると、この逆転指令にもとづいて開閉弁
9が開かれ、空気タンク7に貯えられた空気が各空気噴
射口6からプロペラ4の前部へ噴射される。これによつ
てプロペラ4に気泡10が流れ込み、プロペラ4への水
流の流れ込みが減少する。この場合、、プロペラ4の回
転域前面における上部と下部に対称的に空気を噴出させ
て気泡10を発生させるので、プロペラ4の逆転トルク
が短時間に減少し。て、主機2の早期逆転起動が可能と
なる。さらに、上記のようにプロペラ4の上下にわたつ
て均等に水流の流れ込みを抑止するので、危急時に、プ
ロペラ4のブレードとかプロペラシャフトなどに無理な
力を与えない。
噴射口6が複数設けられている。空気噴射口6には船内
に設置された空気タンク7が減圧弁8および開閉弁9を
介して接続されている。危急停船に際して、主機2に逆
転指令が出されると、この逆転指令にもとづいて開閉弁
9が開かれ、空気タンク7に貯えられた空気が各空気噴
射口6からプロペラ4の前部へ噴射される。これによつ
てプロペラ4に気泡10が流れ込み、プロペラ4への水
流の流れ込みが減少する。この場合、、プロペラ4の回
転域前面における上部と下部に対称的に空気を噴出させ
て気泡10を発生させるので、プロペラ4の逆転トルク
が短時間に減少し。て、主機2の早期逆転起動が可能と
なる。さらに、上記のようにプロペラ4の上下にわたつ
て均等に水流の流れ込みを抑止するので、危急時に、プ
ロペラ4のブレードとかプロペラシャフトなどに無理な
力を与えない。
以上のように、この発明では危急停船に際し。
て、プロペラに空気噴射を行うだけの簡単な予断により
、主機の早期逆転起動を可能にすること、つまり危急停
船性能を改善させることができる。
、主機の早期逆転起動を可能にすること、つまり危急停
船性能を改善させることができる。
図面はこの発明にかかる危急停船用補助装置を備えた船
尾部分の概略側面図である。 1 ・・・・・・船体、2・・・・・・主機、3・・・
・・・プロペラ軸、4 ・・・・・・固定ピッチプロペ
ラ、5・・・・・・舵、6・・・・・・空気噴射口、7
・・・・・・空気タンク、8・・・・・・減圧弁、9・
・・・・・開閉弁。
尾部分の概略側面図である。 1 ・・・・・・船体、2・・・・・・主機、3・・・
・・・プロペラ軸、4 ・・・・・・固定ピッチプロペ
ラ、5・・・・・・舵、6・・・・・・空気噴射口、7
・・・・・・空気タンク、8・・・・・・減圧弁、9・
・・・・・開閉弁。
Claims (1)
- 1 危急停船に際し、主機の逆転指令にもとづいて、船
内に装備した空気タンクから、固定ピットプロペラ前方
の船尾に設けた複数の空気噴射口へ空気を供給し、上記
空気噴射口から、上記プロペラの回転域前面における上
部と下部に対称的に空気を噴射させて気泡を発生させる
ことを特徴とする危急停船を補助する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52048690A JPS5950557B2 (ja) | 1977-04-26 | 1977-04-26 | 危急停船を補助する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52048690A JPS5950557B2 (ja) | 1977-04-26 | 1977-04-26 | 危急停船を補助する方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53133892A JPS53133892A (en) | 1978-11-22 |
JPS5950557B2 true JPS5950557B2 (ja) | 1984-12-08 |
Family
ID=12810301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52048690A Expired JPS5950557B2 (ja) | 1977-04-26 | 1977-04-26 | 危急停船を補助する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5950557B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5152607B1 (ja) * | 2012-05-15 | 2013-02-27 | 孝 成田 | 船舶緊急停船機構 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI74920C (fi) * | 1985-10-25 | 1989-04-10 | Rauma Repola Oy | Foerfarande och system foer att minska rotationsmotstaondet i propeller. |
FI82653C (fi) * | 1987-04-24 | 1991-04-10 | Antti Kalevi Henrik Jaervi | Foerfarande och anordningar foer avlaegsnande av is fraon raenna. |
-
1977
- 1977-04-26 JP JP52048690A patent/JPS5950557B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5152607B1 (ja) * | 2012-05-15 | 2013-02-27 | 孝 成田 | 船舶緊急停船機構 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53133892A (en) | 1978-11-22 |
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