JPS5947987B2 - 加筆・修正可能なマツトフイルム - Google Patents

加筆・修正可能なマツトフイルム

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JPS5947987B2
JPS5947987B2 JP54129774A JP12977479A JPS5947987B2 JP S5947987 B2 JPS5947987 B2 JP S5947987B2 JP 54129774 A JP54129774 A JP 54129774A JP 12977479 A JP12977479 A JP 12977479A JP S5947987 B2 JPS5947987 B2 JP S5947987B2
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幸雄 品川
純生 大谷
浩一 末松
英夫 川口
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Fuji Photo Film Co Ltd
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    • B44DPAINTING OR ARTISTIC DRAWING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; PRESERVING PAINTINGS; SURFACE TREATMENT TO OBTAIN SPECIAL ARTISTIC SURFACE EFFECTS OR FINISHES
    • B44D3/00Accessories or implements for use in connection with painting or artistic drawing, not otherwise provided for; Methods or devices for colour determination, selection, or synthesis, e.g. use of colour tables
    • B44D3/18Boards or sheets with surfaces prepared for painting or drawing pictures; Stretching frames for canvases
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/76Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
    • G03C1/95Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers rendered opaque or writable, e.g. with inert particulate additives
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は加筆・修正可能なマットフィルムに関し、特に
疎水性支持体の片面又は両面にマット層を設け、その1
つのマット層の上に直接またはその層上に形成されたウ
オツシユオフレリーフ像から成る画面中に、加筆したわ
消しゴムで容易に消したり出来るようにした加筆・修正
可能なマットフィルムに関するものである。
マットフィルムとは、一般に伸縮の少ない疎水性支持体
の上に、二酸化珪素、酸化チタン、ガラス粉末等のマッ
ト剤を含有するマット層を有して成レ、その使用形態と
しては、1つは、マットフィルムそのままの形で製図用
に用いたシ、さらに、他の形態としては、マット層の上
に、感光性乳剤層を設け、画像を露光し、現像後、非画
像部分を流出・除去する、云わゆるウォッシュ−オフ(
wa−sh−off)感材の支持体として用いたりする
マットフィルムは、その目的から、要求される性能の内
、主なものは次の2点である。(1)抗長力、引裂強度
、耐折強度に秀れ、カーリングが少なく温湿度による寸
法変化が少ないこと。
(il)製図用インク、鉛筆等による筆記性がよく、か
つ筆記後、消しゴム等により消去する際の消去性がよい
こと。本発明は特に(■i)の加筆・修正適性を改良す
るものである。
