JPS5946502B2 - 新規抗生物質ポリミキシンt↓1 - Google Patents
新規抗生物質ポリミキシンt↓1Info
- Publication number
- JPS5946502B2 JPS5946502B2 JP52010972A JP1097277A JPS5946502B2 JP S5946502 B2 JPS5946502 B2 JP S5946502B2 JP 52010972 A JP52010972 A JP 52010972A JP 1097277 A JP1097277 A JP 1097277A JP S5946502 B2 JPS5946502 B2 JP S5946502B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polymyxin
- medium
- culture
- acid
- days
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規抗生物質ポリミキシンT4およびその製造
法に関する。
法に関する。
本発明におけるポリミキシンT、はその理化学的性状お
よび生物学的性状からポリミキシン系抗。
よび生物学的性状からポリミキシン系抗。
生物質と認められ、後に記載するようにそのアミノ酸組
成および構成脂肪酸から新規ポリミキシン系抗生物質で
あることが明らかである物質である。ポリミキシンT、
はグラム陰性菌及びグラム陽性菌に対して抗菌作用を有
する医薬および動物薬。として有用な物質である。次に
ポリミキシンT、の理化学的性状を示す。
成および構成脂肪酸から新規ポリミキシン系抗生物質で
あることが明らかである物質である。ポリミキシンT、
はグラム陰性菌及びグラム陽性菌に対して抗菌作用を有
する医薬および動物薬。として有用な物質である。次に
ポリミキシンT、の理化学的性状を示す。
ただし、以下に示す物理恒数はポリミキシンT_1五塩
酸塩二水和物についてのものである。イ、無色粉末 口、融点220〜230℃(分解) ハ、溶解性 水およびメタノールに易溶 アセトン、酢酸エチル、クロロホルムおよびエーテルに
難溶または不溶二、元素分析 C58H102N16O、2.5HCl・ 2H2Oと
して計算値(、:C、48.58;H、7.81;N、
15.63;Cl212.36実測値(至):C、48
.62;H、7.81; N、15.73; Cl31
2.70ホ、旋光度 〔α〕25゜0− 84.5±2.4゜(C,O.52
3、水)Dへ 紫外線吸収スペクトル H,Ol% λ Nm(E )253(1.5),259(1.5)
,Maxlcm264(1.2)ト.赤外線吸収スペク
トル KBr ν (E−13400,3245,3045,max2
950,1647,1532,1466,1238,1
170,920,7000 チ.ペーパークロマトグラフイ一 Rf=約0.63(東洋濾紙慮51;ブタノール/酢酸
/水(4:1:2))リ.薄層クロマトグラフイ一 Rf=約0.12(タルク製プレコートシリエゲル 6
0F;アセトン/水/酢酸/ 2N−水酸化アンモニウ
ム(15:5:1:2))ヌ.アミノ酸組成 L−トレオニン 1;L−ロイシン 2 ;D−フエニ
ルアラニン 1; L − 2.4−ジアミノ酪酸 6
ル.脂肪酸組成 アンテイソノナン酸 ヲ.構造式 上記の理化学的性状を有するポリミキシンT,は先に記
載したように、公知のポリミキシン系抗生物質、すなわ
ち、ポリミキシンAl,A2,M,K,Bl,B2,C
,Pl,P2,Dl,D2,El(コリスチンA),E
2(コリスチンB),S1およびサーキユリンA,Bと
アミノ酸組成において異なる。
酸塩二水和物についてのものである。イ、無色粉末 口、融点220〜230℃(分解) ハ、溶解性 水およびメタノールに易溶 アセトン、酢酸エチル、クロロホルムおよびエーテルに
難溶または不溶二、元素分析 C58H102N16O、2.5HCl・ 2H2Oと
して計算値(、:C、48.58;H、7.81;N、
15.63;Cl212.36実測値(至):C、48
