JPS5947224A - ポリウレタン - Google Patents

ポリウレタン

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JPS5947224A
JPS5947224A JP57160268A JP16026882A JPS5947224A JP S5947224 A JPS5947224 A JP S5947224A JP 57160268 A JP57160268 A JP 57160268A JP 16026882 A JP16026882 A JP 16026882A JP S5947224 A JPS5947224 A JP S5947224A
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JP
Japan
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polyol
polyurethane
aromatic
component
hydroxyl value
Prior art date
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Pending
Application number
JP57160268A
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English (en)
Inventor
Kozo Otani
大谷 耕三
Yuuji Kusada
久貞 祐司
Yoshio Yamada
山田 慶男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なポリウレタンに関するものである0 ポリウレタン、特に硬質ポリウレタンは無発泡成形物と
発泡成形物に大別され、発泡成形物は更に発泡率によっ
て高発泡成形物と低発泡成形物に区分されている。そし
て、無発泡成形物と低発泡成形物はエンジニアリング樹
脂として各種機器部品や自動車部品等に用いられ、高発
泡成形物は主として断熱材に供せられる等、極めて広範
囲の用途に有用な樹脂として汎用されている。
従来の硬質ポリウレタンは、多官能性の脂肪族又は芳香
族のポリオール単量体やポリオキシアルギレンポリオー
ル、特にポリオキシプロピレンポリオール又は多官能性
の脂肪族或は芳香族ポリエステルポリオールの一種又は
それ以上の混合物からなるポリオール成分と、脂肪族又
は芳香族ポリイソシアネート或はポリインチオシアネー
トの一種、又はそれ以上の混合物からなるポリイソシア
ネート成分とを触媒、発泡剤等の存在−ドで硬化成形さ
れている。
しかしながら、これらのポリウレタン成形体は一般に耐
熱性に乏しく、耐熱性を評価する尺度として熱変形温度
(ASTM  D−648に準拠して測定)をとった場
合、従来のポリウレタン成形物はせいぜい80〜100
°Cが限度であり、実用強度を有して100℃を越える
ことは困難であった。一方インシアネートの三量化によ
って得られるイソシアヌレート基の導入により耐熱性を
向上させ得るが、同時に得られる成形体が極端にもろく
なり実用に耐えないという欠点を生ずる。
本発明の目的は高い熱安定性を有するポリウレタンを提
供することにあり、特に従来の硬質ポリウレタンでは達
成できなかった少なくとも110℃以上の高い熱変形温
度を有し且つ実用強度、特に耐衝撃性を有する新規な硬
質ポリウレタンを提供することにある。
また本発明の目的はポリオール成分を選択使用すること
により半硬質〜軟質のポリウレタンを提供することにあ
る。
本発明は少なくとも2官能性の水酸基を有する1種又は
それ以上のポリオール成分と少なくとも2官能性の1種
又はそれ以上のポリイソシアネート成分の反応により得
られるポリウレタンであって、該ポリオール成分として
4,4′−ジ(2−ヒドロキシプロポキシ)ジフェニル
スルホンを1成分トスる4、4′−スルホニルジフェノ
ールのプロピレンオキシド付加体を用いたことを特徴と
するポリウレタンに係る。
本発明のポリウレタンは各種の分野に使用できるが、特
に耐熱性を要求される各種の工業用部品、例えば摺動材
の部品またその細波覆物等として有用である。
本発明においては新規なポリオール成分として下記構造
を有する4、4′−ジ(2−ヒドロキシプ= 5− ロボキシ)ジフェニルスルホンを1成分とする4、4′
−スルホニルジフェノール(以下1:’スフエノール8
と称する)のプロピレンオキシ)’(以下POと称する
