JPS5948416A - 医薬製剤 - Google Patents

医薬製剤

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JPS5948416A
JPS5948416A JP15842182A JP15842182A JPS5948416A JP S5948416 A JPS5948416 A JP S5948416A JP 15842182 A JP15842182 A JP 15842182A JP 15842182 A JP15842182 A JP 15842182A JP S5948416 A JPS5948416 A JP S5948416A
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JP
Japan
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pharmaceutical preparation
propranolol
drug
backing member
substrate layer
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JP15842182A
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JPH0150203B2 (ja
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Shoichi Tokuda
祥一 徳田
Yusuke Ito
祐輔 伊藤
Saburo Otsuka
大塚 三郎
Toshiyuki Yoshikawa
利之 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は感圧接着剤中にプロプラノロールを含有するこ
とを特徴とする経皮投与用医薬製剤に関するものである
プロプラノロールは、β−アドレナリン受容体遮断薬で
あり、そのβ−受容体遮断作用により心機能を抑制し、
心収縮力並びに拍動数を低減し、また刺激伝導系を抑制
することにより狭心症、不整脈の治療に用いられる。本
桑物は−・股に1日3回30〜・120tng琺を経口
的に投与されるわけであるが、個人により最高+frt
中濃度に大きなばらつきがあり、また食事等の要因によ
り血中f1度が変動しやすいものである。また比較的持
続時間が短いだめ1日2〜3回の投与が必要であり患者
にと−2で煩雑である。
本シ^明者らは上記の欠点を改善する目的で新規な製剤
について神々検討した結果、経口投与に代り薬物を経皮
投与することにより上記欠点を改善し得ることを見い出
し/こ。
即ち本発明の特徴は、経皮投与用111%剤を得るため
にTgが−70〜−10℃の合成IN脂及び/又e」−
ゴムの重合物とプロプラノロールと必要に応じて吸収促
進剤、溶解助剤とを組み合わせたことにある。
本製剤を皮膚に適用した場合、優れた抗不整脈作用を示
し、又24時間程度の持続性を示すものである。
本発明の医薬製剤は、有効量のプロプラノロールを経皮
的に均一かつ持続的に供給することにより良好な薬理効
果を示すものである。
本発明に用いる重合物において、1゛Qが一70°C以
下のものは基材自体の保型性が不充分であると共に、身
体表面に適用した場合、剥離時身体表面に残留物が生じ
、しかも物理的な刺激を皮膚に与えるので好ましくなく
、Tgが一10℃以上では、重合物中での薬物の移動能
が低下するために薬物放出性が劣9、しかも皮膚面へ・
の製剤の密着性が低下する等の欠点を有し、製造時にお
いても薬物の重合物−\の溶解分散性が不充分で安定し
た製造を行ないにくいので好ましくないものである。実
用的なTqの範囲d、−55℃〜−25℃である。Tg
が一70′C〜−10’Cの常温で感圧接着性を有する
重合物は下記の合成樹脂及び/又はゴムの群から選ばれ
る。
合成樹脂としては、ポリビニルアルキルエーテル、ポリ
(メタ)アクリ5レート、ポリニスデル、ポリアミド、
エチレン−酢酸ビニル共重合体などが挙げられ、ゴムと
してjd1スチレン−イソプレン−スチレンブロック共
