JPS5946250A - エピニンエステル類 - Google Patents
エピニンエステル類Info
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- JPS5946250A JPS5946250A JP58135052A JP13505283A JPS5946250A JP S5946250 A JPS5946250 A JP S5946250A JP 58135052 A JP58135052 A JP 58135052A JP 13505283 A JP13505283 A JP 13505283A JP S5946250 A JPS5946250 A JP S5946250A
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- JP
- Japan
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- carbon atoms
- substituent
- alkyl
- pharmaceutically acceptable
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D333/00—Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one sulfur atom as the only ring hetero atom
- C07D333/02—Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one sulfur atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings
- C07D333/04—Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one sulfur atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings not substituted on the ring sulphur atom
- C07D333/26—Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one sulfur atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings not substituted on the ring sulphur atom with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
- C07D333/38—Carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P13/00—Drugs for disorders of the urinary system
- A61P13/02—Drugs for disorders of the urinary system of urine or of the urinary tract, e.g. urine acidifiers
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P15/00—Drugs for genital or sexual disorders; Contraceptives
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- A61P9/00—Drugs for disorders of the cardiovascular system
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はエピニンの新規エステルならびにその製薬上許
容しうる塩に関するものである。
容しうる塩に関するものである。
本発明の化合物は経口投与時にも、心臓血管疾患治療に
有効である。本発明はまたかかる新規化合物の製法なら
びに該化合物を含む医薬組成物にも関する。
有効である。本発明はまたかかる新規化合物の製法なら
びに該化合物を含む医薬組成物にも関する。
さらに詳しくは、本発明の新規エステルは下記式で表わ
される。
される。
式中Rは炭素数3〜6のシクロアルキル;炭素数6〜1
5の、置換基を有しまたは有せざるアリール;炭素数3
〜12の、置換基を有しまたは有せざる複素環式基;O
