JPH05118774A - 積層式熱交換器 - Google Patents

積層式熱交換器

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JPH05118774A
JPH05118774A JP27521391A JP27521391A JPH05118774A JP H05118774 A JPH05118774 A JP H05118774A JP 27521391 A JP27521391 A JP 27521391A JP 27521391 A JP27521391 A JP 27521391A JP H05118774 A JPH05118774 A JP H05118774A
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plate
heat exchanger
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inlet
heat exchange
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JP27521391A
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Hiroaki Suga
宏明 菅
Takashi Sugawara
崇 菅原
Kenji Fujino
憲司 藤野
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Refrigeration Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は空調システム等に用いられる積層式
熱交換器において、1回の炉中ロウ付けで出入口管,端
板,熱交換板を接合できる、低コストな積層型熱交換器
を提供する。 【構成】 本発明は、流体の出入口管12と前記出入口
管12を挿入するための穴13を有する複数枚積層され
たプレート14より成る端板と、内部を流体が流動する
複数の溝15を有する熱交換板11より構成され、前記
プレート14と前記熱交換板11をブレージング材とし
た積層式熱交換器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空調システム等に用いら
れる積層式熱交換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】積層式熱交換器は空調システム等におい
て、フロンとフロンあるいはフロンと水、水と水との間
で熱交換するのに用いられ、近年、空調システムの多様
化に伴い、その需要が高まってきている。
【0003】以下、図面を参照しながら従来の積層式熱
交換器(特開平2−306098号公報)について説明
を行う。
【0004】図6は従来の積層式熱交換器の外観を示す
斜視図、図7はブレージング材より成る熱交換板の斜視
図、図8は要部断面図である。
【0005】図に示すように従来の積層式熱交換器は、
ブレージング材より成る熱交換板1を90゜ずつ回転さ
せながら複数枚積み重ね、その両端に端板2を重ね、溝
3、ヘッダー4,5から流体が漏れないように熱交換板
1、端板2を炉中ロウ付けにより接合させた後、出入口
管6をTIG溶接等で取り付けていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、最初に熱交換板1と端板2とをロウ付け
し、更にロウ付けされた熱交換板1,端板2と出入口管
6をロウ付けしなければならないことになり、加工費
用、加工時間がかかるという課題を有していた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の積層式熱交換器
は上記課題を解決するために、流体の出入口管と前記出
入口管を挿入するための穴を有する複数枚積層されたプ
レートより成る端板と、内部を流体が流動する複数の溝
を有する熱交換板より構成され、前記プレートと前記熱
交換板をブレージング材としたものである。
【0008】また、本発明の積層式熱交換器は、流体の
出入口管と前記出入口管を挿入するための穴を有する端
板と、内部を流体が流動する複数の溝を有する熱交換板
より構成され、前記端板の前記熱交換板と接する反対側
の穴の一部形状をテーパー状にし、且つ、前記出入口管
と前記熱交換板をブレージング材としたものである。
【0009】
【作用】本発明は上記した構成によって、熱交換板、端
板、出入口管を1回の炉中ロウ付けで接合出来るように
なり、加工費用、加工時間の短縮が図れることで、低コ
ストの積層式熱交換器を提供することができる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例の積層式熱交換器につ
いて図面を参照しながら説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例の積層式熱交換器
の要部断面図であり、図2は積層式熱交換器の斜視図、
図3はプレートの平面図、図4は熱交換板の外観を示す
斜視図である。
【0012】図に示すように本発明の積層式熱交換器
は、ブレージング材より成る熱交換板11を90゜ずつ
回転させながら複数枚積み重ね、その端に出入口管12
を挿入する穴13を有するブレージング材より成るプレ
ート14を複数枚積み重ね、穴13に出入口管12を挿
入した構造であり、溝15、ヘッダー16、17などか
ら流体が漏れないように熱交換板11、プレート14、
出入口管12を炉中ロウ付けにより接合している。
