JPS5950074A - 連続鋳造用耐火物 - Google Patents
連続鋳造用耐火物Info
- Publication number
- JPS5950074A JPS5950074A JP57157741A JP15774182A JPS5950074A JP S5950074 A JPS5950074 A JP S5950074A JP 57157741 A JP57157741 A JP 57157741A JP 15774182 A JP15774182 A JP 15774182A JP S5950074 A JPS5950074 A JP S5950074A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- continuous casting
- refractory
- silicon nitride
- sintered body
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Continuous Casting (AREA)
- Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、連続鋳造設備におけるタンディツシュと鋳型
を接続する耐火物、所謂ジヨイントリングと称される耐
火物に関し、特にヌテンレス鋼の連続鋳造においても優
れた耐溶損性を発揮する連続鋳造用耐火物に関するもの
である。
を接続する耐火物、所謂ジヨイントリングと称される耐
火物に関し、特にヌテンレス鋼の連続鋳造においても優
れた耐溶損性を発揮する連続鋳造用耐火物に関するもの
である。
横型連続鋳造設備のタンディツシュと鋳型を接続する耐
火物としては、従来窒化珪素質又は窒化はう素質の耐火
物が汎用されてきているが、最近では窒化珪累質耐人物
の耐熱衝撃性を向上させることが強く望まれる様になり
、これに窒化はう素を混合して焼結したものが提供され
る様になってきた。この様な焼結体は、一般次素鋼の鋳
造において十分な耐熱衝撃性を発揮しているが、たまさ
かステンレス鋼、特に高(、r鋼が鋳造対象となる様な
場合には、窒化珪素質の溶損が顕著に進行し、長時間操
業の突施が極めて困難になるという問題があった。−万
屋化はう素質のものを主体としてこれを改善するという
研究もないではないが、元々ホットプレヌ法で製造する
ものである為製造コスト上の問題がある上に、耐摩耗性
が低いという本質的な欠陥があシ、これらを十分に克服
するところには至っていない。従って耐熱衝撃性の向上
については、窒化珪素と窒化はう素の併用によっである
程度の改善を得ているというのが現状であるが、ステン
レス鋼、殊に高Cr鋼の連続鋳造においては耐火物の溶
損が避は難く、耐火物の損傷による鋳片の表面性状の悪
化を招くと共に、時には局部的な溶損によって耐火物が
破損しブレークアウトを生じる原因ともなっており、安
定操業に資することができない。
火物としては、従来窒化珪素質又は窒化はう素質の耐火
物が汎用されてきているが、最近では窒化珪累質耐人物
の耐熱衝撃性を向上させることが強く望まれる様になり
、これに窒化はう素を混合して焼結したものが提供され
る様になってきた。この様な焼結体は、一般次素鋼の鋳
造において十分な耐熱衝撃性を発揮しているが、たまさ
かステンレス鋼、特に高(、r鋼が鋳造対象となる様な
場合には、窒化珪素質の溶損が顕著に進行し、長時間操
業の突施が極めて困難になるという問題があった。−万
屋化はう素質のものを主体としてこれを改善するという
研究もないではないが、元々ホットプレヌ法で製造する
ものである為製造コスト上の問題がある上に、耐摩耗性
が低いという本質的な欠陥があシ、これらを十分に克服
するところには至っていない。従って耐熱衝撃性の向上
については、窒化珪素と窒化はう素の併用によっである
程度の改善を得ているというのが現状であるが、ステン
レス鋼、殊に高Cr鋼の連続鋳造においては耐火物の溶
損が避は難く、耐火物の損傷による鋳片の表面性状の悪