R3あるいはNR1R2を表わし、R3は炭素数1〜6
のアルキルで、R1とR2は同一あるいは異なる基でH
あるいは炭素数1〜6のアルキルを表わし、あるいはそ
れらが結合しているN原子とで5〜6員の複素環を作り
、但しその際Rがピリジン環である場合を除くものとす
る。
5の、置換基を有しまたは有せざるアリール;炭素数3
〜12の、置換基を有しまたは有せざる複素環式基;O
R3あるいはNR1R2を表わし、R3は炭素数1〜6
のアルキルで、R1とR2は同一あるいは異なる基でH
あるいは炭素数1〜6のアルキルを表わし、あるいはそ
れらが結合しているN原子とで5〜6員の複素環を作り
、但しその際Rがピリジン環である場合を除くものとす
る。
本発明の化合物は、所望により適当な保護基でN保護さ
れうるエピニンと、式RCOOH(Rは前述の通り)の
酸とを縮合剤の存在下に反応させるか、酸の反応性誘導
体例えばハライド、酸無水物あるいは活性化エステルと
反応させることにより製造せられる。
れうるエピニンと、式RCOOH(Rは前述の通り)の
酸とを縮合剤の存在下に反応させるか、酸の反応性誘導
体例えばハライド、酸無水物あるいは活性化エステルと
反応させることにより製造せられる。
エピニン部分に存在するアミノ基の望ましからざる同時
的アシル化は、反応を強酸性媒体中で実施し、アミノ基
が完全にプロトン化されるようにすることにより回避せ
られる。
的アシル化は、反応を強酸性媒体中で実施し、アミノ基
が完全にプロトン化されるようにすることにより回避せ
られる。
好適な酸はハロゲン化水素の如きおよびトリフルオロ酢
酸およびメタンスルホン酸の如き有機酸あるいはエピニ
ンのエステル化に用いられるものと同じ酸の過剰量であ
る。
酸およびメタンスルホン酸の如き有機酸あるいはエピニ
ンのエステル化に用いられるものと同じ酸の過剰量であ
る。
あるいはまた、アミノ基の望ましからざるアシル化は、
フェノールヒドロキシ基のエステル化が完了した時容易
に離脱せられる適当な保護基例えばカルボベンジルオキ
シ基により回避せられる。
フェノールヒドロキシ基のエステル化が完了した時容易
に離脱せられる適当な保護基例えばカルボベンジルオキ
シ基により回避せられる。
縮合剤例えばジシクロヘキシルカルボジイミドの存在下
にRCOOHなる酸を用いエステル化が行なわれる場合
、反応は0℃乃至反応混合物の還流温度の間の温度で実
施せられる。適当に過剰量の酸RCOOHが用いられる
場合、それはまた稀釈剤として、またアミノ基のプロト
ン化剤としても作用する。
にRCOOHなる酸を用いエステル化が行なわれる場合
、反応は0℃乃至反応混合物の還流温度の間の温度で実
施せられる。適当に過剰量の酸RCOOHが用いられる
場合、それはまた稀釈剤として、またアミノ基のプロト
ン化剤としても作用する。
エステル化剤として、酸RCOOHのハライドも用いる
ことができ、好ましくはクロライド、ブロマイドで、−
15℃乃至反応混合物の沸点で反応せしめられる。この
反応は生成するハロゲン化水素と結合する適当な塩基性
化合物例えばアルカリ金属およびアルカリ土類金属カル
ボネートおよびビカルボネートあるいはピリジン、ジメ
チルアミン、トリエチルアミン、ジメチルアミノピリジ
ンの如き有機塩基を加えることにより促進される。エピ
ニンアミノ基のプロトン化が酸性媒体中で行なわれる場
合には明らかに塩基は添加されず、エピニンアミノ基が
適当な保護基で保護される場合にのみピリジンの如き揮
発性有機塩基が過剰に用いられ、その際それらは溶剤と
しても作用する。
ことができ、好ましくはクロライド、ブロマイドで、−
15℃乃至反応混合物の沸点で反応せしめられる。この
反応は生成するハロゲン化水素と結合する適当な塩基性
化合物例えばアルカリ金属およびアルカリ土類金属カル
ボネートおよびビカルボネートあるいはピリジン、ジメ
チルアミン、トリエチルアミン、ジメチルアミノピリジ
ンの如き有機塩基を加えることにより促進される。エピ
ニンアミノ基のプロトン化が酸性媒体中で行なわれる場
合には明らかに塩基は添加されず、エピニンアミノ基が
適当な保護基で保護される場合にのみピリジンの如き揮
発性有機塩基が過剰に用いられ、その際それらは溶剤と
しても作用する。
本発明に従い用いられる他のエステル化剤は酸RCOO
Hの酸無水物、混合酸無水物あるいは活性化エステルで
ある。
Hの酸無水物、混合酸無水物あるいは活性化エステルで
ある。
この場合エステル化は好ましくは−15℃乃至反応混合
物の還流温度で実施せられる。上記薬剤(酸ハライド、
無水物、エステル)を用いてのエステル化は不活性有機