従来、マットフィルムのマット層のバインダーとしては
、塩化ビニリデン共重合体(例えば英国特許第1047
697号)、ポリメチルメタアクリレート(例えば、米
国特許第3353958号)、ポリエステル又はポリエ
ステルアミド(例えば米国特許第3627563号)、
酢酸セルロース(例えば特公昭49−48844号)、
セルロースエステルとポリエステル@訟昭49−394
14号)、等が知られている。これらのバインダーよシ
成るマット層は鉛筆で加筆し、そこを消しゴムで消去す
るという操作を行うと、鉛筆の加筆のあとが黒<残わ、
完全に消去できなかつたり又強く消しゴムで消去すると
マット層がけずシとられる事がしばしぱあつた。本発明
は、これらの欠点を改良し加筆消去の繰わ返しが少くと
も10回以上は可能なマット層を提供することである。
本発明によれば、マット層のバインダーにポリメチルメ
タアクリレート又はメチルメタアクリレートを少くとも
80(重量)Cf6含有する共重合体とニトロセルロー
スとを混合し、マット層のバインダ一として用いる事に
より加筆・消去の繰り返し可能なマツトフイルムがえら
れる。
メチルメタアクリレートの共重合体としては例えばメチ
ルアクリレート、エチルアクリレート、ブチルアクリレ
ート、スチレン、メチルスチレン、クロロスチレン、酢
酸ビニル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、アクリル酸、
アクリロニトリル、グリシジルアクリレート、グリシジ
ルメタアクリレート、ヒドロキシエチルアクリレート等
のビニル化合物との共重合体を上げることが出来る。
ポリメチルメタアクリレートあるいはポリメチルメタア
クリレート共重合体とニトロセルロースの混合比は、ニ
トロセルロースが50〜5重量%がよく望ましくは40
〜10重量%がよい。本発明に於けるマツト剤としては
、二酸化珪素を用いるが、その他に、酸化チタン、酸化
亜鉛、澱粉、硫酸バリウム等を併用してもよい。二酸化
珪素としては、云わゆる結晶性シリカが好ましく、市販
品としては、クリスタライト一FM−1、一VXR(龍
森(株)販売)を入手することが出来る。マツト剤の大
きさに、特に限定はないが、平均粒子サイズ0.5〜1
0μ、特に1〜5μであることが好ましい。本発明に用
いる疎水性支持体としては、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリエチレンナフタレートの如きポリエステルフイ
ルム、セルロースアセテート、セルロースアセテートプ
チレートの如きセルロースエステルフイルム及び、ポリ
カーボネートフイルム等を挙げることが出来るが、寸法
安定性のよいポリエステルフイルムを好ましく用い.る
ことが出来る。
疎水性支持体上ヘマツト層を設けるに際してはバインダ
ーを溶剤に溶解し、その中へマツト剤を加え、アトライ
ター、サンドグラインダー、ホモミキサー、ボールミル
などで分散し、支持体に塗 ・布すればよい。
用いる溶剤としては、アセトン、メチルエチルケトン、
シクロヘキサノンなどの様なケトン類;酢酸エチル、酢
酸プロピル酢酸ブチルのようなエステル類;ジオキサン
、テトラヒドロヒランの様なエーテル類;メタノール、
エタノ −ール、プロパノール、ブタノール、ジアセト
ンアルコールのようなアルコール類;メチレンクロライ
ド、エチレンクロライド、プロピレンクロライドなどの
様なクロライド類;フエノール、クレゾール、レゾルシ
ンなどの様なフエノール類;メチルセロソルプ、エチル
セロソルブ、メチルセロソルプアセテート、チメチルホ
ルムアミド;などを単独又は二種以上混合して使用出来
る。マツト層の中には塗布助剤、架橋斉〔白色化剤等を
添加しても何ら支障はない。
白色化剤としては酸化チタン(0.1〜0.5μ)が好
ましい。酸化チタンの塗布量は0.03〜 3,/イ、
特に0.05〜2,/w?であることが好ましい。マツ
ト層は直接支持体に塗布してもよいし、支持体の上に下
引層を設けその上にマツト層を塗布してもよい。
マツト層を塗布する為の下塗層としては、バインダーと
して、ニトロセルロース、セルロースジアセテートの如
き、セルロースエステル、ポリエステル、スチレン−ブ
タジエン系共重合体、塩化ビニリデン系共重合体、を単
独又は組合せて用い、メタノール、アセトン、メチルエ
チルケトン等の有機溶剤を用いて塗布する。
