JPS5947585B2 - カツテ−ジチ−ズ様食品の製造法 - Google Patents

カツテ−ジチ−ズ様食品の製造法

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JPS5947585B2
JPS5947585B2 JP1412078A JP1412078A JPS5947585B2 JP S5947585 B2 JPS5947585 B2 JP S5947585B2 JP 1412078 A JP1412078 A JP 1412078A JP 1412078 A JP1412078 A JP 1412078A JP S5947585 B2 JPS5947585 B2 JP S5947585B2
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勝啓 小笠
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俊夫 大橋
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Morinaga Milk Industry Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 本発明は木綿豆腐状の外観を呈し、カッテージチーズの
風味と組織の性状とを有するカッテージチーズ様食品の
製造法に関する。
更に詳しくは、加熱殺菌した牛乳または牛乳と豆乳との
混合物に乳酸菌及びまたは凝固剤を添加し、凝固物(以
下カードと記載する)を形成せしめ、次いで脱水してカ
ードの固形分含量を16.5〜25.0%(重量。
以下同じ)に調整し、次いで脱水したカードに低メトキ
シルペクチンを最終製品当り0.1〜1.0%(重量。
以下同じ)の割合で添加し、攪拌混合した該混合物を容
器に充填し、加熱し、製造することを特徴とする保存性
のよいカッテージチーズ様食品の製造法である。
熟成させないチーズとして、古くから世界で最も広く作
られているカッテージチーズは、「高蛋白含量の低カロ
リー食品」として温和な風味と柔い舌ざわりが好まれ、
近年わが国においても消費が著しく伸びている。
このチーズには、スィートカードカッテージチーズ、フ
レーク型カッテージチーズ、低酸度しンネツI・型カッ
テージチーズなどのカード粒子が大粒で酸味の少ないチ
ーズ、またクリームを添加したクリームドカツテージチ
ーズなどがある。
これら各種のカッテージチーズの伝統的な製造方法にお
けるカードの切截工程、ホエーの排除工程、カードの水
洗工程等は、非常に煩雑であり、均一な品質の製品を製
造することは困難であり、更にこのチーズは非常に腐敗
しやすく、低温常圧下で包装された製品は、カビ、酵母
等により急速に悪化する欠点を有している。
現在わが国で市販されているカッテージチーズには、こ
の保存性を改良するために、デヒドロ酢酸(DHA)等
の防腐剤が添加されている。
しかし、保存性を改良できたとしても、防腐剤を添加す
ること自体は好ましいことではない。
カッテージチーズの製造工程の簡便化と保存性の改良を
試みた従来技術としては、次のようなものがある。
米国特許第2,701.204号には、脱脂乳もしくは
低脂肪含量の牛乳を用いて、酸度が少なくとも0.68
%以」−1そのpHが4.8以下の条件で酸凝固を終了
し、次にこの酸凝固したカードを80〜100’Fの温
度の条件下で遠心分離し、20%以上の固形分を含有す
るカッテージチーズ等に用いられるカードを得る方法が
記載されている。
更に、同一出願人の米国特許第2.701.202号に
は、上記と同様の酸凝固及び遠心分離条件で得られた8
%以下の脂肪、20%以上の固形分を含有する分離カー
ドを少なくとも130°Fの温度で加温しそれからカッ
テージチーズを得るために約145°F(62,8℃)
の温度で加熱した後、冷却し、包装する方法が記載され
ている。
しかしながら、前記の方法のように、遠心分離によりカ
ードを分離することは工程を簡便化する」―で望ましい
方法である力へ発酵したカードを温度等の条件を一定範
囲内にしで、遠心分離するためにその条件の設定が難し
く、また、大量に均一なカードを分離するためには、そ
の分離条件を変動させながら遠心分離する必要があり、
上記2発明は、必ずしも望ましい方法ではない。
更に、後者の発明は保存性を高める目的で、遠心分離後
のペースト状を呈する分離カードを単に加熱し、冷却、
充填しているにすぎず、後述する試、験から兄ても明ら
かな如く、保存性が充分でなく、また、保存中にカード
がら離水を生じ、商品価値を失う欠点がある。