)付加体を使用したことによシ、耐熱性に優れた硬質ポ
リウレタンを得ることに成功したものである。
即ちビスフェノール8−PO付加体は基本骨格がベンゼ
ン環とスルホン基から成り立つことから、ポリイソシア
ネートと反応して得られる硬質ポリウレタンは剛直な分
子構造となり、非常に高bガラス転移点を有する。従っ
て熱安定性に優れ、熱変形部1ψ(以下HDTと記す)
においても高めという特徴を発揮する。しかもE配本発
明のポリオールはPOを付加したため低融点化(mp 
s o℃以下) 6− さJL、非常に加圧性の優れたポリオールとなる。
−力ビスフエノールSにエチレンオキシドを付加し/こ
ポリオールは結晶性が高く融点は約185°Cに達する
ことと比較すればPO付加体は高い有用性分有すること
が明らかである。
本発明の」−記ビスフエノールS PO付加体は公知の
方法によりビスフェノールS、1モルに対し1) ()
を2モル又はそれ以上反応させることにより得られる。
即ち寸−配付船体は、ビスフェノールSの1モルに対し
てPOがフェノール性水酸基にそれぞれ1モル付加した
4、4′−ジ(2−ヒドロキシプロボギノ)ジフェニル
スルホンを1成分として含有し、その含有量は通常約4
0重量φ以上、好ましくは約80重量優以」二であるの
が良い。その他の成分としてビスフェノール81モルに
対してPOが3モル以上の付加体を通常約60重量φ以
下、好ましくは約20重量φ以下含むことができる。又
その他の成分として一級の末端水酸基を■又は2ケ有す
る、ビスフェノールSトP(T)の2モル又は3モル以
」−の付加体は、イ・]加反応時の副生物として生成し
、任意の割合でポリオール成分中に含むことができる。
しかし、未反応のフェノール性水酸基を有するタトエば
ビスフェノールS及びビスフェノールSのPO1モル付
加体などは1重冊%以下でなければならない。
尚、ビスフェノール81モルに対してPOが2モルの付
加体が40重量係未溝の場合にはポリオール成分のビス
フェノールSの骨格の濃度が低下するので得られるポリ
ウレタンの耐熱性は低下する0 本発明のポリイソシアネート成分としてはポリウレタン
製造分野における各種の少なくとも2官能性の公知の脂
肪族、指環族及び芳香族ポリイソシアネートを使用でき
るが、なかでも芳香族ポリイソシアネートが特に好適に
使用される。例えば4.4′−ジフェニルメタンジイソ
シアネート(MDI)及びカーポジイミド変性MDI(
例えば日本ポリウレタン社MTL)、ポリメチレンポリ
フェニルイノ/アネート(PA、PI)、ポリメリック
ポリイソシアネート(例えば住人バイエルウレタン44
V)、2.4−及び2,6−ドリレンジイソシアネート
(TDI)、オルトトルイジンジイソシアネー)(TO
D丁)、ナフチレンジイソシアネート(NDI)、ギシ
リレンジイソシアネート(XDI)等が好適に使用され
る。
本発明においては」−記ビスフエノール8−PO付加体
からなるポリオール成分と特に芳香族ポリイソシアネー
トを反応させることにより非常に高いr(DTを有する
優れた硬質ウレタンを得ることができるが、さらにポリ
オール成分として該ポリオールに少くとも2官能性の水
酸基価200〜700、好ましくは300〜500の芳
香族アミン基体ポリオキンアルキレンポリオールを併用
し、ポリオ 9− 一ル成分の平均の水酸基価を200〜700、好ましく
は300〜500とする場合には得られるポリウレタン
の衝撃強度は意外にも予想に反し、その高いHDTを殆
んど低下させることなく衝撃強度を高めるという相乗効
果が得られることが判った。即ち上記2種類のポリオー
ル成分を単独で用いた場合の各々のポリウレタンの衝撃
強度よりも、上記2種類のポリオール成分を併用したポ
リウレタンの衝撃強度は優れる。この理由については未
だ十分に理論解明できていないが、従来の硬質ポリウレ
タンではHD Tを高めると衝撃強度が低下する傾向が
あり、HDTと衝撃強度の両者とも高めるのは至難であ
ったことを考えると、上記本発明の効果は驚くべきこと
である。又本発明においてビスフェノールSのPO付加
体と芳香族アミン基体ポリオールを併用したことにより
高いI r D’I’と衝撃強度が得られるばかシでな
く、加工性、成形性等をも有効に向上させ得ることも判
った。ここにい−10− う加−L性の向上とは、芳香族アミン基体ポリオールを
導入したことによりポリオール液の粘度が低下り、又ポ
リオール液とポリインンアネ−1・液が室温下でも良く
混合するいわゆる相溶性の向上であり、又芳香族第3級
