JPS5944656B2 - デイジタル微分解析機の積分方式 - Google Patents

デイジタル微分解析機の積分方式

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JPS5944656B2
JPS5944656B2 JP53096120A JP9612078A JPS5944656B2 JP S5944656 B2 JPS5944656 B2 JP S5944656B2 JP 53096120 A JP53096120 A JP 53096120A JP 9612078 A JP9612078 A JP 9612078A JP S5944656 B2 JPS5944656 B2 JP S5944656B2
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multiplier
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明生 城
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Hitachi Denshi KK
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Hitachi Denshi KK
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【発明の詳細な説明】 本発明は、ディジタル微分解析機(DigitalDi
fferentialAnaly2er・以下、DDA
)において、積分演算を行なうために用いられる積分方
式に関するものである。
従来、微分方程式の演算および軌道、図形等の連続量を
演算する場合、アナログ計算機が用いられており、近来
は、各種ソフトウェアの開発および演算速度の高速化等
によりディジタル計算機も用いられるに至つているが、
アナログ計算機は取扱容易かつ人間との対話性に優れる
等の利点を有する反面、演算精度および再現性に劣る等
の欠点を有し、一方、ディジタル計算機は定量的なデー
タ処理能力に優れている利点を有する反面、演算の複雑
化に比例した演算所要時間の延長によりその稼働コスト
が高価になると共に、人間との対話性に欠除しており、
両者の欠点を補なうと同時に両者の利点を兼有するもの
としてDDAが提案されるに至つた。
すなわち、このDDAは入力変数をアナログ計算器に用
いた電圧または電流値の代りにディジタル化された数値
信号とし、数値信号化された入力変数の時間経過に伴な
う有限な増分を量子化された数値を表わす信号として出
力ヘ送出するものであり、その動作原理は区分求積法に
基づいている。
一般に積分演算式y=fx′ dt+yo・・・・・・
・・・(1)による演算結果は、その幾何学的な内容か
ら区分求積法にしたがえばy=Σ xi・Δti・・・
・・・・・・(2)1■0として近似的に求められ、こ
れと等価的な演算を前述の数値信号について行なえば、
すべての構成をディジタル回路化しても同等の演算動作
を実現することができる。
たゞし、ディジタル回路化するに当つて構成の簡素化に
よる経済性との関連上、基本的な演算回路を一組のみ設
け、その演算結果を一定値の増分として得たうえ、これ
をΔZメモリと称する演算結果メモリヘ書き込み記憶を
行なわせると共に、一組の演算回路を演算モード指令に
より各種の演算要素として構成のうえ動作させ、各演算
要素の演算入力としてΔZメモリの内容を読み出して用
い、かつ、これに基づいた演算結果を再びΔZメモリへ
格納するものとし、ΔZメモリを介して各演算要素相互
間のデータアクセスを行なうことが好適となつている。
したがつて、DDAは一組の演算回路を利用し、一連の
演算における各段階で必要とする演算機能に応じた演算
回路の機能をその都度指定すると共に、前段階の演算結
果を演算入力として用いており、一組の演算回路を時分
割で使用する直列演算方式となつている。
このため、DDAの運用に当つては、アナログ計算機と
同様に所要の演算要素すなわち積分乗算器、加算器等を
定めたうえ、これら各演算要素の入出力相互間を如何に
接続するかを決定する必要があり、DDAに設けたキー
ボードの操作により、各演算段階における演算要素の機
能を指定すると共に、相互間の接続情報をDDAへ与え
てこれらの情報をDDA内のメモリへ格納し、この情報
に基づいて上述の演算動作を逐次行なうものとしてある
本発明は、か\るDDAを具体化するうえで必要不可欠
とする積分器を実現する目的を有し、DDAにおける演
算要素として動作すると同時に基本的な演算回路ともな
り、高演算速度と共に高演算精度を有する極めて効果的
な、DDAの積分方式を提供するものである。