溶剤例えば炭化水素、より詳しくはハロゲン化炭化水素
例えばメチレンクロライド、非環式あるいは環式エーテ
ル例えばエチルエーテル、テトラヒドロフランおよびジ
オキサン、エステル例えばエチルアセテート、あるいは
アミド例えばジメチルホルムアミド中で実施せられる。
物の還流温度で実施せられる。上記薬剤(酸ハライド、
無水物、エステル)を用いてのエステル化は不活性有機
溶剤例えば炭化水素、より詳しくはハロゲン化炭化水素
例えばメチレンクロライド、非環式あるいは環式エーテ
ル例えばエチルエーテル、テトラヒドロフランおよびジ
オキサン、エステル例えばエチルアセテート、あるいは
アミド例えばジメチルホルムアミド中で実施せられる。
本発明のさらに別の目的は式Iで表わされる化合物の、
有機あるいは無機の製薬上許容しうる酸例えばメタンス
ルホン酸、クエン酸、酒石酸による塩を提供するにある
。試験管内試験および動物試験で、式(I)の新規化合
物ならびにその塩が利尿作用、生体循環系で腎臓、腸間
膜、心冠状動脈等に対する選択的な血管拡張作用および
陽性変力作用を示すことが見出された。従ってこれらは
心臓代償不全、腎不全、高血圧、水および塩水停滞で特
徴づけられる異常症候群、生体器官の灌注不全で特徴づ
けられる異常症候群の治療に有用である。
有機あるいは無機の製薬上許容しうる酸例えばメタンス
ルホン酸、クエン酸、酒石酸による塩を提供するにある
。試験管内試験および動物試験で、式(I)の新規化合
物ならびにその塩が利尿作用、生体循環系で腎臓、腸間
膜、心冠状動脈等に対する選択的な血管拡張作用および
陽性変力作用を示すことが見出された。従ってこれらは
心臓代償不全、腎不全、高血圧、水および塩水停滞で特
徴づけられる異常症候群、生体器官の灌注不全で特徴づ
けられる異常症候群の治療に有用である。
本発明化合物はまた経口投与でも有効である。
本発明の別の目的は有効成分として式(I)の化合物お
よびその製薬的に許容しうる塩と、製薬的に許容しうる
有機あるいは無機の、固体あるいは液体キャリヤーを含
む医薬組成物を提供するにある。
よびその製薬的に許容しうる塩と、製薬的に許容しうる
有機あるいは無機の、固体あるいは液体キャリヤーを含
む医薬組成物を提供するにある。
この医薬組成物は固形例えば錠剤、糖衣錠、カプセル、
粉末、顆粒、座薬、キャンドルあるいは液状例えば溶液
、懸濁液、乳液、あるいは半固形例えばクリーム、軟膏
の形態をとりうる。
粉末、顆粒、座薬、キャンドルあるいは液状例えば溶液
、懸濁液、乳液、あるいは半固形例えばクリーム、軟膏
の形態をとりうる。
それらはまた薬剤の放出が投与後長期にわたるよう調剤
することもできる。
することもできる。
それらには通常のキャリヤーを含むことができ、補助剤
例えば防腐剤、安定化剤、湿潤剤、乳化剤、浸透圧調節
用塩、バッファー、染料あるいは芳香剤などを含有せし
めうる。それらは公知方法で調製でき、さらに他の治療
薬を加えることもできる。
例えば防腐剤、安定化剤、湿潤剤、乳化剤、浸透圧調節
用塩、バッファー、染料あるいは芳香剤などを含有せし
めうる。それらは公知方法で調製でき、さらに他の治療
薬を加えることもできる。
以下実施例により本発明を説明する。
実施例1
11.1g(76ミリモル)のシクロヘキサンカルボン
酸クロライドと4.4g(21.6ミリモル)のエピニ
ン塩酸塩をトリフルオロ酢酸30mlにとかした溶液を
室温で4時間攪拌した。
酸クロライドと4.4g(21.6ミリモル)のエピニ
ン塩酸塩をトリフルオロ酢酸30mlにとかした溶液を
室温で4時間攪拌した。
蒸発後、残渣をメチレンクロライドで処理し、1M N
aHCO3で洗い、Ns2SO4で乾燥させ、ろ過し、
蒸発させた。残渣をエチルアセテートにとかし、HCL
のエチルエーテル液過剰量で処理した。
aHCO3で洗い、Ns2SO4で乾燥させ、ろ過し、
蒸発させた。残渣をエチルアセテートにとかし、HCL
のエチルエーテル液過剰量で処理した。
混液を蒸発乾固させ、残渣をエチルエチルアセテート/
エタノールから結晶化させ、3,4−o−ジシクロヘキ
サンカルボキシル−エピニン塩酸塩(m.p.138〜
140℃、収率79%)を得た。
エタノールから結晶化させ、3,4−o−ジシクロヘキ
サンカルボキシル−エピニン塩酸塩(m.p.138〜
140℃、収率79%)を得た。
実施例2
実施例1と同様方法で、但しシクロヘキサンカルボン酸
クロライドの代りに当量のシクロペンタンカルボン酸ク
ロライドを用い、3,4−o−ジシクロペンタンカルボ
キシル−エピニン塩酸塩(m.p.147〜149℃、
