JPH0593591A - 積層型熱交換器の製造方法 - Google Patents
積層型熱交換器の製造方法Info
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- JPH0593591A JPH0593591A JP25506391A JP25506391A JPH0593591A JP H0593591 A JPH0593591 A JP H0593591A JP 25506391 A JP25506391 A JP 25506391A JP 25506391 A JP25506391 A JP 25506391A JP H0593591 A JPH0593591 A JP H0593591A
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- Japan
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- heat exchanger
- plate
- type heat
- lamination type
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、空調システム等に用いられる積層
型熱交換器において、品質の安定と生産性も向上した積
層型熱交換器の製造方法を提供する。 【構成】 本発明は、一次側プレート１３、二次側プレ
ート１４、シールプレート１５、を交互に複数枚積層
し、冷媒流路以外の穴３０に冷媒流路以外の穴３０に嵌
合する径の管４０を挿入したことを特徴とする積層型熱
交換器の製造方法。
型熱交換器において、品質の安定と生産性も向上した積
層型熱交換器の製造方法を提供する。 【構成】 本発明は、一次側プレート１３、二次側プレ
ート１４、シールプレート１５、を交互に複数枚積層
し、冷媒流路以外の穴３０に冷媒流路以外の穴３０に嵌
合する径の管４０を挿入したことを特徴とする積層型熱
交換器の製造方法。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、空調システム等に用い
られる積層型熱交換器の製造方法に関するものである。
られる積層型熱交換器の製造方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】積層型熱交換器は、空調システム等にお
いてフロンとフロンあるいはフロンと水、水と水との間
で熱交換するのに用いられ、近年空調システムの多様化
に伴いその需要が高まってきている。
いてフロンとフロンあるいはフロンと水、水と水との間
で熱交換するのに用いられ、近年空調システムの多様化
に伴いその需要が高まってきている。
【０００３】以下、図面を参照して従来例（特開昭６０
−２５３７９４号公報）の一例について説明する。
−２５３７９４号公報）の一例について説明する。
【０００４】図３は従来の積層型熱交換器の分解斜視図
である。図に示すように従来の積層型熱交換器は、１，
１ａは端板、２は冷媒の出入口部、３は冷媒流路と冷媒
流路以外の穴３０を有する一次側プレート、４は３と異
なる冷媒流路と冷媒流路以外の穴３０を有する二次側プ
レート、５は３及び４のプレート間でのシールする冷媒
流路以外の穴３０を有するシールプレートで交互に複数
枚ズレることなくガイドピン２０で積層され、ろう付治
具にセット後ガイドピン２０を抜き、漏れないようにろ
う付により密着させ、製造されていた。
である。図に示すように従来の積層型熱交換器は、１，
１ａは端板、２は冷媒の出入口部、３は冷媒流路と冷媒
流路以外の穴３０を有する一次側プレート、４は３と異
なる冷媒流路と冷媒流路以外の穴３０を有する二次側プ
レート、５は３及び４のプレート間でのシールする冷媒
流路以外の穴３０を有するシールプレートで交互に複数
枚ズレることなくガイドピン２０で積層され、ろう付治
具にセット後ガイドピン２０を抜き、漏れないようにろ
う付により密着させ、製造されていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の構
成では、ろう付時にろう材が溶融した状態ではプレート
にズレが発生するため、漏れが発生し品質上でも不安定
となるという課題を有していた。
成では、ろう付時にろう材が溶融した状態ではプレート
にズレが発生するため、漏れが発生し品質上でも不安定
となるという課題を有していた。
【０００６】又、ガイドピンをろう付治具セット後に外
す作業が必要で、生産性が悪いという課題も有してい
た。
す作業が必要で、生産性が悪いという課題も有してい
た。
【０００７】本発明は上記課題に鑑み、生産性を向上さ
せ、且つ品質の安定した積層型熱交換器の製造方法を提
供するものである。
せ、且つ品質の安定した積層型熱交換器の製造方法を提
供するものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明の請求項１は、内部に冷媒流路と冷媒流路以
外の穴を形成したプレートを複数枚積層し、前記プレー
トの冷媒流路以外の穴に嵌合する径の管を挿入し、前記
プレート及びこの管をろう付したものである。
めに本発明の請求項１は、内部に冷媒流路と冷媒流路以
外の穴を形成したプレートを複数枚積層し、前記プレー
トの冷媒流路以外の穴に嵌合する径の管を挿入し、前記