化を招くと共に、時には局部的な溶損によって耐火物が
破損しブレークアウトを生じる原因ともなっており、安
定操業に資することができない。
本発明はこの様な状況に着目してなされたものであって
、耐溶損性、特に溶鋼中のCr成分による溶損に対して
強固に抵抗することのできる耐火物の提供を目的とする
ものである。
、耐溶損性、特に溶鋼中のCr成分による溶損に対して
強固に抵抗することのできる耐火物の提供を目的とする
ものである。
しかして上記目的に適う性状を発揮するに至った本発明
の耐火物とは、アルミナ、マグネシア、ジルコニア、ス
ピネμ、イツトリア及びムライトから選択される1種以
上の酸化物:8〜40重量%(以下単に伽という)を含
有する他、必要により窒化はう素:20%以下及び窒化
アルミニウム;8〜15%を必須成分として含有するこ
とがあり、残部が窒化珪素及び不可避不純物からなる焼
結体であることを要旨とするものである。
の耐火物とは、アルミナ、マグネシア、ジルコニア、ス
ピネμ、イツトリア及びムライトから選択される1種以
上の酸化物:8〜40重量%(以下単に伽という)を含
有する他、必要により窒化はう素:20%以下及び窒化
アルミニウム;8〜15%を必須成分として含有するこ
とがあり、残部が窒化珪素及び不可避不純物からなる焼
結体であることを要旨とするものである。
窒化珪素焼結体の製造方法にはさまざまの方法があるが
、N2ガス算囲気中でSiを主原料として反応焼結させ
ることによって製造される焼結体は耐熱衝撃性が優れて
いるという特性を有する上に製造コストが安価であると
いう利点がある。従って上述の目的を達成する上では、
改善のターゲットを窒化珪素焼結体に置くということは
極めて合目的なことであると考えた。そこでまず本発明
者等は窒化珪素焼結体がステンレス鋼溶湯によって比較
的簡単に溶損される原因について種々研究し、1500
℃を越える様な高熱条件下にあっては、ステンレス鋼中
のCrと窒化珪素が反応することによって窒化珪素が化
学的な変成を受け、低融点物質に変わって溶損されてい
くということを見出し次。従って窒化珪素をベースに置
く限り、Crによる化学的変成を完全に防ぐことは困難
であると考えられたが、これに対して耐溶損性の高い無
機物質を配合すれは耐火物全体としての耐溶損性が改善
されるのではないかとの期待を抱き、種々の組成からな
る焼結耐火物を試作してステンレス鋼溶湯中での耐溶損
性をテストした。その結果、AesIO,、MgO,Z
rO□等を窒化珪素中へ均一に分散させて得られる焼結
体は、ステンレス鋼溶湯に対して極めて良好な耐溶損性
を示すことが見出された。尚これらの耐火物は単独であ
っても複合体であっても良く、例えばアルミナ、マグネ
シア、ジルコニア、イツトリアあるいはスビネμとして
配合されるだけでなく、Crとの反応性が高く一般的に
はステンレス鋼溶湯には不向きと考えられている5tO
2との複合体、例えばムライト(8Ae 208−28
io、)を[合することによっても所期の目的が達成
されることを見出した。従って本発明においては、窒化
珪素中に、アルミナ、マグネシア、ジルコニア、イツト
リア、スピネル及びムライトからなる酸化物群よシ選択
される1種以上の酸化物を均一に分散させて焼結した耐
火物であることを重要な基本ポイントとするものである
。尚これら酸化物の配合比は全焼結製品に対して8%以
上配合することが必要であり、8%未満では耐溶損性の
改善効果を得ることができない。しかし40%を越える
と焼成が困難となり、又耐スポーリング性が悪くなるの
で40%をもって上限としなければならない。そしてよ
p好ましい範囲は8〜8096、更に好ましい範囲は1
0〜20%であることが分かった。
、N2ガス算囲気中でSiを主原料として反応焼結させ
ることによって製造される焼結体は耐熱衝撃性が優れて
いるという特性を有する上に製造コストが安価であると
いう利点がある。従って上述の目的を達成する上では、
改善のターゲットを窒化珪素焼結体に置くということは
