JPS5949622B2 - 計時デ−タ処理装置 - Google Patents

計時デ−タ処理装置

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JPS5949622B2
JPS5949622B2 JP53018390A JP1839078A JPS5949622B2 JP S5949622 B2 JPS5949622 B2 JP S5949622B2 JP 53018390 A JP53018390 A JP 53018390A JP 1839078 A JP1839078 A JP 1839078A JP S5949622 B2 JPS5949622 B2 JP S5949622B2
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JP
Japan
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clock
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data
memory
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守 水野
伴三 都築
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KASHIO KEISANKI KK
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KASHIO KEISANKI KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は時計回路を有して成る計時データ処理装置に関
する。
従来では、例えば時計付電子卓上計算機の如く、時計回
路を有する計算機装置が実用化されている。
しかしながら時計回路とCPU(中央処理装置)はそれ
ぞれ独立して動作しているため時計回路内の時計データ
をcpuへ読み出すと共にこの計時データをもとに種々
の処理を行うことは非常に困難となつていた。このため
、従来の装置においては時計モードと計算機モードを切
換えて使用するものであつて、時計回路を単に結合した
にすぎない。したがつて、計時データを使用した種々の
処理、例えば時刻によつて演算の種類を変える場合、時
間帯別にデータを集計する場合等の複雑な処理を行うこ
とはできなかつた。本発明は上記事情に鑑みてなされた
もので、時計回路と中央処理装置との間に時計用メモリ
を設け、時計回路は一定時間毎に時計用メモリ内のデー
タを読み出して時計データを更新し、この更新されたデ
ータを再び時計用メモリヘ書き込むようにし、中央処理
装置は、時計用メモリ内をアクセスする必要がある場合
に、時計回路が時計用メモリをアクセスしていないこと
を検知した後に時計用メモリをアクセスするようにした
計時データ処理装置を提供することを目的とする。
以下図面を参照して本発明の一実施例を電子式金銭登録
機を例に説明する。
第1図は本発明を応用した電子式金銭登録機の全体シス
テム構成図である。1はCPU(演算処理装置)で、こ
のCPU1にはメモリ回路2及び時計用メモリ回路3が
、データバスDB及び行アドレスバスRB、列アドレス
バスCBを介して接続されている。
上記メモリ回路2及び時計用メモリ回路3はCPUIか
ら送られるチップイネーブル信号CEI及びCE2によ
つてチップ指定が行なわれると共に読出し/書込み信号
R/W1によつて読出しあるいは書込みの指定が行なわ
れる。また上記CPU1にはデータバスDB及びアドレ
スバスCBを介してI/0ポート4が接続される。この
I/0ポート4にはCPU1からオペレーシヨン信号J
が与えられる。更に上記1/0ポート4には印字部5及
び表示部6、キー入力部7、アラーム報知用のスピーカ
8が接続される。印字部5は例えばラインプリンタで、
印字ドラムの印字位置信号TをI/Oポート4へ送り、
この印字位置信号Tの計数値をI/0ポート4の印字用
バツフア(図示せず)内のデータとの一致によつて生じ
る・・ンマ1駆動信号HDによりハンマを駆動し、レシ
ート用紙並びにジヤーナル用紙に対する印字を行つてい
る。表示部6は1/0ポート4からのデジツト信号DG
及びし0ポート24の表示用バツフア(図示せず)内の
データをデコードしたセグメント信号SGに従つて表示
動作を行う。また、キー入力部7は、キー操作を行つた
場合、I/Oポート4からのタイミング信号KPに従つ
てキー入力信号KIをI/Oポート4内の入力用バツフ
ア(図示せず)へ入力す トる。また、■/Oポート4
から出力されるアラーム信号ALはスピーカ8を駆動す
る。時計用メモリ回路3は時計用メモリ301を有し、
この時計用メモリ301内のデータはゲート回路302
を介して時計回路9へ入力されると共に、計時中符 ニ
号書込回路303を介してデータバスDBへ接続される
。更に、データバスDB上のデータまたは時計回路9内
のデータはゲート回路304を介して上記時計用メモリ
301へ入力される。また、ゲート回路305にはCP
U1からの列アドレス .−及び時計回路9からの列ア
ドレスが入力される。ゲート回路306にはCPU1か
らの行アドレス及ぴ時計回路9からの行アドレスが入力
される。ゲート回路306及び307の出力はデコーダ
311を介して時計用メモリ301へ与えられ、 cデ
コーダ311の特定アドレスはアンド回路312へ入力
される。CPU1から出力される信号R/W1及ひ信号
CE2はアンド回路307を介してゲート回路308へ
人力される。このゲート回路308には更に時計回路9
よりR/W2が入力さ tれる。また時計回路9は1秒
に1回計時動作を行うもので、時計動作期間の1,5.