エチルアセテートから)を得た。
クロライドの代りに当量のシクロペンタンカルボン酸ク
ロライドを用い、3,4−o−ジシクロペンタンカルボ
キシル−エピニン塩酸塩(m.p.147〜149℃、
エチルアセテートから)を得た。
実施例3
実施例1と同様方法で、但しシクロヘキサンカルボン酸
クロライドの代りに当量のシクロブタンカルボン酸クロ
ライドを用い、3,4−o−ジシクロブタンカルボキシ
ル−エピニン塩酸塩(m.p.160〜162℃、エチ
ルアセテート/エタノールから)を得た。
クロライドの代りに当量のシクロブタンカルボン酸クロ
ライドを用い、3,4−o−ジシクロブタンカルボキシ
ル−エピニン塩酸塩(m.p.160〜162℃、エチ
ルアセテート/エタノールから)を得た。
実施例4
実施例1と同様方法で、但しシクロヘキサンカルボン酸
クロライドの代りに当量のシクロプロパンカルボン酸ク
ロライドを用い、3,4−o−ジシクロプロパンカルボ
キシル−エピニン塩酸塩(m.p.165〜167℃、
エチルアセテート/エタノールから)を得た。
クロライドの代りに当量のシクロプロパンカルボン酸ク
ロライドを用い、3,4−o−ジシクロプロパンカルボ
キシル−エピニン塩酸塩(m.p.165〜167℃、
エチルアセテート/エタノールから)を得た。
実施例5
実施例1と同様方法で、但し80℃での温度を15時間
保ち、シクロヘキサンカルボン酸クロライドを当量のベ
ンゾイルクロライドで置換し、3,4−o−ジベンゾイ
ルエピニン塩酸塩(m.p.156〜158℃、エチル
アセテート/エタノールから)を得た。
保ち、シクロヘキサンカルボン酸クロライドを当量のベ
ンゾイルクロライドで置換し、3,4−o−ジベンゾイ
ルエピニン塩酸塩(m.p.156〜158℃、エチル
アセテート/エタノールから)を得た。
実施例6
実施例1と同様方法で、但し70℃の温度を1時間保ち
、シクロヘキサンカルボン酸クロライドの代りに当量の
p−メトキシベンゾイルクロライドを用い、3,4−o
−ジ−p−メトキシベンゾイル−エピニン塩酸塩(m.
p.154〜156℃、エチルアセテート/エタノール
から)を得た。
、シクロヘキサンカルボン酸クロライドの代りに当量の
p−メトキシベンゾイルクロライドを用い、3,4−o
−ジ−p−メトキシベンゾイル−エピニン塩酸塩(m.
p.154〜156℃、エチルアセテート/エタノール
から)を得た。
実施例7
実施例1と同様方法で、但し80℃の温度を2時間保ち
、シクロヘキサンカルボン酸クロライドの代りに当量の
p−トルエンカルボン酸クロライドを用い、3.4−o
−ジ−p−トリル−エピニン塩酸塩(m.p.178〜
180℃、エチルアセテート/エタノールから)を得た
。
、シクロヘキサンカルボン酸クロライドの代りに当量の
p−トルエンカルボン酸クロライドを用い、3.4−o
−ジ−p−トリル−エピニン塩酸塩(m.p.178〜
180℃、エチルアセテート/エタノールから)を得た
。
実施例8
実施例1と同様方法で、但しシクロヘキサンカルボン酸
クロライドの代りに当量のフェニルアセチルクロライド
を用い、3,4−o−ジ−(フェニルアセチル)エピニ
ン塩酸塩(m.p.187〜189℃、エチルアセテー
トから)を得た。
クロライドの代りに当量のフェニルアセチルクロライド
を用い、3,4−o−ジ−(フェニルアセチル)エピニ
ン塩酸塩(m.p.187〜189℃、エチルアセテー
トから)を得た。
実施例9
実施例1と同様方法で、但しシクロヘキサンカルボン酸
クロライドの代りに当量のシンナモイルクロライドを用
い、3,4−o−ジ−シンナモイル−エピニン塩酸塩(
m.p.125〜127℃、エチルアセテートから)を
得た。
クロライドの代りに当量のシンナモイルクロライドを用
い、3,4−o−ジ−シンナモイル−エピニン塩酸塩(
m.p.125〜127℃、エチルアセテートから)を
得た。
実施例10
実施例1と同様方法で、但し反応時間を3時間とし、シ
クロヘキサンカルボン酸クロライドの代りに当量の3−
フェニルプロピオニルクロライドを用い、3,4−o−
ジ−(3−フェニルプロピオニル)−エピニン塩酸塩(
m.p.110〜112℃、エチルアセテートから)を
得た。
クロヘキサンカルボン酸クロライドの代りに当量の3−
フェニルプロピオニルクロライドを用い、3,4−o−
ジ−(3−フェニルプロピオニル)−エピニン塩酸塩(
m.p.110〜112℃、エチルアセテートから)を
得た。
実施例11
実施例1と同様方法で、但しシクロヘキサンカルボン酸
クロライドの代りに当量の4−フェニルブチリルクロラ
イドを用い、3,4−o−ジ−(4−フェニルブチリル