極めて合目的なことであると考えた。そこでまず本発明
者等は窒化珪素焼結体がステンレス鋼溶湯によって比較
的簡単に溶損される原因について種々研究し、1500
℃を越える様な高熱条件下にあっては、ステンレス鋼中
のCrと窒化珪素が反応することによって窒化珪素が化
学的な変成を受け、低融点物質に変わって溶損されてい
くということを見出し次。従って窒化珪素をベースに置
く限り、Crによる化学的変成を完全に防ぐことは困難
であると考えられたが、これに対して耐溶損性の高い無
機物質を配合すれは耐火物全体としての耐溶損性が改善
されるのではないかとの期待を抱き、種々の組成からな
る焼結耐火物を試作してステンレス鋼溶湯中での耐溶損
性をテストした。その結果、AesIO,、MgO,Z
rO□等を窒化珪素中へ均一に分散させて得られる焼結
体は、ステンレス鋼溶湯に対して極めて良好な耐溶損性
を示すことが見出された。尚これらの耐火物は単独であ
っても複合体であっても良く、例えばアルミナ、マグネ
シア、ジルコニア、イツトリアあるいはスビネμとして
配合されるだけでなく、Crとの反応性が高く一般的に
はステンレス鋼溶湯には不向きと考えられている5tO
2との複合体、例えばムライト(8Ae 208−28
io、)を[合することによっても所期の目的が達成
されることを見出した。従って本発明においては、窒化
珪素中に、アルミナ、マグネシア、ジルコニア、イツト
リア、スピネル及びムライトからなる酸化物群よシ選択
される1種以上の酸化物を均一に分散させて焼結した耐
火物であることを重要な基本ポイントとするものである
。尚これら酸化物の配合比は全焼結製品に対して8%以
上配合することが必要であり、8%未満では耐溶損性の
改善効果を得ることができない。しかし40%を越える
と焼成が困難となり、又耐スポーリング性が悪くなるの
で40%をもって上限としなければならない。そしてよ
p好ましい範囲は8〜8096、更に好ましい範囲は1
0〜20%であることが分かった。
ま7j窓化アルミニウムもステンレス鋼の高温溶湯と反
応し難い成分であり、これを窒化珪素に配合したときは
前記酸化物の配合例と同じ様に耐火物全体としての耐溶
損性改善効果が発揮される。
応し難い成分であり、これを窒化珪素に配合したときは
前記酸化物の配合例と同じ様に耐火物全体としての耐溶
損性改善効果が発揮される。
この場合AgHの添加量は前記酸化物との組合せにおい
て8影以上で効果があるが、15%以上ではSi8N4
の結合強度が低下し耐火物全体としての強度低下を招く
・ 尚、窒化珪素にこの様な酸化物及びAINを配合すると
耐溶損性の、向上に反して、耐熱衝撃性の低下傾向が認
められることがある。この様な場合は窒化はう素を添加
すればよいことを見出したが、窒化はう素は極めてわず
か添加するだけでも耐熱衝撃性の低下を実質的に抑制す
ることができるので、敢えて下限を設定することは技術
的に見て有意義なことではない。しかし、よシ好ましい
範囲を定めるという意味では5%以上が好適である。
て8影以上で効果があるが、15%以上ではSi8N4
の結合強度が低下し耐火物全体としての強度低下を招く
・ 尚、窒化珪素にこの様な酸化物及びAINを配合すると
耐溶損性の、向上に反して、耐熱衝撃性の低下傾向が認
められることがある。この様な場合は窒化はう素を添加
すればよいことを見出したが、窒化はう素は極めてわず
か添加するだけでも耐熱衝撃性の低下を実質的に抑制す
ることができるので、敢えて下限を設定することは技術
的に見て有意義なことではない。しかし、よシ好ましい
範囲を定めるという意味では5%以上が好適である。
しかし20%超の添加では耐火物の強度を低下させる恐
れがあるので、20%を上限と定めることとした。尚よ
り好ましい上限は10%である。
れがあるので、20%を上限と定めることとした。尚よ
り好ましい上限は10%である。
そして残部は窒化珪素で構成される。
この様な耐火物を製造する手段としては、出発原料とし
て前述の各種酸化物及びAINに窒化はう累を加え、更
にSIを配合して均一に混合した上でN2ガス算囲気下
