JPS5948375B2 - 磁気現像方式における磁力調整方法 - Google Patents

磁気現像方式における磁力調整方法

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JPS5948375B2
JPS5948375B2 JP10411676A JP10411676A JPS5948375B2 JP S5948375 B2 JPS5948375 B2 JP S5948375B2 JP 10411676 A JP10411676 A JP 10411676A JP 10411676 A JP10411676 A JP 10411676A JP S5948375 B2 JPS5948375 B2 JP S5948375B2
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magnetic
magnetic force
magnet
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JP10411676A
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JPS5329724A (en
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光雄 長谷部
泰 古市
司 安達
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、磁気現像方式における磁力調整方法に関する
ものである。
粉体の現像剤を磁気的に保持し、現像部へ持ちきたして
、静電潜像の現像に供する現像方式は、一般によく知ら
れている。
第1図は、そのような現像方式の現像装置の1例を示し
ている。
即ち図において、符号1は感光体、符号2は現像剤タン
ク、符号3はスリーブ、符号31乃至33は磁石、符号
4はセパレーター、符号5は撹拌部材、符号6はドクタ
ー板をそれぞれ示している。感光体1はドラム状に形成
され、矢印方向へ回動可能であつて、現像さるべき静電
潜像はその周面に形成されている。
現像剤タンク2は、その底部に、磁性体キャリアとトナ
ーとを混合してなる現像剤Dを貯えている。
スリーブ3は、非磁性体で、中空シリンダーに形成され
、その回動軸を感光体1の回動軸と平行にして、その周
面が、感光体1の周面と定位置で近接するように配設さ
れる。感光体1の周面と、スリーブ3の周面との近接部
を現像部と称する。磁石31乃至33は、細長い棒状で
あつて、その長さ方向に垂直な幅方向へ磁化されており
、スリーブ3内の定位置に、その一方の磁極がスリーブ
3の周面側を向くようにして固定される。スリーブ3は
、このように、装置空間の定位置に園芸された磁石31
、32、33のまわりに回動する。すると、磁石31、
32、33がスリーブ3の外周面近傍に形成する磁場の
作用により、現像剤Dは、スリーブ3の周面に保持され
、スリーブ3の矢印方向への回動により、現像部へ搬送
され、’ 現像部において磁石33の磁力により磁気ブ
ラシに形成され、その穂先が、静電潜像を担持する感光
体1の周面に接触することにより現像がなされる。現像
部へ搬送される現像剤Dの搬送量は、現像・ 剤タンク
2の感光体1に最近接する端部に配設されたドクター板
6により規制される。
現像に寄与した現像剤Dは、スリーブ3の回動とともに
移動し、磁石33の磁場の束縛を解除されると、その長
さ方向に沿う一側端部をスリーブ3の周面に当接させた
細長い板状のセパレーター4によりスリーブ3の周面か
ら分離し、現像剤タンク2中に回収され、攪拌部材5に
より攪拌される。
さて、このような現像装置において、磁石31,32,
33の磁力、即ち、これらの磁石がスリーブ3の外周面
近傍に形成する磁場の強さが、現像の良否に影響する。
即ち、磁石31の磁力は、現像剤Dの汲み上げを決定し
、磁石32の磁力は、ドクター板6による現像剤搬送量
の規制を左右する。
そして磁石33の磁力は現像部における磁気ブラシの穂
立ちを左右し、これによつて、可視像における画質の良
否が直接に左右されるのである。しかるに、このような
目的のために製造される磁石においては、個体間におけ
る磁力のバラつきが大きく、スリーブ3の周面外近傍に
おいて、所望の磁場を得るのに、磁石を組み付けるとき
に、その組み付け位置をー々調整することによつており
、面倒であつた。
本発明の目的は、このような不都合を回避しうる、磁力
調整方法を提供することである。
以下、図面を参照しながら、本発明を説明する。
第2図は、本発明による磁力調整方法を示す説明図であ
る。図中、符号7は磁石を示しているが、この磁石は、
第1図における磁石31,32,33のーつとして供し
うるものである。
即ち、磁石7は、図面に垂直な方向へ細長い棒状であつ
て、その長さ方向に垂直な方向へ磁化されており、磁力
線は図に示すようにN極から出てS極へ向つているが、
磁力を調整するとは、この場合、磁石7の磁極近傍にお
ける磁力線の分布を調整することに他ならない。この目
的を達成するのに、本発明においては、以下のようにす
るのである。
即ち第2図(■)に示すように、磁性体で板状に形成し
た磁力調整部材81,82を、磁石7の長さ方向に沿う
側面、即ち長さ方向に沿う端面のうち、磁極となつてい
ない端面部の近傍に配設するのである。すると、磁力調
整部材81,82の透磁率に応じて磁力線の一部は、磁
力調整部材81,82中に引きこまれるため、磁力線の
、極近傍における分布は、第2図(1)に示す状態から
同図(H)に示す如き状態へと変化する。
磁力調整部材81,82の形状、即ち、図中で上下方向
に対応する幅や厚さ、あるいは、配設位置を調整するこ
とによつて、これら磁力調整部材への磁力線の引き込み
本数や、引き込みの状態を変えることができ、これに応
じて磁石7の磁極近傍における磁場の様子を、所望のも
のに調整できる。