プレート及びこの管をろう付したものである。
【０００９】又、課題を解決するために本発明の請求項
２は、内部に冷媒流路と冷媒流路以外の穴を形成したプ
レートを複数枚積層し、前記プレートの冷媒流路以外の
穴に穴径より大きい径で円筒方向に切り溝を設けた管を
挿入したものである。
２は、内部に冷媒流路と冷媒流路以外の穴を形成したプ
レートを複数枚積層し、前記プレートの冷媒流路以外の
穴に穴径より大きい径で円筒方向に切り溝を設けた管を
挿入したものである。
【００１０】
【作用】本発明は、上記した製造方法は各プレートと管
をろう付するのでろう付時にろう材が溶融した状態でも
プレートにズレが発生しない位置決めができ、品質の安
定した積層型熱交換器を提供することができる。
をろう付するのでろう付時にろう材が溶融した状態でも
プレートにズレが発生しない位置決めができ、品質の安
定した積層型熱交換器を提供することができる。
【００１１】又、上記した構成によってガイドピンをろ
う付治具セット後に外す作業が無くなり、生産性も向上
することができる。
う付治具セット後に外す作業が無くなり、生産性も向上
することができる。
【００１２】
【実施例】以下本発明の一実施例の積層型熱交換器の製
造方法について図面を参照しながら説明する。
造方法について図面を参照しながら説明する。
【００１３】図１は本発明の一実施例を示す積層型熱交
換器の分解斜視図であり、一次側プレート１３、二次側
プレート１４、シールプレート１５、を交互に複数枚積
層し、冷媒流路以外の穴３０に冷媒流路以外の穴３０に
嵌合する径の管４０を挿入して各プレートを管４０をろ
う付した製造方法である。
換器の分解斜視図であり、一次側プレート１３、二次側
プレート１４、シールプレート１５、を交互に複数枚積
層し、冷媒流路以外の穴３０に冷媒流路以外の穴３０に
嵌合する径の管４０を挿入して各プレートを管４０をろ
う付した製造方法である。
【００１４】本実施例では、冷媒流路以外の穴３０に冷
媒流路以外の穴３０に嵌合する径の管４０を挿入したま
までろう付するので、ろう付時にろう材が溶融した状態
でもプレートにズレが発生しない位置決めができる。
媒流路以外の穴３０に嵌合する径の管４０を挿入したま
までろう付するので、ろう付時にろう材が溶融した状態
でもプレートにズレが発生しない位置決めができる。
【００１５】図２は本発明の他の実施例における積層型
熱交換器の分解斜視図であり、一次側プレート１３、二
次側プレート１４、シールプレート１５、を交互に複数
枚積層し、冷媒流路以外の穴３０に穴径より大きい径で
円筒方向に切り溝５１を設けた管５０を挿入した事で、
管５０と各プレート１３，１４，１５との接触がより強
固なものになり、管５０を挿入したままでろう付するの
でろう付時にろう材が溶融した状態でもプレートにズレ
が発生しない位置決めができる。
熱交換器の分解斜視図であり、一次側プレート１３、二
次側プレート１４、シールプレート１５、を交互に複数
枚積層し、冷媒流路以外の穴３０に穴径より大きい径で
円筒方向に切り溝５１を設けた管５０を挿入した事で、
管５０と各プレート１３，１４，１５との接触がより強
固なものになり、管５０を挿入したままでろう付するの
でろう付時にろう材が溶融した状態でもプレートにズレ
が発生しない位置決めができる。
【００１６】
【発明の効果】以上のように本発明は、一次側プレー
ト、二次側プレート、シールプレート、を交互に複数枚
積層し、冷媒流路以外の穴に冷媒流路以外の穴に嵌合す
る径の管を挿入し、前記プレート及びこのろう付する製
造方法により、ろう付時にろう材が溶融した状態でもプ
レートにズレが発生しない位置決めができるようにな
り、品質の安定とガイドピンをろう付治具セット後に外
す作業が無くなり、生産性も向上した積層型熱交換器を
提供することができる。
ト、二次側プレート、シールプレート、を交互に複数枚
積層し、冷媒流路以外の穴に冷媒流路以外の穴に嵌合す
る径の管を挿入し、前記プレート及びこのろう付する製
造方法により、ろう付時にろう材が溶融した状態でもプ
レートにズレが発生しない位置決めができるようにな
り、品質の安定とガイドピンをろう付治具セット後に外
す作業が無くなり、生産性も向上した積層型熱交換器を
提供することができる。
【００１７】又、本発明は、一次側プレート、二次側プ
レート、シールプレート、を交互に複数枚積層し、冷媒
流路以外の穴に穴径より大きい径で円筒方向に切り溝を
設けた管を挿入した事で、管と各プレートとの接触がよ
り強固なものになり、この管を挿入したままでろう付す
るのでろう付時にろう材が溶融した状態でもプレートに
ズレが発生しない位置決めができる。
レート、シールプレート、を交互に複数枚積層し、冷媒
流路以外の穴に穴径より大きい径で円筒方向に切り溝を
設けた管を挿入した事で、管と各プレートとの接触がよ
り強固なものになり、この管を挿入したままでろう付す
るのでろう付時にろう材が溶融した状態でもプレートに
ズレが発生しない位置決めができる。
【図１】本発明の一実施例における積層型熱交換器の分
解斜視図
解斜視図
【図２】本発明の他の一実施例における積層型熱交換器
の分解斜視図
の分解斜視図
【図３】従来の積層型熱交換器の分解斜視図