に反応焼結する方法であって、酸化物−窒化珪素系、酸
化物−窒化はう素−窒化珪素系あるいは酸化物−AIN
−窒化珪素。
て前述の各種酸化物及びAINに窒化はう累を加え、更
にSIを配合して均一に混合した上でN2ガス算囲気下
に反応焼結する方法であって、酸化物−窒化珪素系、酸
化物−窒化はう素−窒化珪素系あるいは酸化物−AIN
−窒化珪素。
酸化物−AgN−窒化はう素−窒化珪素系の複合焼結体
が製造される。
が製造される。
次に耐溶損性改善方法として組織の緻密化と組成の関係
について説明する。
について説明する。
酸化物と31の窒化反応による前記焼結体のほかに種々
の検討を行なった結果、緻密質S i 8N4焼結体及
び緻密質サイアロン焼結体も耐溶損性に効果があること
を見出した。これらの緻密質焼結体は出発原料として酸
化物−窒化珪累、酸化物−窒化はう累−窒化珪素系ある
いは酸化物−AIN−窒化珪素、酸化物−A6N−窒化
はう素−窒化珪素系からなシ少くとも1650“C以上
の温度で製造されるものでおる。これらの緻密質焼結体
の特徴につμて下記に説明する。
の検討を行なった結果、緻密質S i 8N4焼結体及
び緻密質サイアロン焼結体も耐溶損性に効果があること
を見出した。これらの緻密質焼結体は出発原料として酸
化物−窒化珪累、酸化物−窒化はう累−窒化珪素系ある
いは酸化物−AIN−窒化珪素、酸化物−A6N−窒化
はう素−窒化珪素系からなシ少くとも1650“C以上
の温度で製造されるものでおる。これらの緻密質焼結体
の特徴につμて下記に説明する。
■緻密質SI8N4焼結体
緻密質S l 、N4焼結体は前記酸化物AI!208
゜MgO,Y O、ZrO2,スピネ/l/ 、 ム
? イ8 ト等の1種以上の添加量=8〜20%と残部窒化珪素あ
るいは前記酸化物と窺化アルミニウム1〜10%残部窒
化珪素より構成される。緻密質5t8N4の耐溶損性の
向上は焼結体の高密度化によるもので、AINの添加の
効果はS 1 、N4粒界ガツヌ相のサイアロン組成物
化におる。
゜MgO,Y O、ZrO2,スピネ/l/ 、 ム
? イ8 ト等の1種以上の添加量=8〜20%と残部窒化珪素あ
るいは前記酸化物と窺化アルミニウム1〜10%残部窒
化珪素より構成される。緻密質5t8N4の耐溶損性の
向上は焼結体の高密度化によるもので、AINの添加の
効果はS 1 、N4粒界ガツヌ相のサイアロン組成物
化におる。
■緻密質サイアロン焼結体
サイアロン焼結体は前記酸化物の中で特にAl2O8を
使用L)l 20.−AgN−8i 8N、糸組成物で
、そのβ−818N4固溶体はβ−サイアロンと称し、
Si、、AI、0.N8−、(Z=0.5〜4)の組成
を有する。
使用L)l 20.−AgN−8i 8N、糸組成物で
、そのβ−818N4固溶体はβ−サイアロンと称し、
Si、、AI、0.N8−、(Z=0.5〜4)の組成
を有する。
サイアロン焼結体のステンレス鋼に対する耐溶損性は特
にβ−サイアロンの理論組成でかつ2が大きいほど優れ
た性質を示す。またサイアロン焼結体はA7?N15%
以下では熱膨張係数も2.7〜B、lX10 7℃と小
さく、耐衝撃性を低下させることがないが耐スポーリン
グ性の向上%度付与という点ではY2O3を8〜lO%
添加したサイアロン焼結体の使用が好ましい。
にβ−サイアロンの理論組成でかつ2が大きいほど優れ
た性質を示す。またサイアロン焼結体はA7?N15%
以下では熱膨張係数も2.7〜B、lX10 7℃と小
さく、耐衝撃性を低下させることがないが耐スポーリン
グ性の向上%度付与という点ではY2O3を8〜lO%
添加したサイアロン焼結体の使用が好ましい。
尚、緻密質S l 8N4および緻密質サイアロン焼結
体は密度特性として8.0以上が特に効果的である。製
造方法としては1650’O以上の窒素ガス雰囲気下で
の常圧焼結法が有利であるが、ホットプレス法及びHI
P法等の焼結法も利用できる。
体は密度特性として8.0以上が特に効果的である。製
造方法としては1650’O以上の窒素ガス雰囲気下で