.62;H、7.81; N、15.73; Cl31
2.70ホ、旋光度 〔α〕25゜0− 84.5±2.4゜(C,O.52
3、水)Dへ 紫外線吸収スペクトル H,Ol% λ Nm(E )253(1.5),259(1.5)
,Maxlcm264(1.2)ト.赤外線吸収スペク
トル KBr ν (E−13400,3245,3045,max2
950,1647,1532,1466,1238,1
170,920,7000 チ.ペーパークロマトグラフイ一 Rf=約0.63(東洋濾紙慮51;ブタノール/酢酸
/水(4:1:2))リ.薄層クロマトグラフイ一 Rf=約0.12(タルク製プレコートシリエゲル 6
0F;アセトン/水/酢酸/ 2N−水酸化アンモニウ
ム(15:5:1:2))ヌ.アミノ酸組成 L−トレオニン 1;L−ロイシン 2 ;D−フエニ
ルアラニン 1; L − 2.4−ジアミノ酪酸 6
ル.脂肪酸組成 アンテイソノナン酸 ヲ.構造式 上記の理化学的性状を有するポリミキシンT,は先に記
載したように、公知のポリミキシン系抗生物質、すなわ
ち、ポリミキシンAl,A2,M,K,Bl,B2,C
,Pl,P2,Dl,D2,El(コリスチンA),E
2(コリスチンB),S1およびサーキユリンA,Bと
アミノ酸組成において異なる。
詳細は下記のようである。次にポリミキシンT1の生物
学的活性を示す。
学的活性を示す。
ポリミキシンT1のエシエリヒア・コリに対するED5
Oは1.0ワ/K′×2(マウス、腹腔内投与)である
。ポリミキシンT1は上記の様にグラム陰性菌及びグラ
ム陽性菌に優れた作用を示し、その毒性はLD,Oで表
わすと約10〜50mg/K′(マウス、腹腔内投与)
の範囲であり、医薬、動物薬または消毒殺菌剤として使
用できる。
Oは1.0ワ/K′×2(マウス、腹腔内投与)である
。ポリミキシンT1は上記の様にグラム陰性菌及びグラ
ム陽性菌に優れた作用を示し、その毒性はLD,Oで表
わすと約10〜50mg/K′(マウス、腹腔内投与)
の範囲であり、医薬、動物薬または消毒殺菌剤として使
用できる。
本化合物を医薬または動物薬として投与する場合は、錠
剤、カプセル剤、粉剤などとして経口投与することもで
きるし、注射剤、塗布剤、坐剤などとして非経口投与す
ることも可能である。なお、ポリミキシンT1は使用の
目的に応じて各種の酸付加塩とすることができる。例え
ば、塩酸塩、硫酸塩、シユウ酸塩、コハク酸塩を常法に
より製造することができる。ポリミキシンT,の産生菌
として、バチルス(BacilIus)属に属する菌株
が用いられ、例えば、本発明者が分離した菌株バチルス
・ポリミキサE−12(BacilluspOlymy
xaE−12)は次の菌学的性状を有するポリミキシン
T1産生菌である。1.形態的性質 (栄養寒天培地、28℃,1〜2日培養)(1)菌型 大きさ0.7〜0.8×2。
剤、カプセル剤、粉剤などとして経口投与することもで
きるし、注射剤、塗布剤、坐剤などとして非経口投与す
ることも可能である。なお、ポリミキシンT1は使用の
目的に応じて各種の酸付加塩とすることができる。例え
ば、塩酸塩、硫酸塩、シユウ酸塩、コハク酸塩を常法に
より製造することができる。ポリミキシンT,の産生菌
として、バチルス(BacilIus)属に属する菌株
が用いられ、例えば、本発明者が分離した菌株バチルス
・ポリミキサE−12(BacilluspOlymy
xaE−12)は次の菌学的性状を有するポリミキシン
T1産生菌である。1.形態的性質 (栄養寒天培地、28℃,1〜2日培養)(1)菌型 大きさ0.7〜0.8×2。
0〜5.0μのグラム染色陽性の桿菌でまるい菌端を有
し、単独または塊状に生ずる。
し、単独または塊状に生ずる。
(2)胞子および胞子のう
胞子は大きさ1.0〜1.2×1.5〜2.0で楕円形
、容易に染色される。
、容易に染色される。
菌の中央部またはや\末端部に生じる。胞子のうは明確
なふくらみを有する。2.各培地上の特徴 (1)栄養寒天平板培地(28℃,1〜2日培養)直径
1〜3mmの円形集落を形成する。