アミンによる適度な自己触媒作用により化学反応が進行
するので、触媒をあえて必要としない。従ってポリオー
ル液に触媒を加える必要がないので、ポリオール液の保
存安定性に優れることなどが挙げられる。又成形性の向
−にとは少なくとも2官能性の芳香族アミン基体ポリオ
ールによる一次網目の導入により、ポリウレタン成形品
の脱型時の強度が高くなることなどが挙げられる。
上記の少くとも2官能性の水酸基価200〜700、好
ましくは300〜500の芳香族アミン基体ポリオキ/
アルキレンポリオールは、公知の方法によりアニリンな
どの芳香族モノアミン又は2,4−及び2.6−1リレ
ンジアミン(’IL”DA)及びいわゆる粗製刊)A1
4,4′−/アミノ/フェニルメタン及びアニリンとホ
ルマリンの縮合により得られるポリメチレンポリフェニ
レンポリアミン、オルト又はメタ又はパラフエニレンノ
アミン、メタ又はパラキシリレンジアミンなどの芳香族
ジアミン及び芳香族ポリアミンの1種又はそれ以−にに
、プロピレンオキシド、エチレンオキシドなどのアルキ
レンオキシドの1種又は2種以上を付加して得られ、遊
離の1級又は2級アミンが実質的に残っていないポリオ
ールである。このポリオールをビスフェノール5−PO
付加ポリオールと併用する場合、ポリオール成分の平均
の水酸基価を特に300〜500にするのが好ましい。
又、この併用系ポリオールの3級アミン濃度は3 me
q/7以下にするのが好ましく、02〜1.5 meq
/gの範囲にするのが特に好ましい。これらの範囲内で
は併用による上記の相乗効果が特に著しい。
上記の芳香族アミン基体ポリオールば、粘度を■:げ加
工性を向−1ニさせるためその合成の段階で、芳香族ア
ミン類に加えて以下の脂肪族グリコール類等を共開始剤
として用いることができる。たと工ば、エチレンクリコ
ール、ジエチレンクリコール、プロピレングリコール、
ジプロピレングリコール、グリセリン、トリメチロール
プロパン、グルコース、ソルビトール、シュクロースナ
トノ多官能脂肪族グリコール、エタノールアミン、ジェ
タノールアミン、トリエタノールアミン、エチレンオキ
シドなどの脂肪族アミン及び脂肪族アルカノールアミン
類などがあげられ、これら共開始剤は、芳香族アミン類
に対して等モル以下で用いるのが好ましい。
本発明はビスフェノールSのPO付加体をポリオール成
分色し、又はビスフェノールSのPO付加体と芳香族ア
ミン基体ポリオールをポリオール成分とし、ポリイソシ
アネートとの反応により得られるポリウレタンが高いI
(D Tを有することが特 13− 徴であり、又、優れた加工性、成形性を有するが、これ
らポリオール成分に他の少なくとも2官能性の水酸基価
50〜1830のポリオールを全ポリオール成分に対し
て、50重量係を越えない範囲で併用することができ、
硬質ポリウレタンのポリオール成分の粘度低下などの加
工性、成形性向−にの効果がある。この場合併用する水
酸基価50〜1830のポリオールのうち、なかでも比
較的低い水酸基価を有するポリオールを併用する場合に
は半硬質〜軟質のポリウレタンを得ることができる0 少なくとも2官能性の水酸基価50〜1830のポリオ
ールとしては具体的には次のようなポリオールを挙げる
ことができる。
(a)  少なくとも2官能性の水酸基を有する水酸基
価50〜850の芳香族ポリオール。
(イ)ハイドロキノン、ヒロガロール、/I−、/I’
−インプロピリデンジフェノールなどの少なく− 14
− とも2個の水酸基を有する単環又は多環芳香族化合物に
プロピレンオキシド、エチレンオキノドなどのアルキレ
ンオキシドを付加して得られる水酸基価250〜600
のポリオール。
(ロ) フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、トリ
メリット酸などの芳香族多塩基酸にプロピレンオキシド
、エチレンオキシドなどのアルキレンオキシドを付加し
て得られる水酸基価300〜500のポリオール。
()→ メタキシリレングリコール、バラキ7リレング
リコール。
に) 7タル酸、イソフタル酸、テレフタル酸などの芳
香族ジカルボン酸もしくはその無水物もしくけその低級
アルコールエステル、及ヒ/又はアジピン酸、コハク酸
などの脂肪族ジカルボン酸などを酸成分とし、エチレン
グリコール、1,4−ブチレンクリコール、トリメチロ
ールプロパンなどの脂肪族ポリオール、1.4−シクロ
ヘキザンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタツー
ル、β、β、/P、β′−テトラメチル−2,4,8,
10−デトラオキサスヒ。
口(5,5)−ウンデカン−3,9−ジェタノールなど
の脂環式ポリオール又は上記(イ)、(ロ)、(ハ)の
ポリオールをポリオール成分とする水酸基価50〜45
0のポリエステルポリオール。
これら(川の芳香族ポリオールを併用する場合、全ポリ
オールに対し50重量係を越えないようにし、且つ平均
の水酸基価を200〜500にするのが好ましい。
(b)  水酸基価800〜1830の多官能脂肪族グ
リコール。
例エバエチレングリコール、ジエチレングリコール、プ
ロピレングリコール、シグロピレングリコール、グリセ
リン、トリエタノールアミンなどが挙げられ、全ポリオ
ールに対し10重計係以下の範囲で併用できる。
(C)  水酸基価300〜800の多官能脂肪族ポリ
オール。
倒木ばシュクロース、ソルビトール、クルコース、ペン
タエリスリトール、トリメチロールプロパン、グリセリ
ン、エチレンジアミン、ジェタノールアミン、水などの
1種又は2種以上にプロピレンオキシド、エチレンオキ
シドなどのアルキレンオキシドの1種又は2種以上を付
加したポリオールで、全ポリオールに対し50重Ju%
以下の範囲で併用するのが好ましい。
以上列挙したポリオール類は特に好ましいものであり、
これら以外の少なくとも2官能性の水酸基価50〜18
30のポリオールを全ポリオールに対し50重@チを越
えない範囲で併用することができる。
これらポリオール類はイソシアネート類との反応に先だ
ち水分率を0.05’%以下、好ましくは 17− 0、02 %以下としておく必要がある。またポリイソ
シアネート類も予め脱ガスを十分にしておく。
これらを怠ると硬化反応時に不必要な発泡が起こる。但
し発泡体を得る場合は勿論この限りでIf fj:いO ポリオール成分とポリイソ7アネート成分d、ワンショ
ット法でもプレポリマー法でも反応させることができる
。ポリオールとポリイソシアネートとの反応はイソシア
ネートインデックスとして100〜180、好ましくは
105〜140の範囲で行うのが適当で、この範囲外で
はインシアネートインデックスが小さくなっても大きく
なっても耐熱性は低下してくる。
この原因は明らかでないが、実質的なポリマーの分子量
が低下するためと推定される。
本発明においては触媒は特に必要としないが、トリエチ
レンジアミンなどの3級アミン、ジプチルチンジラウレ
ートなどの有機金属化合物などの−1R− 公知の触媒を用いることもできる。しかしイソシアヌレ
ート環を生成するイソシ・アネート三量化触媒に、好ま
しくない。また無機質充填剤をポリオール又はポリイソ
シアネートに予め混合しておくことにJ:り無機質充填
剤含有硬質ポリウレタンとすることも可能である。無機
質充填剤としてはミルドガラスファイバー、チョツプド
ストランドガラスファイバーなどのガラスファイバー、
グラファイト、炭化珪素、酸化アルミニウム、二硫化モ
リブデンなどが挙げられ、硬度、成型収縮率、摩擦係数
、耐摩耗性などの改良に効果がある。また本発明では水
、トリフルオロトリクロロエタンなどのハロゲン化炭化
水素、アゾビスイソブチロニトリルなどの有機発泡剤を
用いることにより発泡体とすることも可能である。
本発明において硬化反応は例えば次のように行うことが
できる。先ず配合物の液温を室温〜1200Cとし、注
型する型の温度を50〜120℃として注型、硬化して
脱型する。本発明の硬化成形体はそのままでも従来のポ
リウレタン成形体よりも高いHD ’It’を有してい
るが、更に140〜180°Cの温度で熱処理を行うこ
とにより、衝撃強度等の特性を向」ニさせることができ
る。熱処理は空気又は窒素などの不活性ガス雰囲気中で
行うことができる。
以下に実施例を挙げて本発明を説明する。
実施例1 ビスフェノールSのプロピレンオギシド付加ポリオール
〔明放化学工業製「5P−2」、01.−i価309、
(ガスクロマトグラフ法による組成は、ビスフェノール
81モルに対シてPOの2モル付加体995φ、POの
3モル付加体03係、POの1モル付加体02係)融点
50〜80°C〕を100℃に加熱し、減圧下に脱水し
、水分率を0.015%にした。このポリオール100
g(0,551当路)を100℃にし、90℃に加夕s
溶融した4、4′−ジフェニルメタンジイソシアネ−1
−(MDI、日本ポリウレタン製)75.7g(0,6
06当用:)を加えプロペラ型攪拌機で30秒間攪拌し
次いで1分間真空デシケータ内で脱泡した。この混合液
を直ちに110℃に加熱したキャビティーの厚み5mm