の常圧焼結法が有利であるが、ホットプレス法及びHI
P法等の焼結法も利用できる。
本発明は窒化珪素質耐火物の特長である・耐熱衝撃性を
保留したままで耐溶損性が改善され、又耐摩耗性につい
ても優れたものであシ、ステンレス鋼を含む種々の金属
特にCr含有量10%以上の金属を連続鋳造するに当っ
て、長期間安定して使用することのできる耐火物を提供
することに成功したね 次に本発明の実施例を示す。
保留したままで耐溶損性が改善され、又耐摩耗性につい
ても優れたものであシ、ステンレス鋼を含む種々の金属
特にCr含有量10%以上の金属を連続鋳造するに当っ
て、長期間安定して使用することのできる耐火物を提供
することに成功したね 次に本発明の実施例を示す。
実施例1
出発原料としてA6208.zro2醇の酸化物粉末と
A#N、BN粉末及びSi粉末を用い、第1表の如く所
定の割合に配合したのち有機バインダーを添加して均一
に混練した後、ラバープレスにより約1t/c11 の
成形圧によって50X50X120(at)の形状に成
形し、次いで8×4×50(III)及び20X20X
100(ff)に加工した後、約1500°Cで100
時間窒化焼成し反応焼結法による焼結体を得た。このよ
うにして焼成した焼結体の熱衝撃値とステンレス鋼に対
する溶損性を第1表に示す。ここで熱衝撃値については
8X4X50 (sm)の試験片を所定温度に加熱し、
1時間保持後水に浸して急冷した場合において常温強度
が低下しない加熱温度で示した。また耐溶損性について
は抵抗加熱炉でステンレス鋼(SUS 80418IQ
を溶解し1520℃に保持した溶湯中に20X20X1
00(龍)の試験片を浸漬し、8Q rpmで回転させ
ながら80分間保持した時の溶損量で示した。
A#N、BN粉末及びSi粉末を用い、第1表の如く所
定の割合に配合したのち有機バインダーを添加して均一
に混練した後、ラバープレスにより約1t/c11 の
成形圧によって50X50X120(at)の形状に成
形し、次いで8×4×50(III)及び20X20X
100(ff)に加工した後、約1500°Cで100
時間窒化焼成し反応焼結法による焼結体を得た。このよ
うにして焼成した焼結体の熱衝撃値とステンレス鋼に対
する溶損性を第1表に示す。ここで熱衝撃値については
8X4X50 (sm)の試験片を所定温度に加熱し、
1時間保持後水に浸して急冷した場合において常温強度
が低下しない加熱温度で示した。また耐溶損性について
は抵抗加熱炉でステンレス鋼(SUS 80418IQ
を溶解し1520℃に保持した溶湯中に20X20X1
00(龍)の試験片を浸漬し、8Q rpmで回転させ
ながら80分間保持した時の溶損量で示した。
実施例2
実施例1と同じ方法で70φ×45φX15t(ff)
のリング状焼結体をタンディッシュノズルト鋳型の間に
配置した。ステンレス鋼(SUS804)溶湯150に
9を1570℃で鋳込みを行ない、1m/minの引抜
速度で60鱈φのビレットを鋳造したところ、第1表に
示す翫1試料では約7.5mを完鋳したが著しい溶損が
認められ長時間鋳造には不適当であることがわかった。
のリング状焼結体をタンディッシュノズルト鋳型の間に
配置した。ステンレス鋼(SUS804)溶湯150に
9を1570℃で鋳込みを行ない、1m/minの引抜
速度で60鱈φのビレットを鋳造したところ、第1表に
示す翫1試料では約7.5mを完鋳したが著しい溶損が
認められ長時間鋳造には不適当であることがわかった。
また隘9試料では鋳込時の破損により鋳造を中止した。
その他の試料では約7.5mを完鋳することができ鋳片
表面性状実施例 出発原料としてAg2O3,Y2O3,スピネル等の酸
化物粉末とAIN、Si8N4粉末を用い、第2表の如
く所定の割合に配合したのち有機バインダーを添辺して
均一混練した後、ラバープレスによシ約1 t/αの成
形圧によって50)150X125(1’m)の形状に
成形し、次いでl0XIOX65 (1111)、25
X25X125 (fl)に加工後約1750℃、5時