米国特許第3.697.293号には、常法による酸凝
固及びカードの切截後、130’F以下の温度条件下で
長時間カードを加温攪拌し、次いで、90〜130°F
の温度で水洗後一定の固さを持ったカードを得、得られ
たカードにクリームを添加し、後このクリーム添加カー
ドを容器に充填するまで蒸気の噴射により、130°F
(54,5℃)〜170°F(76,7℃)の温度で加
熱し、最終製品の固さの約60%以下の固さの加温クリ
ーム添加カードを得、容器に充填後望ましい固さを確保
するまで130〜170°Fの温度で製品入り容器を加
熱することにより好ましい固さを有する保存性の優れた
クリーム添加カッテージチーズを製造する方法が記載さ
れている。
この方法にお−いて、クリームを添加する前のカードは
、温度処理条件が異なるが、従来法と同様の煩雑な工程
を経なければ得られない欠点を有する。
また、加熱により製品の組織を一定の固さにする条件の
設定も難しく、しかも製品は長期保存には向かない。
更に、後述する試験で示す様に保存性を改善する目的で
前記発明記載の温度以上の高温でクリーム添加カードを
加熱した場合、得られた製品は保存中に離水が著しく商
品価値が乏しい。
一方、カッテージチーズ製造の際のもう−っの重要な点
であるカッテージチーズの組織、特にカードからホエー
の分離を防止する方法として、Dairy Indus
tries、 33巻、6号、384−388頁、19
68年、には、クリーム添加カッテージチーズの安定剤
として、アルギン酸ナトリウム、ローカスト・ビーン・
ガム、トラガント・ガム、グアーガム、硫酸カルシウム
、アルギン・カラゲーナン等が0.5%以下で使用でき
ると記載され、また、AmericanDairy R
eview、38巻、4号、34J−34N頁、197
6年には、クリーム添加カッテージチーズにおける適切
な粘性の付与、クリームの乳化の安定、カードからのホ
エーの離水防止、カードに対するクリーム等の付着性の
向上環の効果を発揮させるために、キサンタン・ガ゛ム
、カラゲーナン、ローカスト・ビーン・ガム、グアーガ
ム、ガラクトマンナン、植物ガム、ショ糖、無機塩類、
グリセリンモノステアレート、アルギン酸プロピレング
リコールエステル等を適宜組み合わせて使用し、その中
でキサンタンガムとガラクトマンナンの組み合わせが最
も効果があったと記載されている。
しかしながら、上記2つの文献及び前記したいずれの文
献にも、安定剤を添加してカードを加熱した場合のカー
ドの離水防止及びカードの組織についての記載はない。
一方、低メトキシルペクチン(以下L−Mペクチンと記
載する)の性質についでは、一般に次の様なことが知ら
れでいる。
L−Mペクチンは低い糖度、あるいは糖を含まない溶液
中で酸の有無にかかわらず、カルシウムやマグネシウム
などの二価以上の金属イオンの存在でゼリー化する特徴
がある。
この性質を応用してヨーグルトのホエー分離防止、安定
性向上に使用されたり、アイスクリームの組織・風味の
改良及び果実やナツツを加えて均一に混合させるための
安定剤、更に、牛乳を加えて家庭で作るプリン状デザー
ト等の安定剤として広く使用されている。
しかしながら、前記した如く、カッテージチーズ製造の
際の安定剤としてL−Mペクチンを利用した例はなく、
まして酸凝固したカードにL−Mペクチンを使用し、高
温加熱処理することにより、凝固したカードがカッテー
ジチーズ状の組織を保持しつつ、かつホエーの離水防止
効果を有することを記載した例はない。
以上、記載した如く、これらの従来方法においても製造
工程が複雑であり、未だ保存性がすぐれ、大量に生産で
き、かつ、組織もすぐれ、長期保存可能なカッテージチ
ーズを得るための製造方法はない。
特に、従来の簡便的なカッテージチーズの製造における
遠心分離カードを用いた殺菌の温度と条件ではカードの
殺菌は不充分であり、また、加熱したカードを容器に充
填する場合、製品の充填時等の二次汚染を完全に防止で
きないので、製品中に残存する細菌によりミ製品は保存
中、早期に腐敗する。
また、後述する如く、単に遠心分離したカードをL−M
ペクチンの添加なしに高温加熱しただけでは保存中に加
熱した凝固カードから離水を生じ、商品価値の高いカッ
テージチーズ様食品は製造できない。
本発明の目的は従来知られているカッテージチーズの製
造方法よりも、組織、保存性のすぐれたカッテージチー
ズ様食品を簡便な工程で、かつ、大量に製造する方法を
提供することにある。
本発明者らは、前記目的を達成するため鋭意研究を行な
った結果、凝固したカードの一部の水分を除去すること
により所定の固形分含量の分離カードを得、このカード