625msecの間計時中信号TCを出力する。この計
時中信号TCはオア回路309を介して上記ゲート回路
302、304,305,306,308へ入力され、
この時、CPU1からの行アドレ人列アドレ人R/W1
、CE2、データバスDBは時計用メモリ301から切
離され、時計用メモリ301は時計回路9と接続される
。更に、上記オア回路309を介して出力される計時中
信号TCはアンド回路312へも与えられる。このアン
ド回路312の出力は上記計時中符号書込回路303へ
入力され、アンド回路312の出力が゛1″″の時に、
並列4ビツトのデータバスDBに対して計時中符号「1
111」を出力する。この計時中符号書込回路303の
回路例を第2図に示す。ゲート回路302より出力され
る並列4ピツトデータはそれぞれ、オア回路313、3
14、315、316へ入力される。一方、アンド回路
312の出力が上記オア回路313、314、315、
316へ共通に入力される。上記各オア回路の出力は並
列4ビツトデータとしてデータバスDBへ送出される。
即ち、CPU1は時計回路9が計時中であるか否かを知
るために、特定アドレスによつてアンド回路312を導
通状態にする。このアンド回路312の他方にオア回路
309を介して計時中信号TCが入力されており、上記
アドレス指定中にこの信号TC゛1″゛であればアンド
回路312の出力が゛1″″となり、計時中符号書込回
路303で計時中符号「1111」が書込まれ、データ
バスDBを介してCPU1へ読み込まれる。CPU1で
はこの計時中符号「1111」を検出した時には時計用
メモリ301をアクセスしないようにする〇また、第1
図に示す電源部10は電源11を用いて}り、この電源
11がパワースイツチ12を介して電源トランス13に
供給される。
この電源トランス13の2次巻線出力電圧は全波整流回
路14により整流されると共に平滑コンデンサCAで平
滑されてDC−DCコンバータ15へ入力される。この
場合、上記平滑コンデンサCAは、(+)電位側が接地
される。上記DC−DCコンバータ15は入力電圧を種
々の電圧に変換して出力するもので、その出力電圧はメ
モリ回路2、時計用メモリ回路3、時計回路9を除くそ
の他の回路100に供給される。また、上記電源トラン
ス13の2次巻線の一端と接地間には図示極性のダイオ
ード16及びコンデンサCBの直列回路が接続される。
この場合、コンデンサCA1CBはCA〉CBの関係に
設定される。そして、このダイオード16とコンデンサ
CBとの接続点Aに生じる電圧がインバータ310を介
して上記オア回路309へ供給されると共にインバータ
17、18を介してアンド回路19の一方へ入力される
。アンド回路19の他方にはCPU1からCE1が入力
され、このアンド回路19の出力がメモリ回路2のチツ
プイネーブル信号となる。また、電源20は電源OFF
時、及び停電時にもメモリ回路2、時計用メモリ回路3
、時計回路9より成る回路200へ電源を供給する。第
3図は時計用メモリ301の記憶領域を示すもので、こ
のメモリはRAMで構成されている。
則ち、このRAMは2行16列の構成となつており、0
行目には11列〜0列に年、月、臥時、分、秒の現在の
日付け及び時刻データが記憶されると共に15列〜12
列に10時、時、10分、分のタイマ設定データTMが
記憶される。また、RAMの1行目には15列、14列
に103時、102時のタイマ設定データTM113列
〜2列に3種類の点検時刻RE1〜RE3の時及び分の
時刻データ、0列目に点検フラグREFが記憶される。
この点検フラグREFは、点検時刻データRE1〜RE
3が現在時刻に一致したか否かを示すもので、0列内の
3ビツトを利用し点検時刻データRE1〜RE3が現在
時刻に一致した場合にその対応するビツトに゛1n信号
をセツトする。第4図は時計回路9の詳細を示す回路図