間の窒素ガス雰囲気下での焼結を行なった。但し&15
および16試料は窒素ガス中1750℃で800に9/
c11の加圧下で、ホットプレス法により作成した。
表面性状実施例 出発原料としてAg2O3,Y2O3,スピネル等の酸
化物粉末とAIN、Si8N4粉末を用い、第2表の如
く所定の割合に配合したのち有機バインダーを添辺して
均一混練した後、ラバープレスによシ約1 t/αの成
形圧によって50)150X125(1’m)の形状に
成形し、次いでl0XIOX65 (1111)、25
X25X125 (fl)に加工後約1750℃、5時
間の窒素ガス雰囲気下での焼結を行なった。但し&15
および16試料は窒素ガス中1750℃で800に9/
c11の加圧下で、ホットプレス法により作成した。
このようにして焼成した緻密質S i 8N4焼結体及
びサイアロン焼結体を研削し、8X4X50(Ilg)
及び20X20X100(ff)の試験片を作成した。
びサイアロン焼結体を研削し、8X4X50(Ilg)
及び20X20X100(ff)の試験片を作成した。
テストは笑施例1と同様な方法で行なったその結果を第
2表に示す。
2表に示す。
(以下条白)
実施例
夾施例3と同じ方法で焼成し7’c70 X45
X15″(闘)のリング状焼結体をタンデイツンユノズ
ルと鋳型の間に配置した。ステンレヌ鋼(5US804
)溶湯150Kgを1560“Cで鋳込みを行ない、1
m/min の引抜速度60顛φビレツトを鋳造した
結果、第2表に示すml試料では約7,5mを完鋳した
が著しい溶損が認められた。また連9試料では鋳込時の
破損により鋳造を中止した。
X15″(闘)のリング状焼結体をタンデイツンユノズ
ルと鋳型の間に配置した。ステンレヌ鋼(5US804
)溶湯150Kgを1560“Cで鋳込みを行ない、1
m/min の引抜速度60顛φビレツトを鋳造した
結果、第2表に示すml試料では約7,5mを完鋳した
が著しい溶損が認められた。また連9試料では鋳込時の
破損により鋳造を中止した。
その他の試料では約7.5mを完鋳することができ鋳片
表面性状も良好であった。
表面性状も良好であった。
Claims (4)
- (1)横型連続鋳造設備のタンディツシュと鋳型を接続
する耐火物であって、アルミナ、マグネシア、ジルコニ
ア、スピネ/L’、イツトリア及びムライトから選択さ
れる1種以上の酸化物:8〜40重量%を含有し、残部
が窒化珪素及び不可避不純物からなる焼結体であること
を特徴とする連続鋳造用耐火物。 - (2)横型連続鋳造設備のタンディツシュと鋳型を接続
する耐火物であって、アルミナ、マグネシア、ジルコニ
ア、スビネ〃、イツトリア及びムライトから選択される
1種以上の酸化物:8〜40重量%及び窒化はう素:2
0重量%以下を含有し、残部が窒化珪素及び不可避不純
物からなる焼結体であることを特徴とする連続鋳造用耐
火物。 - (3)横型連続鋳造設備のタンディツシュと鋳型を接続
する耐火物であって、アルミナ、マグネシア、ジルコニ
ア、ヌピネル、イツトリア及びムライトから選択される
1種以上の酸化物=8〜40重量%及び窒化アルミニウ
ム18〜15重量%を含有し、残部が窒化珪素及び不可
避不純物からなる焼結体であることを特徴とする連続鋳
造用耐火物。 - (4)横型連続鋳造設備のタンディツシュと鋳型を接続
する耐火物であって、アルミナ、マグネシア、ジルコニ
ア、スビネμ、イツトリア及びムライトがら選択される
1種以上の酸化物:8〜40重景%、窒化アルミニウム
18〜15重量%及び窒化はう紫:2oN量%以下を含
有し、残部が窒化珪素及び不可避不純物からなる焼結体