該下塗層には必要により,クレゾール、p−クロルフエ
ノール、レゾルシン等のPETの膨潤剤を含有せしめる
ことが出来る。
マツト層の塗布はグラビア塗布、エクストルージヨン塗
布、デイツプ塗布、バー塗布、ローラービード塗布など
通常の塗布方式を用いる事が出来る。
乾燥温度としては50〜140℃、乾燥時間としては3
0秒〜10分であることが望ましい。
マツト剤の塗布量は1平方メートル当レ1〜20v、特
に3〜IOVであることが好ましい。ポリメチルメタア
クリレートの塗布量は、1平方メートル当791〜10
t、特に2〜5tであることが好ましい。ニトロセルロ
ースの塗布量は1平方メートル当り0.5〜10V、特
に1〜5Vであることが好ましい。次に、本発明のマツ
トフイルムをウオツシユーオフ(Wash− 0ff)
感材用支持体として用いる場合について記載する。
ウオツシユーオフ感材の特徴は、感光性乳剤層の画像部
分(即ち露光された部分)のみが現像時に硬化され、非
画像部分[口ち未露光部分)は硬化されないため、現像
後、流水により非画像部分が除去され、画像部分が、云
わゆるレリーフ状に残ることにある。
従つて、ウオツシユーオフ感材は、現像された部分のみ
を硬化する云わゆる硬化型現像主薬(以下、タンニング
現像主薬と記す)を用いる点に最大の特徴を有する。
タンニング現像主薬は、感材中に含有せしめてもよいし
、処理液中に存在せし !めてもよい。タンニング現像
主薬としては、カテコール、4ーフエニルカテコール、
ハイドロキノン、ピロガロール、ジヒドロキシピフェニ
ル、ポリヒドロキシスピロビスインダン等を挙げること
が出来、さ 1らに、米国特許第2、592、368号
、同第2、685、510号、同第3、143、414
号、同第2、751.295号、同第3、440、04
9号明細書等の記載を参考にすることが出来る。
1これ
らのタンニング現像主薬を感材中に含有せしめる場合は
、感光性乳剤層中のハロゲン化銀1モル当り0.005
〜1モル、特に0.01〜0.3モルであることが好ま
しい。添加場所は、感光性乳剤層に限らずその隣接層に
添加することも出来る。シタンニング現像主薬を感材中
に含有せしめる方法としては、米国特許第3、440、
049号に記載されている如く該化合物のアルカリ溶液
を中和する方法の他にシクロヘキサノン、アセトン、メ
トキシエタノール、エトキシエタノール、エチニレング
リコール、ジオキサン、ジメチルホルムアミドのような
水可溶性有機溶媒に溶解して分散する方法或いはフタル
酸ブチル、フタル酸ジノリル、安息香酸ブチル、セバチ
ン酸ジエチルヘキシル、ステアリン酸ブチル、マレイン
酸ジノニル、クエ・ン酸トリブチル、リン酸トリクレジ
ル リン酸ジオクチルブチル、リン酸トリヘキシル、リ
ン酸トリオクタデシル、など米国特許3、676、13
7号に記載されているようなカプラー分散用高沸点有機
溶媒やコハク酸ジエチル、アジピン酸ジオクチル、53
−エチルビフエニル等に溶解し分散する方法等が利用で
きる。更に本発明に用いる硬化性現像薬を上述した溶?
?解した溶液を親水性保護コロイド溶液中に分散する際
に用いる界面活性剤としてサポニンをはじめ、アルキル
スルフオコハク酸ナトリウム、アルキルベンゼンスルフ
オン酸ナトリウム等を用いることもできる。
本発明に係るウオツシユーオフ感材は、本発明のマツト
フイルム上に感光性乳剤層として、ハロゲン化銀乳剤層
を有して成シ、必要により、アンチハレーシヨン層、表
面保護層等を有して成る。
ハロゲン化銀としては、塩化銀、塩臭化銀、臭化銀、沃
臭化銀、沃頃臭化銀等を用いることが出来る。??辻格
呆獲コロイドとしては、ゼラチン、カルボキシメチルセ
ルローズ、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ン等を用いることが出来るが中でもゼラチンが好ましく
、ゼラチンとしては、云わゆる石灰処理ゼラチン、酸処
理ゼラチン、酵素処理ゼラチン等の他に、ゼラチン誘導
体も用いることが出来る。
ハロゲン化銀乳剤層には、この他に、カブリ防止剤、ポ
リマーラテツクス、界面活性剤、化学増感剤、分光増感
色素、等を含有せしめることが出来るが、これら添加剤
については、リサーチ・ディスクローシャー誌(Res
earchDiselOsure)176巻22〜29
頁(1978年12月)の記載を参考にすることが出来