で、図中901は例えば32kHzの基準パルス信号を
発生するパルス発生回路であり、その発振出力は、分周
カウンタ902へ送られて分周される。この分周カウン
タ902は例えば15ビツトで構成され、入力される3
2kHzの信号を順次分周し、最終的に1Hzの信号ま
で分周する。そして、上記分周カウンタ902において
分周された8k翫、4k圧のビツト出力はアンド回路9
03、2kHz〜256mのビツト出力はアンド回路9
04、128Hzのビツト出力は、アンド回路905、
64Hzビツト出力はアンド回路906、32Hz〜1
Hzのビツト出力はゼロ検出回路907に加えられる。
このゼロ検出回路907は分周カウンタ902の32H
z〜1Hzの全ビツト出力がゼロになつた状態を検出し
て″1n信号を出力するもので、その検出出力はアンド
回路903〜906にゲート制御信号として加えられる
と共に計時中信号TCとして時計用メモリ回路へ加えら
れる。そして、上記アンド回路903の出力はビツトデ
コーダ908、アンド回路904の出力はデジツトデコ
ーダ909、アンド回路905及び906の出力はワー
ドデコーダ910に加えられる。しかして、上記ビツト
デコーダ908及びデジツトデコーダ909、ワードデ
コーダ910の出力B。〜B3、D0−D15いl−W
,はタイミングコントロール回路911へ入力される。
そしてアンド回路904の出力は列アドレスとして、ア
ンド回路906の出力は行アドレスとして、アンド回路
905の出力はR/W2として時計用メモリ回路3へ入
力される。しかしてゼロ検出回路907から計時中信号
Tctq1nが出力されている時には、時計用メモリ3
01からの読み出しデータはゲー卜回路302を介して
P−S(並列一直列)変換回路912へ送られる。上記
P−S変換回路912の出力は、一致回路913に加え
られると共に、タイミングコントロール回路911の出
力によつて制御されるゲート回路914を介して4桁の
シフトレジスタ915aへ入力される。このシフトレジ
スタ915aの出力は一致回路913へ送られると共に
11桁のシフトレジスタ915bへ入力される。このシ
フトレジスタ915bは、各ビツト出力がタイミングコ
ントロール回路911ヘ送られると共に最終ビツト出力
がハーフアダー916の入力端aに入力される。また、
このハフアダ−916の入力端bにはタイミングコント
ロール回路911から+1信号がオア回路917を介し
て入力される。ハーフアダ−916のキヤリー出力は、
1ビツトの遅延回路918及びオア回路917を介して
自己の入力端bに加えられる。そして、ハーフアダ−9
16の加算出力は、1桁(4ビツト)のシフトレジスタ
915cへ入力される。このシフトレジスタ915cは
各ビツト出力がタイミングコントロール回路911へ送
られると共に最終ビツト出力がゲート回路914を介し
てシフトレジスタ915aに戻される。上記各シフトレ
ジスタ915a〜915cによつて計時レジスタ915
が構成され、前記ビツトデコーダ908から出力される
タイミングパルスに同期してシフト動作が制御される。
そして、前記一致回路913の出力は一致出力記憶用の
ラツチ回路919へ入力される。このラツチ回路919
はタイミングコントロール回路911からの信号によつ
て動作タイミングが制御される。すなわち、時計用メモ
リ301に記憶させた3種の点検時刻データと現在時刻
との一致不一致を記憶させるようにしている。上記ラツ
チ回路909の出力は、タイミングコントロール回路9
19によつてゲート制御されるゲート回路920を介し
てS−P(直列一並列)変換回路921へ送られる。ま
た、このS−P変換回路921にはシフトレジスタ91
5cの出力がゲート回路920を介して入力される。上
記S−P変換回路921は入力される直列データを並列
データに変換してゲート回路304を介して時計用メモ