【0013】本実施例では、プレート14がブレージン
グ材でしかも、複数枚積み重ねられているので、炉中ロ
ウ付け中に、プレート14のロウ材が穴13へと流れ出
ていき、プレート14と出入口管12とのロウ付けが可
能となる。したがって、熱交換板11、プレート14、
出入口管12を1回の炉中ロウ付けで接合することがで
きるようになる。
【0014】また、本発明の他の実施例を図面を参照し
ながら説明する。図5は本発明の他の一実施例の積層式
熱交換器の要部断面図である。
【0015】図に示すように本発明の積層式熱交換器
は、ブレージング材より成る熱交換板21を90゜ずつ
回転させながら複数枚積み重ね、その端に出入口管22
を挿入する穴23を有する端板24を積み重ね、穴23
にブレージング材より成る出入口管22を挿入した構造
であり、溝25、ヘッダーなどから流体が漏れないよう
に熱交換板21、端板24、出入口管22を炉中ロウ付
けにより接合している。
【0016】本実施例では、出入口管22がブレージン
グ材であり、且つ、端板24の穴の一部27をテーパー
状にしているので、炉中ロウ付け中に、出入口管22の
ロウ材が穴の一部27のテーパー部に流れ込み、端板2
4と出入口管22とのロウ付けが可能となる。したがっ
て、熱交換板21、端板24、出入口管22を1回の炉
中ロウ付けで接合することができるようになる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明の積層式熱交換器
は、流体の出入口管と前記出入口管を挿入するための穴
を有する複数枚積層されたプレートより成る端板と、内
部を流体が流動する複数の溝を有する熱交換板より構成
され、前記プレートと前記熱交換板をブレージング材と
しているので、熱交換板とプレートより成る端板と出入
口管とを1回の炉中ロウ付けで接合することができるよ
うになり、低コストな積層式熱交換器を提供できる。
【0018】又、本発明の積層式熱交換器は、流体の出
入口管と前記出入口管を挿入するための穴を有する端板
と、内部を流体が流動する複数の溝を有する熱交換板よ
り構成され、前記端板の前記熱交換板に接する反対側の
穴の一部形状をテーパー状にし、且つ、前記出入口管と
前記熱交換板をブレージング材としているので低コスト
な積層式熱交換器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における積層式熱交換器の要
部断面図
【図2】本発明の一実施例における積層式熱交換器の斜
視図
【図3】本発明の一実施例におけるプレートの平面図
【図4】本発明の一実施例における熱交換板の斜視図
【図5】本発明の他の実施例における積層式熱交換器の
要部断面図
【図6】従来の積層式熱交換器の斜視図
【図7】従来の積層式熱交換器の熱交換板の斜視図
【図8】従来の積層式熱交換器の要部断面図
【符号の説明】
11、21 熱交換板 12、22 出入口管 13、23 穴 14 プレート 15、25 溝 24 端板
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年7月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体の出入口管と前記出入口管を挿入す
    るための穴を有する複数枚積層されたプレートより成る
    端板と、内部を流体が流動する複数の溝を有する熱交換
    板より構成され、前記プレートと前記熱交換板をブレー
    ジング材としたことを特徴とする積層式熱交換器。
  2. 【請求項2】 流体の出入口管と前記出入口管を挿入す
    るための穴を有する端板と、内部を流体が流動する複数
    の溝を有する熱交換板より構成され、前記端板の前記熱
    交換板と接する反対側の穴の一部形状をテーパー状に
    し、且つ、前記出入口管と前記熱交換板をブレージング
    材とした請求項1記載の積層式熱交換器。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08100963A (ja) * 1994-08-05 1996-04-16 Hitachi Ltd 流体分岐ブロックおよびその製造方法
US5810071A (en) * 1993-06-03 1998-09-22 Filterwerk Mann & Hummel Gmbh Heat exchanger
CN100404185C (zh) * 2005-12-31 2008-07-23 天脊煤化工集团有限公司 一种换热器的内孔焊接方法
JP2020153548A (ja) * 2019-03-19 2020-09-24 株式会社富士通ゼネラル 積層体及び積層体の製造方法
WO2021261005A1 (ja) * 2020-06-22 2021-12-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 熱交換器およびその製造方法

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JP2020153548A (ja) * 2019-03-19 2020-09-24 株式会社富士通ゼネラル 積層体及び積層体の製造方法
WO2021261005A1 (ja) * 2020-06-22 2021-12-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 熱交換器およびその製造方法

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