であることを特徴とする連続鋳造用耐火物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57157741A JPS5950074A (ja) | 1982-09-09 | 1982-09-09 | 連続鋳造用耐火物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57157741A JPS5950074A (ja) | 1982-09-09 | 1982-09-09 | 連続鋳造用耐火物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5950074A true JPS5950074A (ja) | 1984-03-22 |
Family
ID=15656333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57157741A Pending JPS5950074A (ja) | 1982-09-09 | 1982-09-09 | 連続鋳造用耐火物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5950074A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59107979A (ja) * | 1982-12-08 | 1984-06-22 | 日本鋼管株式会社 | 耐溶損性に優れた水平連続鋳造用鋳造ノズル |
JPS59107977A (ja) * | 1982-12-08 | 1984-06-22 | 日本鋼管株式会社 | 耐溶損性に優れた水平連続鋳造用鋳造ノズル |
JPS6051669A (ja) * | 1983-08-30 | 1985-03-23 | 東芝セラミツクス株式会社 | 連続鋳造用耐火物 |
FR2571044A1 (fr) * | 1984-10-01 | 1986-04-04 | Toshiba Ceramics Co | Materiau refractaire pour coulees continues |
JPS6183679A (ja) * | 1984-10-01 | 1986-04-28 | 東芝セラミツクス株式会社 | 連続鋳造用耐火物の製造方法 |
JPS6183680A (ja) * | 1984-10-01 | 1986-04-28 | 東芝セラミツクス株式会社 | 連続鋳造用耐火物の製造方法 |
JPS61205671A (ja) * | 1985-03-11 | 1986-09-11 | 東芝セラミツクス株式会社 | 連続鋳造用耐火物 |
JPS646700U (ja) * | 1987-07-02 | 1989-01-13 | ||
JPH01264973A (ja) * | 1988-04-16 | 1989-10-23 | Toyota Motor Corp | β−サイアロン焼結体の製造方法 |
-
1982
- 1982-09-09 JP JP57157741A patent/JPS5950074A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59107977A (ja) * | 1982-12-08 | 1984-06-22 | 日本鋼管株式会社 | 耐溶損性に優れた水平連続鋳造用鋳造ノズル |
JPS59107979A (ja) * | 1982-12-08 | 1984-06-22 | 日本鋼管株式会社 | 耐溶損性に優れた水平連続鋳造用鋳造ノズル |
JPS6214509B2 (ja) * | 1982-12-08 | 1987-04-02 | Nippon Kokan Kk | |
JPS6214507B2 (ja) * | 1982-12-08 | 1987-04-02 | Nippon Kokan Kk | |
JPS6051669A (ja) * | 1983-08-30 | 1985-03-23 | 東芝セラミツクス株式会社 | 連続鋳造用耐火物 |
JPH0251865B2 (ja) * | 1984-10-01 | 1990-11-08 | Toshiba Seramitsukusu Kk | |
FR2571044A1 (fr) * | 1984-10-01 | 1986-04-04 | Toshiba Ceramics Co | Materiau refractaire pour coulees continues |