リ301へ送出し、現在時刻及び点検フラグREFの書
込みを行う。第5図はラツチ回路919の回路側を示す
もので、一致回路913の検出出力はアンド回路922
、923、924へ入力される。
現在時刻と点検時刻が一致した場合は一致回路913の
出力は10nで、不一致の場合ば1”である。更にアン
ド回路922、923、924にはワードデコーダ91
0の出力のうちW2が入力される。更にアンド回路92
2にはデジツトデコーダ909の出力のうちD,〜D5
が、アンド回路923にはD6〜D,が、アンド回路9
24にはD1。〜D13が入力 :されている。上記ア
ンド回路922、923、924の出力はそれぞれフリ
ツプフロツプ回路925、926、927のセツト入力
端子Sへ入力される。上記各フリツプフロツプ回路92
5、926、927のリセツト人力端子RにはW1が入
力される。また上記フリツプフロツプ回路925、92
6、927のリセツト出力端子aからの出力信号はそれ
ぞれアンド回路928、929、930へ与えられる。
このアンド回路928、929、930にはW3●Do
が入力され、更にアンド回路928にはB。が、アンド
回路929にはB1が、アンド回路930にはB2が入
力されている。上記各アンド回路928、929、93
0の出力はオア回路931を介してゲート回路920へ
与えられる。即ち、第2図の1行目2〜5列に記憶され
ている点検時刻RE1と現在時刻が一致した場合は上記
フリツプフロツプ回路925がリセツト状態のままであ
り、この時、リセツト出力端0から01″信号が出力さ
れる。同様にRE2と現在時刻が一致した場合はフリツ
プフロツプ回路926がリセツト状態のままとなり、R
E3と現在時刻が一致した場合はフリツブフロツプ回路
927がリセツト状態のままとなる。上記各フリツプフ
ロツプ回路925、926、927の状態はW3・Do
のビツトB。、B1、B2で導通するアンド回路928
、929、930を介して第2図で示す1行目のOlI
泪に点検フラグRE)Fとして書き込まれる。次に、時
計回路9の動作を説明する。
分周カウンタ902の32Hz〜1Hzのビツト出力が
すベでonとなるのは1秒に1回であり、その期間は1
5.625msecである。この期間ではゼロ検出回路
907から出力される計時中信号TCが゛1nとなるた
め、アンド回路903〜906が導通状態となつて計時
動作が行なわれる。また上記計時中信号TCは時計用メ
モリ回路3のゲート回路302、304、305、30
6、308を切換えて、時計回路9とのデータの入出力
を行なうようになる。また、アンド回路905、906
の出力は「O,0」 「1,0」、「O,1」 [1,
1」と変化し、各状態はWo、W1、U..W3の4ワ
ードである。この鴨〜W3の4ワード期間が計時動作期
間の15.625msecである。まず、鴨のワードで
は、アンド回路905の出力であるR/W2が10”で
、アンド回路906の出力であるRAが゛onであるた
め、時計用メモリ301のO行目が順次読み出され、P
−S変換回路912、ゲート回路914を介して計時用
レジスタ915へ入力される。この時読み出された現在
時刻はハーフアダ−916で+1秒される。W1のワー
ドではR/W2=1、RA=0であり、ゲート回路92
0、S−P変換回路921を介して時計用メモリ301
の0行目へ書き込まれる。この時、時分のデータはゲー
ト回路914を介して4桁分のシフトレジスタ915a
にも入力され、以後、シフトレジスタ915aの出力は
ゲート回路914を介して再びシフトレジスタ915a
へ入力され、時分のデータを循環保持している。次に、
W2のワードではR/W2=0、RA=1であるから、
時計用メモリ301の1行目のデータが読み出される。
この時読み出される点検時刻データはPーS変換回路9
12を介して一致回路913の一方へ入力される。この