なふくらみを有する。2.各培地上の特徴 (1)栄養寒天平板培地(28℃,1〜2日培養)直径
1〜3mmの円形集落を形成する。
凸状の隆起があり、全縁で表面はなめらかな光沢がある
。ゴム状ないし粘質で半透明から不透明に変る。(2)
栄養寒天斜面培地(28℃,1〜2日培養)中程度、線
状の生育を呈し、菌苔は灰白色、表面は一日目では光沢
があるが2日目よりにぶくなる。
。ゴム状ないし粘質で半透明から不透明に変る。(2)
栄養寒天斜面培地(28℃,1〜2日培養)中程度、線
状の生育を呈し、菌苔は灰白色、表面は一日目では光沢
があるが2日目よりにぶくなる。
組成は粘性ないしゴム状で半不透明である。可溶性色素
および菌体内色素は認められない。(3)栄養液体培地
(28℃、1〜5日培養)一様に中程度の生育をする。
および菌体内色素は認められない。(3)栄養液体培地
(28℃、1〜5日培養)一様に中程度の生育をする。
リング形成も菌膜の形成も認められない。
3.生理的性質
(1)酵素の要求性(28℃、1〜2日培養)GPYB
寒天穿刺培轟の0−Fテストでは通性嫌気性で、グルコ
ースから酸およびガスを形成する。
寒天穿刺培轟の0−Fテストでは通性嫌気性で、グルコ
ースから酸およびガスを形成する。
※※
(2)生育温度(Gly−M寒天培地 、1日培養)最
適温度は32〜37℃間にある。
適温度は32〜37℃間にある。
45℃
では生育しない。
(3)クエン酸の利用(28℃、1〜2日培養)コーザ
一合成培地で生育せず。
一合成培地で生育せず。
(4)澱粉の加水分解(28℃、1〜3日培養)陽性(
5)ゲラチンの液化(25℃、1〜20日培養)ゆつく
りと液化する。
5)ゲラチンの液化(25℃、1〜20日培養)ゆつく
りと液化する。
(6)カゼインの加水分解(28℃、1〜5日培養)陽
性(7) リトマス・ミルク(28℃、1〜6日培養)
酸を生じ凝固する。
性(7) リトマス・ミルク(28℃、1〜6日培養)
酸を生じ凝固する。
(8)硝酸塩の還元(28℃、1〜3日培養)陽性(9
)アセチルメチルカルビノールの生成(28℃、2日培
養)陽性 AO)硫化水素の生成(28℃、1〜6日培養、淵紙法
、栄養プロス)弱陽性al)ウレアーゼ活性(28℃、
1〜3日培養)弱陽性(代)カタラーゼ活性(28℃、
1日培養の細胞)陽性σ3)オキシダーゼ活性(28℃
、1日培養の細胞)陽性a几 炭水化物の利用(28℃
、3〜11日培養)D−グルコース、D−マンノース、
D−フルクトース、マルトース、シユクロース、サリシ
ンから酸を形成する。
)アセチルメチルカルビノールの生成(28℃、2日培
養)陽性 AO)硫化水素の生成(28℃、1〜6日培養、淵紙法
、栄養プロス)弱陽性al)ウレアーゼ活性(28℃、
1〜3日培養)弱陽性(代)カタラーゼ活性(28℃、
1日培養の細胞)陽性σ3)オキシダーゼ活性(28℃
、1日培養の細胞)陽性a几 炭水化物の利用(28℃
、3〜11日培養)D−グルコース、D−マンノース、
D−フルクトース、マルトース、シユクロース、サリシ
ンから酸を形成する。
トレハロースおよびラフイノースからかすかな酸形成が
認められる。L〜アラビノース、D−キシロース、D−
リボース、L−ラムノース、D−ガラクトース、ラタト
ース、デキストリン、でんぷん、グリコーゲン、イヌリ
ン、グリセロール、イノシトール、アドニトール、マン
ニトール、ソルビトール、α−メチルグリコシドから酸
の形成は認められない。(自)塩化ナトリウム培地での
生育(28℃、2〜6日培養)7%塩化ナトリウム培地
では生育せず。
認められる。L〜アラビノース、D−キシロース、D−
リボース、L−ラムノース、D−ガラクトース、ラタト
ース、デキストリン、でんぷん、グリコーゲン、イヌリ
ン、グリセロール、イノシトール、アドニトール、マン
ニトール、ソルビトール、α−メチルグリコシドから酸
の形成は認められない。(自)塩化ナトリウム培地での
生育(28℃、2〜6日培養)7%塩化ナトリウム培地
では生育せず。
※ 培地組成:グルコース1.0%、ペプトン0.5%
、酵母工キズ0.2%、牛肉工キズ0.3%、寒天0.