に一定量のL−Mペクチンを添加し、容器に充填し、加
熱することにより、極めてすぐれた製品が得られること
を見出した。
本発明の方法は、殺菌冷却した牛乳または牛乳と豆乳の
混合物に乳酸菌及びまたは凝固剤を添加し、カードを形
成せしめ、次いで一部の水分を脱水して、カードの固形
分含量を16.5〜25.0%(重量)に調整し、脱水
したカードに、L −Mペクチンを最終製品当り0.1
〜1.0%(重量)の割合で添加し、攪拌混合し、該混
合物を容器に充填し、加熱し、製造することを特徴とす
る保存性のよいカッテージチーズ様食品の製造法である
次に本発明の方法について工程順に詳述する。
本発明の方法に使用する牛乳は、全乳、脱脂乳、濃縮脱
脂乳、還元脱脂乳等であり、特に脱脂乳を使用するのが
望ましい。
また、豆乳としては丸大豆あるいは脱脂大豆から常法に
より製造された豆乳または市販の分離大豆粉を水に溶解
した豆乳を使用することができ、牛乳と適宜混合して使
用する(以下原料乳と記載する)。
牛乳と豆乳の混合は風味及び組織の性状から豆乳を牛乳
の25%以下(固形分当りの重量)の比率で行なうのが
望ましい。
原料乳の固形分含量は8〜12%に調製する。固形分含
量の高い原料乳を使用すると、カードに回収される固形
分量も多いので原料乳の固形分含量をできるだけ高くす
るのが望ましい。
しかし、原料乳の固形分含量が12%を超える場合、カ
ードの収率が高くなる反面、組織の良好なカードが得ら
れないため、原料乳の固形分含量を最高12%とするの
が望ましい。
また、使用する殺菌機としては、乳業界で一般に牛乳の
殺菌処理に使用されているバッチ式殺菌機またはプレー
ト式型あるいは直接式殺菌機のいずれも使用可能である
加熱は通常の牛乳の殺菌と同様の条件で実施されるが、
原料乳の一部に豆乳を使用する場合は、できるだけ高温
で殺菌するのが望ましい。
常法により殺菌された原料乳を冷却し、発酵タンク中に
移送し、乳酸菌及びまたは凝固剤を添加し、カードを形
成せしめる。
原料乳の凝固に使用する乳酸菌スターターとしては、従
来からカッテージチーズの製造に使用されているストレ
プトコッカス・サーモフィルス(Streptoc、o
ccus ther−mophilus)、ストレプI
・コツカス・ラクチス(Streptococcus
1actis)、ストレプトコッカス・タレモリス(S
treptococcus cremoris)、リュ
ーコノストック・シトロボラム(Leuconosto
ccitrovorum)、リューコノストック・デキ
ストラニカム(Leuconostoc dextra
nicum)等を単一もしくは混合して使用される。
また、レンネット、硫酸カルシウム、有機酸、グルコノ
デルタラクトン等の凝固剤を乳酸菌スターターと併用し
て使用するかまたは単独で使用してもよい。
乳酸菌及び凝固剤の使用量は従来法と同一であり、乳酸
菌を使用する場合の酸生成のための処理条件は、従来の
カッテージチーズ製造の際の条件と同様であり、酸凝固
カードのpHが4.8以下となるまで酸生成を行なう。
酸凝固のカードのpHが4.8を越える場合、脱水カー
ドが所望の固さを有しないので望ましくない。
従って、酸凝固の終了はpH4,8以下とするのが望ま
しい。
次に、得られたカードを攪拌し、カードを破壊し、破壊
したカードを脱水し、固形分含量を16.5〜25.0
%に調整する。
このカードの固形分含量は、後述する試験1により決定
された。
カードの固形分含量の調整は、カードから一部の水分を
除去することにより行なわれ、通常食品業界で使用され
ているカードコンセントレータ−等を用いるのが望まし
い。
そして所望の製造量、カードの固形分含量により、使用
する機種、回転数、ノズル等を適宜選択する。
カードを脱水する際、特別の条件を必要としないが、乳
酸菌を使用して得たカードの処理量が大量な場合(カー
ドの脱水に要する時間がかかりすぎる場合)は、発酵終
了後、直ちにカードを冷却し、発酵がそれ以上進行しな
い状態で遠心分離を行なうのが望ましい。
このような処理により大量のカードを脱水する場合でも
均一な性状の脱水カードが得られる。
次に、所望の固形分含量に調整したカードにL・Mペク
チンを最終製品当り0.1〜1.0%の割合で添加する
このL−Mペクチンの量は、後述する試1験2の結果か
ら得られたものである。
脱水カードにL−Mペクチンを添加する場合、あらかじ
めL・Mペクチンをできるだけ少量の水に添加し、加温
しながらホモミキサー等を使用して充分均一に溶解して
から脱水カードに添加する。
このとき同時に製品の風味を改良する目的で食塩、クリ
ーム、果汁等を適宜混合することも可能である。
次に脱水カードと安定剤等の溶液との混合物をニーダ−