【符号の説明】 １３ 一次側プレート １４ 二次側プレート １５ シールプレート ３０ 冷媒流路以外の穴 ４０ 穴に嵌合する径の管 ５０ 穴径より大きい径で円筒方向に切り溝を設けた管 ５１ 切り溝
Claims (2)
- 【請求項１】 内部に冷媒流路と冷媒流路以外の穴を形
成したプレートを複数枚積層し、前記プレートの冷媒流
路以外の穴に嵌合する径の管を挿入して前記プレート及
びこの管をろう付したことを特徴とする積層型熱交換器
の製造方法。 - 【請求項２】 内部に冷媒流路と冷媒流路以外の穴を形
成したプレートを複数枚積層し、前記プレートの冷媒流
路以外の穴に穴径より大きい径で円筒方向に切り溝を設
けた管を挿入して、前記プレート及びこの管をろう付し
たことを特徴とする積層型熱交換器の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3255063A JP3026315B2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | 積層型熱交換器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3255063A JP3026315B2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | 積層型熱交換器の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0593591A true JPH0593591A (ja) | 1993-04-16 |
| JP3026315B2 JP3026315B2 (ja) | 2000-03-27 |
Family
ID=17273630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3255063A Expired - Fee Related JP3026315B2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | 積層型熱交換器の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3026315B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017530330A (ja) * | 2014-10-01 | 2017-10-12 | 三菱重工コンプレッサ株式会社 | プレート積層型熱交換器 |
| CN108603733A (zh) * | 2016-01-27 | 2018-09-28 | 株式会社T.Rad | 板层叠型热交换器 |
| CN110425916A (zh) * | 2019-08-30 | 2019-11-08 | 华北理工大学 | 三种流体并联层叠式换热器 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10976110B2 (en) | 2016-03-14 | 2021-04-13 | T.Rad Co., Ltd. | Plate laminate type heat exchanger |
| CN109479385B (zh) * | 2016-07-11 | 2020-03-10 | 株式会社T.Rad | 层叠型散热器的芯 |
| JP7510073B2 (ja) | 2022-09-29 | 2024-07-03 | ダイキン工業株式会社 | 熱交換器及びその製造方法 |
-
1991
- 1991-10-02 JP JP3255063A patent/JP3026315B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017530330A (ja) * | 2014-10-01 | 2017-10-12 | 三菱重工コンプレッサ株式会社 | プレート積層型熱交換器 |
| US10281219B2 (en) | 2014-10-01 | 2019-05-07 | Mitsubishi Heavy Industries Compressor Corporation | Plate laminated type heat exchanger |
| CN108603733A (zh) * | 2016-01-27 | 2018-09-28 | 株式会社T.Rad | 板层叠型热交换器 |
| CN108603733B (zh) * | 2016-01-27 | 2021-05-28 | 株式会社T.Rad | 板层叠型热交换器 |
| CN110425916A (zh) * | 2019-08-30 | 2019-11-08 | 华北理工大学 | 三种流体并联层叠式换热器 |
| CN110425916B (zh) * | 2019-08-30 | 2024-01-30 | 华北理工大学 | 三种流体并联层叠式换热器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3026315B2 (ja) | 2000-03-27 |
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Legal Events
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