、  I 30mmX 130mmの鉄製モールドに注
ぎ込んだ。]、 10℃の空気恒温槽中で1時間反応さ
せた後、型より取り出した。この硬化物を次いで160
℃の空気恒温槽中で2時間熱処理を行い強靭な無発泡の
硬質ポリウレタンを得た。
熱変形温度[ASTM、D648 (荷重18.6kg
/cJ) 〕1139° Cげ弾性率(A、STM、、D7903 29500k
g/cJアイゾツト衝撃値〔ノツチ付、 ASTM D
256)2、4 kg ・cm/cm 実施例2 実施例1で用いたポリオール80gと、4.4’−ジア
ミノジフエニルメタンを基体とするポリオ= 21− ギンプロピレングリコール(三井日槽ウレタン「yrD
−4,80」、014価487)20 gを混合し、予
め実施例1と同様に脱水した。この混合ポリオール10
0 jj (0,34,5当N)を液温80°Cにし、
またカーポジイミド変性Ml)I(日本ポリウレタン製
コロネート68、NCO含有量29.0係) 1.01
 、ゾを液温30℃比して、実施例1と同様にして無発
泡の硬質ポリウレタンを得た。ただ1〜脱型は30分で
あった。
熱変形温度(荷重18.6 kg/c請)     1
46℃曲げ弾性率         2 s 20 o
kg/c消アイゾツト衝撃値(ノツチ付)     8
.5kg・cm/cm実施例3 テレフタル酸系芳香族ポリエステルポリオール(東洋紡
績製rバイ07B、V2O0LJ OJT価56)t 
o o g (o、 を当量)と実施例2で用いたカー
ポジイミド変性MD丁278.9(1,,92当滑)を
フラスコに入れ105℃に加熱してポリオールを溶解し
、90℃で30分間反応させてプレポリマーを得た。こ
のプレポリマー946gと実施例1で用いたポリオール
75gを用いて実施例1と同様に[−で無発泡の硬質ポ
リウレタンを得た。
熱変形温度(荷重ts6+<g/cnt)    12
2°C曲げ弾性率         25 ] 00 
kg/cnMアイゾツト衝撃値(ノツチ付)    3
.0 kg・cm/cm実施例4 二硫化モリブデン粉末(ダウコーニング製、モリコート
Zパウダー、平均粒度4.3 /1)を110°Cで一
夜乾燥後、ポリイソシアネートとして用いたコロネート
68の100gに対して二硫化モリブデン粉末50gの
割合で混合し、フラスコ中で減圧下に80℃に加熱し、
1時間攪拌した後、窒素ガスで常圧にもどし液温を50
℃とした。実施例1で用いたポリオール50gと2 、
4−1−リレンジアミン(1’DA) 1モルに対しプ
ロピレンオキシド56モル、エチレンオキシド2,6モ
ルを付加反応して得られたQ I(価400のT D 
A基体ポリオール3゜g及びペンタエリスリト−ル基体
ポリオキ/プロピレングリコール(三井東圧化学「PE
−450J 00価453)を20.9の割合で混合し
たポリオールを実施例1と同様にして脱水し、液温を5
0’Cとした。
この混合ポリオール液100g(0,651当滑)と液
温50℃の二硫化モリブテン粉末人りボリイソソアネー
ト液170gを用いて実施例2と同様にして、二硫化モ
リブデンを21重重量光填した比重1.42の熱発泡硬
質ポリウレタンヲ得/コ。
熱変形温度(荷重18.6 kg/cm )    1
24°C曲げ弾性率         32100 k
g/c%アイゾツト衝撃値(ノツチ付)    1.、
8 kg ・cm/cm実施例5 実施例1で用いたポリオール150g、実施例4で用い
た’I’DA基体ポリオール150g、/ブチルチンジ
ラウレート0.06,9及びモノクロルトリフルオロメ
タン30.9を混合し、液温を55°Cとした。この混
合液に30℃のポリメリックポリイノ/アネート(住人
バイエルウレタン製「スミジュール44V−20J、N
CO含有ff131゜0%)309.9を加え10秒間
激しく攪拌して、80℃に加熱したアルミニウム製のフ
タ付モールド(内寸10mmX200mmX 200m
m)に適量流しこんだ。発泡は2分で停止する。30分
後に脱型し次いで1400Cの空気恒温槽中で2時間熱
処理して比重061の硬質ポリウレタン発泡体を得た。
熱変形温度(荷重18.6 kg/cnt)     
95°C〃  (荷重 4.6 kg/cffl)  
  127℃曲げ弾性率         9500k
g/cM曲げ強度           420 kg
/cntアイゾツト衝撃値(ノツチ無し)   3.5
kg・cm/cm比較例1 トリメチロールプロパン基体のポリオキシプロピレノグ
リコールr’r−400J (アデカ社、OH価39]