JPS6183679A (ja) * | 1984-10-01 | 1986-04-28 | 東芝セラミツクス株式会社 | 連続鋳造用耐火物の製造方法 |
JPS6183680A (ja) * | 1984-10-01 | 1986-04-28 | 東芝セラミツクス株式会社 | 連続鋳造用耐火物の製造方法 |
JPH0251866B2 (ja) * | 1984-10-01 | 1990-11-08 | Toshiba Seramitsukusu Kk | |
JPS61205671A (ja) * | 1985-03-11 | 1986-09-11 | 東芝セラミツクス株式会社 | 連続鋳造用耐火物 |
JPS646700U (ja) * | 1987-07-02 | 1989-01-13 | ||
JPH01264973A (ja) * | 1988-04-16 | 1989-10-23 | Toyota Motor Corp | β−サイアロン焼結体の製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3212600B2 (ja) | シアロン基質により結合された耐火性材料及び調製方法 | |
US5925585A (en) | Materials formed by refractory grains bound in a matrix of aluminum nitride or sialon containing titanium nitride | |
JPS5950074A (ja) | 連続鋳造用耐火物 | |
JPS58213677A (ja) | 窒化珪素質複合焼結体 | |
JPS5921581A (ja) | 連続鋳造用耐火物 | |
JP3031192B2 (ja) | スライディングノズル用プレート耐火物 | |
US5246896A (en) | Ceramic composition | |
JPS6125676B2 (ja) | ||
KR830001463B1 (ko) | 내화벽돌의 제조방법 | |
JP2003055729A (ja) | 優れた耐食性、耐摩耗性を有する焼結合金材料、その製造方法、およびそれらを用いた機械構造部材 | |
RU1794073C (ru) | Шихта дл изготовлени огнеупорного материала | |
EP0481643B1 (en) | Ceramic composition | |
JPH04342468A (ja) | 連続鋳造用耐火物及びその製造方法 | |
SU1139719A1 (ru) | Высокотемпературный керамический материал | |
RU2130440C1 (ru) | Шпинельсодержащий огнеупор на углеродистой связке | |
JPH05201771A (ja) | 窒化ホウ素含有反応焼結複合材料を製造し又この複合材料から成形体を製造する方法及びこの方法により製造可能な窒化ホウ素含有複合材料 | |
JPS5811386B2 (ja) | ヨウユウキンゾクヨウポンプブザイ | |
JP2000290080A (ja) | スライディングノズル用プレート耐火物 | |
JPS63282163A (ja) | 高靭性窒化ケイ素セラミックスの製造方法 | |
JPH07300360A (ja) | マグネシア質耐火物 | |
JPH07206524A (ja) | 複合セラミックス | |
JPH03159965A (ja) | 高耐食性,高耐スポーリング性ZrB↓2―黒鉛質耐火物の製造方法 | |
JPH08243689A (ja) | ストリップキャスティング用サイドダムプレート | |
JPH0251866B2 (ja) | ||
JPH01305848A (ja) | 焼成れんがの製造方法 |