)−エピニン塩酸塩(m.p.113〜115℃、エチ
ルアセテートから)を得た。
クロライドの代りに当量の4−フェニルブチリルクロラ
イドを用い、3,4−o−ジ−(4−フェニルブチリル
)−エピニン塩酸塩(m.p.113〜115℃、エチ
ルアセテートから)を得た。
実施例12
実施例1と同様方法で、但しシクロヘキサンカルボン酸
クロライドの代りに当量の2−フェニルイソブチリルク
ロライドを用い、3,4−o−ジ−(2−フェニルイソ
ブチリル)−エピニン塩酸塩(m.p.94〜96℃、
エチルアセテートから)を得た。
クロライドの代りに当量の2−フェニルイソブチリルク
ロライドを用い、3,4−o−ジ−(2−フェニルイソ
ブチリル)−エピニン塩酸塩(m.p.94〜96℃、
エチルアセテートから)を得た。
実施例13
実施例1と同様方法で、但しシクロヘキサンカルボン酸
クロライドの代りに当量の2−ベンジルイソブチリルク
ロライドを用い、3、4−〇−ジ−(2−ベンジルイソ
ブチリル)一エピニン塩酸塩(m.p.194〜196
゜C、エチルアセテートから)を得た。
クロライドの代りに当量の2−ベンジルイソブチリルク
ロライドを用い、3、4−〇−ジ−(2−ベンジルイソ
ブチリル)一エピニン塩酸塩(m.p.194〜196
゜C、エチルアセテートから)を得た。
実施例15
実施例1と同様方法で、但し反応時間を5時間にし、シ
クロヘキサンカルボン酸クロライドの代りに当量のα−
チオフェンカルボン酸クロライドを用い、3、4−o−
ジー(αチオフェンカルボキシル)一エピニン塩酸塩(
m.p.142〜144℃、エチルアセテート/エタノ
ールから)を得た。
クロヘキサンカルボン酸クロライドの代りに当量のα−
チオフェンカルボン酸クロライドを用い、3、4−o−
ジー(αチオフェンカルボキシル)一エピニン塩酸塩(
m.p.142〜144℃、エチルアセテート/エタノ
ールから)を得た。
実施例1 5
12g(39.8ミリモル)のN一カルボベンゾキシー
エピニンと16g(148 ミリモル)のジメチルーカ
ルバモイルクロライドをピリジン200mlにとかした
溶液を8o℃に12時間保った。
エピニンと16g(148 ミリモル)のジメチルーカ
ルバモイルクロライドをピリジン200mlにとかした
溶液を8o℃に12時間保った。
混合液を蒸発乾固させ、残渣をCI12C+2、で処理
し、水洗し,I N II C I で洗い、次に I
N NaHCO3で洗い、再び水で中性になるまで洗っ
た。混合物をNa2SO4で乾燥させ、ろ過し、蒸発さ
せた。
し、水洗し,I N II C I で洗い、次に I
N NaHCO3で洗い、再び水で中性になるまで洗っ
た。混合物をNa2SO4で乾燥させ、ろ過し、蒸発さ
せた。
シリカゲルカラムによるクロマトグラフ法(溶離液CH
2 C L 2 ) で精製し、クロマトグラフ的に純
粋な油状物の形で3、4−o− ジー(ジメヂルカルバ
モイル)−N一カルボベンゾキシーエピニンを得た。収
率37% (シリカゲルでの薄層クロマトグラフ、溶剤
:CH2Cl2/エチルアセテート=45/5 ; J
2で検出;マススペクトル: 4 33 m / eに
H5)実施例16 実施例15と同様方法で,但しジメチルカルバモイルク
ロライドの代りに当量のジエチルカルバモイルクロライ
ドを用い、3,4 − O−ジー(ジエチルカルバモイ
ル) − N−カルボベンゾキシーエピニンをクロマト
グラフ的に純粋(シリカゲルでの薄層クロマトグラフィ
;溶剤: CH2Cl2 /エチルアセテート=95/
5; J2で検出;マススペクトル:499m/eに+
+1)な油状物の形で得た。
2 C L 2 ) で精製し、クロマトグラフ的に純
粋な油状物の形で3、4−o− ジー(ジメヂルカルバ
モイル)−N一カルボベンゾキシーエピニンを得た。収
率37% (シリカゲルでの薄層クロマトグラフ、溶剤
:CH2Cl2/エチルアセテート=45/5 ; J
2で検出;マススペクトル: 4 33 m / eに
H5)実施例16 実施例15と同様方法で,但しジメチルカルバモイルク
ロライドの代りに当量のジエチルカルバモイルクロライ
ドを用い、3,4 − O−ジー(ジエチルカルバモイ
ル) − N−カルボベンゾキシーエピニンをクロマト
グラフ的に純粋(シリカゲルでの薄層クロマトグラフィ
;溶剤: CH2Cl2 /エチルアセテート=95/
5; J2で検出;マススペクトル:499m/eに+
+1)な油状物の形で得た。
実施例17
実施例15で得た3,4−o−ジ−(ジメチルカルバモ
イル−N一カルボベンゾキシ−エピニン3.5g(7.
