JPS59501120A - 板型熱交換器の流体用接続ポートのライニング方法および板型熱交換器用フレーム板または加圧板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 金属ライニングの製造方法及び該方法により製造された金属ライニング 本発明は版型熱交換器用の金属ライニングの製造方法及びこの方法により作られ た金属ライニングに関する。

版型熱交換器はフレーム板と圧力板間に固着された多数の熱交換用板を備えてい る。これに関し、フレーム板及び／又は圧力板と、最も近接した熱交換用板の間 で接触が良くなければならない。

フレーム板及び／又は圧力板においては熱交換媒体用のため入口孔と出口孔が作 られている。これらの媒体は腐蝕性であり、したがって非合金鋼を腐蝕する。

しかしながら、できるだけ安（、一般に腐蝕性媒体を侵さな〜・材料でフレーム 板及び／又は圧力板を作ることが望まれる。

この問題はライニング例えばフレーム板及び／又は圧力板の入口孔と出口孔に挿 入された金属のライニングで解決されてきた。このライニングは入口孔と出口孔 を通る腐蝕性媒体に侵されないものでなければならない。

金属のライニングを用いる場合に、基礎材料は予め円筒形にに作られて、この円 筒上にフレーム板及び／又は圧力板の孔の両側に溶接でフランジが固着される。

円筒上にフランジを溶接しうるためには基礎材料の厚衣、が少くとも３１１１１ １を要する。この結果、金属ライニングは機械加工がなされないフレーム板の側 面に直接施ことかできない。その理由は、フレーム板又は圧力板と最も近接した 熱交換器用板の間の距離が受入れ難い程に大きくなるということを意味するから であ、る。この理由で金属のライニングを備えた各フレーム板及び／又は圧力板 は、ライニングのフランジ用の窪みが板の両側で接続用孔に作られるように機械 加工されなければならなかった。

このような機械加工はコストががかり、時間を消費し、高価な機械装置を必要と する。さらに、それ自体時間を消費してコストがかがる、円筒にフランジを溶接 することは、溶接に容認できないひび割れが生じて、その結果ライニングが廃棄 されあるいは新たに溶接がされなげればならないことを伴う。従って、溶接処理 に関して管理手段が極めて重要なことであり、このことは金属ライニングの価格 をさらに高めることにｔＪる。

これらの不具合によって従来の金属のライニングを製造し使用するのは極めてコ ストのかがるものとなる。

本発明の目的は金属のライニングの製造と使用をより安くし、したがって、これ らライニングの使用をできるだけ増大させることにある。

本発明による２つの好ましい実施例と好ましい製造方法が添付図面と共にさらに 詳細に記載される。図面において、第１図は金属のライニングを製造する時の基 礎材料を示し、第２図は第１の加工工程終了後の状態を示し、第３図は第２の加 工工程終了後の状態を示し、第４図はフレーム板に挿入されたライニング（破線 は第２のフランジ）を示し、第５図はフレーム板に挿入された金属のライニング の別の実施例を示す。

金属のライニングを製造する時には、適描な性質の滑らかで薄い板で、円形が好 ましく、その厚ざが３間未満で、１罷又は］　ｍｍ未満が好ましい。この板は端 部のフランジ２】（第２図）を有する円筒状のポット２０が形成されるように、 塑性加工、深絞り又は圧延又は加圧で塑性加工されるのが好ましい。それからこ のポット２０から底が除かれ、これによって端部のフランジ３１を有する開口し た円筒３０が形成される。

この円筒３０がフレーム板及び／又は圧力板に挿入される前に必要ならば熱処理 がなされる。次いで、円筒３０が、その端部のフランジ４１を板の片側４２に向 けてフレーム板及び／又は圧力板４０に差込まれる。

円筒３０が有効なライニングとして働かしめるためにはフランツは円筒３０と板 ４０の他側４３にも配置されなければならない。これは円筒３０の一部を外向に フランジ付けして行なわれ、これによりフランジ４４が板の他側４３に形成され る。このフランジ付けは圧延及び／又は加圧で行なわれるのが好ましい。

上述の方法においては、基礎材料は円形の孔のおいていない板であり、円筒状の ポットに成形され、それから底が取除かれる。しかしながら、例えば孔付き円形 である孔開き板から出発することもできる。この場合、端部のライニング付の開 口した円筒は板を機械加材料から機械加工されたフランクを備えている。かかる 事実によって、フランツは極めて薄い板か、ら作ることができ、このことはライ ニングの製造を本質的により安くスるものである。しかしながら、薄いライニン グに伴う最も重要な利点はフレーム板と圧力板の側壁が、前述のように極めて高 コストな作業であるライニングのフランジ加工を必要としないということである 。

これらのフランクはフレーム板及び／又は加圧板の側壁の外側に取付けられる位 薄くなる。

金属のライニングは、一枚又は複数枚のフランジと本質的に平行な面にある円筒 部分が円形又は長円形であるように設計されるのが好ましい。

第５図には本発明の他の実施例が示されている。この場合、金属のライニングは 好ましくは溶接で互に固定された二つの部分５１．　／　５２を有している。こ の例については各部分５１　／　５２がフレーム板５０の各側に対して乗ってい る端部のフランジを備えた円筒部を有している。

部分５１．５２は第】図ないし第３図に記したのと類似の方法で薄板を深絞り、 圧延及び／又は加圧で作られるのが好ましい。

この実施例の利点は部分５１と５２の所定の寸法に対して溶接作業の前に部分５ １と５２を互に動かしてサイズの異ったフレーム板及び／又は圧力板に金属のラ イニングを用いることができるということである。