目的に応じて磁力調整部材81,82のうちの一方を単
独に用いてもよいことはいうまでもない。従つて、第1
図に示す如き現像装置の場合、所望の磁力より強目の磁
力を有する磁石を製造し、それらの個々を、上記の如き
方法で磁力調整し、さらに磁力調整部材を、該磁石に一
体化すれば、このようにして得られる磁石はすべて所望
の磁力に調整されているから、現像装置への組み付けに
際しては、これら磁石を、現像装置中に常に一定した態
位に装備すれば良く、組み込み時の、位置調整は不要と
なり、組み付けは極めて容易となる。
又、第3図に示す磁力調整部材83のように、磁石7の
長さよりも短かいものを用いれば、同図のグラフのよう
に、磁石7の長さ方向両端部近傍で他の部分よりも磁力
を強くしたりすることもできる。このように、磁力調整
部材の形状、配設位置の他、その寸法を変えたりするこ
とにより、略任意の磁場を所望の空間に形成することが
できる。又、本発明による磁力調整方法は、第1図に示
すごとき現像装置のみならず、第4図に示すごとき現像
装置に対しても又適用できる。第4図において、符号1
1は現像剤タンクを示しており、現像剤タンク11は現
像剤Dを貯えている。
現像ローラ−12は、磁性体であつて、現像剤タンク1
1中に、矢印方向に回動可能に配設される。
細長い棒状で、その長さ方向に垂直な方向に磁化された
磁石13は、その長さ方向を現像ローラ−12の回動軸
と平行にして、その一方の磁極を現像ローラ−12側に
向け、現像ローラ−12の上方に固設される。
磁石13の他方の極には、磁性体の結磁部材14が固定
され、結磁部材14は、第5図に示す如くして磁石13
と現像ローラ−12とを結磁する。
これによつて、現像ローラ−12中に、磁石13の、現
像ローラ−12に向いた磁極の対極が生ずる。現像ロー
ラ−12の周面は、微細な凹凸形状を有し、現像ローラ
−12が回動するとき、現像剤タンク11中の現像剤D
は、この凹凸形状により現像ローラ−12の周面に汲み
上げられ、現像ロ−ラ−12と磁石13との対向部にお
いて、磁石13の現像ローラ−12側の磁極と、現像ロ
ーラー12中に生じたその対向極とにより形成される磁
場の作用により磁気ブラシに形成される。
潜像担持体10は、搬送ローラ−15,18、ガイド1
6,17により構成される搬送路を矢印方向へ搬送され
、現像部即ち、現像ローラ−12と磁石13との対向部
を通過するさい、その担持する静電潜像が上記磁気ブラ
シにより可視像化されるのである。このような方式の現
像装置に対し、本発明の磁力調整方法を適用するには、
例えば第6図に示すように、磁石13の、磁極でない側
面近傍に、横断面鈎の手状の磁力調整部材19を、その
板状部を上記側面にのぞませて装備すれば良い。
該例では、調整ねじ20を回動させることにより、磁力
調整部材19を上下方向へ移動させることができるよう
になつており、これにより、現像部における磁場を所望
のものに容易に調整できる。以上、本発明によれば、簡
単な装置により実施でき、極めて容易に磁力を調整しう
る磁気現像方式における磁力調整方法を提供できる。
また、本発明は、上記例に示した現像方式のみならず、
磁石を用いる磁気現像方式であれば、どのような現像方
式であつても適用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来知られている磁気現像方式の現像装置の
1例を示す一部断面正面図、第2図は、本発明の原理を
説明するための図、第3図は、本発明による磁力調整の
】例を示す図、第A図は、他の磁気現像方式の現像装置
の1例を示す一部断面正面図、第5図は、第4図に符号
12で示す現像ローラー、符号13で示す磁石、符号1
4で示す結磁部材相互の関係を示す一部切欠き側面図、
第6図は、第4図に示す現像装置に対して本発明を適用
した場合の、磁力調整部材配設のl例を示す正面図であ
る。 7・・・・・・磁石、81,82,83・・・・・・磁
力調整部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 粉体の現像剤を磁気的に保持して静電潜像の現像に
    供する磁気現像方式において、現像剤保持用の磁場を形
    成する磁石の磁力を調整する方法であつて、磁石の長さ
    方向に沿う側面近傍に、磁性体により形成された板状の
    磁力調整部材を配設し、上記磁力調整部材の形状、寸法
    、配設位置を変えることにより、上記磁力調整部材中に
    引き込まれる、上記磁石からの磁力線の数を変えること
    により、上記磁石の周囲に、所望の磁場を形成すること
    を特徴とする磁気現像方式における磁力調整方法。
JP10411676A 1976-08-31 1976-08-31 磁気現像方式における磁力調整方法 Expired JPS5948375B2 (ja)

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JP10411676A JPS5948375B2 (ja) 1976-08-31 1976-08-31 磁気現像方式における磁力調整方法

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JPS5329724A JPS5329724A (en) 1978-03-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS56133761A (en) * 1980-03-25 1981-10-20 Ricoh Co Ltd Magnetic brush developing device

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JPS5329724A (en) 1978-03-20

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