以下、実施例を示すプロツク図によつて本発明の詳細を
説明する。
同図において、演算要素相互間の接続情報を格納した結
線メモリMC,〜MC4および演算入力の初期値すなわ
ち不変成分を格納したスケールメモ1JMS、ならびに
各演算要素の機能を指定する演算モード信号を格納した
モードメモリMMは、アドレスカウンタCUAの出力に
よつてそれらの先頭番地から順次に読み出しアドレスが
指定されており、セレタタSLl〜SL4を介して結線
メモリMCl〜MC4からの接続情報が、演算結果を先
頭番地から順次に各アドレスへ格納している複数のΔZ
メモリMZl〜MZ4に対し必要とする内容のアドレス
へ読み出しアドレス指定信号として与えられる。
なお、演算終了時点以降かつつぎの演算開始前にセレク
タSL,〜SL4が別途に設けたタイミングパルス発生
器からの切替パルスによつて動作し、アドレスカウンタ
CUAの出力をΔZメモリMZl〜MZ4へ与え、この
とき指定されたΔZメモリMZl〜MZ4のアドレスへ
出力回路0Zからの増分が演算結果ΔZとして書き込ま
れるものとなつている。結線メモリMCl〜MC3から
のアドレス指定によつて読み出されたΔZメモリMZl
〜MZ3の内容は以前の演算における演算結果の増分を
表わす信号であるが、これが現在の演算における演算入
力ΔY,〜ΔY3として第1加算器ADlへ与えられ、
こ\において各入力ΔY1〜ΔY3が相互に加算された
うえ、第1乗算器MLlおよび第2乗算器ML2へΣΔ
Yiとして送出される。
なおΔYiのiは現在の演算を示す指標であり、直前の
ものはi一1として以後表示する。また、積分器として
動作する場合、ΔZメモリMZ4には区分求積法におけ
る独立変数Xの各区分を表わす微少増加分すなわちΔX
を格納しているが、数値の゛1”を表わす信号が格納さ
れており、これがアドレスカウンタCUAのアドレス指
定によつて逐次読み出され、後述の演算器0Pへ常に数
値゛1゛の独立変数として与えられる。
したがつて、この場合ΔZメモリMZ4の出力は第1加
算器ADlへ与えられない。このほか、ΔZメモリMZ
l〜MZ3からの信号は正負を示す1ビツトと、数値の
817または゛O”を示す1ビツトとの計2ビツトによ
り構成されており、これらが加算されるため第1加算器
ADlの出力は合計4ビツトにより加算結果を表わすも
のとなつている。
第1加算器ADlの出力は、第1乗算器MLlおよび第
2乗算器ML2においてスケールメモリMSからのスケ
ール信号Sと乗算され、第1乗算器MLlにおいてはS
ΣΔYlとなつて第2加算器AD2へ送出されるが、第
2乗算器ML2においては、区分求積法における方形区
分面積と曲線を含む面積との差すなわち誤差を補正する
ため、第1乗算器MLlと同様の演算のほか、内挿また
は外挿積分に応じて士(1/2)SΣΔY1の演算がな
され、これを誤差補正信号として後述の第3加算器AD
3へ送出している。
なお、第1、第2乗算器MLl,ML2においては乗算
により当然数値が増大し、予想される最大数を表わし得
るビツト数の信号を必要とするが、便宜上これらの出力
は16ビツトにより表わすものとしている。
第2加算器AD2は第1乗算器MLlの出力SΣΔYi
と、Yレジスタと称するレジスタRYの内容とを加算す
るが、その結果は直ちにYレジスタRYへ与えてその内
容を更新のうえ一時蓄積させるものとなつており、直前
の加算結果Yi−1がYレジスタRYから与えられ、第
1乗算器MLlの出力との加算結果としてY1−1+S
ΣΔY!を16ビツトの信号として第3加算器AD3へ
送出する。
第3加算器AD3は第2加算器AD2のY1−1+SΣ
ΔYiを示す出力と、第2乗算器ML2からの誤差補正
信号士(1/2)SΣΔYiとを加算するが、モードメ
モリMMからの積分器モード信号が与えられたときにの
み前述の動作を行ない、他のモードの場合には異なつた
機能を呈するものとなつている。
なお、積分器の場合は前述の加算により、(Y1−1+
SΣΔYi)±(1/2)SΣΔYlを表わす16ビツ
トの信号が演算器0Pへ送出される。演算器0Pは、演
算結果における一定値未満の微少増分をRレジスタと称
するレジスタRRへ与え、これを逐次登算して蓄積させ
る一方、第3加算器AD3の出力とΔZメモリMZ4か
らの独立変数ΔXとしての数値”1゛を表わす信号との
乗算を行なつたうえ、この乗算結果へ直前の演算結果を
登算したRレジスタRRの内容Ri−1を示す16ビツ
トの信号を加算し、{(Yi−1+SΣΔYi)±(1
/2)SΣΔYi}ΔX+Ri−,を得た後、これを1
6ビツトの信号として出力回路0Zへ送出する。なお、
演算器0Pとしては、前述の結果を得るまでに乗算、加
算および出力の選別等を行なうため、集積回路化された
ALU(ArithmeticLOgicUnit.)