8ミリモル)を酢酸100ml中、10%パラジウム炭
1gの存在下に1時間室温で大気圧下に水素添加した。
イル−N一カルボベンゾキシ−エピニン3.5g(7.
8ミリモル)を酢酸100ml中、10%パラジウム炭
1gの存在下に1時間室温で大気圧下に水素添加した。
ろ過、蒸発後、残渣をとり実施例1の如く精製した。
3. 4 − o一ジー(ジメザルカルバモイル)−エ
ピニン塩酸塩(m.p135〜137゜C、エチルアセ
テートから ; 収率55%)が得られた。
ピニン塩酸塩(m.p135〜137゜C、エチルアセ
テートから ; 収率55%)が得られた。
実旋回18
実施例17と同様方法で、但し3, 4 − o−ジ−
(ジメチルカルバモイル)一N一カルボベンゾキシエピ
ニンの代りに、当量の、実施例16で得られた3,4
o−ジー(ジエチルカルバモイル)一N一カルボベン
ゾキシ−エピニンを用い、クロマトグラフ的に純粋な3
,4−o−ジー(ジエチル力ルバモイル)一エピニンを
油状物の形で得た。(シリカゲルでの)薄層クロマトグ
ラフィ:溶剤: H2O/酢酸/ブタノール/アセトン
/トルエン=1/l/I/I/l ; .J2で検出;
マススペクトル365m/eに N” )
(ジメチルカルバモイル)一N一カルボベンゾキシエピ
ニンの代りに、当量の、実施例16で得られた3,4
o−ジー(ジエチルカルバモイル)一N一カルボベン
ゾキシ−エピニンを用い、クロマトグラフ的に純粋な3
,4−o−ジー(ジエチル力ルバモイル)一エピニンを
油状物の形で得た。(シリカゲルでの)薄層クロマトグ
ラフィ:溶剤: H2O/酢酸/ブタノール/アセトン
/トルエン=1/l/I/I/l ; .J2で検出;
マススペクトル365m/eに N” )
Claims (4)
- (1)一般式 〔式中Rは炭素数3〜6のシクロアルキル;炭素数6〜
15の、置換基を有しまたは有せざるアリール;炭素数
3〜12の、置換基を有しまたは有せざる複素環式基;
OR3あるいはNR1R2、但しR3は炭素数1〜6の
アルキル、R1およびR2は同一あるいは異なる基で、
水素あるいは炭素数1〜6のアルキルを表わし、あるい
はそれらの結合せるN原子と共同で5〜6員複素環を形
成するが、その際Rがピリジン環である場合を除く〕 で表わされる化合物、その有機あるいは無機の製薬学的
に許容しうる酸との塩。 - (2)一般式 〔式中Rは炭素数3〜6のシクロアルキル;炭素数6〜
15の、置換基を有しまたは有せざるアリール;炭素数
3〜12の、置換基を有しまたは有せざる複素環式基;
OR3あるいはNR1R2、但しR3は炭素数1〜6の
アルキル、R1およびR2は同一あるいは異なる基で、
Hあるいは炭素数1〜6のアルキルを表わし、あるいは
R1およびR2はそれらの結合しているN原子とで5員
あるいは6員複素環を作るが、その際Rがピリジン環で
ある場合を除く〕 で表わされる化合物、あるいはその製薬上許容しうる塩
と、1種あるいは2種以上の製薬上許容しうるキャリヤ
ーを含む心臓血管ならびに腎臓疾患治療剤。 - (3)エピニンと式RCOOHで表わされる酸(但しR
は後述の通り)あるいはその反応性誘導体を反応させ、
得られた化合物が製薬上許容し得ぬ塩の場合、塩基で処
理し、得られた化合物を製薬上許容しうる有機あるいは
無機塩基と反応させることを特徴とする、一般式 (式中Rは炭素数3〜6のシクロアルキル;炭素数6〜
15の、置換基を有しまたは有せざるアリール;炭素数
3〜12の、置換基を有しまたは有せざる複素環式基;
OR3あるいはNR1R2を表わし、R3は炭素数1〜
6のアルキルを、またR1とR2は同一あるいは異なる
基で、Hあるいは炭素数1〜6のアルキルを表わし、あ
るいはそれらの結合しているN原子とで5〜6員複素環
を作るが、その際Rがピリジン環の場合を除く〕 で表わされる化合物ならびにその塩の製造方法。 - (4)エピニンがプロトン化剤で、あるいはアミノ基の
水素原子を置換する保護基で保護せられる特許請求の範
囲第3項記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT22515/82A IT1190925B (it) | 1982-07-22 | 1982-07-22 | Esteri dell'epinina |
IT22515A/82 | 1982-07-23 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5946250A true JPS5946250A (ja) | 1984-03-15 |
Family