一致回路913の他方には現在時刻が入力されているも
ので、現在時刻と点検時刻の一致検出が行なわれる。こ
の検出結果はラツチ回路919に記憶され、uのワード
のD。のデジツトで出力され、ゲート回路920、S−
P変換回路921を介して時計用メモリ301の1行目
の0列に点検フラグREFとして書き込まれる。以上で
時計回路9は計時動作を終了し、ゼロ検出回路907か
らの計時中信号TClli10″゛となる。計時中信号
TCが001となると、この信号によつてゲート回路3
02、304、305、306、308が切換えられ、
時計用メモリ301はCPU1とのデータの入出力を行
うようになる。次にCPU1が時計用メモリ301をア
クセスする際の動作を説明する。第6図に示すように時
計回路9は1秒に1回動作し、その動作期間は15,6
25msecである。この期間は時計回路9より計時中
信号TCが゛11信号を出力している。この期間は時計
回路9が時計用メモリ301を使用しているため、CP
U1から時計用メモリ301をアクセスすることはでき
ない。CPU1が時計用メモリ301とデータの授受を
行う場合は、第7図処理へに示すように、まず計時中符
号の有無を検出する。即ち、CPU1はアンド回路31
2を指定する特定のアドレス値を行アドレスバスRB1
列アドレスバスCBを介して送出する。この時、上記ア
ンド回路312の他方に計時中信号CTが有ればこのア
ンド回路312の出力が゛1”となり計時中符号書込回
路303で計時中符号「1111」が書き込まれ、デー
タバスDBへ送出される。CPU1はこのデータバスD
B上のデータを読み、計時中符号であるか否かを検出す
るものである。計時中符号が無ければ再び上記処理Aを
繰り返す。計時中符号が有れば次の処理Bへ進み、上記
処理Aと同様に計時中符号の有無を検出する動作が行な
われ、計時中符号が無くなれば処理Cヘ進む。この処理
Cで始めてCPU1は時計用メモリ301をアクセスで
きて、例えば時計用メモリ301内の点検フラグREF
を読み出して、CPU1内のレジスタA(図示せず)へ
入力する。このようにCPU1は計時中符号の有無を検
出し、計時中符号が無くなつたのを確認した後に時計用
メモリに対してデータの読み出し又は書き込みを行う。
次に停電時の回路動作を説明する。
パワースイツチ12の投入時には、商用交流電源11が
整流回路14で整流されると共にンデンサCAで平滑さ
れてDC−DCコンバータ“15へ入力される。このD
C−DCコンバータ15は入力電圧を各種電圧に変換し
て回路100に供給される。また、上記電源トランス1
3の2次巻線に電圧を生じると、この電圧はダイオード
16で整流され、コンデンサCBに貯えられる。このた
めA点に第8図で示すような所定の電位−V8を生じ、
この電圧はインバータ310及びインバータ17へ加え
られる。このため電源0N中はインバータ310及び1
7の出力ばonで、インバータ18の出力ば1nである
。したがつて、オア回路309にはインバータ310に
よる出力は無く、またアンド回路19はCPU1からの
チツプイネーブルCE1をメモリ回路2へ送出する。こ
の状態において第8図に示すように停電を生じた場合、
コンデンサCBの容量が非常に小さく設定されているの
で、コンデンサCBの充電電荷は直ちに放電する。この
ためA点の電位は第8図bに示すように急速に0レベル
に近ずき、インバータ310及び17の出力が゛1゛5
となる。このためインバータ310の出力゛1nはオア
回路309を介してゲート回路302、304、305
、306、308ヘ与えられ、この各ゲートを時計回路
9とのデー夕授受状態に切換える。更に上記インバータ
310の出力はオア回路309を介してアンド回路31
2へも与えられ、このアンド回路312の一方がアドレ
スによつて指定された際に、計時中符号書込回路303