4%(重量/容積)PH,6.6※※培地組成:グリセ
ロール0.5%、ペプトン0.25%、牛肉工キズ0.
25%、酵母工キズ0.25%、バクトソイトーン(デ
イフコ社製)0.25%、塩化ナトリウム0.3%、寒
天1.25%(重量/容積)PH6.8O上記の菌学的
諸性状より本菌株はバチルス・ポリミキサ(Bacil
IuspOrymyxa)に属すると認められる(バー
ジーズ マニユアル オブ デターミネイテイブ バク
テリオロジ一 第8版(ウイリアムズ アンド ウイル
キンス社出版、1975年)およびア ガイド ツウ
ザ アイデン テイフイケーシヨン オブ ザ ジエネ
ラオブ バクテリア第2版(ウイリアムズ アンドウイ
ルキンス社出版 1967年))を参照)。
、酵母工キズ0.2%、牛肉工キズ0.3%、寒天0.
4%(重量/容積)PH,6.6※※培地組成:グリセ
ロール0.5%、ペプトン0.25%、牛肉工キズ0.
25%、酵母工キズ0.25%、バクトソイトーン(デ
イフコ社製)0.25%、塩化ナトリウム0.3%、寒
天1.25%(重量/容積)PH6.8O上記の菌学的
諸性状より本菌株はバチルス・ポリミキサ(Bacil
IuspOrymyxa)に属すると認められる(バー
ジーズ マニユアル オブ デターミネイテイブ バク
テリオロジ一 第8版(ウイリアムズ アンド ウイル
キンス社出版、1975年)およびア ガイド ツウ
ザ アイデン テイフイケーシヨン オブ ザ ジエネ
ラオブ バクテリア第2版(ウイリアムズ アンドウイ
ルキンス社出版 1967年))を参照)。
従つて本菌株をバチルス・ポリミキサE−12(Bac
llluspOlymyxaE−12)と命名し、工業
技術院微生物工業技術研究所に微工研菌寄第3894号
として寄託している。本発明においては、上記菌株およ
び天然、人工の変異株は勿論、バチルス属に属するポリ
ミキシンT1産生菌のすべてが使用しうる。
llluspOlymyxaE−12)と命名し、工業
技術院微生物工業技術研究所に微工研菌寄第3894号
として寄託している。本発明においては、上記菌株およ
び天然、人工の変異株は勿論、バチルス属に属するポリ
ミキシンT1産生菌のすべてが使用しうる。
次に本発明のポリミキシンT1の製造方法を記す。
ポリミキシンT1産生菌は各種栄養物質を含む培地で好
気的条件下で培養される。
気的条件下で培養される。
培養条件および培地の組成は一般に抗生物質の産生に用
いられるものと同様でよい。すなわち、培地は原則とし
て炭素源、窒素源、無機塩などを含む。必要に応じてビ
タミン類、先駆物質を含んでもよい。炭素源としてはグ
ルコース、マルトース、澱粉、デキストリン、グリセロ
ール、マントニール、有機酸、糖蜜、馬鈴薯などまたは
これらの混合物が例示され、窒素源としては、例えば、
ペプトン、大豆粉、コーンスチープリカ一、麦芽抽出物
、アミノ糖、米糠、表皮、尿素、アンモニウム塩などま
たはこれらの混合物が用いられる。培地は液体培地が好
ましく、大量生産を行なう場合は通気深部培養が望まし
い。
いられるものと同様でよい。すなわち、培地は原則とし
て炭素源、窒素源、無機塩などを含む。必要に応じてビ
タミン類、先駆物質を含んでもよい。炭素源としてはグ
ルコース、マルトース、澱粉、デキストリン、グリセロ
ール、マントニール、有機酸、糖蜜、馬鈴薯などまたは
これらの混合物が例示され、窒素源としては、例えば、
ペプトン、大豆粉、コーンスチープリカ一、麦芽抽出物
、アミノ糖、米糠、表皮、尿素、アンモニウム塩などま