等により均一に混和し、容器に充填する。
そして容器に充填した混合物を加熱した後、容器。
を密封するかまたは容器に混合物を充填した後、該容器
を密封し、加熱する。
前者の方法は容器に充填した混合物をトンネル式連続蒸
し機等で加熱し、加熱処理後、直ちに容器を密封する。
この場合使用する容器は広口状であり、加熱後密封でき
る容器であれば、どのような種類の容器を使用してもよ
い。
また後者の方法は容器に密封された混合物を容器ごと熱
水浸漬、電子レンジ、蒸し機等で加熱し、加熱処理後、
容器を放冷または冷却水等に浸漬して冷却する。
この場合、使用する容器1は、包装豆腐用のブロー容器
、塩化ビニリデンフィルムにより成形されるチューブ、
缶詰、牛乳用カルI・ン容器等であり、カードを充填後
密封でき、かつ加熱に耐える容器であれば、どのような
容器でも使用できる。
本発明における加熱処理は、通・常80℃15分間以上
の条件で行なわれ、製品の長期保存を考慮すれば、特に
90℃以上の温度で加熱処理することが望ましい。
以上記載した方法により長期間保存することができ、風
味、組織の良好なカッテージチーズ様食品を簡便な工程
で大量に製造することができる。
次に得られたカードの固形分含量を16.5〜25.0
%に調整する理由について試1験例を示して記載する。
試験 1 脱脂乳7,352kg [無脂乳固形分含量(以下SN
Fと記載する)8.2%〕に0.248kgの脱脂粉乳
(SNF96%)を溶解した原料乳7.6kgを10p
ステンレスバツト中で85℃、10分間の加熱殺菌を行
ない、直ちに氷水につけて30℃に急冷した。
これを30℃の水をジャケット内に循環させた10p容
量のステンレス製チーズバットに移し、脱脂粉乳を10
%の濃度で水に溶解した培地に前培養したスI・レプト
コツカス0ラクチス(Streptococcus 1
actis)を乳酸菌スターターとして0.4kg添加
し、充分攪拌混合し30℃で培養を開始した。
10〜15分後に1 /100N塩酸溶液に溶解した0
、1%レンネッI・溶液(Han−sen’s Dan
ish Rennet tablets) 56mfl
’と5%塩化カルシウム水溶液32meを添加し、酸度
が0.5%になるまで約6時間培養を継続した。
発酵終了時のpHは4.5であった。
次に上記チーズバットのジャケラI・に冷却水を通水す
ることによりカードを約10℃に冷却し、ゆるやかに攪
拌した後、均一になったカードを次の条件で遠心分離し
た。
遠心分離の回転数が12.00Or、 p、 m、まで
の場合には1遠心管当り70gのカードを8本の100
me容量の遠心管に秤量し、また12.0OOr、
p、 m、を超える場合には20gのカードを12本の
20me容量の遠心管に秤量し、それぞれ、L12及び
762のローターを用いて冷却遠心機(富永製作所製:
9O−UV型)により回転時間を同一にし、回転数のみ
を変更して表1の如くの10種類の試料を調製した。
遠心分離した後、各試料の固形分含量をマジョニアミル
クテスター(Mo−jonnier Bros、 Co
、製MODEL−D)を使用し、減圧加熱乾燥法により
測定し合わせて表1に記載した。
次に各試料30gに対し、L−Mペクチン(三栄化学社
製)及び食塩をそれぞれ3.5%及び5.6%の濃度に
完全に溶解した混合水溶液を5g添加し、均一に混合し
た後、該混合物を30c、c、入スクリューバイヤル瓶
に全量充填し、密封した後、加熱槽で90℃で30分間
加熱した。
加熱処理後、バイヤル瓶を冷却し、表1の注記載の判定
基準に基づき熱凝固したカードの離水の程度を試、験し
た。
同時にバイヤル瓶内のカードをスパチュラで平皿に取り
出し、カードを均一に砕いてその組織と性状を試験した
上記試1験で良好な結果を示した試料の同−胚、の残り
の試料を更に37℃で4目間保存し、前記と同様の方法
でカードの組織と離水の程度を試7験した。
これらの結果をまとめて表1に記載した。
表1の結果から明らかな如く、加熱後のカードの組織と
性状とが従来のカッテージチーズに類似しており、離水
の程度及び組織と性状の点においても良好な遠心分離脱
水カードの固形分含量は16.5〜25.0%(試料准
4〜9)であり、更に37℃4日間保存後の結果から望
ましい遠心分離脱水カードの固形分含量は19.3〜2
3.7%(試料に6〜8)である。
なお乳酸菌を使用せず、凝固剤のみを使用して得られた
カードlこついても同様の試験により同じ結果が得られ
た。
また、原料乳の種類及び固形分含量の相違した試料で実
、験した結果も表1で承れた結果と同様であり本発明の
所望の製品を得るためにはカードの固形分含量を16.
