JPS5948984B2 - 即席食品の具およびその製造方法 - Google Patents

即席食品の具およびその製造方法

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JPS5948984B2
JPS5948984B2 JP13735581A JP13735581A JPS5948984B2 JP S5948984 B2 JPS5948984 B2 JP S5948984B2 JP 13735581 A JP13735581 A JP 13735581A JP 13735581 A JP13735581 A JP 13735581A JP S5948984 B2 JPS5948984 B2 JP S5948984B2
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JP
Japan
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gelatin
instant food
starch
ingredients
ingredient
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JP13735581A
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English (en)
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JPS5840082A (ja
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勝広 片山
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AsahiShokuhin Corp
Original Assignee
AsahiShokuhin Corp
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Publication date
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  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は即席食品の具およびその製造方法に関し、一
層詳細には、多種類の原料を比較的バラツキなく混在さ
せることができ、また湯にもどした際に原料がスープ中
に沈んでしまうことのない即席食品の具およびその好適
な製造方法に関する。
インスタン1〜ラーメンの具として使用されるコーン、
エビ、ワカメ、人参、キャベツ、白菜等は洗浄、スライ
ス、ブランチ等の前処理を行った原料をフリーズドライ
処理している。
このため、インスタントラーメン上に具をバラバラと振
りかけても見ばえがしないほか、熱湯でもどしたラーメ
ンをスープ中中に浸すためにラーメンをかきまぜると、
比重の大きい具はスーツ沖に混入して沈んでしまい、具
としての意味が無くなる。
このように、インスタントラーメンの具としては、よく
もどった状態においても容易に沈むことがなく、栄養価
、食味、香りなどを充分に生かすことのできる、整った
形状のフリーズドライ食品が求められている。
本発明者は上記の技術的課題を達成するためにグアカ゛
ム、キサンタンガム、ローカストビーンガム等のガム類
を使用して結着を行ったのであるが充分な結着性が得ら
れなかったばかりでなく、結着前に型に入れて成形しよ
うとしても粘着性が強く型へのべたつきが極端であった
この他にも乾燥した製品がもろく、復元性が悪いなどの
欠点を有する。
このため、寒天、カラギーナンなどのゲル化剤を使用し
て付形性、形状保持能力の増大を図ったのであるが、こ
れらは復元性が悪く、製品の用途が限られるなどの欠点
を有する。
また、デンプンのみを結着剤としたときは、製品力1危
く、壊れやすく、急激な復元によって野菜片がバラバラ
に分散するなど保形性が不足するために、比重の高い、
もどった原料の順にスープ中に沈下するのを防止するこ
とができない。
しかしながらインスタントラーメンの具などは3分間以
内に復元することが要求されるなど、吸水性を悪化させ
ることが少なく、かつ結着性を向上することのできる結
着剤が必要である。
一方ゼラチンは結着性は良好であるが復元性が悪いとい
う欠点がある。
この発明は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、ゼラチン:テ゛ンブンが重量比0.1
〜1.0:2.0〜3.5になるように配合された、ゼ
ラチンおよびデンプンから成る結着剤が真空凍結乾燥さ
れて内部まで微細なポーラス状態になるように成形され
、該結着剤中に野菜等の乾燥原料が分散されて成る即席
麺の具、および、原料を加熱、攪拌し、この原料に、ゼ
ラチン:デンプンが重量比0.1〜1.0:2.0〜3
.5になるように水に溶いた結着剤を加えてとろみがで
るまで加熱攪拌を継続し、ついでトレー状等の所要形状
の型内に充填して成形し、これを真空凍結乾燥すること
を特徴とする即席食品の具の製造方法を提供するにある
以下図面を参照して本発明の実施例につき説明する。
洗浄、スライス済のキャベツ120kgをブランチ処理
した後、冷却しておく。
同様に冷凍コーン12kgをブランチ処理し、冷却する
次に蒸気釜中に上記のキャベツと−コーンを投入し、調
味料として糖類を加えて加温しながら全体を均一に攪拌
・分散する。
次にとき水10〜151中に粉末ゼラチン0、24kg
、でんぷん3.6kgを分散させた結着剤を少量づつ投
入しとろみが出るまで加熱攪拌を続ける。
1分間程度でとろみが出はじめ、10分間以内に加熱、
攪拌を完了する。
次に蒸気釜中の内容物を取り出して型込め充填あるいは
盛込み充填によって均一に型内に充填する。
この型の例を挙げると25 X 18 X 60mmの
大きさの長方形板状体を形成するために−まわり大きな
凹型部を有する、抜き勾配を設けた樹脂シートなどが好
適に使用できる。
この型ごと凍結庫内に搬入して凍結を行ない、凍結完了
品を真空凍結乾燥して即席食品の具10に仕上げる。
上記樹脂シートには、適宜複数個の型を凹設しておき、
各々の型形状を上記の長方形形状の他に、円形、星形、
花形等の得るべきフリーズドライ食品の所望形状に形成
することによって、真空凍結乾燥後の最終製品を別設切
断することなく、所望形状の、例えばラーメンの具のフ
リーズドライ食品をそのまま多数個得ることか゛できる
さらには、各型ごとに模様や字句を容れることもできる
しかるに型を大きく設定して、真空凍結乾燥後のものを
切断装置を用いて、所望大きさのラーメンの具等の形状
に切断するとすれば、形状がほぼ角形形状に限定されて
しまうとともに、切断時のロスが大きく、さらに上記の
切断装置等が必要となり、材料的にも工程的にも無駄が
大きくなるものである。
出来あがった即席食品の具10はゼラチンおよびデンプ
ンから成る結着剤12が白色の微細なポーラス形状を成
して、混入された野菜片14、野菜粒16を結着してお
り、原料の分散を適切にコントロールすることにより緑
、薄縁、黄色等の彩とりが配合比率よく混在した1個の
成形体を成す。
また、原料としては、キャベツ、コーンの他にも細長形
状にスライスした白菜、人参、ホウレン草、椎茸、節水
点、玉ネギ、長ネギ、ピーマン、にんにく、豚挽肉、ハ
ム薄切等の各種原料を使用することができる。
なお、上記実施例における洗浄、スライス済のキャベツ
および冷凍コーンから成る原料の重量に対してゼラチン
は0.18重量パーセント、テ゛ンプンは2.73重量
パーセントであって、種々の実験の結果、ゼラチンは0
.10〜1.0重量パーセント、デンプンは2.0〜3
.5重量パーセントの範囲が好適である。
これ以上ゼラチンを多くすると3分以内での復元性が良
好とは言えず、これ以下のゼラチン使用量では結着性の
改善がわずかとなる。
デンプンの最小量は即席食品の具がもどった後、ラーメ
ン上に広がって浮いて見えるごとき保形性の範囲であり
、最大量はこれ以上多いと粘度が出すぎて成形しにくく
なる量である。
このように本発明によるときは、結着性および復元性を
ともに良好とした即席食品の具を製造することができ、
野菜等の繊維が食品を補強して強度を出すことができる
ため保形性が向上し、振動試験としての長距離輸送試験
を行ったところ3%未満の破損率であった。
また、ラーメンの具として、3分間以内にもどり、もど
った状態においてスープ上にまとまって浮いて広がり、
比重の特に重い肉類をも軽い野菜と結着することにより
留めておくことができるという顕著な効果を奏する。
さらにまた、本願発明においては、野菜等の材料がブロ
ック状の結着剤中に混入しているから、従来の野菜等の
材料単独の具と比して、材料がこわれにくいという効果
を奏する。
以上本発明につき好適な実施例を挙げて種々説明したが
、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、発明
の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは
もちろんのことである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明にかかる即席食品の具の一実施例を示す斜
視図である。 10・・・・・・即席食品の具、12・・・・・・結着
剤、14・・・・・・野菜片、16・・・・・・野菜粒