ID=11197298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58135052A Pending JPS5946250A (ja) | 1982-07-22 | 1983-07-22 | エピニンエステル類 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5946250A (ja) |
BE (1) | BE897314A (ja) |
CH (1) | CH660359A5 (ja) |
DE (1) | DE3326364A1 (ja) |
FR (1) | FR2531949B1 (ja) |
GB (1) | GB2123826A (ja) |
IT (1) | IT1190925B (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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DE69836559T2 (de) * | 1997-09-29 | 2007-09-13 | Aventis Pharmaceuticals Inc. | Aminoalkylphenol-derivate zur behandlung von depression und gedächtnis-funktionsstörung |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB561570A (en) * | 1942-02-17 | 1944-05-24 | Burroughs Wellcome Co | Esters of secondary phenolic amines |
US2400038A (en) * | 1944-09-07 | 1946-05-07 | Burroughs Wellcome Co | Esters of secondary phenolic amines |
US2493710A (en) * | 1947-03-21 | 1950-01-03 | Hoffmann La Roche | Carbamic acid esters |
IT1074038B (it) * | 1976-08-05 | 1985-04-17 | Simes | Esteri della epinina |
-
1982
- 1982-07-22 IT IT22515/82A patent/IT1190925B/it active
-
1983
- 1983-07-14 GB GB08319111A patent/GB2123826A/en not_active Withdrawn
- 1983-07-18 BE BE0/211192A patent/BE897314A/fr not_active IP Right Cessation
- 1983-07-21 FR FR8312058A patent/FR2531949B1/fr not_active Expired
- 1983-07-21 DE DE19833326364 patent/DE3326364A1/de not_active Withdrawn
- 1983-07-22 JP JP58135052A patent/JPS5946250A/ja active Pending
- 1983-07-22 CH CH4039/83A patent/CH660359A5/it not_active IP Right Cessation
Also Published As
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---|---|
GB2123826A (en) | 1984-02-08 |
IT1190925B (it) | 1988-02-24 |
FR2531949A1 (fr) | 1984-02-24 |
CH660359A5 (it) | 1987-04-15 |
FR2531949B1 (fr) | 1986-04-04 |
BE897314A (fr) | 1984-01-18 |
DE3326364A1 (de) | 1984-01-26 |
IT8222515A1 (it) | 1984-01-22 |
GB8319111D0 (en) | 1983-08-17 |
IT8222515A0 (it) | 1982-07-22 |
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