5〜25.0%に調整しなければならないことが判明し
た。
次に安定剤としてL−Mペクチンを使用したこと及びそ
の量を最終製品中0.1〜1.0%の割合としたことに
ついて試、験例を示して記載する。
試験 2 試験1と同様の方法で製造した酸凝固カードを試、験1
の試料五〇と同一の条件で遠心分離し、カードの固形分
含量を19.3%に調整したカードを調整した。
このカードを100 me容ビーカーに30g秤取し、
食塩0.28g及び各安定剤を0.035g、 0.0
70g、 0.105g、 0.175g、0.262
5g、0.35g、 0.42g及び0.525g溶解
した安定剤水溶液5gを秤取したカードに加えた。
ただし、L−Mペクチン、ラピッドセットペクチン(以
下R−Sペクチンと記載する)、スローセラI・ペクチ
ン(以下S−Sペクチンと記載する)、カラゲナンの各
安定剤については85℃で水4.30gに0.42g
(最終製品中の濃度1.20%)を溶解した溶液を添加
した試料を上限の試料とした。
そして安定剤を加えない試料を同様に調製し、対照とし
た。
なお、各試料について2個毎同一の試料を調整した。
各種安定剤を添加した後、カードと安定剤をよく混合し
、前記したスクリューバイヤル瓶に全量(35g )充
填し、密封した後、各試料を90℃30分間、加温槽に
てカードを加熱した。
冷却後、試1験1と同様の方法により離水の程度と組織
の性状及び風味を試、験した。
加熱処理直後の前記結果の良好な試料の同一番号の残り
の試料、即ち、試料L2〜8を更に37℃4日間保存し
、試験1と同様の方法で離水の程度と組織及び風味を試
1験した。
試験に使用した安定剤は、L−Mペクチン、R−Sペク
チン、S−Sペクチン、グアガムD10−カストビーン
ガム、キサンタンガム、カラゲナンアイオタ(いずれも
三栄化学社製)、ゼラチンSTIにツピ社製)、寒天5
−7M (伊那食品工業社製)及び馬鈴薯殿粉(松谷化
学社製)である。
これらの安定剤のうちL−Mペクチン以外のものは、最
小添加量(最終製品当り0.10%)の結果とカッテー
ジチーズの風味が不良となる添加量または溶解可能の上
限の添加量の結果のみを表2に示した。
これらの結果を合わせて表2に記載した。
表2から明らかな如く、安定剤を添加しない対照試料(
試料K 1 )、及び安定剤を添加したR−Sペクチン
(試料五9.10)、S・Sペクチン(試料股11.1
2)、カラゲナン(試料&、19.20)、ゼラチン(
試料&、21.22)、寒天(試料股23.24)、馬
鈴薯殿粉(試料炎25.26)の各試料は加熱冷却直後
のカードに離水が見られ商品価値がない。
また、0.50%添加グアガムD(試料A14) 、0
.50%添加ローカスI・ビーンガム(試料石16)及
び0.3%添加キサンタンガム(試料i、is)の各試
料は、加熱冷却直後の製品に離水は見られず良好であっ
たが、風味と組織が不良であり、いずれも商品価値がな
く、その後の保存試験から除外した。
一方、L−Mペクチンを添加した試料点2〜8の全試料
においては、加熱冷却直後の離水がほとんど認められず
、組織及び風味も良好であった。
L−Mペクチンを添加したこれら7種の試料の37℃4
日間後の保存試、験結果について述べれば次のとお・り
である。
L−Mペクチンを0.2〜0.75%添加した試料(試
料&3〜6)では、離水も認められず、風味、組織も良
好であった。
L−Mペクチンを0.1%及び1.0%添加した試料(
試料層2及び7)では、両者とも、離水は認められなか
ったが組織がやや軟らかくなった。
しかしながら、風味の点にお・いて、特に異常は認めら
れず、商品としては許容できるものであった。
これに対し、L−Mペクチンを1.2%添加した試料(
試料層8)では、離水は認められなかったものの、組織
が軟弱となり、口当りが不良となり商品として不適当な
ものであった。
従って、以上の試、験結果がら保存中の離水防止及び組
織、風味の点で良好な結果を生ずる安定剤は、L−Mペ
クチンのみであり、またその添加量は最終製品に対し、
0.10〜1.0%の割合であり、最も望ましい範囲は
0.20〜0.75%であることが判明した。
本発明の方法によって得られる最も大きな効果は従来の
カッテージチーズと比較して長期保存可能なカッテージ
チーズ様食品が得られることであり、その商品価値が飛
躍的に増大することである3このことは本発明の方法に
よって得られるカッテージチーズ様食品と従来のカッテ
ージチーズ(市販品のカッテージチーズ、米国特許第2
.701.202号及び第3.697.293号)とに
ついて保存性、風味、組織及び細菌数について比較した
試1験3の結果から明らかである。
試験 3 この試、験に用いた試料は、本発明の方法の実施例1と
同様の方法によって製造された製品(試料、乾1)。
部内のスーパーマーケットがら各9個ずつ購入した防腐
剤の添加されたA及びB社製カッテージチーズ(試料層
2.3)。
これらの試料は包装に記載されている表示から製造後、
6日経過した製品であったので、20℃保存開始後1日
目をそれぞれ7H目とした。
米国特許第2.701.202号の方法に基づく製品(
試料層4)は本発明の実施例1と同様の条件で、8時間
保持し、酸度0.70%(pH4,2)のカードを得た
後、100°Fの温度条件下で遠心分離を行ない22.