る。表面保護層には、親水性保護コロイドの他に、マツ
ト剤、界面活性剤、ポリマーラテツクス、コロイダルシ
リカ、等を含有せしめることが出来る。
本発明と係るウオシユーオフ感材には、支持体としての
マツトフイルムと、感光性乳剤層との間に、アンチハレ
ーシヨン防止層を設けるのが好ましい。アンチハレーシ
ヨン層は、親水性保護コロイドの他に、光吸収物質とし
て、カーボンブラツクやコロイド銀の他に、前記リサー
チ・ディスクローン誌に記載の染料を含有することが出
来るが、特にカーボンブラツク又はコロイド銀が好まし
く用いられる。又、マツトフイルム表面へ、ハロゲン化
銀乳剤層、アンチハレーシヨン層等の親水性コロイド層
を設ける為に、マツト層上に、ゼラチンを主成分とする
云わゆるゼラチン下塗層を設けることが出来る。
本発明に係るウオツシユーオフ感材の現像処理方法には
特に、制限はなく、例えばタンニング現像主薬を感材中
に含有する場合は、云わゆるアクチベータ一浴で処理す
ればよい。
アクチベータ一浴とは、基本的には一般的な黒白現像液
から現像主薬を除去したものであり、PH緩衝剤、カブ
リ防止剤、現像促進剤、硬水軟化剤等を含有することが
出来る。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに説明するが、本発
明はこれに限定されるものではない、実施例 に軸延伸
結晶化させたポリエチレンテレフタレートフイルムに次
の溶液を15V/イ塗布し、120℃で10分間乾燥し
た。
この層の上に次の組成よりなるマツト剤分散液(a)及
び(b)を40f7/W7塗布し120℃で5分間乾燥
してサンプル〔A〕及び〔B〕を各各作つた。
サンプル〔A〕及び〔B〕のマツト面に6Hの鉛筆で加
筆し、製図用消しゴムで消去するという操作を繰わかえ
した結果、サンプル〔A〕は3回目には消しゴムでこす
つても鉛筆のあとは完全に消えず黒く残つていた。一方
サンプル〔B〕は15回繰わ返し加筆・消去を行つたが
鉛筆のあとは完全に消去しえた。実施例 2 (I)支持体の作成 二軸延伸結晶化した100μ厚さのポリエチレンテレフ
タレートフイルムに次の組成の溶液を10f/一を塗布
し120℃で5分間乾燥した。
次いで次の組成よりなるマツト剤分散液50y/w?塗
布し120℃で10分間乾燥した。次いでこのマツト層
の上に更に次の液を10f7/w?塗布し120℃で1
0分間乾燥した。特公昭49−26580に記載されて
いるポリ(Ii)ウオツシユーオフ感材の作成水760
y中にゼラチン60Vと塩臭化銀1.1モル(臭化銀3
0モル96)とを含む乳剤をつくつた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 疎水性支持体上に、マット剤として二酸化珪素を含
    有するマット層を有して成るマットフィルムに於て、該
    マット層のバインダーとしてポリメチルメタアクリレー
    ト又はその誘導体とニトロセルロースを用いることを特
    徴とする加筆・修正可能なマットフィルム。
JP54129774A 1979-10-08 1979-10-08 加筆・修正可能なマツトフイルム Expired JPS5947987B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54129774A JPS5947987B2 (ja) 1979-10-08 1979-10-08 加筆・修正可能なマツトフイルム
US06/339,799 US4366239A (en) 1979-10-08 1982-01-15 Polyester base drafting film with nitrocellulose and polymethylmethacrylate layer

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JP54129774A JPS5947987B2 (ja) 1979-10-08 1979-10-08 加筆・修正可能なマツトフイルム

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JPS5653067A JPS5653067A (en) 1981-05-12
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