たはこれらの混合物が用いられる。培地は液体培地が好
ましく、大量生産を行なう場合は通気深部培養が望まし
い。
培地の…は約5.5〜8.5が好ましく、培養温度は2
0〜40℃に調節するのがよい。必要に応じて培養前ま
たは培養中に適宜消泡剤を添加してもよい。培養物より
培養終了後にポリミキシンT1を採取する方法は、通常
の発酵生産物を採取する方法に準じて行えばよい。
0〜40℃に調節するのがよい。必要に応じて培養前ま
たは培養中に適宜消泡剤を添加してもよい。培養物より
培養終了後にポリミキシンT1を採取する方法は、通常
の発酵生産物を採取する方法に準じて行えばよい。
例えば、各種有機溶媒による抽出法、各種活性吸着剤に
よるクロマトグラフイ一などを適宜組合せてポリミキシ
ンT1を得ることができる。かくして得られたポリミキ
シンT1は先に記載したように必要に応じて塩に変換し
て使用に供しうる。
よるクロマトグラフイ一などを適宜組合せてポリミキシ
ンT1を得ることができる。かくして得られたポリミキ
シンT1は先に記載したように必要に応じて塩に変換し
て使用に供しうる。
次に本発明の目的化合物ポリミキシンT1の製造例を示
すが、この製造例はなんら本発明を限定するものではな
い。
すが、この製造例はなんら本発明を限定するものではな
い。
製造例
T培地:グルコース1.0%、ペプトン0.5%、肉工
キズ0,5%、塩化ナトリウム0.1%、第一燐酸カリ
ウム0.05%、硫酸マグネシウム・7水和物0.05
(fl)、硫酸マンガン0.001%、硫酸第二鉄0.
001%、PH7.OOBB培地:可溶性澱粉2.0(
F6、ソートーン3.0%、硫酸マグネシウム・7水和
物0.2%、炭酸カルシウム1.0%、PH7.OO5
OOd容の坂ロフラスコ中に上記組成を有するT培地1
20meを加え、バチルス・ポリミキサE−12を接種
し、28℃で1日振盪培養を行う。
キズ0,5%、塩化ナトリウム0.1%、第一燐酸カリ
ウム0.05%、硫酸マグネシウム・7水和物0.05
(fl)、硫酸マンガン0.001%、硫酸第二鉄0.
001%、PH7.OOBB培地:可溶性澱粉2.0(
F6、ソートーン3.0%、硫酸マグネシウム・7水和
物0.2%、炭酸カルシウム1.0%、PH7.OO5
OOd容の坂ロフラスコ中に上記組成を有するT培地1
20meを加え、バチルス・ポリミキサE−12を接種
し、28℃で1日振盪培養を行う。
この培養液3meを種菌として500me容の坂ロフラ
スコ中の上記組成を有するBB培地120T1eに植菌
し、28℃で1日振盪培養する。かくして得られた培養
液約6.51を塩酸でPH2.5に調整し、ハイフロス
ーパーセル1209を加え、70℃で10分間加熱後、
済過する。
スコ中の上記組成を有するBB培地120T1eに植菌
し、28℃で1日振盪培養する。かくして得られた培養
液約6.51を塩酸でPH2.5に調整し、ハイフロス
ーパーセル1209を加え、70℃で10分間加熱後、
済過する。
F液にシユウ酸72f1を加え水酸化ナトリウムでPH
7.Oとすると、シユウ酸カルシウムの無色沈澱を生ず
る。これを戸去し、F液を弱酸性陽イオン吸着樹脂(ア
ンバーライトRC−50、ナトリウム型)のカラムに通
す。カラムを水洗後、吸着した抗生物質を0.5N塩酸
で溶出する。大腸菌の平板検定法で抗菌作用を示す画分
を集め、水酸化ナトリウムでPHll.O〜11.5に
調整後、ブタノールで抽出する。抽出液を水洗し、塩酸
でPH4.Oとした後、濃縮する。得られた残渣をメタ
ノールに溶かし、アセトンを加えると、粉末1.1f!