2%の固形分(重量)を有する脱水カードを得、該脱水
カードを130°Fの温度で30分間加熱した後、この
カードに最終製品で4%のクリーム量になる如く (本
発明の実施例1と同様のクリーム量)殺菌クリームを添
加し混合した後、更に約145°F (62,8℃)の
温度で5分間加熱し直ちに本発明の実施例1と同一の容
器に充填し、自然放冷することによ゛り製造されたもの
である。
また、米国特許第3.697.293号の方法に基づく
製品(試料層5)は本発明の実施例1と同様の酸凝固を
行なった後、カードを切截後約120°Fの温度で2時
間カードを加温攪拌し、次いで同一の温度で水洗し、カ
ードを得、このカードに最終製品で4%のクリーム量に
なる如く (本発明の実施例1と同様のクリーム量)殺
菌クリームを添加し、ステンレスバット中の該クリーム
添加カードを170°Fに加温し、直ちに本発明の実施
例1と同一の容器に充填後、本発明の実施例1と同様に
90℃、40分間加熱し冷却することにより製造された
ものである。
以上の5試料について試料あ1.4.5は各12個ずつ
、試料層2.3は各9個ずつを20℃の恒温機中に保存
し、製造直後、7H目、144H目300H目お・ける
各々の試料3個について風味及び組織試、験を行ない、
そのうち2個を細菌試1験に供した。
細菌試験は細菌数を極東標準寒天培地(極東製薬工業社
製)乳酸菌をBCP加プレートカウント寒天培地(栄研
化学社製)、カビ・酵母を極東ポテトデキストロース寒
天培地(極東製薬工業社製)を使用して常法により行な
われた。
また、風味及び組織の官能試、験は15人の判定者によ
り、市販されているできるだけ新鮮な同一メーカーのカ
ッテージチーズ(試料層2の市販A社製品)を対照とし
た2点比較法により行なわれた。
そして第3表には判定者の12名以上が同一の判定を下
した風味及び組織の判定結果のみを記載した。
また、同時に15名の判定者により各試料につき前記試
、験1と同様の方法で製品カードからの離水の状態をも
試験した。
これらの結果を合わせて表3に記載した。
なお、本来カッテージチーズは冷蔵保存され、流通、販
売される製品であるが製品の長期保存可油性を試、験す
るため、この試、験にお・いては保存温度を20℃とし
て試、験した。
表3の結果から明らかな如く、防腐剤を添加している市
販A、B社の製品とも市場で購入した時点(製造後7日
田では両製品とも風味、組織及び離水の状態いずれの点
でも良好であった。
しかし、20℃保存14日目にはA、B社製品ともにカ
ードから離水を生じ、それに伴って組織、風味とも悪化
し商品価値がなくなった。
なお、市販A社製品は購入時点で製品中に乳酸菌をはじ
め、一般細菌(総画数)、カビ・酵母等の生菌がいずれ
も存在されなかったが保存148目には総画数が増加し
、食用に供せられない状態となった。
市販製品の比較ではA社製品の保存性が良好であったが
いずれの製品も保存14日目礼しくは30日ローは商品
価値がなくなり防黴剤を添加していでも長期保存はでき
ない欠点が認められた。
また、試料L4の製品は保存7日間に早くも離水を生じ
、組織がウェットな状態となりその後芯部に商品価値が
低下した。
また試料&、5の製品は本発明の方法によって得られる
試料股1の製品を除いた4試料の内では最も保存性が良
好であった。
これは試料股1の製品と同様、脱水カードを容器中に充
填した後高温で加熱処理したことが原因と考えられる。
そして試料L5の製品は保存30日口のおいても細菌数
の点及び風味の点で何ら異常がなかったが、しかし保存
14日日間から離水が見られ保存30日口のは離水が著
しく商品価値を失なった。
これらの試料五2〜五5の製品に比較し、本発明の方法
によって得られた製品(試料、Ll)は製造直後から2
0℃保存30日目に至るまで細菌数が増加せずまた離水
も生ぜず何ら異常がなかった。
そして風味の点でやや新鮮味を欠いた保存30日口の製
品においてもまだ商品価値を失なっていなかった。
以上記載した如く、本発明の方法によって得られるカッ
テージチーズ様食品は、市販及び従来法により製造され