、)100.9(0,697当量)とスミジュール44
V−2025− の104. jj (0,768当量)を液温70 ℃
で実施例2と同様にして反応させ(ただし熱処理はしな
かった)、無発泡の硬質ポリウレタンを得た。
熱変形温度(荷重18.6 kg/c請)     7
6°C曲げ弾性率         23800 kg
/cfアイゾツト衝撃値(ノツチ付)    s、o+
<g・cm/cm比較例2 実施例4で用いたTDA基体ポリオール100.!9と
カーポジイミド変性MDI(日本ポリウレタン社[コロ
ネー)MTLJ、NCO含有Jit 28.’8 %)
l 09.9を用いて液温35℃で実施例2と同様にし
て反応させ無発泡の硬質ポリウレタンを得た。
熱変形温度(荷M 18.6 kg/crfl )  
   1028C曲げ弾性率         251
00kg/cntアイゾツト衝撃値(ノツチ付)   
32kg・cm/cm比較例3 実施例4で用いたTDA基体ポリオール100g、比較
例Iで用いたポリオール1.00,9.  ジブチル 
26− チンジラウレー+−0,04,9,モノクロルトリフル
オロメタン209を混合したポリオール成分と、スミジ
ュール44V−20を220g用い実施例5と同様にし
て(ただし熱処理はしなかった)、比重0.50の硬質
ポリウレタン発泡体を得た。
熱変形温度(荷重4.6 kMcffl)     8
3℃曲げ弾性率         6000 kg/c
%曲げ強度           184 kg/cf
flアイゾツト衝撃値(ノツチ無し)  2.8kg・
cm/cm(以上) 特言′1出願人   東洋ゴム工業株式会社代理人 弁
理士田村 巌  27− 186−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  少なくとも2官能性の水酸基を有する1種又
    はそれ以」−のポリオール成分と少なくとも2官能性の
    1種又はそれ以上のポリイソシアネート成分の反応によ
    り得られるポリウレタンであって、該ポリオール成分と
    して4.4’ −′)(2−ヒドロキシプロポキシ)ジ
    フェニルスルホンを1成分とする4、4′−スルホニル
    ジフェノールのプロピレンオキシド付加体を用いたこと
    を特徴とするポリウレタン。 (2)  ポリオール成分の平均の水酸基価が200〜
    700であり、ポリイソシアネートとして芳香族ポリイ
    ソシアネートを使用する請求の範囲第1項に記載のポリ
    ウレタン。 (3)  上記ポリオール成分に、水酸基価200〜7
    00の芳香族アミン基体ポリオキシアルキレンポリ 1
    − オールを併用し、ポリオール成分全体の水酸基価を20
    0〜700とした請求の範囲第1項に記載のポリウレタ
    ン。 (4)上記ポリオール成分に、少なくとも2官能性の水
    酸基を有する水酸基価50〜850の芳香族ポリオール
    を併用した請求の範囲第1項に記載のポリウレタン。 (5)上記ポリオール成分に、水酸基価300〜800
    の多官能脂肪族ポリオールを併用した請求の範囲第1項
    に記載のポリウレタン。 +614.4’−スルホニルジフェノールのプロピレン
    オキシド付加体において4,4′−ジ(2−ヒドロキシ
    プロポキシ)ジフェニルスルホンの含有量が約40重量
    φ以上である請求の範囲第1項記載のポリウレタン。′ (7)該含有量が約80重肝φ以−にである請求の範囲
    第6項に記載のポリウレタン。
JP57160268A 1982-09-13 1982-09-13 ポリウレタン Pending JPS5947224A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009035606A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Sanyo Chem Ind Ltd ポリウレタン樹脂形成性組成物

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JP2009035606A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Sanyo Chem Ind Ltd ポリウレタン樹脂形成性組成物

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