重合体ゴム、スチレノーブタジjンゴム、ブチルゴム、
ノリコンゴム、天然ゴムなどが挙げられる。
しかしながら、これらの系において単体では必91 ト
−:J−ルTgが得られないものは、他の系のものと糾
み合わせたり、一般に知られる配合剤を添加して必′授
・とするTgに調整することができる。
本−発明者の実験によれば、前述した本製剤に付方すべ
き条件を速成するためにプロプラノロールと組み合わ忙
るに適当な系はアクリル系共重合物であることがわかっ
た。好ましいアクリル系共重合物は、次の配合組成から
なるものである。
アルキル基の平均炭素数が4以上の(メタ)アクリル酸
アルキルエステルを少なくとも50重量襲含むアクリル
系共重合物である。
前記共重合物には(メタ)アクリル敵アルキルエステル
と他の共重合可能な官能性モノマーとの共重合物を含む
ものであり、該モノマーは()〜20爪叶重重好ましく
は0.5〜15重量俤の範囲で配合される。
さらに前記の共重合物には(ツタ)7′クリル酸アルキ
ルエステルと他の共重合可能なビニルエステルモノ・2
−との共重合物をも含むものであり、該モノマー1rよ
0〜40重僻%、好ましくは10〜30重11を係の範
囲で配合される。
アクリル系共重合物を(ij成するのに使用される前記
モノマーとして1以下のものfc挙げることができる。
(、ツク)アクリルI!1々アルギルエステルとしては
、1】−ブチルアクリレ−)、n−プチルメタアゞクリ
1/−ト、ヘキシルアクリレート、2 エチルブチルア
ク+) l/ −1−、インオクチルアクリ1/−1・
、2−エチルへギシルアクリレート、デシルアクリレー
ト、ドデシルメタアクリレートなどである。
前記エステル類と共重合可能な官能性モノマーとしてヒ
1へ (メタ)アクリル酸、マレイン1′代、無水マレ
イン酸、ヒドロキシプロピルアク!J L”−1・、ア
クリ1コニトリルなどを挙げることができる。
寸だ前記ニスデル類と共重合TiJ”ijとなビニルエ
ステルモノマーとしてIlよ、酢酸ビニル、プr1ピオ
ン酸ビニルなどを挙げることができる。
前記「1;゛自I吻(父は共千−合’4’fjJ :l
とルIS!吻とからなる製剤中の薬物上1は1〜25φ
1;(弓、//(寸しくjりL2−15重M係となるよ
う調整さ]1.る。
上記製剤に必要に応じて配合さi−Lる吸収促うイL削
、溶解剤としては、グリセリフ、N  フチルー2−ピ
ロリドン、ラノリン、ジエチル1:バヶ ト、ドテシル
ブロマイド、N !  N−ジメfル“rセトアミド単
独又はこれらの組み合わ−に/cものを挙け゛ることか
できる、ダ妃合−七としては前1尼IE合′吻(又(は
共重合物)に対1.1〜15重h1%、好ましく Ir
J’、 2〜10重址チとなるよう調整される。
このように調整された基剤は、 J tlJ i木々前
の伸縮挙動に追従するに充分な可焼1′1−かつ伸張生
を有する裏打ち部材上に通常5〜1月1[1mμの厚み
で形成される。
裏打ち部材としては、ポリオレフィン、ポリウレタン、
ポリビニルアルコール、塩化ビニI77’ン、ポリアミ
ド、エチレン−酢酸ビニル共重合体などのフィルム又は
シート、ゴム及び/又は合成樹脂製発泡シート又はフィ
ルム、不織布、織布、編布、紙などを挙げることができ
る。
しかして、本製剤は個人により皮膚にカユミなどを発生
させることがあるので、実質的に通気性又は透湿性を有
しない裏打ち部材には、物理的又は化学的手法により、
孔、切れ目などを/Jmすのがよい。また裏打ち部材は
、少なくとも10%、好ましくは50%以上、実用的に
は10〔)〜80(3%伸びる材質のものを選択するか
、或いは伸縮加工を施しだものを使用するのが、製剤が
適用体表面から剥れたり、違和感を少なくするうえから
好ましいものである。
以下本発明の実施ソυを示f。文中部とあるのは重量部
を示す。
実施例1 三つロフラスコに2−エチルへギンルアクリレート95
部、アクリル酸5部を仕込シ、不活性ガス下でさらに酢
酸エチルを25 Of! 添加する。これに重合開始剤
としてのアゾビスイソブチロニトリルを0.3部添加し
、酢酸エチルを滴ドしつつ反応温1Ji60〜64′″
Cで1−0時間屯合を行い、固型分名)度35重量係、