たカッテージチーズと比較し、風味及び組織ともに遜色
がなく、かつ保存性の点で特に優れた製品であった。
本発明の方法によって得られる効果は次の通りである。
■ 本発明の方法により得られる製品は、カードを容器
に充填後高製加熱処理を行なうので従来公知のカッテー
ジチーズより、はるかに長期間保存し得る。
■ 従来、煩雑な工程を得なければ製造できなかったカ
ッテージチーズを本発明の方法によりはじめて簡便に一
定の品質の製品を大量に生産することが可能となった。
■ 本発明の方法によって得られる製品は、食品に用い
られている通常の容器、カードを包装豆腐用の容器また
は一般にソーセージに使用されているケーシング等の容
器に種々の製品形状で充填し、製造できる利点を有する
■ 本発明の方法によって得られる製品を容器から取り
出した際、外観上は木綿豆腐様の凝固したカードである
が容易に形くずれし、砕かれたカード粒子は従来のカッ
テージチーズと同様の組織を有するユニークな製品であ
る。
■ 本発明の方法によって得られる製品は一切の保存料
を添加しなくとも長期保存が可能な商品価値の高い製品
である。
実施例 1 脱脂乳(SNF8.2%) 1,838kgに脱脂粉乳
(SNF96%) 62kgを加え充分攪拌混合し、溶
解した原料乳を85℃で10分間加熱殺菌し、後30°
Cに急冷した。
これとは別にストレプトコッカス、ラクチス5trep
tococcus 1actisを脱脂粉乳を10%の
濃度で水に溶解し、殺菌した液100kgに接種し、3
0°Cで17時間培養し、前培養液を得た。
前記原料乳にこの培養液を全量加え、約20分間攪拌し
て均一に混合した。
該混合液に17100N塩酸溶液に溶かした0、1%レ
ンネット(Hansen’s Danish Renn
et tablets)溶液14kgと5%CaCl2
水溶液8kgを加え充分攪拌混合した後、30℃で6時
間発酵を行ない約2,000kgのの酸カードを得た。
この酸カードのホエーの酸度は0.5%でpHは4.5
であった。
次に発酵タンク内のアジテータ−で攪拌することにより
上記酸カードを破壊し、更にポンプによりチューブラー
スI・レイナー(ウエストファリア社製)を通過させた
後、約30℃の酸カードをカードコンセンI・レータ−
(ウエストファリア社製:モデル5IH10007)に
より遠心分離を行ない、固形分含量を21.6%に調整
したカード約500kgを得た。
一方、殺菌クリーム(脂肪含量45%) 24.89
kgを12.03kgの水で希釈し、均一に混合した後
、食塩2.24kgに媒散したL−Mペクチン(三栄化
学社製)0.84kgの粉末を更に添加混合した。
該混合液を85℃で10分間加熱を行ないL−Mペクチ
ンをホモミキサーで完全に溶解したあとこの安定剤溶液
を60℃に冷却した。
そしてこの安定剤溶液全量と前記脱水カード240kg
をニーダ−(不一パウダル社製:KDA、J500型)
で10分間捏和を行ない、約280 kgの捏和カード
を得た(この最終製品中のL−Mペクチン量は0.3%
である)。
この捏和カードを自動充填結紮機(県別化学社製: K
AP500)により40μの厚さを有する塩化ビニリデ
ンフィルム(商品名フレハロン)から成形されたチュー
ブに300 gずつ充填し、充填後結紮切1斬を行ない
、包装されたカード850個を得た。
次いでこのカードを充填したチューブをコンベアー」二
に固定されたステンレス製のパンチメタルでできた固定
装置に入れ、該固定装置を90℃に加熱された加熱槽に
40分間浸し、加熱を行なった。
加熱終了後直ちにコンベアにより該固定装置を冷却槽に
移動し5℃の冷却水で60分間冷却した。
このようにしで得られた製品は、製造直後はもちろんの
こと10℃で3か月間保存後でも細菌数の増加及び離水
が認められず、風味及び組織も極めて良好であった。
実施例 2 脱脂乳(SNF8.2%) 1,088kgに脱脂粉乳
(SNF96%)37kgを加え、充分攪拌混合溶解さ
せた乳と、オハイオ産大豆から常法により得た豆乳30
0kg (固形分含量10%)とを混合した原料乳1,