を得る。この粉末を水12dに溶かし、3N一水酸化ナ
トリウムでPHを11以上にするとゲル状沈澱を得る。
これに水40rr1eを加え、攪拌後遠心分離する。ゲ
ル状沈澱を水で3〜4回洗つた後、希塩酸に溶かし、凍
結乾燥する。残渣をメタノールに溶かし、アセトンを加
えると、粉末940ηを得る。これを再び水に溶かし、
上記の沈澱法を数回繰返して精製すると、抗生物質の塩
酸塩780〜を無色粉末として得る。なお、これは、脂
肪酸組成を異にする微量成分を含有している。上記の塩
酸塩100即を東洋沢紙還51(60×60CTfL)
2枚に付し、ブタノール一酢酸一水(4:1:2)で展
開する。
7.Oとすると、シユウ酸カルシウムの無色沈澱を生ず
る。これを戸去し、F液を弱酸性陽イオン吸着樹脂(ア
ンバーライトRC−50、ナトリウム型)のカラムに通
す。カラムを水洗後、吸着した抗生物質を0.5N塩酸
で溶出する。大腸菌の平板検定法で抗菌作用を示す画分
を集め、水酸化ナトリウムでPHll.O〜11.5に
調整後、ブタノールで抽出する。抽出液を水洗し、塩酸
でPH4.Oとした後、濃縮する。得られた残渣をメタ
ノールに溶かし、アセトンを加えると、粉末1.1f!
を得る。この粉末を水12dに溶かし、3N一水酸化ナ
トリウムでPHを11以上にするとゲル状沈澱を得る。
これに水40rr1eを加え、攪拌後遠心分離する。ゲ
ル状沈澱を水で3〜4回洗つた後、希塩酸に溶かし、凍
結乾燥する。残渣をメタノールに溶かし、アセトンを加
えると、粉末940ηを得る。これを再び水に溶かし、
上記の沈澱法を数回繰返して精製すると、抗生物質の塩
酸塩780〜を無色粉末として得る。なお、これは、脂
肪酸組成を異にする微量成分を含有している。上記の塩
酸塩100即を東洋沢紙還51(60×60CTfL)
2枚に付し、ブタノール一酢酸一水(4:1:2)で展
開する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記構造式を有する新規抗生物質ポリミキシンT_
1_0▲数式、化学式、表等があります▼ 注:FA=アンテイソノナン酸 Dab=2,4−ジアミノ酪酸 Thr=トレオニン Phe=フエニルアラニン Leu=ロイシン 2 バチルス属に属するポリミキシンT_1産生菌を培
地に培養し、得られる培養物よりポリミキシンT_1を
採取することを特徴とする新規抗生物質ポリミキシンT
_1の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52010972A JPS5946502B2 (ja) | 1977-02-02 | 1977-02-02 | 新規抗生物質ポリミキシンt↓1 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52010972A JPS5946502B2 (ja) | 1977-02-02 | 1977-02-02 | 新規抗生物質ポリミキシンt↓1 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5395991A JPS5395991A (en) | 1978-08-22 |
JPS5946502B2 true JPS5946502B2 (ja) | 1984-11-13 |
Family
ID=11765063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52010972A Expired JPS5946502B2 (ja) | 1977-02-02 | 1977-02-02 | 新規抗生物質ポリミキシンt↓1 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5946502B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SK287315B6 (sk) | 2006-06-02 | 2010-06-07 | Biotika, A. S. | Spôsob izolácie polymyxínu B z vyfermentovanej pôdy |
SK287293B6 (sk) | 2006-06-15 | 2010-05-07 | Biotika, A. S. | Spôsob fermentácie polymyxínu B pomocou produkčného mikroorganizmu Bacillus polymyxa |
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1977
- 1977-02-02 JP JP52010972A patent/JPS5946502B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5395991A (en) | 1978-08-22 |
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