Ｆｉｇ、　１ 補正１の翻訳文提出書（特許法第１８４条の７第］項）昭和５９年２月ノ乙日 特許庁長官若杉和夫殿 １、国際出願番号 ＰＣＴ／５Ｅ８３１００２４９ ２発明の名称 金属ライニングの製造方法及び該方法により製造された金属ライニング ３特許出願人 住所　スウェーデン　ニス−２２１０１ルンドぎツクス　］７２１ 名　称　アルファーラヴアル　サーマル　アクツイエｉラーグ代表者　クリヴエ モ、　インゲマー 住所　東京都港区赤坂１丁目９番２０号昭和５８年（１９８３年）１１月４日 ６添付書類の目録 ズｌ）翻訳文　１通 請求の範囲 １　少くとも一個の円筒部と少くとも一個、好ましくは二個のフランジを備え、 各フランジはフレーム板および／又は圧力板の側壁に乗るようになっており版型 熱交換器のフレーム板および／又は圧力板の入口孔及び／又は出口孔のライニン グ用の金属ライニングにおいて、熱交換器板に乗るよう眞なっているフランジ（ ４］　、４４；５１，５２）の少くとも一個が基礎材料（１０）を塑性加工する ことによって形成されることを特徴とする金属ライニング。

２　互に溶接された二個の部分（５１，５２）を備え、各部分（５１，５２）は 各部分に属する端部のフランジを有する円筒部を備えていることを特徴とする特 許請求の範囲第３項による金属ライニング。

熱交換器の板は乗るようになっているフランジ（，１１，４４；５］、５２）の 少なくとも一個がフレーム板及び／又は圧力板（４０：５０　）の未加工の側壁 に直かれるような薄い材料から作られていることを特徴とする特許請求の範囲第 １項又は第２項による金属ライニング。

４　基礎材料（１０）の厚さが３玉未満、好ましくは１朋以下であることを特徴 とする上記何れかの特許請求の範囲による金属ライニング。

フランジ（３１；４］、４４；５１，５２）と本質的に平行な面における円筒部 分が円形であることを特徴とする上記何れかの特許請求の範囲による金属ライニ ング。

６　フランジ（３１；４１，４４；５１，５２）と本質的に平行な面における円 筒部分が長円形であることを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第４項の何 れかによる金属ライニング。

７、　少くとも一個の端部のフランツ（３１）を有する円筒（３０）が形成され るように金属板（１ｏ）が塑性加工されることを特徴とする特許請求の範囲第１ 項ないし第６項の何れかによる金属ライニングの製造方法。

８、　金属板は滑らかに形成された孔なしの円板であって、端部のフランジ（２ １）を有する円筒ポット（２ｏ）が＠八され、その後にポットから底部が除かれ るように円板（１０）が深絞り、圧延及び／又は加圧で機械加工されることを特 徴とする特許請求の範囲第７項による方法。

９　金属板が滑らかに形成された孔なしの円板であって、端部のフランジ（３１ ）を有する開口した円筒（３０）が形成されるように円板（１０）が深絞り、圧 延及び／又は加圧で加工されることを特徴とする特許請求の範囲第７項による方 法。

１０、ライニングが円筒部の両側に一個ずつの計二個のフランジを備え、第２の フランジ（４４）が円筒部（３０）の一部を圧延及び／又は加圧でフランジ出し されて形成されていることを特徴とする特許請求の範囲第７項ないし第９項の何 れかによる方法。

国ｗ！：調食報告 ル・デ・う・ローズ・ストレーテ９

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　版型熱交換器のフレーム板及び／又は圧力板の入口孔及び／又は出口孔のラ イニング用の金属ライニングの製造方法において、金属板（１ｏ）が少くとも一 つの端部のフランジ（３１）を有する円筒（３ｏ）が成形されるように塑性加工 されることを特徴とする金属ライニングめ製造方法。 ２　金属板が清らかに形成された孔なしの円板であって、端部のフランジ（２１ ）を有する円筒状のポット（２０）が形成されその後にポットがら底部が除かれ るように円板（１０）が深絞り、圧延及び／又は加圧で機械加工されることを特 徴とする特許請求の範囲第１項による方法。 ３　金属板が滑らかで形成された孔付の円板であって、開口した円筒が形成され ろように円板（１０）が深絞り、圧延及び／又は加圧で加工されることを特徴と する特許請求の範囲第１項による方法。 ４、端部のフランジ（３１）を有する円筒（３０）が熱処理されることを特徴と する上記何れかの特許請求の範囲による方法。 ５、　ライニングが二個のフランジを有し、各フランジは円筒部の両側にあり、 第２のフランジ（４４）が円筒部（３０）の一部をフランジ付けして形成される ことを特徴とする上記何れかの特許請求の範囲による方法。 ６、　フランジ付けが圧延及び／又は加圧でなされることを特徴とする特許請求 の範囲第５項による方法。 ７　金属ライニングが互に溶接された二つの部分（５］。 ５２）で作られ、各部分（５１，５２）が円筒部に付属する端部のフランジを有 する円筒部を備えていることを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第４項の 何れかによる方法。 ８　版型熱交換器のフレーム板及び／又は圧力板の入口孔と出口孔のライニング 用であって、上記特許請求の範囲の何れかによる方法で作られることを特徴とす る金属ライニング。 ９　フランジ（３１；４１，４４；５］　、５２）と本質的に平行な面における 円筒部が円形であることを特徴とする特許請求の範囲第８項による金属ライニン グ。 １０　フランジ（３１：４１，４４；５１，５２）と本質的に平行な面における 円筒部が長円形であることを特徴とする特許請求の範囲第８項による金属ライニ ング。