425kgを85℃で10分間加熱殺菌し、30℃に急
冷した。
これとは別に脱脂粉乳を10%の濃度で水に溶解し、殺
菌した液60kgに7トレプI・コツカス、ラクチス(
Streptococcus 1actis、 )脱脂
粉乳を10%の濃度で水に溶解し、殺菌した液15kg
にリューコノス)・ツタ、シIゝロボラム(Leuco
nostoc citrovorum)を接種し、共に
30℃で16時間培養し、2つの前培。
養液を得た。
前記原料乳にこの2つの前培養液全量を同時に添加し、
約20分間攪拌し、均一に混合し、30℃で7時間培養
を行ない、酸カード約1.50Ckgを得た。
この酸カードのホエーの酸度は0.53%pHは4.6
であった。
次に実施例1と同様の方法でカードの攪拌操作を行ない
、後実施例1と同様の遠心分離機を使用して、カードの
温度30℃で遠心分離を行ない、24.0%の固形分を
含有するカード約310kgを得た。
一方、殺菌クリーム(脂肪含量45%) 24.89
kgを12.31kgの水で希釈し、均一に混合し、の
ち、食塩2.24kgに粉末L−Mペクチン0.56k
gを媒散した混合粉末を更に添加混合し安定剤溶液を得
た。
次に該安定剤溶液を85℃で10分間加熱し、L−Mペ
クチンをホモミキサーで完全に溶解し、後60℃に冷却
した。
ついでこの安定剤溶液全量と前記脱水カード240kg
を実施例1と同様の方法で捏和し、約280kgのカー
ドを得た(このカード中のL−Mペクチン含量は0.2
%である)。
このカードをさらに実施例1と同様の方法で300gず
つ充填、結紮、切断さらに加熱、冷却を行ない、品質良
好なカッテージチーズ様食品850個を得た。
この様にして得られた製品は製造直後及び10℃3か月
間保存後でも細菌数の増加及び離水が認められず、風味
及び組織も極めて良好であった。
実施例3 3.000kgの脱脂乳(SNF8.2%)を85℃で
20秒間殺菌し、5℃に急冷した。
これとは別にグルコノデルタラクトン(藤沢薬品工業社
製の商品名フジグルコン) 45kgを5℃の水60k
gに懸濁させた。
この懸濁液を前記原料乳に加え、5分間攪拌、混合し、
均一にグルコノデルタラクトンを原料乳中に溶解させた
次に該混合液を45℃で90分間加熱保持し、カードを
形成せしめ、のち20℃に冷却し、カード(pH4,3
)約3,100kgを得た。
この酸カーを実施例1と同様のカードの攪拌操作を行な
い、後実施例1と同様の遠心分離機を使用してカードの
温度20℃で遠心分離を行ない、18.5%の固形分を
有する脱水カード約460kgを得た。
一方、L−Mペクチン2.1kgを食塩2.24kgに
媒散し、これを35.66kgの水に加えて攪拌し、8
5℃で10分間加熱して溶解し、のち60℃に冷却し、
安定剤溶液40kgを得た。
ついでこの安定剤溶液全量と前記脱水カード240kg
とを実施例1と同様の方法で捏和し、約280 kgの
カードを得た(このカードのL−Mペクチン含量は0.
75%である。
)このカードをさらに実施例1と同様の方法で300g
ずつ充填、結紮、切断さらに加熱、冷却を行ない品質良
好なカッテージチーズ様食品約850個を得た。
このようなして得られた製品は、製造直後及び20℃で
1か月間保存した後でも細菌数の増加及び離水が認めら
れず風味及び組織も極めて良好であつた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 殺菌冷却した牛乳または牛乳と豆乳との混合物に乳
    酸菌及びまたは凝固剤を添加し、カードを形成せしめ、
    次いで脱水してカードの固形分含量を16.5〜25.
    0%(重量)に調整し、脱水したカードに低メトキシル
    ペクチンを最終製品当り0.1〜1.0%(重量)の割
    合で添加し、攪拌混合し、該混合物を容器に充填し、加
    熱し、製造することを特徴とする保存性のよいカッテー
    ジチーズ様食品の製造法。
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