回路等が好適である。出力回路0Zは、モードメモリM
Mからの積分器モード信号によつて動作が定められてお
り、演算器0Pからの出力における増分が量子化された
一定値すなわぢ+1゛またば−1゛に達したときこれを
表わす2ビツトの信号として送出し、上述のとおリアド
レスカウンタCUAのアドレス指定に基づきΔZメモリ
MZl〜MZ4の先頭番地から順次に演算結果として書
き込みを行なつている。たゾし、増分が゛+1゛または
“−1゛のいずれにも達しないときは“0”を送出して
おり、2ビツトの信号は上述のとおり正負を示す1ビツ
トど1゛またば0゛を示す1ビツトとにより構成されて
いる。また、このΔZメモリMZl〜MZ4へ格納され
た演算結果がつぎの演算動作において演算入力として使
用される。以上により第1加算器ADlへ与えられた演
算入力ΔY1〜ΔY3とΔZメモリMZ4からの独立変
数ΔXとに基づいた積分乗算を行なうが、独立変数ΔX
は常に゛1”のため単なる積分が行なわれた結果となり
、その増分が゛+1゛またば−1゛あるいば0゛のΔZ
信号としてΔZメモリMZl〜MZ4へ格納され、積分
器としての演算動作を終了する。
なお、出力回路0ZはRレジスタRRの最上位ビツト、
第3加算器AD3の出力における最上位ビツト、演算器
0Pの出力における最上位ビツト、および、結線メモリ
MC4からのΔXを表わす2ビツト信号の各ビツトに基
づいて動作し、次表の真理値表に示すとおりの出力を発
生する。
すなわち、RレジスタRRの最上位ビツトは常にOによ
つて正を表わし、第3加算器AD3の最上位ビツトおよ
び演算器0Pの最上位ビツトはOによつて正を、1によ
つて負を表わしており、例えば前表の(1)に示すとお
り、RレジスタRRの内容が正であり、これから独立変
数ΔXO)01により、第3加算器AD3の正の出力が
減算すなわち負の加算が行なわれ、このときの演算器0
Pの出力が正であれば、正一正一正の演算動作が行なわ
れたことを示し、その結果の増分が゛+1゛未満である
とき出力回路0Zから゛0”の数値が送出され、同表(
3)のとおり正一正であつても、演算回路0Pの出力が
“−1゛または、これを越えれば゛−ビの数値が送出さ
れる。
たゾし、このほかの真理値組み合せは出力回路0Zの出
力とならないため省略してある。また、前表の動作結果
を得る回路は、各種ゲート回路の組み合せにより容易に
構成できるため詳細を省略する。
このほか、以上の演算動作は積分器としての動作を行な
う期間を規制するタイミングパルスの1周期内に行なわ
れ、つぎの周期においては別の演算要素としての動作を
行なうものとなるが、この動作開始を指令するタイミン
グパルスにより結線メモリMC,〜MC4乃至第1加算
器ADlの動作が開始されると共に、タイミングパルス
と同様に発生されるクロツクパルスと同期して動作が並
列になされ、それ以降の動作は非同期動作によりタイミ
ングパルスの1周期内に終了するものとなつており、こ
の並列動作と非同期動作との組み合せにより所要演算時
間が短縮され、約480nsecにより積分器としての
動作が終了し、極めて高演算速度のものとなつている。
なお、以上の積分器は他の各種演算要素を構成するうえ
で必要とする基本回路のすべてを包含しており、第3加
算器AD3、出力回路0Z等の動作モードおよびΔZメ
モリMZ4の出力、第1、第2乗算器MLl,ML2の
入力等各所の接続を、若干変更または切替えることによ
り積分乗算器、加算器、係数器、積分比較器、演算増幅
器等の各演算要素を構成することができる。
また、結線メモリMCl〜MC4乃至ΔZメモリMZ,
〜MZ4等は必要に応じて系統数を定めればよい等、図
示の構成は種々の変形が可能である。
以上の説明により明らかなとおり本発明によれば、必要
最少限の構成によりデイジタル信号を演算入力として扱
う高演算速度、高演算精度の積分器が実現し、同時にす
べてがデイジタル回路により構成されるため演算の再現
姓が確実であると共に、他の演算要素も若干の変形によ
り構成され、DDAの基本演算回路として極めて有効で
ある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すプロツク図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 演算結果の増分を格納した複数の演算結果メモリか
    ら読み出した増分を表わす信号を相互に加算する第1加
    算器と、該第1加算器の出力と初期値を格納したスケー
    ルメモリからのスケール信号とを乗算する第1乗算器と
    、該第1乗算器と同様の乗算を行ない誤差補正信号を送
    出する第2乗算器と、加算出力をYレジスタへ蓄積させ
    ると共に該Yレジスタの内容と前記第1乗算器の出力と
    を加算する第2加算器と、該第2加算器の出力と前記第
    2乗算器の出力とを加算する第3加算器と、一定値未満
    の増分をRレジスタへ登算すると共に前記第3加算器の
    出力と常に数値が“1”の独立変数との乗算を行ないか
    つこの乗算結果へ前記Rレジスタの内容を加算する演算
    器と、該演算器の出力に基づき一定値へ達した増分を演
    算結果として送出し前記演算結果メモリへ格納を行なう
    出力回路とからなることを特徴とするディジタル微分解
    析機の積分方式。
JP53096120A 1978-08-09 1978-08-09 デイジタル微分解析機の積分方式 Expired JPS5944656B2 (ja)

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JPS5539902A JPS5539902A (en) 1980-03-21
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JPS59136934A (ja) * 1983-01-27 1984-08-06 Nec Corp 半導体装置の製造方法
JPS6021386A (ja) * 1983-07-13 1985-02-02 Toshiba Ceramics Co Ltd ポリシング用研摩剤供給装置

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