へ出力され、計時中符号を出力するようになる。このた
め時計用メモリ301に対するCPU1のアクセスは禁
止される。一方、インバータ17の出力はインバータ1
8によつて反転されでonとなりアンド回路1″9を閉
じる。このためCPU1から出力されるチツプイネーブ
ル信号CE1は遮断され、メモリ回路2へのアクセスが
禁止される。以上のようにして、停電時の電源電圧低下
に伴うCPU1の誤動作によつて時計用メモリ301及
びメモリ回路2の正常な記憶データが破壊されるのを防
止する。停電時又は電源0FF時にはメモリ回路2及び
時計用メモリ回路3、時計回路9には電源20より電圧
が供給され、記憶データを保持すると同時に時計回路9
では計時動作を行う。また、電源部11に訃ける平滑コ
ンデンサCAは、充分に大きな容量に設定されて}楓停
電後も一定時間DC−DCコンバータ15への入力電圧
を所定値に保持している。従つてDC−DCコンバータ
15の出力電圧は筆8図aに示すように所定値に保持さ
れる。このDCーDCコンバータ15の出力電圧が所定
値に保持されている間に、CPU1は停電処理を行う。
しかして、上記停電後、交流電源11が回復すると、D
C−1)Cコンバータ15から第2図aに示すように所
定の電圧が出力される。以上説明したように本発明は時
計回路と中央処理装置との間に時計用メモリを設け、時
計回路は一定時間毎に時計用メモリ内のデータを読み出
して計時データを更新し、この更新されたデータを再び
時計用メモリヘ書き込むようにし、中央処理装置は、時
計甲メモリをアクセスする必要がある場合に、時計回路
が時計用メモリをアクセスしていないことを検知した後
に時計用メモリをアクセスするようにしたもので、中央
処理装置は計時動作中以外は時計用メモリを自由にアク
セスし、計時データにもとずく種々の演算処理を行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である電子式金銭登録機の全
体システム構成図、第2図は計時中符号書込回路の詳細
図、第3図は時計用メモリの記憶領域を示す図、第4図
は時計回路、第5図はラツチ回路の詳細図、第6図乃至
第8図は本発明の動作を説明するための図である。 1・・・・・・CPU(中央処理装置)、2・・・・・
・メモリ回路、3・・・・・・時計用メモリ回略、9・
・・・・・時計回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 時計データを記憶する時計用メモリと、該時計用メ
    モリから計時データを読み出して計時データを更新した
    後に再び前記時計用メモリに書き込む計時動作を一定時
    間毎に行う時計回路と、該時計回路の計時動作中に計時
    中信号を出力する時計中信号出力手段と、前記時計用メ
    モリアクセスする際に、前記計時中信号が無くなつたの
    を検出した後にアクセスする中央処理装置とより成る計
    時データ処理装置。 2 計時データを記憶する時計用メモリと、該時計用メ
    モリから時計データを読み出して計時データを更新した
    後に再び前記時計用メモリに書き込む計時動作を一定時
    間毎に行う時計回路と、該時計回路の計時動作中に計時
    中信号を出力する計時中信号出力手段と、電源電圧の低
    下時に停電信号を出力する停電信号出力手段と、前記時
    計用メモリをアクセスする際に、前記計時中信号及び停
    電信号が無いことを検出した後にアクセスする中央処理
    装置とにより成る計時データ処理装置。
JP53018390A 1978-02-17 1978-02-20 計時デ−タ処理装置 Expired JPS5949622B2 (ja)

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