粘朋(at 3 (1’(J”、 )7 !’i (l
ボ「ズの共重合物(Tg−5:3℃)の溶液を得る○ この共重合物溶液の固1〜11分1()0部に対し7て
、グロブフッロール10÷t197ラノリン5 fi3
に均一混合したものを添加混合し、これを離ノー1.リ
ライナー上に乾燥後の厚みが50pmとなるように塗布
乾燥し゛C成形し、これを酸化処理を表面に姉したポリ
エチレンフィルムの処理面を介し7て貼り合わせて圧后
し、本発明の医薬製剤を14−する。
実〃f!i例2 2−エチルへギンルアクリレート55部、エトキシエチ
ルアクリレート15部、rJI; r1ジビニル30部
、過2化−Cンゾイル0.1部を三つロフラスコに入れ
、さらに酢酸エチルを滴下しつつ反応γ晶度約(i 0
 ”Cで12時間重合を行い、固型分tx lr+: 
:32重が%、粘度(at 3(I、 ℃) 650ボ
イズの共重合物(’Tg−49℃)の溶液を得る。以下
実施例1と同様の操作を行ない、本発明の医薬製剤を得
る。
実施例3 三つロフラスコにイソオクチルアクリレート及びブチル
アクリレート夫々50部を仕込み1重合開始剤としての
アゾビスイソブチロニトリルを0.3部添加し、酢酸エ
チルを滴下しつつ反応温度60〜64℃で8時間重合を
行い、固型分濃度40重量%、粘度(at 3(j ’
C,) 410ポイズの共重合物(Tg−51℃)の溶
液を得る。
こ゛の共重合物溶液の固型分100部に対して、プロプ
ラノロール8部をN−メチル−2−ピロリド75部と均
一混合したものを添加混合し、これを離型ライナー上に
乾燥後の厚みが60μmとなるよう、に塗布乾燥して成
形し、これをポリウレタンフィルム(厚さ80μm)と
貼り合わせて圧着し、本発明の医薬製剤を得る。
第1表は、本製剤10(joz/を人胸部に貼布した後
の血漿中プロプラノロール濃度を示したものである0 第   1   表 第1表中の血漿中濃度測定法 採血した血液を直に遠心
分流して得た而’Ill 1 ”e ニ(15tA  
N8.+HPOa水浴液(pH9,5)’0.5 m(
lおよびプロネタロールのメタノールld液(lμq/
nie ) 5 (]μeをノ用えたr燈、エーテルで
抽出し、ニー1ル層から0.5N−塩酸で抽出し、さら
にI N −NaOHでpH11にして再びニー1ルで
抽出して、窒紮気流下で乾固する。これに20%無水ペ
ンタフルオロプロピオンe −酢酸エチル溶液25μ4
を加え、20秒間撮とり混合した後、30℃で30分間
放置する。3次に室1品で窒素気流下乾固し、n−ヘギ
ザン100 pg ’、L加えて、容解し、ガスクロマ
トグラフ用試料とする。この試料を決起条件に設定した
ガスクロマトグラフで測定する。
線源: 13m0iのal N t ギヤリヤーガス:窒累ガス40me/+oinカラム温
度、190°C 検出器温度: 3500 注入口温度:300℃ カラム;内径4mm、長さ1.8 mmのガラス製カラ
ム 充填剤=3%シリコンOV −17/Gq、schro
m Q(100−80メツシユ) 特許出願人 日東電気工業株式会社 代表者土方三部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)裏打ち部材と、該部材の一方の表面に形成された薬
    物含有基材層とからなシ、前記部材は適用体表面の伸縮
    挙動に追従するに充分な可撓性かつ伸張性を有し、前記
    基材はガラス転移温度(Tg)を−70℃−一−10°
    Cに調整した常温で感圧接着性を有する重合物とプロプ
    ラノロールとを必須成分とすることを特徴とする医薬製
    剤0 2)薬物含有基材が吸収促進剤及び/又は溶解剤を含む
    ものである特許請求の範囲第1項記載の医薬製剤。 3)基材中のプロプラノロール含有量が1〜25重t%
    である特許請求の範囲第1〜2項のいずれかに記載の医
    薬製剤0 °\
JP15842182A 1982-09-10 1982-09-10 医薬製剤 Granted JPS5948416A (ja)

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