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ゼラチン:デンプンが重量比0.1〜1,0:2.
    0〜3.5になるように配合された、ゼラチンおよびデ
    ンプンから成る結着剤が真空凍結乾燥されて内部まで微
    細なポーラス状態になるように成形され、該結着剤中に
    野菜等の乾燥原料が分散されて成る即席食品の具。 2 原料を加熱、攪拌し、この原料に、ゼラチン:デン
    プンが重量比0.1〜1,0:2,0〜3.5になるよ
    うに水に溶いた結着剤を加えてとろみがでるまで加熱攪
    拌を継続し、ついで斗し−状等の所要形状の型内に充填
    して成形し、これを真空凍結乾燥することを特徴とする
    即席食品の具の製造方法。
JP13735581A 1981-09-01 1981-09-01 即席食品の具およびその製造方法 Expired JPS5948984B2 (ja)

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JP13735581A JPS5948984B2 (ja) 1981-09-01 1981-09-01 即席食品の具およびその製造方法

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JPS5840082A JPS5840082A (ja) 1983-03-08
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EP1522226A1 (en) * 2003-10-01 2005-04-13 dirafrost F.F.I. n.v. Frozen fruit discs
CN101878853A (zh) * 2010-06-22 2010-11-10 上海嘉邑进出口有限公司 混合冻干食品制备方法及其产品

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JPS5840082A (ja) 1983-03-08

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